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4月11日(月)・・・安藤忠雄氏と御厨貴氏が議長代理に 復興構想会議

菅内閣は11日の持ち回り閣議で、有識者に東日本大震災からの復興像を描いてもらうため、「東日本大震災復興構想会議」の新設を決めた。復興構想会議の議長は五百旗頭真(いおきべ・まこと)防衛大学校長が務め、6月をめどに第1次提言をまとめる。

 菅直人首相はこの日、五百旗頭氏を首相官邸に招いて約50分間会談。「いい青写真を示してもらいたい。国民が期待している」と述べた。枝野幸男官房長官は記者会見で「被災者の皆さんが希望を持ち、国民全体で共有できる大きなビジョンを描くことが極めて重要だ」と、期待を語った。

 会議の議長代理には建築家の安藤忠雄氏と御厨貴・東大教授が就任。脚本家の内館牧子氏ら各界の識者に加え、被災地の岩手、宮城、福島3県の知事ら12人を議員に起用する。特別顧問(名誉議長)として哲学者の梅原猛氏が参加する。枝野氏は「東北地方ゆかりの方を軸に、全国からの英知を結集する」と説明した。

 また、復興構想会議の下には研究者や財界、労働界などから19人を起用して検討部会を設ける。

 菅政権がモデルとしたのは阪神大震災後に市街地再開発などを提案した「阪神・淡路復興委員会」(委員長・下河辺淳元国土事務次官)だ。有識者と被災地の自治体首長で構成され、復興議論を主導した。

 ただ、会議の提言を受け取る政府の復興対策本部(仮称)の立ち上げは正式決定していない。また、統一地方選を受けて対決姿勢を強める野党側の協力が得られるかどうかも見通せていない。
■復興構想会議のメンバー(敬称略)

【議長】

五百旗頭真(防衛大学校長)

【議長代理】

安藤忠雄(建築家)、御厨貴(東大教授)

【議員】

赤坂憲雄(学習院大教授)、内館牧子(脚本家)、大西隆(東大大学院都市工学専攻教授)、河田恵昭(関西大社会安全学部長)、玄侑宗久(臨済宗福聚寺住職)、佐藤雄平(福島県知事)、清家篤(慶応義塾長)、高成田享(仙台大教授)、達増拓也(岩手県知事)、中鉢良治(ソニー副会長)、橋本五郎(読売新聞特別編集委員)、村井嘉浩(宮城県知事)

【特別顧問】

梅原猛(哲学者)
by nsmrsts024 | 2011-04-11 23:36 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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