3月17日(土)・・3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と6日
2012年 03月 17日
東京電力福島第一原発事故の損害賠償の目安として、政府の原子力損害賠償紛争審査会は16日、政府の避難区域見直しに合わせた新指針を決めた。自宅に長く戻れない地域の住民には避難先や引っ越し先での生活を支えるため、精神的苦痛などへの賠償として一括で「1人600万円」を支払うことにした。
政府は今後、福島県内の避難区域を三つに再編する。「帰還困難区域」(年間放射線量が50ミリシーベルト超で、5年以上住めない地域)、「居住制限区域」(年20ミリシーベルト超から50ミリシーベルト)、「避難指示解除準備区域」(年20ミリシーベルト以下)だ。
3月中には、田村市や川内村などを避難指示解除準備区域にするか、区域の指定を解除して除染を進め、住民が早く帰れるようにするかを決める。居住制限区域と帰還困難区域は一度にすべて指定されることに反発もあるため、指定を4月以降に遅らせて各自治体の理解を求める。
東京電力福島第一原発事故の損害賠償の目安として、政府の原子力損害賠償紛争審査会は16日、政府の避難区域見直しに合わせた新指針を決めた。自宅に長く戻れない地域の住民には避難先や引っ越し先での生活を支えるため、精神的苦痛などへの賠償として一括で「1人600万円」を支払うことにした。
政府は今後、福島県内の避難区域を三つに再編する。「帰還困難区域」(年間放射線量が50ミリシーベルト超で、5年以上住めない地域)、「居住制限区域」(年20ミリシーベルト超から50ミリシーベルト)、「避難指示解除準備区域」(年20ミリシーベルト以下)だ。
3月中には、田村市や川内村などを避難指示解除準備区域にするか、区域の指定を解除して除染を進め、住民が早く帰れるようにするかを決める。居住制限区域と帰還困難区域は一度にすべて指定されることに反発もあるため、指定を4月以降に遅らせて各自治体の理解を求める。
[4号機原子炉を初調査 水中カメラで内部撮影]
東京電力は16日、福島第一原発4号機の原子炉の映像を初めて公開した。事故当時、4号機は定期検査で停止中で、核燃料はすべて使用済み燃料プールに移されていて空だった。中には爆発で板のようなものが落ちていた。
調査は15日に実施。事故後初めて水中カメラを原子炉の底まで約20メートル沈めて調べた。原子炉の底や圧力容器のふたをのせる部分に長さが最大約2メートルの板や、コンクリート片とみられる小さながれきが落ちていた。
東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「がれきなどは予想したほど落ちてはいなかった」と話した。圧力容器の底に使用済みの制御棒を保管する予定で、来年末の使用済み燃料の取り出しに向けて、がれきを撤去する予定だ。
[震災津波、高さ43メートルまで到達か 女川沖の島]
東日本大震災の大津波が宮城県女川町沖の無人島で43メートルの高さまで駆け上った可能性があることが、東京大地震研究所の都司嘉宣准教授の指摘でわかった。
1月に女川町の約15キロ東の沖合にある笠貝島を撮影。津波で植生がはがれた場所や塩害で枯れたとみられる木がある高さを、31.9メートルの三角点の位置と比較、津波が43.3メートルの高さまで遡上(そじょう)したと推計した。周囲に浅い海域が広がっていると津波は島に集中する性質があり、この効果で高くなったとみている。
東日本大震災では、研究者らの合同調査グループが、岩手県大船渡市での40メートルの遡上(そじょう)高を最高記録として報告している。
[2011年3月12日]・・[太平洋岸の福島・浪江町役場と連絡取れず 12日午前]
福島県によると、12日午前現在、太平洋岸にある同県浪江町の町役場と連絡が取れなくなっている。
[2011年3月12日]・・[不安抱え「とにかく西へ」 福島原発周辺4万人超避難]
原子炉の圧力を下げるため、放射能を含む蒸気を外部に放出する作業を始めた東京電力福島第一・第二原発。半径10キロ以内の住民らに国から避難指示が出たため、地元の福島県大熊町など4町の住民ら約5万人が内陸などへ避難を始めた。「とにかく西へ」。いったん身を寄せた避難所から、行き先も示されないまま不安の中で移動を始めた。
[2011年3月12日]・・[海岸線の街、根こそぎ消えた 揺れと津波、想像超す被害]
地図に載っている海岸線の街々が根こそぎ消えていた。
3月12日午前6時すぎ、本社ヘリに乗り、地震と津波で甚大な被害を受けた福島県から宮城県気仙沼市付近までの海岸線に沿って北上した。
福島県南相馬市上空。一瞬、湖かと目を疑った。集落がすっぽり海水にのみ込まれている。青、赤、黒。水没した民家の屋根が見えた。海岸のすぐ近く、民家の密集地だったはずの場所では、建物は消え去り、基礎のコンクリートの土台だけが連なっていた。木っ端みじんになった家々の破片が、オイルまみれの海水に漂う。
[2011年3月12日]・・[福島県内 死者115人、不明503人に 午前11時半]
福島県警の発表によると、12日午前11時半現在、県内の死者は115人、行方不明者は503人となった。
[2011年3月12日]・・[福島第一原発1号機から爆発音 煙を確認、社員負傷]
東京電力福島事務所によると、福島第一原発1号機で午後3時半ごろ、ドンという爆発音がした。10分後には煙が確認された。これによって社員が数人負傷した。これがどういう原因で起きて、どういう影響をもたらすのかは精査しなければならない。
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