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8月13日(月)・・3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と5ヵ月

[ロンドン五輪閉幕、次はリオ 29日からパラリンピック]
第30回オリンピック競技会ロンドン大会は12日夜(日本時間13日早朝)、五輪スタジアムで閉会式が行われた。初めて五輪を3度開催した都市となったロンドンを舞台に、17日間行われたスポーツの祭典が幕を閉じた。続いて、障害者スポーツのロンドン・パラリンピックが29日から始まる。次回の2016年五輪はリオデジャネイロ(ブラジル)で開かれる。

 閉会式は英国が世界に誇るロックンロールの祭典となった。元ビートルズの故ジョン・レノンが「イマジン」を歌う映像とともに、「世界はいつか一つになる」などの歌詞が、各国語でかわるがわる大型スクリーンに流れた。人気歌手ジョージ・マイケルらが出演し、アイドルグループ「スパイス・ガールズ」が一夜限りの再結成を果たした。選手入場では、主に大会で活躍した選手が各国の旗手を務めた。日本はレスリング女子55キロ級で3連覇を果たした吉田沙保里(ALSOK)が開会式に続いて日の丸を掲げた。

 今大会には国際オリンピック委員会(IOC)に加盟する204カ国・地域のすべてが参加。非加盟の南スーダンなどからも4選手の出場が認められた。カタール、サウジアラビア、ブルネイから初めて女子選手が参加し、全加盟国・地域が女子選手に門戸を開いた大会となった。選手約1万人が26競技男女302種目で競い、陸上男子100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で史上初の連覇を果たしたウサイン・ボルト(ジャマイカ)が大会最大のヒーローとなった。











千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの1年間を顧みる)


[2011年9月17日]・・原子炉冷却「海水なら機能喪失も」 保安院、3月に試算
経済産業省原子力安全・保安院は17日、東京電力福島第一原子力発電所の事故直後の海水注入によって原子炉内に塩が積もり、4月2~3日ごろには炉心が冷却できなくなるおそれがある、と試算した内部文書を公表した。文書は3月16日付。東電は3月25日から26日にかけて真水に切り替えたが、予想時期まで1週間に迫っていた。

 文書の題名は「海水注入時の塩分析出による冷却機能喪失の懸念」。当時はすでに海水注入が始まっていたが、注入するほど塩分が濃くなって結晶化し、原子炉圧力容器の底にたまる懸念があった。注入量などから、1~3号機の燃料の下端まで積もって水が届きにくくなり始める時期を推定した。

 試算は燃料が本来の位置にあると仮定し、最も厳しい条件で予測したという。当時は米原子力規制委員会も塩分の悪影響を指摘しており、真水への切り替えが急がれていた。(佐々木英輔)


[2011年9月20日]・・大江健三郎さんら脱原発訴え 都心で6万人参加デモ
脱原発を訴える「さようなら原発集会」が19日、東京・明治公園で開かれた。ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが呼びかけた。主催者側によると、全国から約6万人が参加し、東京電力福島第一原発の事故に関連した集会では、最大規模になったという。

 集会では大江さんのほか、経済評論家の内橋克人さんや作家の落合恵子さんらが登壇。大江さんは「原子力は荒廃と犠牲を伴う。私らは原発に抵抗する意志を持っているということを政党の幹部に知らせる必要がある」と呼びかけた。

 参加者は集会後、のぼりやプラカードを手に渋谷や新宿の繁華街を3コースに分かれてデモ行進。7歳の娘と初参加したという都内の女性(49)は「原発に無関心で無知だったことを反省した。子どもの世代に、原発に依存しない社会を残したい」と話した。

 集会は脱原発への政策転換を求める署名運動「さようなら原発1000万人アクション」の一環。原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが支え、これまでに100万人を超える署名を集めたという。

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 名古屋市中心部でも19日、「脱原発」を訴える集会とデモがあり、約2千人(主催者発表)が参加した。

 東日本大震災後半年にあわせ、ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが全国で呼びかける「さよなら原発1千万人アクション」の一環として、東海地方の実行委員会が同市でも企画した。参加者らは「原発さようなら」などと声を合わせ、中区の白川公園から東区の中部電力本店まで歩いた。

 インターネットで開催を知った北区の会社員田中秀之さん(47)はデモ初参加。「最初は少し怖かったが、いろいろな人が参加していて心強かった。デモだけで終わらず、考え続けたい」と話した。(畑宗太郎)

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 九州各地でも連帯の声を上げようと、集会やデモがあった。

 福岡市博多区の公園で開かれた集会には、主催者によると、労組や市民グループを中心に約千人が参加した。福島市から福岡県福津市に娘と避難している主婦宇野朗子(さえこ)さん(39)もマイクを握った。

 原発事故から半年。影響を過小評価する政府などの発表から、福島から避難できずにいる人もおり、「コミュニティーが引き裂かれている」と訴えた。さらに「除染して復興を」という掛け声のもとで「被曝(ひばく)の危険を伴う除染作業に留め置かれた住民が駆り出されようとしている」と指摘。「福島の現実を見つめ、二度と繰り返してはならないと決意しましょう」と呼びかけた。参加者は集会後、繁華街の中洲から天神を経て福岡市中央区の九州電力本社まで約2キロを「原発はいらない」などと声を上げながら歩いた。

 長崎市でも集会があり、主催者によると約600人が集まった。脱原発を願う歌を歌い、被爆者団体や労組の代表が思いを述べた。
by nsmrsts024 | 2012-08-13 14:16 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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