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11月3日(木)・・福島原発爆発から・・福島2号機、小規模臨界の可能性 キセノンを検出

東京電力は2日未明、福島第一原発2号機の原子炉内で溶けた燃料が核分裂反応を起こしている疑いがあるとして、反応を抑えるためにホウ酸水を注入した。核分裂反応が連鎖的に続く臨界が局所的に起こった可能性もあるという。発電所周辺の放射線量の測定値に異常な変動はみられないという。状況によっては年内の事故収束を目指す工程表に影響する恐れがある。

 2号機では、格納容器内の気体を浄化するガス管理システムで処理した気体を1日に調べた結果、放射性キセノン133、135とみられる放射性物質を検出した。2日も測定したが、キセノン135が検出された。研究機関で再評価をした結果、東電の測定方法などに不備はなく、キセノンであることがわかった。

 放射性キセノンはガス状で、炉内で燃料のウランが核分裂する際にできる。放射性物質の量が半分になる半減期は、キセノン133が約5日、135が約9時間と短い。検出されたとすれば、事故直後のものとは考えにくく、今も溶けた燃料で核分裂反応が起きていることを示すものだ。
by nsmrsts024 | 2011-11-03 04:37 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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