2017年10月23 日(月 ):

【衆院選】小池百合子氏「自分に慢心があった」「どこで失敗を」
【パリ=大泉晋之助】大勝した昨夏の東京都知事選、今夏の都議選の再現を国政で狙った希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は22日、出張先のパリで、「非常に厳しい結果だ」「自分に慢心があった」と顔をこわばらせた。

 21日深夜に東京・羽田を出発し、22日未明、フランスに到着した小池氏は、環境関連の国際会議などに出席。世界各都市のトップと笑顔で言葉を交わして公務をこなしたが、党代表として報道陣の取材に応じた際には表情が一変した。

 選挙期間中、公務の合間に全国の公認候補の応援に駆け巡った。「(大阪府知事の)松井(一郎)さんも同じ立場だ」と話し、二足のわらじ批判に反論し続けたが、批判が強まるにつれキャンセルした公務の出席を急遽(きゅうきょ)決めるなど対応のブレが際立った。

 党立ち上げから1カ月も持たずに失速。公認候補が演説で離党の可能性を口にしたほか、選挙ポスターを差し替え、小池氏の写真や「希望の党」の文字を目立たなくするなど党内で離反の動きが広がった。

 擁立候補選定に関する「排除」発言については、「きつい言葉だった。傷付けるつもりはなかった」と事実上、発言を修正。「言葉を切り取られ真意が伝わっていない」とメディアへの恨み節を口にした。

 選挙戦終盤には周囲に「選挙後、代表を辞任した方がいいかな」と弱音と漏らし、側近にこう問う場面もあったという。

 「私はどこで失敗をしたのか…」

 結局、東京の選挙区で勝利したのは21区の長島昭久氏のみ。希望の大敗が決まった直後、パリから中継で出演した民放のテレビ番組でも「排除」発言に触れ、「言葉を仕事にしてきただけに注意すべきだった」と繰り返し反省の弁を述べた。そのうえで、共同会見では「国民、都民の皆さんの『都政に邁進(まいしん)せよ』というメッセージだと受け止めている」と神妙に語った。




自民圧勝、与党310超…立憲民主が野党第1党
 第48回衆院選は22日投開票され、与党は、自民党の追加公認3人を含め、総定数465のうち憲法改正の国会発議に必要な3分の2にあたる310議席を超えた。

 自民党は、単独でも国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261)を上回り、圧勝した。安倍首相(自民党総裁)は、争点に挙げた北朝鮮への圧力強化などに国民の信任が得られたとして、第4次内閣を発足させる。立憲民主党は躍進し、野党第1党となった。希望の党は敗北した。小選挙区選の投票率は、読売新聞社の推計で53%前後となり、2014年の前回(52・66%)とほぼ同じ水準となった。

 首相は22日夜のNHKの番組で、選挙結果について「安定した政治基盤のもとに、政治を前に進めろという国民の声だと考えている。一つ一つ結果を出すことに全力を尽くしたい」と述べた。首相は勝敗ラインを「与党で過半数」としていた。

 自民党は、2012年12月の第2次安倍内閣発足以来の経済政策「アベノミクス」の成果を強調し、小選挙区選、比例選ともに着実に議席を獲得した。北朝鮮の核実験や弾道ミサイルによる挑発がエスカレートし、情勢が緊迫するなか、首相が国連安全保障理事会での制裁決議採択を、米国とともに主導した実績も支持につながったようだ。

 公明党は幼児教育や高校無償化など、教育費負担の軽減を前面に掲げて戦ったが、小選挙区に出馬した9人のうち1人が落選した。

 首相が9月25日に衆院解散を表明後、野党第1党だった民進党が分裂し、同党出身者は希望の党や立憲民主党などに分かれた。選挙戦は自民党・公明党の与党と、希望の党・日本維新の会、共産党・立憲民主党・社民党の3勢力が争う構図となった。野党候補が乱立して「政権批判票」が分散する結果となり、民進党の分裂は自民党に有利に働いた。

 来年9月には、自民党総裁選が予定されている。首相が野党の意表をついた解散で自民党を圧勝に導いたことから、党内で首相の連続3選を求める声が強まる可能性もある。

 一方、立憲民主党は公示前の15議席から3倍以上に増え、躍進した。憲法改正や経済政策などを巡り、与党との対立軸を打ち出し、首相に批判的な有権者の受け皿となったようだ。枝野代表は22日夜の記者会見で「想像以上に多くの国民が、これまでの政治に『国民から遠い』という意識を持っていた」と躍進の理由を語った。

 希望の党は拠点とする東京都内の選挙区をはじめ、全国で苦戦した。党代表の小池百合子東京都知事は22日午後(日本時間22日夜)、出張先のパリでの記者会見で「非常に厳しい有権者の判断が下った。今回は完敗とはっきり申し上げたい」と語った。

「政権批判票」を立憲民主に奪われた形の共産党は惨敗した。日本維新の会は厳しい戦いとなった。公示前勢力が2の社民党は伸びなかった。

 憲法改正を巡っては、自民、公明の与党で国会発議に必要な3分の2の勢力を維持し、改憲に前向きな希望の党、日本維新の会の両党を加えれば、さらに大きく上回った。

 今回、衆院の総定数は前回より10減り、戦後最少の465(小選挙区選289、比例選176)で行われた。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 285
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# by nsmrsts024 | 2017-10-23 05:29 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月22 日(日):排除されたリベラルが15名、明朝は何名になっている、実績で増えたのではないから

台風21号:列島大雨に 「特別警報」の可能性
超大型で非常に強い台風21号は21日、日本の南の海上を北上した。23日朝までに強い勢力を保ったまま本州に上陸する恐れがある。台風を取り巻く雨雲や列島付近に停滞する前線の影響で上陸前から雨が強まり、衆院選投開票日の22日は西日本や東日本の広い範囲で大荒れの天気となる見込み。気象庁は警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、台風21号は21日午後11時現在、沖縄・南大東島の南東約230キロの海上を時速30キロで北北東に進んだ。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。南東側280キロ以内と北西側220キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。


警報級の現象(雨・風)の期間© 毎日新聞 警報級の現象(雨・風)の期間
 台風は東海や関東に上陸する見通しだが、西寄りに進んだ場合は、22日深夜に紀伊半島付近に上陸する可能性もある。上陸後は列島を北に進む見込みで、23日朝は首都圏などで通勤通学への影響が懸念される。気象庁は、重大な災害の発生が予想される時に出される「特別警報」を発表する可能性もあるとしている。

 23日午前0時までの24時間予想雨量は多い所で、東海500ミリ▽近畿400ミリ▽四国・関東甲信・伊豆諸島300ミリ▽九州南部・九州北部・中国・北陸200ミリ▽奄美180ミリ▽沖縄150ミリ▽東北100ミリ。

 台風が超大型まで発達したのは、2015年10月の台風23号以来。今回上陸すれば、統計の残る1951年以降で上陸時期が3番目に遅い台風となる。【金森崇之】



【台風21号】速度上げ22日深夜にも東海、関東へ上陸か 衆院選投開票作業に影響も
 衆院選投開票日の22日に接近が予想される超大型で非常に強い台風21号は21日夜、速度を徐々に上げながら沖縄の東沖を北上した。早ければ22日深夜にも東海、関東地方に上陸する恐れがある。同日夜には各地で暴風雨となる見込みで、衆院選の投票率や投開票の作業にも影響が出そうだ。

 気象庁によると、台風21号は日本の南海上を北上しており、22日午前には沖縄に接近し、22日深夜から23日明け方にかけて紀伊半島から房総半島にかけての本州南岸へ上陸する可能性がある。21日の間に時速15キロから30キロへ一気に速度を上げており、最大風速40メートル以上の強い勢力と大型の強風域を保ったまま上陸するとみられる。

 停滞前線の活発化で全国的に大荒れとなる。関東甲信と東海、近畿では22日朝から大雨、同日夜には暴風への警戒も必要。進路上の南東側斜面に当たる紀伊半島や、静岡から南関東に至る地域で風雨が強まる恐れがある。一方、北陸や中国地方の日本海側でも台風に伴う北西からの風で風雨が強まる可能性がある。また東海から関東にかけては高潮への警戒も必要だ。

 23日午前0時までの24時間予想雨量は多いところで東海500ミリ、近畿400ミリ、関東甲信、四国300ミリ、北陸、九州、中国200ミリ、東北100ミリ。24日午前0時まででは北陸400ミリ、近畿、東海、関東甲信、東北300ミリ。中国、四国、北海道150ミリ。

 台風21号は21日午後11時現在、南大東島の南東の海上を時速約30キロで北北東へ進んだ。中心の気圧は925ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の南東側280キロ以内と北西側220キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。





前原氏、無所属出馬「大変つらい」【17衆院選】

民進党の前原誠司代表は21日、衆院選に無所属で立候補したことについて、京都市内で記者団に「(選挙区で)落ちたら終わり。極めてハンディがある中で戦わざるを得ず、大変つらい戦いだった。二度と無所属の戦いはしたくないのが本音だ」と述べた。前原氏は衆院解散後、希望の党への民進党の合流を決断したが、民進前職の一部が無所属出馬を強いられたことなどから、自身の合流も選挙後に先送りした。 (了)



衆院選、投票始まる 深夜から未明にかけ大勢判明へ
 第48回衆院選の投票が22日、大半の地域で午前7時から始まった。台風21号の影響で終了時間を繰り上げる一部地域を除き、午後8時に締め切られ、その後、即日開票される。同日深夜から23日未明にかけて、大勢が判明する見通しだ。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 283
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# by nsmrsts024 | 2017-10-22 09:01 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月21日(土):組織もなく騙されやすい大衆を味方に付けた小池政治、踏み絵と排除はのちの世まで

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今年初の超大型台風21号 月曜に直撃
台風21号は今年初めて超大型に。23日(月)に本州にかなり接近・上陸の恐れ。朝の通勤・通学時は広く大荒れの天気となり、交通機関が大きく乱れる可能性もあります。

●◆台風21号の特徴

台風21号は20日(金)現在、超大型で強い勢力となっています。超大型となるのは2015年の台風23号以来で、今年初めてです。台風の大きさは強風域の半径で決まり、超大型は800キロメートル以上です。それだけ広範囲に影響が及ぶ可能性があります。


© tenki.jp 提供
22日(日)には沖縄に接近し、23日(月)には本州にかなり接近、上陸の恐れがあります。さらに本州の南岸沿いに停滞する秋雨前線の活動が活発になり、台風の上陸前から雨が強まる恐れもあります。

台風や前線の影響で非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、記録的な大雨となる恐れがあります。また、広い範囲で非常に激しい風が吹き、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹き荒れる所もあるでしょう。大雨や暴風、高波、高潮などによる重大な災害が発生する恐れがあります。大荒れの期間は交通機関が大きく乱れる可能性もあり、交通情報にも注意が必要です。

●◆各地の警戒期間

【沖縄】21日(土)の午後は非常に激しい雨の降る所があるでしょう。22日(日)にかけて大雨となる恐れがあります。非常に強い風も吹き、荒れた天気になるでしょう。

【九州・中国・四国】前線の活動が活発になり、21日(土)の夜から雨脚が強まるでしょう。22日(日)から23日(月)の午前中は広い範囲で活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。暴風も吹き荒れる恐れがあり、警戒が必要です。

【近畿・東海】22日(日)は活発な前線の影響で雨が降り、大雨となるでしょう。23日(月)の午前中は台風の接近に伴って、雨・風ともに強まり、大荒れの天気となりそうです。交通機関への影響が心配されますので、交通情報にもご注意下さい。午後は雨のピークは越えますが、風の強い状態が続くでしょう。

【関東・北陸】前線の活動が活発になるため、22日(日)の午後から雨脚が強まるでしょう。台風が最も接近すると予想されるのは23日(月)の午前中です。台風本体の雨雲がかかり、さらに雨が強まるでしょう。暴風も吹き荒れ、大荒れの天気となる恐れがあります。23日(月)朝の通勤・通学の時間帯に交通機関に影響がでる可能性があります。交通情報にもご注意下さい。午後は雨のピークは過ぎますが、風の強い状態が続くでしょう。長い時間、交通機関への影響が続く可能性があります。

【東北】22日(日)の午後は雨が強まるでしょう。23日(月)は台風の接近に伴い、大雨や暴風に警戒が必要です。早めの台風対策を心がけて下さい。

※なお、この情報は20日現在の資料をもとに作成しています。台風の進路によって、大荒れの期間は変わってきますので、最新の台風情報にご注意下さい。




首都決戦、党首ら舌戦 衆院選で都議選の雪辱か、再現か
衆院選終盤を迎え、各党が首都・東京の戦いに注力している。7月の都議選では小池百合子都知事が地域政党「都民ファーストの会」を率いて圧勝したが、情勢は変化しそうだ。東京の小選挙区・比例区を合わせた42議席は全議席数の1割弱。各党とも最後の追い込みに必死だ。

候補者の政策、こちらでチェック 朝日・東大調査
特集:2017衆院選
衆院選 候補者の顔ぶれはこちら

 「相手候補は選挙に出るたびに党が変わっている。当選するために看板を変える政治家を信頼できるのか」。20日夜、都内の世田谷区で安倍晋三首相(自民党総裁)は、商業施設前に集まった観衆に訴えた。

 安倍氏は18日にも都内の豊島区に入り、マイクを握った。同区を含む東京10区は、都知事に転身する前の小池氏の地盤。今回は側近の希望の党前職が立候補している。自民は公示日の小泉進次郎・筆頭副幹事長を皮切りに、同区に連日、閣僚ら知名度の高い応援弁士を投入してきた。都連幹部は「10区は小池氏のおひざ元。何が何でも勝ちにいく」と話す。

 自民は都内で小池氏に3連敗中だ。昨夏の都知事選で推薦候補が大敗。今年の千代田区長選にも敗れ、7月の都議選では勢力が57議席から過去最低の23議席に激減。「自民都連はブラックボックス」と批判する小池氏に敗れてきた。

 ある自民前職の候補は「地元の夏祭りを200カ所以上訪ね、都議選の惨敗をおわびした」。都内全25選挙区のうち候補を立てた24選挙区の多くで優位が報じられる中、東京10区など10選挙区を終盤の「重点区」とし、著名な応援弁士を送る予定だ。

 一方、都議選で都民ファースト側についた公明党との関係修復も急いだ。複数の関係者によると、都議選後に両党の都議団幹部らが会い、衆院選での協力を確認。公明が都内で唯一、小選挙区に候補を立てる東京12区では公示直前、自民の前都議が公明の応援に立ち、「都議会で自公が多少ギクシャクするのは、国の中では小事」と、「復縁」をアピールした。

 公明は比例東京ブロック(定数17)で、2014年の前回から1増の3議席獲得を目指す。「都議選のしこりが消えたとは言えない」(公明都議)との声もあるが、得票上積みのため、自民との連携を強めたい考えだ。

 「安倍1強政治を許してはならない」。20日夜、遊説先の福島県から帰京した希望の小池代表は、墨田区のJR錦糸町駅前で、民進党の前原誠司代表と並んで政権批判を繰り広げた。「知事選も都議選も皆様の一票一票が押し上げてくれた」と、勝ち続けた選挙を引き合いに支持を訴えた。

 都議選で都民ファーストの会が一気に最大会派に急伸した東京は、希望にとって「本拠地」。小池氏は街頭で「都議会が変わった。次は国政を」と訴え、公示後11日間のうち5日間は遊説してきた。ただ、同会都議の多くは議員経験が少なく選挙活動にも不慣れ。劣勢と報じられ、「都議選と雰囲気は違う」と同会幹部は危機感を隠さない。

 立憲民主党の枝野幸男代表は19日夜、東京・秋葉原で「暮らしの声に寄り添った政治へ第一歩を踏み出そう」と群衆を前に声を張り上げた。公示後、「東京大作戦」と銘打った2度目の都内での大規模集会だ。

 都内小選挙区の候補者16人は全員、希望に移らなかった民進の元公認予定者。民進は都議選で、民主党だった4年前より10議席減の5議席になった。しかし、この衆院選で都連幹部は「立憲民主に変わり、支持者が戻ってきた」と手応えを語る。枝野氏も「もう一押しでひっくり返せる選挙区が多い」と意気込む。

 共産党の志位和夫委員長も最終日の21日、渋谷区などで遊説する。都議選では2議席増と存在感を示した。今回、「特に比例区で前回以上の得票を目指す」(都委員会幹部)と支持拡大に躍起だ。




小池氏へ身内から異論次々 希望苦戦で民進出身の前職ら
 22日投開票の衆院選で、希望の党の候補者たちから小池百合子代表の発言や党運営へのありようへの異論や指摘が相次いでいる。報道各社の情勢調査で同党の苦戦が伝えられるなか、選挙結果によっては小池氏への反発が強まる可能性もある。

候補者の政策、こちらでチェック 朝日・東大調査
特集:2017衆院選
衆院選 候補者の顔ぶれはこちら

 「小池代表の発言で一気に支持率が下がる不安定な党ではいけない」。20日朝、結党メンバーで前職の松原仁氏(東京3区)が街頭で訴えた。念頭にあるのは、希望に民進党が合流する際に小池氏が持ち出した「排除の論理」だ。「日本は和をもって貴しとなす国だ」と苦言を呈したうえで、「1人に頼りすぎる政党は極めて異常」と指摘。党運営を集団指導体制にすべきだとの考えを示した。

 異論の多くは、民進出身の前職らによるものだ。

 田嶋要氏(千葉1区)は19日夜、街頭で「できたばかりの希望を実際に運営するのは民進出身の中堅だ」と演説。「小池さんが自民党との連立や憲法9条改悪を行うようであれば、希望にはいられない」と訴えた。升田世喜男氏(青森1区)も各地の街頭演説で「希望が自民の補完勢力だったならば、わかり次第離党する」と明言している。

 希望との合流を決めた前原誠司・民進代表側近の小川淳也氏(香川1区)は19日の街頭演説で、「この新党、第2自民党になるくらいならいらんと思う」と指摘。立憲民主党の名前まで挙げて、「もう一回、野党は再合流に向けて大きな固まりを作り直していかないといかん」と述べた。(別宮潤一)




まだ0票だけど… 当選確実なぜ分かる? 衆院選
22日は衆院選の投開票日。選挙の報道でよく「○○さんが当選確実」って見るけど、どうやって判定しているんだろう。なぜ、開票作業が始まっていないのに、結果が分かるんだろう。(坂山真里緒)

 -「当選確実」って、どんなことを指すの?

 「どの候補が当選したのかは本来、開票作業が終わった段階で初めて分かる。でもその前に、さまざまな調査や取材で、各報道機関が『この候補者の当選は間違いない』と判断したら、当選確実と報道しているのよ」

 -なぜ、そんなことをするの? 開票が終わるまで待てばいいじゃない。

 「衆院選だと、選挙の結果によって、政権が交代する。今回の選挙では、消費税の増税をどうするかは各党で主張が違っているよね。選挙結果は、私たちの生活にも密接に関係しているのよ。だから報道機関は、いち早く選挙結果の大勢を伝えることに全力を挙げるの」

直接聞き取り

 -どうやって判断するの?

 「多くの市や町で開票作業が実際に始まるのは、おおむね22日午後9時頃から。でも報道機関はその前から、さまざまな調査を重ねているの。電話による『世論調査』や、投票を済ませた人たちに直接聞き取りなどで確認する『出口調査』がその代表。投票所の近くで、報道機関の腕章をした調査員が、声を掛けているのを見たことない?」

 -あ、ある。声を掛けられたこともあるよ。

 「それが出口調査よ。1960年代後半に、米大統領選などでテレビ局が実施したのが最初といわれているわ。かつては、いろんな団体の組織票ががっちりと固まっていて、その票がどうなるのかを取材して判断していたのよ。今は、浮動票や、無党派層といって支持政党がいない人たちが多くて、従来の取材では判定できなくなった。日本では90年前後から速報性を重視するために導入され、今では新聞社や通信社、テレビ局など、多くの報道機関が行っている。各種調査は公示前から行っていて、繰り返してやることで情勢の変化を読み取っていくのよ」

 -判定は、コンピューターで機械的にしているの?

 「いいえ、調査結果に、これまでの取材を加味して判断するの。例えば、候補者の街頭演説だと、記者はどれくらい人が集まったか、聴いている人たちの反応はどうかなどを見て、“風”がどう吹いているのかを気にしながら取材しているよ。ほかにも、開票作業が始まってからだと、開票所内で取材し、どの候補が有利なのかを調べているんだ」

匿名性を重視

 -でも、誰に投票したのか、知られたくないわ。どう使われるかも不安。

 「報道機関の出口調査は、報道以外の目的に利用しないという条件の下、各市町選挙管理委員会の許可を得て行っているの。無記名だから、プライバシーも守られるわ」

 「出口調査は速報のためだけでなく、年代や支持政党、重視した政策なども尋ねることで、有権者の投票行動を分析する目的もある。小選挙区制度になってから特定の政党が一方的に大勝することが多くなったの。でも、民意が本当にそこまで強く支持しているのか、議席の数だけで判断できなくなっている。『ほかに、投票したい政党や候補者がいなかったから』投票したというのも調査で分かる」

 「神戸新聞社で判定した『当選確実』は、サンテレビの特別番組やラジオ関西だけでなく、電子版『神戸新聞NEXT』でも速報しているわ」

     ◇

 正確な報道のため、出口調査の調査員が声を掛けたときはご協力をお願いします。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 282
  
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# by nsmrsts024 | 2017-10-21 07:02 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月20 日(金 ):敵と戦う正義の政治家小池さん、戦いに敗れた内田茂さんを都の表に出してあげたい

日産、全車両の出荷停止 国の不正指摘後も無資格検査
日産自動車が無資格の従業員に新車の検査をさせていた問題で、9月に国から指摘を受けた後も国内の完成車工場全6工場のうち4工場で、検査に無資格者が関わっていた。同社は19日までに全6工場で新車の出荷を停止。在庫車を含めた約3万4千台の再検査が必要になり、うち顧客に渡った約4千台は、すでに届け出た約116万台に加えてリコール(回収・無償修理)する。

 日産が19日、発表した。西川(さいかわ)広人社長は会見し、「信用して買っていただいた皆さんの信頼を裏切ってしまった」と謝罪した。出荷停止は再発防止策が整ってから解除する意向で、少なくとも2週間はかかる見通し。

 4工場のうち追浜(神奈川県)、栃木(栃木県)、傘下の日産自動車九州(福岡県)の3工場では18日まで、ブレーキ性能などを最終確認する完成検査の一部を、規定の「検査ライン」の外側で実施していた。




「中国の融資を受ける国々は膨大な債務を背負わされる」 ティラーソン米国務長官が中国を痛烈批判
【ワシントン=黒瀬悦成】ティラーソン米国務長官は18日、ワシントン市内で講演し、経済発展が著しい太平洋・インド洋地域の新興諸国に対しての中国によるインフラ投資に関し、「中国の融資を受ける国々の多くは膨大な債務を背負わされる」と指摘した。

 また、「インフラ整備事業には外国人労働者が送り込まれる事例が大半で、雇用創出に結びつかない。融資の仕組みも、些細なことで債務不履行に陥るようにできている」と批判。米国を中心に東アジアサミット参加国の間で、中国に対抗する形での代替の融資枠組みの構築に向けた協議がすすめられていることを明らかにした。

 ティラーソン氏は一方、中国が南シナ海で造成した人工島の軍事拠点化を進めていることについて、「国際的な法や規範に対する直接的な挑戦だ」と指摘し、「中国は法に基づく国際秩序をしばしば侵害している」と強く批判した。

 トランプ政権はこれまで、北朝鮮の核・ミサイル開発問題で中国の協力を取り付ける思惑からこの問題で批判を自制してきた。今回、歴代米政権のアジア太平洋政策を踏襲し、米国主導による「法と規範」に基づいた地域の安定化を進めていく意向を打ち出した。

 ティラーソン氏は「中国とは建設的な関係を目指していく」と述べつつ、「中国が法に基づく秩序に挑戦し、近隣諸国の主権を侵害し、米国や友好国に不利益を生じさせる行為に対してひるんだりはしない」と強調した。

 また、民主主義の価値観を共有するインドと日本、それにオーストラリアを加えて安全保障分野などでの連携を強め、太平洋からインド洋にかけての安全と安定を確保していく立場を表明した。




スーパーカブが1億台突破…世界60か国で販売
ホンダは19日、主力の原動機付きバイク「スーパーカブ」の世界累計生産台数が、10月上旬に1億台を突破したと発表した。

 エンジン付きの乗り物の大台達成は、世界初という。

 初代は1958年に発売された。「出前の時でも運転しやすいように」と足だけで簡単にクラッチ操作をできるようにし、当時としては燃費も優れ、耐久性が高かったことから大ヒットした。現在は世界約60か国で販売されており、日本では郵便や新聞の配達など、主に商用で広く使われている。

 新型のシリーズ4車種も11月10日に発売する。合わせて、生産工場も中国から熊本製作所(熊本県大津町)に移管した。八郷隆弘社長は19日の記念式典で、「世界中でお客様の要望を反映し続けてきたためだ」と達成の理由を語った。




天皇陛下退位19年3月末 即位・新元号4月1日で調整

政府は天皇陛下の退位日を2019年3月31日とし、皇太子さまが翌4月1日に新天皇に即位して、その日に新しい元号を施行することで最終調整に入った。新元号は政府が来年中に発表する方針だ。平成は31年3月末日で幕を閉じることになる。

新元号、リストから極秘に選定へ 皇位継承儀式も模索

 複数の首相官邸幹部が明らかにした。政府は、衆院選が終わった後の11月以降に首相ら三権の長、皇族でつくる「皇室会議」を開いたうえで、天皇陛下の退位日にあたる特例法の施行日について、政令で定める。

 天皇陛下は退位の意向をにじませた昨夏のおことばで「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30(2018)年を迎えます」と区切りの時期に言及。政府は改元日について「18年12月下旬退位、19年1月1日改元」と「19年3月末退位、4月1日改元」の2案を検討していた。

 元日改元にした場合は、官公庁や民間のシステム改修など国民生活への影響を抑えられるというメリットがあった。一方で、年末年始には陛下が重視する宮中行事が相次ぎ、19年1月7日には昭和天皇逝去30年の式年祭もあるため、宮内庁は難色を示していた。

 首相官邸はその後、「宮中行事に配慮して欲しいという宮内庁の希望を受け入れた方がいい」(幹部)と判断し、4月1日改元とすることで最終調整に入った。特例法の規定に基づき、いまの陛下は19年3月31日の終わりと同時に退位し、皇太子さまは4月1日の始まりと同時に新天皇に即位する。新元号も同日施行される。

 ログイン前の続き新元号は、初めて元号が定められた「大化の改新」(645年)から数えて、248番目。新元号の公表時期はこれまで、来年夏ごろの日程が有力だったが、来春に前倒しする案も政府内では浮上している。周知期間を長くとり、カレンダーなどをつくる業者に配慮するためだ。

 天皇の退位は江戸時代の光格天皇以来、約200年ぶり。現憲法下では初めてとなる。特例法は陛下一代限りの退位と皇太子さまの即位を定めており、退位後の陛下の称号は「上皇」、皇后さまは「上皇后」となる。皇位継承順位が第1位となる秋篠宮さまは、「皇太子待遇」となる。

 政府は今後、退位に伴う皇位継承の儀式や上皇の補佐体制について、準備組織を立ち上げるなどして本格的な検討に入る。




皇后さま、きょう83歳 「陛下の安息、大きな安らぎ」
皇后さまは20日に83歳の誕生日を迎えるにあたり、宮内記者会の質問に文書で答えた。天皇陛下の退位について、「長い年月、ひたすら象徴のあるべき姿を求めてここまで歩まれた陛下が、ご高齢となられた今、しばらくの安息の日々をお持ちになれるということに計りしれぬ大きな安らぎを覚えます」とつづった。

特集:皇室とっておき

 退位の時期が近づくなか、各地への訪問も「もしかすると、これが公的に陛下にお供してこれらの府県を訪れる最後の機会かもしれない」と感慨深く受けとめ、いつにも増して日本のそれぞれの土地の美しさを深く感じたという。

 また、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞決定に触れ、「日本の立場は複雑ですが」としつつ、広島、長崎の被爆者たちの長年の努力で、核兵器の非人道性、使用された場合の恐るべき結果にようやく世界の目が向けられたことに、「大きな意義があったと思います」と記した。

 日本の被爆者の心が、戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきた点に世界の目が注がれることを願う、とも述べた。

 9月に婚約が内定した秋篠宮家の長女眞子さまについては「初孫としてその成長を大切に見守ってきた」とつづった。

 宮内庁によると、皇后さまはこの1年、皇后として338件の務めを果たした。(島康彦、緒方雄大)



台風21号の接近が早くなりました
これまでの予想より、台風21号が本州へ接近するタイミングが早くなりました。23日(月)の朝までに本州に上陸する恐れがあります。

●接近・上陸のタイミング早まる

これまでの予想より、台風21号が本州に近づくタイミングが早くなりました。きょう20日午前9時発表の最新の台風進路予報によると、大型で強い台風21号はフィリピンの東を北上しています。今はまだ1時間に15キロと自転車並みのスピードですが、あさって22日(日)には1時間に25キロとスピードアップ。さらに急加速して本州へ近づく予想で、22日(日)には台風本体の雨雲がかかりはじめたり、暴風域に入ったりする所があるでしょう。そして23日(月)の朝までに四国や本州に上陸する恐れがでてきました。

●23日(月)の通勤時は交通機関に影響も

台風21号は23日(月)も強い勢力を維持しているとみられます。通勤・通学の時間帯は全国的に荒天が予想され、交通機関が大きく乱れる恐れがあります。tenki.jpでは、このあとも随時、台風情報を更新していきますので、最新の情報をこまめに確認してください。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 281
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# by nsmrsts024 | 2017-10-20 06:08 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月19 日(木 ):都知事選、都議選、希望までの小池ブーム隆盛の要因を分析し、熟慮の参考に

トランプ氏、マケイン氏に警告「私がやり返せばとんでもないことに」
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は17日、共和党の重鎮ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(81)が自身を非難したとみられる発言をしたことを受け、「私がやり返せば、とんでもないことになる」と警告した。

 トランプ氏とマケイン氏の関係は以前から険悪だったが、今回のトランプ氏の警告は両者の確執を再燃させるものだ。マケイン氏は16日夜、フィラデルフィア(Philadelphia)で開催された自身の生涯の功績をたたえるイベントで、トランプ政権が掲げる「米国第一主義」を激しく非難した。

 今年7月に脳腫瘍と診断されたマケイン氏は、「問題を解決するよりもスケープゴートを探そうとする人々がでっちあげたいいかげんで誤ったナショナリズムのために国際的なリーダーリップの義務を拒むことは、過去の使い古された教義への執着と同じくらい非愛国的だ」と述べた。

 これに対しトランプ氏は17日、保守派のクリス・プランテ(Chris Plante)氏が司会を務めるラジオ番組で「私はいつかやり返すので、人々は気をつけるべきだ」と述べ、マケイン氏に反撃。「私はとても温厚だ。だがいつかやり返す。そしてそれはとんでもないことになる」と警告した。

 マケイン氏はこの数か月、医療保険制度改革法(通称オバマケア、Obamacare)の改廃法案に2度反対するなど、トランプ政権をいら立たせてきた。

 トランプ氏の発言についてAFPに問われるとマケイン氏は一笑に付し、「私はやるべきことをやり、できる限り彼(トランプ氏)に協力し、アリゾナ(Arizona)州民のために必要なことをする」と語った。

 またトランプ氏が報復を示唆したことについては、「これまでの人生で非常に手ごわい敵ともやりあってきた」と述べるにとどまった。

【翻訳編集】AFPBB News




衆院選:台風接近、22日は大雨の可能性
日本付近に停滞する前線などの影響で、衆院選は全国的に雨の中での戦いが続いている。台風21号も近付いており、投開票される22日も西日本から北日本にかけて広い範囲で大雨となる可能性がある。有権者の出足が鈍って投票率が下がることが懸念され、台風の影響が大きいと予想される地域では、期日前投票の利用呼びかけや離島での投票日繰り上げの検討などを始めた。

 気象庁によると、衆院選が公示された10日から8日間の各地方の降水量は、九州北部で平年の3.86倍▽沖縄で2.5倍▽関東甲信で1.92倍▽東海1.91倍--など。一方、日照時間は全地方で平年以下の44~88%にとどまった。

 台風21号は今後、勢力を強めながら北寄りに進み、22日には日本列島の南に達する見込み。10月は通常、太平洋高気圧が弱まるため、台風は日本に上陸せず南の海上を進むことが多いが、今年は例年より高気圧の張り出しが強く、その縁に沿って日本に近付くルートを通っているという。台風が近付くと停滞する前線に暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で雨が強まる恐れがある。

 気象庁は沖縄・奄美地方で21日から大荒れの天気となり、西日本から北日本でも台風の進路によっては同日から大雨になると予想し、注意を呼びかける。

 沖縄県選管は17日から、ホームページで有権者に期日前投票を利用するよう呼びかけた。公職選挙法では、災害などで選挙当日に投開票できない場合、選挙期日の延期(繰り延べ)や繰り上げが認められており、同県選管は「天候を直前まで見極めて判断する」としている。【金森崇之】

公示日以降(10~17日)の平年との比較

          (平年比・%)

地  方    降水量 日照時間

北海道     111   75

東北      110   46

関東甲信    192   54

北陸       87   59

東海      191   62

近畿      170   52

中国      165   51

四国      184   56

九州北部    386   44

九州南部・奄美 117   70

沖縄      250   88




偉大な中国を自画自賛、30年後の夢も語る 余裕の習氏
欧米とは違う独自の道を歩みながら、世界をリードする「社会主義現代化強国」を目指す――。18日に開幕した中国共産党大会で、習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)は建国100年を迎えるおよそ30年後の青写真まで描いて見せた。「党の核心」として権力基盤を固めた自信は深まっているが、足元には危うさも漂う。

5年に1度、中国共産党大会が開幕 どんな行事なの?
習氏の長~い演説、3時間半 出席者はあくびにトイレ

 「中華民族は今や全く新しい姿で世界の東方にそびえ立っている。偉大な夢を実現するには、偉大な闘争を行わなければならない」

 約3時間半に及んだ政治報告を終えて自席に戻ると、習氏は両隣に座っていた前任の胡錦濤前総書記、その前の江沢民元総書記と順番に握手。満足げな笑みを見せて座った。

 その直後、胡氏が笑顔のまま自身の腕時計を示して、「長かったよ」と言わんばかりのしぐさを見せると、習氏は苦笑いし、軽く頭を下げた。



比例投票先、立憲伸び13% 希望11% 朝日世論調査
 朝日新聞社は17、18日、衆院選に向けた世論調査(電話)を実施した。比例区投票先を政党名を挙げて聞くと、自民党が34%(3、4日実施の前回調査は35%)と堅調。立憲民主党が13%(同7%)に伸び、希望の党11%(同12%)を上回った。公明党7%、共産党5%、日本維新の会4%などが続いた。

 内閣不支持層に限ってみると、立憲25%、希望20%、共産11%の順。政権批判票は依然、分散している。

 年齢別にみると、18~29歳では41%が自民と答え、希望13%、立憲6%を上回った。一方、60代では自民27%、立憲20%、希望10%と、立憲の支持が比較的高い。

 立憲に「期待する」は31%、特に内閣不支持層では48%が「期待する」と答えた。支持政党別では、自民支持層の20%、共産支持層の45%が「期待する」と答えた。一方、希望に「期待する」は29%で、9月26、27日実施の前々回45%、前回の35%から連続の減少。「期待しない」が60%にのぼった。

 今後、どのような政権がよいか尋ねると、「自民党を中心とした政権」37%(前回43%)、「自民党以外の政党による政権」36%(同33%)と割れた。ただ、国会で自民だけが強い勢力を持つ状況は「よくないことだ」73%が、「よいことだ」15%を大きく上回った。内閣支持層でも58%と半数以上が「よくないことだ」と答えた。

 衆院選の直前に、民進党が分裂し、同党の前議員は希望、立憲、無所属に分かれて立候補した。こうしたことは「よくなかった」が50%で、「よかった」25%を上回った。内閣支持層も57%が「よくなかった」と答えた。

■安倍首相続投「望まぬ」51%

 安倍内閣の支持率は38%(前回40%)、不支持率は40%(同38%)だった。

 安倍晋三首相に今後も首相を続けてほしいかを聞いたところ、「続けてほしい」34%で、「そうは思わない」が51%と半数にのぼった。

 支持政党別にみると、自民支持層は「続けてほしい」68%が、「そうは思わない」22%を大きく上回った。公明支持層では「続けてほしい」43%、「そうは思わない」43%と割れ、与党内でも温度差が出た。

 男性の40%が「続けてほしい」と答えたのに対し、女性は29%と低め。年齢別では18~29歳は「続けてほしい」が49%と多かったが、30代では拮抗(きっこう)。40代以上は「そうは思わない」の方が多かった。60代では60%が「そうは思わない」と答えた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 276
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# by nsmrsts024 | 2017-10-19 04:55 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月18 日(水 ):踏み絵を踏まずに希望の公認を得たが有権者から排除される党になっていた、戻ろう

「短期的には失敗だと言われても…誰かが」民進・前原氏
■民進党・前原誠司代表(発言録)

 私の選択肢は二つしかありませんでした。一つは突然の解散に共産、社民、自由、そして民進の4党で協力し、選挙区をすみ分ける。もう一つは、私が今回やったように(希望の党に合流して)新たな大きな塊をつくるための名を捨てて実を取るやり方。なぜ前者を選ばなかったのか。政権選択の選挙で、単に野党がまとまらないと勝てないからといって、日米安保を破棄する、消費税はダメだと言うところと組むと、政権を託せますか。私は託せないと思う。

 だからこそ私は小池(百合子・東京都知事)さんと話しながら、安全保障は現実路線、内政は自民党と違う二大政党制をつくろうと心に決めたんです。確かにこの選挙、厳しい戦いになっています。私は大きな責任を負ったと思っています。短期的には失敗だと言われるかもしれない。私はやり続けます。日本の民主主義を機能させるために誰かがやり続けなければいけない。(京都市内での集会で)




終末の予兆? 英の空、不気味な茶褐色に覆われる
【AFP=時事】英国の一部で16日、空が不吉な茶褐色に染まり、太陽が赤々と揺らめく黙示録さながらの現象がみられた。大西洋(Atlantic Ocean)を北上してアイルランドを直撃したハリケーン「オフィーリア(Ophelia)」の影響とみられている。

 ソーシャルメディアのユーザーは不気味な雲が太陽を覆い隠した写真を次々と投稿。ロンドン(London)の科学博物館(Science Museum)はツイッター(Twitter)に「世の終わりではないですよ!」と冗談交じりに投稿した。


暗くなった英ロンドンの空。テムズ川で(2017年10月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 暗くなった英ロンドンの空。テムズ川で(2017年10月16日撮影)。(c)AFP=時事…
 とはいえ、異様な光景に不安を感じた人は多かったようで、ほかにも「SF映画みたい」「エイリアンの来襲か」などという書き込みもあった。

 さらに、英国の欧州連合(EU)離脱を推進する団体は「ああ、離脱を受け入れられない人たちが正しかったということか」とつぶやいた。

 英気象庁(Met Office)の気象予報官は今回の異常現象について、暴風に勢力を弱めて16日にアイルランドを直撃したオフィーリアによって引き起こされたものとの見解を示している。オフィーリアによって「南欧とアフリカから大気が引っ張られてきていて、それに大量の砂塵が含まれている」という。

【翻訳編集】AFPBB News




希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか
「もう政権交代になっちゃうから安倍晋三首相は土壇場で衆院解散をやめるんじゃないの?」―。民進党議員が狂喜していたのは、わずか3週間前だ。産経新聞社が実施した衆院選の終盤情勢調査で、235人を擁立した希望の党は政権交代どころか大きく失速している実態がみえてきた。将来、政権交代可能な二大政党制の一翼を担えるのか。それとも、このまま自滅してしまうのか-。

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が民進党との合流構想を進めるにあたり、こだわったのは安全保障政策をめぐる意思統一だったという。小池氏の脳裏には、平成6年4月に発足した「非自民」連立政権の羽田孜内閣が安保政策の違いから社会党が離反し、わずか64日間で崩壊した記憶が浮かんでいた。

 一方、民進党の前原誠司代表も同じ考えを抱いていた。自民党も民進党も党内に一定の左派勢力がいるが、とりわけ民進党は党内左派が共産党との選挙協力に前のめりだった。

 共産党は党綱領に「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の発展的解消」(憲法9条の完全実施)などを掲げる。前原氏は10月4日、産経新聞の単独インタビューで「北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す中、日本を守れるのはもちろん自衛隊であり、やっぱり日米安全保障条約じゃないですか。日米安保を否定している政党と選挙協力して、本当にこの国を守れますか」と語っていた。





「国会の数合わせでやっても、国民投票でとんでもないことに」 公明・山口那津男代表、選挙後の改憲議論加速化を牽制
公明党の山口那津男代表は17日夜のBS日テレの番組収録で、衆院選後の憲法改正議論に関し国民の理解を得て慎重に進める必要があると強調した。「国会だけの数合わせでやっても国民の理解を伴っていなければ(国会発議後の)国民投票でとんでもないことになりかねない」と牽制(けんせい)した。

 衆院選終盤情勢で自民党が300議席を確保する勢いとも報じられ、希望の党や日本維新の会など改憲に前向きな勢力を含めれば、公明党を除いても発議要件である3分の2の310議席に達する可能性がある。山口氏は改憲議論が加速する可能性があることを踏まえ、ブレーキをかけたとみられる。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 275
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# by nsmrsts024 | 2017-10-18 05:36 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月17 日(火):首班指名は選挙結果が出てから考えます、国会議員でない小池希望党首の不気味さ

池上さん、希望の党のマニフェストは自民党とどう違うんですか?
Q 希望の党と自民党の違いを教えてください!

 小池百合子都知事が代表を務める希望の党が立ち上がり、今後の動向が注目されています。小池代表は入党の条件を「極めてリアルな安全保障政策についてこれるかどうかということだと思います」と語っていて、安全保障や憲法改正などについて、自民党のマニフェストとどう違うのか知りたいです。(50代・女性・主婦)

A 自民党保守派の主張と大差ありません。

 はっきり言って、自民党と大きな違いがあるわけではありません。「しがらみのない政治」「ワイズスペンディング(賢い支出)」という言葉を使っていますが、憲法改正や安保法制の肯定、外国人の地方参政権反対など、自民党保守派の主張と大差ありません。

 要は「安倍さんの一強政治に飽きてきた」という層の支持を獲得し、自分が将来「女性初の総理大臣」の座を獲得したいという野望があるのです。

 現に選挙結果次第では自民党との連立の可能性を否定していないのですから。


小池百合子都知事 ©文藝春秋© 文春オンライン 小池百合子都知事 ©文藝春秋
 彼女は希望の党を立ち上げたときのテレビのインタビューで、キャスターが「小池さんは総理大臣になりたいのですか?」と問いかけると、小池さんは「インシャッラー」と答えました。これはアラビア語で「神の御心のままに」という意味です。

 アラブ世界では、「私はそうしたいが、神様の御心次第でどうなるかわからない」という意味です。つまり「私はなりたいけれど、状況次第です」と告白したに等しいのです。

 スタジオのキャスター諸氏は、それに無反応でした。きっと意味がわからなかったのでしょう。




過密遠征の小池氏、三方回る蓮舫氏…応援弁士もつらいよ

「看板」党首が全国を駆け回って人だかりをつくり、党本部が情勢を見ながら幹部の応援を差配する。今回の衆院選では、そんな見慣れた風景に異変が起こっている。不支持層を抱える安倍晋三首相や野党第1党の分裂劇が響いているようだ。

■自民は「二枚看板」

 小泉進次郎氏は週末の14日、観光客が詰めかけている京都の名所・八坂神社近くでマイクを握った。京都2区で自民新顔とぶつかる民進党の前原誠司代表をこう皮肉った。

 「前原さん。代表になったばかりですけど、一番最初にやった大仕事は、その民進党を無くすこと」

 聴衆はドッと沸き、携帯電話で次々とその姿を撮影した。

 党内では、小泉氏は安倍首相と並び「二枚看板」と呼ばれる。公示日に自らの選挙区に入った以外はすべて応援。北海道や東北、近畿など全国を回り、16日は九州に。安倍首相と同様、党本部の専属チームが遊説を取り仕切り、接戦区を中心に「無党派層を狙う」(党関係者)戦略だ。

 小泉氏の応援は今回、自民陣営から特に重宝がられている。支持率と不支持率が競り合う安倍首相の応援よりも「敵」を集めにくいためだ。小泉氏の応援を受けた自民陣営の関係者は「首相の応援は『アンチ』の聴衆もついてくる。でも、タレント性のある小泉氏には、ヤジが起きない」と話した。

■「都知事党首」分刻みで

 希望の党の小池百合子代表は名実ともに「一枚看板」だ。先月25日に結党し、代表以外の幹部はいないからだ。「リセット」を宣言して新党を立ち上げたが、立候補はせず、本業は都知事のまま。小選挙区だけでも198人いる公認候補の応援は、過密日程になる。

 小池氏は13日夕、東京・渋谷の街頭に立った。知事としての定例会見などもあり、この日は都内2カ所しか回れなかった。演説ではこの状況を逆手にとって「先ほどまで(都庁の)会議に出ていました。今も都政を着実に進めている。安倍総理は全国を遊説して、閣議は今日も行いませんでした」と首相を批判した。

 自身も都知事と国政政党代表という「二足のわらじ」批判を受ける危険性を抱え、選挙運動は制約を受ける。

 公示から15日までの6日間で首都圏を離れたのは2日間だけ。「遠征」は日帰りで演説日程を詰め込む。東北に入った11日は5県で遊説。14日の近畿では4府県を駆け回った。4カ所目の京都市での演説を10分で終えると、約1時間後には滋賀県彦根市でマイクを握った。遊説担当者は「とにかく分刻みだ」と漏らす。

■仲間がバラバラに…

 出身者が希望の党と立憲民主党、無所属に分かれて立候補することになった民進党。参院議員の蓮舫前代表はバラバラになった「同僚」の選挙区を飛び回る。

 「私は、信頼できる仲間だけを応援しています」

 15日午前は東京で民主党代表経験者の立憲民主党元職と街頭演説。午後には佐賀に移動し、自らの代表時代に政調会長だった希望の党前職と並んだ。

 年金制度改革やカジノ解禁法を例に、安倍政権を「言っていることとやっていることがあべこべ」と鋭く批判するが、分裂騒動の説明にも時間を割き、応援先の選考は人物本位、と説明する。公示から6日間で応援した候補は希望が9人、立憲が6人、無所属が4人。なるべく集中しないよう気を使っている。


応援弁士たちの回り方© 朝日新聞 応援弁士たちの回り方
 かつての仲間が陣営を分かれて争う現状に、民進党関係者はため息をつく。

 「本当に異常な選挙だ」(又吉俊充、西村奈緒美、中崎太郎)



【産経・FNN合同世論調査】比例で希望、立憲民主が拮抗 小池都知事の支持率は66%から39%に急落
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は14、15両日に合同世論調査を実施した。22日投開票の衆院選に関し、比例代表の投票先を聞いたところ、希望の党が15.0%、立憲民主党が14.6%と拮抗(きっこう)した。自民党は32.9%だった。また、希望の党代表を務める小池百合子東京都知事の支持率は前回(9月16、17両日)から27.2ポイント減の39.2%に急落した。

 希望の党に対し「期待しない」は60.7%で、「期待する」の34.6%を大幅に上回った。小池氏が衆院選に立候補すべきだったと答えたのは14.2%にとどまり、都知事を続ける判断をしたのは妥当だとしたのは81.1%に達した。安倍晋三首相と小池氏のどちらが首相にふさわしいかの質問には、安倍首相が54.0%、小池氏は26.5%だった。

 今後の政権の枠組みに関し「自民党を中心とする政権」が50.5%、「自民党以外の政党による政権」も40.6%あった。

 民進党の前原誠司代表が同党を希望の党に事実上合流させると判断したことを「評価しない」は71.8%。同時に、民進党の候補者が希望の党と立憲民主党に分かれたことは「よかった」が52.1%と、「よかったと思わない」の33.3%を上回った。

 平成31年10月の消費税率10%引き上げの増税分の使途について「国の借金返済中心の従来方針を見直し、子育てや教育無償化に重点」との回答は37.7%、「予定通り国の借金返済中心」は28.5%、「引き上げに反対」は32.1%だった。

 安倍内閣の支持率は42.5%で、前回比7.8ポイント減。不支持は46.3%で前回比6.3ポイント増えた。安倍政権の北朝鮮情勢への対応について「評価する」が38.6%、「評価しない」は50.6%だった。

 比例代表の投票先について自民、希望、立憲民主の3党に次いだのは、公明党で8.5%。共産党5.4%、日本維新の会4.8%、社民党1.0%、日本のこころ0.9%と続いた。





震災「枝野寝ろ」応援再来に「立った」 立憲・枝野代表
♪一度妥協したら死んだも同然

 枝野幸男の携帯電話の着信音に設定されているのは、アイドルグループ「欅(けやき)坂46」の「不協和音」。趣味のカラオケで最も力を込めて歌う一節だ。民進党リベラル派に踏み絵を迫った小池百合子率いる希望の党への結集に抗し、3日に立憲民主党を立ち上げた。

 「私の背中を押して頂いた国民の皆さんが党をつくったんです! 立憲民主党はあなたです」

 ログイン前の続き先月の民進党代表選での敗北と、希望によるリベラル派排除――。無所属での孤独な戦いを覚悟していた枝野を決起させたのは、SNSで広がった「枝野立て」のメッセージだった。東日本大震災が発生した2011年、菅内閣の官房長官として不眠不休で記者会見に臨み、SNSで「枝野寝ろ」と応援が広がった時の再来に目を覚ました。

 弁護士から政治の世界に飛び込んだのは1993年。日本新党の公募で枝野を選んだのが、代表の細川護熙と選対の小池だった。

 「街頭演説をしても人が集まらない。この地味な男で大丈夫だろうか」。細川と小池をそう心配させたが、新党ブームに乗って初当選した。あれから24年。今度は小池と決別することで、新たなうねりをつくり出そうとしている。

 薬害エイズ問題の追及で頭角を現し、「共謀罪」法などで反対の論陣を張った論客だが、「リベラル派」の称号を嫌う。「日本は戦後、お互い様に支え合うリベラルな価値を70年間積み重ねてきた。それこそ保守じゃないですか」。戦後レジームからの脱却を訴える首相の安倍晋三こそ、「保守ではない」と突き放す。

 閣僚や党幹部を歴任してきたものの、初当選以来、永田町の常識にとらわれない「アウトサイダー」を自称してきた。今回衆院選では「20世紀型の右か左かではない。上からのトップダウン型の政治か、下からの草の根民主主義か」と政治の軸の転換を呼びかける。

 上り調子ゆえ、政権側からは「立憲民主党の顔ぶれは菅内閣と同じ。大震災時に危機管理が全然なっていなかった人たちだ」と批判が強まる。その中でも、街頭演説では受け皿をつくったことに聴衆から「ありがとう」との声があがる。

 分裂した野党の一角として選挙後も独自の旗を掲げ続けることができるか、永田町の合従連衡の波にのみ込まれるのか――。「アウトサイダー」としての真価が問われ続ける。=敬称略(南彰)

     ◇

■生まれ:栃木県

■出身校:東北大学法学部

■家族:妻、2男

■趣味:カラオケ

■歩み

1993年 日本新党の公募候補となり、29歳で衆院初当選

97年 民主党政調会長

2010年 民主党幹事長

11年 官房長官

14年 再び民主党幹事長に就任。16年には維新の党と合流した民進党の初代幹事長となり、参院選の1人区で野党統一候補を実現

17年 立憲民主党を結成




小池代表「慢心発言」はなぜ飛び出した?野党再編劇の舞台裏

10月22日に行われる衆議院選挙を目前にして、突如決まった民進党の希望の党への合流。発表直後は、安倍政権を打倒するための乾坤一擲の“奇策”として、非常に注目を集めた。だがその後、両党による候補者の調整作業が進められる中、小池百合子東京都知事のリベラル派議員に対する「排除」発言や、「憲法改正」「安保法制への賛成」を踏み絵とする誓約書の存在が明らかになり、希望の党への期待感は急速にしぼんでしまった。その一方、枝野幸男元官房長官が「排除」されたリベラル派議員たちと結成した立憲民主党は、いまや注目を一気に集め、選挙戦の「台風の目」となっている。永田町を震撼させた今回の野党再編劇の舞台裏について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に聞いた。(取材・文/静談社)

排除発言でしぼんだ希望の党への期待

 合流構想や公認候補の扱いについては、希望の党の小池百合子代表と、民進党の前原誠司代表の二人だけで話し合いを進めていた。そして合流が明らかになると、小池氏は「(民進党を)まるごと受け入れるなどさらさらない」「排除します」などと上から目線の発言を連発。この発言は、元々、前原氏の提案した合流構想に懐疑的だった民進党の議員たちを怒らせてしまい、希望の党に対する国民の期待感もしぼんでしまった。

「排除」発言は、小池都知事に対する有権者の期待までも損ねてしまった。権力者に対して立ち向かう「チャレンジャー」がウリのはずなのに、「排除いたします」と冷たく言い放つその姿は、権力者としての振る舞いそのものだったからだ。結果的に、マスコミ各社の世論調査でも、希望の党の支持率は伸び悩み、自民党との差を縮められないでいる。

 ではなぜ、マスコミ対策にたけている百戦錬磨のはずの小池氏が、カメラの前で不用意な「排除」発言をしてしまったのだろうか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が解説する。

「誰も想像しなかった合流構想が具体化して、政権交代すら可能な状況になり、小池氏の念願だった総理になる道が見えてきた。そのため、ある種の高揚感があったのではないかと解説する小池さんの周辺がいます。政治家は絶好調な時ほど、つい慢心し、言い過ぎてしまう。合流劇で主導権を握るために故意犯的に言ったという見方もありますが、そもそも民進党側から擦り寄ってきた話なので、その時点で主導権は握っている。わざわざあんな発言を表立って必要以上に言うこともないのですから」

小池氏のトーンダウンの裏に細川護煕元首相の影

 確かに故意犯ならば、最後まで発言を変える必要はない。だが小池氏は、その後発言をトーンダウンさせている。

 10月1日には公認作業の進展について、「政治生命に関わることだから慎重に」と発言。10月5日には、前原氏との会談後に「この際、寛容な心で仲間を受け入れて、ともに戦っていきたいということを確認しました」とまで語っている。

「実は、真偽の程は分かりませんが、小池氏の後見人である細川護煕元首相が、『排除』発言に激怒し、小池氏を叱ったのではないかという話が、別の周辺から出ています。細川元総理は、自民党政権を倒すためには幅広い勢力で結集しないと勝てないという現実的な考えの持ち主でした。小池さんが発言を修正したのはメディアからの批判だけでなく、細川元総理の一喝の影響があったのではないかというのです」(鈴木氏)

 リベラル派議員の排除が行われたことにより、希望の党、立憲民主党、無所属と民進党出身の議員たちは三つに分かれ、民進党の支持団体である連合も、政党としての支援はせず個別に民進党出身議員を応援するなどの対応を迫られた。合流を主導した当事者の一方である前原氏にはどのような思惑があったのか。

「実は、前原氏はこの2年ほど、同じく再編論者でオリーブの木構想など野党連携を説いてきた自由党の小沢一郎代表と密接に連絡を取り、野党再編について話し合っていました。2人は今回の総選挙でも、希望の党との連携も含めて相談。ところが、詰めの小池・前原会談の段階になると、前原氏から小沢氏へ連絡がなくなったと言います。小池氏周辺によれば、小沢氏が関わることを小池氏が嫌がったのではないかという。その結果、2人だけで話を進める形になり、過信が起きてしまった。前原さんも自分がまとめるのだという、いわば視野狭窄に陥っていたということでしょう」(同)

 その上で、鈴木氏は「本来なら、それぞれの側近議員を参加させたり、小沢氏を入れたりするなど“俯瞰の眼”が必要だった。協議段階から政策に多少の違いがあっても、大きなかたまりを作ることを前提にする、したたかな視点が必要だったのではないでしょうか。結果的に野党が乱立する形の選挙区が増え、自公の候補者が優位に選挙戦を進めています」と指摘する。

総選挙後に政界再編が起きる可能性も

 希望の党が改憲や安保で保守色を強める一方、自民党との対立軸を明確にした立憲民主党はリベラル層から一定の支持を受け始めた。野党を迎え撃つ自民党サイドは、今回の選挙をどのように見ているのか。

「当初ほど勢いのない希望の党ですが、それでも自民党サイドは一定のブームを起こすのでは、と警戒しています。マスコミの世論調査でも、比例投票先は自民党が1位ですが、内閣支持率は不支持の方が高い。このことは自民党政権には『イエス』でも、安倍首相に対しては『ノー』という有権者が多いことを意味しています。『モリ(森友)・カケ(加計)問題』への不信感はいまだに根強い。何かきっかけがあれば、有権者の不満のマグマが噴き出し、接戦の小選挙区では自民党が議席を減らすこともあるかもしれません」(同)

 総選挙後、各党の獲得議席次第では、政変が起きる可能性もある。

「自民党が議席を減らせば、党内政局になり安倍首相降ろしなどに火がつくことになります。一方、野党が躍進できなければ、民進党の再結集などが起きて野党再々編が起きるでしょう。総選挙後に、流動化する可能性が大きい」(同)

 いずれにしても、民進党と希望の党の合流は政界再編の第一幕に過ぎず、総選挙の結果次第で本格的な再編が起きそうである。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 274
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# by nsmrsts024 | 2017-10-17 05:03 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月16日(月 ):有権者の情は厚い、排除された枝野立憲民主党が、当選、当選、同情心も厚い

3極の戦略、アピールネタと避けるネタ 衆院選折り返し
衆院選の折り返しとなる「選挙サンデー」の15日、各党の党首たちが全国各地で街頭演説に立った。「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「立憲民主党・共産党・社民党」による3極の争いを意識した舌戦に、それぞれの戦略が垣間見えた。

残り1週間、選挙サンデーに各党首はどこで何を訴えた?
特集:2017衆院選
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■アベノミクスをアピール、「森友・加計」触れず

 安倍晋三首相が欠かさず訴えるのは「国難突破解散」の理由に挙げた北朝鮮問題と少子高齢化への対応だ。

 札幌市など6カ所で街頭演説に立った15日も、北朝鮮による核・ミサイル開発に触れ、「脅しに屈してはならない」と強調。国際社会と連携して圧力を高める必要性を訴えた。

 選挙戦序盤と比べ、拉致問題への言及を増やしているのが特徴だ。9月の日米首脳会談でトランプ米大統領の来日時に拉致被害者家族と面会することを要請し、「米国も解決に全力で取り組む」との約束を取り付けたとアピールする。

 少子高齢化対策として掲げたのは、幼児教育無償化を含む「全世代型社会保障」の実現。「子育て世代に思い切って投資していく決断をした」と消費税の使途変更に理解を求めた。

 安倍政権の実績とアピールを強めるのはアベノミクス。「民主党政権時代、GDP(国内総生産)は493兆円。私たちは『3本の矢』の政策で挑み、過去最高の543兆円になった」と強調。「正しい政策を進めれば、人口減少しても成長できる」と声を張る。

 公示日にもアベノミクスに言及した首相だが、13日に日経平均株価が21年ぶりに2万1000円を超えたことも取り上げるようになった。「恩恵は富裕層や都市部だけ」との批判を意識してか、15日には「大切な年金は株式市場で運用している。その結果、年金資産は46兆円増え、確かなものとなった」と株高の効用を訴えた。

 政権復帰を果たした2012年衆院選を含む直近4回の国政選挙は、いずれも経済政策を前面に訴えて大勝した。今回も必勝パターンを踏襲する「安全運転」を選択したと言える。

 一方、解散から15日まで計40回の街頭演説で、首相が語らないテーマがある。

 野党から繰り返し説明を求められた「森友・加計問題」については、街頭演説では一度も説明していない。9日のTBS番組の党首討論では、「私は十分説明している。街頭演説で説明するというよりも国会で問われれば説明したい」と述べた。

 自民党公約の柱に据えた自衛隊明記を含む改憲についても、賛否が分かれることを意識してか、街頭ではほとんど言及していない。

 報道各社の情勢調査では自民に勢いがある。首相に批判的な自民前職からは「これで首相は自分の路線が間違っていないと受け止める」との声も漏れる。(北見英城)

■強める安倍政権批判、憲法改正・安保は少なめ

 「自民党は既得権益死守ファースト。国民ファーストの政策を実現したい」。希望の党の小池百合子代表は報道各社の情勢調査で自民堅調が伝えられるなか、政権批判を日に日に強める。

 前面に押し出すのは、森友・加計学園問題だ。苦戦が伝えられる本拠地・東京で11カ所の街頭に立った15日も、「隠そう、隠そうという政府。資料がない、破棄した(では)政治への不信が募るばかりだ」と指摘した。

 首相が成果を誇るアベノミクスへの批判のトーンも強めている。「安倍総理はGDPが50兆円増え、アベノミクスの成果だというけど、うそ。今の『1強安倍政治』に任せておくと、日本そのものがゆでガエルになってしまう」

 この日は多くの女性候補を立てて圧勝した7月の都議選の熱気を呼び覚まそうと、都民ファーストの会の都議らと演説に臨んだ。強調したのは、「女性活躍」に関する主張。主要政党でただ一人の女性党首として、「(希望は)女性候補を20%擁立した。自民党は8%」と違いを強調した。

 一方で、「憲法9条を含め改正論議を進める」と公約に記した憲法改正や民進合流組への「踏み絵」にした安全保障問題について触れる場面は少ない。「自民党の補完勢力」(共産・志位和夫委員長)との批判や党内の意見のズレを意識しているとみられる。公約の柱の一つの「原発ゼロ」も「2030年には原発ゼロに持って行きたい」と触れる程度だ。(石井潤一郎)

■「草の根からの民主主義」強調、「ステルス作戦」も

 立憲民主党の枝野幸男代表が強調するのは、「草の根からの民主主義」だ。「国会の中で筋を通し、安倍政権の暴走に対して戦い続ける勢力として一定の影響力を持たせて欲しい」。15日は愛知、京都、大阪、兵庫の計9カ所で訴えた。

 公示直後から、安保関連法を強行した安倍政権の政権運営や経済政策を「国民を上から統治する政治」と一貫して批判。「草の根からの民主主義が、日本の21世紀の民主主義だ」と転換を呼びかける。

 結党宣言から2週間ながら、希望の党に安保法の反対派が排除された結党の経緯を逆手に取り、「立憲民主党は国民の皆さんが背中を押したからできあがった政党だ」と訴える。街頭では「枝野コール」が起こり、12日夜に公式サイトで受け付け始めた個人献金も1日半で1700万円以上を集めたという。

 共産党との協力に否定的な連合に配慮し、候補者を一本化しても共産幹部とはできるだけ街頭で並ばない「ステルス作戦」(党幹部)を進める。一方で、14日からは保守論客の漫画家、小林よしのり氏らを応援弁士に招き、保守票の取り込みも狙う。小林氏は15日も「安倍政権の暴走を止められる政治家が必要だ。立憲民主党は筋が通っている」と訴えた。(南彰)




自民堅調、かすむ「ポスト安倍」 石破・野田・岸田氏は
 9月末の衆院解散前後は小池百合子・東京都知事が希望の党を立ち上げたことで自民党の苦戦がささやかれ、安倍晋三首相の後継候補として動向に焦点が当たった「ポスト安倍」の有力候補たち。報道各社による序盤の情勢調査で自民党の堅調ぶりが伝えられ、一時ほどの注目度はないが、来年秋の総裁選に向けて三者三様の戦いを続けている。

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 9月下旬、永田町では石破茂元幹事長、野田聖子総務相の動向が臆測交じりに語られた。「小池氏が石破氏を新党の党首にするため自民党離党を求めた」「小池氏は野田氏を都知事の後継に考えている」……。

 2人の名前が挙げられたのは、小池氏と近い関係にあると見られていたためだ。小池氏本人も、安倍政権を批判する一方で、首相退陣後の自民党との連携については「選挙の結果を見て。政治では当たり前」などと繰り返してきた。

 ログイン前の続き序盤の情勢調査で自民の勢いとともに希望の伸び悩みが伝えられると、「ポスト安倍」をめぐる話題も鳴りを潜めてきた。それでも、石破氏は首相の政治姿勢に異議を唱え、自民党の変革を強調する。

 「自由民主党はもう一度、野党の時の気持ちを思い出し、謙虚で誠実で正直な自民党を作っていく」。15日、千葉県松戸市。石破氏はそぼ降る雨の中、自らが率いる派閥のメンバーの応援演説に駆けつけた。

 演説では時折、「我々は国民政党で、国民がおかしいと思うことをおかしいと思わなくなったらそれはもはや自民党ではない」と言及。森友・加計(かけ)学園をめぐる問題で内閣支持率を落とした首相への批判をにじませ、「あるべき自民党」の訴えに力を込める。

 ただ、序盤情勢の報道に近い結果が出て、自民党が勝利したらどう受け止めるべきか。石破氏は最近、周囲に「首相が信任されたかどうかを問われたら、何と答えるべきなのか。これは難しい」とぼやいている。

 一方、8月の内閣改造で総務相となった野田氏は「反省」を繰り返す。15日、札幌市内で首相とともに駆け付けた街頭演説でも、「幾多の不祥事や不適切な出来事で皆さんとの心の絆が離れた。深く反省しなくちゃならない」と指摘。そのうえで、「首相とは(衆院当選)同期だが、お友達ではない」と述べ、首相との「距離感」を示して自らの存在をアピールした。

 野田氏は総務相就任時の8月上旬、総裁選に立候補する意欲を明言。「初の女性首相」をめざす野田氏への応援演説の要請は多く、女性候補者を軸にして応援に駆けつけている。

 街頭演説で野党批判をほとんどしない2人とは対照的なのが、「親安倍」路線を打ち出している岸田文雄政調会長だ。

 「選挙を前に駆け込み的に新しい政党が誕生し、ついたり離れたり混乱が続いた」。15日、都内で街頭演説し、希望や立憲民主党などを批判する首相に歩調を合わせ、野党の再編劇をなじった。

 政調会長として党の公約づくりを担ったが、岸田派幹部は「岸田カラーが出せなかった」と悔やむ。それでも、総裁選で地方の党員票を増やすため知名度を上げようと全国を回り、公約をアピールする毎日だ。

 総裁選をにらみ、岸田派のメンバーが注目するのが山梨2区の行方。岸田派と二階派の前職がそれぞれ無所属で立候補し、当選した方が自民党公認となる一方、落選すれば比例復活もできない。岸田派の若手からは「何とか(岸田派前職を)当選させないといけない。岸田さんの求心力に関わる問題だ」と語る。(岩尾真宏、今野忍、久永隆一)





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 273
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# by nsmrsts024 | 2017-10-16 05:34 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月15 日(日 ):女性の支持者が遠のく小池新党、目を覚ませ元右寄り民主、前原の基へ集まれ

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© 毎日新聞 衆院選告示後、最初の週末。候補者の応援に訪れた党首らの演説を聞く有権者たち=東京…
衆院選:初の週末 経済論戦 首相「実績」/野党は批判
衆院選公示後、初の週末となった14日、与野党の党首は各地を遊説した。与党が堅調な情勢をうけ、安倍晋三首相(自民党総裁)が経済の実績を強調したのに対し、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は消費増税凍結を主張して、安倍政権との対決姿勢を示した。立憲民主党の枝野幸男代表は格差是正に重点を置いた。

 首相は高松市の街頭演説で「昨日は株価が21年ぶりの高値になった。(株式で運用する)年金資産も増えた。この政策を続けていきたい」と語った。


衆院選告示後、最初の週末。候補者の応援に訪れた党首らの演説を聞く有権者たち=東京都新宿区のJR新宿駅前で2017年10月14日午後2時42分、竹内紀臣撮影(画像の一部を加工しています)© 毎日新聞 衆院選告示後、最初の週末。候補者の応援に訪れた党首らの演説を聞く有権者たち=東京…
 株高を引き合いに実績をアピールし、政権継続を訴えた。13日の鹿児島市での演説では「与党が頑張っている報道が出たので(株価が)反応している」と述べ、与党堅調の報道が影響したとの見方も示した。

 株高には、日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れや、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が株の運用比率を高めたことなどによる「官製相場」で、実力を反映していないとの見方もある。株高ばかりを強調すればアベノミクスの成果が届いていない地方ではかえって反発を買うリスクもある。

 首相はこの日は、衆院解散時に掲げた消費増税の使途変更に直接言及しなかった。野党が凍結・中止を掲げるなか、焦点化を避ける狙いとみられる。

 野党はこれらの「弱点」をつく。小池氏は兵庫県宝塚市の街頭演説では消費増税凍結を訴えたうえで「株価は確かに少し良くなっているが、実感は伴っているか」と株価先行のアベノミクスに疑問を呈した。

 小池氏はその後、大阪市で日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)と合同演説会を行った。松井氏は「消費増税を認めるわけにはいかない」と語った。

 枝野氏もアベノミクスの負の側面を指摘した。東京都内の街頭演説では「たしかに株価は上がった」と述べたうえで、「上からの経済政策ではなく、格差を是正して貧困を解消しよう」と訴えた。

 公明党の山口那津男代表は盛岡市で「食料品に軽減税率を適用する。消費税を上げても生活は安心だ」と説明した。共産党の志位和夫委員長は横浜市で「消費税10%の中止を突きつけよう」と呼びかけた。社民党の吉田忠智党首は福岡市で、日本のこころの中野正志代表は仙台市でそれぞれ街頭演説を行った。【木下訓明、円谷美晶】





無所属出馬の山尾志桜里氏「ピンチはチャンス」
衆院選を前に交際疑惑や問題行動で謝罪を余儀なくされた前議員は、それぞれの選挙戦を展開している。
 「『国会に戻して良かった』と思ってもらえる仕事をすると約束する。ピンチはチャンスだ」

 愛知7区に無所属で出馬した山尾志桜里氏は14日、愛知県東郷町での演説会で声を張り上げた。

 既婚男性との交際疑惑が週刊誌に報じられ、民進党を離党した後は謝罪に追われた。だが、この日は週刊誌報道に触れず、「『総理の天敵』と言われ働いてきた」などと待機児童解消を巡る実績を強調した。

 尾張旭市でのイベント会場では、握手や写真撮影を求める人に笑顔で応じると、記者団に、自らの選挙後について「中道・リベラルの声を結集する役割が私にもある」と語った。影を潜めていた強気が戻りつつある。

 3月に内閣府兼復興政務官を辞任した長野2区の務台俊介氏(自民党)は、今も「おわび行脚」の真っ最中だ。務台氏は、台風被害を受けた岩手県岩泉町を視察中、水たまりをおんぶされて渡ったことなどを問題視された。

 長野県松本市であった14日の演説会でも、「大きな判断ミスだった。反省しなければならない」と釈明に努めた。公示日の10日に岩泉町長が駆けつけ、「務台さんには頑張ってもらいたい」と励まされたことも紹介したが、すぐに「確かに誤解されるような行為だった。謝るべき時は真剣に謝る」と謝罪するなど、低姿勢を貫く考えだ。




悔いても悔やみきれない「排除」発言を引き出したジャーナリストが語る小池百合子の油断
10月22日投開票の衆院選は、鳴り物入りで登場した希望の党のまさかの大失速により、与党の圧勝となる展開が各社の世論調査で予測されている。

 希望の命運を決めた決定的な瞬間と指摘されているのが、9月29日の会見での小池百合子東京都知事の〝排除発言〟だ。

 民進党からの合流組の一部を「排除いたします」と笑顔で言い切った姿がテレビで繰り返し報じられると、小池氏や希望の党のイメージは一気に悪化してしまった。

 小池氏自身も10月13日に出演したテレビ番組で「きつい言葉だった」と悔やんでいる。

 小池氏から「排除」発言を引き出す質問をしたのは、『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書があるフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏だ。

 当日のやり取りをこう振り返る。

「いつも厳しい質問をするためか、会見で手を挙げても小池氏に指名してもらえなくなっていましたが、なぜか半年ぶりに当てられたのがあの日でした。民進党から希望への公認申請者は排除されないという前原誠司代表の話と小池氏の話が食い違っていたので、素朴な疑問をぶつけた。『排除』発言を聞いた時は、ああ、本性が出たなと。『寛容な保守』をうたいながら、なんと愚かな発言をするんだと思いました」

 経緯を詳しく振り返ってみよう。舞台となったのは、都知事の定例会見で毎週金曜日の午後に、東京都庁(新宿区)の6階にある記者会見室で行われているものだ。

 小池氏からの発表を聞いた後、記者との質疑応答が行われるが、その日は挙手した記者たちの中から横田氏が指名された。

横田氏:「フリーの横田です。前原代表が昨日、(民進党の両院議員総会で)所属議員向けに希望の党に公認申請をすれば排除されないという説明をしたんですが、一方で知事は、安保、改憲を考慮して一致しない人は公認しないと。言っていることが違うと思うんですが、前原代表を騙したんでしょうか。それとも共謀して、そういうことを言ったんでしょうか」

小池氏:「すみません。横田さん。そのご質問は、この後、ちょっと場所を転換して、お答えをさせていただいた方が良いのではないかと思いますし、独特の言語を使っておられるなと今思ったところでございます。(中略)私は今、都知事としての会見をやっているわけですから、ちょっと待ってくださいね」

 このやり取りには説明が必要だろう。

 小池氏は定例会見では都知事の立場で受け答えをするため、都民ファーストの会特別顧問や希望の党代表としての質問は受け付けないルールになっている。

 このため、会見後に非公式の取材というかたちで政党関係の質問を受けることになっている。

 定例会見と違って都のホームページでのネット中継もされず、議事録にも掲載されないという違いはあるが、同じ取材陣が同じ会見室の同じ席から質問をするため、実質は同じようなものだ。

 ともあれ、このような理由で小池氏は回答を一旦、保留。

その数分後に非公式取材に転んじると、小池氏は待ち構えていたかのように最初に横田氏を「逆指名」した。

小池氏:「では、横田さんもう一回いきますか」

横田氏:「繰り返しになりますが、前原代表が昨日発言した『公認申請すれば排除されない』ということについて(中略)前原代表をダマしたのでしょうか。共謀して、リベラル派大量虐殺とも言われているんですが……」

 ここで小池氏が「音声入ってないの?」と質問を遮った。

 横田氏のテーブルに備え付けられたマイクが作動していなかったためだ。

 横田氏が「最初から(言いますか)?」と応じると、報道陣の複数の席からは、あからさまな笑い声が漏れた。

 横田氏の質問の表現が過激だったことや、前述の定例会見時から知事とのやり取りがかみ合っていなかったことなどもあったのか、会見室には小池氏を追及するのではなく〝空気を読まない〟質問をする横田氏を嘲笑するかのような、弛緩した空気が充満していた。

 小池氏も上機嫌で笑っていた。

 小池氏が〝運命の一言〟を放ったのは、まさにこの瞬間だった。

小池氏:「わかりました、お答えします。前原代表がどういう表現をされたか承知をいたしておりませんけれども、排除をされないということは、ございませんで、排除いたします」

 油断から思わず出たホンネだったのか。結果的には〝笑いごと〟では済まない発言となったのである。

 横田氏がこう振り返る。

「小池氏には、会見場は自分のフィールドだという油断があったのかもしれませんね。結果的に小池氏のホンネが早い段階でハッキリしたことで、枝野幸男氏らの立憲民主党の結党が公示前に間に合ったのは良かったのかもしれません」

 メディア戦術に長けた勝負師が見せた、一瞬の油断だった。

(本誌 小泉耕平)



櫻井よしこ氏講演会 11月中旬以降「軍事紛争起きないと担保できない」 米朝関係や中国の脅威説く
ジャーナリストの櫻井よしこ氏を招いた講演会「櫻井よしこの一刀両断」が14日、福島県白河市で開かれた。約300人を前に、櫻井氏は緊張状態が続く米朝関係の背景や、着々と続く中国の海洋進出・宇宙開発の脅威などを解説。今回の衆院選は「日本の行く末を決めるのは国民だ。私たちは今、何をすべきかが、今回の選挙で問われている」と強調した。

 講演会は、郷土を愛する心をはぐくむ活動に取り組む「立教志塾」などでつくる実行委員会が主催で、14回目。産経新聞福島支局などが後援した。

 櫻井氏は、北朝鮮をめぐる米国のさまざまな動きを紹介。トランプ大統領の訪日を含むアジア歴訪が終わる11月中旬以降は「軍事紛争が起きないと担保できるものはない」と語った。

 中国の海洋進出にも言及。北朝鮮の動向に世界中が注目している隙をつき、「途上国の港湾開発に資金援助するなど、世界のシーレーン確保を狙っている」と指摘。「陸と海を守るには空の守りも必要。今の時代、空は宇宙とも言える。中国は開発を進め、真っ先に宇宙を占拠しようともくろんでいる」と説いた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
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  3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 272
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# by nsmrsts024 | 2017-10-15 04:42 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月14 日(土 ):自民党大きくリードと各社世論調査、二階さんの引き締め達が一層リードを守る

野党乱立、自民の追い風に 朝日新聞情勢調査
 朝日新聞社の衆院選情勢調査によると、目まぐるしい野党の分裂劇の末、野党候補が乱立していることが、自民の追い風につながっている状況が浮かび上がった。この5年間の安倍政権を「評価しない」という層では、複数の野党に投票先が分散している傾向も見て取れる。

特集:候補者の政策、こちらでチェック 朝日・東大共同調査
特集:2017衆院選
衆院選 候補者の顔ぶれはこちら

■「三つどもえ型」7割超が与党リード

 今回の衆院選は「自民党・公明党」、「希望の党・日本維新の会」、「共産党・立憲民主党・社民党」の3極を軸に展開。全289選挙区のうち162選挙区は、この3極から候補者が1人ずつ立つ「三つどもえ型」。こうした乱戦模様が全選挙区の6割近くを占めていることが、自民の堅調を後押ししている。

 たとえば東京16区。自民前職の大西英男氏に立憲前職と希望の元職が挑む構図だが、大西氏がわずかにリードしている。もし野党が候補者を一本化していたら、情勢は一変した可能性が高い。秋田2区でも自民前職で前法相の金田勝年氏に希望、共産の新顔が挑むが、金田氏が安定した戦いぶりだ。このように「三つどもえ型」で自民候補がリードしている選挙区は7割を超す。

 「希望・維新」、「共産・立憲・社民」の各勢力から複数の候補が立つ「分裂型」の選挙区でも、与党に追い風が吹く。有権者の支持が複数の野党間で分散、組織力で勝る自民が優位に立っているようだ。

 希望代表の小池百合子・東京都知事のかつての選挙区だった東京10区。候補者は、小池氏側近の希望前職の若狭勝氏、自民前職、立憲、共産の新顔ら計6人だが、自民前職が一歩抜けている情勢だ。

 逆に、与党候補と「共産・立憲・社民」の1人が戦う「一騎打ち型」選挙区では、自民候補が先行するのは約6割に下がり、野党候補の善戦が目立ってくる。北海道5区では、立憲新顔の池田真紀氏が自民前職の和田義明氏と接戦だ。福岡3区は自民前職の古賀篤氏が立憲元職の山内康一氏をややリードしている。

 ほかに共産が候補者を立てていない選挙区でも、一様に接戦だ。新潟4区では自民前職の金子恵美氏と無所属前職の菊田真紀子氏が、愛知7区では自民前職の鈴木淳司氏と無所属前職の山尾志桜里氏が大激戦になっている。

■政権「評価しない」層、野党の支持分散

 今回の調査結果をみると、安倍政権への評価が必ずしも投票行動に結びついていない様子が浮かぶ。

 安倍政権の5年間を全体として「評価する」と答えた人は44%、「評価しない」という人は41%で見方が分かれている。投票態度を明らかにした人を分析すると、「評価する」人では比例区の投票先を自民と答えた人が68%いた。ところが、「評価しない」という人が挙げた比例区投票先は立憲29%、希望25%、共産14%と割れ、自民と答えた人が19%となったことも自民堅調を物語っている。

 一方、選挙区は選挙事情が異なるため一概に言えないものの、「評価しない」という人の投票先は自民候補が28%で、希望候補の26%とほぼ並んで多い。

 例えば、宮崎県では安倍政権の5年間を「評価する」が38%、「評価しない」が46%で「評価する」が全体よりかなり低いが、投票先を自民候補と答えた人は県全体で7割に上り、三つある選挙区はいずれも自民候補が優勢だ。

 また、安倍政権への評価とは別に、投票先の意向を見ても「自民への流出」が見られる。選挙区で希望に投票するという人のうち、14%が比例区で自民に投票すると回答。立憲に投票すると答えた人でも、比例区投票先を自民と答えた人が13%おり、自民の強さを後押ししている。




前原氏、誤算続き窮地 「合流」決断が招いた分裂劇
衆院選で希望の党への合流を決断した民進党の前原誠司代表が、誤算の連続で窮地に追い込まれている。「排除」と分裂劇の末、政権交代に向けた一時の勢いは失速したまま回復する手立ては見つからない。民進の参院議員の間では選挙後の代表辞任を求める動きも出てきた。

特集:候補者の政策、こちらでチェック 朝日・東大共同調査
特集:2017衆院選
衆院選 候補者の顔ぶれはこちら

 「希望との合流は、安倍1強政治を倒すためだ。今の政治の流れを変えていかなくてはいけない」

 前原氏は13日夜、東京都内の街頭演説で希望代表の小池百合子・東京都知事と並び立ち、民進出身者が希望に合流した意義を強調した。報道各社が希望の失速を報じる中、「政治を変えられるのはみなさんの一票です」と危機感を訴えた。

 前原氏は安倍晋三首相による「不意打ち解散」を逆手にとり、希望への合流を即断。小池氏の人気に乗じて「政権交代可能な二大政党」実現を目指したが、現実は誤算の連続だった。




アディーレ業務停止、2日間で相談2千件 広告違反問題
「アディーレ法律事務所」(本店・東京)が景品表示法違反(有利誤認表示)の広告をしたとして2カ月の業務停止処分を受けた問題で、東京弁護士会が設けた臨時電話相談窓口への相談が、受け付けを始めた12日から13日までの2日間で、約2千件に上ったことがわかった。

 同弁護士会によると、電話相談窓口(03・6257・1007)は、平日の午前9時~午後5時に受け付けている。同事務所の依頼者が対象で、弁護士10人態勢で対応しているが、電話が鳴り続けている状態。「アディーレ法律事務所と連絡がとれない」「既に支払った弁護士費用や着手金、預かり金はどうなるのか」など、不安を訴える内容が多いという。

 同事務所は「処分を受け、事務所として受任契約を結んだ顧客には契約終了を伝える書面を順次発送していく」。東京弁護士会は「電話が混み合い、つながりづらい状態が続いている。時間をおいてかけ直してほしい」としている。(岡本玄、長谷文)





神戸製鋼不正:出荷500社 社長会見、辞任は不可避
 アルミ・銅製品などの品質検査データを改ざんしていた神戸製鋼所は13日、新たに9製品で不正があったと発表した。前日には否定していた主力の鉄鋼製品も含まれ、出荷先は約270社から約500社に拡大した。不正は国内外のグループ会社にも広がっており、川崎博也会長兼社長の引責辞任は避けられない見通しだ。

原発、防衛装備品も

 新たに不正が判明したのは国内やマレーシア、タイ、中国のグループ会社が製造した銅管やアルミニウム合金線、特殊鋼など。いずれも検査データを書き換えたり、引っ張りの強さの試験を省略した上で推定値を入力したりしていた。

 また自動車部品のバネなどに使われる「線材」と呼ばれる鉄鋼製品でも不正があった。線材は神戸製鋼の主力商品。これらは過去の取締役会で報告されたが、公表していなかった。いずれも現時点で安全性に問題があるとは確認されていないとしている。

 川崎社長は「不適切な行為によりユーザーならびに消費者の皆様に多大なご迷惑をかけ本当に申し訳ない」と陳謝。自身の経営責任については「(納入先の)メーカーで行われている安全性の検証を最大限支援することと、徹底的な原因分析と対策が私の使命。進退はその後で考えたい」と調査終了後に判断する考えを示した。

 鉄鋼製品の不正を公表してこなかった理由について「損益に影響する法令違反ではないなどの判断だった」と釈明。鉄鋼での不正は過去の事例で「今回の緊急監査、自主点検で発覚したものではない」とも述べた。問題製品の納入先から点検費用などの支払いを求められた場合の負担について「その腹積もりはある」と話した。


記者会見で記者の質問に厳しい表情を見せる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=東京都品川区で2017年10月13日午後6時5分、竹内紀臣撮影© 毎日新聞 記者会見で記者の質問に厳しい表情を見せる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=東京都品…
 一方、東京電力は13日、福島第2原発3号機の原子炉を冷却する熱交換器に使われる部品に問題の製品が納入されていたと発表。防衛省も問題のアルミ製品が航空機や誘導武器、魚雷などの防衛装備品に使用されていたと明らかにした。

 神戸製鋼は今回の不正を8月末に社内監査で把握し10月8日に公表。この段階ではアルミ・銅製品で約200社に供給としてきた。11日には鉄粉製品や光ディスク材料などでも不正があり、約70社に納入していたと公表。影響は国内外の主要自動車メーカーや航空機、鉄道、ロケットなどにも広がっている。【和田憲二、片平知宏】





小泉進次郎・東京都知事を画策する小池百合子
「最も高い『ガラスの天井』を打ち破ることができなかった。でも、誰かがきっと打ち破るでしょう。思った以上にその時が、早く訪れることを願っています」

 希望の党代表の小池百合子は、昨年11月、米大統領選でそう敗戦の弁を述べたヒラリー・クリントンと自分を比較するのが大好きだ。

 昨年7月の都知事選に圧勝し、女性初の東京都知事に就任した小池は、米CNNのインタビューでもヒラリーの弁を例に挙げ、「日本の場合、ガラスの天井というより、“鉄”の天井。(米国より)もっと固く、差別的で、打ち破るのは相当大変だ」と強調。

 自分の挑戦はヒラリーより困難だと、あえて誇らしげに言っているように見えた。


画像にはっきり映る小池の野心


 総裁選の前哨戦とも捉える都知事選で“鉄”を打ち破ったと、満面に笑みを浮かべ、画面の向こうの世界の視聴者に、“自分ファースト”のお得意パフォーマンスを展開した。

 テレビはリアルだ、とよくいう。画像というのは、時には、何千の言葉より、鮮明にその真意を映し出すと言われるからだ。テレビ出身の彼女が、得意とする“技量”でもある。

 そう、将来的に日本の政治家のトップを狙おうとする小池の大いなる野心がギラギラ映し出されていた。

 彼女は放送、筆者は活字で、同じメディアでも、世界はまるで違う。しかし、メディア界の先輩として、それこそ中国の台頭を目の前に、日本の国力を上げ、「頑張って世界を引っ張ってほしい」。まずは首都の東京から、と願っていた。

 しかし、その願いは落胆とともに消え去られた。豊洲市場移転問題をはじめ、「改革」を最優先に掲げたものの、ある市民団体の代表は次のように怒りをぶつける。

 「都議選を前に、決められない批判をかわし、選挙戦を有利に運ぶための“選挙ファースト”の『豊洲移転、築地再整備』の方針を打って出て、財源確保の保証もないまま、都民や市場関係者を雲にまき、大勝利」

 「さらに、民主的合意形成はスピード性に欠けるといえ、情報公開どころか密室で、しかも独断で、過去の知事の責任追及を示すことで、自らの対応への批判をかわすなど、小池さんは『東京大改革』というよりか、あえて保身のため、都政を混乱させることに終始していたようにも見えた」

 今回、都知事の仕事に専念し、衆院選の出馬を断念し、自らが首相になるという小池の夢が打ち砕かれたことは、彼女にとって、決してマイナス面だけではない。

 今後の首相の座争奪戦で、政界も大手メディアも女性排除思考が強く台頭することを再認識させられ、かえって仕切り直しの知恵やヒントを得たことだろう。

 打たれ強い彼女は、「政界の渡り鳥」と揶揄されようが、その逆境を肥やしにして、ここまで登り詰めてきた。

 はっきり言って、人気に匹敵する政治家としての実績や手腕はまだないが、伏魔殿のような政界で、”女・一匹”、 鋭い嗅覚でもって力の向くベクトルを嗅き分けなければ、とっくの昔に自滅していただろう。

 しょせん様々なしがらみを抱える男性には、困難なウルトラC級の技で、躊躇せず決断と行動が伴う小池への男社会からの羨望とねたみが渦巻いている表現ともとれる。

 なので、当然、こんなことで諦めるような彼女ではない。

 小池の野心は相当なもので、もしかしたら男性以上かも。余談になるが、自分の分身のように愛玩している愛犬も「総ちゃん」。老犬だが、総は小池が、「総理」から命名したぐらいだ。長年の夢を実現させるためなら、手段を選ばない。


小泉純一郎元首相との“蜜月”を装う


 希望の党立ち上げの発表には、仲間を呼ばず、異例にも1人で記者発表を行った小池。その直後には小泉純一郎元首相と会談。「頑張れ、と励まされた」(小池)。

 衆院選に出馬するのかと、当時も、後にもメディアから再三聞かれたとき、「小泉さんから、都知事をしっかりやれと言われてますから」と否定。政界引退後の今も、国民から高い人気を誇る劇場作りの生みの親、小泉元首相にあやかれとばかり、“蜜月”を装う。

 しかし彼女の視線の先は、もはや22日の総選挙ではない。

 その向こうには、小泉元首相ではなく、国民の「次期首相候補アンケート」で必ずトップに君臨する政界のプリンス、小泉進次郎がいる。

 公示の10日、この2人は、東京10区を選挙戦遊説の「第一声」の地に選んだ。自民党の得票獲得を握る「選挙の顔」、小泉進次郎は、希望の党代表の小池の地盤に殴りこみをかけた。

 池袋駅東口の街頭演説で、開口一番。「小池さんに心から感謝したい。希望の党のおかげで、『真の希望』とは何かを考える機会をくれた」と話した。

 「自民党に、野党時代の苦しさを忘れてはいけないと、もう1度思わせてくれた。次の選挙ではなく、次の時代のことを考える戦いにしたい」と、意味深なコメントを披露する一方で、小池への痛烈な批判を展開した。

 この日の同駅街頭演説は、進次郎に軍配。進次郎の応援陣営は、小池のそれをはるかに上回っていたからだ。

 選挙という選挙を新聞記者時代に取材してきた筆者が知る限り、有権者の動向を判断する第1関門が、公示後の第一声。

 候補者はまず、選挙地盤である地元で派手にアドバルーンを挙げる。しかし小池にはかつての勢いはなかった。

 小池の地元でさえ、かつてのような希望を抱かなくなってしまった。走り出したら止まらない天然色が強い小池も、今回だけは元首相のアドバイスを受け入れ、都知事にとどまるという。小泉パパは胸をなでおろしているだろう。


オリンピック直前に切れる任期


 これまで都知事がコロコロ変わってきた東京。小池に投票した都民は、「改革」の中身もさることながら、今度こそは任期を全うする知事を、と小池に期待していたからだ。

 都知事に専念し、当面は世界的にも注目を浴び、自身にとっても政治家として格好の実績アピールが期待できる2020年の東京オリンピックの準備に奔走するだろう。

 願わくば、この成功で次期首相待望論の世論の追い風を再び自分に向けたいところだが、そうは簡単に問屋が卸さない。

 実は、小池の知事任期は、2020年の7月に切れる。オリンピックは7月から9月開催なので、五輪前に都知事選が訪れる格好だ。

 不祥事やスキャンダルに巻き込まれなければ、再選されるだろうが、そうなるとすぐさま辞任というわけにはいかない。

 オリンピックの開会式で知事としての存在感を内外に示すために、知事再選を目論んだと批判されるだけでなく、それどころか、政治家としての評価は急降下し、年齢的にも政界引退の危機を迎えることになる。

 さらに厄介なのは、現在65歳の小池が知事2期を全うすると、72歳。まだまだ、若いと言うだろうが、「改革」や「新鮮」が売りの小池にとって、これまでのような力強さを持ったイメージ作りには老いが待ったをかけるだろう。

 そこで奇策の好きな小池は考えるだろう、さらなる劇場は、小泉は小泉でも“進次郎劇場”だ。

 知事選の2020年7月までには、オリンピックの準備は整っているはず。衆院選がいつ行われるかは分からないが、まずは知事選の辞退は避けなければならない。

 小池としては、人気の進次郎に知事選で立候補してもらえれば、五輪開催に向けて、トップ若返りで「潔い小池」と評価が意外に高まるのではないか。

 高齢化が著しい政界の刷新イメージを世界にもアピールできるので、日本にとっても悪い策とは思えない。問題は、普通に考えてあの進次郎が受け入れるとは考えられないことだ。


小泉進次郎・東京都知事が誕生?


 しかし、進次郎は人気はあるとはいえ大臣経験もなく、政治家としての経験はまだまだ浅い。弱冠36歳。海外では、40歳前後で国のトップに就任するケースがあるが、バックに父親の存在があるといえども、自民党総裁のポストを得るのは容易ではない。

 一方、財政が欧州の一部の国を上回る巨大都市・東京を率い、世界に名を馳せるチャンスの五輪を成功させれば、行政経験に、政治家として、リーダーとして、付加価値がつく。

 遠回りのようで、内外で国のトップになり得る経験や素養を育むチャンスで、意外に近道かもしれない。

 ここにきて都民ファースト設立時の主要メンバーが小池批判で離党するなど、誤算続きの小池。改革派を自称してきたが、今後は、その中身、真価が問われる。

 女・一匹でなく、頼れるブレインを発掘し、国政のモデルとなるよう、目立つところだけでなく地味な行政事業にも労力を注ぎ、政治家としての実力を磨き、発揮してほしいものだ。

 「人生は賭けみたいなもの、浮き沈みが激しく、戦いである」

 石油商の父からそう教わって、「安全なところ、安心なところは嫌いだ」と豪語する。時として、大きな賭けに挑んできた小池。女性初の首相を目指すか、女・小沢のように政界のフィクサーに成り上がるか。

 小池がここ数年、投じた一石が、ガチガチの硬直した政界をジリジリ動かし始めているのは事実。小池新党の綻びが表面化し、これまで小池を持ち上げていたメディアは一変して今度はバッシングに興じている。

 "左に右に "・・・。小池が信用できないというメディアこそ、信用できない。日本の政界刷新、小池が評価されるところもあるのではないか――。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町 271
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# by nsmrsts024 | 2017-10-14 08:09 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月13 日(金 ):どれだけ期待したか都民ファーストに、その結果が55議席、いま何をする、小池さん

希望、苦戦予測に危機感=与党は緩み警戒【17衆院選】
衆院選の序盤情勢について、報道各社は12日、自民、公明の与党が優位に立ち、希望の党が苦戦しているとの傾向を伝えた。与党は緩みを警戒して引き締めに躍起。希望は危機感を抱いており、安倍政権との対決姿勢を強めて巻き返しを図る方針だ。立憲民主党は躍進が伝えられ、公示前勢力からの大幅な上積みを狙う。

 報道各社は世論調査結果を踏まえ、おおむね自公両党が300議席程度をうかがい、希望は公示前の57議席をやや上回る程度と予測。立憲は公示前の15議席から2~3倍増と見込む。ただ、小選挙区では態度未定の有権者が3~5割に上り、情勢はなお流動的だ。 

 自民党は公示前の290議席を大きく下回らないとの予測が出ているが、安倍晋三首相(党総裁)は12日、新潟県新発田市での演説で「最後まで厳しい選挙だ。毎日情勢は変わる」と強調。また、二階俊博幹事長と塩谷立選対委員長は同日、連名で「これまで何度も序盤に過大な予測を報じられ、多くの同志が涙をのんだ」と戒める緊急通達を各候補に送った。

 公明党の山口那津男代表は党本部で記者団に「調査結果は流動的だと考慮しながら引き締めていきたい」と語り、衆院解散時の35議席死守を目指す考えを示した。

 希望関係者は、伸び悩みを報じられた要因として、小池百合子代表(東京都知事)の不出馬や民進党候補の合流をめぐる混乱を挙げる。ある希望の候補は「(民進党出身者を選別した)小池氏の『排除』発言で100議席減った」と不満を漏らした。

 小池氏は12日、都庁で記者団に「まだ序盤だ。これからしっかり戦い抜く」と宣言。この後、川崎市で街頭演説し、「このまま『安倍1強政治』を続けていいのか」と呼び掛けた。希望は、小池氏の主張に沿った訴えを前面に出すよう文書で各候補に指示。今後、森友・加計学園をめぐる疑惑への批判を強めていく考えだ。

 立憲の枝野幸男代表は那覇市での演説で「少し勢いがあると書かれたが、全く裏付けはない」と指摘。福岡市に移動後、記者団に「期待をどう議席につなげるかが問われる」と語った。

 一方、共産党(公示前21議席)は、政権批判票を立憲に奪われる形で伸び悩み気味。志位和夫委員長は札幌市で演説し、「希望が野党共闘に分断をもたらした結果、自公が漁夫の利を一時的に得ているだけだ」と述べ、反転攻勢を誓った。

 日本維新の会は公示前の14議席を維持できるか微妙とみられており、地盤の大阪府を中心にてこ入れを図る。

◇主要全国紙の序盤情勢分析 ▽朝日 自民堅調 希望伸びず ▽毎日 自公300超うかがう ▽読売 自民単独過半数の勢い ▽日経 与党300議席に迫る勢い (了)





米国がユネスコ脱退を発表 2018年末に 関与は継続
米国務省は12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から脱退するとイリーナ・ボコバ事務局長に通告したと発表した。2018年12月31日付で正式に脱退し、その後は正式加盟国ではなく、オブザーバーとして関与していく方針だという。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の姿勢が改めて示された形だ。

 国務省は声明で「決断は軽いものではない」とした上で、ユネスコに組織としての根本的な改革が必要であると指摘。理由にユネスコが反イスラエルに偏向していることなどを挙げた。また、分担金の滞納が増大していることへの懸念があるとした。

 国務省はユネスコ側に、脱退後も加盟国としてではなく、世界遺産の保護や報道の自由などユネスコが取り組む重要な問題について、米国の知識や考えを提供していく意向を伝えたという。

 米国は2011年、ユネスコがパレスチナの正式加盟を承認したことに反発し、年間8千万ドルの分担金の拠出を停止したままになっている。

 ユネスコにとって米国は予算分担金の約22%を占める最大国で、脱退は大きな打撃となる。米国は1984年にも「政治的偏向」や「放漫な財務管理」を理由に脱退し、2003年に復帰している。(ワシントン=杉山正)




御厨氏「排除で一斉に離れた」…希望、伸び悩み
御厨貴・東大先端研客員教授と、宮本太郎・中央大教授は12日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、希望の党が伸び悩む要因などについて議論した。

 御厨氏は「小池代表が『排除』と言った瞬間に(有権者が)一斉に離れた。『劇場型政治』では、言葉の使い方は極めて難しい。あの小池氏をして、最後に読み間違えた」と分析した。

 宮本氏は「小池氏自身が、『政権選択選挙』と盛り上げられて、その気になった。これまで、小池氏は言葉遣いは大変慎重だったが、急に上から目線になった」と語った。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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   3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 270
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# by nsmrsts024 | 2017-10-13 05:01 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月12 日(木):もう騙されない小池の選挙戦略に、有権者はどんどん離れてゆく、友のマスコミも

自民支持根強い若年層 目立つ消極的選択 情勢調査概況
朝日新聞社が実施している衆院選情勢調査の概況によると、自民党は堅調で、希望の党が伸びていない一方、立憲民主党が勢いをつけている。安倍政権のこの5年間への評価は割れるなか、調査結果からは、野党が分裂したことで自民が優位に立つ状況が浮かび上がった。

自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況
特集:2017衆院選
衆院選 候補者の顔ぶれはこちら

■政権批判の受け皿分散

 有権者の半数近くを占める無党派層のうち、投票態度を明らかにした人を分析すると、比例区の投票先は自民32%、希望25%、立憲20%などとなった。前回2014年衆院選の序盤調査では、自民には無党派層の41%が投票すると答えたことと比べると、自民の勢いには陰りが見られる。

 さらに、安倍政権のこの5年間への評価も、民意は真っ二つに割れている。にもかかわらず自民が堅調なのはなぜか・

 野党第1党の民進党が事実上分裂した結果、無党派層の比例区での投票先も分散した。加えて、安倍政権の5年間を「評価する」人の大半が自民に投票する意向を示している一方、「評価しない」人の投票先が各党に分散しているからだ。

 10、11日の調査対象となった有権者のうち、安倍政権の5年間を「評価する」は43%、「評価しない」は41%。投票態度を明らかにした人では、「評価する」人の68%が比例区で自民に投票すると答えたのに対し、「評価しない」人の投票先は立憲27%、希望26%、自民18%、共産14%などと各党に分かれた。

 自民が、若年層の支持を集めているのも最近の特徴だ。安倍政権の5年間を「評価する」との回答は、18~29歳で53%、30代では49%に達しており、若い年代ほど「評価する」が多い。

 このほか比例区で自民に投票するとの回答は、18~29歳で61%に、30代では50%に上る。14年衆院選の序盤調査と比べてわずかに減ってはいるが、他党を引き離していることに変わりはない。

 一方、小池百合子・都知事が率いる希望が伸び悩んでいることも、自民の追い風になっている。

 小池知事率いる都民ファーストの会は7月の東京都議選で圧勝。都議選直前に朝日新聞社が実施した東京都民意識調査では、都民ファーストの会は都議選では50~60代の支持が強かった。ところが今回、比例区で希望に投票すると答えた人は、50~60代でも自民に大きく水をあけられている。おひざ元の東京ブロックでも自民に引き離されて失速気味だ。


■加計問題の元閣僚ら安定

 自民は、安倍政権が加計(かけ)学園問題で野党の追及を受けたり、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で不祥事が明るみに出たりしたものの、当事者の政権幹部や前閣僚らの多くが安定した戦いをみせ、底堅さが表れている。

 今回の調査対象となった144選挙区をみると、加計問題で関与が指摘された萩生田光一・党幹事長代行(東京24区)がリード。この問題の対応に直接関わった前文部科学相の松野博一氏(千葉3区)と、前地方創生担当相の山本幸三氏(福岡10区)も優勢だ。




民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も
 衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。「反希望」を旗印にした立憲民主党と競り合う選挙区も多く、失速する党勢に各候補は焦りを募らせている。

 「ドタバタして目も当てられない恥ずかしいところもお見せしたかもしれない。だからこそ希望の党も育ててほしいんです」

 東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。(奥原慎平)





日経平均21年ぶり高値 外国人、企業の収益力評価
 東京株式市場で11日、日経平均株価が7日続伸し終値は1996年12月以来、20年10カ月ぶりの高値となった。世界的な景気拡大で株式への投資意欲が高まる中、収益力を高めてきた日本企業を海外の投資家が改めて評価している。衆院選が与党優位との見方が強まり金融政策の継続を期待した買いも入った。企業による自社株買いなど日本株の買い手が広がっていることも追い風だ。

 日経平均の終値は前日比57円76銭(0.3%)高の2万0881円27銭。朝方は下げて始まったが、次第に金融や商社など大型株への買いが膨らんだ。終値で2015年6月に付けたアベノミクス相場の高値(2万0868円)を上回った。

 株高に弾みがついたのは22日投開票の衆院選の影響が大きい。与党が優位に選挙戦を進めているとの見方が広がり、海外勢を中心に政権の安定と日銀による金融緩和の継続を期待した買いが入っている。

 株価上昇の底流には「日本企業の収益性の向上」(ウィズダムツリー・ジャパンのイェスパー・コール最高経営責任者)がある。上場企業の18年3月期業績は純利益が過去最高を更新する見込みだ。円安・ドル高の追い風がやむなかでも海外で着実に利益を稼いでいる。「化学などの素材企業でも売り上げの半分程度を海外で稼いでいる」(コモンズ投信の伊井哲朗社長)という。

 21年前と比べても相場に過熱感はない。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは「法人企業統計では企業の利益は4倍弱に膨らんでおり実力を反映した株価だ」と分析する。

 日本株は買い手の裾野がじわりと広がっている。その一つが企業自身だ。ゴールドマン・サックス証券によると日本企業の自社株買いは昨年度で5.7兆円。今年度も4.9兆円と高水準を維持する見込みだ。

 一方で警戒感もくすぶる。北朝鮮と米国の非難の応酬は収まっていない。北朝鮮がミサイル発射や追加の核実験などの挑発に動けば、相場が円高・株安へと逆回転する可能性がある。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災  福島第一原発爆発  楢葉町 269
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# by nsmrsts024 | 2017-10-12 05:53 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月11日(水 ):衆院選投票券今日届く、なぜ今,とは思うが現有勢力維持のため期日前に早く!

安倍首相、政権5年の実績強調 野党は「ゆがみ」批判
安倍晋三首相の5年間の政権運営を問う戦いが始まった。経済政策の実績を強調し、こだわり政策は封印する。首相の第一声は過去の国政選挙で大勝したパターンとほぼ同じだった。支持率低下をもたらした問題に触れないまま。野党はそこに照準を合わせて批判を展開した。

特集:2017衆院選

 安倍首相は公示初日、自らが自民党総裁として臨んだ過去4回の国政選挙と同じく福島に入った。「(民主党政権では)なかなか復興が進まなかった。一日も早く政権を奪還すべきだ。これが私たちの原点。この原点を忘れてはならない」

 緑の山々と刈り取り前の黄金色の稲穂。広がる田園地帯に約300人が集まった。公示前に首都圏で行った街頭演説で見られた首相批判のプラカードはなく、ヤジもなかった。

 「政権奪還後、経済を成長させていこう、デフレを脱却し、生活を豊かにし、賃金を上げる。一つ一つ成果を上げてきた」

 首相は北朝鮮対応に触れた後、国内総生産(GDP)や最低賃金などの経済指標について民主党政権時代と比較しながら、アベノミクスの「成果」を列挙。野党批判を挟み、最後もアベノミクスのアピールで締めくくった。21分余りの演説には、5年間の政権運営のパターンが凝縮されている。

 民主党政権時代を振り返りながら「失政」を指摘し、アベノミクスを前面に押し出す。そこで得た議席を元に、選挙では訴えなかった特定秘密保護法、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更、安全保障法制、「共謀罪」法といった「安倍カラー」の強い政策を進める。この日の第一声でも、首相が選挙に勝利した後に見据えている憲法9条の改正には、一切言及しなかった。

 こうした首相の姿勢に、共に歩んできた公明党の山口那津男代表は一体感を強調する。第一声では、北朝鮮問題を引き合いに「国際経験豊かな安倍首相に問題を解決していただく」と述べ、自公連立政権の継続を訴えた。参院で統一会派を組む日本のこころの中野正志代表も「この危機を克服する能力、持っているのは安倍さん以外ない」と持ち上げ、政権運営を高く評価した。

 政権運営に協力的な姿勢を取ってきた日本維新の会の松井一郎代表は、首相の個別政策で注文をつけた。首相が消費増税を予定通り行う考えを示していることを念頭に「国会議員が優遇・厚遇されている生ぬるい状態で消費増税をよしとすると国民生活はしんどくなるばかり」と訴えた。

 これに対し、他の野党は、首相の政権運営を厳しく批判し、争点化を図っている。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、世論を二分した安保法制など「安倍カラー」の法律を採決強行で成立させた経過に触れ、「国民の大きな反対の声があっても、ろくな説明もしようとせず、『いま数を持っているから何をしてもいいのだ』と。これが本当の民主主義か」と声を張り上げた。

 さらに森友・加計(かけ)学園については、首相が第一声でひと言も触れなかったのに対し、多くの野党党首が長期政権の「ゆがみ」と位置づけて、演説でも一定の時間を割いている。

 希望の党の小池百合子代表は「お友達だ、忖度(そんたく)だって。お友達であれば何か良いことがある。そんな政治に信頼が持てるのか。一番大事なところ」と強調。共産党の志位和夫委員長も「最大の争点は、安倍暴走政治を続けて良いのか、にある。こんな国政私物化疑惑にまみれた政権は戦後かつてない」と指摘した。

 社民党の吉田忠智党首は、野党が憲法に基づいて国会の召集要求をしたのに対し、臨時国会冒頭で解散した首相の姿勢を批判。「安倍政治を許すのか、許さないのかが問われる選挙だ」と訴えた。





政界地図激変、三つどもえ秋の陣 自×希真っ向対決/野党連合に挑む自民/踏み絵拒否で三すくみ…
衆院選が10日、公示された。民進党が分裂し、政界地図が激変する中での選挙戦。自民、公明の両党に、民進の多くが合流する希望の党、リベラル派が中心の立憲民主党や共産党など-の「3極」がしのぎを削る構図となった。各候補は何を訴えるのか。

神奈川16区 接戦の歴史、はや加熱

 自民と希望が、激しくぶつかる構図となりそうなのは神奈川16区だ。自民前職の義家弘介氏(46)=公明推薦=と希望前職の後藤祐一氏(48)は、過去2回の衆院選でも大接戦を繰り広げた。

 “ヤンキー先生”として知られる義家氏は午前9時から、厚木市の私鉄駅前で第一声。「新たな政党は先月までと違う主張をしている。自分の議席を確保するための政治だ」などと、民進出身の後藤氏を意識して批判を展開した。

 一方、民進を離党して希望入りした後藤氏は午前10時から、同じ駅前で第一声を上げ、安全保障などで自民との政策の違いを強調。「右と左の間の、ど真ん中がわれわれの立ち位置だ」などと主張した。

 民進離党に伴い支持団体の連合が推薦を取り下げたものの、民進の地方議員らが応援に駆け付けた。希望入りに対し通行人から批判の声も上がったが、後藤氏は「初心は政権交代。変わっていない」と訴えた。
神奈川16区では共産党の新人、池田博英氏(54)も立候補し、午前11時からの第一声で「安倍政権を退陣に追い込もう」と呼び掛けた。

 自民と希望が真っ向から対決する選挙区では、リベラルなど非保守系の票の行方も注目される。

宮城5区 復興政策 真っ向勝負

 東日本大震災の被災地を主戦場に「政権与党」対「野党共闘」の一騎打ちとなった宮城5区。抜群の知名度を誇る無所属前職に、3選を狙う自民前職が挑む構図となった。

 自民の勝沼栄明氏(42)=公明、日本のこころ推薦=は午前10時から石巻市内で「震災復興には今こそ実行力ある政治の力、与党の力が必要だ」と第一声。前回衆院選では、公示5日前に比例北海道ブロックから国替えした“落下傘”だったが、「今回は地元選出だ」と強調し、「政治の安定」を訴えた。

 これに対し、無所属での出馬となった元財務相の安住淳氏(55)は午後1時、自ら「野党統一候補」と名乗り、津波被害の大きかった同市の雄勝地区のバス停前で「裸一貫、徳俵。大組織に負けないで選挙を頑張る」と気勢を上げた。


 平成8年の初当選から議席を守ってきた民進党の大物だが、希望入りせず比例復活のない“背水の陣”で臨む。区割り変更で新たに選挙区に加わった南三陸町では「おまえの考えが違うからあっち行けとか、そういう人は嫌いだ」と民進の合流組を「選別」した希望を揶揄(やゆ)しつつ、「安倍一強政治は良くない。無所属にも野党にも力を貸してほしい」と、与野党対決の構図を鮮明に打ち出した。

東京16区 踏み絵拒否 対立鮮明

 「自民党と同じような政策を打ち出す政党では政権交代しても何の意味もない」。自民と立民の前職2人が激突する東京16区。立民の初鹿明博氏(48)は午前10時ごろ、地元の商店街で第一声を上げた。

 安全保障政策などで希望の“踏み絵”を拒否しただけに、自民と対決するのは立民だという意識が強い。「総理一人の意向で政治がゆがめられてはならない」と語気を強めた。

 一方、自民の大西英男氏(71)=公明推薦=が正午過ぎに行った第一声は、「ご心配、ご迷惑をかけ、心からおわび申し上げます」という謝罪の言葉から始まった。

 今年5月、がん患者について「働かなくていい」と発言した責任を取って都連副会長を辞任しており、イメージアップに懸命だ。「自公政権は18年間、一度もひびが入ったことがない」と安定政権の必要性を強調。午後にかけて菅義偉官房長官らも駆けつけ、総力戦を印象付けた。


静岡4区から国替えし、2人の地盤に挑む形となった希望元職、田村謙治氏(49)は「官僚や国会議員の経験は他候補に負けない」と主張。知名度不足を補うため、駅頭での名刺配りなどを精力的に行い、自身や党への支持を求めた。

東京7区 小池カラー 広がるか

 立民前職の長妻昭氏(57)に、小池百合子東京都知事の側近の父、荒木章博氏(64)が希望新人として挑む東京7区。自民前職の松本文明氏(68)=公明推薦=も出馬し、熾烈(しれつ)な選挙戦が展開しそうだ。

 過去3回の衆院選で圧勝した長妻氏だが、今回は小池氏の影響力が強い都内でどれだけ票を伸ばせるかが鍵になる。中野区内で行った第一声では「(小池人気に)吹き飛ばされないよう信念を貫く」と強調した。

 元熊本県議の荒木氏は急遽(きゅうきょ)、東京での出馬が決まったため、知名度の低さが課題に。ただ東京7区は、自身の娘で地域政党「都民ファーストの会」代表の荒木千陽(ちはる)都議(35)の地盤を含み、希望が力を入れる選挙区の一つだ。荒木氏は第一声で「今回が無理なら次にでも小池さんを総理にしたい」と訴え、“小池カラー”を前面に出した。

 一方、選挙区では長妻氏に3連敗している松本氏。雪辱を期す自民は、公示前に小泉進次郎党筆頭副幹事長(36)らを応援に送り込み、てこ入れを図った。松本氏は街頭演説で「自民の対北朝鮮政策を支持してもらえるかが問われている」と、政策を重点に置いて支持を訴えた。

 このほか東京7区からは無所属新人の井上郁磨氏(26)が立候補している。




米爆撃機、朝鮮半島周辺で演習 射撃想定、北朝鮮に圧力
米戦略爆撃機B1B2機が10日夜、日本海と黄海で、航空自衛隊、韓国空軍とそれぞれ合同演習を行った。在韓米軍や韓国軍合同参謀本部が11日、明らかにした。韓国上空を横断して朝鮮半島の東西両側で演習を行うことで、北朝鮮に対する圧力を更に強めた。

 B1Bが朝鮮半島付近に飛来したのは、9月23日夜に北朝鮮東方の国際空域を飛行して以来。今回は半島を横断する代わりに、南北軍事境界線や海上の北方限界線(NLL)近くには接近しなかった。

 B1B2機はグアムの米空軍基地を発進し、日本海の韓国防空識別圏内で韓国軍のF15K戦闘機2機と空対地ミサイルによる射撃シミュレーションを行った。半島を横断した後、黄海上でも同様の演習を行ったという。


10日、グアムの米空軍基地から発進する米戦略爆撃機B1B=米第7空軍ホームページから© 朝日新聞 10日、グアムの米空軍基地から発進する米戦略爆撃機B1B=米第7空軍ホームページ…
 韓国大統領府関係者は11日、B1Bの飛来について「米戦略兵器を韓国にローテーション配備するという韓米合意の一環だ」と語った。

 在韓米軍を構成する米第7空軍によれば、B1B2機は日本海で航空自衛隊の戦闘機とも合同演習を行った。(ソウル=牧野愛博)






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と7ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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# by nsmrsts024 | 2017-10-11 05:24 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月10 日(火 ):メルケル独首相に次ぐサミット(主要国首脳会議)常連の安倍首相、次も次の次も

失速「希望の党」は、最終的に何を目指すのか 首班指名の候補については口をつぐんだまま
「いよいよ日本に希望を、そして日本の政治に希望を。そのために出馬いただくみなさんと心あわせをし、戦いぬくんだという共通の目標をみなさんとシェアしていきたい」

 10月9日に開かれた希望の党の総決起大会で、同党の代表を務める小池百合子東京都知事はこう挨拶した。

盛り上がりに欠けた総決起大会

 本来なら華々しく行われるはずの総決起大会だが、会場の雰囲気は盛り上がりに欠けていた。それもそのはずで、希望の党の勢いがいまいち振るわない。読売新聞社が10月7日と8日に行った全国世論調査によると、希望の党に「期待しない」が58%で、「期待する」の36%を大きく上回った。また比例区の投票先として自民党が32%に対し、希望の党は13%に過ぎなかった。

 なお、朝日新聞社が10月3日と4日に行った世論調査では、比例区の投票先は自民党が35%に対して希望の党は12%。読売新聞社と同じ傾向を示している。

 原因は何か。それは希望の党がわかりにくい点だろう。「安倍1強を打破する」と言いつつも、自民党には秋波を送っているようなそぶりを見せる。いったい希望の党は何を求めているのか。あるいはどういう立ち位置を目指すのか、国民にはいまいち理解できない。

 小池代表は「右でも左でもないフェアウェイを目指す」と述べたが、その内容は不明だ。8日に日本記者クラブで行われた党首討論でも「今後大量に出てくる生活保護ということを考えれば、AI(人工知能)からBI(ベーシックインカム)。財源はどうするかは設計次第」と発言し、政策がこなれていないことが露見した。

 そして自身の出馬はあらためて否定した上で、首班指名の候補については口をつぐんだまま。「選挙結果を受けて考える」という姿勢だった。

 これで政権を狙うというのだから、もはや意味不明になってしまう。選挙公約が明らかにされたところで、国民はいったい何を基準に投票すればいいのか分からない。

あっと言わせるサプライズはあるのか

 9日午後、小池代表は知事としての公務日程をほとんど入れなかった。どこかで出馬の準備でもしているのだろうか。小池代表にとって政治生命をかけた勝負であるだけに、さまざまな憶測を呼んでいる。

 公示日である10日の第一声は、地元である豊島区・池袋で行う予定であるため、いきなり衆院選に出馬して東京都知事を自動失職する可能性も囁かれる。実際にはそれくらいのことをやらない限りは、この劣勢を挽回できそうにない。

 全国民をあっと言わせるサプライズは準備されているのだろうか。それとも希望は急速にしぼんでしまうのだろうか。いずれにしろ10日になれば、戦いの火ぶたは切って落とされる。





過半数擁立焦る希望、支持伸び悩む…小池氏迷走
 希望の党は、衆院選で過半数となる233人以上の候補者擁立を急いでいる。

 小池代表(東京都知事)は政権獲得を目標に掲げたものの、8日時点では約200人にとどまっており、仮に全員が当選しても単独で政権を獲得することができない。世論の支持も伸び悩んでおり、小池氏の戦略は迷走気味だ。

 「今、最後の努力をしている。政権を目指すということは、一つの目標だ」

 小池氏は8日の日本記者クラブでの党首討論会で、衆院選の目標や選挙後の首相指名候補について、歯切れの悪い答えに終始した。同日のNHK番組でも目標議席を問われ、「鋭意精査をしつつ最善の努力をする」と明言を避けた。

 小池氏は9月25日に希望の結党と代表就任を発表し、与党内には「自民党が惨敗した東京都議選の再現になりかねない」(自民党都連幹部)と警戒感が広がった。

 だが、民進党との合流を巡って混乱が続き、反発した民進党前議員らが立憲民主党を結成するなど小池氏にとって誤算が続いた。読売新聞社の全国世論調査でも、支持が伸び悩んでいる。

 政権選択選挙という構図が薄れたことで、首相指名を巡る小池氏の姿勢も揺れている。8日の党首討論会では、自民党と連立政権を組む「大連立」の可能性を問われ、「しっかり戦い抜くというのがまずあって、その結果としての判断だ」と述べ、含みを残した。自民党内では「小池氏は思うように支持が伸びず、焦っているのだろう」(幹部)と冷ややかな見方が出ている。

 立憲民主党も、小池氏と距離を置いている。枝野代表は8日のフジテレビの番組で、自民党や希望の党はいずれも理念、政策が異なるとして、他党の候補への首相指名選挙での投票を否定した。

 これに対し、自民、公明両党は、与党での過半数維持を目標に掲げている。首相は日本記者クラブの党首討論会で、「私が自民党総裁として、過半数を取れば首班指名(首相指名)を受ける候補として出る」と述べた。

 与党の解散時勢力は自民党287、公明党35の計322議席。今回の衆院選は定数10減で行われるため単純比較はできないが、90議席減らさない限り、過半数は維持できる。自民党内では「勝敗ラインが低すぎる」(閣僚経験者)との声がもっぱらだ。党内では「30議席減程度なら続投だ。来年の党総裁選で首相の連続3選への流れも強まるだろう」(幹部)との見方が出ている。





音喜多氏が見た「小池百合子」のすごみ 巻き込む力「魔力のよう」 飲み会も中止「締め付け」の実態
東京都議選で旋風を巻き起こした小池百合子・東京都知事が、新党を率いて衆院選に打って出る。波風を立て、注目を集め、勝利を収めてきた。よくも悪くも小池氏が持つ「すごさ」とはなんなのか。昨年7月の都知事選前から小池氏を支援し、今月5日に地域政党「都民ファーストの会」からの離党を発表した都議の音喜多駿氏に聞いた。(朝日新聞文化くらし報道部・田中聡子)


「そのインパクトが期待感に」
――「小池百合子」とは何者なのでしょうか。

「傑物だと思いますよ。国政進出を批判している僕ですら、希望の党の結成と代表就任を発表した9月25日に突然吹いた風は驚異的だと感じました。人を巻き込んでいく力がすごい。魔力のようです」

「だれもが想像しないことを決断できることが、カリスマ性につながっているのでしょう。あのタイミングで1人で記者会見なんて、誰も考えつきません。若狭勝さんや細野豪志さんにあれだけいろいろやってもらったら、並んで『みんなでやりました』と結党宣言をするのが常識。それを1人で『私がやります』とやっちゃう。そのインパクトが『何か変えてくれそう』という期待感につながっているように感じます」


「人を信頼できないから縛る」
――でも、小池氏には「怖さ」もあるのでは?

「人を取捨選別するようなところがあると思います。小池氏の意をくんで行動する人を近くに置き、異論を呈する人は遠ざけるように感じました。誰かを信頼して、長く任せることもしない。小池氏から直接(制限が)きたわけではないですが、役員が党の人事や運営方針などについて厳しく言論統制を敷いて、所属議員たちには箸の上げ下げにまで口を出すような雰囲気でした」

「そこには小池氏の何らかの意思は働いているのでしょう。人を信頼できないからこそ縛ることをしてしまう方なのかなと。私は都知事選で小池氏を支援し、都民ファースト都議団結成時の3人のうちの一人。それでも信頼されていたというより、都議選が終わるまでの使いやすい手駒の一つでしかなかったのでは」


「飲み会を企画したら呼び出された」
――言論統制とは?

「7月の都議選後にSNSの指針が配られ、他党の批判などが禁止されました。取材は本部からの許可制になりましたが、許可が出たものは数えるほどしかありません。『いままで自由だったのにおかしい』と役員に意見すると、『今までが違反だったんだ』と言われました。波風が立ったり、統率がきかなくなったりすることを避けたかったのではないでしょうか。情報公開やブラックボックスをなくすことを公約にしていたのに、言行不一致ともとれる党内状況でした」


「都民ファーストの会」からの離党を発表した都議の音喜多駿氏(左)と、小池百合子・東京都知事=朝日新聞© withnews 「都民ファーストの会」からの離党を発表した都議の音喜多駿氏(左)と、小池百合子・…
「小池氏からも『ブログや情報発信には気をつけなさいね』と会うたびにあいさつのように言われました。党内で議員同士の飲み会を企画した際は役員に呼び出され、中止させられました。横のつながりができることや、派閥形成の動きを警戒していたようです」


「常に戦いの場を求めていく人なんです」
――なぜそんな組織になったのでしょうか。

「役員が自分たちを客観視できていないのでしょう。そんなことをしたら外からどう見られるのかが分からないのでは。押さえつければなんとかなると思っているように見えます」

――小池氏が政治家として目指しているものは?

「総理大臣かどうかは分からない。とにかく競争に勝っていくことが目的の一つだと感じました。彼女が急速に都政に興味を失っているように見えるのは、都議選で都議会自民党をめちゃくちゃにやっつけて、都議会を平定してしまった。そうすると、次は治水をしたり開墾したりですが、そういう内政には関心がないから、次の戦いのステージを求めてしまう。それで今回国政に打って出てしまったんだろうなと感じます。常に戦いの場を求めていく人なんです。そのゴールがどこかは、もしかしたら彼女の中でも決めていないのかもしれないですね」


「築地再開発、おそらく興味を失っています」
――行政は基本的に地味な仕事です。そのトップの知事としての資質は?

「功績もあります。これだけ目立たなかった都政にスポットライトを集めて、勢いがなかったら解決できない受動喫煙の防止などを成し遂げました。でも一方で、地道な積み重ねで成果を出すものには興味がないようで、目立つところ目立つところに注力してしまうようにも見えます。今回の国政進出が最たるものです。『築地は守る』と再開発をぶちあげたのに、最近すっかり話題にならないから、おそらく小池氏は興味を失っています。自分が築地再開発検討会議の委員に入れた人を、衆院選東京1区の希望の党公認候補にしてしまう」

「結局、目立つところを優先して、自分で打ち上げた花火や言ったことを投げ出してしまうのだとしたら、本当に大きな問題でしょう」

――希望の党が公約を発表しましたが。

「達成されたらいいことがたくさんあるけど、できるのかな。知事の公約だって、この1年2カ月で達成のめどがたっていないものや、満員電車ゼロや電柱の地中化などすでに無理だろうと思われるものがある。消費税を上げない、原発ゼロ。すばらしいけど、どうしたらできるのか確認しないと、流されるだけで選挙が終わってしまいます」


「『製造責任』率直に受け止めないといけない」
――小池知事誕生を助けたという「製造責任」を感じることは?

「率直に受け止めないといけない。いずれ国政に戻るのではないかと気にしていたけど、こんなに早いと思わなかったのは、自分の見通しが甘かったと言わざるを得ません。もっとみんなの意見を聞いてくれるだろうと思ったらそうではなかったこと、それを軌道修正できなかったことも、私の力不足、認識不足です。これから都議として、是々非々で小池氏にノーと言う姿を都民に見せていくのが責任の取り方だと思う」

――音喜多さん自身、小池ブームに乗って、都議選で躍進しました。

「都民ファーストだからという票はあったでしょう。だから離党したことは申しわけないと思っています。でも、私の名前を書いてもらっているので、党に盲目的に従う必要はないとも考えています」

――築地市場の意思決定プロセスの説明で小池氏が「私はAI(人工知能)」と発言した時、音喜多さんは「自分が責任とる決意だと受け止めた」とブログに書いていました。

「組織人として真っ向から否定できませんので、内部で異議は唱えつつも、当時はそういう考えを述べました。ただあれだけ情報公開すると公約で掲げ、意思決定のプロセスを文書で残すという条例もできたところだったのに、築地は対象外だというのは納得しがたいものでした」


「都政に集中してほしい。それだけです」
――都民ファーストの都議会代表質問での「知事褒め殺し」も話題になりました。

「党内の会議で『イエスマン批判がすごくきているから、少しは指摘をすべきだ』という人がいました。でも役員は『いま小池知事はこれだけ支持されているんだから、自信をもってイエスマンになればいい』ということを力強く言いました。あぜんとしました」

――希望の党として戦う衆院選直前の離党。小池氏には打撃だったのでは。

「私は自分の出処進退を決めただけだし、ダメージを与えようとは思っていません。でも希望の党には信頼できる仲間がいるので、負の影響を与えたことは申し訳ないと思っています」

――小池氏に言いたいことはありますか。

「都知事選の公約の原点にかえって、都政に集中してほしい。それだけです」





【衆院選】身に覚えのない立候補に問い合わせ殺到 希望の党が候補の電話番号を誤記
立候補してないのに、問い合わせが殺到-。希望の党が10日午前に報道各社に発表した比例単独名簿で、候補の連絡先が誤って記載されていたことが分かった。同党は約30分後に訂正した。

 比例単独名簿に誤記載があったのは、比例東京の元職、小泉俊明氏の携帯電話番号の欄だった。小泉氏とは別人の電話番号が書かれていた。

 名簿に番号を記載された女性は「全くの無関係です」と述べ、困惑した様子だった。関係者から多数の電話が寄せられているというが、女性は「大丈夫です」というと電話を切った。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
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炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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# by nsmrsts024 | 2017-10-10 05:45 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月9 日(月 ):首相候補は選挙後に、希望の党代表小池氏の発言、相棒の若狭さんは了承か?

【党首討論会】希望の党の小池百合子代表の期待値に陰り 横文字のオンパレードで実相糊塗 第三極は「共闘」にすきま風も
与野党8党首による8日の党首討論会で際立ったのは、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)の「失速」だった。リアル、パラダイム、ダイナミック…。空疎な横文字のオンパレードは、にわか仕立ての政党の限界を印象づける。選挙戦は3極が争う構図だが、野党第一党・民進党をのみ込んだ「第二極」に黄信号がともり始め、「第三極」の共闘もすきま風が吹いている。

 横文字連発…具体性欠く

 安倍晋三首相(自民党総裁)と小池氏の直接対決が注目された討論会だが、ふたを開けてみれば、各党からやり玉に挙げられた小池氏が苦しい釈明を繰り返す場面の連続だった。

 まず矛先が向いたのは、安全保障法制を実質的に容認する希望の党に、安保法制を「違憲」と断じてきた民進党から大量の前職らが合流している矛盾だ。

 公明党の山口那津男代表が「プラカードまで掲げて反対した民進党から100人を超えて公認を出した」と指摘すると、小池氏は民進党出身者をこう擁護した。

 「野党の立場で『政府を追及する』ということで厳しく対処されてきた」

 与野党の立場が逆転すれば政治的主張も変わる、と公言したに等しい珍説だ。小池氏は「リアルな政治を進めていこうということで(民進党出身者と)一致している」と釈明してみせたが、野合の実相を横文字で糊塗する姿勢は空々しい。

 希望の党が公約に掲げたベーシックインカム(最低所得保障)などの財源を首相から問われた際も、小池氏は「要はパラダイム(概念)を変えていきましょうということです」。質疑では財源に関する質問が挙がったが、小池氏は「かなりエッジの効いた提案をさせていただいている」「ベーシックインカムは実験的な部分もある」といった曖昧な答えを繰り返し、具体的な展望には踏み込まなかった。

 希望の党の首相指名に関する質問にも「選挙の結果を見ながら進めていく」と答えをはぐらかし続けた。

 温度差鮮明…苦笑いも

 一方、衆院選での候補すみ分けが進む「第三極」の立憲民主、共産、社民3党も温度差を露見させた。

 「共闘の力で国民的な多数派を作る努力をしたい」

 選挙戦での連携に最も前のめりな共産党の志位和夫委員長は「共闘」という言葉を繰り返し口にした。

 これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は「選挙協力」や「共闘」という表現は一切用いなかった。共産党と政権をともにすることはないという立場を堅持する立憲民主党としては、政権選択選挙である衆院選での協力関係がクローズアップされるのは避けたいところだ。

 とはいえ、立憲民主党には「民進党の左派色を先鋭化させた政党」(旧民主党閣僚経験者)というイメージがついて回る。社民党の吉田忠智党首は「左傾化」をこう歓迎してみせた。

 「立憲民主党ができて、だいぶ社民党の政策に近づいたという実感はある」

 「日本流保守」を標榜する枝野氏は首をかしげ、苦笑するほかなかった。

(松本学)



希望の党「期待せず」58%…読売調査
読売新聞社が7~8日に行った全国世論調査で、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に「期待する」は36%で、「期待しない」の58%を下回った。

 民進党の前代表代行の枝野幸男氏らが結成した立憲民主党に「期待する」は28%、「期待しない」が64%だった。




安倍首相:北朝鮮「年末から情勢緊迫」 見方示す

安倍晋三首相は8日夜、インターネットテレビ局「AbemaTV」の番組に出演した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「あらゆる手段で圧力を高めていくから、状況は緊迫していく。今年暮れから来年にかけて選挙をする状況ではなくなる」との見方を示した。

 野党側は、首相が秋の臨時国会で審議をせずに冒頭解散したことを批判している。このため、あらためて北朝鮮情勢の緊迫化を理由に、解散への理解を求めた。

 首相は北朝鮮への石油精製品などの輸出を規制する国連安全保障理事会の制裁決議をあげ、「石油製品がカットされたら大変なことになる。基本的に緊迫度は増す」とも語った。

 また、首相は「結構、早い段階で解散を考え始めていた。今年の半ばころからだ」とも語った。【遠藤修平】






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災  福島第一原発爆発 楢葉町  265
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# by nsmrsts024 | 2017-10-09 04:39 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月8 日(日 ):都知事選で獲得した291万票、その時投票した人たちはいま何を考えているのか!

【衆院選】小池百合子氏、銀座街頭で大阪府知事、名古屋市長とともに「地方分権確立のため連携」 「劣勢はね返せるか」と「都民」都議焦り
希望の党代表として7日、街頭演説した東京都の小池百合子知事。日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事と減税日本を率いる河村たかし名古屋市長とともに壇上に立った小池氏は「地方分権確立のため、(3人で)連携をとってしっかり進めたい」と訴えた。一方、希望の党を支える都民ファーストの会所属都議は「劣勢が続いている。小池さんの人気でどこまではね返せるか」と焦りをみせる。

 3人が演説を行ったのは銀座4丁目交差点。買い物客が足を止めるなど、多くの人が集まった。

 演説で松井氏は「われわれがやってきた改革を全国につなげる」と強調。河村氏は演説の最後に「銀座の恋の物語」を歌い、聴衆を沸かせた。

 しかし、演説に駆けつけた「都民」都議は現状をシビアに分析する。ある都議は「とにかく時間がない。あと2週間で支持を広げることは相当難しい」とみる。別の「都民」都議は「若狭勝氏には都議選で世話になったが、ほかの候補には恩を返す義理がない」と複雑な表情をみせる。

 買い物で通りかかったという世田谷区の主婦(33)は「希望の党が何をしたいのか伝わってこない。今日の演説でもよく分からなかった」と話した。




原発ゼロ公約、本気度は? 有権者から冷めた声も
10日公示、22日投開票の衆院選に向けて各党の公約が明らかになる中、原発政策が明確な対立軸となっている。「再稼働を進める」とする自民党に対し、小池百合子東京都知事率いる希望の党は「2030年までの原発ゼロ」を明記。安保法制や改憲を巡る姿勢で両党に大きな違いがないだけに、小池氏はこのテーマの争点化を狙う。ただ、反原発に取り組む兵庫県内の市民らからは「選挙の駆け引きにしか見えない」と冷めた声も漏れる。

 安倍晋三首相が衆院解散を表明した先月25日。新党立ち上げと代表就任を発表した小池氏は「原発ゼロを目指す」と明言し、安倍政権への対決姿勢を打ち出した。民進党が掲げていた「30年代の原発ゼロ」からさらに踏み込むことになる。

 一方、迎え撃つ自民は冷ややかに受け止める。

 官房副長官として政権の中枢を担う自民前職の西村康稔氏(兵庫9区)は「電力の安定供給やコスト、二酸化炭素排出量から考え、30年の原発ゼロは現実的ではない」と一蹴。「原子力規制委員会の審査をクリアし、安全が確認できれば再稼働する方針は変わらない」とし、同7区の自民前職山田賢司氏も「小池氏はエコ社会を目指すと言いながら、原発は駄目で火力ならいいのか。矛盾だらけだ」と突き放す。


衆院解散を受け、街頭で原発再稼働反対などを訴える市民グループのメンバー。衆院選では原発を巡る論戦が注目される=9月28日、神戸市中央区© 神戸新聞NEXT/神戸新聞社 衆院解散を受け、街頭で原発再稼働反対などを訴える市民グループのメン…
 反原発の方向性は同じながら、小池氏の“戦略”に懐疑的な有権者も。市民団体「さよなら原発神戸アクション」の世話人高橋秀典さん(59)は「小池さんは世論の動向に敏感。脱原発が『票になる』と見たのだろう。本気で推進するかどうか疑問だ」とし、「脱原発の成否は他のリベラル勢力が伸びるかどうかにかかっている」と強調する。

 民進のリベラル勢力が立ち上げた立憲民主党は、公約で「原発ゼロ基本法」の策定を明記。共産党は「原発再稼働反対」、社民党は「原発ゼロ」をそれぞれ公約に盛り込んだ。これらの勢力は県内の小選挙区でも共闘の動きを見せており、10日の公示後は原発政策を巡る舌戦が予想される。

 こうした状況に、福島第1原発事故で福島県南相馬市から自主避難した女性(35)=三木市=は「原発ゼロを票集めの道具と捉えず、どうすれば実現できるのか真剣に考えてほしい」と注文。「原発事故でふるさとを奪われた避難者の思いにどの政党が寄り添ってくれるか、しっかり見極めたい」と力を込めた。(小林伸哉、藤井伸哉、前川茂之)





【衆院選】立憲民主は「一見民主だ」 公明・山口那津男代表が皮肉、野党批判炸裂
 公明党の山口那津男代表が7日、群馬県のJR高崎駅前で街頭演説を行い、希望の党を巡る野党の急激な再編ぶりを皮肉り、「立憲民主党は一見民主党だ」などと語った。衆院選比例北関東ブロックから出馬予定の輿水恵一前衆院議員の応援に駆けつけ、消費税使途変更への理解を求め、少子高齢化対策や子育て支援拡充などの政策も訴えた。

 「野党の皆さんは混乱、瞑想(めいそう)続きだ」。山口代表は解散以降、急速に加速した野党再編劇を批判。希望の党の出現で、またたくまに合流意向を示した民進党について「代表選をやったばかり。(前原誠司代表となり)一致結束し共産党とも手を組み、自公政権と戦っていこうと言っていたのに。合流しようと皆で決めてしまった。どういう政党なのか」と批判した。

 その上で「政権が取れそうにもないから、希望の党に名前を変えて(選挙に)出ようって言ったって、(政権を)変えられない政党が名前を変えても、変えられるはずがない」。

 希望の党が民進党出身者すべてを受け入れるつもりが「さらさらない」(小池百合子東京都知事)とし、受け皿として枝野幸男氏が立ち上げた立憲民主党についても、「排除されそうな人たちが行き場がなくなって、やむを得ず作った。よく見ると、民進党のまんま。一見、民主党。それが立憲民主党です」と皮肉混じりに語り、聴衆の笑いを誘った。

 その上で「(各党の)政策をきちんと見極めてほしい」とし、少子高齢化への対処策や子育て支援充実などを訴えた。幼児教育無償化や私立高の授業料実質無償化、低年金の高齢者に支援給付金をプラスすることなどの具体例を挙げ、「年金世代や子育て世代を応援するため、消費税を10%に引き上げ、使い道を変更したい」と理解を求めた。




豊田真由子氏が立候補表明…「励ましに応える」
秘書への暴行疑惑で自民党を離党した豊田真由子氏(42)が6日、新座市内で記者会見を開き、衆院選の埼玉4区に無所属で立候補する意向を表明した。

 豊田氏は「おわびが済んでおらず、大変厳しい状況にあるのは承知している。ただ、励ましの声も多く、その声に応えようと立候補を決断した」と述べた。

 4区にはいずれも新人で、自民公認の穂坂泰氏(43)と希望公認の吉田芳朝氏(43)、共産公認の朝賀英義氏(67)と維新公認の青柳仁士氏(38)が立候補を表明。選挙の構図は4党の公認候補と豊田氏の争いになる見通し。





機能する手段「一つだけ」=北朝鮮への圧力強化か-米大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ツイッターで、過去の政権による北朝鮮との交渉は結果が出なかったと批判し、北朝鮮への対応で機能する手段は「一つしかない」と述べた。詳細には言及しなかったが、対話より圧力強化を示唆することで、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。

 北朝鮮は10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせて弾道ミサイル発射などを行う可能性が指摘されており、米国は警戒を強めている。

 トランプ氏は「過去の大統領や政権は25年間北朝鮮と対話し、合意を結び、膨大なカネを支払ってきたが、機能しなかった」と指摘。「合意はインクが乾く前に違反され、(北朝鮮は)米国の交渉担当者をばかにしてきた」と強調した。

 一方、トランプ氏は5日、ホワイトハウスで軍高官と写真撮影を行った際、記者団に「これが何を表しているか分かるか。嵐の前の静けさだ」と謎掛けをするような発言をし、何らかの軍事行動を検討しているのではないかと臆測が広がっている。 






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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# by nsmrsts024 | 2017-10-08 09:46 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月7 日(土):陰ってきた小池ブーム、議員を狙って全国から集まった塾生はこれからどうする

女性が嫌いな女性政治家ランキング!あの不倫議員や「このハゲー!」議員は…
新党を立ち上げた小池百合子都知事をはじめ、政界では良くも悪くも女性政治家が話題を振りまいています。

 今回女子SPA!は、そんななかで「あなたの嫌いな女性政治家は誰ですか?」というアンケートを30代女性200人に実施しました(※)。その内容を見ていきましょう。

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あなたの嫌いな女性政治家は誰ですか。(複数回答 敬称略)

11位 高市早苗 11.5%

10位 野田聖子 13.5%


© 女子SPA! 提供
9位 小渕優子 14%

8位 丸川珠代 19%

7位 小池百合子 22%

6位 稲田朋美 25.5%

5位 蓮舫 28%

==============

 7位には、冒頭でも紹介した小池都知事がランクインしました。

「行動力と実行力がかっこいい」という好意的な声が上がる一方で、「上っ面な言葉だけ。政策の内容が空っぽすぎてついていけない」という辛辣(しんらつ)なコメントも見受けられました。

 6位にあげられたのは稲田朋美元防衛相。

「女が前面に出ていて、見ていて嫌。海外自衛隊の基地を視察に行った時に、ヒールをはいている姿を見てドン引きしました」と批判の声があがりました。政治的な無知さを指摘する一方で「女をウリにしている」という声が多く聞こえてきます。

 5位にランクインしたのは、二重国籍問題とその対応で不信感を与えた蓮舫議員。

「他人の疑惑は徹底的に追求するくせに、自分に対しては甘い」

「外見も中身もギスギスしていて、ヒステリックな感じが嫌だ」

 と厳しい声が集まりました。

◆4位 山尾志桜里 29.5%

 国会で「保育園落ちた日本死ね!」というブログを紹介し、待機児童問題で注目を集めた彼女。一時は民主党の幹事長就任が決まっていたものの、妻子ある年下弁護士との不倫スキャンダルで内定は取り消しになりました。

 本人は一貫して疑惑を否定し、10月3日にアップしたYoutube動画でも「やましいことは一切ありません」と発言。しかしいったん広がった疑惑は払拭できないようで…。

「育休中に不倫をしていた男性議員を『無責任』『気が緩んでる』と散々罵っておきながら、裏では自分も…、なんてアホすぎる」

「不倫の釈明会見がお粗末すぎた」

 他人のゲス不倫を非難していたら自分の不倫疑惑もすっぱ抜かれ非難される、というまさに特大ブーメランが返ってきた彼女。女性はシビアな目を向けているようです。

◆3位 豊田真由子 50%

 その名を聞けば「このハゲー!」という声が脳内でリフレインしてしまうほど、衝撃的な音声が世に出回った豊田真由子議員が3位にランクイン。嫌われ度もグッとアップして50%です。

 元秘書を罵倒し続ける強烈な内容の音声テープは世間を震感させました。

「あの音声の衝撃はすごい。あんな激しい怒り方をする人が国政に立っているというのもどうかと思う」

「ヒステリックを超えて、異常な暴力性を感じる。近くにいてほしくない」という声があげられました。

 政治家としての素質以前に人間性を疑われる結果となりました。

◆2位 今井絵理子 51.5%

「そもそも選挙に出たのが間違い。おとなしく元アイドルとして活動していればよかったと思う」

「男関係がだらしなさすぎる。子供がかわいそう」

 2位にランクインしたのは、元市議との不倫をスクープされ「一線は超えていない」発言が取り沙汰された今井絵理子議員。

 本人はあくまで不倫を否定してはいるものの、その言動、対応、意識の低さ全てに同性からの非難が集まりました。

◆1位 上西小百合 61%

 そして堂々の1位を獲得したのはもはや「納得」と言わざるを得ない上西小百合議員。浦和レッズサポーターをtwitter上で挑発し喧嘩を繰り広げるなど、彼女の発言はSNSで常に炎上しています。

「とにかく嫌い。この人がテレビに出ているとチャンネルを変えます。もはや政治家でもなんでもなく、ただの炎上タレント」

「発言が下品そのもの。メイクもファッションもなにもかもが世間とズレている」

 もはやどこを目指しているのか不明な上西議員。政治家としても人間としても女性としてもそのあり方が疑問視される結果となりました。

 女性が嫌う女性政治家。政治家としての手腕はもちろんのことですが、暴言・失言・不倫など政治家以前に人間性を問われるランキング結果となりました。

※【調査概要】

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。

調査期間:2017年9月29日

有効回答者数:30才から39才 女性200名

<TEXT/瀧戸詠未>



【衆院選】ロシア人若手女性研究者「野党第1党ができたばかりの新党に吸収 世界見てもあり得ない」 民進党分裂劇に驚き

衆院解散に伴う野党の混乱ぶりを、日本政治を専門にする海外の研究者はどう見ているか。東京大学社会科学研究所の客員研究員として半年間日本に滞在し、調査・研究を行ったロシア出身の若手研究者コルシェーンコ・エレナさん(28)=ベルリン自由大学大学院博士課程在籍=は、民進党の分裂について「野党第1党が、できたばかりの誰も知らない新党に吸収されるのは世界を見てもあり得ない」と驚きを隠さない。また、新党に合流するために安全保障政策への態度を変えた民進党の前職らを「ご都合主義ではないか」と指摘した。(原川貴郎)

 コルシェーンコさんの研究関心は日本の政党政治。なかでも近年の新党の興亡をテーマに博士論文の執筆を進めている。今年4月からは客員研究員として東大に籍を置き、東京・永田町で旧みんなの党議員や民進党議員、議員秘書らへの取材を重ねた。

 国民新党、新党日本、たちあがれ日本、新党改革、みんなの党、日本未来の党、新党きづな、みどりの風…。研究対象期間である2005年以降も、いくつも政党が誕生しては分裂、解党を繰り返してきた。

 コルシェーンコさんは、新党が長く存続しない主な要因として、(1)政党要件の厳しさ(国会議員が5人以上所属するか、直近の衆院選で全国で2%の得票が必要など)(2)カリスマ党首への依存(失言やスキャンダルで党首の人気が落ちれば、政党支持率も下がる)(3)実績づくりで生じるジレンマ(政策実現のためには大政党と協力する必要があるが、それによって改革のイメージが薄まり支持を失う)-の3つを指摘する。

 今回の衆院解散によって民進党が分裂したことを「本当に意外な動き」として受け止めたコルシェーンコさん。民進党出身者からの希望の党への合流の動きについて「長期的な成功を目指す行動や戦略ではなく、ただ今回一回当選するためのものですよね」と冷静に分析する。

 日本政界は衆院選後も「混乱が続くのではないか」と予測し、今後衆院選のたびに新党が生まれる可能性も「かなり高い」とみる。

 希望の党や立憲民主党は衆院選を経てどのように育っていくのか。万が一にも短命に終われば、コルシェーンコさんの研究対象が増えることになる。




野田氏「10日までわからない」 希望の擁立回避
■野田聖子総務相(発言録)
 (希望の党が衆院選で野田氏の地元選挙区に候補者を擁立していないことについて)小池(百合子・東京都)知事とは親しい時もあれば、親しくない時もあった。女性政治家としては苦労を分かち合ってきた。(衆院選公示日の)10日まで(希望が候補者を立てるか)わからないので、私は自らの選挙区とか自民党の仲間たちを精いっぱい応援していければと。今はそれだけを考えている。(閣議後の記者会見で)



小池・前原「とらぬ狸の皮算用」に強まる逆風 希望の党の公認候補選びは、しがらみだらけ

大多数の国民が「何が何だかまったく分からない」といぶかる10.22衆院選だが、すでに10日の公示を前に全国各小選挙区で立候補予定者たちが鉢巻・たすき掛け姿で有権者に支持を訴えている。

 「図りに図って」解散を仕掛けたはずの安倍晋三首相が「想定外」とつぶやく"大乱戦"に持ち込んだのは、小池百合子東京都知事と前原誠司民進党代表の意表を突いた選挙戦略だ。野党第1党の民進党を飲み込んだ小池氏を代表とする希望の党は、「安倍1強打倒」を旗印に衆院過半数(233)の公認候補を擁立して「政権交代」のアピールを狙う構えだ。

 しかし、希望系と民進系の雑居状態となった公認候補の顔ぶれをみると、多くは「ずぶの素人」か「議席が欲しいだけの風見鶏」とされ、確たる政治理念や政策は浮かんでこない。しかも自公政権と対峙するはずなのに、公明党公認候補や自民党内の「小池氏の友人」が出馬する各小選挙区への対立候補擁立を避けているため、「選挙後の自民との大連立への布石」との噂も広がる。自らの出馬を「100%ない」と言い続けることも含めて、まさに「疑心暗鬼で敵も味方もかく乱する小池流」(自民長老)だ。

 ただ、"身売り"決断で批判にさらされる前原氏と小池氏の「蜜月」は変わらず、枝野幸男元官房長官を代表とする民進リベラル系の立憲民主党結党も含めた野党再編劇も、前原氏は「すべて想定内」と語った。5日昼の小池・前原会談では、安倍1強打倒のため公認候補のさらなる積み上げを確認する一方、小池氏は自らの出馬を改めて否定。その上で、選挙後の特別国会での首相指名候補については「希望の党の結成メンバーと協議する」と結論を先送りした。

ツーショット会見で「都知事続投」示唆するスカーフ

 最終日の都議会審議の直前に都庁近くのホテルで行われた会談のあと、小池、前原両氏はツーショットで記者団の質問に応じた。小池氏は「25年ぶりに二人でこうやって話す機会を得た」と切り出したが、焦点の出馬問題については「(前原氏から)熱烈なラブコールがあったが、初めから出ないと申し上げている」とにこやかに否定してみせた。

 この日の小池氏のいで立ちはお得意の"百合子グリーン"ではなく、グレーのスーツにスカーフ代わりの白と濃紺の市松模様の風呂敷。東京五輪の公式オリジナルグッズの「東京染小紋風呂敷クロス」と呼ばれるもので、暗に「私は五輪を主催する都知事よ」と言っているようにも見えた。

 両氏が思い描くのは自公過半数割れや自民過半数割れによる首相退陣だが「新人候補は聞いたこともない人ばかり」(自民選対)の陣容では、自民の牙城を崩すのは至難の業だ。まして小池氏不出馬となれば選挙戦での"小池フィーバー"にも水を差す。

 それでも安倍1強打倒に結び付く議席を獲得するというのは、まさに「とらぬ狸の皮算用」だ。だからこそ、いくら否定しても永田町には「公示日の10日に突然出馬表明するのでは」(自民幹部)との疑念が残り、民放テレビの情報番組でも出演者が出馬のありやなしやばかりをはやし立てるが、そのこと自体も「小池氏の術中にはまっている」(同)とも見える。

 こうした「渦巻く期待と批判で風を起こす」(自民選対)ような小池流の"空中戦"に有権者が反応することを警戒する首相は、街頭演説などで「新しいブームからは何も生まれない。政策こそが未来を切り開く。愚直に政策を訴える」と繰り返している。「北朝鮮危機の中での政局混乱が国民の安心や安全を脅かす」(政府筋)とのアピール戦術だ。

 ただ、小池氏の主戦場ともなる東京の選挙区では「下手をすると都議選の再現で自民候補がバタバタ落ちる」(自民都連)との危機感も強く、首相の応援に尻込みする候補も出始めているという。7月の都議選最終日に首相が口にした「こんな人達に負けるわけにはいかない」というセリフへの有権者の反発はまだ消えておらず、「安倍か反安倍か」の選挙戦なれば逆風が吹くとの肌感覚からとみられる。

 一方の小池氏もここに来て、言動の粗っぽさが目立つ。希望の党の公認を申請した民進党内定候補者に関して「全員を受け入れる考えはさらさらない」「(理念や政策が違えば)排除する」という強い言葉は小池氏のいう「寛容な保守」とは相いれず、都議選の安倍発言にも重なり合う。

 自民党の選挙応援のスーパースターとされる小泉進次郎筆頭副幹事長による「小池さん出てください」という挑発に「小泉進次郎さんがキャンキャン言っているが、お父様(純一郎元首相)は都知事を続けろといった」などと言い返したあたりも、当意即妙で機知に富むいつもの「小池語」とは違って極めてストレートだ。「出る、出ない」騒ぎやこうした一連の言動がここにきて「小池氏への逆風」の要因ともなりつつある。

都民ファースト2都議が小池氏に離縁状

 そんな中、5日午後の都議会閉幕後、小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」の主要メンバーだった音喜多駿、上田令子両都議が同党への離党届を提出した。両氏は離党の理由を「情報公開の不徹底」「東京大改革の変質」などと説明したが、「都政のブラックボックスを壊す」と叫んで都知事に就任した小池氏の党運営の手法が「独裁的でブラックボックスそのもの」(音喜多氏)との反発からで、文字通り小池氏への離縁状だ。小池氏側近とみられてきた2都議の離党による小池氏のダメージは少なくない。離党した両氏は「希望の党への違和感」も訴えており、東京各選挙区に出馬する希望の党公認候補への都民ファーストの会の支援態勢にもひびが入ることは間違いない。

 こうした公示直前まで続きそうな目まぐるしい情勢変化の中で、一部週刊誌の「早出し選挙予測」では「自民単独過半数割れ」などの見出しが躍る。「外からの安倍追い落とし」(田中秀征元経企庁長官)ともみえる小池戦略にメデイアが連動する構図だ。もちろん、現時点での個別の小選挙区での優劣を積み上げれば「自公過半数割れはもとより、自民単独過半数割れの可能性も少ない」(選挙アナリスト)のが実態とされるが、投票率も含め「ちょっとしたことで情勢が激変する選挙戦」であることも間違いない。

 ただ、希望の党の公認候補選びの経過や選考結果を分析すると、政治理念や政策を脇に置いて「小池氏の好き嫌い」や「選挙後の合従連衡への布石」を優先したともとれる候補者配置が浮き彫りとなる。前原氏と同様に民進党に籍を残したまま無所属で出馬する野田佳彦元首相や岡田克也元代表の選挙区には対立候補を立てないのに、立憲民主党から出馬する枝野幸男元官房長官ら民進リベラルグループには「刺客」を送り込むという手法も「与野党1対1の構図にして政権交代を狙う」という当初の方針とは矛盾する。公認選びで「憲法改正」や「安保法賛成」などの踏み絵を踏ませたことも考え合わせると、「真の狙いはリベラル勢力つぶし」(共産党幹部)とみられても仕方がない。

 とくに希望の党公認候補の主力部隊ともなる民進系前議員達の多くは2年前の「安保国会」で国会を取り巻くデモ隊とともに「安保法制絶対反対」を叫んでいた政治家だ。まさに「議席目当ての豹変で、政治家としての資質も問われる」(自民幹部)ような顔ぶれでもある。直近の各世論調査で希望の支持が大きく伸びず、立憲民主党の支持が急騰しているのも、「議席欲しさで節操がない民進系候補」(同)への批判が背景にあるとみられている。

記者クラブ党首討論会で「安倍vs.小池」初舞台

 公示に先立ち、8日の日曜日午後には恒例の日本記者クラブ主催の党首討論会が予定されている。所属する前議員の数から党首が横一列で並ぶ討論会の中央で隣り合うのが首相と小池氏だ。全国で生中継されるこの討論会が「安倍vs小池」の最初の表舞台となるが、理詰めで攻めるとみられる首相に対し、いつもの当意即妙な「小池節」でどこまで対抗できるのか。その虚々実々のやり取りが有権者の心をどうとらえるかなどは「やってみなければ分からない」(自民選対)というぶっつけ本番の論争だ。

 日本を取り巻く内外の情勢の厳しさを考えれば今回の衆院選はまさに「国の未来を決める」という重大な意義があるはずだ。にもかかわらず政治理念や政策そっちのけの「劇場型選挙戦」ともなれば、「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」(芭蕉)という結末になりかねない。政界良識派の間では「鵜匠の小池氏に手繰られる希望の党公認の200人を超える鵜たちの運命やいかに…、というだけではあまりに救いがない」(自民長老)との声が広がる。



【衆院選】首相候補欠く希望の党「石破首相指名」あるか 本人は「不見識だ」と不快感
新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は6日、都庁で記者会見し、衆院選後の首相指名について「整理がつき次第、公表する」と述べ、10日の公示目前でも結論に至っていないことを明らかにした。小池氏は自民党との連携も排除しない意向をにじませているが、希望の党側では首相指名候補に自民党の石破茂元幹事長が浮上。石破氏は「不見識だ」と批判した。

 石破氏は6日、TBSの番組収録で、自身が希望の党の首相候補として取り沙汰されていることについて「衆院選が終わった後の枠組みを今、議論しても意味がない」と述べ、あくまで自民、公明両党で過半数獲得を目指す考えを示した。

 石破氏は収録後、記者団に「選挙前にそんな話をするのは極めて不見識だ」と強い不快感を示した。ただ、希望の党内では依然、首相候補が不在のままだ。

 同党の細野豪志元環境相は静岡県三島市で記者会見し、自らが候補になるつもりはないと強調した。若狭勝前衆院議員は文化放送のラジオ番組で、石破氏の首相指名について「今の時点では全く現実的に挙がっていない」とした上で「石破氏だけではなく、野党の人も含めていろいろなことが考えられる」と語った。

 民進党の前原誠司代表は石破氏と同じ番組で、小池氏について「出てもらうのが望ましい。希望の党代表イコール首相候補として頑張ってほしい」と述べ、重ねて出馬を求めた。「本人の意志は固い」と翻意は難しいとの見方も示した。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   福島第一原発爆発 楢葉町 263
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# by nsmrsts024 | 2017-10-07 05:43 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月6日(金 ):都民ファースト2人の離党会見は衝撃、小池選挙マジックの効き目もこれまで、

【衆院選】政権選択選挙なのに希望の党の首相候補はいない? 細野豪志氏か若狭勝氏か…それとも…
 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が改めて衆院選不出馬を明言したことで、候補者に焦りや戸惑いが広がった。「小池氏が首相候補として出てくれば勢いが出たのに…」と漏らす一方、「思ったように勢いが出ず、今回は首相になれないと判断したのではないか」とみる向きもある。希望の党は首相候補不在という弱点を抱えたまま、選挙戦に突入する可能性がある。

 民進党の前原誠司代表は5日、都内のホテルで小池氏と会談し、衆院選に「出るべきだ」と強く迫った。民進党と希望の党の合流を主導してきただけに、多く民進党出身者を当選させて一定の責任を果たしたいところ。小池氏を「選挙の顔」として担ぐことは最大の使命だったが、小池氏を翻意させることはできなかった。

 諦めきれない前原氏は会談後、記者団に「政権選択の選挙、誰を首相に選ぶかという選挙だ」と述べ、衆院選後の特別国会での首相指名選挙の投票先は「小池さんがいい」と改めてラブコールを送った。

 10日公示が迫る中、前原氏は引き続き小池氏を説得する考えで、与党内には小池氏が不出馬宣言を「リセット」し、サプライズ出馬するとの見方は消えない。

 小池氏は、都庁で記者団に「首相指名は選挙が終わり、いろんな結果を受けて行うものだ。結党メンバーと相談する」と述べ、衆院選後に態度を明確にする考えを示した。

 前原氏が首相候補として小池氏にこだわるのは、希望の党内に小池氏以外の適任者が見当たらない裏返しでもある。党内では、結党メンバーの細野豪志元環境相、若狭勝前衆院議員、中山恭子参院議員らの名前が挙がっている。

 だが、細野氏はいち早く民進党を離党したことで民進党内の反感が根強い上、過去の女性問題が蒸し返されるリスクをはらむ。若狭氏はまだ当選2回、中山氏では保守色が強すぎるとの指摘がある。前原氏自身は「私は民進党の代表だ」と否定している。

 首相候補不在で選挙戦に突入すれば、与党から批判を浴びるのは避けられない。東京の立候補予定者は「小池氏が首相候補として出馬してくれれば勢いが出るが、他の人では厳しい」と頭を抱えた。北陸信越地域の立候補予定者は「都政投げ出し批判を恐れたのは理解できるが、小池氏以外の誰かを首相候補にしても票が減るだけだ。小池氏以外では『話が違う』と怒る候補が続出しかねない」と懸念する。

 一方、菅義偉官房長官は記者会見で「誰を首相指名するのか明らかにしないのは分かりにくい」と重ねて挑発し、自民党の岸田文雄政調会長も党本部で記者団に「国民が物足りなさを感じる」と牽制した。

 小池氏は5日、過去の自社さ連立政権を引き合いに「自民党は政権を奪取するため社会党と手を結ぶ禁じ手を使った」と記者団に語り、自民党の安倍晋三首相以外の議員に投票する可能性も示唆している。

(沢田大典)




【衆院選】「ブラックボックスそのもの」音喜多駿、上田令子両都議が都民ファースト離党
 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の音喜多駿、上田令子両都議が5日、離党届を提出した。同日、都庁で会見した音喜多氏は「(党運営は)密室で役員数人で決めるブラックボックスそのもの」と反発。「(所属都議が忖度(そんたく)する相手は)前代表のことが多かったし、確たることはないが知事の影響がないとも言えない」と述べ、「都民」の密室体質には都知事特別秘書の野田数前代表や小池氏の意向が働いていたとの認識を示した。

 小池氏が立ち上げた希望の党については「詳細な公約もないのに思想も理念も違う政治家が集まった選挙目当ての野合だ」と批判。東京五輪・パラリンピックや築地市場(中央区)移転問題など都政の課題が山積しているとして「今は国政に打って出るときではない」と苦言を呈した。

 2人は今後、新会派を設立して活動する。「都民」都議への離党・会派離脱工作をすることはないとしつつ、上田氏も「私の実家は居酒屋。入ってくればいらっしゃいませだ」として都議の合流のために門戸を開いていることも強調した。

 「都民」は今後、離党届の取り扱いについて役員会で協議するとしている。





ノーベル文学賞:「日本はもう一つの古里」イシグロさん
 今年のノーベル文学賞に、日系イギリス人作家のカズオ・イシグロさん(62)が選ばれた。

 記憶を残すか捨てるかの葛藤を通し、価値が激しく変化する時代の人間の弱さを描いてきた。平易な文章で、世界に多くの読者を持つ作家だ。

 2015年6月、10年ぶりの長編小説として発表した「忘れられた巨人」(土屋政雄訳)の宣伝のため来日した際にインタビューした。「ほお……。初めて聞きました。本当ですか、なぜですか」。イシグロさんがソファから身を乗り出したのは、私が「日本では東日本大震災後、負の歴史をなかったことにし、例えばヘイトスピーチを容認するかのような排外的空気が強まっている。どう思うか」と問うた時だ。日本語は話せないが、かなり聞き取れるのだという。


ノーベル文学賞の受賞が決まった小説家のカズオ・イシグロ氏=東京都千代田区で2015年6月9日、小出洋平撮影© 毎日新聞 ノーベル文学賞の受賞が決まった小説家のカズオ・イシグロ氏=東京都千代田区で…
 「忘れられた巨人」は、老夫婦が息子捜しの旅をするラブストーリー。6世紀ごろのグレートブリテン島を舞台にしたファンタジーだが、人々の記憶を奪っている存在が浮かび上がってくる。イシグロさんは「1990年代のユーゴやルワンダでの内戦と大虐殺のショックが執筆のきっかけ」と説明した。過ちを繰り返さないために、記憶をどう扱えばいいのか。記憶は、この作家のデビュー以来の一貫したテーマだ。初期の「遠い山なみの光」と「浮世の画家」は幼少期の日本でのわずかな記憶をたどり、代表作「日の名残り」は英国の執事が古き良き時代を思う。

 日本では近年、第二次世界大戦で犯した加害の歴史を封印したがる勢力が伸長し、内心の自由を抑圧したり集団的自衛権を一部容認したりする動きが続いている。「確かに大津波と原発事故の後の日本には、強いリーダーシップは必要でしょうね。ただ、その成否は運に左右されます。南アフリカのマンデラ氏は成功しましたが、9・11後の米国は憎悪を多く生む結果になりました。日本の現状については知識がないからコメントできません」と残念そうだった。

 「でも、英国でも米国でも、この小説を自分たちに今起こっていることとして読んでくれる人は多いですよ」と語った。その語り口からは日本でも記憶を奪おうとする動きがあるのでは、という懸念がうかがえた。だからこそ、その作品群は、世界はもとより現代の日本人の胸に深く響く。最後に「私の底に子ども時代の日本がある。もう一つの古里です」とほほ笑んだ。【鶴谷真】





【衆院選】「リベラルを絶滅危惧種にしようとしている」 福島瑞穂氏が小池百合子氏を批判
 社民党の福島瑞穂副党首は5日、埼玉県春日部市で埼玉13区の同党新人、池田万佐代氏(58)の応援に入った。希望の党(代表・小池百合子東京都知事)について「国会内、民進党内におけるリベラル勢力を絶滅危惧種にしようとしている」と、小池氏を痛烈に批判した。

 池田氏は埼玉県内では社民党から唯一の立候補予定者で、共産党との選挙協力で一本化した。福島氏は「安倍内閣を退陣させないといけない」と熱弁を奮い、共社共闘をアピールした。

 池田氏も「安倍自民党を選んでも小池新党を選んでも、カレーライスかライスカレーくらいの違いしかない。憲法を変える意味では同じメニューだ」と、かつて福島氏が自民党と旧民主党の違いを皮肉った表現を踏襲し、笑いを誘った。

 埼玉13区では他に、自民前職の土屋品子氏(65)と希望新人の北角嘉幸氏(54)が立候補を予定している。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 262
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# by nsmrsts024 | 2017-10-06 07:39 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月5 日(木 ):しがらみ、透明性、ブラックボックス、踏み絵、線引きで敵を作る、政策が見えない

希望の党の公認を辞退した篠原孝氏が激白「小池さんのクツは舐めない」
「排除の論理」を掲げ、希望の党を率いる小池百合子東京都知事が、早くも公認候補者から三行半(みくだりはん)を突きつけられた。

 希望の党からの公認を辞退し、無所属で出馬するために辞退届を4日に提出したのは、長野1区の民進党前職の篠原孝・元農林水産副大臣(69)だ。篠原氏を直撃すると、希望の党の不可解な公認の実態が浮かび上がった。

 篠原氏は民進党きっての農政通として知られ、安保法制反対、反TPP、脱原発を主張してきた。そのため、希望の党が突きつけてきた政策協定書にサインしなかった。

 ところが、希望の党が3日に発表した第1次公認候補で、篠原氏は公認されてしまった。小池都知事は、公認を出す基準について「政策の一致が前提」と語っていたが、実態は異なるようだ。

 篠原氏は言う。

「離党届と政策協定書にサインするよう連絡が来たのが2日の18時で、3日の朝9時までに提出するよう求められました。しかし、政策なんて何もない政党と政策協定書にサインさせるなんて、小池さんの前で土下座して、クツを舐めさせるような行為です。私は、政治家として14年間歩んできた矜持から、サインはしないと伝えました」

 篠原氏には、2日の夜から民進党本部や同党長野県連の議員から政策協定書にサインするよう求める電話が相次いだという。もちろん篠原氏は拒否したが、希望の党は翌日に篠原氏を“強行公認”した。協定書のサインは県連の議員が勝手に代筆したとも報じられている。

「当選回数の多いベテランの民進党議員は、希望の党からほとんど排除されました。だから電話では『新しい党を運営するときに重石になってほしい』と言われました。政策協定書の中身も、穏当なものになったから納得してほしいと。しかし、そもそも民進党の個人の議員と政党が政策協定書を結ぶことがおかしい。小池さんのやり方は尊大です」(篠原氏)

 衆院選では政党に所属すれば、小選挙区で負けても比例区で復活当選できる可能性がある。だが、無所属の場合は比例復活ができず、落選のリスクは高まる。

 長野1区は、篠原氏と自民前職の小松裕氏、共産新人の長瀬由希子氏、維新新人の橋本将之氏が出馬予定で、激戦は必至。篠原氏は、比例復活のない背水の陣で選挙戦に挑むことになる。篠原氏は言う。

「比例復活の道を残すために、不本意に政策協定書にサインした民進党の議員はたくさんいると思う。こんなやり方は絶対に許されません。だからこそ、私は泣く泣くサインさせられた人たちの気持ちを代弁していくつもりです」

* * *

 篠原氏のインタビュー要旨は以下のとおり。

■最初の政策協定書には安保法制を「基本的に容認」と記述

──公認を辞退したのはなぜですか。

 そもそも希望の党に公認の申請はしていません。私は、以前から安倍政権に対抗するには野党再編で野党が大きくまとまることが必要だと党内で訴えてきて、小池さんとの連携も前原(誠司・民進党代表)さんに進言してきました。しかし、希望の党への合流は全員が公認されることが前提です。それが、フタを開けたら政策なんて何もない政党から政策協定書にサインをするよう求められました。

 党本部はそれでも「政策協定書の内容は穏当なものになったから、サインしてほしい」と言ってきましたが、そもそも民進党の個人の議員と政党が政策協定書を結ぶことがおかしい。小池さんのやり方は尊大です。


希望の党の公認を辞退した篠原孝氏前衆院議員 (c)朝日新聞社© dot. 希望の党の公認を辞退した篠原孝氏前衆院議員 (c)朝日新聞社
──政策協定書へのサインを求められたのはいつですか。

 2日の18時に連絡がありました。翌日の朝9時までに離党届と政策協定書にサインし、提出するようにとのことでした。その後、党本部や長野県連から電話があり、サインをするよう求められました。

 というのも、今回の民進党で公認を受けた候補者を見たらわかるように、当選回数の多いベテランの民進党議員が排除されています。私は当選5回で、公認を受けた候補者の中ではベテランになります。それで、党本部からは「新しい党を運営するときに重石になってほしい」と言われました。しかし、こんな政策協定書にサインさせることは、小池さんの前で土下座して、クツを舐めさせるような行為です。私は、政治家として14年間歩んできた矜持から、サインはしないと伝えました。ところが、翌日に公認されてしまったのです。

──政策協定書にサインしなかったのはなぜですか。

 政策協定書のオリジナル版には「限定的な集団的自衛権の行使を含め安全保障法制を基本的に容認」と書かれています。こんな内容は受け入れるわけにはいけません。ですが、希望の党の公認がなかったら比例復活の道が閉ざされることになる。それで泣く泣くサインした人たちがたくさんいます。私は、そういった人たちの気持ちを代弁していくつもりです。

──公認辞退について後援会の反応は。

 昨日も40人ほどで会議をしましたが、無所属で戦うべきだとの声がほとんどで、公認を受けるべきだと意見したのは2人ほどでした。熱心な支持者ほど、「応援するから無所属で戦ってほしい」と言います。希望の党の人気が高まっていると言いますが、政治に関心の高い人ほど小池さんのやり方には批判的だと感じています。

(AERA dot.編集部・西岡千史)





「自民対希望では」立憲民主、東京の15人が会見
 新党「立憲民主党」(枝野幸男代表)から東京都内の選挙区で立候補する意向の15人が4日、記者会見した。党代表代行の長妻昭・元厚生労働相らが出席し、希望の党への疑問を呈し、自公政権への対決姿勢を鮮明にした。

 欠席した18区の菅直人・元首相を除き、都内のすべての立候補予定者が会見場に並んだ。「希望の党に当初は期待した。だが実態は全く違った」。11区で立候補予定の新顔、前田順一郎氏は、強い口調で「憲法改正、安保関連法を認めねば入党できない。全く寛容な保守とは言えない」と言った。4区の元職、井戸正枝氏も「排除されない社会を作っていきたい」と述べた。


記者会見の冒頭、撮影に応じる立憲民主党の東京選挙区での立候補予定者。前列左から3人目は長妻昭・元厚生労働相=4日午後2時8分、東京・永田町の参院議員会館、岩下毅撮影© 朝日新聞 記者会見の冒頭、撮影に応じる立憲民主党の東京選挙区での立候補予定者。前列左から3…
 立候補予定者らは、自公と希望の政策が似ていると主張。6区の前職、落合貴之氏は「安倍政権のひずみ、間違いをただす選挙なのに、自民対希望では選択にならない」。憲法改正や消費増税、原発への姿勢など主要政策は民進党の理念を引き継ぐといい、1区の元職、海江田万里氏は「民主党、民進党の理念と政策を発展継承していくために加わった」と話した。

 7区で立候補を予定する長妻代表代行は「もし立憲民主党を作らなければ、あのときなぜ政治家は選択肢を示さなかったのかと必ず後世、糾弾を受ける。これまでの野党は自民が放つ光を受ける惑星。これからは我々自身が光を放ち、めざす社会像を実現する」と力を込めた。(西本ゆか)





ポピュリスト?自民を乗っ取る? 小池百合子氏の実像は
昨夏、自民党東京都連を敵に見立て、瞬く間に都知事にかけあがった小池百合子氏。今年の都議選では地域政党「都民ファースト」を率いて都政を掌握し、今度は新党「希望の党」の代表として国政に関わる。小池氏は何がしたいのか。反安倍政権の「受け皿」の正体とは。

■外からの「安倍追い落とし」 元経済企画庁長官・田中秀征さん

 第2次安倍晋三政権が発足して5年弱、国民の間には政治や政党に対する不満や不信というマグマがたまり、あふれんばかりになっていました。それを解消する勢力が現れれば、ブームを起こす機運は確実に高まっていたのです。

特集:2017衆院選

 そんななか、安倍首相は衆院の解散・総選挙に打って出ました。野党第1党の民進党の事情や、新党の準備状況を考えて今、解散するのが得策と判断したのでしょうが、誤算はここが勝負どころと見た小池百合子都知事のずば抜けた「勘」と「度胸」を読み誤ったことにあります。

 首都東京の知事が国政の新党の代表に就くのは常識的には無理筋です。だが、一枚も二枚も上手の小池さんに政界の常識は通用しません。間髪をいれずに新党をリセットし、自らが党首になって「希望の党」を立ち上げると、一気にブームが起きました。

 小池さんは世襲政治家ではなく、自力ではい上がった創業者型政治家です。しかも、陣笠議員ではなく、最高指導者を目指してきた。その点では、田中角栄元首相以来の存在です。

 ログイン前の続きこのタイプの政治家は「借り」をつくりません。日本新党から自民党まで保守系の様々な政党に籍を置いた彼女は、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎といった最も力のある政治家と連携しても、おもねることなく役に立つ仕事をしました。官僚とも、必要があれば相手が大物次官でもやりあった。だから、自由にモノが言えるし、しがらみがなく単騎出陣もできる。並の世襲や陣笠の政治家が何十人束になっても、小池さんにはかなわないでしょう。

 そんな小池さんの決断を私は当初、大歓迎しました。憲法を軽んじ、大国主義に傾く安倍政権に対し、新党を率いて戦いを挑み、現在の自民党では衰えてしまった健全な保守、鮮烈で強靱(きょうじん)な保守の潮流をよみがえらせることに期待したのです。

 しかし、この期待は「創立メンバー」の顔見せ会見を見て、早くも半減しました。さらに、希望の党が民進党の前議員に「憲法観」と「安保法制」の踏み絵を突きつけたことで、落胆に変わりました。それは、自民党の「憲法観」「安保法制」そのままだからです。

 小池さんがやろうとしているのは、自民党の基本政策を変更しない外からの安倍追い落とし。いわば自民党乗っ取り戦略ではないか。私が期待した、税金の無駄遣いをなくす行政改革、脱原発の早期実現、集団的自衛権の不行使を徹底する、もう一つの保守勢力をつくることではなかったのです。

 戦後保守党思想の核心は、憲法尊重と、先の戦争は間違いだったという歴史認識。安倍首相の路線とは大きく違います。そして、希望の党は、基本的に安倍路線と同じです。

 保守党思想にはリベラルな考えを尊重する特徴もあります。吉田茂、鳩山一郎、石橋湛山など戦後保守の先覚者は、いずれも自身が第一級のリベラリストでした。リベラル系の民進党前議員を排除する希望の党は、その点でも戦後保守の流れとは異質に見えます。

 国民の多くは、現在の自民党による政治に不安を抱き、もう一つの健全な保守の流れを渇望しています。言い換えると、大国主義に陥らず、言論の自由を守りリベラルな意見にも耳を傾ける、真の意味で寛容な保守の政治勢力が求められているのです。しかし、その渇望は、どうやら今の希望の党では満たされそうもありません。

 民進党の枝野幸男代表代行がリベラル系の議員を中心に新党「立憲民主党」を立ち上げましたが、期待は限定的でしょう。むしろ、岡田克也、江田憲司など自民党を源流とするメンバーで政党をつくってリベラル系を包含すれば、国民の渇望に応えて大化けする可能性があるのではないでしょうか。(聞き手・吉田貴文)

     ◇

 〈たなか・しゅうせい〉 40年生まれ。衆院議員を3期つとめ、経済企画庁長官、細川護熙政権の首相特別補佐、新党さきがけ代表代行などを歴任。福山大学客員教授。

■反既得権益のポピュリスト 千葉大学教授・水島治郎さん

 強いリーダーが、自ら立ち上げた政党を率いて既成政党に挑む。小池百合子都知事の政治手法は、欧州のポピュリズムと似ていますが、大きな違いもあります。

 欧米型のポピュリズムは、米国なら中西部のラストベルト、フランスなら北東部の衰退した工業地帯の低所得者、失業者の強い支持を受けました。大都市中心の既成政党に対し、見捨てられた地域でポピュリズムが支持される。

 しかし、日本のポピュリズムは、名古屋の河村たかし氏、大阪の橋下徹氏、そして東京の小池氏と三大都市圏で支持されている。大都市でポピュリズムが強いという、欧米とは正反対の構図です。

 その背景にあるのは、戦後日本の自民党政治が、大都市の富を地方に流していく利益配分システムだったことです。既成政治に強い不満を持つ大都市の住民の不満をうまくたき付ける、いわば大都市型ポピュリズムといえます。

 大都市型ポピュリズムは、都市の比較的リベラルな中間層に訴えかけようとします。小池氏も、女性と環境というテーマを打ち出してきました。原発ゼロを掲げるのもその戦略の表れでしょう。

 一方で、排外的な主張は、都市の中間層に支持されないので、前面に出せない。反外国人・反移民を扇動的に訴える、欧州の極右ポピュリズムと同じスタイルはとれないでしょう。分配の強化を訴える左派ポピュリズムも中間層には響かない。反既得権益、反既成政党を掲げる小池氏のポピュリズムは、極右でも左派でもない「やや右のポピュリズム」をめざしているように見えます。

 この「極右でも左派でもないポピュリズム」は、イタリアの「五つ星運動」と似ています。主張の中核は反既得権益です。日本もイタリアも、戦後、保守政党が利益配分を通じて長期政権を維持してきた。利益配分的な政治を批判するタイプのポピュリズムが、不満をもつ無党派層にとって有効な選択肢になるのでしょう。

 ポピュリストとしての度合いは、橋下氏のほうが小池氏より強いと思います。橋下氏は、大阪都構想など明確な対立軸を掲げ、自民党と全面対決する構図をつくった。小池氏の場合は、政策面で自民党と正面から対決する姿勢は乏しい。保守政治家とポピュリストの折衷型といえます。

 保守政治家でありながら、ポピュリスト的手法で、都市部の無党派層に受けるパフォーマンスができる。「希望の党」のPR動画はその典型で、旧態依然としたオヤジ的な政治とは違う「しがらみのない政治」を打ち出す。「森友・加計」問題で、安倍政権は既得権益の権化というイメージが広がっていたことも幸運でした。

 明確な政策的対立軸を掲げなくても、メディアが「自民対希望の政権選択」という図式を勝手に作り出す。政策面でフリーハンドを確保しながら、メディアをうまく使って、旧来の自民党政治の対極というイメージをアピールする。

 しかし「排除」発言のように踏み込みすぎると、世論の反発を受け、失速するリスクもある。代表就任以降、小池氏はポピュリストというより、保守政治家としての顔が表に出ています。既成政治に切り込む改革を彼女に期待した有権者にとって、改憲を重視してリベラルを切り捨てる保守路線は違和感がある。無党派層の支持を投票日までつなぎとめられるのか、予断を許しません。

 反既成政治の流れは世界的なものです。6月のフランス総選挙では、マクロン大統領の新党が6割の議席を占め、既成政党は惨敗しました。9月のドイツ総選挙では、新進右翼政党が第3党に躍進した一方で、既成二大政党は得票率を大きく減らした。政党政治の流動化が起きている。小池氏のポピュリズムも、そうした文脈の中で捉えるべきでしょう。(聞き手 編集委員・尾沢智史)

     ◇

 〈みずしま・じろう〉 67年生まれ。専門はオランダ政治史、比較政治。著書に「ポピュリズムとは何か」(今年度石橋湛山賞)、「反転する福祉国家」など。




【衆院選】「国政活動は本末転倒」「失望と怒り」 小池百合子都知事を批判 築地女将さん会
築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(東京都江東区)への移転問題で、移転に反対する築地市場の仲卸業者の女性らの「築地女将さん会」は4日、都庁で記者会見を開き、小池百合子都知事から質問状への回答がないとした上で「質問状を放置したまま国政選挙の活動に入るのは本末転倒」などと批判した。

 同会は小池氏の希望の党代表就任に関して「市場関係者から失望と怒りの声が上がっている」と指摘。市場問題は調整事項が多岐にわたるとし、「都知事が国政選挙にかまけるなどということはあってはならない」と注文した。

 同会は8月23日、豊洲移転・築地再開発の市場両立の基本方針について再考を求める要請・質問状の文書を提出。「築地の再開発については全く具体性がない」などと指摘し、同31日までの回答を求めていた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災     福島第一原発爆発  楢葉町 261
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# by nsmrsts024 | 2017-10-05 05:26 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月4 日(水 ):ブラックボックスは小池代表一人のもの、若狭にも細野にも見せたことがない

音喜多駿都議ら都民ファ離党へ 幹部「この時期に最悪」
小池百合子・東京都知事(希望の党代表)が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」所属の上田令子、音喜多駿の両都議=いずれも2期目=が、同会から離党する意向を固めたことが3日、わかった。小池氏らによる党運営への反発などが理由といい、5日にも離党届を出す。希望の党を率いて衆院選に臨む小池氏にとって、身内から水を差される形になりそうだ。小池氏は3日、記者団に2人の離党について「聞いていない」と答えた。

 同会都議の離党の動きは1月の結党以降、初めて。両都議は、小池氏らが9月、小池氏元秘書の荒木千陽(ちはる)都議を同会の新代表に選ぶ際、小池氏ら役員3人だけで決めたことなどを問題視した。音喜多氏は3日、取材に「内部で情報統制され、自由に議論できなかった。知事が都政に専念せず、国政に乗り出したことも残念」と話した。上田氏も「知事の改革姿勢は支援したいが、内部で自由に質疑できなかった」とした。

 同会の小山有彦幹事長代理は3日、記者団に「足元の揺らぎというか、そういう議員が出たことは残念」と話した。別の幹部は「これから衆院選で希望の党を支援しようという時期に、最悪だ」と憤った。

 同会は1月に地域政党として活動を始めた。当初の都議団メンバーは、昨夏の知事選で小池氏を支援した上田、音喜多両氏ら3人だった。小池氏が会の代表に就いた7月の都議選で55議席を獲得、最大会派に躍進した。




都民ファースト:離党検討2都議「国政進出理解できない」
東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」からの離党を検討していた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が3日、毎日新聞の取材に応じ「(都民ファーストの中では)都民のために働けない」と、離党することを明言した。両都議は5日の都議会定例会閉会後に離党届を提出する。

 音喜多氏は、小池氏が国政政党「希望の党」を設立したことに言及し「豊洲市場への移転や五輪・パラリンピックなどの都政課題が山積する中で、『国政進出』することは理解できない」と理由を説明。また、所属議員が個別取材に応じることを制限するなど、党内に厳しい「情報統制」があることも批判した。

 上田氏は、都民ファーストが所属都議に対して都議会での文書質問や資料要求をしないよう求めたことなどを理由に挙げ、「質問権や調査権を奪われれば都政改革は進まず、都民のための仕事もできない」と述べた。

 また、両都議は希望の党について「理念も政策も違う人たちが集まり、選挙目当ての野合としか思えない」などとして、衆院選では候補者を支援しないことを明らかにした。【円谷美晶】




野田聖子氏「私は敵をつくらないタイプ」小池氏との違い
■野田聖子総務相(発言録)

 (立憲民主党の枝野幸男氏を)気の毒に思うのは希望の党に行く予定だったのが選別された結果、やむを得ず政党をつくらざるを得なくなったこと。無所属で戦うのはハンディを痛感する。(国政)選挙を戦うには、政党をつくらざるを得ないのかという思いはする。


野田聖子総務相© 朝日新聞 野田聖子総務相
 小池(百合子)さんと私の性格が一番違うところは、(私は)敵をつくらないタイプかなと思う。(小池氏が衆院選に)出るか出ないかは本人の意思だから、私が口を挟むことではない。立派な人ですからご自身でお決めになる。

 (衆院選に立候補した場合、小池氏は都知事の後継として野田氏に白羽の矢を立てたいと考えているとの一部報道については)報道というより妄想のたぐいではないかと思う。(衆院解散以降、小池氏と連絡は)していません。(総務省での閣議後会見で)





核シェルター、日本からの注文「勢い止まらない」
 日本ではほとんど普及していない家庭用の核シェルターが、にわかに注目を集めている。夏以降、米国のメーカーや国内の取扱業者には、前例のない勢いで注文や問い合わせが舞い込む。北朝鮮によるミサイル発射が相次ぎ、脅威を現実的に捉える人たちが増えたことが背景にある。(野上英文)

 「北朝鮮からの攻撃が心配だ。家族を守りたい」

 米テキサス州のシェルター製造販売会社ライジング・Sには夏以降、こんな電話が1日数本は必ず入る。大半は日本人や日本に家族がいる日系米国人からだ。

 2年前にはゼロだった日本向けの注文が、昨年は6件、今年は100件以上と急増した。うち71件の受注は7~8月の2カ月間に集中。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)や、北海道上空を通過する弾道ミサイルなどを発射した時期と重なる。

 「北朝鮮の標的となることを本気で心配する日本人が増えている。この商売を14年やっているが、こんなブームは初めて」。総支配人のゲーリー・リンチさん(45)は驚きを隠さない。

 販売するシェルターは地下に埋める鋼鉄製の箱形。NBC(核・生物・化学物質)災害対応の換気装置やトイレ、シャワー、台所、ベッドなどを備える。高さ2・1メートルで、6畳ほどの広さの最小タイプは、価格が4万5千ドル(約500万円)。米国ではブルーカラー層に人気だという。輸入や施工のための費用は別にかかる。

 特需は1社に限った話ではない。

 「今年に入って、注文は1千%(10倍)増。日本からも多く、勢いは止まらない」。米カリフォルニア州のメーカー「ビボス」の広報責任者バービ・グロスマンさん(45)は答えた。日本からの注文が増えた理由を聞くと、同じく北朝鮮の名前を真っ先に挙げた。

 こうした商機が広がると見込み、日本事務所や日本向けの製造工場を新設したメーカーもある。同州のアトラス・サバイバル・シェルターズだ。前身会社は1950年代に始動したが、冷戦終結で商売が下火に。6年前に再開したロン・ハバード社長(55)の元には今、米国内外からの問い合わせが途切れない。「売れ行きをみると、危機感が50年代に戻ったようだ。昔と違うのは日本向け販売がゼロから一気に増えたこと」

 日本事務所の坂口和弥さん(47)は、住宅メーカーと組んで新築時に地下シェルターを設置する計画を描く。ただ、話しぶりは慎重だ。本業は北米製ガレージの施工だが、今度は扱う商品が違う。「たくさん売れれば、それだけみんなが不安ということ。それって、いいことなんですかね」と複雑な心境を打ち明けた。

ログイン前の続き■国内普及率、02年で0・02%

 核シェルターは日本でどれほど普及しているのか。

 NPO法人の日本核シェルター協会(神戸市)によると、2002年時点で人口あたりの収容率は0・02%。以後も大きな変化はない。同じ調査でスイスやイスラエルは100%。米国とロシアも80%前後だった。消防庁の08年調査によると、欧州では公共シェルターの設置を義務づける法律があったり、税の優遇措置があったりした。

 北朝鮮の脅威を受け、日本では、大がかりなシェルター設置に至らずとも、放射性物質などを濾過(ろか)できる空気清浄機を自宅に入れる人が増えている。「空気清浄機はシェルターの心臓部。爆心地から離れれば、これで外気を防ぐだけでも効果は高い」。協会理事長でシェルター施工販売の織部精機製作所(同市)、織部信子取締役(73)は説明する。

 スイス製の空気清浄機は180万円で、シェルター施工は約20畳で2500万円。「今すぐ空気清浄機がほしい。シェルターも検討する」という要望が増え、受注は9月までに、前年比で4割近く増えたという。織部健二社長(65)は「長年、何をやってるんだと笑われてきたけど、日本もいよいよ核シェルターの時代になった」と語った。

 いったいどんな人たちが購入しているのか? 同社では、医師や中堅企業の社長からの注文が多い。同様の空気清浄機を販売する大阪府羽曳野市の「シェルター」でも客は医師が多い。「金銭的余裕に加え、放射能や人の生き死にに敏感なためではないか」と、西本誠一郎社長(80)はみる。

 最近は、資料請求にとどまっていた見込み客が契約に移り、注文が数カ月前と比べても4~5割増。首都圏からが多く、神奈川県の米軍横須賀基地近くの住民からも数件あったという。

■日本のブーム、海外メディアも注目

 和歌山市の元高校教諭、畔取(くろとり)義彦さん(75)は4年前、総額780万円をかけて自宅庭に5畳ほどのシェルターを設けた。東日本大震災の被災地を訪れて防災意識が高まり、南海トラフ地震の津波を想定して鉄筋コンクリートの壁を通常の3倍の分厚さに。北朝鮮を念頭に、放射性物質などに対応したスイス製空気清浄機やガスマスクも備えた。

 「何が起こるかわからない時代。安心感が増した。災害も戦争も居合わせた不運と思わないと仕方ないという風潮が根強いけど、地球より重い命が一つでも助かるよう、皆さんもばかにせず設置を考えてほしい」

 米CNNや英ガーディアン紙など海外メディアも、日本のシェルターブームを取り上げ、畔取さん宅にもやってきた。畔取さんは政府や自治体、米軍に任せきりにできないとも語った。

 政府は今年に入り、避難方法を内閣官房のホームページに掲載したり、落下を想定した住民避難訓練を全国で実施したりしている。

 ただ、北海道上空を通過する弾道ミサイルが北朝鮮から発射された8月29日、全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報は一部地域に伝わらなかった。翌30日に石川県輪島市であった訓練は、避難先が市の文化会館や小学校で、参加者の一人からは「本当にこれで身を守れるのか心配。輪島には地下施設も無く、どうしていいかわからない」という不安の声が上がった。

 武力攻撃には、国の指針に基づき、都道府県が避難施設を指定している。昨年4月時点で全国に計9万2576カ所に上るが、公園や学校などが羅列され、対ミサイルに限った避難先ではない。避難施設の指定や整備は努力義務にとどまり、公共シェルターの整備も進んでいない。





「希望に捨てられた」 岐阜1区、野田聖子氏に配慮?
 希望の党は3日、衆院選に向けて、民進を離党した岐阜3~5区の立候補予定者3人を公認した。1区新顔の吉田里江氏(51)が公認を得られず、無所属での立候補を表明。希望の「選別」結果に、吉田氏は憤りと落胆の声をもらした。

特集:2017衆院選

 吉田氏は3日午後、岐阜市内で報道陣の取材に応じた。思いを尋ねられると、議員秘書の経験から切り出して「議員に捨てられては別の議員にお仕えするのが永田町の論理」。そして、「また捨てられたんだなと。政党総支部長でもそういうことがあるんだ。すごいなあ、権力って」と憤りを表現した。

 前回の落選後、こつこつとミニ集会などを重ねてきた。ただ、9月29日の報道陣の取材に「希望は政策が離反しているところもある」「(安保関連法への賛意を)言わないと公認もらえないからしょうがない」などと語り、党の野党共闘の否定や希望への合流方針に揺れてきた。

 2日午前に党本部から公認が得られないことが伝えられると、岐阜県連や陣営、連合岐阜の幹部と協議し、無所属での立候補を決めたという。同日、県連は前原誠司代表宛てに「まったく理解できず、怒りすら覚えます」と、希望側との再調整と理由説明を求める抗議文を送った。

 吉田氏が「疑問」「矛盾」とするのが、党からの「2区へのくら替えなら希望が公認する」との打診だ。「政治信条に問題があるなら2区で出馬の話はないと思う」と語った。

 周囲がいぶかるのは、1区で相対する自民前職の野田聖子氏(57)と、希望代表の小池百合子・東京都知事の気脈を通じた間柄だ。野田氏への配慮による小池氏の「排除の論理」が働いた可能性を、吉田氏は「(健全な)政党政治の実現という意味で通常はありえない」と語った。

 吉田氏は無所属となるが、共産の松岡清・県委員長は取材に、新顔の山越徹氏(47)の擁立取り下げは否定した。

 民進県連によると、希望の公認を受けて、3区元職の阪口直人氏(54)、4区前職の今井雅人氏(55)、5区元職の阿知波吉信氏(54)の民進への離党届が2日付で受理された。吉田氏も離党届を提出した。(吉川真布)





立憲民主党は、孤児たちの新「駆け込み寺」に 「希望の党」の排除宣言に「絶望からの反撃」
「選挙になると政治家は正気を失う」というのが永田町の定説だが、"狂気の沙汰"ともみえる野党第一党・民進党の希望の党への「身売り」と、小池百合子都知事の「排除宣言」で絶望の淵に追い込まれた民進リベラル系が、2日に枝野幸男元官房長官が結成宣言した立憲民主党に希望を見いだそうとしている。何やら古臭い党名だが、安倍晋三首相と小池氏による2大保守対決の流れに埋没しかけたリベラル勢力の「救命ボート」だ。

 排除の論理への怨念もエネルギーに換えて選挙戦での生き残りを狙うもので、行き場を失ったみなしごたちの「新たな駆け込み寺」でもある。政界の左隅で革新の旗を振り続ける共産、社民両党は歓迎し連携する構えで、自民vs.希望という「1対1」の選挙戦の構図を「1対1対0・5」に変えることで、立憲民主党は「絶望からの反撃」を目指す。

民進3分裂で選挙戦も三つ巴の構図に

 民進党代表代行だった枝野氏は2日夕、都内のホテルで記者会見し、自らが代表となる立憲民主党結成を宣言した。希望の党代表の小池氏から「排除」されそうな民進系の議員や立候補予定者の受け皿づくりだ。民進リベラル系を糾合することで「反安倍」の市民団体とも連携し、共産、社民両党などとの「野党共闘」の再構築が目標だ。

 「たった1人で」という枝野氏の新党結成宣言だったが、間を置かずに菅直人元首相や長妻昭元厚生労働相が呼応した。赤松広隆元衆院副議長、海江田万里元民主党代表、辻元清美元国土交通副大臣ら民進有力者も参加を表明するなど、1週間後の選挙公示日をにらんで入党希望者が相次ぐ。「1日も早く安倍政権を倒すための戦う集団」を目指す枝野氏だが、24年間も続いた「盟友」の前原誠司民進党代表だけでなく、野田佳彦元首相、岡田克也前代表、江田憲司前代表代行、安住淳元財務相ら民進党実力者は無所属での立候補を選択する構えだ。

 これにより、民進党は「希望の党」「立憲民主党」「無所属」に3分裂することになる。10日公示、22日投開票の衆院選も、それぞれ共闘・連携する「自民・公明」「希望・維新」「共産・社民・立憲民主」の三つ巴の構図となることがほぼ固まった。

 枝野氏は記者会見で、希望の党に対し「方向が違うと判断せざるをえない」と強調する一方、安全保障法制の容認などで「踏み絵」を迫る小池氏の政治手法への不快感もあらわにした。そのうえで憲法9条での自衛隊明文化を目指す「安倍改憲」については「安保法の違憲部分の追認になる」と批判する一方、2019年10月の消費税10%の増税は「現下の経済情勢では国民の理解を得られない」と反対を明言した。

 民進党を離党した枝野氏ら立憲民主党参加者は3日、新党結成を総務省に届け出た。菅氏ら有力議員に追従する形で、民進党が公認を内定していたのに希望の党から「排除」された議員や立候補予定者も次々参加表明している。このため公示前には「全国で比例当選も狙える50人規模の公認候補」(枝野氏周辺)に膨らむ可能性も出てきた。

 民進党3分裂という異常事態に、同党最大の支持団体だった連合は対応に苦慮している。小池氏ら希望の党幹部の「候補者選別」に怒りを隠さない神津里季生連合会長は、2日の役員会で希望の党とも立憲民主党とも政策協定などは結ばず、両党が公認した立候補者を個別に支援する方針を決めた。連合内には「原発ゼロ」に反発する組織団体もあり、選挙区事情も考慮した選挙戦略だ。

小池氏、「民進貯金」と「連合組織」はとらぬ狸に 

 一連の動きについて小池氏は「わかりやすくなった」と歓迎する素振りを見せた。だが、同氏が狙ったとされる、民進党の政党助成金を貯めた約140億円の「資金」や選挙の手足ともなる連合という「組織」の全面活用は難しくなった。希望の党は立候補のための供託金や選挙活動資金については「自前」で賄うよう公認候補らに通告し、2日の小池氏とのツーショット写真撮影でも候補者に3万円の支払いを求めた。

 各マスコミが連日実施している世論調査結果を分析すると、希望の党をめぐる混乱の影響からか「小池旋風」も失速の兆しを見せている。これに対し小池氏は2日、中央マスコミの連続インタビューに応じ、「今回の選挙で政権を狙いたい。まずは単独政権だ」と衆院過半数の233人以上の公認候補擁立を目指す考えを強調、その一方で都知事を辞職しての衆院選出馬については「100%出ません」と明言した。

 単独政権が実現した場合にも党首が首相指名の対象にならないという事態は「自己矛盾」(自民幹部)との批判も呼ぶが、小池氏は「ふさわしい方はたくさんいる」ととぼけている。

 枝野氏の新党結成は、同氏の「排除」を決める際に「小池氏も織り込み済みだった」(希望の党幹部)とされる。しかし、それによって「小池代表の思いとは違う(悪い)イメージが広がった」(同)ことが誤算となったことは間違いない。

 もちろん、「政党の命は理念と政策」という原点に立てば、小池氏の対応は「筋論としては正しい」(自民長老)ともいえるが、「政権交代を目指すなら、広範な反自民勢力の結集が大前提」(同)となるのは当然だ。このため政界では「政権交代という目標は選挙戦を盛り上げるための小池氏の大風呂敷だったのでは」(共産幹部)との見方も広がる。

 首相ら政府与党首脳の間にも「これで恐れていた自民党の半数割れもなくなった」(選対幹部)との安堵感が広がる一方、突然の立憲民主党というリベラル新党の登場で「小池新党に代わって枝野新党がブームを巻き起こすのでは」(同)との不安も拭えない。ただ、「野党陣営の分裂は与党を利する」(希望の党幹部)ことは間違いなく、有権者への"刺激"を避けるためか、首相らの「小池攻撃」もトーンダウンしている。

民進党「名を捨てて つかんだ実は"毒の泡"」

 そもそも、こうした事態を招いた最大の原因は、希望の党への民進党合流を決める際の小池・前原会談での「認識のズレ」だ。小池氏サイドは「初めから理念や政策で(候補者を)選別することを伝えた」とするが、前原氏の受け止め方は「事実上の民進党丸ごと合流」だったとされる。だからこそ、いったん希望の党支援に舵を切った神津連合会長が激怒して方針転換したのだ。

 1996年の民主党結党以来、21年間、「大政党」として自民党と対峙してきた民進党はとうとう分裂・解体となった。1997年の金融危機で廃業に追い込まれた山一證券の最後の社長は廃業会見で「社員は悪くありませんから」と涙で絶叫したことで知られるが、民進党内には「『党の議員は悪くない』と前原氏が涙で謝罪すべきだ」との怒りの声も広がる。永田町では「名を捨てて つかんだ実は"毒の泡"」という笑えない川柳が関係者の無念を伝えている。

 前原氏とともに無所属での戦いを選択する野田、岡田、安住各氏は、枝野氏や今回希望と民進の候補者調整を手掛ける玄葉光一郎元外相と合わせて「民主党6人衆」と呼ばれ、鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎3氏による「第1世代」に続く「第2世代」として2009年政権交代後の民主党政権を支えた。6氏はそれぞれ政治・政策理念を超えて信頼関係で結ばれていたが、今回、やむなく袂を分かつことになる。

 政界で「カラオケ大魔王」と呼ばれる枝野氏は、希望の党からの同氏の「排除」が明らかになった際、「1人カラオケに行きたいよ。『不協和音』を歌うんだ」とつぶやいて夜の闇に消えた。「不協和音」とは人気女性グループ「欅坂46」のヒット曲だ。歌詞の中には「不協和音を僕は恐れたりしない 僕には僕の正義があるんだ」というくだりがある。枝野氏のやるせない気持ちにピッタリのフレーズだ。民進党代表選の遊説での移動の際に、自らiPodにダウンロードして練習した曲の1つとされる。

 菅内閣の官房長官として、2011年春の東日本大震災や福島第一原発事故対応での政府スポークスマンを務めた枝野氏のテレビ画面からもにじむ不眠不休の奮闘ぶりに「菅起きろ、枝野寝ろ」との国民の声が相次いだのは記憶に新しい。永田町では今回の「小池劇場」の魔訶不可思議な展開を「保守勢力による民進党の解体と連合の分断を狙ったリベラル潰しだ(社民党幹部)と憤る向きも少なくない。

 第2次安倍政権発足以来、インターネットでの「つぶやき」などからも若年層の保守化・右傾化が際立つ。ただ、戦争を知る高齢世代を中心とするリベラル勢力はまだまだ健在だ。「新たな女性の独裁者から排除された中年男の悲壮感」(民進長老)が日本人特有の"判官びいき"という琴線に触れれば、昔の名前のような立憲民主党が「革新勢力の星」に躍り出る可能性もある。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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      3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 259
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# by nsmrsts024 | 2017-10-04 05:41 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月3 日(火 ):小池都政党崩壊の始まり、劇場型選挙は一人でできるが、政治は一人でできない

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© 毎日新聞 音喜多駿(左)、上田令子両都議


都民ファーストの会:2都議が離党へ 小池氏手法に反発
東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属し、昨年7月の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が離党を検討していることが3日、関係者への取材で分かった。国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢などに反発する動きで、5日にも離党届を提出する方向で調整しているという。小池氏に対する造反行動は、衆院選にも影響を与える可能性がある。【円谷美晶】

 関係者によると、両都議は「東京大改革」を掲げて当選した小池氏が国政政党を設立したことや、9月に荒木千陽(ちはる)都議を代表に選出した際、所属議員に諮らずに小池氏を含む執行部3人だけで決定したことなどを問題視。「小池氏の政治姿勢や都民ファーストの会の方向性、運営体制に疑問があり、これ以上は一緒にできない」などと説明しているという。音喜多氏は、荒木氏の代表就任が報告された議員総会でも「自民党よりひどい『ブラックボックス』だ」と異議を唱えるなど反発を見せていた。

 両都議は、都知事選で早い段階から小池氏を支援。小池氏は両都議を群れの中で最初に海に飛び込む「ファーストペンギン」と称し、音喜多氏には今年7月まで都議団幹事長を任せるなど、一時は重用した。

 両都議は5日閉会の都議会定例会後に離党し、別の会派を結成するとみられる。都民ファーストは今年7月の都議選で55議席を獲得して第1党に躍進したが、わずか3カ月で分裂することになった。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 257
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# by nsmrsts024 | 2017-10-03 19:30 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月3 日(火 ):まだ間に合うよ前原代表、希望から離れて右寄り民主党を立ち上げろ、線引きの右で

ベガス銃乱射は「悪の所業」 トランプ氏演説、銃規制には触れず
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日、ホワイトハウス(White House)でテレビ演説し、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のコンサート会場で1日夜発生し58人が死亡した銃乱射事件について、「純然たる悪の所業」だと非難した。一方、銃規制の強化を求める声や、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が出した犯行声明については言及を避けた。

 トランプ氏は「悲劇と恐怖に見舞われたとき、米国は一つに結束する。これまでも常にそうだった」と表明。「われわれの結束は悪によって打ち壊されることはない。われわれの絆は暴力によって引き裂かれることはない。われわれは、同胞の市民たちが無分別に殺害されたことに対し、大きな怒りを感じている。だがきょう、われわれを特徴づけるのは愛だ。それは今後も、永遠に変わらない」と述べた。


米首都ワシントンのホワイトハウスで、ラスベガスで起きた銃乱射事件の犠牲者に黙とうをささげる(左から)メラニア・トランプ大統領夫人、ドナルド・トランプ大統領、マイク・ペンス副大統領、カレン・ペンス副大統領夫人(2017年10月2日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 米首都ワシントンのホワイトハウスで、ラスベガスで起きた銃乱射事件の犠牲者に…
 トランプ氏はまた、6日の日没までの半旗掲揚を命令。犠牲者に対し弔辞を述べるとともに、4日にラスベガス入りすると発表した。ISは傘下のプロパガンダ機関を通じ、事件の実行犯はISの「兵士」で、数か月前にイスラム教に改宗していたと主張する声明を出したが、トランプ氏は演説でこれに触れなかった。

【翻訳編集】AFPBB News




【衆院選】「結局、民進で戦えばよかったのに」“激震”に見舞われた民進関係者はため息
枝野幸男氏の新党結成により“分裂”が決まった民進党。事実上の党の解体に続く再度の「激震」に見舞われた党本部(東京都千代田区)は、スタッフが「誰がどう動いているのかよく分からない」と話すなど混乱した様子だった。

 候補者調整をめぐり、国会内で希望の党側と会談した総合選挙対策本部長代行の玄葉光一郎氏が姿を現すと報道陣が殺到。玄葉氏は言葉少なに応じたが、声はカメラのシャッター音でかき消され、険しい表情で足早に立ち去った。

 一方、枝野氏の新党結成表明に大阪の民進党関係者からは「受け皿ができた」と安堵(あんど)の声が上がった。希望と日本維新の会が衆院選での連携で合意、希望は大阪府内の選挙区から候補を立てないため、大阪の民進の立候補予定者が選挙区で希望の公認を得ることは絶望的な状況だったからだ。

 「府連で擁立を検討していた候補のプラットホームにもなり得る」と話すのは、大阪11区に立候補を予定する府連代表の前職、平野博文氏。ただ、自身は無所属で出馬する意向を明らかにした。

 府連関係者は「『この1週間はなんだったのか』という気持ち。結局、民進で戦えばよかったのではないのか…」と漏らした。





細川元首相:「選別、こざかしい」小池氏を批判
前原代表について「名も実も魂も取られてしまうのでは…」

 細川護熙元首相は2日、毎日新聞のインタビューで、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党について「(安倍政権を倒す)倒幕が始まるのかと思っていたら、応仁の乱みたいにぐちゃぐちゃになってきた。政権交代までいかなくとも、せめて自民党を大敗させて、安倍晋三首相の党総裁3選阻止まではいってもらわないと」と語った。小池氏が衆院選に立候補する可能性は「恐らくないだろう」とも述べた。

 小池氏は日本新党結党以来、折に触れ、細川氏からアドバイスを受けてきた。希望の党の公認を巡り、リベラル勢力や首相経験者を選別することに「同志として小池氏を手助けしたいと考えてきたが、排除の論理を振り回し、戸惑っている。公認するのに踏み絵を踏ませるというのはなんともこざかしいやり方で『寛容な保守』の看板が泣く」と強く批判した。

 同じく日本新党出身の前原誠司民進党代表については「名を捨て実を取ると言ったが、状況をみていると、名も実も魂も取られてしまうのではないかと心配になる」と述べた。

 さらに自身が日本新党を結成したことを振り返り「政権交代という大目標に立ち向かうときは怒濤(どとう)のように攻め立てなければ成功しない」と、候補者擁立などで混迷する「小池の乱」に苦言を呈した。ただ、「首相を目指すのであれば、保守やリベラルにこだわらず、器量の大きい人でいてもらいたい」と、門下生への思いやりもにじませた。【鈴木琢磨】




【衆院選】安保反対で委員長席に詰め寄ってたのに…「希望」へ合流希望の民進候補予定者 “雄姿”どこへ、主張リセット
小池百合子東京都知事が率いる「希望の党」が、民進党からの合流希望者に、憲法改正や安全保障関連法への賛成を求めている。民進党議員といえば、旧民主党時代から安保関連法などの審議で反対のプラカードを掲げ、その“雄姿”がテレビカメラに映るように、与党に詰め寄った。民進党関係者は今、過去のリセットを求められている。(中村雅和)

 平成27年7月15日、衆院平和安全法制特別委員会で安保関連法案が採決された。佐賀2区で出馬する現職、大串博志氏(比例九州)は、委員長席に押しかけた。隣の辻元清美氏と一緒に、採決を中止するよう、大声で詰め寄った。

 大串氏はブログでも「憲法違反の安保法案を阻止できなかったこと。これが痛恨でした」(27年9月25日)と発信した。法案の反対集会に参加した際の写真には、「戦争法はいらない!」と過激な横断幕も映り込む。

 その大串氏は、希望の党への合流を求める。

 事務所関係者は「(与党の)法案には、賛成できる部分もあったと審議を通じて訴えている。『変なところを直す』というのが大串のスタンスだ。それは、どの党になっても変わらない。(安保関連法に反対する)市民団体の支持も、得られると思っている」と語った。

 熊本1区から出馬する予定の現職、松野頼久氏(比例九州)は27年9月18日、当時の維新の党代表として「憲法の範囲を逸脱する内容を含む、違憲性の疑いの極めて濃厚な法案」(衆院本会議における内閣不信任決議案の賛成討論)と、訴えていた。そんな松野氏も、希望の党へ公認申請する考えを明らかにしている。

赤旗にも登場

 福岡県で民進党から立候補を予定していた8人は、全員が希望の党の公認を求めた。

 元職の楠田大蔵氏(福岡5区)は、27年9月12日、福岡県那珂川町であった「安保法案を廃案に なかがわアクション」に参加した。

 当時進んでいた野党共闘を意識してか、その様子は共産党機関紙「しんぶん赤旗」でも取り上げられた。

 同じく元職、城井崇氏(福岡10区)も、自身のホームページで安保法制に関して「民主主義も立憲主義も平和主義も壊す戦後最悪の暴挙」(27年10月1日)、「憲法違反である安保法制・集団的自衛権部分の白紙化」(同)などと掲げた。

 目指す政策の一つとして「安全保障法制は見直します。憲法違反を含めた安保法制の問題点を法律で正します」と記載する。

 そんな楠田、城井両氏とも、安保法制に賛成した上での、「希望」合流を希望した。

 新人も同様だ。福岡7区の原圭助氏は、市民団体の街頭デモ活動に参加した様子を、ツイッターに何度も投稿した。自ら「戦争法廃止」のプラカードを持った写真(29年9月26日)などがある。

 「君子豹変す」という言葉もある。過ちと気づいたのなら、ためらわずに改めるべきだが、野党が大好きな「説明責任」を果たす必要はあるだろう。

合流拒否に「光栄」

 希望の党から、合流を拒否された候補予定者もいる。

 福岡3区で民進党からの出馬を予定していた元職、山内康一氏は9月30日の段階で「自分は組織人として組織の決定に従う。希望の党でやる前提だ」と、取材に答えていた。

 ところが2日になって、希望の党の公認が得られない見通しとなった。

 山内氏は、枝野幸男民進党代表代行に近く、党内左派と目される。山内氏は「枝野さんと考えが近いのは事実であり、今から否定しても否定できない。今後、枝野さんの新党か、無所属か、いろいろな可能性がある。ただ、希望の党から『小物だけど、潰さなければいけないリベラル』と思われたことは光栄です」と語った。




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© 毎日新聞 音喜多駿(左)、上田令子両都議
都民ファーストの会:2都議が離党へ 小池氏手法に反発
東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属し、昨年7月の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が離党を検討していることが3日、関係者への取材で分かった。国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢などに反発する動きで、5日にも離党届を提出する方向で調整しているという。小池氏に対する造反行動は、衆院選にも影響を与える可能性がある。【円谷美晶】

 関係者によると、両都議は「東京大改革」を掲げて当選した小池氏が国政政党を設立したことや、9月に荒木千陽(ちはる)都議を代表に選出した際、所属議員に諮らずに小池氏を含む執行部3人だけで決定したことなどを問題視。「小池氏の政治姿勢や都民ファーストの会の方向性、運営体制に疑問があり、これ以上は一緒にできない」などと説明しているという。音喜多氏は、荒木氏の代表就任が報告された議員総会でも「自民党よりひどい『ブラックボックス』だ」と異議を唱えるなど反発を見せていた。

 両都議は、都知事選で早い段階から小池氏を支援。小池氏は両都議を群れの中で最初に海に飛び込む「ファーストペンギン」と称し、音喜多氏には今年7月まで都議団幹事長を任せるなど、一時は重用した。

 両都議は5日閉会の都議会定例会後に離党し、別の会派を結成するとみられる。都民ファーストは今年7月の都議選で55議席を獲得して第1党に躍進したが、わずか3カ月で分裂することになった。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 257
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# by nsmrsts024 | 2017-10-03 08:40 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10 月2 日(月):日本人が嫌う表現をした小池党首、線引き排除と全員受け入れさらさらない

<span style="color:rgb(255,0,0);">政権抗議デモ、小池氏も非難 いろんな方面に批判の矛先 </span>
東京・新宿で1日に繰り広げられた「安倍政権強制終了」のデモは、午後2時半に新宿駅西口近くの公園を出発。同駅西口から南口の前を回って歌舞伎町の前を通り、約1時間かけて繁華街を行進した。軽快なリズムと音楽を発する「サウンドカー」を先頭に「安倍はやめろ」「独裁やめろ」「国民なめるな」などと、政権批判を展開した。


「さよなら安倍政権」の横断幕を掲げるデモ参加者=東京都新宿区© 朝日新聞 「さよなら安倍政権」の横断幕を掲げるデモ参加者=東京都新宿区
 デモの計画を立て始めたころは、国会審議を避けて衆院解散を決断した安倍政権に抗議することが目的だったという。ところがその後、政治情勢は急激に変化した。実際に行われたデモでは「小池もやめろ」「前原議員を許さない」など、安倍政権に加えていろんな方面に批判の矛先を向けることになった。

 「それでも、僕たちが言わなくちゃいけないことは変わっていない」と、実行委員会の井手実さん(37)は言う。「小池新党の改憲や安保政策への姿勢、独裁的な政治手法は安倍政権と同一だから。枝野さんがこの場所まで足を運んでくれたことは大きいと思う。新党を作ることになったら応援していきたい」と話す。

 デモに参加した東京都内在住の30代女性は「小池さんは政治路線は極右だし、政治手法も狡猾(こうかつ)。もし政権を取ると、今よりもっと危険になると思う」と話す。「必要なのは、リベラル派を排除することではなく、一部の人のためだけでない政治を作ること。これだけたくさんの人がデモに集まり、危機感を持っている人が多いことが分かったのはよかった」と話した。(吉沢龍彦)





<span style="color:rgb(255,0,0);">阿部知子氏、リベラル約10人で「火、水曜までに新党」</span>
神奈川12区(神奈川県藤沢市、寒川町)からの立候補を予定している民進前職の阿部知子氏は1日、民進党のリベラル系議員ら約10人で、「火、水曜(10月3、4日)までに新党を立ち上げる」と述べた。藤沢市内での街頭演説後、報道陣に語った。

神奈川12区から立候補予定の民進前職、阿部知子氏。「希望の党には参加しない」「新しい独裁者はいらない」と記したボードを背に街頭演説した=1日午後、神奈川県藤沢市© 朝日新聞 神奈川12区から立候補予定の民進前職、阿部知子氏。「希望の党には参加しない」「新…
 阿部氏はこの日、希望の党代表の小池百合子・東京都知事を念頭に「新しい独裁者はいらない」「あべともこは希望の党には参加しない」と記したボードを背に街頭演説した。

 阿部氏は当初、小池氏が「原発ゼロ」を掲げたことを歓迎し、「ぜひ一緒にやりたいと思う」と語っていた。だが、民進系立候補予定者からの公認申請について、希望の党が安全保障や憲法観で選別する姿勢を鮮明にしたことを受け、小池氏への批判に転じた。(小北清人)




<span style="color:rgb(255,0,0);">
民進リベラル系、新党へ調整=衆院選、3極の争いに【17衆院選】</span>
民進党のリベラル系前衆院議員らは1日、衆院選(10日公示-22日投開票)で希望の党に合流しない候補の受け皿として、新党結成に向けた調整に入った。憲法9条改正や安全保障関連法への反対姿勢を前面に出す考えだ。衆院選は(1)自民、公明両党(2)希望と日本維新の会(3)民進リベラル系と共産、社民両党など-の計3極で争われる方向となった。  民進党の枝野幸男代表代行は1日、「(党の)理念や政策が変わるのなら、いろんな判断がある」と記者団に語り、新党結成を模索する考えを表明。同じ境遇にある候補と準備を進めた。新党には、赤松広隆元衆院副議長や辻元清美幹事長代行、逢坂誠二前衆院議員らが参加するとの見方が出ている。  民進党北海道連は1日の会合で、逢坂氏を含む道内候補全員について希望に公認を求めない方針を確認した。これとは別に、初鹿明博前衆院議員や元職の手塚仁雄元首相補佐官、有田芳生参院議員らも新党参加を検討していることを明らかにした。  希望側は民進党出身者を公認する条件として、憲法改正や安保法への賛成を求めており、リベラル系は反発を強めている。小選挙区に無所属で出馬した場合、比例代表との重複立候補ができず、政見放送に出られないなど運動も制約される。新党結成には、こうした点を克服する狙いがある。また、昨年の参院選で行った共産、社民両党との協力の枠組みを生かしたい考えだ。   枝野氏は1日午後、前原誠司代表と党本部で会い、候補者選定をめぐる希望との調整状況について聞いたが、リベラル系には受け入れ困難な内容だったもようだ。  一方、希望の若狭勝前衆院議員と民進党の玄葉光一郎総合選対本部長代行は1日、候補者選定の作業を断続的に行った。民進党からの合流組を含めた1次公認50人以上を2日にも発表することを目指す。希望関係者は「早く収束させないといけない」と語った。(了)





<span style="color:rgb(255,0,0);">前原代表への不信高まる…「解任論」も</span>
 小池代表(東京都知事)率いる希望の党から「排除の論理」を突きつけられた民進党。

 憲法観や安全保障政策で肌合いが異なるリベラル系を中心に入党拒否されるとの観測が浮上し、動揺が広がっている。党内では、希望者全員の合流を約束した前原代表への不信感が高まっており、リベラル系が支持する枝野幸男代表代行に代表をすげ替えるという「解任論」も取りざたされている。

 渦中の枝野氏は30日午後、松江市の宍道湖畔でマイクを握り、「前原代表を信じて、新しい箱の中で、我々が積み重ねてきた理念や政策を皆で実現する」と力を込めた。ただ、「色々な心配や思いはある」とも付け加え、揺れる胸中をのぞかせた。今後の身の振り方については、「地元の地方議員に一任いただいた。それ以上のことは何も決めていない」と記者団に語るにとどめた。






<b></b><b><span style="color:rgb(255,0,0);">[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]</span>
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   3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 256
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# by nsmrsts024 | 2017-10-02 05:30 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年10月1 日(日 ):小池ブームは都議選をピークに急降下、都民のために何をしたのか、知事として

民進リベラル系、新党準備 希望や自民と対決姿勢鮮明に
新党「希望の党」(代表=小池百合子・東京都知事)が衆院選に向けて進める民進党出身者の公認調整に関連し、共産党などとの野党共闘に前向きな民進リベラル系の前衆院議員らが30日、希望からの公認が得られないことを前提に新党の結党準備に入った。民進からの立候補の可能性も模索している。新たに自民党と希望、日本維新の会といった保守陣営との対決姿勢を鮮明にする。

 リベラル系の前衆院議員らは参院議員と協力して、まず前原誠司代表の「合流」提案の撤回を求め、両院議員総会の再開催を要求する。参院議員の間ではすでに署名活動も始まっている。

 ただ、事実上の選挙戦へ動きだしており、総会の再開催が間に合わないことなども考慮。民進からの立候補の可能性も探りつつ、週明けにも総務省に新党を届け出られるよう準備を進める。

 昨年の参院選などで実績がある、共産や社民党、市民連合などとの連携も検討している。共産の志位和夫委員長は30日、記者団に「新しい流れを作るとすれば歓迎だ」と述べた。

 民進は同日、党本部で全国幹事会を開催。冒頭、前原氏が立候補予定者の公認内定を取り消し、全員を希望に公認申請する方針を説明した。だが、公認判断について小池氏は、民進が憲法違反として廃止を訴えてきた安全保障法制への賛同などを条件に「排除する」と明言しており、出席者からは不満や不安を訴える声が出た。

 辻元清美幹事長代行は会議後、記者団に「現実的なリベラルが今の政界に大事だ」と述べ、希望に合流しない考えを表明。旧社会党出身の赤松広隆元衆院副議長は同日、名古屋市内で記者団に「新しい政党を作ることも選択肢の一つとしないといけない」と言及した。





衆院選:唐突「三都物語」 小池・松井氏意見食い違い今も
「国内総生産で半分に匹敵する都府県で(日本を)けん引する」。30日夜、大阪府内で開かれた東京都の小池百合子知事、大阪府の松井一郎知事、愛知県の大村秀章知事の共同記者会見。小池氏は会見で3知事の連携の意義を、こう説明したものの、具体的な政策は示さなかった。突如として幕を開けた「三都物語」は、衆院選にうねりを生み出すのか--。【渡辺暢、芳賀竜也、鈴木一生】


共同記者会見を終え、ボードを手にする(左から)小池百合子東京都知事、大村秀章愛知県知事、松井一郎大阪府知事=大阪市中央区で2017年9月30日午後7時1分、山崎一輝撮影© 毎日新聞 共同記者会見を終え、ボードを手にする(左から)小池百合子東京都知事、大村秀章愛知…
 約200人の報道陣が集まった会見の冒頭で、小池氏は「東京 愛知 大阪 三都物語」と書かれたボードを掲げ、「メガロポリスが合意できた」と胸を張った。

 だが、3者は以前から良好な関係を築いていたわけではない。小池氏と松井氏は、いずれも上山信一・慶応大教授を政策ブレーンに据えているが、今年7月の東京都議選では小池氏率いる「都民ファーストの会」と日本維新の会が対決。松井氏は豊洲市場への移転を延期した小池氏に対し「判断が遅い。移転を打ち出すのが知事の役目だ」と痛烈に批判した。

 この日の会見でも、小池氏が今回の解散について「理不尽な解散・総選挙」と評したのに対し、松井氏は「野党として総選挙を求めてきたのだから不平不満はない」と認識に食い違いを見せた。また小池氏は「(松井氏とは)全国知事会で初めて会った」と述べ、会見を大阪で開催した理由を問われると「久しぶりに大阪に来たかったから。大阪は2年ぶり」と交流の浅さをうかがわせた。

 それぞれの衆院選出馬の可能性について問われた場面では、小池氏が「知事としてこれからも連携する」と述べるにとどめたのに対し、松井氏は「(3人のうち)誰かが立候補したら三都物語がうそだったことになる。あり得ない」と、出馬が取りざたされている小池氏をけん制した。

 一方の大村氏は、2011年の愛知県知事選で松井氏の支援を受けた。大村氏が県政策顧問に登用した元環境省審議官の小島敏郎氏を、小池氏も9月に都民ファーストの政務調査会事務総長に就任させるなど、大村氏は小池、松井氏のいずれとも関係は深い。会見では希望の党のイメージカラーの緑色のネクタイに、維新の青色の上着姿で2人に挟まれる格好で着席し、「両者の応援団」と強調した。

 会見は小池氏の帰京時間が迫っているとの理由で、わずか30分で打ち切りに。小池氏と松井氏は最後までほとんど目を合わせることなく、会見場を後にした。





【衆院解散】くら替え出馬断念の渡辺喜美氏「参院に残り再編」「小池さんサイドの要請」
意欲を示してた衆院栃木3区でくら替え出馬を断念した参院議員の渡辺喜美氏(65)は30日、栃木県大田原市で記者団の取材に応じ、経緯を説明した。一問一答の要旨は次の通り。

 渡辺氏「今回は断腸の思いで衆院転出を諦める決断に至った。参院で政界再編の大仕事が残っている。衆院は今回の選挙で政界再編が一気に進むが、参院はこれからが大勝負。参院に残ってほしいという小池(百合子東京都知事)さんサイドの要請があり、それを断腸の思いで受け入れるいうことになった」

 --比例代表を含めて出馬しないか

 渡辺氏「今回の衆院選には出馬しない。1回パスをさせてもらうということ」

 --決断に至った理由は

 渡辺氏「希望の党の立ち上げから、いろいろな舞台回しの裏方の仕事が山のように残っていた。そういうものを片付ける。うちの秘書は旧みんなの党の結党から解党まで経験し、(新党の)ノウハウを持っている。みんなの党は消費贅凍結、身を切る行政改革、原発ゼロなどのアジェンダを持っている。それを(希望の党に)提供するのも私の隠れた仕事の一つだった。そういうことを(これから)短期間にやっていく。また、今回の政界再編は日本の政治史に残る画期的なもの。私を頼ってくる方を紹介したり、交渉したり。自分の選挙をやっていられないということだ」

 --栃木3区は?

 渡辺氏「希望の党はできるだけたくさん選挙区から立てたい。当然、栃木3区は私が出ると言った選挙区。突然の解散と、先ほど言った事情で出られなくなったが、不戦敗にするわけにはいかない。必ず、誰か立てる。後援会にも納得してもらえる人材を説得中」

 --今後、希望の党に入党するのか

 渡辺氏「今までは(裏で動く)忍者として動いてきた。今後、表に出るか忍者のままでいくか。まだ決めていない」

 --入党の要請は

 「私が候補者になれば公認候補として入党するが、忍者として引き続きやっていくか、表の顔になるかは今後の課題。どこの忍者村も人手不足。政界忍者村も同じじゃないですか」

(宇都宮支局 伊沢利幸)





菅元首相と枝野氏は公認せず 希望が方針
 小池百合子・東京都知事が代表を務める新党「希望の党」が衆院選で、民進党の菅直人元首相、枝野幸男元官房長官については、望んだとしても公認しない方向であることがわかった。希望関係者によると、両氏の思想や政治信条が希望と異なると判断したという。

 また、公明党の太田昭宏・前代表の地盤である東京12区では、候補者の擁立を見送る方向という。小池氏も29日の会見で、公明は都議会で知事与党であることを踏まえ、「(候補者を擁立するかどうかは)都議会の関係をみて総合的に判断したい」と話している。





保守の立場、「ぶれぬ」小池氏 安保政策や憲法観
 希望の政治、希望の社会、希望の経済――。東京都知事の小池百合子(65)が「希望の党」の設立を表明した9月25日の記者会見で政策を示したパネルには「希望」の文字が並んだ。

 衆院選に向け、7月の都議選でも掲げた「しがらみのない政治」や、「ダイバーシティー(多様性)社会の確立」「原発ゼロ」といった、リベラル勢力と親和性の高い内容もある。

 ただ、民進党の事実上の合流を望む代表の前原誠司(55)と29日に会談した後は、安全保障や憲法観で考え方が一致しなければ民進からの立候補予定者を公認しない、との「排除の論理」を鮮明にした。

 「国の根幹についての考え方」という物差しを振り、野党第1党をほんろうする小池の「希望」とは何なのか。

 ログイン前の続き昨年に衆院議員から都知事に転身した小池。衆院選の候補者を対象にした朝日新聞社と東京大学による2003~14年の5度の共同調査で、答えがぶれていないものがあった。

 憲法改正への「賛成」と、永住外国人に地方参政権を認めることへの「反対」だ。

 00年の衆院憲法調査会。小池は、占領下で生まれた憲法が武力行使を制約し「日本をがんじがらめにしている」と主張。「現行憲法を廃止し新しいものを作る。て・に・を・はを変えるというような議論では間に合わない」と語った。その後は情報公開や環境権などに言及し、最近は自民改憲草案のうち「財政の健全性確保の明記」といった無難なところから「まずやってみたら」と訴えている。

 民主党政権が永住外国人に地方参政権を付与する法案提出に動いた10年の衆院予算委員会では、台湾に近い日本最西端の与那国島を例に挙げ、「意図を持った集団が移住すれば議席確保は容易になる」と法案を批判。翌年も衆院本会議で「池袋でチャイナタウンが出現しようとしている。それでも突き進むのか」と首相の菅直人(70)に詰め寄った。

 新党代表として今回示した政策でも、憲法改正は柱に掲げている。一方で永住外国人の地方参政権に強く反対する姿勢は、「ダイバーシティー社会の確立」とかけ離れている。ダイバーシティーは、人種・国籍・性・年齢を問わずに人材を生かすという概念だ。

 朝日・東大共同調査に携わる教授の谷口将紀(47)も、「政策は改憲や安保政策ではまぎれもなく保守だ。外国人参政権以外の回答からも、多様な社会の推進役という印象はあまり受けなかった」という。

 安全保障では政府方針から踏み込む発言もしている。月刊誌で03年に「軍事上、外交上、核武装の選択肢は十分ありうる」と述べ、10年には中国が領有権を主張し始めた沖縄県の尖閣諸島で「実効支配を明確にすべく構築物を作ることが先決だ」と語っている。

 希望の党の綱領には、自民党との違いを強調しようと「寛容な改革保守」が掲げられた。だが、その姿は見えていない。=敬称略(藤田直央、笹川翔平)







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災     福島第一原発爆発  楢葉町 261
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# by nsmrsts024 | 2017-10-01 05:36 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9月30 日(土 ):踏み絵をする方とされる方々、どちらに属しても真の政治とは遠い、やり方は怖い

【衆院解散】民進リベラル議員に“踏み絵” 「希望の名借りるべき」「無所属で戦って」
 民進党内で憲法改正などに反対してきたリベラル派議員と支持者らに、動揺が広がっている。同党が合流を目指す「希望の党」が、政策が一致しなければ公認しないとの方針を打ち出したからだ。希望代表の小池百合子東京都知事が排除と絞り込みを強調する中、支持者からは希望入りへの賛否両論の声も上がっており、“踏み絵”を迫られたリベラル派議員らの決断が注目される。

 「希望の党に公認を申請するかどうか、本人の結論がまだ出ていない」。民進党で神奈川12区から立候補を予定していた阿部知子氏(69)の地元、藤沢市にある事務所の男性秘書は29日、こう言って表情を硬くした。

 かつて社民党で政審会長を務めた阿部氏は、平成24年衆院選の直前に同党を離党し、未来、みどりの風を経て26年に民主党入り。自身の政策として、憲法9条の堅持や安全保障法制反対を掲げている。

 希望の細野豪志元環境相は公認に関し、「安保法制白紙撤回を言い続ける人は考え方として厳しい」との見解を示しており、阿部氏の政策が受け入れられるかどうか微妙だ。

 秘書によれば阿部氏は現在、地元で支持者の意見を聞いており、決断は週明けになる見通しという。

 長年、阿部氏を支持してきた藤沢市の自営業の男性(38)は「希望を選ぶと、護憲や安保法制反対を求める支持者は離れるかもしれない」と懸念する。

 かつて民主党政権で厚労相も務めた長妻昭氏(57)=東京7区=も、去就が注目される一人。「ミスター年金」の異名を取り、近年も安保問題では、報道番組で「あくまでも個別的自衛権の範囲内で法整備を急ぐべきだ」との考え方を示してきた。

 中野区にある地元事務所にはこの日、「民進党」の名前が入ったポスターなどが積み上げられていたが、どのような立場で衆院選に臨むのか足場は固まっていない。事務所関係者は「国政報告会なども予定しているが、有権者にどう説明するのかわからない」と言葉少なに語る。

 これまで長妻氏の選挙に携わってきた男性(50)は「リベラルな姿勢を貫いてくれるのではないか」としつつ、「選挙に勝つには希望の名を借りるべきではないか…」と頭を抱えた。

   × × ×

 民進党幹事長代行の辻元清美氏(57)=大阪10区=は、さらに厳しい状況に追い込まれている。

 27年7月の衆院平和安全法制特別委で、安保関連法案の採決に激しく抵抗し、「お願いだからやめて!」と涙声で詰め寄ったのが辻元氏だった。参院の採決でも、ハチマキ姿で傍聴席に登場。衛視に注意された“筋金入り”の反対派だ。

 衆院解散から一夜明けたこの日、大阪府高槻市の地元事務所に辻元氏の姿はなく、スタッフ数人が選挙に備えて模様替えを進めていた。秘書によると、辻元氏のスケジュールは週末まで全てキャンセルされ、事務所でも動きを把握していないという。

 一方、護憲派の論客で、希望への合流を決めた前原誠司代表と9月1日の民進党代表選で争った枝野幸男氏(53)=埼玉5区=は29日、地元・さいたま市内で行った街頭演説後、記者団に「党の公式見解に沿う」とだけ語り、具体的な身の振り方については口を閉ざした。

 枝野氏に近い県議や市議なども、本人を気遣ってか言葉が少ない。同市内で同日に開かれた同党埼玉県連の常任幹事会でも重苦しい空気が漂った。会議後、姿を現した枝野氏は「コメントしない」と厳しい表情で話し、会場を後にした。

 支持者らの声も分かれている。同市見沼区の主婦(71)は「政策を曲げずに無所属でも頑張ってほしい」。同市大宮区の無職男性(75)は「政権交代のために少しでも希望の党の議席を増やしてほしい」と話していた。






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【希望の党代表・小池百合子都知事記者会見詳報(上)】「リベラル派は排除いたします」「明日は『三都物語』ということで」
希望の党代表の小池百合子東京都知事は29日、都庁で記者会見し、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事と大村秀章愛知県知事と30日に大阪市内で会談することを明らかにした。会見の詳報は次の通り。



 「まず明日30日ですが、午後6時、大阪におきまして東京、愛知、大阪の3知事による会談を行います。『東海道メガロポリスの連携』『三都物語』ということで、松井知事、大村知事、そして私、3知事が連携し、真の地方分権、しがらみのない改革、そして成長戦略、日本経済の大きな大動脈になるという観点から、3都府県で連携していくということで、大阪にて集合するということになっています」

 --民進党の前原誠司代表が「(民進党から希望の党に)公認申請すれば、排除されない」と発言したことに関し、小池氏は「安全保障、憲法改正で一致した人のみ公認する」と明言している。前原氏をだましたのか? リベラル派“大量虐殺”なのか?

 「前原代表がどういう発言をされたのか承知していませんが、排除されないということはございません。排除致します。というか、絞らせていただくということです。それはやはり、安全保障や憲法観という根幹部分で一致していくことが政党の構成員として必要最低限のことではないかと思っています」

 「一人一人のお考えを踏まえながら判断したい。現下の北朝鮮情勢もこれまでの議論に加えて、リアルな対応を取っていこうという方々も(民進党には)いるようなので、そういったこともしっかりと希望の党で、今回出馬されたいという人は絞り込ませていただくということです。ちなみにその作業は私どもからは若狭勝(前)議員、先方からは玄葉光一郎(前)議員が絞り込みの作業に入るということで実務的に任せていきます」

 --リベラル派大量虐殺だ。「寛容な保守」ならハト派まで包み込まないと

 「多様性に富んでいるということは、これで証明しているのではないですか。とても寛容な記者クラブで」

 --平成21年の衆院選挙は政権選択選挙だった。(当時の自民党総裁の)麻生太郎さん、(旧民主党代表の)鳩山由紀夫さんのどちらがふさわしいかを選択した。安倍晋三首相がいいのか、希望の党では誰なのか。首相選択選挙にする考えは?

 「あの、立ち上げてまだ数日というところです。まだ政策を練り上げているところです。候補者も絞り込み作業中です。これから決めないといけないことは多々ある。重要な要素であるということに鑑み、それについてのお答えは差し控えさせていただきたいと思います」

 --候補者絞り込みということだが、最終決定は代表がするのか

 「その通りです」

 --東京都内の衆院選挙区について聞く。公明党とは都議選で連携した。これまでの関係性も考えて都内の候補者を決めるのか

 「そうですね。基本的にはこれまでの流れや都議会との関係もございます。一つ一つを見ながら総合的に判断していきたいと考えています」

 --3都府県の知事で衆院選に向けた話し合いをする予定はあるのか

 「明日は『三都物語』ということで、これからの真の地方連携、確実なものにしていこうと。自動運転、ロボットということなど、3つの地域で集まることは大変意義があります。これらの政策的な話と、それぞれの地域、これから総選挙に臨むことになるので、そういう話もあるのかなと思います」

 --希望の党の第1次公認を出す予定と、最初の街頭演説の予定は

 「具体的には決まっていませんが、できるだけ早期にとは考えています」

 --3都府県知事以外との連携は

 「第2知事会をつくるつもりはありませんが、もっと地域同士が連携していくのは、シナジー効果が生まれるのではないか。地方創生と言いながら現実にはそれが進んでいないということもあります。明日お会いする愛知、大阪、それぞれ日本にとってはやはりメガロポリスだと思います。そこが頑張らないことには、その他の地域にパワーというかプラスの力がいかないのかなというようなところはあります。これから、いわゆる改革を目指していく、そして現場で頑張っておられる知事の皆さんとは、これからも連携をしていきたいと思います」




衆院選:民進合流「全員はない」…小池氏、前原氏と会談
「希望の党」の小池百合子代表(東京都知事)と民進党の前原誠司代表は29日午前、東京都内で会談し、10月10日公示の衆院選に向け候補者調整を急ぐ方針を確認した。しかし、民進党から希望の党への合流希望者について、小池氏は会談後、「全員を受け入れるということはさらさらない」と記者団に語り、同氏側で選別する方針を重ねて示した。民進党内では反発が出ており、協議の着地点は見通せていない。

 前原氏は会談で、合流方針を了承した28日の民進党両院議員総会の状況を小池氏に説明。両氏は「政権交代を実現するためにはどうしたらいいか、大所高所から考えていこう」という見解で一致した。

 民進党は28日、希望の党からの立候補を望む前職、元職、新人のリストを提出済み。今後は民進党の玄葉光一郎総合選対本部長代行と希望の党の若狭勝前衆院議員で実務的に協議する。両党で衆院選の公約策定も加速させる。

 小池氏は憲法改正や安全保障政策を選定基準にする考えを示している。29日の会談後も「政策的に一致しなければいけない。選挙でワンボイス(同じ主張)で戦えるかどうかが重要だ」と記者団に語った。自民、公明両党からの「野合」批判を意識しているとみられる。小池氏は「調整というか、絞り込みだ」とも述べ、主導権は希望の党側にあると強調した。【円谷美晶、真野敏幸】

「股くぐらぬ」野田前首相
民進党の前原代表との会談を終えて記者の取材に応じる希望の党代表の小池百合子都知事=東京都新宿区で29日午前9時10分、宮間俊樹撮影© 毎日新聞 民進党の前原代表との会談を終えて記者の取材に応じる希望の党代表の小池百合子都知事…
 細野豪志元環境相が28日、BSフジの番組で「三権の長を経験した方はまずご遠慮いただく」と述べたことに関して、小池氏は「それも一つの考え方だと思うが、総合的に考えたい」と記者団に語り、温度差をのぞかせた。

 政権選択選挙に持ち込むには衆院の過半数(233議席)を狙えるだけの候補者数を確保する必要があり、小池氏は、ハードルを上げて民進党の反発を招くのは得策ではないと判断しているようだ。前原氏によると、会談では細野氏の発言で突っ込んだやり取りはなかったという。

 一方、民進党ではリベラル系を中心に「排除されるのではないか」という不安の声が出ている。

 「三権の長」に該当する野田佳彦前首相は29日午前、千葉県船橋市で記者団に「もし首相経験者がだめというのなら、先に離党した人(細野氏)の股をくぐる気はまったくない」と述べ、細野氏に不快感をあらわにした。そのうえで、希望の党の公認が得られない場合は「1人の無所属候補として、自民党を倒すために頑張る」と無所属で立候補する考えを示した。【青木英一】







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   福島第一原発爆発   楢葉町 254
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# by nsmrsts024 | 2017-09-30 08:46 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9 月29 日(金 ):民進党、事実上解党.希望の党と合流。改憲と安保の「第2保守党」へ

【衆院解散】急転直下の民進「解党」 事実上の選挙戦突入も各地に激震広がる
衆院が解散した28日、民進党も“解党”し、小池百合子東京都知事が代表を務める国政政党「希望の党」への合流を目指すことになった。急転直下の事態に、それまで民進公認で選挙戦を準備してきた地方組織は困惑を隠せない。「まさかこの段階で」「新党の公認をもらえるのか」。事実上の選挙戦に突入した各地の選挙事務所などに、激震が広がった。

 「もう一度、政権交代の大きなプラットホームをつくるためだ」

 衆院解散直後の28日午後1時半に開かれた民進の両院議員総会。前原誠司代表はこう言って、希望への合流を提案した。

 党内には希望が掲げる憲法改正などの政策に否定的な議員もおり、当初は紛糾するとの憶測もあった。しかし反対の声はなく、満場一致で「合流」を了承。民進では戦えないという現実を受け止めざるをえないようだった。

 一方、事実上の解党に、地方組織は混乱に突き落とされた格好だ。この日会見した静岡県連の岡本護幹事長は「まさかこの段階でこのようなことになるとは想像もしなかった。正直言って大変残念」と肩を落とす。さいたま市の民進系市議も「地方議員との連携という意味では、トップダウンで決められたことなので不満が残る」と困惑した様子だった。

 宮城県庁や仙台市役所にほど近い公園ではこの日、民進公認で立候補予定だった鎌田さゆり県議が辻立ちし、有権者に支持を求める姿があった。

 希望への合流について問われると「昨日のニュースで初めて耳にした。正式に党からの情報は来てない。困惑は当然だが、文句を言っていても仕方がない」と語り、“蚊帳の外”となっていたことへの戸惑いをにじませる。

 ただ、両院議員総会に出席した議員から説明を受けた後には「前原誠司代表と小池百合子東京都知事が話を詰めるということなので、報告を受けて、打倒安倍政権に向けて闘う」と述べた。

 候補者にとって最大の関心は、希望の公認を得られるかどうかだ。政治信条の違いから動向が注目されている長妻昭氏の東京都中野区の事務所はこの日、人の出入りも少なく、中にいた男性秘書は「希望の打ち出す政策がまだよく見えず、協力できるのかさえよく分からない。事務所としては動きようがない」と困惑気味に話す。

 午後5時過ぎに長妻氏が国会議員会館の事務所に姿を現したものの、選挙用印刷物の納期を遅らせるよう指示し、慌ただしく出ていったという。

 逆に勢いを増すのは、希望公認での出馬が確実視されている候補者。すでに民進を離党した松原仁氏はこの日、東京都品川区のJR大井町駅前で早くも“第一声”を上げ、「民進時代の党員やサポーターらからも頑張れという声が多い。私の場合は個人後援会が中心で、どこに行こうと応援すると言ってもらっている」と意欲を示した。







【衆院解散】希望の党で出馬意向の中山成彬氏「安倍晋三首相の交代は許されない」 ツイッターで「辻元清美氏等と一緒なんて冗談じゃない」とも
小池百合子東京都知事が代表を務める国政新党「希望の党」から衆院選に出馬する意向の中山成彬元文部科学相が28日、自身のツイッターに「安倍(晋三)首相の交代は許されない」と投稿した。政権交代を目指す戦いを控え、現政権の存続を求める異例の訴えだ。

 衆院選に向け民進党は希望の党に事実上合流するが、これについても中山氏はツイッターで「私達の小池新党合流から始まった今回の騒ぎに前原(誠司)代表は右往左往。言うだけ番長の面目躍如」と民進党のトップを痛烈に揶揄(やゆ)した。

 その上で「(民進党の)辻元(清美)氏等と一緒なんて冗談じゃない」とし、希望の党のバラバラ感を早くも露呈させた。

 中山氏の妻は日本のこころを離党した中山恭子参院議員で、27日の希望の党設立の記者会見にも参加し、オリジナルメンバーに名を連ねている。




小沢氏も希望合流へ…前原・小池氏と大筋合意か
 自由党の小沢共同代表が希望の党に合流する方向となった。

 野党結集を進めるためにと、小沢氏と民進党の前原代表、希望の党の小池代表との間で大筋で合意した模様だ。自由党は、小沢氏を含めて衆院2人、参院4人の計6人で、小沢氏以外の議員は対応を検討している。





小池氏、合流ではない=民進の申請、個別に判断【17衆院選】
新党「希望の党」代表を務める小池百合子東京都知事は28日、日本記者クラブで会見し、民進党が希望への合流方針を了承したことに関し、「合流という考え方は持っていない」と述べた。

 小池氏は「(民進側から)希望で戦いたいという申し込みがあって初めて、候補者として選ぶかどうかだ」と強調した。

 民進党の前原誠司代表が「安全保障法制は憲法違反」としていることに関しては、「安保法制に賛成しないという方は、そもそも(公認の)申し込みをしてこないと思う」とけん制した。(了)






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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      3.11東日本大震災    福島第一原発爆発  楢葉町 252
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# by nsmrsts024 | 2017-09-29 05:49 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9月28 日(木 ):役者1人の小池劇場に騙されるな、選挙民も議員さんもテレビ局も、何か変でしょう

衆院選:民進党、事実上解党 「希望の党」に合流へ
前原代表「希望の党」からの立候補容認へ 28日、衆院解散

 民進党の前原誠司代表は27日、10月22日投開票予定の衆院選で、同党の立候補予定者のうち希望者が、希望の党(代表・小池百合子東京都知事)から立候補することを容認する方針を固めた。事実上、民進党が解党し、希望の党に合流することとなる。小池氏を野党再編の先頭に置き、安倍政権批判の新たな受け皿として、政権奪取を狙う。このため公示前に、小池氏が衆院選への出馬を表明するとの見方が広がっている。安倍晋三首相は28日、衆院を解散する。

 前原氏は27日夜、仙台市での会合で「どんな手段を使ってもどんな知恵を絞っても安倍政権を終わらせる。野党がばらばらでは選挙は勝てない。力を合わせて日本の政治を変える」と語った。

前原代表は無所属で立候補へ

 民進党は28日、両院議員総会を開き、希望の党への合流方針を確認する。民進党からの立候補予定者は、同党を離党し、希望の党公認で立候補する予定。民進党籍を残したまま、希望の党から出馬する方法も検討している。民進党所属の参院議員は当面、同党に残る。前原氏自身は無所属で立候補する方針だ。

 ただ、小池氏側は当初から、民進党全体ではなく「改革保守」の理念に賛同する議員のみに参加を認める考えを示してきた。27日のBSフジの番組では、民進党からの合流希望者について「一人一人、こちらが仲間として戦えるかということで決める」と明言。自動的に受け入れるのではなく、個別に適格か判断するとの考えを示した。選考にあたっての判断材料として、憲法改正と安全保障政策を挙げ「本当にリアルな対応ができる安保政策を共有したい」と語った。

 これに先立ち、小池氏は希望の党の結党記者会見を東京都内のホテルで開いた。「しがらみ政治から脱却する」など6項目の綱領を発表。小池氏は「日本をリセットする」などと訴えた。党の理念については「ベースにあるのは伝統や文化、日本のこころを守る保守の精神だ」と述べた。


仙台市内で行われた会合に出席した民進党・前原誠司代表=2017年9月27日午後6時59分、喜屋武真之介撮影© 毎日新聞 仙台市内で行われた会合に出席した民進党・前原誠司代表=2017年9月27日午後6…
 また、「あくまで都知事としてこの戦いに臨む」と語り、現時点では衆院選に立候補する考えはないと強調した。

 民進党は前原氏が今月1日に代表に就任して以降も党勢は低迷。小池氏に近い若狭勝衆院議員や細野豪志元環境相が結党準備を進めた新党構想に参加表明する「離党ドミノ」に歯止めがかからなかった。

 一方、衆院は28日の本会議で憲法7条(天皇の国事行為)に基づき、解散され、政府は臨時閣議で衆院選の日程を「10月10日公示、22日投開票」と正式に決定する。本会議の冒頭、大島理森衆院議長が解散詔書を読み上げる。

 民進、共産、自由、社民の4党は27日、大島議長に、臨時国会での首相の所信表明や各党の代表質問などを行うよう申し入れた。民進党は「解散するだけの本会議には出席できない」として28日の本会議には欠席する方針だ。

 当初、安倍首相は解散後に記者会見する考えだったが、菅義偉官房長官は27日「(記者会見は)予定していない。首相は一昨日(25日)に会見し、国難を突破するため国民の信を問う必要があると説明している。解散後にこうしたことを国民に訴えていく」と述べた。【光田宗義、真野敏幸、円谷美晶】





毎日新聞世論調査:衆院選比例の投票先「希望の党」18%

毎日新聞は26、27両日、安倍晋三首相が衆院を28日に解散する方針を表明したことを受け、緊急の全国世論調査を実施した。現時点での衆院選比例代表の投票先は、東京都の小池百合子知事が代表を務める「希望の党」との回答が18%で、「自民党」の29%に次いで多かった。安倍内閣の支持率は9月2、3両日の前回調査から3ポイント減の36%、不支持率は同6ポイント増の42%で、不支持と支持が逆転した。

 自民、希望両党以外の投票先は、民進党8%▽公明党5%▽共産党5%▽日本維新の会3%--など。「支持政党はない」と答えた無党派層では、自民(15%)と希望(14%)が拮抗(きっこう)した。自民党幹部は結果に「希望の数値は思ったより高い」と語った。

 小池氏は都知事を続けながら希望の党の代表に就任した。新党への期待が「高まっていない」は55%、「高まった」は34%だったが、内閣不支持層では「高まっていない」(49%)と「高まった」(44%)が接近している。

 自民党の支持率は前回から1ポイント減の28%、希望の党は13%だった。無党派層は前回の50%から39%に減っており、希望が無党派層を吸収したことがうかがえる。【吉永康朗】





特例尽くし、積み上がる不信 森友問題に背を向ける政権
 「神風」は吹いたのか――。

 大阪地検特捜部の捜査が進む森友学園問題。学園側と安倍晋三首相の妻昭恵氏の親密さに、人々の疑念の目が向けられた。

 森友学園が小学校用地として得た大阪府豊中市の国有地は、更地の鑑定価格から「ごみ撤去費」として8億1900万円が値引きされ、1億3400万円で売却された。分割払いOK。売却額は、当初非公表。国の実務にしては「特例」尽くしだった。

 学園の籠池泰典・前理事長(64)=詐欺罪などで起訴=によると、昭恵氏とは2012年12月の第2次安倍政権発足より前、学園幼稚園のPTA役員の紹介で知り合った。昭恵氏に小学校の構想を伝え、国有地取得に向けた国との交渉経過を頻繁に報告した。

 14年春には昭恵氏と予定地で記念撮影し、交渉窓口の財務省近畿財務局職員に写真を見せたという。15年5月、国は「特例」で10年以内の購入を約束する定期借地契約を結んだ。

 その年の9月、昭恵氏は幼稚園で講演し、小学校の名誉校長就任を引き受けた。その日の昼食は籠池夫妻らの案内で近くの洋食店へ。店の関係者によると、会食は和やかな雰囲気で、昭恵氏は3千円のランチを残さず食べ、学園側が支払った。

 国有地をめぐり事態が大きく動いたのは16年3月。過去に1億3千万円かけて汚染土などを除去したのに「新たなごみが見つかった」と学園側が国に報告。その4日後には籠池夫妻が財務省の担当室長に会い、昭恵氏らの名前を出して対応を求めた。

 野党が追及した通常国会が今年6月に閉じたあとも、国有地売買をめぐる疑惑はさらに深まっている。

 8月には、財務局側が16年3月下旬、学園側に「いくらまでなら買えるのか」と尋ねていたことが複数の学園関係者の証言で判明。事前の価格交渉を「ない」とした財務省の佐川宣寿(のぶひさ)・前理財局長の国会答弁は、虚偽だった疑いが指摘されている。

 9月には、財務局職員が「ゼロに近い金額まで私はできるだけ、努力するという作業をやっています」などと語る音声データ(16年5月録音)が残っていたことも明らかになった。





突然の「合流」、民進漂流 「党を売る話だ」反発の声も
衆院解散直前になって小池百合子・東京都知事の新党「希望の党」と、民進党の合流構想が急浮上した。安倍政権に対抗する一点で結集できれば、衆院選の構図が一変する可能性を秘める。だが、新党への身売りにも近い合流構想には民進党内から強い反発が出ており、四分五裂となる可能性すらある。

民進の「希望」合流提案へ 前原氏、党公認出さず
特集:2017衆院選

 東京都内のホテルで27日に行われた「希望の党」の結党記者会見。衆参の計14人の国会議員が小池代表を囲んだ。

 8人は民進を離れた議員、残りは自民や日本のこころなどから集った「寄り合い所帯」。代表に就任した小池氏は「今日のチャーターメンバーのみなさんを始め、これからも多くの仲間が増えていく」と言い切った。

 その前夜。小池氏は民進の前原誠司代表と会談していた。衆院選での連携を確認し、民進議員が党籍を残したまま、小池新党が公認を出す。比例区では統一名簿も――。前原氏は事実上の「合流」に向けたさまざまな方式を提案したという。

 25日に設立されたばかりの新党にとって、全国展開のために不足しているのは地域に地盤を持つ人材と資金。民進には「100億円」(民進関係者)ともいわれる資金がある。すでに、落選して政界から離れていた近畿地方の元民主党衆院議員にも、新党側から「調査票を送って、600万円を振り込んでほしい。自動的に公認する」と立候補の打診があったという。

 当初は民進との連携を否定してきた小池氏は26日夜、新党の中核メンバーである細野豪志・元環境相ら数人の議員を前に「候補者擁立は任せてもらえますか」と宣言。異論は出なかった。小池氏側近は「党と党ではない」と語り、民進議員を受け入れるのは、個別参加の形を想定していると明かす。新党関係者は「リベラルな議員はダメだ。新党側で選ばせてもらう」と述べた。

 一方の前原氏。離党ドミノを止められない状況を打開する「一発逆転満塁ホームラン」(民進中堅)を放つためには、新党の勢いにのみ込まれるしかないと判断したようだ。前原氏を支持した閣僚経験者は「政権交代に向けた動きだ」と歓迎する。別の中堅議員も「民進党は役割を終えた。小池氏の勝負に乗っかるタイミングだ」と喜ぶ。

 民進の最大の支持団体、連合幹部が前向きなことも、前原氏の動きを後押しする。連合は共産との連携には否定的な一方で、東京都議選では小池氏と協力した実績がある。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は27日の記者会見で小池氏を「『1強政治』に終止符を打つというスタンスを明確に打ち出している」と評価。前原氏についても「期待をずっとしている。連合としても支持、応援していきたい」と語った。

 前原氏は野党再編に向けて、党内の反発覚悟で自由党の小沢一郎代表とも会談を重ねてきた。「最後の代表になります」と解党も辞さないとの考えを伝えていた。小沢氏も自身に近い民進議員に「このまま最後まで貫いてほしい」と語り、前原氏の動きを見守っているという。

 前原氏は28日、衆院解散後の両院議員総会で新党との合流構想を提案し、理解を求める方針だ。保守系のベテランは「当然異論も噴出するだろうが緊急事態だ。力業でやるしかない」と語り、分裂含みの展開も辞さない姿勢を強調した。





自公、小池新党に危機感強める 都連、対話さぐる動きも
小池百合子・東京都知事が27日に立ち上げの記者会見をした新党「希望の党」に、自民、公明両党執行部は危機感を強めている。たたみかけるように手を打つ小池氏に対し、おひざ元の東京では対話の糸口をさぐる動きも出ている。

特集:2017衆院選

 与党の動きは慌ただしさを増す。

 自民の二階俊博、公明の井上義久両幹事長ら両党幹部は27日朝に都内で会談。会談後、自民の塩谷立・選挙対策委員長は、希望の参戦について「厳しく受け止めて、自公結束して、政権選択の選挙を戦い抜きたい」と記者団に語った。公明の斉藤鉄夫選対委員長は「公明には大変厳しい状況。政権選択選挙だから過半数を目標に頑張る」と述べた。

 解散風が吹き始めたころ、自民、公明両党では「今なら勝てる」「減る議席は最小限で済む」と楽観論が飛び交っていた。

 それを一変させたのが、小池氏の代表就任だ。自公幹部がそろって、過半数を争う政権選択選挙であることを強調したのは「ともすれば政権を奪われかねない」という強い危機感の表れともいえる。

 そうした思いがとりわけ強いのは、7月の都議選での「小池旋風」を目の当たりにした都選出の自民議員たちだ。

 自民党都連は27日、小池氏と同じ日本新党出身の鴨下一郎・元環境相を都連の新会長に選出した。鴨下氏と小池氏は2012年の総裁選でともに石破茂・元幹事長を支援した仲でもある。

 都選出議員の一人は「やはり、小池新党とけんかしちゃいけない」と語り、鴨下会長の就任で少しでも対決ムードが和らぐことを期待する。しかし、別のベテラン議員は冷ややかに言う。「小池氏との関係はそんなに簡単じゃない」





森友・加計問題で安倍降ろしをやったメディアが衆院選前に焦ってやってしまったこと
安倍晋三首相(63)が決断した衆院解散・総選挙について「大義がない」「自己保身だ」といった声があがっている。特に学校法人「森友学園」(大阪市)や「加計学園」(岡山市)の問題で、「首相がお友達に便宜を図ったのではないか!」などと騒いだメディアは、自分たちの生活や生命を脅かしかねない北朝鮮情勢をよそに、首相が解散に踏み切ったのは「もり・かけ隠し」だと言わんばかりだ。

 首相は自身が目指す憲法改正に必要な国会の3分の2の議席を失うことも覚悟し、衆院解散に踏み切った。理由は、首相の古くからの友人の荒井広幸元参院議員が9月25日付の産経新聞で語っているように、深刻さを増す北朝鮮情勢にほかならない。

 そんな事態をよそに、森友・加計問題にこだわるメディアは、どこか焦っているように映る。そう感じたのは、25日夜のTBS番組「NEWS23」での出来事だった。

 記者会見で28日に衆院を解散し、衆院選を「10月10日公示ー同22日投開票」の日程で行う意向を表明したばかりの首相を迎え、番組が始まって4分半ほどたったころだった。首相が消費税率の10%への引き上げに伴う増収分の使途について約2兆円分を国の借金返済から幼児教育無償化などに振り向ける方針を話していたら突然、「2人でもりかけ!」という男性の声がテレビから聞こえてきたのだ。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
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# by nsmrsts024 | 2017-09-28 07:41 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9月27 日(水 ):日本の政治と国民、小池劇場に騙されるな、大変なことになる、明日の解散で!

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# by nsmrsts024 | 2017-09-27 18:41 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9月27 日(水 ):民進、離党ドミノ止まらず=「希望」は27日に結党会見【17衆院選】

民進党の次期衆院選候補に内定していた元職・新人の計5人が26日、離党届を提出した。いずれも小池百合子東京都知事が代表に就いた新党「希望の党」からの出馬を目指す。人気のある小池氏が前面に立つ新党が誕生したのを機に、民進党に見切りを付けた形で、同党の「離党ドミノ」はさらに広がる可能性がある。希望の党は27日午前、東京都内のホテルで結党の記者会見を行う。   民進党公認で神奈川3区から出馬する予定だった元職の勝又恒一郎氏は26日、離党届提出後に県庁で記者会見し「(新党は)国民の大きな選択肢になり得る」と語った。同日はほかに、神奈川10区、同13区、静岡2区、同4区の各新人候補予定者が離党を届けた。  小池新党には、静岡が地盤の細野豪志元環境相、同氏側近で神奈川選出の笠浩史衆院議員が参加。勝又氏らの動きの背景には細野、笠両氏の働き掛けがあるとみられる。先に民進党を除籍された鈴木義弘衆院議員も26日、新党参加の意向を表明した。  25日には現職の松原仁元国家公安委員長や、埼玉9区、兵庫7区の候補予定者も離党を届け出た。執行部は26日、松原氏の除籍処分を決定。大島敦幹事長は「結束を乱し、有権者を混乱させる利敵行為だ」と松原氏を批判し、引き締めを図った。  前原誠司代表は、新党との協力を探りつつ、共産党との候補一本化も模索するが、26日の常任幹事会では意見はまとまらなかった。前原氏は席上、「時間をかけて検討する事項ではない」と述べ、結論を急ぐ考えを示した。一方、離党に歯止めがかからない危機的な状況となり、党内には「解党」(中堅議員)を求める声も出ている。  希望の党が27日に行う結党会見には、小池氏のほか、若狭勝衆院議員ら十数人の国会議員が出席。「寛容な改革保守政党」を目指すことをうたった綱領や基本政策を発表する。小池、若狭両氏らは26日夜、都内のホテルで協議し、全国規模での候補者擁立方針を確認した。  自民、民進両党は来月2日、公明党は同5日にそれぞれ衆院選公約を発表する。自民党は26日に政務調査会の会合を開き、安倍晋三首相が表明した「全世代型社会保障」「生産性革命」などを柱とする方針を確認した。(了)





「東京への愛ない」 小池知事に都議会で批判相次ぐ
新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就いた小池百合子・東京都知事に対し、都議会で26日、自民党や公明党などから批判が相次いだ。首都のトップと国政政党の党首を兼ねることに対し、都政の与野党双方から疑問を突きつけられた。


代表質問に答える小池百合子・東京都知事=都議会議事堂© 朝日新聞 代表質問に答える小池百合子・東京都知事=都議会議事堂
 「東京への思いや愛情が感じられない」。同日の代表質問に立った自民会派の秋田一郎幹事長は、知事と党首の「二足のわらじ」を履こうとする小池氏に不満をぶつけた。

 自民は都政で小池氏と対立を続け、7月の都議選では小池氏率いる都民ファーストの会に惨敗。衆院選でも希望の党と対決する見込みだ。秋田氏は小池氏の姿勢を都政軽視とみて「知事の思いがこの瞬間も別の所にあるのではとの懸念がぬぐい去れない」と続けた。

 都議選で都民ファーストと協力し、都政で小池氏を支える公明会派の谷村孝彦幹事長代行も「都民が知事に期待したことは、都政に専念し、改革を推進することだ」と指摘。衆院選で同党と希望の党が各地で争えば、関係に影響が生じかねないだけに、小池氏に対し、「都政を踏み台にするかのような報道があることは非常に残念。都民のために汗を流していくことを強く希望する」と釘を刺した。

 自民、公明ともに代表質問に盛り込んだが、答弁は求めず、小池氏も発言しなかった。一方、小池氏は都議会で憲法9条の改正への賛否を問われ、「9条にとどまらない。地方分権についての記述も極めて不十分と言わざるを得ない」と答弁した。(石井潤一郎)





「希望の党」に駆け込むみっともない政治家たち
 9月25日、安倍晋三首相が臨時国会冒頭での解散を表明したが、衆院選はすでに走り出している。「この選挙に大義はあるのか」「争点は何か」「北朝鮮の脅威が高まる中で選挙をやっていて大丈夫なのか」等々が、かしましく議論されている。小池百合子東京都知事も「何を目的とするのか、大義が分らない」と語り、野党もいっせいに「森友、加計隠しだ。大義なき解散だ」などと批判している。

 だが本当に解散には大義が必要なのか。衆議院というのは、もともと時の政権と直結している。衆議院で多数を占めた政党、もしくは政党連合が内閣を構成するからだ。参議院でいくら多数を占めても、衆議院で少数派では、政権を取ることはできない。憲法67条2項で衆議院の優越が決められているからだ。

 政権政党は、政権を維持することに全力を尽くす。他方、野党は政権奪取のために全力を尽くす。与党が解散時期を自党有利に考えるのは、理の当然である。他方、野党は内閣不信任案などを駆使して、政権を追い込むために全力を挙げる。これを党利党略だと批判する声があるが、古今東西、党利党略で物事を判断しない政党などない。党利党略のぶつかり合いが政党の闘いなのである。衆議院が「常在戦場」と言われる所以である。

 選挙というのは、その政党の闘いのなかでも最高度となる対決である。解散総選挙は、野党にとっては政権奪取のチャンスが訪れるということなのである。今の野党にその気力が見られないことこそが、一番の問題なのである。


新党「希望の党」の立ち上げを発表した小池百合子都知事(2017年9月25日、写真:ロイター/アフロ)© Japan Business Press Co., Ltd. 提供 新党「希望の党」の立ち上げを発表した小池百合子都知事(2017…

「希望の党」代表に小池氏が就任


 9月25日、小池東京都知事が新党「希望の党」の結党と、代表就任を表明した。若狭勝氏や細野豪志氏では、とても新党を引っ張っていく力がないことを見切ったからだろう。そのことを象徴的に示したのが、9月17日、大阪府摂津市で行われた市議会議員選挙だった。この選挙には、若狭勝氏らが応援する候補が「市民ファーストの会」と名乗って4人が立候補した。結果は4人全員落選だった。その得票がまた酷い。当選者の最高得票は2000票を超えているが、市民ファーストの会で一番得票した候補で704票、あとの3人は86、85、60票であり、100票にも届かないという大惨敗だった。

 当たり前の話だが、若狭氏ではまったく集票力がないということが見事に証明されてしまったのだ。「ファースト」と付ければどこでも通用するというほど甘くはないということだ。ファーストが通用したのは、東京だけであり、それも小池氏が陣頭指揮をしていたからだ。

 共同通信が9月23日、24日に行った世論調査では、民進党よりも低い6.2%に過ぎない。想定通りだが期待値は少ない。そこで急きょ小池氏の登場となるわけだ。


小池百合子氏におんぶに抱っこの新党


 若狭勝氏らは、新党の名前には「希望」という言葉を使用する旨を語ってきた。理由は簡単だ。小池百合子東京都知事の政治塾の名称が「希望の塾」で、小池氏のお気に入りの言葉というだけのことだ。この一事を見ても、小池氏におんぶに抱っこの新党だということがよく分る。こんな新党にどんな希望を見出せるのか。悪い冗談でしかない。

 若狭氏らは小池氏に頼りきりだが、果たして小池氏にそれだけの神通力があるのか、大いに疑問だ。確かに、自民党東京都連や東京都議団を悪の巣窟に見立て、喧嘩を売ったやり方は見事だった。都民ファーストの会は、都議会第一党にもなった。だが今のところここまでだ。

 都政の大問題である市場の豊洲移転問題で、小池氏は「豊洲の無害化」を掲げていた。だがこれは達成できないとしてお詫びするしかなかった。「築地は守る、豊洲は生かす」と公約したが、その具体策はまったく示されていない。都民の失望は、決して小さくはない。小池都政は、すでにほころびが出始めているのだ。

 また都民ファーストの会は、情報公開を掲げて都議選を戦ったにもかかわらず、所属都議の取材窓口は党本部に一本化するなど、事実上、取材規制を行っている。55人の都議のうち39人が新人であり、未熟さによる失言や不用意な発言を防ごうというのが、その理由だと指摘されている。

 要するに小池氏以外は、まともにマスコミ対応もできない集団だということだ。だが“隠すより現る”と言われるように、政治家としての力がない者は、いずれその本性を暴かれることになるだろう。小池氏頼みの連中は、絶頂期というものは、そうそう長くは続かないことを間もなく知ることになるだろう。


駆け込み寺を目指すみっともない政治家たち


 現職の内閣府副大臣である福田峰之衆院議員が自民党を離党し、新党に参加することを表明した。今、自民党を出て行こうというのは、確かに異例だが、背景を知ると“選挙目当て”以外の何物でもないことが明々白々である。同氏は神奈川8区が選挙区だが、江田憲司氏に負け続けており、比例での復活当選しかない。選挙の弱さでは定評があるらしい。

 おそらく、小池氏が強い東京の小選挙区をあてがってもらうつもりなのだろう。同氏は「私を育ててくれた自民党を批判したいとかいうことはない。新党をつくって、今の世の中に受け入れられる政治家をつくることをやりたい」と語ったという。だったらまず自らが議員辞職をするか、次の選挙での立候補を取り止めることだ。どう考えても福田氏自身が、最も受け入れられていない政治家ではないか。

 この福田氏に対する若狭氏の発言も面白い。「考え方が一致しており、非常に心強い」。一体どんな考え方なのか。きっと何も定見がないところが一致したのだろう。

 日本のこころの中山恭子代表も、小池氏と会って新党入りを表明した。日本のこころは、参議院議員が2人しかいない。1人が中山氏だ。その中山氏が「日本のこころは消滅する党」というのだから救いようがない。そもそも「日本のこころ」などという大仰な名前を付けたときから胡散臭い集まりだと思ってきたが、らしい末路としか言いようがない。

 こんな連中に希望を見いだせというのは、国民を愚弄するにも程がある。


見苦しい民進党からの新たな離党者


 民進党からも新たな離党者が出てきた。離党届を提出し、新党への移行を表明した松原仁衆院議員だ。柿沢未途衆院議員も離党を検討していると報じられている。安倍首相が解散表明をするその日に離党を表明するなどというのは、民進党に対する最大の背信行為である。

 離党を一概に否定するものではない。だがそこには、やはり仁義ということがある。それでなくても五月雨的に離党者が相次いでいるときに、最も打撃を与えるやり方というのは、感心しない。

 しかも離党の理由がいただけない。「民進党にはダイナニズムがない。新党にはそれがある」と言うのだ。確かに、今の民進党に力強さや迫力はない。だが新党のどこに力強さや迫力があるというのか。それがないことは、若狭氏や細野氏も自認しているではないか。

 底意が見え見えなのである。松原氏は東京3区、柿沢氏は東京15区を選挙区としている。東京と言えば小池氏の牙城だ。予想される総選挙でも、東京では小池氏率いる新党が圧勝するのではと見られている。要するに小池氏の庇護の下に入りたいというだけのことだ。

 新党を立ち上げようという連中の誰一人からも、高い志が語られたことはない。それどころかはっきりと見えてくるのは、“ただただ自分が当選したい”という卑しく、さもしい心だけだ。そのどこにも国民への奉仕の心も、日本の前途を思う心も見て取ることはできない。この連中が政治を駄目にし、政治への国民の不信を募らせているのだ。その責任はあまりにも重い。





小池新党、23人が参加検討 首都圏で民進離党の流れ
小池百合子・東京都知事が設立した新党「希望の党」に現職の国会議員が少なくとも12人参加し、衆院選への立候補を検討していることが26日、わかった。新顔や元職など各党の公認内定者も民進党を中心に、現時点で11人が離党したうえで合流を検討している。7月の都議選で小池氏が旋風を巻き起こした東京や首都圏で、低迷する民進に見切りをつけ、新党に合流する流れが強まっている。

特集:2017衆院選

 安倍晋三首相は28日に召集する臨時国会の冒頭で衆院を解散し、10月10日公示、22日投開票の衆院選が事実上スタートする。

 朝日新聞の各本社と全国の総局が小池新党への対応を議員と内定者、関係者に尋ねた。国会議員12人の内訳は、都議選時点で自民所属が1人、民進が7人、無所属が4人。都道府県別では東京が5人、神奈川が3人、栃木、埼玉、静岡、鹿児島が各1人だった。

 一方、公認内定者11人は、民進が9人、日本維新の会が1人、日本のこころが1人。それぞれすでに離党届を出したり、提出を検討したりしている。

 このほかにも、民進を中心に、現職や公認内定者で新党への参加を目指す動きもある。民進執行部は、新党との連携を模索しているが、新党側は否定的な姿勢を示している。衆院選には立候補しないものの、こころ代表だった中山恭子氏、いずれも無所属の松沢成文氏、行田邦子氏の参院議員3人も新党に合流する。

 希望の党は27日午前、小池知事出席のもと、東京都内のホテルで結党会見を開き、綱領などを発表する。関係者によると、新党の綱領には「寛容な改革保守政党をめざす」「情報公開」「しがらみ政治からの脱却」「ワイズスペンディング(賢い支出)」――などが盛り込まれるという。

■新党に参加し、衆院選に立候補を検討している国会議員12人(丸数字は当選回数。所属政党は7月の東京都議選時点)

◆自民

福田峰之 比例南関東、③

◆民進

柿沢未途 東京15区、③

笠浩史 神奈川9区 ⑤

後藤祐一 神奈川16区、③

細野豪志 静岡5区、⑥

鈴木義弘 比例北関東、②

松原仁 比例東京、⑥

木内孝胤 比例東京、②

◆無所属

若狭勝 東京10区、②

野間健 鹿児島3区、②

長島昭久 比例東京、⑤

渡辺喜美 参院比例、①(衆⑥)





民進、希望と連携合意 前原・小池両氏、統一名簿を模索
民進党の前原誠司代表と小池百合子・東京都知事が26日夜、東京都内で会談し、衆院選で小池氏が率いる「希望の党」と連携する方針で合意した。連携の形について、民進側は候補者が同じ政治団体に結集して戦う「統一名簿方式」などを模索している。前原氏は28日の両院議員総会でこうした方針について説明する考えだ。

 衆院解散が迫るなか、小池新党の誕生で野党候補の乱立が避けられない情勢になり、前原氏は政権交代に向けて与党側と対決するためには野党勢力の結集が必要と判断。小池氏に連携の必要性を訴え、小池氏が理解を示したとみられる。

 25日に設立された希望の党には、すでに与野党の離党組らが参加を表明。今後も民進議員を中心に、合流の動きが加速する見通しだ。小池氏は25日の記者会見で、「前原氏とは日本新党以来の知り合い。コミュニケーションをとれる」と述べる一方で、民進との連携については「党を丸ごとというよりは改革と保守、政策の同意が必要だ」と述べていた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   福島第一原発爆発   楢葉町 254
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# by nsmrsts024 | 2017-09-27 05:38 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年9月26日(火 ):首相「名誉校長になるべきでなかった」 昭恵さんめぐり

安倍晋三首相は25日夜に出演したTBSの番組で、森友学園が開設を目指していた小学校の名誉校長に首相の妻昭恵さんが就任していたことについて、「(学園の)籠池(前)理事長は詐欺(罪)で起訴された。そういう人物が経営する学校の名誉校長にはなるべきではなかった」と語った。

昭恵夫人、名誉校長を辞任 首相、寄付集め「遺憾」 森友学園問題
特集:森友学園問題

 首相は「この問題で私自身や妻が働きかけたことは全くない」と改めて主張。昭恵さんが記者会見で、事実関係を明らかにする必要性について、「私自身、国会で何回にもわたって答弁しているので、その必要はない」とした。

 一方、加計学園問題をめぐっては、「問題が起こってから、加計孝太郎理事長との接触は控えるべきだろうと思っている」と説明。加計氏と頻繁にゴルフや会食を行っていたことを問われると、「国民の皆さまが疑念を持たれるのは当然。他方で、経済界の人たちは全て何らかの形で許認可に関わりがある。それを全部ダメだと言ったら、誰とも付き合えなくなる」と反論した。






小池百合子氏、政党代表と知事の「二足のわらじ」に不安の声 都政、東京五輪…「本当に大丈夫?」
新党を立ち上げ、自らが代表に就任することを25日に表明した東京都の小池百合子知事。“二足のわらじ”を履くことについて影響がないことを強調するが、すでにキャンセルになった公務があり、国と都で立場が相反する政策もある。2020年東京五輪・パラリンピックも控える都庁内では「本当に大丈夫か」と不安の声も上がる。

 都によると、小池氏はこの日、衆院解散後の29、30日の一部公務を急(きゅう)遽(きょ)キャンセル。女性支援関連イベントなどでキャンセルの理由は明らかにされていない。

 都幹部によると、10月も出席がキャンセルになった公務があるといい、「政党代表として時間を取られ、知事としての活動が減るのは確か」と指摘する。

 五輪関連では、経費の出費額をめぐり国や大会組織委との間で綱引きが行われたことは記憶に新しい。都知事の立場で国政新党に関与することについて、小池氏は「矛盾するものとは考えていない」としたが、都幹部は「どうしても国と都で立場が相反するところは出てくる。その点はどうするのか」と疑問を呈した。

 組織委の森喜朗会長は小池氏の新党代表就任に「ご自分でやりたいことをやっておられるんじゃないか」と突き放し、武藤敏郎事務総長は「知事は開催都市の首長で、責任を持って開催する立場。そこにおいては何の変化もないはずだ」と話した。

 豊洲市場(江東区)への移転問題に揺れた築地市場(中央区)では賛否の声が上がった。

 「移転問題に取り組む姿勢は歴代知事より評価しており、国政でも良い方に変えてくれると期待している」と話すのは場外市場の飲食店に勤務する葉月桜子さん(45)。

 一方、築地に40年以上勤めているという漁業関係者(67)は「移転問題で1年もかけて元のさや(豊洲移転案)に戻したことに反省がない」。その中での国政参入に「あきれかえった。無責任だ」と非難。商店を営む羽(は)太(ぶた)智(さとし)さん(51)は「都議選で(都民ファーストの会の)代表をやって選挙直後に辞めたと思ったら、また新党の代表だ。上に行くことしか考えていない」と話した。





「消費増税分の使途変更」首相、衆院解散の意向
安倍首相は25日夕、首相官邸で記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散する意向を表明した。

 衆院選は「10月10日公示・22日投開票」の日程で実施される見通しだ。首相は、2019年10月に予定する消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途を変更し、「全世代型」社会保障のための財源とする考えを示した上で、「国民との約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、速やかに国民の信を問わねばならない」と強調した。

 衆院選の日程は近く閣議決定される。首相は記者会見で、消費税の使途変更について、「子育て世代への投資と、社会保障の安定化にバランス良く充当し、財政再建も確実に実現する道を追求する」と説明。消費増税によって得られる約5兆円を、社会保障の充実と国の借金返済に「おおむね半々(ずつ充てる)」と述べた。




「希望の党」に駆け込むみっともない政治家たち
9月25日、安倍晋三首相が臨時国会冒頭での解散を表明したが、衆院選はすでに走り出している。「この選挙に大義はあるのか」「争点は何か」「北朝鮮の脅威が高まる中で選挙をやっていて大丈夫なのか」等々が、かしましく議論されている。小池百合子東京都知事も「何を目的とするのか、大義が分らない」と語り、野党もいっせいに「森友、加計隠しだ。大義なき解散だ」などと批判している。

 だが本当に解散には大義が必要なのか。衆議院というのは、もともと時の政権と直結している。衆議院で多数を占めた政党、もしくは政党連合が内閣を構成するからだ。参議院でいくら多数を占めても、衆議院で少数派では、政権を取ることはできない。憲法67条2項で衆議院の優越が決められているからだ。

 政権政党は、政権を維持することに全力を尽くす。他方、野党は政権奪取のために全力を尽くす。与党が解散時期を自党有利に考えるのは、理の当然である。他方、野党は内閣不信任案などを駆使して、政権を追い込むために全力を挙げる。これを党利党略だと批判する声があるが、古今東西、党利党略で物事を判断しない政党などない。党利党略のぶつかり合いが政党の闘いなのである。衆議院が「常在戦場」と言われる所以である。

 選挙というのは、その政党の闘いのなかでも最高度となる対決である。解散総選挙は、野党にとっては政権奪取のチャンスが訪れるということなのである。今の野党にその気力が見られないことこそが、一番の問題なのである。


「希望の党」代表に小池氏が就任


 9月25日、小池東京都知事が新党「希望の党」の結党と、代表就任を表明した。若狭勝氏や細野豪志氏では、とても新党を引っ張っていく力がないことを見切ったからだろう。そのことを象徴的に示したのが、9月17日、大阪府摂津市で行われた市議会議員選挙だった。この選挙には、若狭勝氏らが応援する候補が「市民ファーストの会」と名乗って4人が立候補した。結果は4人全員落選だった。その得票がまた酷い。当選者の最高得票は2000票を超えているが、市民ファーストの会で一番得票した候補で704票、あとの3人は86、85、60票であり、100票にも届かないという大惨敗だった。

 当たり前の話だが、若狭氏ではまったく集票力がないということが見事に証明されてしまったのだ。「ファースト」と付ければどこでも通用するというほど甘くはないということだ。ファーストが通用したのは、東京だけであり、それも小池氏が陣頭指揮をしていたからだ。

 共同通信が9月23日、24日に行った世論調査では、民進党よりも低い6.2%に過ぎない。想定通りだが期待値は少ない。そこで急きょ小池氏の登場となるわけだ。


小池百合子氏におんぶに抱っこの新党


 若狭勝氏らは、新党の名前には「希望」という言葉を使用する旨を語ってきた。理由は簡単だ。小池百合子東京都知事の政治塾の名称が「希望の塾」で、小池氏のお気に入りの言葉というだけのことだ。この一事を見ても、小池氏におんぶに抱っこの新党だということがよく分る。こんな新党にどんな希望を見出せるのか。悪い冗談でしかない。

 若狭氏らは小池氏に頼りきりだが、果たして小池氏にそれだけの神通力があるのか、大いに疑問だ。確かに、自民党東京都連や東京都議団を悪の巣窟に見立て、喧嘩を売ったやり方は見事だった。都民ファーストの会は、都議会第一党にもなった。だが今のところここまでだ。

 都政の大問題である市場の豊洲移転問題で、小池氏は「豊洲の無害化」を掲げていた。だがこれは達成できないとしてお詫びするしかなかった。「築地は守る、豊洲は生かす」と公約したが、その具体策はまったく示されていない。都民の失望は、決して小さくはない。小池都政は、すでにほころびが出始めているのだ。

 また都民ファーストの会は、情報公開を掲げて都議選を戦ったにもかかわらず、所属都議の取材窓口は党本部に一本化するなど、事実上、取材規制を行っている。55人の都議のうち39人が新人であり、未熟さによる失言や不用意な発言を防ごうというのが、その理由だと指摘されている。

 要するに小池氏以外は、まともにマスコミ対応もできない集団だということだ。だが“隠すより現る”と言われるように、政治家としての力がない者は、いずれその本性を暴かれることになるだろう。小池氏頼みの連中は、絶頂期というものは、そうそう長くは続かないことを間もなく知ることになるだろう。


駆け込み寺を目指すみっともない政治家たち


 現職の内閣府副大臣である福田峰之衆院議員が自民党を離党し、新党に参加することを表明した。今、自民党を出て行こうというのは、確かに異例だが、背景を知ると“選挙目当て”以外の何物でもないことが明々白々である。同氏は神奈川8区が選挙区だが、江田憲司氏に負け続けており、比例での復活当選しかない。選挙の弱さでは定評があるらしい。

 おそらく、小池氏が強い東京の小選挙区をあてがってもらうつもりなのだろう。同氏は「私を育ててくれた自民党を批判したいとかいうことはない。新党をつくって、今の世の中に受け入れられる政治家をつくることをやりたい」と語ったという。だったらまず自らが議員辞職をするか、次の選挙での立候補を取り止めることだ。どう考えても福田氏自身が、最も受け入れられていない政治家ではないか。

 この福田氏に対する若狭氏の発言も面白い。「考え方が一致しており、非常に心強い」。一体どんな考え方なのか。きっと何も定見がないところが一致したのだろう。

 日本のこころの中山恭子代表も、小池氏と会って新党入りを表明した。日本のこころは、参議院議員が2人しかいない。1人が中山氏だ。その中山氏が「日本のこころは消滅する党」というのだから救いようがない。そもそも「日本のこころ」などという大仰な名前を付けたときから胡散臭い集まりだと思ってきたが、らしい末路としか言いようがない。

 こんな連中に希望を見いだせというのは、国民を愚弄するにも程がある。


見苦しい民進党からの新たな離党者


 民進党からも新たな離党者が出てきた。離党届を提出し、新党への移行を表明した松原仁衆院議員だ。柿沢未途衆院議員も離党を検討していると報じられている。安倍首相が解散表明をするその日に離党を表明するなどというのは、民進党に対する最大の背信行為である。

 離党を一概に否定するものではない。だがそこには、やはり仁義ということがある。それでなくても五月雨的に離党者が相次いでいるときに、最も打撃を与えるやり方というのは、感心しない。

 しかも離党の理由がいただけない。「民進党にはダイナニズムがない。新党にはそれがある」と言うのだ。確かに、今の民進党に力強さや迫力はない。だが新党のどこに力強さや迫力があるというのか。それがないことは、若狭氏や細野氏も自認しているではないか。

 底意が見え見えなのである。松原氏は東京3区、柿沢氏は東京15区を選挙区としている。東京と言えば小池氏の牙城だ。予想される総選挙でも、東京では小池氏率いる新党が圧勝するのではと見られている。要するに小池氏の庇護の下に入りたいというだけのことだ。

 新党を立ち上げようという連中の誰一人からも、高い志が語られたことはない。それどころかはっきりと見えてくるのは、“ただただ自分が当選したい”という卑しく、さもしい心だけだ。そのどこにも国民への奉仕の心も、日本の前途を思う心も見て取ることはできない。この連中が政治を駄目にし、政治への国民の不信を募らせているのだ。その責任はあまりにも重い。




公明:「裏切られた」小池氏の新党代表就任に反発
小池百合子都知事が「希望の党」代表に就くと表明したことに対し、「都政への専念」を求めていた公明党が反発している。公明党は7月の都議選で、小池氏が率いる「都民ファーストの会」と連携し、知事与党の立場。国政での自公連立と、都政の知事与党の「使い分け」への影響は避けられない。都議会での連携解消の可能性も出てきた。

 都議会公明党の東村邦浩幹事長は25日、「知事に裏切られたという思いでいっぱいだ」と語った。その上で「非常に不快な思い。知事が都政に専念し、都政を前に進めていくという約束だった。(都民ファーストとの)連携を解消するかどうか、党本部とよく相談したい」と述べた。

 党本部の山口那津男代表も不快感をにじませる。首相官邸での安倍晋三首相との党首会談後、「就任から間もなく、知事としての成果を十分に出せていない」と記者団に語り、「あくまでも知事としての責任を全うしていただきたい」と強調した。自公連立について「公明党の姿勢は全く変わらない」と語った。

 公明党は「小池新党」誕生を警戒し、「知事には都政に専念してもらいたいと思うし、専念していただけるのではないか」(井上義久幹事長)などと繰り返しけん制していた。さらに、新党に参画しないよう小池氏側に伝えていたという。

 都民ファーストは都議会で55議席で第1党だが、23議席の公明党と連携しなければ過半数(64議席)に届かない。【西田進一郎、芳賀竜也】





小池新党、「希望」と「野望」と「失望」のはざま 選挙に弱い「落ちこぼれ」の駆け込み寺か?

休暇明けの9月25日月曜日、またまた政局が激動した。同日夕の安倍晋三首相の解散表明会見の数時間前に小池百合子東京都知事が国政新党「希望の党」の結党と自らの代表就任を宣言したからだ。

 これまで側近の若狭勝衆院議員と民進党を離党した細野豪志元環境相が続けてきた新党結成協議を小池氏が「リセット」することで、名実ともに「小池新党」としての国政挑戦に打って出た形だ。松井一郎大阪府知事(日本維新の会代表)と同様に、知事を続けながら国政に直接関与する立場も明確にした。9.28臨時国会冒頭解散、10.22衆院選という日程が正式決定する直前の新党結党宣言に、安倍首相をはじめ与野党幹部は「また小池劇場か」と天を仰いだ。

 小池氏は「希望」をキーワードとした新党の基本理念・政策も公表し、経済、社会、エネルギーなどと並べて「憲法改正」も柱の一つとした。注目される選挙戦術については「全国にできるだけ多くの候補者を立てたい」と、東京や首都圏はもとより全国にできるだけ多数の候補者を擁立する考えを表明。都議会与党の公明党や民進党との連携については「今後の状況次第」と含みも残した。

短時間で人材を発掘するのは至難の業

 ただ、これまでの新党入党希望者は「当選目当ての落ちこぼれ議員ばかり」(自民幹部)とみられており、短時間で国政の舞台に送り込める人材を発掘するのは至難の業だ。自民党などは小池新党を「(小池氏の)野望の党」と揶揄しており、選挙後の党運営次第では国民にとって「失望の党」となる不安も拭えない。

 小池氏は25日昼過ぎに都庁で記者会見を開き、上野動物園で100日前に誕生した赤ちゃんパンダを「シャンシャン(香香)」と命名したことを満面の笑みで発表した。その後、午後2時半から再び緊急会見を開き、小池新党の旗揚げを宣言した。

 お馴染みの「百合子グリーン」のスーツとスカーフという勝負服に身を包んだ小池氏は、冒頭に自ら「希望の党」と書かれた新党名のフリップを掲げて「このたび希望の党を立ち上げました」と切り出し、「ただし都知事はしっかりやる。むしろ都政を磨き上げつつ国政に関与することでシナジー(相乗)効果を目指す」など首都・東京のトップと国政政党代表を兼務する考えを明らかにした。

 新党の理念についてはお得意の「しがらみのない政治の実現」を挙げ、「本当の意味の改革勢力をつくりたい」と力説し、政治、社会、経済、エネルギー、憲法改正の5本柱を新党の基本理念として打ち出した。

 小池氏はその中で、「消費税10%」については「状況次第では経済に水を差す恐れもある」と述べる一方、エネルギー政策では「原発ゼロ」を目指すことを明言した。さらに、首相が目玉政策に掲げてきた「女性活躍推進」については「言葉だけではない具体策が必要」と政府の対応を批判、衆院選の争点にもなる「憲法改正」には「9条へのイエス、ノーだけの一点に絞っていいのか」と憲法全般に関する議論が必要との認識を示した。

小池氏「与党になるかも」と思わせぶり発言

 30分余りの会見で、記者団の質問にいつものように「言語明瞭」に答えた小池氏は、新党に関する若狭、細野両氏の議論を「リセット」した理由についても「枝よりもまず幹を考えた」と語り、若狭氏らの協議結果を「アウフヘーベンする(過去のものを捨てて、より高いものを求める、の意)」と得意の"小池語"で煙に巻いた。今回の首相の冒頭解散を「大義がない」と批判してきた小池氏だが、選挙後の新党の立ち位置については「与党になるか野党になるか分からないので」と思わせぶりな発言をして記者団をどよめかせた。

 首相の解散表明会見直前に新党結党宣言をぶつけた小池氏の意図は「選挙戦を"安倍vs.小池"の構図にすることで、小池新党の大躍進を狙った」(自民幹部)との見方が支配的。25日夜以降のメデイアの報道も、首相会見と小池会見がワンセットで取り上げられるなど、まさに小池氏の言う「シナジー効果」は満点だ。首相は25日夜、NHKや民放テレビをはしごして「解散の意義」をアピールしたが、小池氏もスタジオ外で出演して、首相に応戦した。

 小池氏の新党結党宣言と並行して、希望の党は9人の衆参国会議員を所属議員として東京都選挙管理委員会を通じて総務省へ設立届を提出、受理された。ただ、「結党宣言は簡単」(自民長老)な新党立ち上げだが、衆院選公示までわずか半月では、候補者選びはもとより、公認候補を支える組織づくりや選挙資金の手当ては簡単ではない。

 小池氏周辺から漏れる150人規模の候補者擁立となれば小選挙区と比例の重複立候補を前提とすれば供託金だけでも約9億円が必要で、選挙活動費も加えれば20億円近い資金調達を迫られる。今のところ「小選挙区の供託金300万円は自前で賄ってもらう方針」(若狭氏周辺)とされるが、全くの「徒手空拳」の候補者の立候補は難しくなる。

 それ以上に問題なのが「候補者の資質」だ。若狭氏が新党結成を前提に立ち上げた「輝照塾」には約200人の塾生が参集したが、小池氏の求める「直ちに国政を担える優秀な人材」は極めて少数とみられている。7月の都議選で都議会第1党に躍進した「都民ファーストの会」の都議に「発言禁止令」を出した経緯もあり、小池新党で国政の場に送り込まれた新人議員達も「議員目当ての単なる小池チルドレン」となる可能性は少なくない。それでは、小池氏の目指す国政の大改革は「夢のまた夢」となる。

新党便乗組ばかりなら切れる「クモの糸」

 そもそも、小池新党の中核となる国会議員の顔ぶれをみても、若狭、細野両氏は別としても「新たな保守政権の受け皿」という旗印より「議席獲得が最優先」とみえる議員が少なくない。24日に自民党離党と小池新党参加を表明した福田峰之前内閣府副大臣は、過去4回の衆院選で自民党公認で出馬した神奈川8区でいずれも江田憲司・前民進党代表代行に敗れ、そのうち3回は比例復活で生き残ってきたが、今回小池新党が同区に候補を立てれば、「比例復活の芽もない」(自民県連)とみられていた。

 また、25日に民進党に離党届を提出して小池新党参加を表明した松原仁・元国家公安委員長も前回衆院選で東京3区から出馬したが自民公認候補に僅差で敗れ、比例復活した。松原氏は昨年夏の都知事選では民進党が擁立した著名なジャーナリスト・鳥越俊太郎氏の選挙で同党都連会長として小池氏打倒に奔走したのに、「手のひら返し」での小池新党入りには「議席を失いたくないだけ」との批判が相次ぐ。

 こうしてみると「希望を持てる国にするため日本の政治を変える」という小池氏の結党宣言とは裏腹に「政治理念や政策より小池人気にすがって議員バッジを付けたい」という議員や候補者がはせ参じている印象は拭えない。小池氏はこれまで「新党をクモの糸にはしない」と繰り返してきたが、政界で「議員になりたい人の希望の党」(小池晃共産党書記局長)と皮肉られるように、“新党便乗組”ばかりが小池新党にすがれば、「クモの糸が切れてしまう」(自民長老)結果にもなりかねない。

 小池氏は新党結党会見の後、都庁内で小泉純一郎元首相と会談した。席上、小泉氏は「原発ゼロは自民党ではできない。都知事が言ったのは非常に大きな意味がある」と述べ、小池氏を「頑張れ」と激励したという。

 安倍首相の政治の師匠だが「原発ゼロ」が持論、なおかつ自民党議員で将来の有力な首相候補の小泉進次郎党筆副頭幹事長の父親である元首相との会談を絶好のタイミングで設定するあたりは、「メディア戦略の化け物」(自民都連幹部)といわれる小池氏の面目躍如だ。

安倍首相も小池氏も「政界の魑魅魍魎」

 安倍首相は国民注視の解散表明会見で、今回の解散を「国難突破解散」と命名し、「私自身の信任を問うものでもある」と語ったが、小池氏の「希望の党」結党宣言については「希望というのはいい響きだ。第1次安倍政権では首相補佐官や防衛相を務めていただいた。政治手法には違いがあるが、政治理念は共通している」と語るとともに「都知事とは東京五輪を成功させるという共通の目標があるので、フェアに戦いたい」とあえてエールを送った。

 一方、小池氏は民放テレビで首相の冒頭解散を「まず自民党総裁3選ありきの"安倍ファースト解散"」と皮肉ったが、「ある意味想定していたので、チャンスにしていきたい」と笑顔も見せた。

 結党の経緯からみて小池新党の「先輩格」でもあり、安倍政権寄りとみられている日本維新の会の馬場伸幸幹事長は、首相の臨時国会冒頭解散について「こじつけ解散」と酷評し、選挙戦での対決姿勢を強調した。

 維新とともに改憲勢力とみられている小池新党が安倍首相と真正面から対峙すれば「自民半数割れ」ともなりかねない。にもかかわらず首相と小池氏がなぜか微妙な距離を保とうとする辺りは、どちらも「政界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)ばかり」という永田町の格言を体現しているともいえそうだ。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と6ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災   福島第一原発爆発  楢葉町 249
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# by nsmrsts024 | 2017-09-26 05:40 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


by nsmrsts024