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2016年2月28日(日)・東日本大震災から4年11ヶ月と17日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から4年と11ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11 東日本大震災    福島第一原発爆発 飯館村 200



2011年3月7日(木)・楽天、1カ月ぶり地元・仙台へ 星野監督が避難所慰問
楽天は7日、本拠の仙台市に約1カ月ぶりに戻り、星野監督が同市内の避難所を慰問した。オープン戦で長期遠征中に東日本大震災が発生したため、仙台入りは3月3日以来。星野監督は「ここに来るのが遅くなって申し訳ない。今を耐えればきっと強くなれる。我々も秋に必ずや喜んでもらえる報告をしたい」などとスピーチし、被災者たちと握手を交わした。選手らは8日、宮城県内各地の避難所の慰問を予定している。


[2015年、世界と日本・今日この頃]

東京マラソン一般参加の高宮、リオ候補に 日本勢トップ
東京マラソンは28日、男子のリオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねて、東京都庁―東京ビッグサイトの42・195キロで行われ、一般参加の28歳、高宮祐樹(ヤクルト)が自己最高を約3分半短縮する2時間10分57秒の力走で日本人トップの8位になり、五輪代表の選考対象になった。フェイサ・リレサ(エチオピア)が2時間6分56秒で初優勝した。(スタート時の天気は晴れ、気温13・3度、湿度34%)



被災地沿岸600キロ、歩いてマンガに 爪痕を記録

東日本大震災の被災地約600キロを歩いたマンガ家しまたけひとさん(42)=東京都=が、その体験をもとにマンガ「みちのくに みちつくる」(双葉社)を出した。東北にゆかりはあるが被災者ではない「後ろめたさ」から、「当事者と思いを共有したい」と2冊約600ページを描き上げた。

 主人公は3人。被災地踏破をネタに作品を描こうとするマンガ家、「悲しいもの探し」の震災取材に悩み報道機関を辞めたフリーライター、母親の故郷が津波で流された女子学生。いずれも被災者ではないが震災で心にひっかかりを抱えている。しまさんの分身だ。

 3人は震災から2年半後に青森県八戸市から福島県相馬市までの沿岸約700キロの「みちのく潮風トレイル」を歩く。環境省が整備中の自然歩道だ。3人は震災の爪痕を肌身で感じながら、行く先々で被災者の体験や思いを見聞きする。

 たとえば、家族は無事で修理した自宅に住み続けている失業者の青年は、就職面接で家族や家を失った人に仕事を譲った。行方知れずの愛犬を捜し続ける女性は「人も大勢見つかってないのに」と引け目を感じている。被災者も一枚岩ではない現実を知り、復興の遅れや風化への焦りに触れた3人は、罪の意識から目的を見失う。だが、景勝地に見とれ、ご当地グルメに舌鼓を打つことも一助になるはず、と旅を続けていく。

 マンガの内容は、しまさんの体験を再構成したフィクションだ。「当事者でない人が被災地へ行き、悩んだり、笑ったり、泣いたりすることも復興につながると感じた」と、しまさんは振り返る。東京生まれの東京育ちだが、宮城県登米市に母の実家があり、仙台市の大学に通ったため、東北に友人知人は多い。

 震災直後に義援金を送り、3カ月後に仙台市でがれきを片付けるボランティアをしたが、無力感が募った。現地へ行って散髪する理容師や炊き出しをする飲食店主ら、技術を生かす人がまぶしかった。

 「マンガ家も技術職。できることはないか」。悩んでいるときテレビ番組でトレイルを知る。震災前に四国で体験したお遍路を描いた「アルキヘンロズカン」(双葉社)に手応えも感じていた。2013年9~10月と14年3月、トレイルの約700キロのうち約600キロを1人で歩き、残りは車と鉄道で移動したという。旅費約30万円は過去の印税と貯金をあてた。

 宮城県石巻市でそば店を営む千葉正人さん(64)はしまさんと出会った被災者の一人で、作中人物のモデルでもある。「被災地をありのままに描写してくれたと感じた。震災を語り継ぐ意味でも、記録になるものがあったほうがいい」

 しまさんは「今どうなっているんだろうという興味本位でも、僕のような後ろめたさからでもいい。このマンガを被災地へのとっかかりにしてほしい」と話している。暖かくなったら、もう一度みちのくを歩くつもりだ。(山崎聡)
by nsmrsts024 | 2016-02-28 06:19 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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