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1月5日(木)・・福島原発爆発から・・環境省福島再生事務所が発足 除染態勢も拡充

東京電力福島第一原発事故による放射性物質の除染を担う環境省福島環境再生事務所が発足し、4日、福島市内で辞令交付式があった。1日に施行された放射性物質汚染対処特措法に基づく除染が本格化する。

 同事務所は、警戒区域などで国が行う除染の実働や市町村による除染の支援が業務で、1日付で設置された。昨夏から除染に取り組んでいる環境省の福島除染推進チームの31人に、農林水産省からの出向職員15人、民間から採用された23人が加わり、69人態勢になった。4月には210人に拡充される予定。

 民間人23人は、公募に応じた481人から選ばれた。福島県内に1年以上の勤務か居住経験があり、放射線や土木などの専門知識を持つことが条件。放射線管理に携わり、福島第一原発でも働いていたという半谷(はんがい)隆一さん(43)は「除染の知識が役に立つと思った」。県土木部に勤めた経験がある佐々木理恵さん(33)は「福島で生まれ、福島で育った。県外に出た方が帰って来られるよう力を尽くしたい」と話した。

 森谷賢(まさる)・事務所長代行は訓示で「特措法に魂を入れる仕事で、迅速な対応を旨とする。『除染は日本で初めて』という言い訳はできない」と述べた。(木村俊介)
by nsmrsts024 | 2012-01-05 03:22 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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