人気ブログランキング | 話題のタグを見る

5月4日(水)・・・住民「早くふるさとに帰して」 お詫び行脚の東電社長に

東京電力の清水正孝社長は4日、福島県を訪れ、福島第一原発周辺の広野町、浪江町、葛尾村の住民が暮らす避難所などで謝罪して回った。住民らは「早くふるさとに帰れるようにしてほしい」「仕事を失い、収入はゼロ。生活を元に戻して」と訴えた。

 原発から約60キロ離れた二本松市の体育館の避難所では、浪江町の住民ら約200人が集まった。飲食店を営み、小学生の子供がいるという男性は「店を新しくした際のローンを払い続けなくてはいけない」と先行きの不安を口にした。

 「原発事故で避難を迫られ、津波の被災者を救えなかった」「家があるのに仮設住宅に住まなくてはいけない」といった住民の訴えが1時間近く続き、清水社長ら東電幹部はこの間、床に正座したまま「申し訳ございません」と頭を下げ続けた。

 清水社長は首長らも訪問。いわき市の工場跡に設けられた広野町役場の災害対策本部では、約20人の職員らに会い、「精神的苦痛をおかけします」と謝罪。山田基星町長は「一日も早い(原発事故の)終息をお願いしたい」と求めた。

 清水社長は4月22日にも大熊町や双葉町など、原発近くのほかの5町村の住民や首長のもとへおわびに訪れている。
by nsmrsts024 | 2011-05-04 21:15 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024