11月30日(水)・・福島原発爆発から・・原発事故情報、日中韓でスピード共有 相互通報に合意
2011年 11月 30日
経済産業省原子力安全・保安院と、中国、韓国の原子力安全規制当局のトップ級の会合が29日、経産省で開かれ、原発事故やトラブルをすぐに通報し合うしくみを作ることで合意した。福島第一原発事故で東京電力が汚染水を海洋に放出する際、近隣国への事前通報が不十分だったことなどが背景にある。今後、通報の対象となる事故の規模や連絡手段などを詰める。
原発事故の情報は現在、3国とも国際原子力機関(IAEA)に報告している。互いの事故情報もIAEAを通じて入手できるが、詳細を把握するのに1カ月かかる場合があり、時間を要するのが難点だ。
一方、福島第一原発の事故で放射能汚染水を放出した際には、日本から周辺国への通報が遅れ、中国などから懸念が寄せられた。各国の大使館を通じた情報提供のルートだけでは限界があり、国同士のルール作りが急務だった。
原発事故の情報は現在、3国とも国際原子力機関(IAEA)に報告している。互いの事故情報もIAEAを通じて入手できるが、詳細を把握するのに1カ月かかる場合があり、時間を要するのが難点だ。
一方、福島第一原発の事故で放射能汚染水を放出した際には、日本から周辺国への通報が遅れ、中国などから懸念が寄せられた。各国の大使館を通じた情報提供のルートだけでは限界があり、国同士のルール作りが急務だった。
by nsmrsts024
| 2011-11-30 17:41
| 朝日新聞・綜合、政治