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2月9日(月)・・・東日本大震災から3年11ヶ月と8日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と11ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月29日(火)・・・「動く総合病院」避難所へ 専門医ら福島で巡回チーム
福島県で、さまざまな専門を持つ医師がチームを組んで避難所を訪れる取り組みが始まった。避難所生活が長引く人たちに複数の専門的な視点から診察する「動く総合病院」。初日の28日は医師ら約30人が3チームに分かれ、いわき市内の避難所を巡った。

 県立医科大が地域の医師会と協力。内科を筆頭に小児科、心臓血管外科、眼科などの医師や理学療法士、感染制御の専門家らがチームを組むことで高度な専門医療を実現し、被災者の健康を守ろうという試みだ。

 この日、3チームは津波の被害が大きかった同市の小名浜地区など7カ所を訪問。公民館や集会所の部屋で横になったり座りこんだりしている避難住民のそばに座り、かわるがわる診察した。

 うち一つの避難所では、左半身に麻痺(まひ)が残る男性(66)に、看護師がまず血圧を測定。次に内科医が体調を尋ねた。「脳梗塞(こうそく)の既往症がある」と知るや、今度は心臓血管外科の医師が、携帯型の超音波検査機をふくらはぎなどにあてて測定。「血栓症のリスクがある」と診断した。最後に精神科の医師が隣に座り、「夜眠れるかどうか」などを丁寧に聞き取った。

 診療を受ける人はほとんど動かない。医師の側で次々と人が入れかわり、居ながらにして健康診断を受けているような形に。投薬もそれぞれの医師が行った。

 顔面神経麻痺で脳梗塞の疑いがあるとされた80代の男性は、最終判定のトリアージで「緊急に病院での検査の必要がある」と、最も緊急度の高い赤色の紙判定。医師が施設に話し、救急車で病院に運ばれた。

 薬は同市の薬剤師会が愛知県医師会から無償で届けられた計約130種の薬を提供し、協力した。
今週中は連日3チームで、いわき市内の避難所をそれぞれ1日2、3カ所ずつ回る計画だ。取り組みを統括する県立医科大の細矢光亮・小児科学講座主任教授は「被災した方々にどういうニーズがあるのかをとらえて、早めに適切な対応をしたい。今後、全県に活動を広げたい」と話している。(斎藤智子)




2011年3月29日(火)・・・被災動物園へエサ支援 関西の9施設、物資5トン発送
東日本大震災で被災した動物園にえさを送ろうと、関西一円の動物園や水族館が提供した物資が28日、京都市動物園(京都市左京区)から現地へ発送された。29日に仙台市八木山動物公園と盛岡市動物公園に届く予定だ。

 被災地の動物園は交通網が分断され、えさを入手できないという。京都市動物園や天王寺動物園(大阪市)、神戸市立王子動物園、鳥羽水族館(三重県)など9施設が協力し、クマやカンガルー、ウサギ、フラミンゴのえさなど約5トンの物資を集めた。

 京都市動物園の長谷川淳一園長は「現地では、えさの量を減らしてしのいでいると聞く。動物たちを救いたい」と話す。(岡見理沙)






[世界と日本・今日この頃]

14年の経常収支、2.6兆円の黒字 85年以降で最少
財務省が9日発表した2014年の国際収支(速報)によると、貿易や投資による日本と海外のお金のやり取りを示す経常収支は、前年より18・8%減の2兆6266億円の黒字だった。黒字額は比較できる1985年以降で最少となった。

 経常黒字は4年続けて減少している。経常黒字が減ったのは、輸入額が輸出額を上回る貿易赤字が、10兆3637億円と過去最大になったためだ。
by nsmrsts024 | 2015-02-09 07:55 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024