4月9日(土)・・・「赤プリ」に入居始まる 「やっとプライベート空間」
2011年 04月 09日
「赤プリ」の愛称で親しまれ、3月末で閉館した「グランドプリンスホテル赤坂」(東京都千代田区)で9日午前、震災による避難者の受け入れが始まった。6月末まで一時避難所として利用される。
東京都によると138世帯約360人が9~10日に入居する。都営住宅の抽選にもれた避難者のうち、希望者全員を受け入れた。9割以上が福島県からの避難者で、うち20世帯ほどで乳幼児がいるという。
都が午前10時から受け付けを始めると、家族連れや高齢者が名前を確認し、かぎを受け取った。
家族ら計4人で福島県いわき市から避難してきたという山本睦美さん(21)は、これまで3週間、避難所となっていた東京武道館(足立区)に滞在。「係の方は親切にしてくれたけど、集団生活で夜もよく眠れず、ストレスがたまった。プライベートな空間ができてありがたい」とほっとした様子だった。
同ホテルによると、6~23階のツインルームを中心に、最大約700室1600人まで入れる。光熱費は都が負担。タオルやトイレットペーパーなどの生活用品は各自で用意する。客室内で炊事ができないため、1日3回の食事は都が提供し、2階の宴会場を食堂として使うという。
ホテルは1955年に「赤坂プリンスホテル」として開業し、07年に改称。避難者は83年建設の新館を使う。(今村優莉)
東京都によると138世帯約360人が9~10日に入居する。都営住宅の抽選にもれた避難者のうち、希望者全員を受け入れた。9割以上が福島県からの避難者で、うち20世帯ほどで乳幼児がいるという。
都が午前10時から受け付けを始めると、家族連れや高齢者が名前を確認し、かぎを受け取った。
家族ら計4人で福島県いわき市から避難してきたという山本睦美さん(21)は、これまで3週間、避難所となっていた東京武道館(足立区)に滞在。「係の方は親切にしてくれたけど、集団生活で夜もよく眠れず、ストレスがたまった。プライベートな空間ができてありがたい」とほっとした様子だった。
同ホテルによると、6~23階のツインルームを中心に、最大約700室1600人まで入れる。光熱費は都が負担。タオルやトイレットペーパーなどの生活用品は各自で用意する。客室内で炊事ができないため、1日3回の食事は都が提供し、2階の宴会場を食堂として使うという。
ホテルは1955年に「赤坂プリンスホテル」として開業し、07年に改称。避難者は83年建設の新館を使う。(今村優莉)
by nsmrsts024
| 2011-04-09 12:38
| 朝日新聞・綜合、政治