8月15日(月)・・3.11東日本大震災から・・・津波で流れたお墓、1カ所に 建設会社の心遣い 南相馬
2011年 08月 15日
福島県南相馬市原町区下渋佐の海岸近くに、津波で流された約130の墓石が1カ所に集められている。お盆を迎え、自分の家の墓石を捜す人や墓地の掃除をする人、お参りする人が次々と訪れている。
一帯でがれき処理をしている関場建設(同市)など地元の建設会社が7月半ばから10日ほどかけて集めた。墓地の脇にあった堀や水田、川で墓石をショベルカーですくいあげた。「ほかのがれきと一緒に粗末には扱えない」と自主的に作業したという。
お墓の清掃に来ていた男性(84)は「ご先祖には申し訳ねえことだが、墓石がこうやってあるだけ、まだいい。少しでもきれいにしねえと」と、手を合わせていた。(木村尚貴)
一帯でがれき処理をしている関場建設(同市)など地元の建設会社が7月半ばから10日ほどかけて集めた。墓地の脇にあった堀や水田、川で墓石をショベルカーですくいあげた。「ほかのがれきと一緒に粗末には扱えない」と自主的に作業したという。
お墓の清掃に来ていた男性(84)は「ご先祖には申し訳ねえことだが、墓石がこうやってあるだけ、まだいい。少しでもきれいにしねえと」と、手を合わせていた。(木村尚貴)
by nsmrsts024
| 2011-08-15 13:59
| 朝日新聞・綜合、政治