4月14日(木)・・・震災後初、マグロ17トン水揚げ 宮城・塩釜市魚市場
2011年 04月 14日
宮城県塩釜市の市魚市場に14日朝、マグロはえ縄船が震災後初めて入港し、ビンチョウやキハダなど約17トンが水揚げされた。船倉からクレーンで引き上げられた約700本のマグロが場内に並んだ。
入港したのは大分県津久見市の第18宝陽丸(76トン)。30年以上も塩釜を拠点に操業している中型船で、船頭の高司時男さん(62)は「心配したが市場が再開されて良かった」。震災前の3月7日に出港し、マリアナ諸島東沖で操業していたが、再開の知らせに予定を早めに切り上げたという。
市場では、市や卸売業者、買い受け人らが犠牲者に黙祷(もくとう)を捧げた後、「販売開始宣言」でセリが行われた。「ご祝儀相場」で震災前より2~3割高い値段がつき、主に関東方面など県外に出荷された。
市場は施設が壊れ、まだ3分の2程度が使えない状態だが、佐藤昭市長は「厳しい環境下でも水産宮城、水産塩釜のたいまつを掲げ、復興を目指していく」と話した。(佐藤正人)
入港したのは大分県津久見市の第18宝陽丸(76トン)。30年以上も塩釜を拠点に操業している中型船で、船頭の高司時男さん(62)は「心配したが市場が再開されて良かった」。震災前の3月7日に出港し、マリアナ諸島東沖で操業していたが、再開の知らせに予定を早めに切り上げたという。
市場では、市や卸売業者、買い受け人らが犠牲者に黙祷(もくとう)を捧げた後、「販売開始宣言」でセリが行われた。「ご祝儀相場」で震災前より2~3割高い値段がつき、主に関東方面など県外に出荷された。
市場は施設が壊れ、まだ3分の2程度が使えない状態だが、佐藤昭市長は「厳しい環境下でも水産宮城、水産塩釜のたいまつを掲げ、復興を目指していく」と話した。(佐藤正人)
by nsmrsts024
| 2011-04-14 17:07
| 朝日新聞・綜合、政治