3月2日(金)・・3.11東日本大震災から・・・震災報道の役割チェック 6大学の研究者ら、中間報告会
2012年 03月 02日
慶応大の山腰修三専任講師のグループは「原子力政策報道とジャーナリズム」がテーマ。全国紙の社説比較や福島県の地方紙の報道の変遷などを調査し、「中央と地方の利害、価値観の対立や力関係の不均衡が読み取れる」と報告した。
ソーシャルメディアに注目する東海大の河井孝仁教授らは、新聞社が紙面とツイッターを連携させて情報発信を深めた事例をあげ、「日頃の活用や組織づくりが重要だ」と指摘した。
日本大、上智大など他の4大学も含めた中間報告の概要は後日、同調査会のホームページ(http://www.chosakai.gr.jp)に掲載される。最終報告書は今年秋にも刊行される。