3月9日(金)・・福島原発爆発から・・福島知事、福島第一原発を視察 相次ぐ装置の不具合批判
2012年 03月 09日
防護服と顔全面を覆うマスクを着けた知事は、4号機から約300メートル離れた高台でバスを降りた。水素爆発から1年が経った今も、壁が吹き飛び、赤茶けた骨組みをさらす3、4号機を見て、冷却作業や解体作業について説明を受けた。
約2時間の視察を終えた知事は「水素爆発のすさまじさを目の当たりにした」。野田佳彦首相が昨年12月に「事故収束宣言」をしたことについて「帰還する住民の不安がなくなって初めて事故は収束する」と、改めて批判した。