3月9日(金)・・3.11東日本大震災から・・・震災海洋がれき500万トンと推計 環境省
2012年 03月 09日
環境省によると、海に流れたがれきの約7割は沿岸の海底にとどまったが、残り約3割にあたる150万トンの木材などは沖に流れ出たという。がれきの種類でみると、約8割が倒壊した家屋などの建材。このほか、自動車が約30万トン(約22万4千台相当)、防災林などの流木も約20万トンあったと推定されている。
政府は今年2月、ハワイに調査団を派遣して、米当局と今後の漂流ルートなどについて協議。米国側の推定では、漂流ごみの多くは海流に乗ってハワイ北部を通過し、来年には米西海岸に接近。2014年以降はハワイ方面に戻ってくると分析している。こうしたがれきの回収や処理のめどは立っていない。