3月9日(金)・・3.11東日本大震災から・・・「フクシマを忘れないで」 被災2親子がNYで訴え
2012年 03月 09日
演説したのは深川美子(よしこ)さん(42)と凱聖(かいせい)君(7)、富塚千秋さん(40)と悠吏(ゆうり)君(10)の親子。4人はこの日、国連本部近くで開かれた、災害被災地の女性の権利についての国連の関連イベントに参加した。
凱聖君は1986年のチェルノブイリ原発事故を挙げて、「なんで前にこういう事故が他の国であった時、大人は自分の国でも原発が危なくなると思わなかったのだろう」と語った。悠吏君は事故後、横浜市の祖母宅へ千秋さんと避難。仕事のために福島に残る父親と離れて暮らし、「お父さんと時々しか会えないのは寂しい」と訴えた。(ニューヨーク=春日芳晃)