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3月28日(月)・・・被災地へ車続々 東北道の規制解除、初の週末

東北道で震災後の規制が全面解除されて初めての土日だった26、27日、被災地に向かう高速道路には、関東など東北以外のナンバーの車が目立った。大切な人の身を案じ、待ちかねたように車を走らせる人が続いた。

 「週末から休みをとりました。地震が起きてから、ずっと気が気でなかった」。27日午後、岩手県宮古市田老地区の「道の駅」にレンタカーを止めていた名古屋市の会社員の男性(36)は話した。

 2年前まで勤めていた会社は、岩手県久慈市の漁協から鮮魚を買い付けていた。当時知り合った漁協の組合員の多くが被災。宮古市の田老地区に住む知人の男性は行方不明になっているといい、「まず、彼の勤め先に行ってみるつもりです」。

 東北道で一般車が通行できるようになったのは24日。NEXCO東日本東北支社によると、26、27日の午前9~10時、被災地へ向かう平泉前沢IC―水沢ICの下りの通行量は3100台と、震災直前の土日の同時間帯より約300台増えていた。県警によると、関東など他県ナンバーが多いといい「遠方から親類の被災者に会いに来る人が増えているのではないか」とみる。

 ただ、被災地は厳しい冷え込みが続いている。盛岡市では27日は夕方まで雪が降り、盛岡地方気象台によると、同市の最低気温は零下5.3度と平年より4度以上低かった。

 同日午前10時10分ごろには、宮古市門馬の国道106号のトンネルで、スリップが原因の車12台が絡む玉突き事故があった。同市内では他にも夕方までに2件のスリップ事故があった。

 県警は「少しでも早く会いたいという気持ちはわかるが、日中でも路面が凍結していることが多い。スタッドレスタイヤを装着した上で、さらに安全運転を心がけてほしい」と呼びかける。(高田純一、宮沢賢一、久保田一道)
by nsmrsts024 | 2011-03-28 01:38 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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