6月2日(木)・・・乾燥茶葉でも放射性セシウム検査 出荷停止の対象に
2011年 06月 02日
神奈川や茨城などの茶葉から国の基準を超える放射性セシウムが検出された問題で、菅政権は2日、生の茶葉を乾燥させた荒茶の段階でも検査し、基準を超えた場合は出荷停止の対象にすると発表した。同時に、茨城の全域と、千葉、神奈川、栃木の計14市町村の茶葉について、各県知事に出荷停止を指示した。
お茶は生茶葉から乾燥させて湯で抽出し、飲み物になるまで放射性物質の濃度が変わるため、どの段階で規制するのか、厚生労働省と農林水産省で見解が分かれていた。
荒茶は生茶葉と同様、放射性セシウムの基準を野菜類と同じ1キロあたり500ベクレル、葉から抽出した飲む状態の茶飲料は飲料水と同じ同200ベクレルに設定した。
厚労省は5月16日、乾燥して放射性物質の濃度が高まる荒茶でも、検査するよう自治体に求めてきた。しかし、静岡県などは「加工途中の荒茶の検査は必要ない」と主張し、検査をしてこなかった。
お茶は生茶葉から乾燥させて湯で抽出し、飲み物になるまで放射性物質の濃度が変わるため、どの段階で規制するのか、厚生労働省と農林水産省で見解が分かれていた。
荒茶は生茶葉と同様、放射性セシウムの基準を野菜類と同じ1キロあたり500ベクレル、葉から抽出した飲む状態の茶飲料は飲料水と同じ同200ベクレルに設定した。
厚労省は5月16日、乾燥して放射性物質の濃度が高まる荒茶でも、検査するよう自治体に求めてきた。しかし、静岡県などは「加工途中の荒茶の検査は必要ない」と主張し、検査をしてこなかった。
by nsmrsts024
| 2011-06-02 21:34
| 朝日新聞・綜合、政治