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3月27日(火)・・3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と16日

[日経平均終値、震災当日の終値を1年ぶりに上回る]
27日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に値上がりした。終値は前日より236円91銭(2.36%)高い1万0255円15銭で、東日本大震災が起きた昨年3月11日の終値(1万0254円43銭)を約1年ぶりに超えた。

 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同20.60ポイント(2.42%)高い872.42、出来高は22億6千万株だった。

[原発の安全対策など討議入り 核保安サミット]
53カ国の首脳らと国際機関の代表が参加し、核テロ防止策などを話し合う第2回核保安サミットは2日目の27日、本格的な討議に入った。東京電力福島第一原発の事故を受けた原子力施設の安全対策などを議論し、同日夕に共同宣言を採択して閉幕する。

 会議の冒頭、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、世界に1600トンの高濃縮ウラン(HEU)と500トンのプルトニウムがあるとして「過度にある核物質を速やかに最小化し、究極的にはすべて廃棄することが根本的な解決策だ」と訴えた。福島の事故については「原発の安全を強化する必要性を教えられた」と述べた。

 2年前の第1回サミットを主催した米国のオバマ大統領は「より多くの核物質がテロリストらの手に落ちなくなった」と成果を強調。一方で「手のひら1杯の核物質で数十万人を殺害できる状況は変わらない」と、さらなる取り組みの必要性も指摘した。

[被災地の声、26言語で発信 東京外大生らがサイト」
世界の人に、被災地の今を知ってほしい――。東京外国語大学(府中市)の学生20人が、岩手、宮城、福島で復興に向けて活動する地元の10団体を紹介するウェブサイトを立ち上げた。「Tohoku10×26windows」。同大学で学べる26言語で閲覧できるのが特長だ。各団体が提供した写真と記事をそのまま掲載し、「各地の『生の声』を世界に発信する」ことを目指している。

 東日本大震災後、各地でボランティアをした大学院生と大学生20人が実行委員会をつくり、製作した。サイト名には、学生たちが作り出す26言語の「窓」を通して、世界中の人たちに東北への関心を持ち続けてほしいという願いを込めた。

 きっかけは、ボランティアで出会った地元住民から「被災地のことを忘れないで」という声が寄せられたことだ。また、学内の留学生に聞くと「津波や原発事故の印象が強すぎる」という意見が多かった。実行委代表の田中大一さん(24)は「復興を目指している『被災地の今』を伝える必要性を感じた」という。

[格納容器内の水位、わずか60センチ 福島第一2号機]
東京電力は26日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内の様子を工業用内視鏡で調査し、水位を確認したと発表した。水位は格納容器の底から60センチの高さで推定より大幅に低かった。水温は48.5~50度で、推定でしかなかった格納容器内の水の状態が初めて確かめられた。

 調査は1月に続き2度目。前回は水位が確認できなかったため、倍の長さの20メートルの内視鏡(直径8.5ミリ)を使用。格納容器の貫通部から底部に下ろした。

 東電は水位を格納容器の底から3.5~4メートルにあると推定していた。東電は推定に使った圧力計が正しい値を示していなかったため食い違ったとみているが「燃料は冷えており、むき出しになっている状況ではない」との見方を示した。

 今回のデータは原子炉の損傷状況や汚染水量などの判断材料の一つになるとみられている。







[2011年3月15日]・・・水素爆発後の写真、米衛星が撮影 福島原発3号機
【ワシントン=勝田敏彦】人工衛星による高解像度写真の提供を行っている米民間企業デジタルグローブが14日、東京電力の福島第一原子力発電所を同日撮影した写真を公表した。同原発3号機で水素爆発が起きたあと、建物の骨組みがむき出しになって白煙状の湯気が噴き上がっている様子がとらえられている。


[2011年3月15日]・・・東証9500円割れで取引開始 4カ月半ぶり
15日の東京株式市場は前日に続き、大幅下落で始まった。日経平均株価は取引開始直後に前日終値比178円83銭(1・86%)安い9441円66銭をつけ、取引時間中としては昨年11月5日以来約4カ月半ぶりに9500円を割った。

[2011年3月15日]・・・北茨城で放射線量上昇 茨城県が発表
茨城県は15日未明、福島との県境の北茨城市で測定している大気中の放射線量が午前0時20分から上昇を始めた、と発表した。午前5時50分には1時間あたり5575ナノグレイに達した。県原子力安全対策課によると、この値は胸部レントゲン1回で浴びる放射線量5万ナノグレイの約10分1にあたり、健康に影響はないとみられるという。

北方沖で活[2011年3月15日]・・・米艦船、原発の風下避け配置 仙台動再開
【ワシントン=望月洋嗣】米海軍は14日、東日本大震災の被災者救援などにあたる艦船が、仙台の北方沖で活動を再開したと発表した。ただ、放射能漏れ事故があった福島第一原発の風下を避ける形で艦船を配置させるなど、慎重な活動を強いられている。

[2011年3月15日]・・・「原発事故、想定超える事態」 G8外相会合で松本氏
【パリ=山尾有紀恵、稲田信司】主要8カ国(G8)外相会議が14日からパリで始まった。議長国フランスの外相主催の夕食会では、松本剛明外相が原発事故を含む東日本大震災の被害状況を説明、各国外相から犠牲者への哀悼の意が表明された。また、リビア情勢についてはカダフィ大佐による独裁政権の終結を求めることで一致した。

[2011年3月15日・・・風は海から陸、16日は逆に 福島原発の南50キロ地点
気象庁によると、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)から南に約50キロ離れた小名浜測候所(同県いわき市)付近では、15日午前9時現在、北東から南西に向けて4.9メートルの風が吹いている。太平洋側から内陸に向かって吹いていることになる。

[2011年3月15日]・・・福島原発2号機で爆発音 高濃度の放射性物質漏れた恐れ
東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の2号機で15日午前6時14分ごろ、爆発音があった。経済産業省原子力安全・保安院に、東京電力が報告した。格納容器につながる圧力抑制室(サプレッションプール)が損傷した可能性があり、濃度の高い放射性物質が外部に漏れ出たおそれがある。2号機周辺の放射線量にも一時、上昇が見られた。

[2011年3月15日]・・・福島第一原発4号機でも火災 建屋の屋根付近に損傷
定期検査のため、運転停止中の福島第一原発4号機で15日午前6時ごろ、大きな音が発生、東電が確認したところ、原子炉建屋の5階屋根付近に損傷を確認した。その後、4号機の現場の状況を確認していたところ、9時38分ごろ、原子炉建屋4階北西部付近に出火を確認した。
by nsmrsts024 | 2012-03-27 05:23 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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