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2月8日(金)・・・

東電社長を参考人招致へ 虚偽説明で衆院予算委
東京電力福島第一原発事故に関する国会事故調査委員会に対し、東京電力が虚偽の説明をして同原発1号機の現地調査を妨げた問題をめぐり、共産党の笠井亮衆院議員は8日の衆院予算委員会で、同社の広瀬直己社長の証人喚問を求めた。

 同委員会理事会は協議し、12日の予算委に参考人として広瀬社長を呼ぶことを決めた。東電側は「真摯(しんし)に対応したい」としている。










3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と10ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの1年間を顧みる)


[2011年3月29日]・・・被災地に希望の電柱 宮城・南三陸で着々工事
一面のがれきと化した街に、真新しい電柱が連なる――。津波で家屋の8割が流された宮城県南三陸町志津川で、東北電力(本店・仙台市)が復旧作業に着手し、27日、主要道路に沿って電柱を立てる工事が本格化した。変わり始めた風景は被災者に小さな希望を与えている。

 「ライフラインが回復しなければ、前に進めない」と同町が東北電力に早期復旧を要請していた。電柱の高さは被災前と同じ約16メートル。他県の支店の応援も得て急ピッチで作業を進めている。押し流された変電所の復旧も同時に進めなければならず、通電は4月末ごろになりそうだという。

 水をかぶった土は、穴を掘ると水がしみ出すため、慎重に進めている。吹雪の中、作業を指揮していた協力会社の統括責任者、徳永昌利さん(41)は「被災者のために一日でも早く電気を送りたい」。近くでがれきを撤去していた漁網販売会社の今野益二郎さん(60)は「津波で自宅も会社も流されたが、復興の光がほのかに見えた気がしました」と話していた。(武田肇)



[2011年3月29日]・・・「動く総合病院」避難所へ 専門医ら福島で巡回チーム
福島県で、さまざまな専門を持つ医師がチームを組んで避難所を訪れる取り組みが始まった。避難所生活が長引く人たちに複数の専門的な視点から診察する「動く総合病院」。初日の28日は医師ら約30人が3チームに分かれ、いわき市内の避難所を巡った。

 県立医科大が地域の医師会と協力。内科を筆頭に小児科、心臓血管外科、眼科などの医師や理学療法士、感染制御の専門家らがチームを組むことで高度な専門医療を実現し、被災者の健康を守ろうという試みだ。

 この日、3チームは津波の被害が大きかった同市の小名浜地区など7カ所を訪問。公民館や集会所の部屋で横になったり座りこんだりしている避難住民のそばに座り、かわるがわる診察した。

 うち一つの避難所では、左半身に麻痺(まひ)が残る男性(66)に、看護師がまず血圧を測定。次に内科医が体調を尋ねた。「脳梗塞(こうそく)の既往症がある」と知るや、今度は心臓血管外科の医師が、携帯型の超音波検査機をふくらはぎなどにあてて測定。「血栓症のリスクがある」と診断した。最後に精神科の医師が隣に座り、「夜眠れるかどうか」などを丁寧に聞き取った。

 診療を受ける人はほとんど動かない。医師の側で次々と人が入れかわり、居ながらにして健康診断を受けているような形に。投薬もそれぞれの医師が行った。

 顔面神経麻痺で脳梗塞の疑いがあるとされた80代の男性は、最終判定のトリアージで「緊急に病院での検査の必要がある」と、最も緊急度の高い赤色の紙判定。医師が施設に話し、救急車で病院に運ばれた。

 薬は同市の薬剤師会が愛知県医師会から無償で届けられた計約130種の薬を提供し、協力した。
今週中は連日3チームで、いわき市内の避難所をそれぞれ1日2、3カ所ずつ回る計画だ。取り組みを統括する県立医科大の細矢光亮・小児科学講座主任教授は「被災した方々にどういうニーズがあるのかをとらえて、早めに適切な対応をしたい。今後、全県に活動を広げたい」と話している。(斎藤智子)
by nsmrsts024 | 2013-02-08 04:45 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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