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6月7日(土 )・・・東日本大震災から3年2ヶ月と27日

3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と1ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人間が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)



2011年3月21日(月)・・・被災地に家族、わが子も預け…救援活動続ける自衛隊員
東日本大震災の救援のため、史上最大の規模で動員された自衛隊。被害の大きかった東北各県には全国各地から部隊が結集しているが、現場で作業にあたる隊員には多くの地元出身者がいる。被災地に家族を残し、連絡も十分にとれないまま、「任務」として救援活動を続ける。

 仙台市から東に約20キロ、宮城県東松島市野蒜(のびる)は夏場になると海水浴客でにぎわう地区だが、津波に襲われ、まだ被害規模すらわからないほど荒れ果てている。

 陸自郡山駐屯地(福島県)などから駆けつけた約100人の自衛官が、集落一帯を覆うがれきの山と格闘する。ショベルカーを使う前に、泥にまみれた流木や土砂の下に人はいないか、手作業で確かめる必要がある。津波の直後は流れ着いたものが集落一帯に積み上がり、どこが道路か分からないほどだったが、いまは車も通れるようになった。

 郡山駐屯地から派遣された自衛官(45)の実家は、そこから北東に十数キロの石巻市。やはり被害が大きかった地域だ。家は床上浸水したが、幸い両親は無事だった。「野蒜の被害を見れば、実家の方は少しはましかも知れない」

 今、難渋を極めているのは道路をふさぐように散らばった自動車の処理だ。所有者がいる以上、勝手に撤去して傷つけるわけにもいかない。部隊が拠点を置く野蒜小学校の正面玄関奥にも、乗用車が1台、積み上がったがれきと土砂に斜めに突き刺さっていた。

 郡山から来た別の自衛官(48)の家族は、福島第一原発から約50キロの福島県東部に住む。「今はいいが、今後どうなるか」。不安で仕方がないが、家族とは電話で話しただけだ。「職業柄、任務が優先ですから」

 野蒜小学校は一時、被災住民の避難所になっていたが、余震による新たな津波の被害を避けるため、別の学校に移動した。教室の黒板には、住民が書いたのか、「お世話になり ありがとうございます」の文字が並んでいた。
東京の部隊から仙台に応援に駆けつけた陸自幹部は、食事中に地元の隊員と談笑していて「実は家族が今、避難所にいます」と聞かされた。災害地では助ける側も被災者なのだと知った、という。

 陸自仙台駐屯地には、震災後、自衛官の子どもの一時預かり所が開設されている。保育所などが被災し、預け先が見つからない場合の備えだ。19日の昼過ぎ、迷彩服姿の女性自衛官が子ども2人を託し、急いで仕事に戻っていった。地震のあった11日の夜は20人以上を預かった。

 東北6県の自衛官約2万人の親族で、まだ安否の確認がとれない人がいるという。「統合任務部隊」の君塚栄治指揮官は記者会見でこう語った。「われわれ自衛官も被災民なのです」(川端俊一)



2011年3月21日(月)・・・中国、日本産食品に独自の放射能検査
東日本大震災による福島第一原発の事故を受けて、中国の国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)は日本から輸入する食品について、放射能に汚染されているかどうかを独自に検査するよう、各地の検査検疫当局に指示した。国営新華社通信が21日、伝えた。

 中国では、放射能汚染に対する消費者の不安が、日本産というだけで具体的な生産地とは関係なく高まっている。中国で人気の日本産粉ミルクでも輸入済みのものを買い急ぐ人が増え、ネット販売などで売り切れが続出している。

 これとは別に、港や空港で輸入貨物全般に対して放射性物質の検査を始めており、物流に影響が出始めている。

 一方、台湾行政院の衛生署は、日本産食品に対する検査を20日から厳格化した。(北京、台北)















[世界と日本・今日この頃]

集団的自衛権、今国会で閣議決定指示 首相、公明に圧力
安倍晋三首相が、憲法解釈を変更して集団的自衛権を使えるようにする閣議決定を今国会中に行うため、自民党幹部に公明党との協議をまとめるよう指示した。これを受け、高村正彦副総裁は6日、閣議決定の原案を作るよう政府側に要請。首相は自民党と一体で協議の促進に向けて公明への圧力を強めている。

 首相は6日午後(日本時間同日夜)、訪問先のローマで「公明にも議論の加速化について、ご理解いただいていると思う。政権与党として決めるべき時は決めなければならない」と記者団に語った。公明は集団的自衛権の行使容認に現時点で反対の姿勢を崩していないが、首相は「(閣議決定のための)会期延長は考えていない」と述べ、公明の理解を得て早期に閣議決定することに自信を示した。

 集団的自衛権の行使容認など、自公両党が安全保障政策の見直しを話し合う6日の「安全保障法制整備に関する与党協議」では、高村氏は「閣議決定されるべきものを要求したら、いつでも出せるように準備しておいて欲しい」と同席した政府関係者に求めた。
by nsmrsts024 | 2014-06-07 04:56 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024