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3月10日(土)・・福島原発爆発から・・放射線研究、双葉郡に拠点 政権方針、除染や廃炉など

野田政権は、福島県双葉郡内に放射性物質の除染や原発の廃炉などの研究開発拠点を設ける方針を固めた。双葉郡内には、除染で出る汚染土を保管する中間貯蔵施設を数カ所設置することも計画。研究開発拠点と併せて提案し、地元自治体が受け入れやすくするねらいがある。

 中間貯蔵施設は1カ所の方針だったが、分散させて用地を確保しやすくする。汚染土のほか家屋などの大量のがれきの処理も検討している。細野豪志環境相は10日の双葉郡との協議会で双葉町など4自治体に設けることを提案する。その場で、研究開発拠点の構想にも触れる見通しだ。放射線研究施設などの国家プロジェクトを地元で展開するよう求める双葉郡内の自治体の意向を踏まえた。

 細野氏は研究開発拠点の構想を関係省庁の検討会で具体化するよう指示しており、4月末までに決定する。構想の概要には「双葉郡を中心に整備し、福島の復興及び再生の推進を図る」と明記。「中間貯蔵施設も活用しつつ拠点整備を進める」とし、中間貯蔵施設と一体で整備する姿勢を明確にしている。8日に衆院通過した福島復興再生特別措置法案で策定を求められている「重点推進計画」の中核に位置づける。
by nsmrsts024 | 2012-03-10 07:55 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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