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3月31日(木)・・・汚染水処理遅れる見通し 施設地下に予想超す浸水

東京電力は30日、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の集中環境施設の地下が冠水していることを明らかにした。津波の影響とみられる。この施設は4号機の原子炉建屋の隣にあり、液体を煮詰めて蒸留し、放射性物質をより分けるための施設。タービン建屋や坑道にたまった汚染水の処理に活用できると期待されていた。冠水によって汚染水の処理は遅れる見通しという。

 東電原子力設備管理部の小林照明課長は「思いの外浸水がひどい。復旧には時間を要する」と説明した。タンクやポンプのほか、電気ボイラーを含む機器も水没して使えなくなっている。

 一方、東電福島第一原発での放射性物質の飛散を抑えるため、経済産業省原子力安全・保安院は31日から、粉じん防止剤を散水車でまく実験を始める。

 防止剤はのり面の工事や埋め立てで使われるもので、流れ出たり、爆発で飛んだりして広範囲に降り積もった放射性物質を含む粉じんが、周辺に飛び散ったり、雨で洗われて海に流れ込むのを抑える。31日から2週間、実験として1~4号機付近に計約6万リットルまき、効果を確かめるという。
by nsmrsts024 | 2011-03-31 01:16 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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