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2015年3月14日(土)・・・東日本大震災から4年と3日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から4年
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)

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   3.11 東日本大震災  津波・3

2011年3月30日(水)・・・新学期用教科書50万冊被災 各社、追加印刷急ピッチ
岩手、宮城など東日本大震災で被災した計6県で、新学期に配る予定だった小中高校と特別支援学校の教科書計50万4千冊が、津波で水につかるなどして使えなくなったことがわかった。全国教科書供給協会(東京)がまとめた。教科書各社は追加印刷を始めている。ただ、用紙やインキの調達にめどはつきつつあるが、配送の不安があり、新学期への見通しは不透明だ。

 教科書会社でつくる教科書協会(東京)によると、新学期用の教科書は震災発生時、各地域の取り次ぎ書店に保管されていた。しかし、書店自体が倒壊したり、津波で流されたりして被災。建物が大きな被害を免れても、棚から落ちて折れ曲がり、だめになった本も少なくないという。

 文部科学省によると、福島、宮城、岩手3県では必要冊数は590万冊。その8%余りが被災した計算になる。

 当初は、追加印刷ができるかどうか危ぶまれる教科書会社もあった。多くの社に用紙を供給している宮城県石巻市の日本製紙の工場が津波で大きな被害を受けたり、千葉県市原市にある大手インキ原料工場がコンビナート火災の影響で稼働できなくなったりしたためだ。

 しかしその後、各社は関東各地の紙販売代理店にあって無事だった用紙をかき集めたり、追加分のインキを在庫で賄ったりして、態勢を整えつつあるという。

 最大手の東京書籍は計21万9千冊が被災した。取引先の関東の紙販売代理店に問い合わせた結果、用紙は在庫で賄える見通しが立ち、すでに一部の印刷を始めているという。

 音楽教科書大手の教育芸術社も計約7万冊が被災した。同様に用紙とインキは取り寄せや在庫で確保できる見通しが立ち、4月中旬には追加分を発送予定だ。国語大手の光村図書出版も、被災地向けに追加印刷する4万3千冊の一部をすでに刷りはじめたという。
課題は、いかに子どもたちの手元まで届けるかだ。

 教科書協会によると、各学校への納品を担う取り次ぎ書店が被災して機能しなくなっているケースが多い。また、埼玉県加須市への集団移転を決めた福島県双葉町などのように自治体ごと移転した場合には、配送先を確認しなければならない。個人で避難した人も各地に多い。そのため、それぞれの転入先で何冊必要なのかは「とても予測がつかない」と担当者は話す。

 それでも何とか新学期までの完全供給を目指したい、と教科書各社は意気込む。東京書籍の幹部はこう話す。「新しい教科書は被災地の子どもたちの希望になると信じている。会社の使命と思って何とか届けたい」(山下知子、川見能人)




2011年3月30日(水)・・・震災、シューカツにも打撃 説明会中止や採用延期が続出
東日本大震災は、大学生の就職活動にも大きな影響を及ぼしている。大学3年生にとって、本来なら3月、4月は就職活動のヤマ場となる時期。だが、選考日程を延期したり中止したりする企業が続出。学生たちの動きはほぼストップし、学生をサポートする大学も、打つ手がない状況だ。

 弘前大3年の女子学生(21)は地元就職を目指し、東北地方の約30社にエントリーしていた。4月から選考が始まる予定だったが、ほとんど延期に。3月末に予定されていた説明会が開かれるかどうか、連絡がないままの企業もある。「採用枠が減ったり、なくなったりするのではないかと、とても不安です」

 仙台市出身の都内の私立大3年女子学生(21)は「地元に戻ろうと思っていたが、難しくなった」と話す。

 「うまくいけば就活はゴールデンウイークまでに終わると思っていたのに。さらに長引きそうです」

 同志社大(本部・京都)3年生の男子学生(22)も、震災後の「激変」に不安を隠せない。震災前までは、エントリーシート(ES)の作成に必死だった。しかし、目前に迫っていたESの締め切りは延期になり、就職説明会は中止。1次面接を受けた会社からは「合否の通知は4月以降にずれ込む可能性がある」という連絡があっただけだ。

 一番の気がかりは、企業が採用自体を見送るのではないかという点だ。「メーカー志望のため、極端な円高に不安を感じる。たとえ内定をもらえても、これからの日本経済がどうなるか心配です」

 明治大(本部・東京)3年の女子学生(21)も、会社説明会の延期・中止や企業側の選考延期によって、ぎっしり埋まっていた3月の予定がほとんど空になったという。エントリー後に選考自体が取りやめになった企業もある。内々定の決定が遅れるのは確実で「昨年の6月に就職活動を始めたので、一つ下の学年と重なりそうです」と話す。
不況に地震の影響が加わって採用数が減り「就職絶滅期」になると悲観する友人もいる。「被災した学生のことを考えれば文句は言えない。私たち若者の手で復興させなければ、とも思う。でも、どう対応すればいいのか。先が見えない」

 一方の大学側。専修大(本部・東京)就職部は、例年なら学生からの相談がもっとも多く忙しい時期だが、地震後にやってくる学生は少ない。それでも企業の採用活動が延期になり、「どうしたらいいか」と相談に来た学生はいた。しかし、採用時期や人数は企業側の判断のため、アドバイスにも限界がある。気が抜けてしまった学生に「せっかく時間ができたのだから、もう一度自分を振り返ってみなさい」と励ますくらいだ。

 被災した企業などが、3年生の採用人数を減らさないか、4年生の内定を取り消さないかが気になる。担当者は「そもそも会社と連絡がつかないケースもあり、対応に困っている」とする。

 明治学院大(本部・東京)のキャリアセンターは学生向けに先日、一斉メールを流した。「地震で就職活動どころではないのは、会社も同じ。あせらずに進めていきましょう」と励ますと同時に、「『他の学生の動きが止まったこの時期に当社のセミナーに参加して差をつけよう』などと不安をあおるメールを学生に送る会社がある」と、焦る学生が問題に巻き込まれないよう注意を促した。(岩波精、増谷文生)

    ◇

 ■毎日コミュニケーションズ・栗田卓也さんの話 日本経団連が15日に会員企業に対し、震災の影響を受けた学生に配慮するよう呼びかけたことを受け、大企業の多くが選考時期を1、2カ月遅らせた。だが、人繰りや会場探しなどがうまくいかず、新しい予定を発表できないケースが多い。学生のみなさんはせっかくできた時間を有効に使うべきだ。これまでの活動を振り返り、エントリーシートの内容を見直したり、新たに提出先を追加したりするなど、プラス思考でのぞんでほしい。






[世界と日本・今日この頃]

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北陸新幹線、長野―金沢間が開業 一番列車が金沢駅出発

北陸新幹線の長野―金沢間228キロが14日、開業した。東京から金沢までを最速2時間28分、富山までは2時間8分で結ぶ。これまでよりそれぞれ1時間19分、1時間3分短くなった。金沢市のJR金沢駅では午前6時、一番列車となる東京行き「かがやき500号」が出発した。

特設ページ「北陸新幹線 駆けるつながる」
”テツ”の広場

 かがやき500号は新型の「W7系」車両で、この日の指定席は販売開始から25秒で完売した。金沢駅であった出発式では、JR西日本の真鍋精志社長が「北陸と首都圏、中京圏、関西圏がそれぞれ2時間半のネットワークになる。各地との交流が広がることを期待したい」とあいさつ。出発式は富山駅や新高岡駅などでもあり、開業を祝った。

 北陸新幹線は整備新幹線5路線の一つで、東京から北陸をへて大阪までを結ぶ約700キロを計画する。高崎(群馬)―長野間が長野五輪を翌年に控えた1997年に部分開業し、今回の延伸は18年ぶり。金沢―敦賀(福井)間は、政府が当初予定より3年早めて2022年度に開業する方針を決めた。敦賀―大阪間のルートはまだ決まっていない。(柳谷政人)
by nsmrsts024 | 2015-03-14 06:42 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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