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2016年8月5日(金)・東日本大震災から5年4か月と25日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と4か月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 259



2011年4月9日(土)・日本三景・松島、復興への一歩 瑞巌寺の拝観再開へ
日本三景の一つ、宮城県の松島で、観光関連施設が再開に向けて動き始めた。復興の先導役にもなりそうだ。

 国宝・瑞巌寺(ずいがんじ)は10日、拝観を再開する。参道の途中まで津波が来たが、本堂など建物に大きな被害はなかった。倒木を撤去するなどの準備を進めてきた。千葉洋一・総務課長は「地域の人々の励みになりたい」と話す。

 松島湾の観光遊覧船は20日、「マリンピア松島水族館」は23日、それぞれ再開を目指す。松島町企画調整課の小松良一課長は「松島から東北、宮城県は元気だとアピールしたい」と意気込む。

 観光の中核施設の再開をにらみ、周辺の土産店や飲食店なども準備に追われる。飲食店「漁師の海鮮丼」を営む佐藤貞勝さん(57)は、津波で東松島市の自宅を失った。店舗でも窓や床にこびりついたヘドロや油を取り除くのに1週間ほどかかったが、「前を見ていかないと、仕方がないもの」。人出を見て、限定メニューで営業を再開する。(松本紗知)



[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年8月5日]
中谷元・前防衛相が涙 安保関連法の審議「つらかった」
1年8カ月の大臣勤務だったが、私なりには精いっぱいやってきたつもりだ(ここで感極まり、涙でむせぶ)。私流のやり方も貫いた。自衛隊は誕生の時から憲法の問題に関わっており、国会でも憲法と自衛隊の関係はいまだに議論のテーマになっている。(安全保障関連法の国会審議で)222回、国会審議ストップした。私なりに精いっぱい答えたつもりだが、(野党側に)なかなか分かってもらえず、つらかった時期があった。

 (新防衛相の)稲田(朋美)さんは、非常にリーダーシップがある。はっきり意見を言う方なので、非常に頼もしい存在だ。(防衛省での離任会見で)



【在韓米軍迎撃ミサイル】韓国、中国の報復に戦々恐々 ビザ発給、団体旅行で規制開始か
【ソウル=藤本欣也】米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた韓国に対し、中国が“報復”を始めたのではないかと韓国メディアが4日、一斉に報じた。

 報道によると、中国政府はこのほど、韓国で査証(ビザ)申請を代行してきた中国業者の資格を突然取り消すなど、韓国人への商用数次ビザの発給を厳格化、韓国企業の間で混乱が広がっているという。

 旅行業界でも異変が起きているようだ。来月1日、サッカーの応援のため訪韓予定だった中国人サポーターの団体約3千人がキャンセルしたという。業界関係者は韓国紙、朝鮮日報に「中国政府が韓国への団体旅行にも一部圧力を加えているようだ」と語った。

 このほか、“韓流”の韓国出身の芸能人も「中国での活動が規制され始めた」などの噂が流れている。

 韓国外務省の報道官は4日、商用ビザ発給の厳格化は韓国だけが対象ではないと強調した。ただ、THAADの韓国配備に強く反対する中国による“報復”の可能性については、「政府は関連動向を鋭意注視している」と警戒感を示した。





韓国が嫌う「稲田防衛相」という"劇薬"の効能 安倍改造内閣の目玉人事は吉と出るか

第3次安倍第2次改造内閣が8月3日、発足した。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、岸田文雄外相という軸となるメンバーは変わらず、塩崎恭久厚労相や高市早苗総務相、加藤勝信一億総活躍担当相・働き方改革担当相といった安倍首相に近い面々や、“公明党枠”の石井啓一国土交通相も留任。都知事選で負けたばかりの石原伸晃経済再生担当相さえも異動がなかった。

 だが今回の改造人事は、今後の政局に影響する可能性のある様々な点が見てとれる。

石破茂氏が閣外に去った「意味」

 まず注目すべきは地方創生担当相だった石破茂氏が閣外に去り、山本有二氏が農水相に就任したことだ。同ポストは当初、石破氏に打診されたが、石破氏が断わったため、同じ水月会(石破派)に所属する山本氏に回ってきたものだ。

 山本氏は水月会では石破氏に次ぐ当選9回のベテランで、“ナンバー2”といっていい。2015年9月の総裁選でも石破氏を擁立しようと動いた山本氏だが、第1次安倍内閣で金融担当相を務めるなど安倍晋三首相とも近く、一緒に座禅を組む仲でもある。

 一方で入閣打診を固辞した石破氏は、ポスト安倍の準備をするつもりだと見られている。そもそも前回の改造の時から、石破氏は閣外に出ることは決意していたようだ。石破氏が就任していた地方創生担当相の役割は、この時に創設された1億総活躍担当相と重なるところが多かった。地方創生担当相というポストは大臣として軽量級で、石破氏は存在感をなかなか発揮できずにいた。

 実際に8月2日の会見で、石破氏はこう述べている。「自由民主党というものが多様な意見があるということは大事なことであり、そのために自分がなすべきことは何なのかという思いがある」。

 これは内閣外に出た後、安倍政権に不満を抱く党内の声の受け皿となるという宣言とも読みとれる。そうした石破氏の動きを牽制するためにも、安倍首相は山本氏に農水相に就任させることを判断したとも考えられる。

なぜ丸川珠代氏が五輪担当相になったのか

 丸川珠代氏の五輪担当相起用は、小池百合子東京都知事への牽制と言えるかもしれない。

 丸川氏は安倍首相のスカウトにより2007年の参院選に出馬した安倍チルドレン。安倍首相の政治復活のきっかけになった2012年9月の総裁選では、自民党東京都連所属ということもあって石原伸晃氏の推薦人に名前を連ねたものの、「子育て中」との理由で実際には動くのを避けた。

 丸川氏の特徴はその言動。2010年5月21日には、参院本会議で演説中の鳩山由紀夫首相(当時)に対して、「ルーピー」と野次を飛ばした。

 また都連が増田寛也氏を擁立した知事選では、小池氏を「スタンドプレーはできるけど、チームプレーできない。そういう人は都知事にしなくていい」と激しく批判もしている。すなわち丸川氏は腹芸ができず、ストレートに表現してしまうのだ。

 これに対して小池知事は「よく存じていないが、それぞれ立場があるのだろう」と大人の対応を見せ、丸川氏も3日の会見で「大会成功のため、できることは何でもやっていきたい」と神妙に述べた。ただ丸川氏はオリンピックを、東京のみならず国の重要イベントとしてとらえており、小池氏と意見が分かれる時には、国側の立場で踏み込んでくる可能性も否定できない。その背後に安倍首相の意向があればなおさらのこと。安倍首相にとって扱いにくい小池知事を牽制する道具としてはもってこいだといえる。

 さて今回の改造の目玉は、なんといっても稲田朋美氏の防衛相起用だろう。稲田氏は第2次安倍内閣で規制改革担当相に就任。この時に大臣に起用された女性は森まさこ男女共同参画等担当相と2人だったが、森氏の起用は2013年の参院選で減数区となる福島選挙区で改選を迎えるための“選挙対策”。その後に継続しての入閣などはない。

 一方で稲田氏は自民党政調会長を経て、今回の改造で閣内に戻っている。「ポスト安倍のひとり」との注目が著しく、重要閣僚就任が囁かれていた。そればかりではない。「百人斬り訴訟」の原告側の弁護人として知られる稲田氏が防衛相に就任するというところがミソなのだ。

 北朝鮮が8月3日に中距離弾道弾ミサイル「ノドン」と見られるミサイルを発射したのは、このような人事に触発されたのかもしれない。ミサイルは秋田県男鹿半島西側250km沖の日本の排他的経済水域内に落下したが、弾頭そのものが日本のEEZ内に落下したのは初めてだ。

 8月3日の中央日報も、「過去に侵略戦争と植民地支配と関連して歴史認識議論を起こした代表的右派女性政治家」と稲田氏の防衛相起用を大きく報じている。

 とりわけ韓国側が警戒を示すのは、稲田氏が2011年8月に新藤義孝元総務相や佐藤正久氏とともに韓国の鬱陵島を視察しようとし、韓国側から入国拒否された過去だ。

 鬱陵島には竹島博物館があり、古図などが展示されている。中には竹島が韓国領であると推測しやすいように偽装されているものがあったため、彼らは調査に出向こうとしたのだ。

 ところが、韓国当局が3人の日本の国会議員を案内したのは、厳重な二重ドアのある取り調べ室だった。さらには窓もない拘置所のようなところに連行しようとさえしたのである。これには自民党のみならず、当時の民主党内閣も韓国に激しく抗議したため、3人は強制送還され、鬱陵島視察は叶わなかった。後に稲田氏は「刺されるかもしないとの警告を受け、防刃服を購入した。韓国へ入国後は食事もとれなくなるかもしれないと思ったので、機内でカステラをバッグにしのばせた」と語っている。

"劇薬"で中国、韓国、北朝鮮を牽制?

 強い信念を持った"劇薬"のような政治家だ。このような稲田氏が防衛相に就任すれば、歴史認識問題で日本を激しく批判する中国や韓国、北朝鮮へ大きな牽制となると思われる。

 防衛相就任にあたって稲田氏が靖国参拝について「心の問題であって、行く・行かないは言うべきではない」と明確にせず、核武装についても「現時点で日本が核保有を検討すべきではない」と従来の持論を封印したのは、いたずらにこれらの国を刺激したくないためだろう。稲田氏が政治の“師”とする安倍首相も2013年12月には靖国神社を参拝したが、中韓やアメリカから批判が出たために、以降は自粛。代わりに春と秋の例大祭で真榊を奉納している。防衛相就任にあたり、稲田氏はこれを踏襲したと見るべきで、ポスト安倍にいっそう近くなったともいえる。

 7月13日にはイギリスでテリーザ・メイ氏が首相に就任し、11月にはアメリカ初の女性大統領が誕生する可能性もある。そうした流れで考えれば、今回の内閣改造の最大の意味は、稲田氏の躍進とはいえまいか。
by nsmrsts024 | 2016-08-05 04:47 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


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