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3月31日(日)・・・

「住民スーパー」営業中 開店1年、資金も運営も手作り
【高田正幸】チェーン店が撤退した空き店舗に、住民たちがスーパーを開いて、まもなく1年になる。山口市の山あいで、過疎と高齢化が進む阿東地福(じふく)地区。みんなで運営資金を出し合い、売れ残りそうな商品は誰かが買う。助け合ってやりくりする交流の場だ。

 「ほほえみの郷(さと)トイトイ」。野菜や肉、日用品が並ぶ店の奥で、年配の女性4人が世間話に熱中している。自治会長の西村新二さん(70)は見つめながら、「生活の一部になってきたかな」。約200平方メートルの店の半分にテーブルやイスが置かれ、小学生がつくった新聞が壁に張られている。

 2010年2月、唯一のスーパーが消えた。地区の高齢化率は40%を超え、足が不自由な人、車を運転できない人もいる。お年寄りたちは「買い物難民」になった。



塾もOK、上限500万円 孫への教育資金贈与非課税制
【大日向寛文、西山明宏】祖父母が孫に教育資金をまとめて贈る場合、1500万円までは贈与税をかけない制度が4月から始まる。財務省と文部科学省は、この非課税制度の詳細を決めた。

 この制度では、祖父母がみんなで孫1人あたり1500万円まで非課税で教育資金を贈与できる。信託銀行などに専用口座をつくって入金しておき、必要な時に引き出す。引き出す時は、教育資金かどうかがわかるように領収書などを銀行に示す必要がある。

 使い道で認められるのは、原則として幼稚園、保育園、小中高校、大学など学校の費用になる。入学金や授業料のほか、幼稚園や学校の冷暖房などの利用代、修学旅行、遠足なども幅広く認める。

 学習塾や予備校、ピアノや水泳などの習い事の授業料にも使える。ただ、このような学校以外への支払いは500万円までの上限をもうけた。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月8日]・・・首相、10日に宮城へ 石巻の避難所視察や自衛隊激励
枝野幸男官房長官は8日午前の閣議後会見で、菅直人首相が10日に宮城県の被災地を日帰りで訪問すると発表した。津波で沿岸部が大きな被害を受けた同県石巻市の避難所を視察し、仙台市の陸上自衛隊を激励する。首相の被災地視察は3月12日の福島第一原発、4月2日の岩手県陸前高田市と福島県内に続き3回目。




[2011年4月8日]・・・3・11の本震、宮城県沖の海底55メートルずれる
大津波を引き起こした東日本大震災の本震で、宮城県沖の海底が最大で約55メートル動いたと見られることが、東京大地震研究所の解析で分かった。海底の地盤が大きく動いた領域は、津波被害が集中した地域の延長線上にあたり、津波を増幅させる原因になったと考えられるという。

 岩手県釜石市沖約50キロと約90キロの海底に設置した観測機器のデータを用いて、古村孝志教授と前田拓人東大特任助教らが解析した。

 解析によると、最も大きな地殻変動があったのは、宮城県牡鹿半島の200キロほど沖の海底で、陸側のプレート(岩板)の先端部分にあたる。幅約55キロ、長さ約160キロにわたり、南東方向に約55メートルもずれていた。地震波による解析でも、同様の結果が得られたという。

 この一帯は、別の研究グループの観測で、地震時に海底が約5メートル隆起したことが分かっている。陸のプレートの先端が、跳ね上がりながら激しく動いたことが裏付けられ、古村教授は「海底の地下の浅い場所で大きな地殻変動があったことが、大津波につながった」と分析する。

 1896年の明治三陸地震でも、今回と同じように、陸のプレートの先端の海底が激しく動いたとみられ、大津波で2万人以上が犠牲となった。

 古村教授は「今回は、明治三陸地震で動いた場所の南の領域が動いた。今後、さらに南の福島沖や北側の部分で同様の地震が起きる可能性があるのか注視していきたい」と話している。(鈴木彩子)




[2011年4月8日]・・・本震7時間後に燃料露出寸前の状態 福島第一原発1号機
東京電力は8日、福島第一原発1~3号機について、3月11日の地震直後の炉内データを公表した。1号機の水位は地震の7時間後、燃料が露出する寸前まで下がっていたことがわかった。操作によっていったん回復したが、再び低下、12日午後に水素爆発した。

 1号機の水位は11日午後9時半、燃料上端から45センチまで下がった。炉内の圧力を減らしたら上昇に転じた。下がった理由は不明だが、その後しばらく水位を制御できたことから、東電は地震での損傷による可能性は低いとみている。

 水位は12日午前7時ごろから再び低下。蒸気を冷やして水を原子炉に入れる非常用復水器が機能しなくなったとみられる。午前8時36分に燃料の上端に達し、午後には燃料が1.7メートル露出した状態が続き、午後3時半ごろ爆発した。

 東電はこれまで13日以降のデータ一覧のみ公表していた。「地震直後のデータは欠落が多かったので入れなかった。個別に聞かれれば答えた。国も公表していた」と説明している。




[2011年4月8日]・・・汚染推定地域、コメの作付け禁止方針 原発事故で農水相
福島第一原発事故の影響による土壌汚染問題で、鹿野道彦農林水産相は8日の閣議後記者会見で、収穫時のコメが基準を超える放射能汚染を受けると推定される地域では、原子力災害対策特別措置法に基づいて作付けを禁止する方針を示した。

 会見で鹿野農水相は「基準値を超える可能性が高いと判断した場合、作付けを控えて頂くという判断に立たざるを得ないところも出てくる」と述べた。

 農水省は福島県など原発周辺の県などで土壌調査を実施しており、イネが土壌から放射性物質を吸い上げる度合いも分析中。これらをもとに、いまイネを作付けしても収穫時のコメに基準を超える汚染が出ると推計される地域を調べ、来週中にも公表する予定だ。

 作付け禁止も同時に指示される見通しで、鹿野農水相は「原子力災害対策本部の本部長(菅直人首相)の指示になる」と指摘した。

 また、原発事故が収束していないことを踏まえ、「収穫時も改めて調査する。(作付け時と)二重のチェックをする」とも述べた。農水省は、作付けを許可した地域についても土壌調査を継続し、収穫されたコメも検査して、市場に出回るコメの安全性を確保することにしている。(大谷聡)
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by nsmrsts024 | 2013-03-31 06:44 | 朝日新聞・綜合、政治

3月30日(土)・・・

3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月8日]・・・原発30キロ圏外に高汚染地点 3カ月後も最大400倍
福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった。

 今回の調査では、土壌に含まれる8種類の放射性物質の量を分析し、物質ごとの半減期を考慮して地表の放射線量の推移を求めた。2種類の物質しか公表していない文部科学省の調査より、実態に近い推計ができる。

 京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)や広島大の遠藤暁准教授(放射線物理学)らは3月下旬に飯舘村を訪問。村内5カ所で深さ5センチの土を採取し、セシウム137などの濃度を分析した。調査地点は全て30キロ圏外で、道路沿いの集落を選んだ。

 この結果、1平方メートルあたりセシウム137が約219万~59万ベクレルの高い濃度で確認された。1986年のチェルノブイリ原発事故の際は、セシウム137が55万5千ベクレルを超えた地域は「強制移住」の対象となった。飯舘村の最高の数値は4倍にあたる。

 再び大量の放射性物質が放出された場合は、さらに上がりかねない。

 また原発で爆発が起きた3月15日を基点に、地表1メートル地点の大気中の放射線量が3カ月後にどう変化するかを試算した。その結果、3カ月後でも毎時21~7マイクロシーベルトの放射線が土壌から大気中に出ることがわかった。3カ月間、屋外にいたとして単純計算すると、放射線の積算量は、約95~30ミリシーベルトに上る。
また土壌に付着したセシウムがそのまま残ると仮定すると、1年後の積算量は約220~70ミリシーベルトに上る可能性があった。

 国は住民への避難指示の根拠として、年間の積算量20ミリシーベルトを目安とする基準を検討している。

 半減期が30年のセシウム137も雨風などの影響で移動、流出して、1年後の数値は今回の試算値より下がる可能性はある。

 文部科学省のモニタリング調査などによると、放射能による大地への汚染は爆発時の風向きなどにより、同心円状ではなく不規則に広がっている。文科省の土壌調査によると、土1キロあたりに含まれるセシウム137の濃度は、飯舘村のほか、原発から30キロ圏内外の大熊町や浪江町などでも、面積あたりに換算すると、最高値では京大などの調査より高い値になっている。

 原子力安全委員会の緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)でも、原発から放射性ヨウ素が飛散する地域は、原発から北西と南の方向へ広がっている。

 米エネルギー省も17~19日に毎時125マイクロシーベルトを超える放射線量の大気の帯が、浪江町や飯舘村付近を通ったと推定。高いレベルの放射性物質は、まだら状に降り注いでいる可能性を示している。(岡崎明子)



[2011年4月8日]・・・東芝「廃炉に10年半」 東電に計画案、期間短縮
福島第一原発の原子炉を製造した東芝が、同原発1~4号機の廃炉案を東京電力と経済産業省に提出したことが7日、分かった。廃炉には一般に30年かかるとも言われるが、東芝案は技術的には10年半で可能としている。早ければ2021年にも完了する見込みだ。

 同じく原子炉を製造した日立製作所やゼネラル・エレクトリック(GE)も共同で廃炉案を検討中で、近く東電と経産省に提出する予定。東電と経産省は、これらの案をもとに廃炉計画を固めることになる。

 東芝案は、事故発生から半年後に原子炉内が安定的な冷却状態になると想定した。この間にがれき撤去も進め、廃炉へ向けた作業環境を整える。続く5年間で原子炉圧力容器内の燃料棒や、貯蔵プールの使用済み核燃料を取り出し、別の容器に密閉して撤去する。

 米スリーマイル島(TMI)原発事故では核燃料の取り出しに11年かかったが、東芝は「法的な手続きや対策検討に時間を要した。いまは遠隔操作による作業など技術革新もある」(関係者)とし、技術的には5年で可能とみている。ただ、核燃料や解体後の廃棄物の処分の問題を解決することが5年の前提。政府は政治的決断を迫られる。

 次の5年間では、すべての機器や設備を撤去。土壌改良も進めて更地にし、建設前の状態に近づける。

 東芝案は、東電の要請を受け、東芝子会社のウェスチングハウスや、TMI原発事故で廃炉処理を担った米エンジニアリング大手が加わって作成。TMI原発は炉内の汚染物質の除去までに約14年かかったが、東芝はその経験を生かして期間短縮できるとみている。

 国内では、中部電力の浜岡原発1、2号機が09年度から廃炉作業に入り、法的手続きを踏んだうえで36年度の完了を目指している。(野村周、大宮司聡)



[2011年4月8日]・・・停電で酸素吸入器止まり死亡 警察庁が余震被害まとめ
宮城県沖の7日深夜の地震による被害は、警察庁によると8日午前10時現在で、死者は山形県で1人。地震に伴う停電で酸素吸入器が停止したためという。けが人は青森5人▽岩手11人▽宮城93人▽秋田6人▽山形8人▽福島9人の計132人。建物被害は、宮城で全壊4戸。
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by nsmrsts024 | 2013-03-30 10:30 | 朝日新聞・綜合、政治

3月29日(金)・・・

安倍首相、靖国例大祭に真榊奉納へ 第1次内閣を踏襲
 4月21~23日に行われる靖国神社の春季例大祭で安倍晋三首相が、神前にささげる供え物「真榊(まさかき)」を奉納することがわかった。菅義偉官房長官が29日の記者会見で「(奉納の意向を神社側に伝えたとする毎日新聞の)報道の通りではないか」と認めた。

 首相は2007年の第1次安倍内閣でも、参拝を見送る一方で「内閣総理大臣」の肩書で真榊を奉納。国内向けに自らの信条を表した。政府高官は29日、奉納について「第1次内閣でもやっている」と述べ、当時の形を踏襲する可能性を示唆した。

 前回の首相就任時に奉納した真榊は、サカキの鉢植え1基。高さ2メートル近くあり、本殿に上がる木製階段の両脇にほかの真榊とともに並べられた。費用は5万円だったという。

 最近では麻生太郎元首相も、首相在任時に「内閣総理大臣」の肩書で秋と春の例大祭に真榊を奉納した。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月8日]・・・宮城県北部で震度6強 宮城県沿岸部に津波警報
7日午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、宮城県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測した。地震の規模を示すマグニチュードは7.4。震源は宮城県・牡鹿(おしか)半島の東約40キロ、深さは約40キロ。宮城県沿岸部に津波警報が発令された。

 東京電力によると、7日午後11時55分時点で福島第一原発、第二原発とも作業員に負傷者はいないという。また原発内の設備も異常は確認されていないという。

     ◇

 各地の震度は次の通り。

 【震度6強】宮城県栗原市、仙台市宮城野区

 【震度6弱】宮城県登米市、大崎市、名取市、岩沼市、東松島市、塩釜市、松島町、蔵王町、利府町、岩手県大船渡市、釜石市、一関市、奥州市、矢巾町

 【震度5強】宮城県気仙沼市、仙台市青葉区、南三陸町、色麻町、大河原町、柴田町、亘理町、山元町、七ケ浜町、大和町、富谷町、盛岡市、岩手県八幡平市、花巻市、北上市、遠野市、青森県八戸市、秋田市、秋田県大仙市、福島県二本松市、田村市、伊達市、相馬市、南相馬市、国見町、桑折町、新地町、飯舘村




[2011年4月8日]・・・「地震、3・11の余震だろう」 東大地震研教授
米地質調査所(USGS)によると、7日深夜に宮城県沖で発生した地震の規模は、断層のずれた面積などを基に計算する「モーメントマグニチュード(Mw)」で7.1。震源は仙台市から東に66キロの太平洋で、深さは49キロ。

 平田直・東京大地震研究所教授は「今回の地震は3月11日に起きたM9の地震の余震だろう。M9という大きな地震の1カ月後に、M7級の余震が起きるのは不思議ではない。3月の地震で1メートル近く地盤が沈下した所もあるので、津波などには十分注意してほしい」と話した。



[2011年4月8日]・・・避難所に悲鳴、逃げる車「津波怖い」 東北で最大余震
東日本大震災から28日目。7日深夜、最も強い揺れの余震が東北地方を襲い、津波警報も出された。岩手、青森、山形、秋田の東北4県が全域停電。被災者に、あの日の記憶がよみがえった。

 仙台市では、ゴーッという音がして激しい揺れが続いた。

 避難所になっている同市若林区の体育館では、多くの人が就寝中だった。避難しているタクシー運転手、幌村勝四郎さん(51)によると、揺れで悲鳴があがった。窓ガラスが割れ、飛び散った。すぐに全員が外に出て、ラジオを聞きながら揺れがおさまるのを待った。避難所の外からも、車で人が集まり始めた。

 同市宮城野区の東北厚生年金病院には、地震でけがをしたという市民が約20人ほど来た。人工呼吸器を付けた在宅患者も来院。停電で呼吸器が使えなくなったとみられる。病院側は急きょ医師約10人を呼び出して対応した。

 同市太白区の宮城社会保険病院にも、近所の人たち約400人が避難してきた。市内が停電したため、明かりのついている病院に集まってきたらしい。

 3月11日の地震と津波で多数の死者が出た宮城県山元町では、消防車がサイレンを鳴らしながら津波警報を広報した。町の防災無線は全て壊れており、南北に広がる堤防も壊れている。

 同県塩釜市でも高台へ避難するようにという放送が流れた。JR塩釜駅前に住む小幡忠義さんは「外へ逃げたが、揺れで歩くのがやっとだった。高台へ逃げようとする車で一時は騒然となった」と話した。

 同県東松島市の鷹来の森運動公園へ向かう道は、避難する車で渋滞した。自家用車でやってきた男性は「2キロほどの道のりに30分かかった。数百台が駐車場に押しかけ、入りきれず路上に並んでいる車もある。津波が怖い」と話した。
震度6強を観測した同県栗原市。市立若柳病院で電話口に出た男性は「ドーンと突き上げられるような揺れで、前回よりすごかった」と話した。

 市立栗原中央病院には、打撲や骨折などのけがをした人が続々と訪れ、医師約30人が治療に追われているという。病院は停電しているが、非常用電源で医療機器は作動しており、240人余りの入院患者の命に危険はないという。

 盛岡市の岩手県庁には大きな揺れの後、作業服姿やトレーナー姿などの職員が自宅から続々と集まった。自家発電によるテレビで津波情報などを確認。約30人ほどが電話をかけて情報収集を始めた。

 津波で役場が全壊した岩手県大槌町。避難所となっている中央公民館にいた小向幹雄さん(75)によると、物が落下するなどの被害はないという。非常灯がついており、住民に混乱はないという。テレビもついており、避難所の住民が集まっているという。

 盛岡市内は停電になり、街灯や信号機が消えた。走っていた車は速度を落とした。繁華街では飲食店の客が外に出て身を寄せ合い、歩道がごった返した。カラオケ店にいた市内の会社員女性(26)は「最近は余震慣れをしてきたが、今回のは違った。店員が冷静に『非常階段で避難を』と呼びかけ、5階から下りてきた」と不安げだった。

 住宅街でも、着の身着のままで飛び出して来た人たちが不安そうな表情で携帯電話をかけたり、マンションの窓から懐中電灯を光らせて辺りの様子をうかがったりする人がいた。消防車が巡回し、住民に「大丈夫ですか」と声をかけていた。

 避難所になっている福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」では、地震の揺れで、約2千人の避難者が不安そうに身を寄せ合った。職員が見回ったところ、けが人や施設の被害はなかったという。

 福島市の避難所「パルセいいざか」に避難している同県南相馬市原町区の伊達順子さん(57)は「地震があって、すぐに外にとびだした。3月11日の恐怖が消えず、まだ震えが止まらない。不安です」と話した。
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by nsmrsts024 | 2013-03-29 06:30 | 朝日新聞・綜合、政治

3月28日(木)・・・

原発事故で避難、死亡率2.7倍 南相馬、施設の高齢者
【編集委員・浅井文和】東京電力福島第一原発事故直後の2011年3月、福島県南相馬市の介護施設にいて長距離の避難を余儀なくされた高齢者は、1年の死亡率がそれ以前の2・7倍になっていた。東京大などが分析した結果で、避難方法や避難先のケア状態が悪い場合、死亡率が高かった。

 東大の渋谷健司教授(国際保健政策学)、大学院生の野村周平さんらのチームが26日付米科学誌プロスワンに発表した。

 原発から20~30キロ圏内の南相馬市にある特別養護老人ホームなど5施設の協力で、事故前5年間と事故後の死亡率を比較した。事故時の入所者は合計328人いて、事故後1年間で75人が亡くなった。

 入所者はバスなどで神奈川県や新潟県などへ避難し移動が300キロ以上になる場合もあったが、移動距離と死亡の間には関係はなかった。一方で、施設別にみると差が大きくて死亡率が4倍になる場合もあり、ケアを十分しながら計画的に避難した場合は死亡率が上がっていなかった。チームは「高齢者の避難では医療や食事などのきめ細かい対応が必要」としている。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月7日]・・・民宿の上に200トンの船 日ごとに傾く 岩手・大槌
岩手県釜石市の観光船「はまゆり」が、「ひょっこりひょうたん島」のモデルの一つ、蓬莱島に近い大槌町赤浜2丁目の鉄骨2階建て民宿の上に、バランスを取って載っている。近くで作業をしている自衛隊員の話では、日ごとに船首側に傾きつつあるといい、この状態がいつまで保てるかは分からない。

 釜石市観光交流課によると、大震災の前日の10日、大槌町の造船所に定期検査に出したところだった。大津波で造船所から400メートルほど移動し、民宿の上に載ったとみられる。重量は約200トンあり、修理をするにはクレーンなどでバランスを取りながらおろす必要があるが、それができる造船所が近隣になくなっているという。(菊地敏雄)



[2011年4月7日]・・・参院議長「このままなら首相に退陣要求」 震災対応批判
西岡武夫参院議長は7日の記者会見で、東日本大震災や福島第一原発の事故への菅政権の対応について、「いくつ会議を作れば気が済むのか。責任逃れとしか見えない」と厳しく批判。「改めない場合は、菅内閣が今の状態で国政を担当するのは許されない。アクションを起こす」と述べ、政権運営を見直さない場合は、菅直人首相に退陣を迫る考えを示した。



[2011年4月7日]・・・宮城県、被災地に建築制限 復興計画前の乱開発防ぐ狙い
宮城県は7日、東日本大震災の津波で被災した市街地に、建築基準法に基づく建築制限をかけると発表した。無秩序な乱開発を防ぐのが狙い。役場の消滅や被災者への対応に追われる市町に代わり、県が復興計画づくりを担う。

 県が建築を制限するのは、気仙沼、東松島、名取の3市と南三陸、女川の2町。石巻市も独自に制限をかける。建築制限は阪神大震災以来で、東日本大震災では初めて。

 制限は8日から5月11日まで。現行の建築基準法は、災害の日から2カ月しか制限を認めていない。5月以降は阪神大震災を機に制定された被災市街地復興特別措置法を適用し、さらに2年間延期できるが、その場合は、どのエリアで街を再建するのか、場所を事前に決定する必要がある。

 今回の震災では広い範囲が津波で浸水し、どこで街づくりを進めるのかを決めるには相当な時間がかかるとみられる。このため、国には、制限できる期間を延長できるよう法改正を求めていく。

 壊滅的な被害で市町の機能が低下しており、県は制限がかからない農漁村中心の市町も含めた7市7町でも、首長の意向も踏まえて復興計画を練る方針。

 阪神大震災では、神戸市や兵庫県西宮市など5市町が制限をかけ、土地の区画整理や市街地の再開発を進めた。
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by nsmrsts024 | 2013-03-28 06:30 | 朝日新聞・綜合、政治

3月27日(水)・・・

3メガ銀、ボーナス増額へ 一斉は5年ぶり
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループの3メガバンクの今春闘で、経営側は労組が求める一時金(ボーナス)の増額に応じる見通しになった。3メガがそろってボーナスを増額すれば、リーマン・ショック前の2008年度以来、5年ぶり。

 三井住友とみずほは前年比5%増、三菱東京UFJは同1%増とする方向。増額は三菱東京UFJが4年連続、三井住友は2年ぶり、みずほは5年ぶり。

 3メガバンクの2013年3月期の業績は、最近の株高や国債価格の上昇を反映し、いずれも高水準の利益を確保する見通し。「アベノミクス」を進める安倍晋三首相が産業界に賃上げを要請していることも踏まえ、増額回答で足並みをそろえる。ただ、いずれも賃金水準を引き上げるベースアップは見送る。


西武、TOB反対を表明 サーベラス、球団売却など提案
【木村聡史、稲田清英】西武ホールディングス(HD)は26日、筆頭株主の米投資会社サーベラスが進める株式公開買い付け(TOB)に反対する方針を正式に表明した。西武鉄道の一部廃線、埼玉西武ライオンズの売却などをサーベラスが提案してきたことも明らかにした。経営に影響力を強めれば「中長期的な企業価値を損ないかねない」と主張した。

 西武HDは26日に取締役会を開き、反対を決めた。後藤高志社長は会見で「サーベラスグループは最近、中長期的な視点を欠いた提案をするなど、自らの利益を追求した不当な要求をし、早期の上場に非協力的な態度をとるようになった」と不満を述べた。

 西武HDによれば、サーベラスは昨年10月、経営改革の取り組みを文書で提案した。西武鉄道の西武秩父線、多摩川線、国分寺線など5路線の廃止や、ライオンズ売却の検討などが含まれていた。西武HDは、いずれの提案も拒否しているという。


「迷惑かけたこと取り返す」仮釈放の堀江元社長が会見
粉飾決算事件で服役し、27日に仮釈放された旧ライブドアの堀江貴文元社長(40)が同日夜、東京都内で記者会見した。堀江元社長は冒頭で「深く反省しています」と述べ、「刑務所の中で長い時間を過ごした。いろいろ構想していた事業もある。社会によい影響を与え、迷惑をかけたことを取り返せれば」などと話した。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月7日]・・・2・3号機も窒素ガス注入へ 汚染水放出も続く
東京電力は7日未明、福島第一原発1号機で水素爆発が起こるのを防ぐため、原子炉格納容器内への窒素ガスの注入を始めた。6日間かけて6千立方メートルを入れ、水素や酸素が占める割合を下げる。爆発すれば大量の放射性物質が放出されるおそれがあることから、今後2、3号機でも実施することにしている。

 格納容器は鋼鉄製で、内部の放射性物質を閉じこめる役割がある。窒素ガスは不燃性で、通常の運転時も容器内を満たしている。

 東電によると、格納容器内の多くは現在、水蒸気や窒素で占められ、ただちに爆発する可能性は低いという。だが、原子炉を冷却するための注水が続いており、冷却が進めば水蒸気が水になって減少し、水素や酸素の占める割合が増加するおそれがある。

 さらに、格納容器内の圧力が下がって、圧力容器から水素が漏れたり、外から酸素を含む空気が取り込まれたりする可能性がある。水素が4%、酸素が5%を超えると爆発を起こす危険があるという。

 東電は経済産業省原子力安全・保安院に計画を報告し、了解を得たうえで窒素ガスを注入し始めた。窒素発生装置をつなぎ、状況を確認しながら格納容器へつながる弁を順次手動で開けていき、7日午前1時31分に最後の弁を開けた。途中の圧力計の配管で生じた漏れをふさいだほかは順調に進んだという。

 注入する量は格納容器の容積と同程度。容器内は1気圧上がって2.5気圧になる。東電は、注入に伴って圧力を下げるために内部の蒸気や気体を外部に放出することはしないとしている。格納容器内の圧力が高まれば、配管の破れなどから内部の放射能が漏れ出す可能性はあるが、量はわずかとみられている。ただ、注入後も含め、将来的には外部への放出が実施される可能性がある。

 保安院は東電に対し、モニタリングを確実に実施して放射性物質の影響を確認するよう指示した。7日午前現在、窒素注入による外部への放射性物質の漏れを示すデータは計器類で確認されていないという。
福島第一原発では地震後、運転中だった1号機や3号機、定期検査中だった4号機で水素の爆発が起き、外側を覆う原子炉建屋が崩壊した。

 高温下で核燃料が冷却水から露出して起こる化学反応や、放射線による水の分解で水素が充満。何らかのきっかけで酸素と反応したためとみられている。

 このほか、比較的濃度の低い放射能汚染水の放出作業が続けられている。集中廃棄物処理施設では約6千トンを流し終えた。ポンプの位置を変えるなどして、残る2千トンの作業を進める。

 また、5、6号機周辺にしみ出てくる地下水をためる升の中にある1500トンは、これまでに580トン分(6日正午現在)を放出した。6日午後2時半に5、6号機周辺で採取した海水に含まれる放射性ヨウ素131の値は、国の基準の1千倍にまで上昇した。ただ、東電によると、放出の影響かどうかはわからないという。

 高濃度の汚染水の流出は作業用の穴(ピット)の周囲を固めたことで6日に止まった。その結果、坑道の水位が上昇しているという。東電は、さらにピットの亀裂にゴムを押しあててふさいでおり、海側でも7日にも鋼板を設置、10日に海水を仕切る「シルトフェンス」を設置する予定。




[2011年4月7日]・・・原発20キロ圏、立ち入り禁止検討 一時帰宅容認も
菅政権は福島第一原発の事故で避難指示が出ている半径20キロ圏内を現行より厳しい立ち入り禁止の「警戒区域」にした上で、住民に対し、例外的に一時帰宅を認める方向で最終調整に入った。一時帰宅は警察官や自治体職員が同行した短時間となる見通し。震災発生1カ月の11日前後をめどに最終判断する。

 枝野幸男官房長官は7日午前の記者会見で、周辺住民の一時帰宅について「貴重品や生活に必要なものを持ち帰りたいという要望は従来から承っており、できるだけ実現できる方向で検討している」と語った。さらに「長時間ではなく、自宅で最低限のものを取りに行っていただくことで検討している」とした。

 原子力担当相を兼ねる海江田万里経済産業相も6日、自民党原発事故被害特命委員会の額賀福志郎委員長と会談。住民の一時帰宅を要望した額賀氏に、海江田氏は「住民の切実な思いは理解しており、安全管理をしっかりした上で対応したい。1カ月を過ぎたころを念頭に対応措置を考えていきたい」と述べた。

 半径20キロ圏内では、原子力災害対策特別措置法に基づく避難指示を出している。ただ、住民の一時帰宅の動きが続き、福島県は国により厳しい規制を要望。枝野氏は7日の会見で「警戒区域をやるかどうかも詰めている」と語り、災害対策基本法に基づく立ち入り禁止の「警戒区域」に切り替えた上で、一時帰宅を例外的な措置と位置づけて認める方向だ。

 また、半径20~30キロ圏内で出している屋内退避指示も、積算放射線量をもとに新基準をつくり、より厳しい避難指示に切り替えることを検討している。




[2011年4月7日]・・・沖縄県、無料で避難受け入れ 5月末まで3千人
沖縄県は、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県からの避難者を渡航費、宿泊費(3食含む)とも無料で受け入れると発表した。期間は原則5月末までで、3千人まで対応できるという。

 希望者は、沖縄県の被災者受け入れ対策チームへの電話が必要。同県が被災者と判断したうえで、避難する飛行機の便と宿泊先のホテルや旅館を手配する。既に県内に避難中の人の相談も受ける。

 対策チームの電話番号は次の六つ。090・3794・0530▽090・3794・8217▽090・3792・3168▽090・3792・3161▽090・3790・0137▽090・3790・1713。
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by nsmrsts024 | 2013-03-27 06:22 | 朝日新聞・綜合、政治

3月26日(火)・・・

ソニー・中鉢副会長が退任 ストリンガー氏と同時に去る
【長崎潤一郎】ソニーは26日、中鉢良治副会長が31日付で取締役に退くと発表した。6月の株主総会で取締役も退任し、ともに経営にあたったハワード・ストリンガー取締役会議長と同時にソニーを去る。ソニーは昨年4月に就任した平井一夫社長のワントップ体制に移行する。

 4月1日付で産業技術総合研究所の理事長に就任する予定で、ソニーの役職には就かないという。



皇太子ご一家、静養のため長野県入り
皇太子ご夫妻と長女愛子さま(11)は26日、静養のため長野新幹線で長野県入りした。県北部でスキーなどをして数日間過ごす予定。

 JR長野駅で約120人が迎える中、ご一家は手を振って応えた。大峡(おおば)和志駅長によると、駅での休憩中、皇太子さまは「この時期はお客は多いですか」などと尋ねていたという。


一票の格差、滋賀1区なども違憲・有効 大阪高裁判決
【岡本玄】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、全国の弁護士グループが選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、大阪高裁(小松一雄裁判長)は26日、選挙は違憲とする判決を言い渡した。ただ、選挙無効の請求については棄却した。

 この訴訟では、滋賀1区、京都6区、大阪4区、兵庫6区、奈良3区の選挙が対象になっていた。最も人口の少ない高知3区の有権者の1票に対し、5選挙区の有権者は0・43票~0・7票で、格差は1・43倍(奈良3区)~2・33倍(兵庫6区)だった。

 最高裁は2011年3月、最大格差が2・30倍だった09年8月の衆院選について「違憲状態」と判断した。地方に議席を手厚く配分するため、47都道府県にまず1議席ずつを割り当てる「1人別枠方式」が格差を生む主な要因だとして、速やかな廃止を求めた。

 だが国会では昨年11月の衆院解散当日に、小選挙区の定数を「0増5減」する小幅の見直しが成立したにとどまり、選挙は「違憲状態」とされた元の区割りのまま実施。最大格差は最大2・43倍に広がった。

 選管側は「最高裁の判決からの1年9カ月では、区割りを抜本的に見直す期間としては不十分だった」と請求棄却を求めていた。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月7日]・・・両陛下、避難所を歴訪へ 復興状況視察の意向も
宮内庁は6日までに、天皇、皇后両陛下が8日にも埼玉県加須(かぞ)市の避難所を訪れ、東日本大震災で集団避難している福島県双葉町の被災者らを見舞う方向で準備に入った。また、それに続き、来週にも別の避難所を慰問する方向で調整を進めている。

 両陛下は、現地の受け入れ態勢が整い次第、可能な限り早く東北の被災地の現場や避難所を順次訪問することを強く希望しているという。その後も、長期的に被災地の復興状況を視察していきたい意向を示しているという。

 福島第一原発がある双葉町は3月19日に町役場の機能をさいたま市に移し、同31日には加須市の旧騎西高校跡に再移転。町民約7千人のうち約1200人が共同生活している。両陛下は同30日に東京都が被災者を受け入れている東京都足立区の東京武道館を訪れたが、都外の大規模な避難所を訪れるのは加須市が初めてとなる。



[2011年4月7日]・・・千葉県産の魚にも値つかず 農水省、風評被害排除へ通知
全国各地の魚市場で6日、千葉県産の魚介類に値が付かなかったり極端な安値がついたりする例が相次いだことが農林水産省の調査でわかった。隣接する茨城県沖でとられたイカナゴ(コウナゴ)から国の基準を超える放射性物質が検出された影響とされる。同省は風評被害が広範囲に生じているとみており、全都道府県や各市場団体に適正な取引を求める通知を出した。

 一方、茨城県に11ある主要漁協のうち7漁協は同日、イカナゴだけでなくすべての漁を当面、取りやめることを決めた。この日、一部の漁協が市場に水揚げしたイカナゴ以外の魚介類もほとんど買い手がつかなかったという。

 農水省は6日午前、東京、大阪、名古屋など全国の主要な八つの中央卸売市場に電話で聞き取り調査を実施。東京・築地市場や千葉市中央卸売市場(千葉市)などで、房総産や銚子産の魚介類は魚種を問わずに厳しい取引が続いていた。

 築地市場では千葉県産の平均取引価格が大幅に下がり、入荷自体も前日比で4割減った。茨城県産も漁がほとんど行われていないため、出荷自体が少なかったという。

 卸売市場法は、市場が正当な理由もないのに取り扱いを拒むことを禁じている(差別的取り扱いの禁止)。このため、各市場は適正価格で取引できないのを承知で入荷している。鮮度が落ちた魚介類は廃棄するしかなく、その経費も必要になる。農水省は市場に対して、風評被害による値下がり分や廃棄経費に関して補償が可能になるとみている。各市場には、補償の裏付けとなる関係書類を保存するよう連絡した。

 一方で、千葉県の銚子市漁協の魚市場が5日、はさき漁協(茨城県神栖市)所属の漁船のボタンエビなどの水揚げを拒んだようなケースが今後、各地で出ることが予想される。
このケースは国が魚介類の放射性物質に関する基準を定める前に捕獲されたもので、魚種も出荷が自粛されたイカナゴでなかったことなどから、農水省は銚子の魚市場の対応が卸売市場法に抵触すると判断。同魚市場を管轄する千葉県を始め全都道府県と市場団体に「科学的・客観的な根拠に基づき適切に行動する」ことを求めた。(大谷聡)
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by nsmrsts024 | 2013-03-26 05:52 | 朝日新聞・綜合、政治

3月25日(月)・・・広島高裁、筏津順子裁判長の判決を疑う。問題提起の出来る資質ある裁判長を選ぼう

昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁
【山本孝興】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、弁護士グループが「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、広島高裁(筏津〈いかだつ〉順子裁判長)は25日、広島1、2区について「違憲で無効」とする判決を言い渡した。弁護士らが1962年に始めた一票の格差訴訟で、無効判決が出たのは全国で初めて。

号外:【昨年の衆院選無効判決】

 ただし筏津裁判長は、衆議院の選挙区画定審議会が昨年11月26日から区割りの改定作業を始めたことを重視。無効の効果は、1年後の今年11月26日の経過をもって発生すると述べた。

 広島1区の当選者は岸田文雄氏(自民)、2区は平口洋氏(同)。ただ、被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、最高裁で無効判決が確定しない限り失職はしない。高裁は選挙時の区割り規定そのものを違憲と判断したが、無効訴訟は選挙区ごとに起こす形式となっており、対象となった広島1、2区のみを無効とした。最も人口の少ない高知3区の有権者の1票に対し、広島1区の有権者は0・65票、2区は0・52票で、格差はそれぞれ1・54倍と1・92倍だった。

 一連の訴訟では、二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部すべてで、計31選挙区を対象に提訴。6日の東京高裁を始め、5高裁・支部も違憲としたが、弊害が大きい場合はあえて無効としなくてもよい「事情判決」の考えを採り、違法の宣言だけをした。名古屋、福岡の両高裁は「違憲状態」と判断した。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月6日]・・・放射線量、8都県で平常の最大値上回る 減少傾向は続く
文部科学省は6日、海水や大気などの放射能汚染度の調査結果を発表した。福島第一原発から南東約40キロの地点で、セシウム137が1リットルあたり38.5ベクレルと、これまでの最高値を示した。基準は大きく下回った。

 海水は約35~50キロ離れた6地点で5日に採取されたが、ほかの地点では検出されなかった。

 大気中の放射線量は、福島県などで減少が続いたが、依然として8都県で平常の最大値を上回っている。福島県内では、最も高い浪江町(赤宇木)で毎時25.8マイクロシーベルト(前日は26マイクロシーベルト)、福島市は1.88マイクロシーベルト(同2.04マイクロシーベルト)だった。飯舘村は6.34マイクロシーベルト(同6.09マイクロシーベルト)とやや上がった。



[2011年4月7日]・・・電源喪失、認識の甘さ陳謝 保安院・安全委トップら
東京電力福島第一原子力発電所で深刻なトラブルを招いた、非常用を含めた電源喪失事故。経済産業省原子力安全・保安院や原子力安全委員会のトップらが、6日の衆院経済産業委員会で、電源喪失を「想定外」としていた過去の認識について陳謝した。

 この日、これまでに原発問題を国会で追及してきた吉井英勝衆院議員(共産)が質問。原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は昨年5月の同委で、電源喪失は「あり得ないだろうというぐらいまでの安全設計はしている」と発言していたが、この日は「当時の認識について甘さがあったことは深く反省をしている」と述べた。

 これまでの法廷証言などで電源喪失の可能性を否定してきた班目春樹・原子力安全委員長は「事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないようにしたい」と答えた。

 また、過去に同様の見解を示してきた前原子力安全委員長(現・日本原子力研究開発機構理事長)の鈴木篤之氏も「国民の皆様に大変申し訳ないと思っている。痛恨の極み」。電源喪失の事態に備えてこなかったことは「正しくなかった」とした。(野口陽)




[2011年4月7日]・・・復興会議議長に五百旗頭氏浮上 メンバーに安藤忠雄氏も
菅直人首相は東日本大震災の復興ビジョンを練る「復興構想会議」の議長に、防衛大学校の五百旗頭真(いおきべ・まこと)校長を充てる方向で最終調整に入った。メンバーには建築家の安藤忠雄氏、政治学者の佐々木毅氏らの名前も浮上。国会議員ではなく有識者の知恵を借り、首相主導で復興計画をつくる狙いだ。

 首相は1日、震災発生1カ月となる11日までに復興構想会議を立ち上げる考えを表明。「夢を持った復興計画を進める」と語り、高台移住案やバイオマス活用のエコタウン構想を披露した。都市計画の有識者らをリストに載せ、自ら人選を進めている。他のメンバーには達増拓也・岩手県知事や村井嘉浩・宮城県知事らが挙がる。委員は10人前後となる見通しだ。

 議長候補の五百旗頭氏は阪神大震災後、兵庫県などが立ち上げたシンクタンクで安全な街づくりに関する政策提言を行った。

 今回の復興構想会議は阪神大震災の際に市街地再開発などを提言した「阪神・淡路復興委員会」(委員長・下河辺淳元国土事務次官)がモデル。当時も有識者に被災自治体の首長を加え、復興に関する議論を主導。アイデアがまとまるごとに、政府の阪神・淡路復興対策本部(本部長・村山富市首相)に提言した。

 首相は「かつて機能した仕組みを援用する」(官邸スタッフ)考えで、提言機関と位置づける意向。与野党には「国会議員をメンバーにすべきだ」との声もあるが、首相主導で復興計画を練るためにも有識者や被災地首長に限る方向だ。

 ただ、今後は曲折も予想される。ねじれ国会では復興対策でも野党の協力が欠かせない。首相主導でまとめた復興プランがそのまま受け入れられるかは不透明だ。与党にも首相の震災対応に不満があり、復興構想会議の下に分科会を設けて国会議員を起用する案も取りざたされている。
一方、原発事故に見舞われた福島県の復興策について、枝野幸男官房長官は6日の会見で「何らかの形でしっかり対応できる態勢をつくらなければならない」と指摘。復興構想会議とは別に組織を置くことも含めて検討している。
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by nsmrsts024 | 2013-03-25 06:04 | 朝日新聞・綜合、政治

3月24日(日)・・・

「普天間移設で嘉手納以南の多くは返還」 防衛相が見解
小野寺五典防衛相は24日のNHKの番組で、安倍政権が沖縄県の米軍普天間飛行場を移設するため県に埋め立て申請をしたことに関し、「移設を進めることで嘉手納から南のかなりの基地が返還される」と語った。移設手続きを進めれば、嘉手納以南の米軍基地の早期返還へ米側が柔軟になるとの認識を示した。

 嘉手納以南返還については、昨年4月の日米合意で普天間移設とのリンクを切り離し、当時の民主党政権が嘉手納以南の先行返還による負担軽減をアピールした経緯がある。小野寺氏の発言は、実際の日米交渉では二つを関連して扱っていることを認めたものだ。

 嘉手納以南返還の計画作成は昨年末が期限だったが、米側が返還時期の明記に難色を示し遅れている。安倍晋三首相は24日、記者団に「返還をスケジュールも含め明示できるよう米側と交渉したい」と語った。岸田文雄外相もNHKの番組で「計画は詰めの作業だ。返還時期を含めた具体化を早急に進める」と述べた。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月6日]・・・東電、1号機に窒素ガス注入へ 水素爆発防ぐため
東京電力は、福島第一原発1号機の格納容器内に水素ガスがたまっている可能性があることから、6日午後にも爆発防止のため不活性ガスの窒素ガスを注入することを明らかにした。原子炉の冷却によって水蒸気の濃度が下がり、水素と酸素の比率が上がって爆発が起きやすくなるおそれがあるため。2、3号機も含めて予防策として以前から検討していた。




[2011年4](水)・・・地震で日本狭くなる? 地盤沈降で水没、地図書き換えも
東日本大震災の影響で、地図の書き換えが必要になるかもしれない。東北太平洋側の海岸線が地盤沈下し、海と一体化しているからだ。ただ、面積の減少は市町村への地方交付税の減少につながる。国土地理院は「今調査すれば、被災した自治体に気の毒だ」として、当面は地図を更新しない方針だ。

 市街地が壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町の志津川港周辺。鉄工所や船舶エンジン工場があった場所は完全に海になり、面影さえない。町によると津波後、港周辺の地盤は最大75センチ低くなったという。

 今月は3日前後が「大潮」で、11日にかけて満潮時の潮位が高い。漁網販売会社経営の今野益二郎さん(60)の店舗兼倉庫も冠水する。「昔は海だった埋め立て地はほとんどが海に戻ったということ」と話す。港から約200メートル離れた本浜町でも、志津川湾に注ぐ川沿いの約10戸が水没している。

 国土地理院の調査では、今回の津波で青森県から福島県で計443平方キロメートルが浸水した。東京23区の7割以上にあたる。排水できる場所もあるが、すべて復旧できるかどうかは不透明だ。担当者は「そのまま海になるか、埋め立てるのか、干拓するのか。見極めにも数年かかる」とも説明している。

 国土地理院は不定期で、満潮時の海岸線を航空写真で撮影して地形図を更新。それをもとに毎年10月に「全国都道府県市区町村別面積調」をつくり、地方交付税を算出するデータの一つに使われている。災害による面積の変更は過去に例がないという。(武田肇、田伏潤)




[2011年4月6日]・・・陸前高田の震災犠牲者の遺体を8日から火葬 千葉県
千葉県は6日、東日本大震災による県外の犠牲者の遺体を8日から県内の斎場で火葬すると発表した。まず岩手県陸前高田市から依頼のあった約300人の遺体を2施設で受け入れる。

 千葉県によると、1100人以上の死亡が確認された陸前高田市では火葬が間に合わず、土葬も検討されたが、火葬を要望する声が強いとして、岩手県が他県に要請していた。引き受けた遺体はいずれも身元がわからないという。30日までに全員を火葬する予定。

 地震直後、まず宮城県から全国知事会を通じ、全国で遺体の火葬を受け入れてほしいと要請。3月下旬に岩手県から打診を受けた千葉県が、県内29火葬場に引き受けの可否を確認し、22施設から受け入れ可能と回答を得た。1日80人程度の火葬を受け入れるめどが立っているという。




[2011年4月6日]・・・1号機格納容器への窒素注入開始 福島第一原発
福島第一原発1号機の原子炉格納容器内で水素爆発が起こるのを防ぐため、東京電力は6日、窒素ガスの注入作業を始めたと発表した。

 1号機の格納容器内では、原子炉の冷却によって水蒸気の濃度が下がり、水素と酸素の比率が上がって爆発が起きやすくなるおそれがあるという。2、3号機も含めて、東電は予防策として以前から検討していた。
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by nsmrsts024 | 2013-03-24 05:05 | 朝日新聞・綜合、政治

3月23日(土)・・・

安倍首相、笑顔でゴルフ 桜満開、調子は「まぁ、普通」
【菊地直己】安倍晋三首相は23日、神奈川県茅ケ崎市内のゴルフ場で、親族や秘書官らとプレーを楽しんだ。コース内の桜はほぼ満開で、春一色。22日に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の埋め立て申請に踏み切って、懸案をひとつ越えた格好の首相は、記者団に「花がきれいで気持ちよく(ゴルフを)やれました」と語った。

 首相のゴルフは、昨年12月末の就任後3回目。月2回ほどは東京都内のフィットネスクラブにも通うなど、健康管理に気をつかう毎日だ。首相官邸のフェイスブックには「総理大臣の仕事は体力勝負。健康を維持するように心がけています」と書き込んでいる。

 この日、6番ホールを終えたところで記者団が調子を尋ねると、首相は「まぁ、普通だ」と笑顔だった。


仙台空港の海岸堤防、復旧工事完了 高さ7.2メートル
【古庄暢】東日本大震災の津波で壊れた仙台空港(宮城県岩沼市、名取市)などを守る堤防の復旧工事が23日、完了した。大震災で被災した海岸堤防が復旧するのは、宮城県内では初めて。

 完成したのは、国土交通省が工事を進める仙台市宮城野区から岩沼市にかけての4カ所、計5キロの区間。高さ7・2メートルは、震災前より1メートル高い。震災当時、仙台空港が被災したことで支援物資の輸送に遅れが出たため、優先して復旧が進められてきた。

 震災では堤防が引き波で壊れたため、陸側の斜面も海側と同じようにコンクリートを厚くした。同省の計画では、2016年春までに仙台湾に面した5市町の計30キロの海岸線に、同じ堤防を完成させる。宮城県の村井嘉浩知事は「堤防は街づくりにも、県民の命を守るためにも重要な施設。一日も早い全区間の完成をお願いしたい」と述べた。











3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月6日]・・・福島第一、安全設計で第二と違い 電源喪失巡り東電指摘
東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所で、津波を受けて電源喪失事故に至った主要な理由は、福島第二原発との安全設計上の違いにあると、東京電力作成の資料で指摘されていることが分かった。第一ではタービン建屋内の非常用ディーゼル発電機などが冠水し、使用不能。第二では、発電機などが気密性が高い原子炉建屋内にあり、機能を維持した。今後、事故の検証で安全設計の問題が焦点の一つになるのは確実だ。

 福島第一、第二の両原発は3月11日、5.2~5.7メートルの想定を大幅に上回る14メートル以上の津波に襲われた。電源を失った第一では原子炉の制御が困難になり、その後、深刻なトラブルが続発。第二では原子炉の冷却水を海水で冷やすシステムが正常に働かなくなるなどのトラブルがあったが、大きな事故には至らなかった。

 東電の柏崎刈羽原発(新潟県)がこの結果を分析した資料や東電関係者の話によると、津波による設備の損傷の違いは、(1)原子炉の非常用ディーゼル発電機と変圧器などの電源装置(2)原子炉の残留熱を除去するための海水をくみ上げるポンプ――に現れた。

 (1)では、タービン建屋などにある福島第一の発電機が冠水し、6号機の1系統を除き使用不能。原子炉建屋内の福島第二では、1号機の原子炉建屋が浸水したものの、機能が維持された。

 (2)では、設備がほぼむき出しの状態で置かれた福島第一のポンプがすべて運転不能になった。一方、ポンプ用の建屋内に置かれた福島第二では、1、2、4号機のポンプが運転不能となったものの、3号機は機能が保たれ、原子炉を冷却することが可能だった。

 (1)、(2)とも福島第二と同じ設計となっている柏崎刈羽原発では、この結果を受けて説明資料を作成。柏崎刈羽は「気密性の高い原子炉建屋に設置」しているとし、福島第一との違いを際立たせている。
また、資料では、東北電力から送られている、外部電源の状態についても言及。福島第一、第二ではいずれも、東北電力からの送電が部分的に残っていたが、福島第一では、受電するための設備が地震や津波で被害を受け、外部電源が失われた。これに対し、福島第二では受電設備が機能しており、外部電源の一部が生きていた。

 事故収束の見通しが立っていない福島第一とは対照的に、福島第二では、3号機が地震発生の翌日の12日に、残る1、2、4号機も14~15日に原子炉内の温度が100度未満の「冷温停止」となり、安全が宣言された。

 東京電力本社は「(柏崎刈羽原発の指摘について)問題があると認めたわけではない。今後詳細に検討し、整理したい」としている。(中井大助)


[2011年4月6日]・・・高濃度放射能汚染水、海への流出止まる 福島第一2号機
東日本大震災で被災した東京電力福島第一原発2号機の取水口近くで高濃度の放射能汚染水が流出していた問題で、東電は6日早朝、工事によって流出が止まったと発表した。ただ、汚染水のたまった建屋や坑道などには地震で多くの亀裂があるとみられ、別の場所から漏れ出る恐れがある。東電は汚染水が外洋に広がるのを抑えるため、1~4号機の取水口付近をカーテン状の布で覆う工事を週内にも始める。

 流れ出ていたのは、2号機の原子炉の水を冷やすための海水の取水口近くにある作業用の穴(ピット)付近。2日朝、ピットの周囲に亀裂が見つかり、毎時1千ミリシーベルトを超える高濃度の汚染水が海に流れ出ていた。破損した燃料から漏れ出た大量の放射性物質を含んだ水が、タービン建屋や坑道を伝ってきたとみられる。

 当初は、流出ルートが特定できず、水を止める作業が難航した。5日午後3時、地上からピットの下にある砂利の層まで穴をあけ、砂利をガラス状に固める薬剤を注入する作業を開始。のべ52人の作業員が一晩かけて約1万2千リットル近くを注入したところ、6日午前5時38分に海への流出が止まったのが確認された。

     ◇

 福島第一原発では1、2、3号機のタービン建屋周辺に高濃度の放射能汚染水が推定で約6万トンたまっているとみられる。原子炉内への注水や燃料プールへの放水作業などで増える可能性もある。原子炉を冷却するシステムを復旧させるには、タービン建屋内での作業が欠かせないが、現状では放射線が高すぎて、作業が難しい。東京電力では敷地内のタンクや施設を利用して、水の「玉突き移送」を計画している。ただ高濃度の汚染水は敷地内で管理し続ける必要がある。

 タービン建屋の汚染水は最終的には建屋内にある復水器という装置に入れる予定だ。1~3号機合わせて7500トン。ただ、すでに水が入っているため、別のタンクに移す必要がある。

 移す先は各号機の建屋の横にある復水貯蔵タンク(容量2千~2500トン)。すでにこのタンクにあった水を圧力抑制室用貯水タンク(容量7千トン)に移し替える作業は終わった。現在は、復水器の水を復水貯蔵タンクに移す作業が進められている。

 敷地内には廃水を処理する集中廃棄物処理施設(容量3万トン)があり、ここにも汚染水はためられる。低濃度の放射能汚染水は、この処理施設にある水を放出している。

 このほか仮設タンクを設置して合計2万トン弱の容量を5月までに確保する予定。また、静岡市から提供された大型浮体式構造物(メガフロート)に1万トン、米軍が提供する台船(バージ船)に1隻あたり1千~1200トンが収容可能だ。

     ◇

 〈放射能汚染水〉 福島第一原発では2号機のタービン建屋地下や外の坑道に高濃度の放射能汚染水がたまっている。これを移す場所を確保するため、もともとあった汚染度の低い水を海へ放流している。東電は「低レベル」と呼んでいるが、あくまで相対的な汚染度の違いで、高低の基準が法で定められているわけではない。原子炉等規制法が定める海水での濃度の基準に比べると100倍程度の濃度で、この水1万トンに含まれる放射能の量は、高濃度汚染水10リットル程度に含まれる量と同じ水準になる計算だ。
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by nsmrsts024 | 2013-03-23 07:19 | 朝日新聞・綜合、政治

3月22日(金)・・・

(いま伝えたい)子供たち、前向きに 仮設が縮めた距離
■「千人の声」その後 取材後記:22

 【須藤龍也】1年ぶりの福島再訪を前に、すでに記事のテーマは決めていた。

 「明るい」「前向き」……。そんなキーワードがぴったりくる、被災地の「声」を伝えたかった。

 それも、何げない「日常」の断面を切り取りたい、と思った。

 そんな現場が太平洋側の県東部、通称「浜通り」にあった。いわき市郊外、丘陵地を切り開いた住宅団地にある185世帯の仮設住宅。空っ風が吹きすさぶ2月の週末の午後、2人の小学生が縄跳び片手に記者が来るのを待っていてくれた。

 小学2年の高橋魅玖(みく)さん(8)と、1学年上の大の仲良し、坂本翔琉(かける)君(9)。母親へのあいさつもほどほどに、早速話を聞こうと思ったら、ふっと目の前から消えた。

 走って追いかけ仮設住宅の角を曲がると、両脇に長屋仕立ての仮設が立ち並ぶ狭い路地で、縄跳びをしながら走っていた。いつの間にか友だち2人が加わり、4人になった。

 この光景にふと、何とも言えない懐かしさを感じた。

 遊びは次々変わっていった。鬼ごっこ、ドッジボール、かくれんぼ。4人は集会所の床下から長さ2メートル近いパイプを持ち出し、野球のようにボールを打ち返し始めた。

 近所に大きな公園があるが、誰も行こうとはしない。「仮設で遊んでいれば、友だちに会えるから」。翔琉君は今が楽しくて仕方がないといった感じだった。

 震災前、子供たちが住んでいたのは、沿岸部から内陸に続く山あいを切り開いた農村地帯。集落は家々の間の距離が遠く、車での移動が必須。高齢化が進んで隣近所に子供が少なかった。

 震災と津波、原発事故と不幸な出来事が重なり、仮設住宅での暮らしは3年目に入る。隣近所が寄り添う仮設暮らしは、子供たちの距離を一気に縮めた。

 以前は友だちと遊ぶと言えば、小学校と放課後の学童教室ぐらい。ここでは、いつでも好きなときに誰とでも遊べる。

 そんな子供たちの日常風景は、仮設住宅のいまを切り取った明るい話題にぴったりではないか――。

 子供たちを追いかけてカメラのシャッターを切った。近くの喫茶店に誘い、600円のケーキセットで母親も交えて暖かい場所で約2時間、話を聞いた。

 今回の取材のきっかけは、昨年1月29日に初めて会った時の魅玖さんの一言だった。













3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災からの直後の1年間を顧みる)


[2011年4月5日]・・・茨城の漁船の水揚げ、銚子の魚市場が断る
茨城県神栖市のはさき漁業協同組合に所属する底引き網漁船、第五松丸が5日、銚子漁港魚市場(千葉県銚子市)に魚を水揚げしようとしたところ、拒否されていたことが分かった。

 はさき漁協や茨城県漁政課によると、4日に出航した同漁協の第五松丸は5日未明、銚子市の銚子漁港にヒラメなどを水揚げしようとしたところ、「今日一日、自粛してほしい」と告げられたという。はさき漁協などは2日、沖合で採取した海産物6品目の放射性物質を分析し、食品衛生法に基づく暫定基準値を大幅に下回ったと公表していた。

 魚市場を運営する銚子市漁協は「担当者がいないので答えられない」としている。

 福島第一原子力発電所から流出した汚染水の影響で、茨城県北茨城市の平潟漁協が4日、同市の沖で取れたイカナゴ(コウナゴ)から1キロあたり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表していた。



[2011年4月5日]・・・2号機の漏水が放射能汚染の主因か 基準の750万倍
東京電力は5日、福島第一原発の取水口付近の海水の放射能汚染に関するデータを公表した。炉内からとみられる汚染水の漏れが見つかった2号機では基準値の750万倍だった。東電はこの漏れが周辺の海水汚染の原因とみている。

 2日に採取した1~4号機の取水口付近の海水の放射性物質を調べた。2号機ではヨウ素131で基準値の750万倍の1立方センチあたり30万ベクレルを検出。1、3、4号機は基準値の35万~48万倍ほど。東電では、2号機取水口付近の漏れが、海洋汚染の主原因とみている。



[2011年4月5日]・・・初の仮設住宅入居抽選会 36戸に1160世帯応募
東日本大震災の被災地で初めて仮設住宅36戸が完成した岩手県陸前高田市で5日、入居抽選会があった。

 午前10時すぎ、仮設の市庁舎で、戸羽太市長が抽選箱から番号の書かれた紙を引いた。1160世帯が応募していたが、当選者への連絡は翌日にするため、会場には避難者の姿はほとんどなかった。

 戸羽市長は「少しずつ前に来たなと思う。今後も、県に要請して、それぞれの地域のつながりを壊さぬように早く仮設住宅を建てていきたい」と話した。

 仮設住宅は、避難所の市立第一中学校の校庭にあり、18戸は母子家庭や高齢者、障害者を優先する。入居期間は最大2年間で家賃は無料。光熱費や共益費は入居者が負担する。

 この日は市立米崎小学校にも新たな仮設住宅60戸の建設が始まった。市が3月に避難所で行った調査では、1800世帯が仮設住宅への入居を希望している。(贄川俊)
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by nsmrsts024 | 2013-03-22 05:31 | 朝日新聞・綜合、政治

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