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4月5日(火)・・・首相「国が最後の最後まで対応」 原発周辺町村長と会談

菅直人首相は5日、福島県の井戸川克隆・双葉町長ら福島第一原子力発電所の周辺8町村の首長と首相官邸で会談し、原発事故の補償について「東京電力にやれるところはやってもらう。最終的には国の責任で、最後の最後までしっかりと対応させていただく」と述べた。

 菅首相は原発の現状について「原子炉が低い温度で安定してきている、電源がかなり回復してきているという前進が見られる。一日も早く一つの山は越えたと言える状況を作りたい」と語った。一時帰宅については「どうやって安全性を確保して希望に沿えるか検討する」と述べ、時期は明言しなかった。

 首相は4日にも井戸川町長と会談している。双葉地方町村会長の遠藤雄幸・川内村長は、原発事故の一刻も早い収束や避難生活への国の支援、農林業への補償など8項目を要望した。

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 双葉地方町村会の首長らは菅首相との会談後に記者会見した。福島第一原発の今後について遠藤勝也・富岡町長は「(まだ廃炉が表明されていない)5、6号機についても、地元住民、世論を考えると運転は至難だと思う」と述べた。将来的に安全が確保された場合については井戸川克隆・双葉町長が「踏み込んだ判断はしていない。日本としてエネルギーをどうするのか広く議論を進めてもらいたい」と語った。
by nsmrsts024 | 2011-04-05 23:45 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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