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8月7日(月曜日)・・・長野知事選

[長野知事選]                                     朝日

●村井氏、田中氏を破る              ●投票率下がり65.98%
●「改革」6年で幕                  ●「田中離れ」想定超えた
●冷めた「田中熱」                  ●「独断専行」に違和感
●「話題作りもう十分」               ●守りの選挙戦後手に
●「昔に戻る」と涙は通じず            ●「不毛な対立いらぬ」
●無党派層が様変わり               ●田中ブーム担い手、足運ばず
●「田中知事生んだ5人組」、2人離反、2人沈黙、支援は1人


長野県知事選は6日投開票され、前自民党衆院議員の村井仁氏(69)が、
現職の田中康夫氏(50)=いずれも無所属=を破って初当選した。

「脱ダム宣言」をめぐり不信任された02年の出直し選で圧勝した田中氏が、
県議会や市町村長と対立し続ける中での選挙戦。

反田中勢力の受け皿となった村井氏が、県政の停滞を招いたなどとする
批判票を集めて支持を広げた。

調整型政治を否定、県民の声を直接政策に反映させることから「長野革命」
とも言われた田中県政は、2期約6年で幕を閉じた。



         ・・・・・・・・負けるはずのない選挙で敗れた、が田中氏の選挙後の実感で
あろう。原因は朝日の記事の見出しになっている上記の ● で示される。

田中知事と小泉総理の似たよった共通点は、
○県民から絶大な人気がある(知事)、 国民から絶大な人気がある(総理)と思って
政治をやってきた。

○脱ダム宣言で県議会で不信任され02年の出直し選挙で圧勝(知事)、郵政民営化
法案を参院で否決され、国民の皆様に問うと衆院を解散、総選挙で自民大勝(総理)、
知事も総理もこれらの選挙で人気は不動のモノと確信する。

○根回しを嫌う政治手法、手続きを軽視、独裁的行動・・・は、2人に共通する。

○改革派知事、改革派総理を自認・・・2人とも

○「自民党をぶっ壊す」、と「脱ダム宣言」「脱記者宣言」で代表される
キャッチフレーズ型政治と劇場型政治・・・2人とも

○県機会、市町村議会の頭越しに政策を決める(知事)、国会の頭越しに
政策を決める(総理)・・・・相談なしの頭越し政治は2人に共通

○2人とも自分の容姿に自信を持っている          等々。


田中氏は今回の選挙でまさかの敗退、2期6年の県政の幕を閉じる。
全国を代表する「革新派知事」としての成果は多々ある。が、県民に、
財界に、県会議員に市町村議員から徐々に見放されてきたことは
否定できない。

小泉氏は選挙の審判を受けないで5年で勇退する、見放してきている
国民、党員、商売人、団体員は多い。これからどんな形での審判が。

   とりあえず従来の 「日本型政治」 にいったん戻そう。
by nsmrsts024 | 2006-08-07 14:40 | 朝日新聞・綜合、政治

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by nsmrsts024