2012年 07月 01日 ( 1 )

7月1日(日)・・3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から1年と3ヵ月

[宮城にメガソーラー 日立と丸紅が建設へ]
日立製作所と丸紅が、東日本大震災の津波で被災した宮城県岩沼市で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に乗り出すことが分かった。国内でも有数の規模の出力3万2千キロワットとする計画で、2014年度中の稼働を目指す。

 両社ともに、東北地方で太陽光発電を手がけるのは初めてとなる。岩沼市は、津波をかぶった土地を復興に生かすためメガソーラーの誘致を決め、公募を経て29日、両社などが入る企業体を選んだ。

 太陽光パネルを並べるのは、仙台空港に近い54ヘクタール(東京ドーム約11個分)の敷地。このうち38ヘクタールは津波をかぶった農地だ。企業体は地権者と15~20年間の賃貸借契約を結ぶ。市と企業体は今後、地権者との交渉を進め、農地転用も農林水産省などと話し合う。(平間真太郎)


[大飯原発への道路封鎖続く 200人が「命守れ」訴え]
1日夜の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3号機の原子炉起動を控え、反対する若者ら約100人が前日夕から同町に集まり、徹夜で同原発に通じる道路を封鎖している。関西などの脱原発団体のメンバーらも1日早朝から合流し、雨の中、計約200人が道路で腕を組むなどして「再稼働反対」と声を上げ続けている。

 30日午後4時ごろから、大飯原発のゲートまで約500メートルのところにあるトンネル入り口付近に若者ら約100人が集結。原発へ通じるただ一つの道を、福井、福山、京都、練馬ナンバーなどの車約10台でふさいだ。県警機動隊とにらみ合いを続けながら、徹夜で「命を守れ」などと訴えた。

 前日に政府の監視拠点となっている大飯オフサイトセンター周辺で抗議の声を上げた団体のメンバーの一部は1日午前7時、大飯原発近くの公園で集会を開いた後、原発に向けてデモ行進した。約100人が若者らの道路封鎖に加わり、一緒に腕を組んだり、道路をふさぐようにロープを通したりして再稼働への抗議を続けている。








千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの1年間を顧みる)

[2011年6月8日]・・・原発事故対策の不備、政府認める IAEAに報告書
政府の原子力災害対策本部は7日、東京電力福島第一原子力発電所の事故報告書をまとめ、国際原子力機関(IAEA)に報告した。津波や過酷事故への対策など、これまで指摘された不備を政府としてほぼ全面的に認めて反省する内容。安全規制の責任を明確にするため、原子力安全・保安院を経済産業省から独立させる改革案にも踏み込んだ。この事故で政府が報告書を示したのは初めて。

 報告書は20日、ウィーンで始まるIAEA閣僚級会合で議論される。事故は現在も収束していないため、報告書は暫定版の位置づけだ。最終報告書は、7日に初会合を開いた政府の事故調査・検証委員会が来年に出す検証結果を受けて、まとめられる。

 報告書によると、津波への対策が不十分だったため、原子炉を冷却するための電源を確保できず、炉心溶融に至ったとした。溶けた燃料の一部について、原子炉圧力容器の底が損傷して「(格納容器の底に)落下して堆積(たいせき)している可能性も考えられる」と認めた。

 電源がすぐに復旧できなかったのは過酷事故への対策が不十分だったためで、ベント(排気)も十分機能せず、原子炉建屋が水素爆発するような事故を想定していなかった、とした。



[2011年6月8日]・・・原水禁世界大会、福島で 「原発事故、核考える転換点」
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)は、今夏の世界大会を7月31日に福島市で始める方針を決めた。これまでは主に広島、長崎両市で開催してきた。東京電力福島第一原発の事故を受け、今年は「脱原発」の主張を前面に出す。

 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の被災者も招く。原水禁関係者は「原発事故で今年は核利用を考える転換点になった。エネルギー政策を考え直す大会にしたい」としている。

 今夏の大会は福島市を皮切りに広島市(8月4~6日)、長崎市(同7~9日)、沖縄県(同11日ごろ)でも開く。


[2011年6月9日]・・・福島第一原発所長を口頭注意 東電社長、海水注入問題で
東京電力は8日、福島第一原発の吉田昌郎所長に対し、清水正孝社長が6日に口頭注意したことを明らかにした。吉田所長は原発事故発生直後の3月12日、東電本社とのやりとりで原子炉冷却のための海水注入をいったん中断することで合意しながら、実際には注入を継続。本社には報告していなかった。国会でも海水注入の中断は問題になったが、5月下旬の本社の調査で所長が事実を打ち明けた。


[2011年6月9日]・・・福島11地点でストロンチウム 原発から60キロでも
文部科学省は8日、放射性ストロンチウムが東京電力福島第一原子力発電所から62キロ離れた福島市など、福島県内11カ所の土壌で新たに検出されたことを明らかにした。放射性セシウムが検出されたところでは、微量に見つかるとされており、それが証明された形だ。放射性ストロンチウムには半減期が長いものがあって、体に入ると長期間影響を及ぼす可能性があり、監視が必要だ。

 検出されたのは4月10日~5月19日に採取された土壌。福島市では半減期約29年と長いストロンチウム90が1キロあたり77ベクレル、半減期約50日と短いストロンチウム89が54ベクレル検出された。

 最も多かったのは浪江町赤宇木で、それぞれ250ベクレルと1500ベクレル。北西部に36キロ離れた飯舘村では120ベクレルと1100ベクレルで、これまでに20キロ圏内で検出されていた値よりも高かった。ほかに田村市、広野町、川内村、南相馬市、二本松市でもストロンチウムが検出された。文科省は採取した土壌をさらに細かく分析するという。
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by nsmrsts024 | 2012-07-01 09:25 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


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