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1月31日(火)・・3.11東日本大震災から・・・会議録、福島県もつくらず 震災直後の対策本部33回分

東日本大震災を受けて設置された福島県の災害対策本部が、震災から6日間の計33回の会議について、出席者の発言を記録する会議録を作成していなかったことが、県への取材でわかった。

 大震災では、政府が設置した原子力災害対策本部など10会議で議事録が作成されていなかったことが明らかになっている。

 福島県の災害対策本部は震災当日の昨年3月11日に設置された。本部長の佐藤雄平知事をはじめ、副知事ら幹部、政府関係者らが出席し、今年1月30日まで計247回開かれている。震災直後は、東京電力福島第一原発事故に伴う住民の避難などをめぐり、ほぼ1、2時間おきに会議が開かれていた。

 県によると、このうち昨年3月11~16日の33回分は協議内容の項目だけが残され、出席者の発言は記録していなかった。原発事故で一連の爆発が終わったあとの同月17日からは会議録が作成された。会議は当初から報道陣にも公開されている。

 県災害対策本部は「会議録の必要性は認識していたが、連続する会議の記録作成には4、5人以上の職員をはりつける必要がある。当時は住民の避難、救出を優先し、手が回らなかった」と説明している。(林義則)
by nsmrsts024 | 2012-01-31 04:49 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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