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8月3日(土)・・・

H2Bロケット4号機打ち上げ成功 こうのとり軌道投入
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「こうのとり(HTV)」を載せたH2Bロケット4号機が4日午前4時48分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。HTVは約10分後に予定通りの軌道に投入された。H2Bの成功は、2009年の初飛行から4回連続となった。

 H2Bは、カウントダウンのアナウンスがゼロになると、まばゆい光と爆音を響かせながら夜明け前の空を駆け上がった。HTVは順調なら、9日夜に地上約400キロをまわるISSに到着し、飛行士がロボットアームで捕まえてISSにドッキングする。

 HTVは今回、飛行士の生活物資や日本の実験棟「きぼう」に取り付ける実験試料用の冷蔵庫などを運ぶ。物資を運び出した後には、ISSで不要になった大型機器を載せ、大気圏で機体ごと燃やす新たな廃棄法にも挑む。大気圏への再突入技術を高めれば、地上に帰還できる新型機や、日本独自の有人宇宙飛行につながる技術が得られると期待されている。

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構によると、今回の打ち上げ費用は約140億円。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と4ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)





[2011年8月27日]・・原発事故の放出セシウム、原爆の168倍 保安院公表
経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第一原子力発電所事故と、広島に投下された原子爆弾で大気中に放出された放射性物質の種類別の量をまとめた資料を公表した。単純計算すると、原発事故の放出量はセシウム137が原爆の168.5倍、ヨウ素131が2.5倍にあたる。

 資料は、衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会の求めに応じ作成。今年6月に保安院が公表した福島第一原発事故の炉心解析による試算値と、2000年に国連科学委員会がまとめた広島原爆の試算値を放射性物質ごとに一覧にした。半減期が約30年と長いセシウム137で比べると、原発事故が1万5千テラベクレル(テラは1兆)、原爆が89テラベクレル。放射能汚染がそれだけ長期化する可能性を示している。

 保安院は「原爆は熱線、爆風、中性子線による影響があり、原発事故とは性質が大きく違う。影響を放出量で単純に比較するのは合理的でない」としている。


[2011年8月27日]・・宮城産牛の競り再開 出荷制限解除後初めて
政府による肉牛の出荷停止が続いた宮城県で26日午前、制限の解除後初めての枝肉の競りがあった。出荷自粛から約1カ月ぶりに市場に出回ることになるが、生産者は消費者の反応や価格の行方を気にかける。

 仙台市の中央卸売市場食肉市場では、約90頭分の枝肉が並べられた。いずれも食肉処理後に肉を測定した結果、放射性物質が基準値を下回った。

 出荷再開の催しで、村井嘉浩知事は「安心して流通できるようになった。高い値段で競り落として下さい」と買い受け人に呼びかけ、安全性が証明された検査証明書を交付した。


[2011年8月27日]・・4号機の爆発原因解明へ一歩 水素ガス流入の「痕跡」
東京電力は27日、3月15日に福島第一原子力発電所4号機が爆発した原因の解明につながる「痕跡」を見つけたと発表した。東電は5月、隣の3号機で発生した水素ガスをベント(排気)した際、配管を通じて水素ガスが4号機に流れ込んだためという推定を発表していたが、それを裏付けるものという。

 3号機と4号機の原子炉建屋は非常用ガス処理系という配管でつながっている。東電は8月25日、配管に設置された放射能除去装置の放射線量を測定した。装置のうち、3号機に最も近い部分の放射線量が最も高く、4号機側に行くほど低くなっていた。3号機から水素ガスが流れ込んだ可能性が高まったという。今後、配管の弁が事故当時開いていたかを調べる。

 4号機は当初、使用済み燃料プールの燃料が破損して水素が発生し、爆発したとみられていたが、プール内の燃料に損傷はみられず、爆発原因はわかっていなかった。(坪谷英紀)


[2011年8月28日]・・原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘
東京電力福島第一原発の事故で周辺住民が飛散した放射性ヨウ素を空中や食品から体内に取り込むことによる甲状腺の被曝(ひばく)は、健康被害を予防する安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが、27日、埼玉県で開かれた放射線事故医療研究会で指摘された。

 今回、政府は原発周辺住民にヨウ素剤の服用を指示しなかった。しかし研究会では、原子力安全委員会の助言組織メンバー、鈴木元・国際医療福祉大クリニック院長が「当時の周辺住民の外部被曝の検査結果などを振り返ると、安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだった」と指摘した。

 3月17、18日に福島県で実施された住民の外部被曝検査の数値から内部被曝による甲状腺への影響を計算すると、少なくとも4割が安定ヨウ素剤を飲む基準を超えていた恐れがあるという。

 放射性ヨウ素は甲状腺に集まりやすく、甲状腺被曝では放射性ヨウ素の中では比較的、寿命が長い放射性ヨウ素131(半減期約8日)だけが考慮されていたが、広島大原爆放射線医科学研究所の細井義夫教授は「半減期が2時間と短いヨウ素132も考慮が必要」と指摘。理化学研究所などが3月16日に原発30キロ圏外の大気を分析した結果、放射性物質の7割以上が放射性ヨウ素132や、約3日で放射性ヨウ素132に変わる放射性物質だったという。(大岩ゆり)
by nsmrsts024 | 2013-08-03 04:30 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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