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8月31日(土)・・・

新たに汚染水もれ、高線量検出 最大1800ミリSv
【小池竜太】東京電力福島第一原発のタンクから高濃度の放射能汚染水が漏れた問題で、東電は31日、4カ所で高い放射線が検出されたと発表した。2カ所はすでに表面で毎時約70~100ミリシーベルトの高線量が見つかっていた場所で、今回は最大同1800ミリシーベルトが測定された。

続く汚染水漏れ
 今回の高線量は、汚染水漏れを受けて東電がタンクの調査を強化する中で見つかった。調査が進めば、今後も漏れが見つかる可能性がある。

 東電によると、8月22日に高線量が確認されていたH3エリアと呼ばれるタンク群の2基の底部の継ぎ目付近で31日に再測定したところ、同約220~1800ミリシーベルトが確認された。同1800ミリシーベルトは人が4時間ほど浴びると死亡する線量だが、ほとんどが透過力が弱いベータ線なので、きちんと防護していれば遮蔽(しゃへい)できる。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月15日]・・・ノリ産地、久々の活気 震災後初の収穫 宮城・東松島
東日本大震災の津波でノリの養殖業が大きな被害を受けた宮城県東松島市宮戸で15日、震災後初めてノリの収穫が行われた。皇室に納めることでも知られる良質なノリの産地は、8カ月ぶりに活気づいた。

 漁師たちは、夜明け前の午前4時ごろから宮戸島沖に出て、投光器の明かりを頼りにノリを摘んだ。県漁協宮戸支所のり部会長を務める千葉富夫さん(55)は「震災直後はまさか養殖を再開できるとは思っていなかった」と話した。

 宮戸島ではノリの養殖網9600枚が流され、養殖の生産者も震災前の33軒から18軒に減った。しかし、全国からの支援で漁具をそろえ、9月下旬に震災後初めての種付けをしていた。


[2011年11月16日]・・原子力機構の除染事業「信頼得られぬ」 東大・児玉教授
東京大学の児玉龍彦教授は15日記者会見し、日本原子力研究開発機構が公募している除染モデル事業について「原子力発電を推進してきた機構と原発施工業者で独占する除染では、国民の信頼を得られない」と批判した。

 原子力機構は7日、それぞれ大成建設、鹿島、大林組を代表社とする3グループに委託先を決定した。いずれも原発の建設に携わってきたという。原子力機構は約110億円の予算のうち計72億円分を3グループに委託する。各グループの参加企業名は明らかになっていない。

 児玉教授は、原子力機構の除染予算について、幼稚園の除染などに使えるよう自治体に配分するべきだと主張している。福島県南相馬市の幼稚園では、放射線量を下げるための屋根のふき替えに2千万円かかるという。



[2011年11月18日]・・福島市大波地区のコメ出荷停止指示 政府、セシウム検出
福島市大波地区(旧小国村)で収穫されたコメから国の基準(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は17日、同地区の今年産のコメについて出荷停止を福島県知事に指示した。コメの出荷停止は初めて。

 収穫前後の検査で安全性が確認されていたのに、なぜ基準値を超えるコメが見つかったのか、出荷を止めて原因を調べる。

 厚生労働省によると、出荷停止の間に、福島県が同地区の全農家のコメを検査する。さらに、これまでの本検査で一定の水準以上の放射性セシウムが検出された地域に対象を広げ、追加調査をしていく考えだ。


[2011年11月18日]・・・津波被害の大川小、中学と併設し移設案 石巻
東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校について、市教委は、近くの大川中との併設校にして内陸側に移す案をまとめた。住民からも意見を聞き、年内にも方針を決める予定だ。

 震災前、大川小の今年4月時点の児童数は103人と見込まれていたが、震災の影響で来年4月には23人にまで減る見通しだ。ただ、市教委は「廃校を望まない住民感情に配慮する必要がある」として、併設校にする案をまとめた。

 大川小は北上川沿いにあり、河口から約5キロ離れているが、津波は校舎の屋上まで達した。市教委は、現在地では安全を確保できないと判断。被害が小さかった約4キロ内陸側の水田地帯3カ所を移転の候補地として検討している。


[2011年11月19日]・・線量計600台契約解除 文科省「精度低い」、業者反論
文部科学省は18日、福島県内の学校や公園で放射線量を計測する「オンライン線量計」を発注した業者との契約を解除したと発表した。測定精度が低く、結果の送信ができないなどのトラブルで納期が守られなかったためと説明している。

 この業者は東京都中野区の「アルファ通信」(豊田勝則社長)。朝日新聞の取材に「納入が遅れたのは文科省から大幅な仕様変更を求められたため。訴訟も検討する」と反論している。

 文科省によると、来年2月までに線量計を計2700台配備し、省のホームページでリアルタイムの測定結果を公表する計画。7月に最初の600台分の競争入札を実施し、参加5社のうち最安値だったアルファ社と約3億7千万円で契約した。


[2011年11月19日]・・・福島空港に震災後初の国際便 台湾から観光客
大震災後、国際線の運航が止まっていた福島空港に19日、台湾からのチャーター機が到着した。東京電力福島第一原発事故に伴い、各国が渡航自粛勧告などを続けるなか、事故後初めての国際便。乗客は会津地方を巡る観光を楽しむ。

 午前9時50分、台湾の中堅航空会社「復興航空」の便がほぼ満員の178人を乗せ、滑走路に降り立った。ロビーでは福島県のマスコット「キビタン」らも出迎え、県職員らが郷土玩具・赤べこのキーホルダーを乗客全員にプレゼントした。乗客の李述傑さん(37)は「会津は原発から離れていて安全。ラーメンが楽しみです」と話した。

 玉川村と須賀川市にまたがる福島空港には震災前、中国・上海、韓国・仁川との間で定期便が週5便運航。チャーター便も年間数十便飛んでいたが、震災後、すべてストップしていた。定期便の再開のめどはたっていないという。
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by nsmrsts024 | 2013-08-31 06:28 | 朝日新聞・綜合、政治

8月30日(金)・・・

汚染水漏れ、国会チェック機能果たさず 審議先送り
 東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れをめぐり、国会の機能不全が露呈した。2020年東京五輪招致への影響に気兼ねし、衆院経済産業委員会の閉会中審査が先送りに。五輪のために汚染水問題にふたをしたとの批判を招きかねない対応に被災地では怒りの声が上がる。五輪招致関係者からは「逆に招致に悪影響を与える」との懸念も出ている。

汚染水漏れ審議、国会先送り
 30日、国会内で開いた衆院経済産業委員会の理事懇談会。自民党の塩谷立筆頭理事が「安倍晋三首相も政府を挙げて取り組むと言っている。もう少し時間をとったうえで検討したい」と表明した。民主党の近藤洋介筆頭理事は現地視察を提案。政府側が五輪招致を決める9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会前に打ち出す汚染水対策を見極めることで、事実上先送りを容認した。

 もともと閉会中審査は、野党の要求に応じる形で自民党が開催を検討した。だが、五輪開催地の決定直前に開けば、審議を通じて事故の深刻さや政府の対応の遅れがさらに強調されて世界に伝わり、東京招致に悪影響を及ぼしかねない――。こんな懸念が政権内に広がった。
















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月12日]・・セシウムの広がり、群馬県境まで 汚染マップ公表
東京電力福島第一原発事故による放射能汚染の実態について、文部科学省は11日、航空機で測定した放射性セシウムの蓄積量を新たに6県分追加し、計18都県の汚染マップを公表した。これで東日本各地がほぼ出そろった。文科省は西側は群馬・長野県境、北側は岩手県南部で汚染の広がりはとどまったとみている。

 追加されたのは岩手、富山、山梨、長野、岐阜、静岡の各県。セシウム134と137の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万ベクレルを超えた地域は岩手県南部(奥州市、平泉町、一関市、藤沢町)、長野県東部(軽井沢町、御代田町、佐久市、佐久穂町)の一部。奥州市と一関市の境、佐久市と佐久穂町の境では6万ベクレルを超える地域があった。

 岩手県南部については、事故後に放射性プルーム(放射性雲)が流れ、そのとき宮城県北部にかけての範囲で雨が降っていたため、飛び地状に汚染地域ができた。長野県東部は群馬県から南下したプルームで汚染された可能性がある。


[2011年11月12日]・・原発復旧の「前線基地」初公開 防護服やマスク山積み
東京電力は11日、福島第一原子力発電所事故の復旧作業の「前線基地」になっているサッカー練習施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)を事故後初めて報道陣に公開した。施設内では仕事を終えた作業員が防護服や靴のカバーを分別していた。練習場では、使い終わった防護服やマスクが山積みになっていた。12日には第一原発の内部も初めて公開される。


[2011年11月13日]・・高い線量、壊れた屋根・・・福島原発、事故後初公開
政府と東京電力は12日、福島第一原発の敷地内を3月の事故後初めて報道陣に公開した。細野豪志原発担当相による事故収束作業の視察に記者らが同行する形で入った。事故直後から現場で陣頭指揮を執ってきた吉田昌郎所長(56)も公式の場で初の取材に応じた。

 取材陣はまず敷地内の南側にある高台から、福島第一原発を一望した。風に揺れるススキの穂の向こうに、壊れた4号機の原子炉建屋が見えた。水素爆発で壁が吹き飛び、すき間からは事故前に定期検査で外されていた格納容器の黄色いフタがのぞいていた。

 その隣の3号機もやはり水素爆発で屋根も壁もめちゃくちゃに壊れ、今はさびて茶色い骨組みがわずかに見える程度だ。周りにはがれき撤去のための大型クレーンが並ぶ。奥には2号機や、カバーで覆われた1号機も見えた。


[2011年11月14日]・・原発テロ対策強化を決定 非常用電源も防護対象に
野田政権は14日、「国際組織犯罪・国際テロ対策推進本部」(本部長・藤村修官房長官)で、原発へのテロ対策として新たに非常用電源の防護を強化する方針を決めた。これまでは原子炉の建屋に対する防護策が中心だったが、津波で電源を失って炉心溶融に至った東京電力福島第一原発事故を踏まえた。

 新たにケーブルや電源盤、電源車などの非常用設備をテロからの防護対象に加え、障壁を設けたうえで警察官、警備員を増やすなどの対策をするよう電力会社に求める。またサイバーテロ対策として、コンピューターシステムを外部から遮断。テロリストが電力会社従業員と内通することを防ぐ対策も求める。
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by nsmrsts024 | 2013-08-30 03:45 | 朝日新聞・綜合、政治

8月29日(木)・・・

比大統領の訪中、急きょ中止 関係悪化で?中国側が要請
【ハノイ=佐々木学、北京=林望】フィリピン外務省は29日、9月3日に予定していたアキノ大統領の中国訪問を中止したと発表した。中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会に中国から招待されていたが、中国側の要請で急きょ取りやめたという。

 南シナ海の領有権を巡る両国の対立を一層際だたせる展開だ。

 AP通信などによると、アキノ大統領は28日、記者団に広西チワン族自治区南寧市で開かれる同博覧会に日帰りで出席する意向を示した。だが同日遅く、中国側が「より適切な時期に訪問してほしい」と見送りを求めてきたという。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月11日]・・自主避難しなかった人も賠償対象 原賠紛争審が方針
東京電力の原発事故に伴う損害賠償の目安を定める政府の原子力損害賠償紛争審査会は10日、自主的に避難した人だけでなく、避難せずに残った人も賠償対象とする方向で大筋合意した。今月下旬に予定する次回会合で、賠償の対象となる地域や賠償額などを定めた指針の決定をめざす。

 審査会は10月の会合で自主避難者から話を聴き、「逃げられない人もいる。自主避難者と同時に、残る人たちへの賠償が必要だ」という意見が出されていた。10日の会合では、反対する意見はなく、対象に加える方向が固まった。

 自主避難者に対する賠償については、避難した時期によって対象を分ける方針だったが、「期間を峻別(しゅんべつ)しすぎるのはよくない」などの意見が相次ぎ、見直すことになった。能見善久会長(学習院大教授)は会合後、報道陣に「どちらも被曝(ひばく)への不安を原因とした避難で、あまり大きな差を設けず、できるだけ連続して考える」と説明した。この日の会合では、子どもや妊婦への賠償を重視するよう求める意見も出された。


[2011年11月11日]・・年1ミリシーベルト地域、国が除染 基本方針を閣議決定
政府は11日、放射能汚染に対処する特別措置法に基づく基本方針を閣議決定した。法は来年1月に施行され、同方針に従って原発事故に伴う被曝(ひばく)線量が年1ミリシーベルト以上の地域を国の責任で除染するほか、一定レベル以上の濃度の放射能を帯びた廃棄物や下水汚泥なども国が処理する。

 廃棄物はおおむね来年3月までに仮置き場に搬入するとしている。一方、線量の特に高い地域の除染で除去した土壌などは2014年3月までとしている。

 基本方針をめぐっては環境省は当初、除染地域は年5ミリシーベルト以上を基準とし、1~5ミリの地域では局所的に高い雨どいや側溝などを除染するとしていた。しかし、福島県内の自治体や住民らの反発を受け、一律1ミリ以上とした。


[2011年11月12日]・・脱原発訴え人間の鎖 1300人、経産省囲む
東日本大震災から8カ月となる11日、「脱原発」を目指す市民団体によるデモが東京都千代田区の霞が関周辺であった。主催者によると、インターネットなどの呼びかけに応じた1300人が参加。手をつないで「人間の鎖」をつくり、原発を所管する経済産業省を取り囲んだ。

 企画したのは、複数の市民団体などでつくる「11・11―12・11再稼働反対! 全国アクション実行委員会」。メンバーはこの日午後4時ごろから霞が関周辺で「全原発停止」などと書いたチラシを配った。午後6時には、集まった人たちが1周約900メートルある経産省の庁舎を約1時間半にわたって取り囲み、「原発いらない」「今すぐ止めよう」などと訴えた。
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by nsmrsts024 | 2013-08-29 05:40 | 朝日新聞・綜合、政治

8月28日(水)・・・

福島第一の汚染水漏れ、「レベル3」に 規制委
【小池竜太】東京電力福島第一原発で高濃度の放射能汚染水がタンクから漏れた事故について、原子力規制委員会は28日、国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を、これまでの「レベル1」(逸脱)から「レベル3」(重大な異常事象)に引き上げた。

 レベル3は8段階の上から5番目。規制委は今月19日、東電から少なくとも120リットルの汚染水が漏れているとの報告を受け、レベル1と暫定評価。20日、東電が漏れた量を約300トンに修正したため、事態を重視した規制委はレベル3への引き上げを検討していた。

 ただ、福島第一原発事故は最悪のレベル7(深刻な事故)となっており、汚染水漏れの頻発など、まだ収束していない。また、通常の原発での事故と同じINESの評価手法を、事故収束のためにつくられた応急施設に対しても適用できるかも議論となった。規制委が国際原子力機関(IAEA)に問い合わせたところ、「可能」との回答を得たという。




4年連続人口減、1億2639万人に 過去最大の減少幅
総務省は28日、今年3月末時点の住民基本台帳に基づく日本人の人口は1億2639万3679人だったと発表した。前年より26万6004人減った。人口減は4年連続で、減少幅は1968年の調査開始以降最大となった。

 2012年度中の出生者数は過去最少の102万9433人(前年比2万120人減)、死亡者数は125万5551人(同574人減)だった。

 都道府県別で人口が増えたのは東京(0・46%)、沖縄(0・41%)、愛知(0・14%)、宮城(0・09%)、埼玉(同)、福岡(0・08%)、神奈川(同)、滋賀(0・06%)の8都県。減少率が1%を超えたのは秋田県(1・23%)、青森県(1・07%)、福島県(1・04%)だった。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月9日]・・イオン、放射線検査を厳格化 「検出されたら売らず」
大手スーパーのイオンは8日、食品の放射線検査の対象を広げ、放射線が少しでも検出された食品は原則として販売しないと発表した。原発事故以降、放射線に関して消費者から約6千件の問い合わせがあったといい、基準を厳しくすることにした。

 イオンは3月中旬以降、独自ブランド(PB)の「トップバリュ」を中心に水産・畜産・農産物と米を自主的にサンプル検査してきた。7月末以降は、PBの国産牛を全頭検査している。国の暫定基準値は500ベクレルだが、50ベクレル以上の放射性物質が検出された約30の産物は販売しなかった。9日以降は検査をトップバリュ以外の食品に広げ、頻度も増やす。

 対象は、これまでの検査で検出例が多かった品目や産地が中心で、3カ月で5千件の検査を予定している。検査機器が測定できるレベルの放射線が検出された地域の同じ品目は販売しない。


[2011年11月9日]・・・雪積もる前に…今年最後の不明者集中捜索 陸前高田
今なお約1400人の行方不明者がいる岩手県で9日、集中捜索が始まった。本格的な冬が到来すると積雪や土砂の凍結に阻まれて捜索は困難で、態勢を組んだ捜索としては事実上、今年最後となる。

 沿岸署員や応援部隊、釜石海上保安部など1日約420人が、海岸線沿いを中心に3日間捜索にあたる。陸前高田市では午前9時、大船渡署員や警視庁の部隊などが整列。米沢崇・大船渡署長が「一日も早く多くのご遺体を遺族にお返しするのが大きな使命です」とあいさつし、部隊は広田地区や気仙地区へ向かった。

 津波で松林が流され奇跡的に1本だけが残る高田松原の海岸線沿いでは、署員らが用水路や橋の下の草木を一つひとつかき分け、ていねいに捜索を続けた。


[2011年11月10日]・・福島12市町村の野生イノシシ肉、出荷停止 基準超検出
政府は9日、国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、福島県相馬市や飯舘村など原発周辺の12市町村(相双地域)で捕獲された野生イノシシの肉について摂取制限と出荷停止を県知事に指示した。相馬市で2頭の肉から5720ベクレルと1千ベクレル、南相馬市でも3頭の肉から4120~1692ベクレルを検出した。野生動物の肉について摂取制限や出荷停止されたのは初めて。


[2011年11月10日]・・低線量被曝の健康への影響検討 内閣府に有識者会議
野田政権は9日、低い放射線量を長い期間浴びた場合の健康への影響を調べるため、内閣府に有識者会議を設け、初会合を開いた。年内に報告書をまとめ、細野豪志原発相に提言する。

 会議は「低線量被曝(ひばく)のリスク管理に関するワーキンググループ」(共同主査=前川和彦・東大名誉教授、長瀧重信・長崎大名誉教授)。この日の会合で、細野氏は「子供や妊婦にどういった配慮が必要なのか。政府として判断しなければいけないので見解を示してほしい」と要請した。

 低い放射線量を長期間浴びた場合の発がんの危険性は、生活習慣や遺伝といったほかの要因も考える必要があり、専門家の間でも評価が定まっていない。このため、政権が避難区域を設定する目安にしている年間20ミリシーベルト程度の被曝線量の影響などを中心に議論する。
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by nsmrsts024 | 2013-08-28 04:57 | 朝日新聞・綜合、政治

8月27日(火)・・・

メタンハイドレート、日本海側にも可能性 経産省調査
「燃える氷」と呼ばれる海底資源「メタンハイドレート」が日本海側にも広く存在する可能性のあることが、経済産業省の調査でわかった。新潟県上越沖と能登半島沖だけで、有望な地形が225カ所見つかった。来年度にはより詳しい掘削調査を始める。

 経産省は27日までに調査結果をまとめた。太平洋側では3月、愛知県沖で世界で初めて試掘に成功。6月に日本海側の調査に乗り出していた。

 手始めに上越沖で約8千平方キロメートル、能登西方沖で約6千平方キロメートルの海底地形を調べたところ、ガスが海底から噴き出しているような「ガスチムニー構造」と呼ばれる地形が多数見つかった。うち、上越沖では、実際のメタンハイドレートの有無について海底調査をさらに進めている。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月6日]・・・3階建て仮設住宅が完成 国内初、宮城・女川に
国内の被災地では初めての3階建て仮設住宅が宮城県女川町に完成し、6日、入居が始まった。東日本大震災の被災者向けに建てられる宮城県内の仮設住宅計約2万2千戸は、8カ月を前にすべて完成した。

 女川町では2日現在、人口の約1割の953人が死亡・行方不明になり、約7割の住宅が全壊・大規模半壊した。高台に平地が少ないため、町は仮設に上層階を設けることにした。

 津波で夫と息子を失った浜田亮子さん(34)は6日朝、娘の静里奈(せりな)さん(10)を連れて3階の部屋に引っ越し、親類や友人も手伝いに駆けつけた。荷物を抱えて階段を上る静里奈さんに、叔父が「よっ、力持ちっ」と声を掛けた。

 2階には両親が入る。母の横山美和子さん(61)は「一緒にいたくてね。同じ棟でよかった」と笑顔で語りながら、目を潤ませた。親類の1人は「先のことはわからない。でも皆が手伝ってくれるから、ありがたいなと思う」と話した。


[2011年11月7日]・・・天皇陛下、「震災以降、疲れたまる」 宮内庁会見
気管支炎で6日夜に東大病院に入院した天皇陛下の体調について、宮内庁の風岡典之次長は7日の記者会見で「東日本大震災以降、被災地訪問など様々な取り組みが例年の活動にプラスアルファで加わり、疲れがたまっていたのではないか」との見方を示した。

 皇后さまは7日朝と夕、東大病院を訪れ天皇陛下を見舞った。同夜に予定していたピアノリサイタルの鑑賞は取りやめた。


[2011年11月9日]・・南相馬産の生柿から基準超セシウム 出荷自粛を要請
福島県は8日、南相馬市内の柿から国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える670ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。生柿から基準値を超すセシウムが検出されたのは初めて。柿は4日に市内の農家で採取され、市場には出ていない。県は同市やJAなどに出荷の自粛を要請した。

 干し柿など加工柿については、先月から今月2日にかけ伊達市や福島市など5市町で基準を超すセシウムが検出され、県は各市町に柿の加工自粛を要請している。同県の生柿の収穫量は2010年度で1万4千トン。


[2011年11月9日]・・「故郷に戻らない」4人に1人 原発事故避難8町村調査
東京電力福島第一原発事故で住民が避難している福島県双葉郡8町村の全世帯を対象に実施されたアンケートで、回答者の4人に1人が「元の居住地に戻る気はない」と答えた。30代前半までの回答では5割を超え、地域の先細りが心配される。

 福島大学の災害復興研究所が町村の協力を得て8月から今月まで実施した。避難先にも送られる広報誌に同封して2万8184世帯に調査票を送り、48%にあたる1万3463世帯から回答を得た。

 元の居住地がどのような状態になれば戻るか、との問いには「他の人々がある程度戻ったら」が27.8%、「除染が実施されれば」が22.7%。一方「戻る気はない」が26.9%で、特に34歳までの回答者では52.3%を占めた。原発が立地する大熊町、双葉町と隣の富岡町で「戻る気はない」が3割を超えた。


[2011年11月9日]・・原発20キロ圏に帰還困難域 政権、低線量地居住を検討
野田政権は東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域内で、放射線量が高い地域を「長期帰還困難地域」とする方向で調整に入った。放射線量が低い地域に生活拠点をつくって、将来の帰還に備える「2段階帰還」への支援も検討する。近く警戒区域内で線量を測定し、年内をめどにしている原発の冷温停止状態の達成にあわせて該当地域を公表する考えだ。

 長期帰還困難地域では立ち入り禁止の措置が長く続く。対象住民には国や自治体による土地の借り上げや買い上げ、復興公営住宅の提供などを検討する。

 10月中旬の文部科学省の調査によると、警戒区域内で避難の目安とされる年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルト以上だったのは、50地点中37カ所だった。20ミリシーベルト未満に自然に下がるまでに10年以上かかる100ミリシーベルト以上の地点も15カ所にのぼった。
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by nsmrsts024 | 2013-08-27 05:33 | 朝日新聞・綜合、政治

8月26日(月)・・・

ゲン閲覧制限、保護者ら不信感「子の判断力を信じたい」
「子どもが読みたい、見たいという本を、すぐに渡してあげられないのがつらかった」。松江市内の小学校の司書の女性は話す。「はだしのゲン」は多い時で、年間200回以上も貸し出す人気作品だ。

トピックス「はだしのゲン」
 同校では閉架措置の要請の後、「ゲン」を高学年の教室の本棚に置いた。原爆投下後の広島を撮った写真集など数十冊と一緒に移し、平和関連書籍の専用コーナーにした。学校として最低限、子どもたちが触れられる状態にしておきたかったという。

 この司書は言う。「ゲンは子どもたちに読み継がれていくべき本です」
















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年11月3日]・・・震災の死者1万5829人、不明3679人 2011年11月2日現在
警察庁がまとめた東日本大震災(余震を含む)の死者は2日現在、前日と同じ1万5829人。警察に届け出があった行方不明者は3679人となっている。



[2011年11月4日]・・・震災のがれき、東京に到着 まず30トン、処理作業開始
東日本大震災のがれきを被災地の外で処分する広域処理で、岩手県宮古市から運び出された最初の約30トンが3日、東京都内に到着し、作業が始まった。

 現地で計測して基準以下だったがれきが、貨物列車でJR東京貨物ターミナル駅(品川区)に到着。大田区などの処理業者に運ばれ、細かく砕いて可燃物と不燃物に分けられた。がれきを鉛の箱に入れて計測する検査では、入れる前と後で箱の中の放射線量の変化はみられなかった。

 都は来年3月までに同市の1万1千トンを処理。2013年度までに岩手、宮城両県から計50万トンを受け入れる計画だ。


[2011年11月5日]・・国の借金、初の大台超えへ 11年度末1024兆円に
国債や借入金などを合計した日本の「国の借金」が2011年度末の残高で1024兆1047億円に達し、初めて1千兆円を超える見通しとなった。東日本大震災の復興費をまかなうため、今年度第3次補正予算案に11.5兆円の復興債発行を盛り込んだことなどが影響した。

 これまで財務省は、11年度末の借金の残高を995兆9232億円と見込んでいた。だが、3次補正では復興債のほか、円高是正の為替介入に必要なお金を調達する政府短期証券の発行枠を15兆円増額。原発事故の賠償金を払う東京電力の資金繰りを支えるため、交付国債の発行枠を2兆円から5兆円に増やし、借金残高の増加を招いた。

 公的年金などの社会保障基金も加えた国際通貨基金(IMF)の試算では、日本の政府債務残高は2010年時点ですでに1054兆円(1ユーロ=107円換算で9兆8千億ユーロ)。国内総生産(GDP)の220%に達している。
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by nsmrsts024 | 2013-08-26 04:29 | 朝日新聞・綜合、政治

8月25日(日)・・・

北でクロマグロ、南はサンゴ死滅… 日本近海が何か変だ
【貞国聖子、赤井陽介】日本近海が変だ。北海道沖にクロマグロが大量にあらわれたり、沖縄でサンゴが死んだりしている。高潮や台風被害の危険も増しているという。海で何が起きているのか。

 沖縄本島北部の国頭村(くにがみそん)。村で自然観察ツアーをしている「海遊び・森遊び きじむなあ」代表の服部美冬さんは今月上旬、海に潜って驚いた。7月末には青々としていたテーブルサンゴが、白くなっていたからだ。

 海面水温の上昇によるサンゴの「白化現象」だった。水温が30度を超す日が続くと、光合成によって栄養を与えてくれる共生者の植物プランクトンがいなくなり、死に至る。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年10月24日]・・・石巻・大川小に母子像 死亡・不明の児童ら84人に祈り
東日本大震災で児童、教職員84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の校舎前に、石造りの母子像が建てられた。23日の除幕式では、作者の山梨県富士吉田市の石彫り作家浜田彰三さん(67)が遺族と共に祈りを捧げた。

 像は幼子を抱く母の姿で、台座には「子まもり」とある。ノミとツチで花崗岩(かこうがん)を彫りあげ、半年かけて完成させた。報道で大川小の惨事を知り、「決して忘れてはいけない」と思うと同時に、遺族の心の安寧のため「形あるものに気持ちを託してもらえたら」と考え、贈ったという。

 学校にいた母と妹を津波で亡くした只野哲也君(12)らが除幕し、石像が現れると、目頭を押さえながら触れる人もいた。浜田さんは「思った以上に重い事実があった。少しでも遺族の方々の心の安らぎになればありがたい」と語った。

 この日夕、母子像を訪れた会社員の尾形和俊さん(44)は、同小に通っていた当時1年生の長女茄蓮ちゃん(当時7)と4年生の次男龍生くん(当時10)を失った。「石像をどうしても今日中に見に来たかった。ありがたい、この一言に尽きます」と話した。


[2011年10月25日]・・小中学生の体内から少量のセシウム 福島・南相馬で検出
福島県南相馬市の市立総合病院は、9月下旬から検査した市内の小中学生の半数から少量の放射性セシウム137が検出されたことを明らかにした。事故直後に呼吸で取り込んだものか、事故後に飲食物を通じて取り続けたものか不明のため、病院の責任者は「定期的に調べて健康管理につなげたい」と話している。

 小中学生527人を最新の内部被曝(ひばく)測定装置で調べたところ、199人から体重1キロあたり10ベクレル未満、65人から同10~20ベクレル未満、3人から同20~30ベクレル未満、1人から同30~35ベクレル未満のセシウム137を検出した。

 セシウム137が半分になるまでは約30年かかるが、体からは便などとともに排出されるため、大人で100日程度、新陳代謝が高い小学校低学年生で30日程度で半分が出ていく。


[2011年10月26日]・・原発事故時、ヨウ素剤服用の助言900人に届かず
甲状腺被曝(ひばく)を抑える安定ヨウ素剤の服用について、東京電力福島第一原発の事故後、政府が原子力安全委員会の助言を生かせていなかった疑いが出ている。安全委の基準で服用が必要な住民は少なくとも900人いたが、自治体に指示は出されていなかった。政府の事故・検証委員会も経緯を調べる見込みだ。

 現行の指針では、ヨウ素剤の服用は安全委の意見を参考に、福島県にある現地対策本部が指示することになっている。

 安全委などによると、1号機で爆発が起こった翌日の3月13日未明、安全委は、東京都内にある政府の緊急災害対策本部(原子力災害対策本部)に電話で助言。ファクスで2回ほどやりとりした。安全委の助言組織メンバーの鈴木元・国際医療福祉大クリニック院長は「体表面汚染が1万cpm(体の表面にくっついた放射性物質から1分間に出る放射線の数を測った数値)以上の住民は服用した方がいいというコメントを2、3回送った」と話す。

 13日朝、現地対策本部が自治体に出す予定の指示案を安全委にファクスしてきたが、安定ヨウ素剤の服用には触れていなかったため再度助言した。安全委が公開した現地対策本部の指示案には、手書きで一定の計測値を超えた場合「除染及び安定ヨウ素剤の服用」を実施すること、と安全委が追加で記入している。

 安全委の都筑秀明管理環境課長は「コメントを加えた指示案はファクスで中央の対策本部に駐在していた安全委職員にまず送られ、対策本部の医療班に渡された。職員に聞き取り調査して確認した」と断言する。

 しかし、政府対策本部の松岡建志・経済産業省原子力安全・保安院原子力防災課長は安全委の作業部会で「当時の医療班や放射線班の人間にも確認したが、(安全委の)紙自体が確認できていない」と反論している。


[2011年10月26日]・・・日本人の人口1億2535万人、減少に転じる 国勢調査
2010年10月1日現在の国勢調査の確定結果で、日本人の人口は1億2535万8854人になり、05年の前回調査より37万1294人(0.3%)減った。国勢調査は5年に1度実施しており、1955年の調査以降で減少に転じたのは初めて。総務省が26日に発表した。

 外国人を加えた総人口は1億2805万7352人で、前回調査から0.2%にあたる28万9358人増えた。


[2011年10月27日]・・「放射線の被害見るのつらい」 被爆女性、国連で訴え
ニューヨークの国連本部で26日、広島で被爆した女性2人が被爆体験を語った。核兵器がもたらす悲劇の証言にとどまらず、「生きているうちにもう一度、人々が放射線にさらされるのを目撃するのはつらい」などと述べ、核兵器廃絶や脱原発を急ぐよう訴えた。

 証言したのは米カリフォルニア州在住の据石(すえいし)和江さん(84)と、カナダ・トロント在住の節子サーローさん(79)。核兵器のない世界の実現を目指し、国連総会の軍縮担当委員会の関連会合に日本政府が招いた。

 13歳の時に爆心地から1.8キロで被爆したサーローさんは、家族や友人を奪われた体験を語った後、東京電力福島第一原発の事故に言及。「原子力エネルギーから、太陽光、風力、潮力といった再生可能エネルギーへ転換する時代はまだ到来していないのか」と語りかけ、脱原発を訴えた。据石さんも被爆者を二度と出してはならないと訴えた。

 2人は、会場を埋めたNGO関係者や国連職員らとともに、「ノーモア広島、ノーモア長崎、ノーモア被爆者」と声をあわせた。(ニューヨーク=春日芳晃)


[2011年10月28日]・・東電「賠償支払い、1兆円必要」 政府に計画書提出へ
東京電力は28日午前、政府と電力各社が出資する原子力損害賠償支援機構に、福島の原発事故の賠償支払いに1兆円が必要として、資金援助を要請した。これを受けて機構は28日午後、東電とともに政府に「緊急特別事業計画」を提出し、資金を政府から出すように求める。機構を通じた政府支援は、原子力損害賠償法による保険支払いの1200億円を除いて約9千億円になる見通しだ。

 賠償の必要額は、年度内分を見込んだ。東電は中間期が終わる9月末の時点で7千億円を見込んでいたが、10月以降の賠償支払いの状況をみて、上積みした。

 政府が東電に資金を出すためには、機構担当の枝野幸男経済産業相が特別事業計画を認定することが必要になる。東電は政府に出してもらった資金を賠償支払いに使えるが、毎年の利益から返していく必要がある。計画には、東電が年度内に6千億円の合理化策を進めることも盛り込み、政府に支援を認めてもらいたい考えだ。


[2011年10月30日]・・汚染土壌、福島で中間貯蔵最長30年 政府が工程表
東京電力福島第一原発事故による除染問題で、細野豪志環境相は29日、福島県内の汚染土壌を収容する中間貯蔵施設を2015年1月から県内で稼働させるロードマップ(工程表)を明らかにした。中間貯蔵施設への搬入前の各市町村の仮置き場の保管期間は3年ほどとし、中間貯蔵の開始後30年以内に県外で最終処分すると明示した。同日、細野氏から協力要請を受けた佐藤雄平知事は、態度を保留した。

 除染作業では、地表からはぎ取った汚染土などを地域ごとの仮置き場に一時保管し中間貯蔵施設に移す。しかし「仮置きが何年も続くのは不安」などの声が地元で強く、中間貯蔵の道筋を示すことが国に求められていた。工程表では中間貯蔵施設の場所選びを12年度中に終え、14年度内に着工する。並行して完成した区画から15年1月以降、順次仮置き場の土壌などを運び入れるとしている。

 この日、細野氏は佐藤知事との会談で、長期間の中間貯蔵を要請することを「県民に大変申し訳ない」とし、中間貯蔵施設の供用を最大限早めたことを説明し、協力を求めた。これに対し佐藤知事は「精査したい」と述べるにとどめた。


[2011年10月31日]・・原発事故の精神的被害、賠償基準見直し検討 東電社長
東京電力の西沢俊夫社長は31日、福島の原発事故で避難した住民の精神的損害の賠償基準について「国ともよく相談しながら考えていきたい」と述べ、見直しを検討する考えを示した。現在の基準では、9月以降の賠償額は半額に減らされるため、反発を招いていた。東電本社を訪れた福島県議会の代表らに語った。

 東電は現在、事故で避難した約6万世帯の住民たちの精神的な損害について、8月末までは月額1人当たり10万~12万円、9月以降の半年間は5万円、という基準を設けている。

 国の原子力賠償紛争審査会の中間指針に沿った内容だが、住民からは「いつ帰宅できるかわからない状況では、避難が長引くほど精神的な苦痛は強まる」と批判が出ていた。
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by nsmrsts024 | 2013-08-25 07:18 | 朝日新聞・綜合、政治

8月24日(土)・・・

福島沿岸全域で試験操業を延期 国・漁業者らの協議会
東京電力福島第一原発からの放射能汚染水の流出問題を受け、漁業者と学識者、国などでつくる福島県地域漁業復興協議会は23日、9月初めに予定していた試験操業開始を県沿岸全域で見送ることを決めた。

 南部のいわき市漁協、北部の相馬双葉漁協とも、船引き網漁でシラス、底引き網漁で16種類の魚をとる計画。漁協などは、漁場の放射線量や対象魚種のモニタリング調査のデータが9月中旬ごろにそろうのを待ち、汚染水の影響の有無を見極めた上で試験操業を行うかどうか判断する方針だ。

 この日の協議会では、操業計画そのものは承認。モニタリング調査などで異常がなければ試験操業を始められるよう準備することを確認した。














3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年10月18日]・・コメに放射能、悪条件重なる 福島・二本松産から検出
福島県二本松市の旧小浜町地区のコメから1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、県は17日、セシウムを取り込みやすい複数の条件が重なったのが要因とみられ、「極めてまれなケース」とする中間報告を発表した。

 発表によると、この水田の土壌は約75%を砂が占め、セシウムを吸着するとされる粘土は約13%で、県内の土壌の平均より少なかった。肥料として入れたカリウムは表面付近の土100グラム中3.1ミリグラムで、県の田の平均20ミリグラムより少なかった。カリウムは、イネのセシウム吸収を抑えるが、この水田での使用量は通常の4割程度だったという。

 田には常時わき水が流れ込んでいた上、イネの根が短く、水に浸る状態が続いていた。周囲の木からセシウムが流れ込んだ可能性もあるという。

 県農業総合センターの吉岡邦雄・生産環境部長は「こうした条件の複合的な影響と考えられる。どれかが欠けても高濃度にはならなかっただろう」と言う。センターはこの田の土を使い、実験を続けるという。


[2011年10月18日]・・東電、政府に7千億円資金要請へ 賠償金支払いめぐり
東京電力が福島の原発事故の損害賠償をするため、政府にまず7千億円ほどを出してもらうよう求めることが18日、わかった。東電は15%ほどの電気料金値上げを考えていたが、政府に支援を求めるにあたり、いったん見送ることにした。

 政府による資金支援を担う「原子力損害賠償支援機構」が東電と調整している。9月にできた機構の第1弾の支援となる。

 東電は、今年度内に確実に必要になる賠償額を7千億円ほどとした。これから数カ月は原発のまわりの地域で住民の避難が続き、企業も活動できないとみたうえで、この金額をはじき出したという。今後、賠償の支払いにもっとお金が必要になれば、政府にさらに支援を求めるとみられる。


[2011年10月18日]・・・大川小に明かり 校門前の祭壇ともす 宮城
津波で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市の大川小学校校門前の祭壇に太陽電池を利用した明かりがともった。集落の大半が流され、周りには街灯もないため、これまで夜は真っ暗だったが、明かりができたことで日没後も供養に訪れる人が来やすくなった。

 子ども2人を失った鈴木義明さん(49)、実穂さん(43)夫妻は「これで子どもたちも迷わずに学校に戻ってこられる」と話し、花を手向けた。


[2011年10月19日]・・「官邸では福島産米を食べる」 首相、仮設住宅など視察
野田佳彦首相は18日、福島県内を訪ね、仮設住宅や除染作業の現場を視察した。大玉村の仮設住宅では地元産の新米で握ったおにぎり2個をほおばり、「まいうー(うまい)」。その後、記者団に「安全かつおいしいお米だ。風評被害をなくす第一歩として、官邸で私が食べるお米は福島産を使うよう指示したい」と語った。

 仮設住宅では原発事故で避難している住民から詰め寄られる場面もあった。富岡町から避難した女性(75)に「農地まで除染しきれるのか。これでは生殺しだ」と迫られ、「(原子炉が)冷温停止になった時に徹底した除染をしたい」と答えた。福島市で放射線量が比較的高いとされる大波地区の除染作業も見て回った。


[2011年10月20日]・・再び炉心損傷の確率、5千年に1度 東電が試算
福島第一原発の炉心が再び損傷する確率は1基あたり5千年に1回――東京電力は17日に公表した施設運営計画で、こんな試算を明らかにした。事故前は1千万年に1回と評価していたが、運転開始後わずか40年で3基の炉心が溶け落ちるメルトダウンを起こした。

 東電は1~3号機について、原子炉への注水ができなくなる場合を想定。18時間以上回復ができず、炉内の温度が1200度以上になる確率を計算した。

 落雷などによる電源喪失は10年に1回、注水設備の破損が15年に1回、大津波は700年に1回などとして計算したところ、1基あたり1万年に2.2回の頻度との結果になった。

 最も影響が大きいのは大津波だった。東電は「あくまで要因を探り対策を考えるためのもの。自信を持って言える数字ではない」としている。


[2011年10月20日]・・・釜石の貨物船、海へ 津波で乗り上げたまま7カ月ぶり
津波で岩手県釜石市の釜石港岸壁に乗り上げたままになっていた全長約100メートルの大型貨物船アジアシンフォニー(4724トン)が20日、国内最大級のクレーン船で海に戻された。7カ月ぶりの撤去で、付近の住民らは「やっと爪痕の一つが姿を消した」と話した。

 撤去に備えて積み荷や燃料を抜き取り、重量を約2300トンまで「減量」。4千トンまで持ち上げられる寄神建設(神戸市)のクレーン船「洋翔」がワイヤ32本で釣り上げて移動し、港の海面にゆっくり下ろした。

 貨物船は船底の水漏れなどを調べた後、7~10日後に作業を請け負った会社のある広島県江田島市へ運ばれる予定。

 貨物船は停泊中に津波に遭い、船首が防潮堤を突き破って脇の道路まではみ出した。通行の妨げになるうえ、「震災を思い出す」と付近の人らが早期撤去を望んでいた。一方、津波のすさまじさを表しており、見物に訪れる人も多かった。
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by nsmrsts024 | 2013-08-24 06:21 | 朝日新聞・綜合、政治

8月23日(金)・・・

海水の放射能急増、1週間で8~18倍 福島第一の湾内
東京電力は23日、福島第一原発の港湾内で採取した海水の放射性トリチウム(三重水素)の濃度が1週間で8~18倍に高くなったと発表した。1~3号機周辺の地下水汚染の発覚で、監視を強めた6月以降では過去最高。港湾外への放射能汚染の拡大が進んでいるとみられる。

 東電によると、原発から約500メートル離れた港湾口で19日に採取した海水から1リットルあたり68ベクレルを検出。12日は検出限界未満だった。港湾内の4カ所でも52~67ベクレルと6月以降で最高だった。だが、いずれの値も国の基準は下回っている。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年10月14日]・・・震災で転校・転園2万5751人 文科省集計
東日本大震災で被災して転園・転校した幼稚園児や児童生徒が、9月1日時点で2万5751人に上ることが文部科学省の集計で分かった。5月1日時点から18%増えた。同省の担当者は「仮設住宅の建設が進み、夏休み中に転校に踏み切ったケースが多いのではないか」としている。

 県外へ移った子どもは、福島県からが1万1918人で、津波被害が大きかった宮城県の1702人、岩手県の313人と比べても突出している。東京電力福島第一原発事故で、放射線への不安を感じて転校した例が多いとみられる。

 3県合計では1万3933人で、福島県からが86%を占めた。5月と比べて福島は1920人、宮城は208人、岩手は76人増えた。


[2011年10月14日]・・原発稼働率、過去最低の20.6% 9月
全国の原子力発電所の9月の稼働率は20.6%となり、先月に引き続き、記録が残る1977年4月以降の最低を更新した。電気事業連合会が14日発表した。

 原発稼働率は2月には70.8%だったが、定期検査に入った原発の再稼働が遅れているため、下がり続けている。

 9月の電力10社の発受電電力量は前年同月比9.1%減の768.3億キロワット時で、9月では過去最大の減少率になった。電力使用制限令は9月9日に解除されたが、節電努力が続いているためとみられる。発受電電力量は電力10社が自ら発電したり、他社から買ったりした電力量を表す。


[2011年10月15日]・・原子炉建屋覆うカバー完成 福島第一原発1号機
爆発で屋根が吹き飛んだ東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋を覆う仮設カバーの外壁設置工事が14日、終了した。損傷した建屋は、放射性物質の飛散を防ぐクリーム色のカバーにすっぽりと覆われた。当初は9月末に完成する予定だった。

 8月から本格的な組み立て作業に入っていた。カバーは縦47メートル、横42メートル、高さ54メートルで、ポリエステル繊維のパネルと天井、放射性物質を吸着するフィルター付き換気装置が取り付けられている。毎時約4万立方メートルの空気を換気して、放射性物質の濃度を10分の1程度に低減できるという。放射能の測定のため、建屋内から漏れ出す放射性物質を採取する作業もより正確にできる見込み。

 組み立て作業を簡素化するため、部材の数をできる限り減らし、日本建築をヒントにねじやボルトを使わない方式を採用した。台風などに伴う強風で風速が設計値を超えても崩れて中の建屋を損傷させず、土台が動いて建屋に寄りかかる構造にしたという。


[2011年10月15日]・・・津波で流された船を発見 3千キロ離れた太平洋上
東日本大震災の津波で流されたとみられる小型漁船や家電製品などが9月下旬、東北地方の太平洋沿岸から約3100キロ離れたミッドウェー諸島北西の太平洋上で見つかった。ハワイ大マノア校国際太平洋研究センターが発表した。

 同センターによると、ハワイ・ホノルルからロシア・ウラジオストクへと航行していたロシアの実習帆船が9月22日、全長約6メートルの小型漁船を発見。引き揚げたところ「福島」の表示があった。放射線量を測ったところ、正常値だったとしている。他にもテレビセットや冷蔵庫、ペットボトルやドラム缶、洗面器、ブーツ、木の板のようなものなどが洋上で漂流しているのを、航行中の21~28日に目にしたという。

 同センターは、津波にさらわれた漂流物が2012年にハワイ諸島の北側に近づき、14年には米西海岸に達するという見通しを出している。「今回の発見は予測に沿っている」と説明している。(ロサンゼルス=藤えりか)
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by nsmrsts024 | 2013-08-23 04:49 | 朝日新聞・綜合、政治

8月22日(木)・・・

大阪市、16日連続の猛暑日 71年前の最長記録に並ぶ
近畿地方は22日も高気圧に覆われ、各地で気温が上がった。大阪市では午後1時までに36度を観測。16日連続の猛暑日になり、1942年の記録(16日)と並ぶ歴代1位の長さになった。京都市は36・6度で、戦後最長の16日連続の猛暑日に。奈良市は35・8度。猛暑日が14日連続になり、最長記録を更新した。

 気象庁によると、正午時点で全国927カ所のうち、30度以上の真夏日は508カ所、35度以上の猛暑日は99カ所に達した。

 大阪管区気象台によると、午後1時までの最高気温は、京都府京田辺市で37・5度、堺市で37度、兵庫県西脇市で36・7度など。

 大阪府では、豊中市で36・3度、枚方市で36・1度まで上がった。枚方市では、猛暑日の連続記録が府内最長の19日になった。

 日本海側から延びる前線や、南から流れ込むしめった空気の影響で、近畿地方は週末にかけて曇りがちになり、暑さはいったん落ち着く見通し。しかし、週明けから再び晴れ間が広がって気温が上がるといい、大阪管区気象台は引き続き熱中症に注意を呼びかけている。



歌手の藤圭子さん死亡 飛び降り自殺か
歌手の藤圭子さん(62)が22日午前7時ごろ、東京都新宿区西新宿6丁目の路上で倒れているのが見つかった。病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。警視庁は、現場の状況から、現場前のマンションから飛び降り自殺したとみている。藤さんは、歌手の宇多田ヒカルさんの母親。

 新宿署によると、藤さんは仰向けで倒れ、履いていたとみられるスリッパの片方が近くに落ちていた。知人が住むマンション13階の部屋のベランダに、もう片方が落ちていたという。着衣に乱れはなかった。遺書は見つかっていない。

 藤さんは、3月に病死し今月23日に都内で偲(しの)ぶ会が予定されている作詞家の石坂まさをさんに見いだされた。1969年に「新宿の女」でデビューし、翌70年には「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」が大ヒット。この年に日本歌謡大賞、日本レコード大賞大衆賞を受賞、NHK紅白歌合戦にも出場した。96年には、ヒカルさんと「藤圭子with cubic U」を結成した。















3.11東日本大震災と福島第一原発爆発事故から2年と5ヶ月
千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた人間が発する核災害の記録
(東日本大震災と放射能人災から直後の1年間を顧みる)
[2011年10月9日]・・原発避難住民「戻りたい」4割に減る 家族別居は半数に
東日本大震災から半年を機に、朝日新聞社は9月下旬、福島大学の今井照(あきら)研究室と共同で東京電力福島第一原発事故による避難住民への聞き取り調査をした。住んでいた地域に「戻りたい」という人は43%で、前回6月調査の62%より減った。震災で家族が別々に暮らすようになった人は46%と半数近くに上った。

 放射能汚染への不安から妻子らがより遠方に避難している例が目立ち、原子力災害に伴う特徴が浮かび上がった。除染の遅れや難しさを感じている人が多い。

 住んでいた地域に「戻りたい」「できれば戻りたい」は計65%(前回79%)、「あまり戻りたくない」「戻りたくない」は計17%(同12%)だった。

 今回調査に答えた人のうち前回「戻りたい」と答えていた人は169人。このうち今回も変わらず「戻りたい」としたのは半数あまりの91人。42人は「できれば戻りたい」、10人は「戻りたくない」になった。


[2011年10月9日]・・国による除染、13年度末完了方針 被曝線量高い地域
野田政権は、東京電力福島第一原発事故で飛び散った放射性物質を取り除く除染作業を、原則として2014年3月末(13年度末)までに完了させる方針を固めた。除染や廃棄物処理の基本方針に盛り込み、近く閣議決定する。政権が除染の完了時期を示すのは初めてで、長期避難が続く住民の帰還が本格化する時期の目安にもなる。

 基本方針は、来年1月に本格施行される放射性物質汚染対処特措法に基づいて策定。今月11日に開かれる環境省の有識者会議で案を示し、議論を経たうえで閣議決定される運びだ。

 方針案では、放射能汚染の一義的な責任は原子力事業者(東京電力)が負うとしつつ、原発を推進した国の責任で対策を講ずる、と明記した。地元自治体から巨額の除染費用を負担させられるのではないかとの懸念が出ており、国が費用面も含め、除染に責任を負う姿勢を改めて示した。


[2011年10月9日]・・・やっと会えた愛犬、忘れてなかった 福島の被災者
東日本大震災で被災したペットを預かるNPO法人「日本アニマルトラスト」(大阪府能勢町)が8日、福島県などから飼い主14組39人を招き、ペットたちとふれあう祭りを開いた。

 同法人は捨て犬や猫などを保護する団体。「ペットは被災者の精神的な支えでもあるはず」と4月から福島、宮城、岩手にスタッフを送り、主に仮設住宅や避難先で飼えなくなった犬や猫を預かり始めた。

 ピーク時は約200頭。今も約150頭を預かる。週に一度は電話やメールで飼い主に様子を伝えてきたが、「実際に会って元気を出してもらいたい」(甲斐尚子代表)とバスを用意し、無料で招いた。

 福島県南相馬市から山形県天童市のアパートに避難する佐藤裕美子さん(40)は家族3人で訪れ、5カ月ぶりに小型犬のメイ(6歳)と再会した。避難先では周囲を気にして車の中で世話をしていた。暑くなるのを心配し、知人を通じて預けた。「もう忘れられたかとも思ったけど、喜んでくれた。早く生活を立て直して連れて帰りたい」と話した。(阿部峻介)


[2011年10月9日]・・子どもの甲状腺検査始まる 36万人に生涯実施 福島県
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を見守る福島県の健康調査で、18歳までの子ども全員を対象にした甲状腺検査が9日、福島県立医科大(福島市)で始まった。2年半で36万人の検査を一巡させる。その後も定期的な検査を生涯続ける。

 対象は震災当日に0~18歳だった全県民で、県外に避難した人も含まれる。

 初日に検査を受けたのは、事故直後から高い放射線量が測定されている飯舘村、浪江町、川俣町にいた子どもたちのうち、144人。ベッドで横になった子どもの首に医師が超音波検査装置をあて、甲状腺の大きさやがんにつながるしこりの有無を確認。1人5分ほどで検査を終えた。結果は1カ月後に通知される。


[2011年10月11日]・・年1ミリシーベルト超す汚染、8都県で国土の3%
東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性物質による被曝(ひばく)線量が年1ミリシーベルト以上の地域は、8都県で約1万3千平方キロ(日本の面積の約3%)に及ぶことが朝日新聞社の集計で分かった。環境省は10日に国の責任による除染地域を年1ミリシーベルト以上とする基本方針案を決めた。同省は当初、年5ミリシーベルト以上を基準とし、範囲を福島県内約1800平方キロとしてきたが、7倍に膨らむ計算だ。

 航空機による文部科学省の放射線量の測定結果を基に、環境省が事故による追加の被曝量が年1~5ミリ(毎時0.19~0.95マイクロシーベルト)の地域の分布図を作製。福島県は8月28日、他の地域は9月18日現在の線量別の面積を朝日新聞社で計算した。

 その結果、福島県は5ミリ以上の約1800平方キロに加え、1~5ミリの地域が約6200平方キロ。同県の面積(1万3782平方キロ)の6割にあたる約8千平方キロが除染の対象となる。

 残る7都県に5ミリ以上の地域はなかったが、1~5ミリは群馬県で約2100平方キロ、栃木で約1700平方キロ、宮城、茨城が各約440平方キロ、千葉が180平方キロと続き、東京と埼玉は20平方キロ前後だった。山形と神奈川は1ミリ以上の地域は分布図になかった。
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by nsmrsts024 | 2013-08-22 07:17 | 朝日新聞・綜合、政治

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