1月26日(木)・・3.11東日本大震災から・・・集団移転へ150万円補助 宮城・山元町、住宅再建に
2012年 01月 26日
宮城県山元町は、東日本大震災で住宅を失った世帯に対し、町が整備する住宅団地に移って家を建てる場合に最大150万円を補助することを決めた。津波被害に遭った沿岸部からの集団移転を促す目的だ。被災地の自治体で住宅再建に直接補助をするのは初めて。
集団移転では、被災者の自己負担が大きな壁になっている。町は被災者の負担を軽くしないと移転が進まないと考え、町外への人口流出を防ぐためにも独自支援に踏み切った。自治体の独自支援では、仙台市が集団移転先で家を建てる場合に借地料を免除する方針を決めている。
補助の対象は自宅を失った約2千世帯。町は震災復興計画で町の3分の1の面積を「災害危険区域」に指定。このうち津波の浸水が3メートル超の区域では住宅の新・増築を禁じ、域内の世帯に集団移転を促している。3メートル以下の区域は、土地をかさ上げしたうえで現地での再建を認めている。
集団移転では、被災者の自己負担が大きな壁になっている。町は被災者の負担を軽くしないと移転が進まないと考え、町外への人口流出を防ぐためにも独自支援に踏み切った。自治体の独自支援では、仙台市が集団移転先で家を建てる場合に借地料を免除する方針を決めている。
補助の対象は自宅を失った約2千世帯。町は震災復興計画で町の3分の1の面積を「災害危険区域」に指定。このうち津波の浸水が3メートル超の区域では住宅の新・増築を禁じ、域内の世帯に集団移転を促している。3メートル以下の区域は、土地をかさ上げしたうえで現地での再建を認めている。
by nsmrsts024
| 2012-01-26 19:32
| 朝日新聞・綜合、政治