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9月5日(木)・・・

「汚染水、五輪どころじゃないほど深刻」阿部知子氏
■阿部知子衆院議員(無所属)

 東京電力福島第一原発から放射能汚染水がもれた事故は、「レベル3」(重大な異常事象)ってことは、日本ではそれほど深刻に受け止められていないのかもしれないけど非常な危機なんです。国を挙げて対策しなきゃいけないような事態だ。世界から「オリンピックどころじゃない」って言われるほど深刻なのに、国はまだ小手先で収められる、と。二階から目薬みたいに「1年とか1年半後に凍土壁つくります」っていうけど、成功例もないし、分かんない。

 災害なんですよ。危機意識があまりに乏しい。国会議員も税金を使って海外視察している場合じゃない。だって、日本が危機なのに、よその国を見にいって「あなたの国、今こんなに大変なんでしょ」と言われることって恥ずかしい。(福島県いわき市で朝日新聞の取材に)















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年12月2日]・・3月に降ったセシウム、過去最高の50倍超 気象研観測
気象庁気象研究所(茨城県つくば市)は1日、福島原発事故で放出され、3月に観測したセシウム137は1平方メートル当たり3万ベクレル弱(暫定値)で、核実験の影響で過去最高を記録した1963年6月の50倍以上だったと発表した。船を使った調査で、北太平洋上に広く降ったこともわかった。

 つくば市に降ったセシウム137は4月には数十分の1に減り、夏には1平方メートル当たり数十ベクレルとチェルノブイリ事故後のレベルになったという。環境・応用気象研究部の五十嵐康人室長は「福島原発事故前の水準に下がるまで数十年かかるのでは」と話している。過去最高値は同550ベクレル(移転前の東京都で観測)。

 4~5月に海水を採った調査では、福島原発から大気中に出た放射性物質は北太平洋上の広範囲に降り注いだことがわかった。米西海岸近くでも降っていた。


[2011年12月3日]・・福島市渡利地区のコメも基準超セシウム
福島県伊達市の2地区と福島市大波地区でとれたコメから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は2日、緊急調査の結果、新たに福島市渡利地区の3戸のコメでも基準値を超えたと発表した。県は同地区を含む、合併前の旧福島市地区全体のコメの出荷自粛を要請した。

 旧福島市の47戸を調べたところ、渡利地区の3戸の3サンプルから同590~510ベクレルが検出された。3戸が生産した65袋(約2トン)はいずれも自宅に保管されていたという。

 渡利地区は、最初に基準超えのコメが見つかった大波地区に近く、放射線量が比較的高いため「特定避難勧奨地点」の設定も以前検討された。


[2011年12月3日]・・「震災前の双葉返して」 原発周辺8町村、賠償求め集会
福島県双葉郡の8町村が主催した「原子力被害の完全賠償を求める双葉地方総決起大会」が3日、同県いわき市で開かれた。東京電力福島第一原発事故についての十分な賠償を求め、住民約1400人が参加。避難生活の窮状を訴え、東電や国に賠償や健康面への対応を求めた。

 母親代表として壇上に立った浪江町の佐藤博美さん(41)は「子どもたちは必死に歯を食いしばって生きている。なんでそんな思いをしなければならないのか」と語った。中学1年の息子、小学2年の娘と山形県に避難している。「私たちの子どもが双葉郡の、福島県の、日本の宝であることを忘れないで下さい」。農業団体の代表は「作物を喜んで食べてもらえる震災前の双葉を返してほしい」と求めた。


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by nsmrsts024 | 2013-09-05 04:57 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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