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2017年10月28 日(土 ):希望を絶たれた小池塾生、ブームから突き落とされたのは自己責任と自覚する、辛い

カタルーニャ:自治権一部停止 州議会は独立決議
【パリ賀有勇】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題を巡り、スペイン議会上院は27日、同州の自治権を一部停止する手続きを承認した。一方、自治州議会は正式な独立宣言に関する決議案を賛成多数で可決し、両者の対立は決定的になった。中央政府は今後、プチデモン州首相や州閣僚を解任・拘束し、半年以内に州議会を解散し選挙を実施する方針。独立派は激しく抵抗すると見られ混乱の長期化も懸念される。

 ラホイ首相は27日、上院で「法の順守のため行動する以外の選択肢はない」と演説し、中央政府の対応に理解を求めた。AFP通信によると自治権停止は28日にも実施される。1978年制定の現行憲法155条に基づく措置で、発動は初めてとなる。

 地元メディアは26日、プチデモン氏が州議会を解散し議会選を実施する譲歩策を表明する見通しと報じていた。だが独立派が激しく反発。結局、州議会は独立宣言決議案の採決に踏み切った。135議席中、賛成70、反対10で、反対派議員多数が投票前に退席した。

 自治州は憲法裁判所の無効判断を無視して1日に住民投票を強行、独立賛成票は9割だったが投票率は4割台にとどまった。反発した中央政府は、投票結果の無効化と独立宣言の中止を要求していた。



自民・岸田文雄政調会長「われわれは評価されているのか、けなされているのか」 立憲民主・枝野幸男代表の「30年前なら宏池会」発言に
 自民党宏池会(岸田派)会長の岸田文雄政調会長は27日、東京都内で講演し、立憲民主党の枝野幸男代表が日本テレビの番組で「私は多様性を認め、社会的助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会だ」と発言したことについて、「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか、けなされているのか」と苦笑いで語った。

 岸田氏は「今回リベラルといって集まった方々とわれわれの立ち位置は安全保障関連法でも経済政策でも随分違う」と強調した。また、来年秋の自民党総裁選への対応については「国際情勢をはじめ、いろいろな変化も考えられるので、まずは安定政権に向けて汗をかき、来年の話についてはまだ控えたい」と述べた。



第48回総選挙「紙面総括」して見えてきた、小池百合子の瞬間風速
第48回衆院選終了。

 不思議な選挙であった。

 投票日(22日)の産経新聞は「安倍政権5年 審判は」と1面で問うていたのだが、その下の「『最後の訴え』に聞き入る聴衆ら」という写真はバスタ新宿前で演説する立憲民主党の枝野幸男代表らであった。SNSでも話題になったこの1面。


産経新聞 10月22日1面© 文春オンライン 産経新聞 10月22日1面
 産経なら安倍首相の写真でいきたかっただろうに、インスタ映えならぬ1面映えする熱気のある写真を選んだらこうなってしまったのだろうか。なんかチグハグ。


選挙期間中の本音がポロポロと


「圧勝」のはずの自民党本部の表情が険しかったのも不思議だった。日本列島に台風直撃という事情を差し引いても「手ごたえがないのに勝ってしまった」という事情があらわれているようにみえた。

 さっそく翌日の記事をみると、

《自民党幹部は「首相が一番嫌われていたが、小池さんが追い抜いて首相は2番になった。小池さんに感謝しないといけない」と語る。》(朝日新聞 10月23日)


《首相に近い閣僚でさえ「演説では『安倍政権』と言わず、『安定政権』への支持を求めた」と漏らした。》(同)

 と、選挙期間中の本音がポロポロと。


若狭勝の“告白”の波紋


 今回の「不思議な」選挙。象徴する人物をあげるとしたら希望の党の若狭勝氏だろう。

 小池百合子氏の片腕として、主役級の扱いで言動が連日注目されていた若狭氏。しかし投票箱を開けてみれば落選。

 え……!?

 いかにイメージ先行だったかよくわかる。若狭勝=希望の党そのものだったと言えまいか。


若狭氏と小池氏 ©石川啓次/文藝春秋© 文春オンライン 若狭氏と小池氏 ©石川啓次/文藝春秋
 そんな若狭氏について選挙後に次の記事があった。

「若狭氏明かした 百合子氏不出馬知っていたから『次の次』発言戦略的だった」(日刊スポーツ 10月24日)

 希望の党失速の原因の1つとなった「(小池氏の出馬は)次の次」発言について、

《私は小池さんが出馬しないのを知っていたから、戦略的に言った》

《公示直前に期待が一気にしぼむより、早めにクールダウンさせる必要があった》

 と若狭氏が“告白”しているのだ。


「小池氏は出馬するつもりだったのかどうか」をめぐる冒険


 実は「小池氏は出馬するつもりだったのかどうか」については、今も新聞によって「説」は分かれている。

 選挙翌日(23日)の「産経」と「朝日」は対照的な解説をしていた。

 まず産経。

 民進党の前原誠司代表は10月5日の小池氏との会談まで「『小池は最終的に出馬を決断する』と信じ込んでいた」と書く。

《これには訳がある。2人が極秘に合流構想を温めていた9月下旬、小池は仲介人を通じて「都知事を辞任する選択肢もある」との意向を伝えていたからだ。直後の9月25日、小池は希望の党の旗揚げを宣言し、自ら代表に就任した。》

《 だが、小池はもっと打算的だった。「政権交代が確実でない限り、都知事職は投げ出さない」。側近らによると、これが一貫した小池の本音だったという。》

 政権交代が可能そうなら小池氏は出馬を考えていた、という産経の解説である。


選挙翌日の各紙朝刊1面© 文春オンライン 選挙翌日の各紙朝刊1面
 一方、同じ日の朝日はこう書く。

《小池氏の国政進出計画はもともと二段構えだった。まず、この衆院選で一定の勢力を得て、安倍晋三首相を退陣に追い込む。次に、自民党も巻き込んだ政界再編に乗り出し、次の衆院選で自らが立候補して政権を奪う――との構想だ。》

《公示前に、NHKの番組で政権をめざす時期をたずねられた若狭氏が「次の次(の衆院選)ぐらい」と答えたのは「本当のことを言ってしまった」(小池氏周辺)。この発言で小池氏が今回の衆院選を政権選択選挙と位置づけていないとの受け止めが広がった。小池氏は党代表、知事として崖っ縁に立たされた。》

 朝日の解説は若狭氏自身による日刊スポーツでの告白とも合致する。では「小池氏の国政進出計画はもともと二段構えだった」というのが真相なのだろうか。

 いや、ここにこそ、今回の「政局」混迷ポイントが匂う。


産経(手前)は「前原氏誤算」、朝日(右側)は「『排除の論理』誤算」© 文春オンライン 産経(手前)は「前原氏誤算」、朝日(右側)は「『排除の論理』誤算」

コロコロ変わる女帝と脱力感と


 前原氏・若狭氏の両者の認識も、産経・朝日の解説も、どちらも「合っている」のではないだろうか?

 つまり、瞬間瞬間で“風”を読んでコロコロ変わる女帝・小池氏にみんな振り回された。そんな脱力感が漂う実態が読み取れて仕方がないのである。

 同じ日の「産経」「朝日」解説の好対照ぶり。どの時点の情報を入手したかで解説も異なるのであろう。

 私はそう読みました。




[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

2017年10月28 日(土 ):希望を絶たれた小池塾生、ブームから突き落とされたのは自己責任と自覚する、辛い_a0044103_7362290.jpg

   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 295
by nsmrsts024 | 2017-10-28 07:58 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と原発事故による核災害


by nsmrsts024