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4月13日(土)・・・

兵庫・淡路で震度6弱 神戸など、けが人の情報
13日午前5時37分ごろ、兵庫県の淡路島付近を震源とする地震があり、兵庫県淡路市で震度6弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定される。

 震度6弱を観測したのは淡路市郡家、淡路市志筑。震度5強は兵庫県南あわじ市広田▽南あわじ市湊▽淡路市久留麻。

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 大阪府警によると、13日午前5時50分現在、府内でけが人などの被害は確認されていないという。

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 淡路広域消防事務組合消防本部によると、建物のベルが鳴っているという通報が数件あり、けが人の情報が数件入っている。詳細は分からない。火災情報はいまのところないという。

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 香川県内では東かがわ市、小豆島町は震度5弱を観測した。県警と県内の消防から被害情報はない。瀬戸大橋は通行止めとなっている。

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 岡山県は、県庁近くに住む職員と防災担当部局の職員を召集し、被害の情報収集に当たっている。13日午前6時現在、各警察署や各市消防本部によると、県内で被害の情報は入っていない。

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 兵庫県南あわじ市役所にいた当直の警備担当は13日午前6時過ぎ、取材に対し「阪神淡路大震災よりは短い揺れ。下から突き上げるような揺れが6、7秒続いた。寝ていたが、揺れで起きた。今のところ、住民から被害の連絡は入っていない。庁舎の屋根瓦が落ちた。机の物が落ちている様子はないようだ」と話した。

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 兵庫県洲本市役所にいた職員は13日午前6時10分過ぎ、取材に対し「庁舎内に目立った被害は見られない。住民からの被害連絡は入っていない。確認中だ」と話した。

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 神戸市消防局によると、午前5時50分現在、「ものが落ちてきてけがをした」という119番通報が何本か入っているという。建物の被害の情報はないという。

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 淡路広域消防事務組合消防本部によると、13日午前6時現在、火災など大きな被害は入っていないが、「物が落ちてきてけがをした」「非常ベルが鳴りやまない」などの通報があり、状況を調べているという。

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 兵庫県警高速道路交通警察隊によると、13日午前6時現在、地震による事故の情報は入っていないという。道路の点検にあたっている。

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 岡山市消防局によると、岡山市南区西市の住宅で、タンスの扉が外れて女性(78)の顔を直撃した。女性から13日午前6時ごろ119番通報があった。右目がはれており、病院に搬送したという。

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 和歌山県は和歌山市、海南市、有田市などで震度4を観測。同県警によると、13日午前6時半現在、被害の情報は入っていない。JR西日本は紀勢線湯浅―新宮間で運転を再開した。

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 淡路広域消防事務組合によると、13日午前6時半時点で、淡路島内で4件の救急要請があった。物の落下などによる負傷が3件あったが、いずれも軽傷という。地震のショックによる心臓発作とみられる事案も1件あった。火災発生の情報はないという。

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 淡路署によると、淡路市志筑の男性(94)が、地震の揺れで落ちてきた物で前頭部を切り、軽傷を負ったという。また、淡路市大谷の大谷交差点南約300メートルの所で民家の塀が倒れているという情報がある。

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 兵庫県警洲本署によると、「賀茂神社の階段の石柱が倒れている」「洲本市上物部のファミリーマート近くで民家のブロック塀が倒れた」との情報があるという。

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 兵庫県姫路市消防局によると、同市内で82歳の女性1人が頭部に軽いけがしたという。揺れでふらつき、頭を柱にぶつけたという。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と1ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月15日]・・・がれきの中にプレハブ 仮設抽選外れ、自力で自宅跡に
がれきの中に、プレハブの住宅がポツンと立っている。津波が川を逆流し、65戸あった民家が1軒を残して全壊、流失した岩手県陸前高田市気仙町の荒町集落。宮大工の熊谷立郎(たつろう)さん(78)が、流された自宅の基礎の上に建てた。

 完成した13日、妻の和子さん(73)、次男で水道工の紀男さん(45)、おいの優人さん(22)と車座になってカップ麺の夕飯を食べた。「やっと落ち着いたな」。そう話す熊谷さんに、紀男さんは「寝るとこも決まったし、出稼ぎにでもでるかな」とつぶやいた。

 地震後は避難所にいたが、「やっぱり荒町に戻りたい」と、自宅跡でテント暮らしをしながら、がれきの撤去を続けた。市の復興計画のめどは立たず、仮設住宅の抽選にも外れ、自分でプレハブを建てることにした。

 水や食べ物は支援物資でまかなう。夜は支援者から送られた懐中電灯などを使って過ごす。近くには数日前、仮設トイレも置かれた。熊谷さんは「ここは海も山も川もあるいい町なんだ。誰かがここにいないと、みんなが戻って来られない」と言うが、市の計画次第ではプレハブを出る準備もあるという。

 陸前高田市は「津波やがれき撤去で危険があるので、復興計画ができるまでは被災地域での建設は自粛をお願いするしかない」(須賀佐重喜・建設部長)と複雑な思いだ。現時点で、岩手県は同市で建築基準法に基づく建築制限をかけておらず、直ちに違法とは言えないという。

 被災地では、宮城県が気仙沼市など5市町で同法に基づく建築制限をかけることを表明。同県石巻市も独自に規制をかけている。(贄川俊、牛尾梓)




[2011年4月16日]・・・国内の外国人数、23万人減 震災後の4週間
東日本大震災の発生から4週間で、国内にいる外国人の数が約23万人減ったことが法務省入国管理局の集計で分かった。観光客を中心に急いで出国した後、客足が戻っていない実態が裏付けられた。

 震災翌日から1週間ごとにまとめた4週間分の出入国者数を、15日に速報値として公表。3月12日からの1週間で約24万人が出国し、震災直前の1週間に比べて約10万人も多かった。逆に入国者は約5万8千人で、震災前の1週間の約15万7千人から激減した。

 その後、入国者は増え始め、震災後3週間目(3月26日~4月1日)には約8万7千人、4週間目(4月2日~8日)は約10万6千人で、いずれも出国者数を上回っているという。

 ただし、在留資格別にみると、観光客が含まれる短期滞在者の入国は震災前の1週間に約12万人だったのが、震災直後の1週間は約3万4千人に急減。4週間目でも約3万1千人にとどまっており、観光客の足は戻っていない。
by nsmrsts024 | 2013-04-13 07:24 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024