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4月4日(月)・・・日米合同の不明者捜索、計78遺体を収容

東北地方の沿岸部で1日から始まった自衛隊と米軍、海上保安庁などによる行方不明者の集中捜索は3日、最終日を迎えた。3日午後8時までに発見・収容が確認された遺体は自衛隊・米軍分が69人、海保分が9人の計78人となった。依然として多数の不明者がおり、自衛隊や海保は今後も捜索を続ける方針だ。

 今回の集中捜索は、自衛隊約1万8千人と米軍約7千人の計2万5千人のほか、海上保安庁や消防、警察も参加した。自衛隊・米軍がヘリコプターを含む航空機約120機、艦艇六十数隻などを出動させたほか、海保も航空機9機と船艇27隻を出動。福島第一原発の周辺部を除く、岩手、宮城、福島各県の沿岸や河口部を捜索した。

 自衛隊・米軍と海保は1日に35人、2日に31人を収容。3日は午後8時までに12人の発見・収容を確認した。捜索は3日の日没まで続いた。

 自衛隊の統合任務部隊によると、遺体の多くは、津波で水没した陸地部分や河口近くで見つかった。海上自衛隊のダイバーが水中で発見して収容したほか、洋上で偵察ヘリが見つけたこともあったという。

 自衛隊は震災発生直後から行方不明者の捜索に当たっており、陸上のがれきの下などでは、連日80~100人を発見している。沿岸部では1~4人ぐらいだったが、多くの人が津波の引き波で流された可能性があることから、発生から20日となった時点で、捜索を沿岸部に集中することにした。通常は物資輸送に当たっているヘリも捜索に当たった。

 任務部隊の幹部は「多くの方々が行方不明になっており、捜索は続けていかなければならない」と話している。
by nsmrsts024 | 2011-04-04 00:21 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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