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2017年8月7日(月 ):江崎沖縄・北方相「お役所の原稿、朗読かな」

江崎沖縄・北方相は5日、地元の愛知県一宮市で記者団に対し、国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。ちゃんと答弁書を朗読かな」と述べた。

国会を軽視した発言として野党が批判する可能性がある。

江崎氏は北方領土問題に関し、「素人は素人。白紙で皆さんの知恵で色つけてもらうというのが一番大切」と述べたほか、首相からの入閣要請は「重荷だった」と振り返った。

江崎氏は6日、読売新聞の取材に対し、「軽率にものを言ってはいけないという趣旨だった。原稿は自分で精査しながら答える」と釈明した。江崎氏は3日の内閣改造で初入閣。入閣を「体力的に厳しい」といったん固辞したが、所属派閥の会長でもある自民党の二階幹事長から説得されて応じた。




若狭勝衆院議員、細野豪志元環境相と「小池新党」めぐり協議の意向
 若狭勝衆院議員は6日のフジテレビ系番組「新報道2001」で、年内にも設立を目指す新党構想に関し、民進党を離党する意向を表明した細野豪志元環境相と協議する考えを示した。「民進党の将来を見限って離党の決断をくだした。二大政党制に向けての情熱があると感じている。今後、協議をしていくことになる」と語った。

 小池百合子東京都知事は自身が率いた地域政党「都民ファーストの会」の国政進出を模索している。若狭氏は小池氏側近として、細野氏以外の現職国会議員との交渉に関して「本格的な協議はしていないが、いろいろな接触はある。少なくとも(政党要件を満たす)5人以上はいる」と明かした。




トルーマン大統領は原爆投下をどのような論理で正当化したか
ハーバードビジネススクールの看板授業の1つ、「モラル・リーダー」では、毎年、「トルーマンと原爆」について学ぶ回がある。そこでは、約60名の学生たちが「原爆投下を決断したトルーマン大統領は人道的なリーダーであったか」について議論を戦わせる。授業前半でサンドラ・サッチャー教授が教えているのは、正しい戦争にはルールがあるということ。トルーマンは本当に正しい戦争のルールに従って決断したのだろうか。どのような論理で原爆投下を正当化したのだろうか。正戦論をもとにサンドラ・サッチャー教授に解説していただいた内容を、全3回にわたってお送りする。(2017年4月21日、ハーバードビジネススクールにてインタビュー)

「トルーマンと原爆」の授業

佐藤 サッチャー教授は15年以上にもわたって「トルーマンと原爆」について教え続けてきました。なぜこのテーマをハーバードビジネススクールの学生に教えているのですか。

サッチャー ハリー・トルーマンが、歴史上、国のトップとして最も難しい決断を迫られた大統領だったからです。その決断は日本および日本国民に甚大な被害を与えただけではなく、その後の世界にも大きな影響を残しました。トルーマンの決断プロセスとその結果を検証することによって、学生たちにはリーダーとしての責務や人道的な決断の本質を学んでほしいと思います。

佐藤 この授業の主要な目的は何でしょうか。

サッチャー 2つあります。1つめは人道的な立場から戦争を考えてもらうこと。戦争がもたらす被害は想像もできないですが、確実に言えるのは、戦争は勝者、敗者の両方に甚大な損害をもたらす、ということです。学生たちには、戦争にはルールがあることを学んでほしいと思います。国が戦争を始めるか否かを決断する過程では、「道徳的に十分な根拠があるか」を必ず検討しなくてはなりません。敵を攻撃する際にはどのようなルールにのっとるべきか。人道的見地から禁止されている行為とは何か。正しい戦争には原則があるのです。

 2つめは、国のリーダーは決断した内容だけではなく、決断に至るまでのプロセスにも責任を負っていることを認識してもらうこと。リーダーの決断を周りの人々が評価するプロセスを構築することは非常に大切です。自らの決断が間違っていないかどうか、決断する前に反対意見や代替案を検討することは不可欠なのです。

 授業では、毎年、多くの学生が、「トルーマンは偏った助言しか得ていなかった」「日本の都市に原爆を投下する以外の戦争終結方法を検討しなかった」とトルーマンを厳しく批判しています。決断プロセスの大切さを学べば、学生たちは自国の大統領や首相を公正に評価することができますし、将来、自らがビジネスリーダーとして難しい問題に直面した際にも、正しい決断をすることができます。

正しい戦争と不正な戦争

佐藤 授業では、「正しい戦争と不正な戦争」(マイケル・ウォルツァー著)に書かれてある正戦論をベースに、トルーマンの決断が人道的に正しかったのかどうかを議論します。ウォルツァーは著書の中で戦闘行為を正当化するための原則をいくつか紹介していますが、その中のどの原則を根拠に、トルーマンは原爆投下を決断したのでしょうか。

サッチャー 3つあります。1つめが「功利主義」。トルーマン、トルーマンのアドバイザー、ウィンストン・チャーチルは皆、「本土上陸作戦よりも原爆投下のほうが戦争を早く終わらせることができるため、結果的に犠牲者が少ない」と主張していました。つまり、「戦争における最大の思いやりは、戦争を早く終わらせることができることなのだから、原爆投下は人道的に正しい決断だ」という考え方です。

 2つめが「戦争は地獄」。これは南北戦争時の北軍の将軍の言葉に由来する原則ですが、「戦争の罪は、それを始めた人がすべて負うべきだ。敵対行為に抵抗する側は勝つために何をやろうが決して非難されない」(*1)という考え方です。戦争をしかけられ、正義の戦いを行うものは選択の余地なく地獄の戦場に赴くしかないから、というのがその理由です。

「戦争は地獄」に基づけば、「真珠湾攻撃によって、アメリカに対する戦争をはじめたのは日本だ。だから、日本人が始めた戦争を終結させるのに最も早い方法、つまり、原爆を使ったとしても、アメリカに罪はない」という結論になります。

 3つめが「スライディング・スケール」。「正義の度合いが高いほうが、より正しい」という考え方です。この原則に基づけば、「正義の度合いが高ければ、戦い方も大きくしてよい」、つまり、「真珠湾攻撃の犠牲者であるアメリカ側の正義の度合いはかなり高いのだから、それに見合った攻撃をしてもよい」ということになります。この考え方もまた原爆投下を正当化するのに使われました。

佐藤 トルーマンは「功利主義」「戦争は地獄」「スライディング・スケール」という3つの原則によって原爆投下を正当化しましたが、「正しい戦争と不正な戦争」の著者、マイケル・ウォルツァーは、そのような原則で原爆投下を肯定するのはおかしい、と非難しています。この3つを非難する根拠となっている原則は何ですか。

サッチャー 戦争における最も重要なルールは「非戦闘員の保護」です。それはつまり「戦争は戦闘員同士の戦いでなければならず、非戦闘員である民間人を敵とみなして攻撃したり、巻き込んだりしてはいけない」という基本原則です。多くの民間人が犠牲になった原爆投下がこの原則に違反しているのは明らかです。

「ダブル・エフェクト」の原則にも反しています。「ダブル・エフェクト」とは、「意図的に非戦闘員を攻撃することは人道的に許されない」「戦闘員は非戦闘員の被害を最小限に食い止めるために最大限の努力をしなければならない」というルールです。連合国側は日本に対して、「破壊的な威力をもつ新兵器を使う用意がある」と警告はしましたが、その警告は軍部に向けられたものでした。つまり、民間人に被害が及ばないように事前に広島と長崎の市民に対して直接警告することはしませんでした。

「比例性のルール」にも反しています。これは過度の危害を禁じる原則であり、「実質的に勝利に向かわない危害、もしくは危害の大きさに比べて目的への貢献度がわずかな危害は許されない」というルールです。アメリカ政府は、原爆が人間に与える危害を理解することなく使用し、戦争を終結させました。危害の大きさも目的への貢献度も把握しないまま、原爆を投下したのは、比例性のルールに反しています。

佐藤 学生は、トルーマンの論理と、ウォルツァーの論理を比較しながら、「トルーマンの決断は人道的に正しかったのか」を議論していきますが、「戦争のルール」についての議論の中で特に印象に残った発言はありましたか。

サッチャー 軍隊出身の女子学生の発言がとても印象的でした。彼女は自らの経験から、現在、米軍ではどのような決断プロセスが採用されているかを話してくれました。それはトルーマンの決断プロセスとは全く違っているものでした。

 現在、米軍では、どの組織であっても、トップは他の隊員からの意見を聞くことなく、最終決断を下してはならないそうです。たとえば、隊長が戦線を拡大したいと思ったとしましょう。その際には必ず「このように戦線を拡大したいと思うがどうだろうか」と部下に意見を求め、それに対して部下は自由に反論を述べたり、他の代替案を提案したりするそうです。少なくとも3つの代替案を検討した上で、最終決断を下すと聞きました。

 もう1つ彼女の発言で印象的だったのは、弁護士がトップの決断プロセスに深く関わっていることです。陸軍・海軍・空軍・海兵隊には法務部門があり、軍事専門弁護士が参謀本部だけではなく戦地にも常駐して、戦時法規の観点から助言しているそうです。どのような戦闘行為を行うか、さらに戦線を拡大すべきかどうか、など、すべての決断に弁護士が関わっているとのことです。

 この女子学生のコメントに他の学生たちは大変驚いていました。彼女の発言でトルーマンの決断プロセスがいかに未熟なものであったかが、浮き彫りになったと思います。

>>第2回は8月9日公開予定です。

*1:Michael Walzer, Just and Unjust Wars, Third Edition, (Basic Books, 2000), p. 32.
サンドラ・サッチャー(Sandra J. Sucher)ハーバードビジネススクール教授。専門はジェネラル・マネジメント。MBAプログラムにて必修科目「リーダーシップと企業倫理」、選択科目「モラル・リーダー」を教える。現在の研究分野は、世界経済における企業の信用の構築。大手デパート、フィデリティ・インベストメンツ社などで25年間に渡って要職を務めた後、現職。リーダーシップや倫理的ジレンマを主題とした教材を多数執筆。著書に“Teaching The Moral Leader A Literature-based Leadership Course: A Guide for Instructors” (Routledge 2007), “The Moral Leader: Challenges, Tools, and Insights” (Routledge 2008). 現在、「企業と信用」をテーマに著書を執筆中。佐藤智恵(さとう・ちえ)1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。報道番組や音楽番組のディレクターとして7年間勤務した後、2000年退局。 2001年米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年、作家/コンサルタントとして独立。コロンビア大学経営大学院入学面接官、TBSテレビ番組審議会委員、日本ユニシス株式会社社外取締役。主な著者に『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)、『ハーバードでいちばん人気の国・日本』(PHP新書)、「スタンフォードでいちばん人気の授業」(幻冬舎)。佐藤智恵オフィシャルサイトはこちら



「手出しすれば米本土が火の海」北朝鮮、制裁決議に反発
北朝鮮の労働新聞(電子版)は6日付の論説などで、「我が国はどんな制裁や圧力も水泡に帰すようにする。敵対勢力は、制裁と圧力で驚かせないと知るべきだ」と強調した。「米国が核と制裁で手出しする日には、米本土が想像もできない火の海の中に陥る」とも警告した。

北朝鮮の石炭や海産物、全面禁輸 安保理が制裁決議採択

 韓国銀行(中央銀行)によれば、昨年の北朝鮮の実質国内総生産(GDP)成長率は前年比3・9%増。厳しい制裁にもかかわらず、2008年の3・1%以来8年ぶりに成長率が3%を超えた。韓国貿易投資振興公社(KOTRA)によれば、韓国を除く対外輸出額も、昨年は4・6%増加。制裁対象の石炭が前年比12・49%、亜鉛が同148・9%、それぞれ増えた。

 韓国・IBK企業銀行の曺奉鉉(チョボンヒョン)研究委員は、新たな国連制裁決議について「完全に履行すれば15億ドル程度の輸出減が期待できる。全面禁輸なら民生品だから輸出が可能という言い訳も効かない」と指摘。北朝鮮貿易の92・5%を占める中国がどこまで履行するかが課題との見方を示した。

 ログイン前の続き北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮では個人が自前で木造船を調達し、取り締まりを避けるために軍や国家保衛省などに登録。海産物を得る代わりに、上納金を納めている。石炭などの鉱物資源は、党や軍が傘下に収める貿易会社が輸出の利権を独占している。

 一方、軍事関係筋によれば、北朝鮮は弾道ミサイルを搭載した移動発射台を常時展開できる状態を維持している。咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)の核実験場でも、いつでも6回目の核実験に踏み切れる状況という。

 朝鮮中央通信によれば、北朝鮮外務省報道官は7月14日、「国連安全保障理事会が制裁決議を行えば、我々は後続措置を取り、正義の行動で応える」と警告している。(ソウル=牧野愛博)




雲隠れ中の豊田真由子衆院議員 「疲れてます」と 支援者に詫びる
「このハゲーーー!」

「ちーがーうーだろー。違うだろー!」

 元秘書を罵倒する音声が公開された豊田真由子衆院議員(自民党・埼玉4区選出)。今年6月に週刊新潮で報じられた直後に離党届を提出し、心身症を理由に入院した。その後は公の場に姿を見せていない。

 横暴な態度とピンク色の服をよく着ていたことから「ピンクモンスター」と恐れられていたが、現在は“雲隠れ”している。事務所スタッフも連絡が取れない状況だという。

 被害を受けた元秘書は埼玉県警に被害届を出した。埼玉県の上田清司知事は8月1日の記者会見で、「ほとぼりが冷めたら出てこようというのはひきょう」と述べ、説明責任を果たせないなら議員辞職するよう求めた。

 自民党埼玉県連ホームページの議員紹介欄からは、名前が消えた。


ピンクのスーツをよく着ていたことから「ピンクモンスター」と恐れられた豊田真由子議員(C)朝日新聞社© dot. ピンクのスーツをよく着ていたことから「ピンクモンスター」と恐れられた豊田真由子議員…
「党本部に離党届を出したとのことなので、名前を外しました。報道が出てから県連には連絡もなく、何をしているのかはわかりません」(県連関係者)

 豊田氏は2012年の衆院選で初当選した安倍チルドレンの一人。不祥事が続発する“魔の2回生”だ。

 自民党関係者は、「党議員の不祥事や失言はたくさん出たが、豊田氏の暴言が一番影響があったんじゃないか。あの怒鳴り声がテレビで流れるたびに、票が減るのを感じた」

 地元での評判は悪くなかったようだ。支援者の一人は言う。

「週末には地元で支援者と会合を開き、国政の報告をしていました。東大卒で厚労省の官僚もしていましたから、とても仕事のできる方だという印象でした」

 7月には本人からおわびの電話もあったという。

「体調が心配だったのでたずねたら、『疲れてます』と話していました」

 豊田氏は最近になって新しく政策秘書を雇った。政治活動を再開するとの見方もあるが、豊田氏の事務所にたずねると、

「迷惑をかけた支援者に秘書がおわびに回っているのは事実ですが、それが政治活動の再開といえるのかどうか……。本人からの指示はなく、記者会見を開くかどうかも決まっていない」

 豊田氏は、仕事の資料は細かいところまで目を通すタイプで「他人に仕事を任せられない人」(関係者)だったという。

 だが、不祥事の後始末は秘書任せ。公の場で説明する時は来るのだろうか。(本誌・西岡千史)

週刊朝日2017年8月18日ー25日号






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

2017年8月7日(月 ):江崎沖縄・北方相「お役所の原稿、朗読かな」_a0044103_651155.jpg

      3.11東日本大震災    津波 396
by nsmrsts024 | 2017-08-07 05:52 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024