2017年12月10 日(日 ):

自民党、20日に憲法改正「コンセプトペーパー」提示へ 9条扱いは3案を明記
自民党の憲法改正推進本部(細田博之本部長)が20日に全体会合を開き、改憲案の論点を整理した「コンセプトペーパー」を示すことが9日、分かった。党で検討する改憲4項目について基本的考え方や解決すべき課題を示す。憲法9条については(1)1、2項を変えずに自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の提案(2)2項を削除し「国防軍」を盛り込む平成24年の党改憲草案(3)現状維持-の3案を示し、それぞれ論点を記す。

 推進本部の幹部は今月、断続的に非公式な会合を重ね、コンセプトペーパーの案文を練ってきた。週明けには、幹部が安倍首相と会談し、改憲論議の現状を報告する。

 コンセプトペーパーには、自衛隊明記▽緊急事態条項▽教育無償化・充実強化▽参院選「合区」解消-の改憲4項目について、それぞれ基本的考え方を明記したうえで、解釈が分かれそうな論点を列挙する。

 このうち自衛隊明記については、戦力不保持などを定めた2項を残す首相提案に対し「自衛隊の存在と整合性が取れない」との指摘がある。このため、2項を削除する24年草案と「現状維持」の3案をあえて書き込み、それぞれ自衛権の範囲などについて、整理すべき課題をあげる見通しだ。

 自民党は来年の通常国会で改憲案を示す姿勢を崩していないが、具体的な条文作りに向けた党内議論は遅れている。推進本部は、コンセプトペーパーを通じて憲法解釈の前提となる概念を整理し、党内の意見集約を進める考えだ。



北方領土でアウトドア 国後島から知床の夕日観賞 政府検討 日露作業部会で協議へ
日露両政府が実現を目指す北方領土での共同経済活動の具体的事業として、日本側が北方四島の自然を生かしたアウトドアの観光ツアーを検討していることが9日、分かった。今月中旬にもモスクワで開く局長級作業部会で協議する見通しだ。北方領土には手つかずの自然が残っており、山登りや釣り、国後島から望む知床半島の夕日観賞などが候補として挙がっている。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。安倍晋三首相とプーチン露大統領は9月の首脳会談で、北方領土での観光事業を早期に取り組むプロジェクトに指定。日露両政府は10月に2度目の現地調査を実施し、具体案の絞り込みを行ってきた。政府は観光で人の往来を増やし、領土交渉打開を後押しする環境整備につなげたい考えだ。

 国後島の爺爺岳(標高1822メートル)をはじめ、北方領土には1千メートルを超える山が多い。キタキツネなどの動物が生息し、高山植物も群生していることから、景観を楽しみながら山道を散策する「トレッキング」コースの開発を検討している。

 また、北方領土周辺は親潮と黒潮がぶつかる地点で漁場としても優れており、釣りもツアーの中に含める見込みだ。国後島の北側から北海道・知床半島に沈む夕日観賞も検討している。

 局長級作業部会では、観光のほか、海産物の養殖▽温室野菜栽培▽風力発電▽ゴミの減量対策-の4分野に関し、具体化に向けた協議を進める。




相撲協会がフジテレビに抗議文…「グッディ!」の内容は「極めて悪質で、背信的」
日本相撲協会は9日、元横綱・日馬富士関(33)が幕内・貴ノ岩(27)=貴乃花=への暴行問題に関する報道で、事実と異なる内容があるとして、フジテレビに抗議文を送付したと発表した。

 抗議文は6日に同局の情報番組「直撃LIVE グッディ!」で放送された内容に対して。貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)の支援者と名乗る男性のインタビューを放送し、11月15日に貴乃花親方が「完璧にだまされた」と話していたとする証言を紹介した。同親方がそう話した理由をこの男性は推測として、暴行問題の対応をとる約束をかわしながら、九州場所前に対応がないこと、11月11日の臨時理事会で議題に上がらなかったことなどが協会への不信感につながっているとしている。

 だが協会側は貴乃花親方との間で約束をし、それを破ったために同親方が怒っているというのは事実無根としている。また貴乃花親方に放送された内容を確認したことも明かし、「いずれも心当たりはございません。いずれもマスコミから出ている根拠のない、伝え聞いたような情報である」との回答を得ていることも抗議文では明記している。

 相撲協会は5日、貴乃花親方が八角理事長(元横綱・北勝海)へ、暴行問題について事前に連絡しているという一部の報道は誤りで、そのような報道を控えてほしいと発表していた。その翌日に協会が否定したものと同趣旨の放送をしたことを、「極めて悪質で、背信的」と主張している。

 このような形で放送することで、協会の名誉と信用を毀(き)損され、日常業務を混乱されていると抗議。速やかな謝罪、訂正がなければ、放送倫理・番組向上機構に番組の問題点について審議を求める申し立てがあることも抗議文に記していた。




電波少年的ユニクロ株主総会潜入からの、それぞれの「アポなし」
12年連続で視聴率三冠の絶対王者・フジテレビを94年に日テレが逆転する。その軌跡を戸部田誠が著す連載「日本テレビ『最強バラエティ』のDNA」、今週号は土屋敏男が話題の中心のひとりになっている。


土屋敏男 ©末永裕樹/文藝春秋© 文春オンライン 土屋敏男 ©末永裕樹/文藝春秋

電波少年的ユニクロ株主総会潜入


 急に枠が空いたため、そこを埋める3ヶ月限定の番組企画をなんでもいいから明日までに持って来いと言われた土屋は、「やったろうじゃん!」と仮タイトルをつけた企画書を書き上げる。

「見たいものを見る、会いたい人に会う、やりたいことをやる」をコンセプトにするその企画は、「電波少年」の番組名で実現。3ヶ月どころか11年続き、「アポなし」取材でその名を残すことになる。

「会いたい人に会う」でいえば、バイトとしてユニクロに潜入した横田増生が、今度は柳井社長に会うべく、株主総会に出席した。今週の文春、「ユニクロ潜入記者 柳井社長と直接対決!」はそのルポだ。


柳井正社長 ©共同通信社© 文春オンライン 柳井正社長 ©共同通信社
 株主総会に出るためには株主にならなければならない。そこでユニクロ株100株を約350万円で購入する。ユニクロのバイト代を時給1000円とすれば、3500時間分に相当する金額である。そうまでするのは現在、柳井社長にインタビューを依頼しても、すべて拒否されるからだ。しかし株主総会なら「アポなし」で会え、質問できるのである。

 横田は実はヤマト運輸の株主総会にも出かけている。文春7月6日号掲載の 「株主総会潜入失敗 ヤマトに私が一番聞きたかったこと」 がその際の記事である。このときは、株主でなく、その代理として出席を目論むが、代理人の出席は認められないと追い出される。


「今、質問された方は本を書かれた方ですね」


 今回は無事、総会に出席でき、質問に立って、サービス残業の有無を問いただす。すると「今、質問された方は本を書かれた方ですね」と柳井社長は言い、「では大木執行役員の方からお願いいたします」と別の者に答えさせるのであった。


©文藝春秋© 文春オンライン ©文藝春秋
「本を書かれた方」などとよそよそしい扱いをするが、かつて柳井社長と横田はインタビューというかたちで直接話しているのである。それどころか横田に奥さんとの馴れ初めを聞かれ、「そんなことはいいじゃないですか(笑)」(注)などと照れながらも語らい合った仲なのではないか。


脱北兵士の白い靴下


「アポなし」でいえば、ソウル特派員・朴承珉による「意識を回復した脱北兵士の素性と憧れのチョコパイ」は、アポなし訪韓すべく板門店のJSA(共同警備区域)を越え、脱北に成功した兵士のその後をレポートする。


©getty© 文春オンライン ©getty
 体内に無数の寄生虫がいることで話題になり、北朝鮮の衛生状態の悪さがそこから推しはかられているが、それでも、くだんの兵士はエリート層だと見られている。なぜならその「証拠に、“白い靴下”を履いていた」からだと記事にはある。

 なんでも物資不足の北朝鮮では、大半の兵士は靴下も履けずにいて、丸めた布を代用するのが普通だという。ユニクロにいけば、3足1000円の靴下も、土地によってはエリートの証なのだ。


たけしが語るフライデー襲撃事件


 またビートたけしが講談社のフライデー編集部を「アポなし」訪問したのは31年前の今日、12月9日のことであった。フライデー襲撃事件だ。

 先週からたけし・高田文夫・亀渕昭信の鼎談「ビートたけしのオールナイト文春」がはじまったが、今週号ではくだんの事件と逮捕・謹慎、復帰について語り合っている。


ビートたけし ©杉山秀樹/文藝春秋© 文春オンライン ビートたけし ©杉山秀樹/文藝春秋
「あの頃は芸事ということに行き詰まってましたね。テレビやラジオで自分が考える限界までやってたんだけど、その先が見えなかった」。そんなフラストレーションが溜まっていた時期だったと、たけしは当時の自分をふり返る。

 将来、柳井社長が横田のインタビューの依頼を受け入れ、「あの頃は事業に……」などと語り合う日は来るのだろうか。

(注)横田増生『ユニクロ帝国の光と影』(文春文庫)収録のインタビューより



都議会:都民フ離党の音喜多氏が小池知事批判 ヤジで騒然
 都民ファーストの会を10月に離党した音喜多駿都議が、離党後初めて東京都議会で質問に立ち、小池知事の政治姿勢などを厳しく批判した。

 音喜多氏は、小池知事が6月に公表した「豊洲移転・築地再開発」の基本方針を「政策判断として間違ったものだった」と述べ、当時は自身も支持したとして謝罪。小池知事の政治判断の過程が不透明だとして「新たなブラックボックスが生み出されている」と指摘した。小池知事は「さまざまな意見を参考に判断するのは当然のこと」と答弁。議場は音喜多氏と小池知事の双方へのヤジで騒然となった。【円谷美晶】







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と8ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震福島第一原発爆発 楢葉町 350
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by nsmrsts024 | 2017-12-10 06:28 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


by nsmrsts024