9月22日(木)・・3.11東日本大震災から・・・石巻沿岸部の被災者、睡眠障害の疑い4割 厚労省調査
2011年 09月 22日
東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の3県の3万人を10年間追跡する健康調査で、厚生労働省は22日、先行していた宮城県石巻市沿岸部の結果を発表した。被災者の43%で睡眠障害が疑われたほか、不安や抑うつ症状が認められる割合も全国調査よりも高かった。看護師らの自宅訪問などの対策を講じる方針。
調査は6月下旬から8月上旬にかけて実施。津波で深刻な被害を受けた石巻市の雄勝地区と牡鹿地区に住民票のある18歳以上の3009人のうち、健康診断やアンケートに応じた1399人分を集計した。平均年齢は62.6歳。
この結果、睡眠時間は6時間未満が35%を占めた。過去1カ月間に少なくとも週3回以上経験したこととして、寝つきに時間がかかった人が53%、夜間に目が覚めて困っている人が39%だった。これらの回答を判定すると、睡眠障害の疑いは43%に達した。同じ国際基準を使った別の全国調査の29%に比べ、大きく上回った。
調査は6月下旬から8月上旬にかけて実施。津波で深刻な被害を受けた石巻市の雄勝地区と牡鹿地区に住民票のある18歳以上の3009人のうち、健康診断やアンケートに応じた1399人分を集計した。平均年齢は62.6歳。
この結果、睡眠時間は6時間未満が35%を占めた。過去1カ月間に少なくとも週3回以上経験したこととして、寝つきに時間がかかった人が53%、夜間に目が覚めて困っている人が39%だった。これらの回答を判定すると、睡眠障害の疑いは43%に達した。同じ国際基準を使った別の全国調査の29%に比べ、大きく上回った。
by nsmrsts024
| 2011-09-22 20:37
| 朝日新聞・綜合、政治