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4月2日(土)・・・福島の水田、1割超が作付け困難 津波や原発で

東日本大震災の津波被害や原発事故に伴う避難指示で、福島県の水田面積の1割超にあたる1万~1万5千ヘクタール程度の作付けが難しくなっていることがJA福島の推計で1日わかった。同県の米生産量は全国4位。放射能による土壌汚染が今後明らかになれば、作付け不能の面積は更に拡大する恐れがある。

 JA福島グループの庄條徳一会長が、県内組合長からの聞き取りや現地調査の結果などを踏まえた試算値として明らかにした。詳細な調査結果は県が集計中で、近く公表される。

 同県内の各JAによると、被害が目立つのは沿岸北部のJAそうま管内。津波被害で、水田面積約1万2千ヘクタールの3分の1で作付けが難しくなった。

 また、県南部で湖の水を引く灌漑(かんがい)設備が被害を受けたほか、福島第一原発から半径20キロ圏内の水田は避難指示により立ち入れない。こうした数値を積み上げると、仮に最少の1万ヘクタールにとどまったとしても、福島県に割り当てられた生産面積約7万ヘクタールの1割を超えることになる。(中川透)
by nsmrsts024 | 2011-04-02 12:46 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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