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3月19日(土)・・・青森リンゴ、放射線データを台湾に提供 風評被害防止策

福島第一原発の事故にからみ、青森県産リンゴの輸出先の台湾業者から「放射能汚染されていない証明が必要」との声が上がり、青森県が証明書代わりに、県内20カ所での放射線量測定値を日本側の輸出業者に提供し始めた。県内の放射線量は平常値を保っており、データを記入した紙を台湾側の業者に送ることで「風評被害」を防止したい考えだ。

 県は「実際に注文の取り消しが起きる前に」と独自の対策に乗り出した一方で、農林水産省にも安全検査の実施を求めている。

 2009年産リンゴの日本の総輸出量約2万3千トンのうち9割が台湾向けで、そのほとんどが青森県産という。県内では県や電力会社などが県内20カ所で放射線量を測定しており、原発事故後も通常値の毎時0.016マイクロシーベルト前後を保っている。

 このデータを台湾の在日大使館にあたる台北駐日経済文化代表処(東京)に送ったほか、リンゴを輸出している県内の55業者にもそのデータを輸出書類に添付するよう指示した。

 青森県のリンゴ生産地は県中西部にあり、今回の津波や地震による直接的な被害はほとんど出ていない。
by nsmrsts024 | 2011-03-19 20:47 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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