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7月16日(火)・・・

5原発の安全審査始まる 再稼働、半年程度かけ結論
【西川迅】原子力規制委員会は16日、原発の再稼働に向けて申請のあった電力4社の5原発10基について、新規制基準への適合を確認する安全審査の初会合を開いた。結論を出すには半年程度かかるとみられ、原発の再稼働は早くても今冬になる見通し。

 審査が始まったのは、北海道電力泊1~3号機、関西電力高浜3、4号機(福井県)、大飯3、4号機(同)、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)。このうち大飯3、4号機は敷地内の断層が調査中のため作業を進めないほか、泊1、2号機は北海道電力が3号機を優先するよう希望しているため後回しになる見込みだ。

 再稼働するには新基準への適合を規制委が審査して合格することが前提条件となる。この日午前の会合では、九州電力の担当者が川内1、2号機について、津波への安全性を説明するなどした。

 審査には、規制庁の職員らが計80人態勢であたる。三つのチームが各2~3原発を同時並行で担当し、地震・津波が専門のチームも一つ設ける。12日に申請があった九州電力玄海3、4号機については今回の会合に準備が間に合わず、近く審査を始める。

















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と4ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)





[2011年7月10日]・・・菅政権の原発対応、地方組織から批判 民主幹事長会議
民主党は9日、党本部で菅直人首相(党代表)も出席して全国幹事長・選挙責任者会議を開いた。4月の統一地方選の落選者対策などが議題だったが、地方組織から菅政権の原発問題への対応などに批判が出た。

 首相はあいさつで「皆さん方が私の不十分さもあってご苦労いただいていることは、十分承知している」と述べつつ、辞任の時期は明言しないで「最後の一秒に至るまで全力で責任を果たす覚悟だ」と訴えた。首相の退席後、岡田克也幹事長は首相の早期辞任を強調し、「いつ新しい体制になるかわからない。(様々な課題は)今月中に方向性を作りたい」と述べた。

 原発対応をめぐっては、九州電力玄海原発がある佐賀県連が安全性評価(ストレステスト)実施などについて「県連に対する情報提供をきちんとしてほしい」と要請。原発がある北海道連や福井県連はストレステストをめぐり「内閣の中で意見が一致していないのではないか」と批判した。


[2011年7月10日]・・福島第一廃炉まで数十年 東電の中長期工程案
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東電と原子炉メーカーが検討している廃炉に向けた中長期的な工程表案が明らかになった。早くて3年後に使用済み燃料プールから燃料の取り出しを始め、10年後をめどに原子炉内の燃料を取り出し始める。原子炉を解体して撤去する廃炉まで、全体で数十年かかるとしている。

 朝日新聞が入手した資料によると、福島第一原発1~4号機の使用済み燃料プールに保管されている3108体の燃料を、十分に冷やした後、3年後の2014年度初頭をめどに取り出しを始める。取り出した燃料は敷地内の共用プールに移すことを検討する。共用プールの改造のほか、燃料の輸送容器の製造などが必要になる。


[2011年7月11日]・・福島原発爆発から・・妊婦・子ども優先の内部被曝検査始まる
東京電力福島第一原発の事故で、体内に放射性物質が取り込まれていないかを調べる内部被曝(ひばく)検査が11日、茨城県の日本原子力研究開発機構(JAEA)で始まった。同じ検査は、放射線医学総合研究所(千葉市)でも6月末から実施しているが、対象が120人と限定されていたことから、福島県はJAEAでの追加実施を決めた。

 この日は、放射線量が比較的高い浪江町の妊婦や子どもら20人が対象となり、それぞれが自家用車や、県が用意したバスでJAEAに向かった。避難先の猪苗代町から仮役場がある二本松市に集まった女性(21)は「妊娠6カ月のおなかの子に(放射線の)影響があるかもしれないから、検査を受けられて安心」と内部被曝検査に期待する。「小さな赤ちゃんがいる友だちもいるので、みんな受けられればいい」と話し、バスに乗り込んだ。

 JAEAでは8月末までに、浪江町のほか、同じく線量が高い飯舘村、川俣町の3町村、約2800人を検査する予定。放射線への心配が強い子どもや妊婦を優先するとしている。


[2011年7月11日]・・福島原発爆発から・・稲わらから高濃度セシウム 南相馬の汚染牛のえさ
福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭から基準を超す放射性セシウムが検出された問題で、同県がこの農家から提出を受けたえさなどを検査した結果、稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出されたことが、関係者への取材でわかった。農家は県の聞き取りに、東京電力福島第一原発が爆発した際に屋外に置いていたわらを牛に与えていた、と説明したという。

 県と農林水産省は、原発事故で汚染されたわらで内部被曝(ひばく)した可能性が高いと判断。農家は出荷時の県側の聞き取りには正しく申告していなかったとみられ、点検のあり方について改善できないか検討を進める。

 県と農水省は10日、農家を実地調査。えさの配合飼料と牧草、わら、井戸水を検査用のサンプルとして採取した。検査の結果、わらからかなり高濃度の放射性セシウムが検出された。
by nsmrsts024 | 2013-07-16 04:31 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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