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9月30日(火 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と19日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・1~4号機なお不安定 福島原発、冷却装置作動が不可欠
福島第一原子力発電所は、事故の発生から2週間を迎えた。外部からの送電で冷却装置が動き出した5、6号機は安全な停止状態に戻ったが、残る1~4号機はまだ不安定な状況だ。原子炉や使用済み核燃料の貯蔵プールの燃料を安全に冷やすため、現場の作業が続く。

 これまで1~6号機すべてに送電ケーブルが接続され、電源復旧が期待されている。22日から3号機や4号機などで、様々なデータを見る計測用の電源が回復した。いわば「人間の目」にあたる機器で、回復により作業がしやすくなることが期待される。

 地震の際に運転中で、自動停止した1~3号機。外部からの送電と非常用発電機が止まって冷却装置を動かす電源がないため、緊急手段として、消防車のポンプを使って原子炉に冷たい海水を注入し、冷やす作業が続いている。

 放っておけば燃料が余熱(崩壊熱)で過熱、損傷し、さらに大量の放射性物質が放出されるおそれがあるからだ。

 1号機については原子炉の温度が上がり、注水が不十分と考えられたため、23日未明から、注入する海水の量を、それまでの9倍にあたる毎時18立方メートルに増やした。原子炉の圧力をみながら、注入が続いている。

 2号機、3号機でも海水の注入作業が継続されている。3号機では、外部電源の復旧作業が進めば、ポンプを使って海水の代わりに、真水を原子炉に注入することも検討している。

 計器から得られる数値上は、約4メートルある燃料棒の半分か、3分の1が冷却水から露出している計算だが、実際にどうなっているかはわからないという。

 プールの燃料も、原子炉で使っている燃料ほどではないが、余熱がある。外から放水車で水をかけたり、冷却系の配管を通じて建屋の内側から注水したりする作業が続いている。
水素が原因とみられる爆発や火災で建屋が壊れた3、4号機には外から放水していたが、3号機には、2号機同様、配管を通して内側からプールに注水する作業も始めた。4号機のプールでも実施する。

 1号機のプールの燃料は発熱量が比較的低いと考えられ、ほかのプールへの対策を優先させていたが、25日には注水を予定している。

 ただ、原子炉やプールを連続して安定的に冷やすためには、外部からの電源を復活させ、緊急避難的な海水注入から、もともと原発が備えていた装置による冷却に、早く切り替えることが必要だ。

 23日午後4時20分ごろには3号機の建屋から黒煙が上がり、念のため、付近にいた作業員や消防隊が退避している。作業がいつ終わるのか、見通しは不透明だ。

 1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故では、事故を起こした4号機の原子炉を、外から大量のコンクリートで丸ごと覆う対策がされた。

 ただ、福島第一原発と比べると、原子炉の格納容器の有無や、放射性物質の放出量などの状況が違う。そのため、経済産業省原子力安全・保安院は「現時点では、現実的な選択肢ではない」と説明している。





2011年2月24日(木)・・・NHKの震災関連番組、「阪神」の放送時間を上回る
NHKは23日、東日本大震災の関連番組の放送時間が阪神大震災のそれを上回ると発表した。総合テレビでは地震発生直後から22日までの12日間で254時間放送。阪神大震災は1カ月で273時間だった。日向英実放送総局長は「12日間で阪神大震災の1カ月分に匹敵するぐらいの放送になっている」と話した。

 インターネットの「ユーストリーム」「ニコニコ動画」「ヤフー」に震災番組を配信しているが、3社合計の視聴は推計で3200万人を超すという。















[世界と日本・今日この頃]

御嶽山頂の地震計、昨夏から故障 噴火時、観測できず
御嶽山の山頂付近に長野県が設置した地震計が、昨年8月から故障で観測できない状態だったことが30日、わかった。老朽化で故障したが、火山観測で連携している名古屋大が秋にも山頂に新たに地震計の設置を準備していたため、県単独の更新を見合わせていた。


 気象庁火山課によると、御嶽山では1979年の有史以来初めての噴火を受け、88年に常時観測を開始。現在、同庁のほか長野、岐阜両県、名古屋大、防災科学技術研究所などが12カ所に地震計を設置、他にも傾斜計や空振計、衛星測位システム(GNSS)など複数の計器が備えられている。データは、気象庁に常時提供され、活動の監視に使われている。

 地震計のうち火口に最も近いのが、長野県が管理する「御嶽山頂」観測点だ。県砂防課によると、84年の長野県西部地震による土砂災害を受けて、土砂災害を防ぐ目的で97~00年度に山頂を含めた3カ所に地震計を設置。補修を繰り返して使ってきたが、昨年6~8月、うち山頂を含む2カ所が故障した。
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by nsmrsts024 | 2014-09-30 04:48 | 朝日新聞・綜合、政治

9月29日(月 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と18日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)


2011年3月24日(木)・・・震度5強1日に3回 福島県いわき市 気象庁
23日午後6時55分ごろ、福島県浜通りを震源とする地震があり、同県いわき市で震度5強の揺れを観測した。震源の深さは約9キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.7と推定される。いわき市でこの日に震度5強を観測したのは3回目。

 気象庁によると、東日本大震災の余震で、震源が観測点から約3キロと近かったため、M4.7でも震度5強の強い揺れを観測したという。浜通りでは同日午前7時台にM5.5~6.0の地震が4回相次ぎ、うち2回は震度5強の揺れが確認された。同じ観測点から数キロの位置が震源だった。同庁の横山博文・地震津波監視課長は「直下型で震源の浅い地震は、Mが小さくても揺れは大きくなる。余震は多発しており、直下型の余震にも警戒が必要」と話した。




2011年3月24日(木)・・・オバマ大統領、連日の「日本助けよう」 中南米を歴訪中
【サンサルバドル(エルサルバドル)=尾形聡彦】中南米を歴訪中のオバマ米大統領が、連日、東日本大震災で被害を受けた日本を支援する必要性を呼びかけている。

 最大の日系人社会を抱えるブラジルでは20日、「日本の危機がすぎるまでともに祈り、日本を支持し、復興を手助けしよう」と訴えた。21日には、チリのサンティアゴで「太平洋をはさんで、チリと米国は、日本の皆さんを支援する」。

 リビアへの軍事介入にかかる費用を問われた22日のサンサルバドルの会見では、人道的な見地から介入する必要性を強調するとともに「日本での救援活動にも費用はかかるが、米国は国際社会のリーダーとして、行動する必要がある」と語った。

 米政府高官は22日夜、朝日新聞に対し、「大統領が言及を続けているのは、米メディアが時に、一つの大ニュースばかりに焦点を当てることを知っているからだ。いま(米メディアの関心の)焦点は、日本からリビアへと移っている。しかし、大統領は日本の状況が深刻なことを理解しており、自分が日本に焦点を当て続けていることを世界に分かってもらいたいと思っている」と明かした。













[世界と日本・今日この頃]

御嶽山噴火、4人の死亡確認 27人は心肺停止状態
長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)の噴火で、長野県警は28日、男性4人の死亡を確認したと発表した。このほかに27人が心肺停止状態で見つかったが、火山ガスに阻まれ、救助活動は29日以降に延期された。両県警のまとめでは、この計31人のほかに40人が重軽傷を負った。


 28日も噴火活動は活発で、気象庁は「今後も同規模の噴火が起きる可能性がある」として、噴石や火砕流、降雨による土石流への警戒を呼びかけている。

 長野県災害対策本部によると、死亡が確認された男性4人と心肺停止の27人は山頂付近で見つかった。山頂は多いところで約50センチの降灰があり、灰に埋もれた人や山小屋の中で見つかった人もいた。男性4人は県警や消防がふもとの旧小学校内に運び込み、県警が身元や傷の状況を確認した。

 長野県によると、この日、自衛隊や警察、消防が21人を救助し、約130人が同県側に下山。岐阜県によると、26人が同県側に下りた。救助に当たった自衛隊幹部は、心肺停止の27人以外に山中に残されている人がいる可能性は低いと説明している。

 ふもとの病院には負傷者が次々と運び込まれた。長野県立木曽病院によると、足の骨折や全身打撲、低体温症の重症者がいたという。

 気象庁は28日、噴火の時刻をこれまでの発表より1分早い27日午前11時52分と修正した。地殻変動を調べる機器が、同時刻に山の動きの変化を観測していたことがわかったという。

 過去に多数の人が巻き込まれた火山災害は、43人が犠牲になった1991年の雲仙・普賢岳(長崎県)の火砕流や、4人が死亡した95年の焼岳(長野、岐阜県)の水蒸気爆発の例がある。

     ◇

 死亡が確認された方々は次の通り。

 名古屋市中村区亀島、浅井佑介さん(23)▽岐阜市次木、三浦勇さん(45)▽長野県塩尻市峰原、林卓司さん(54)▽長野県松本市中川、横田和正さん(61)=長野県警発表





「生きよう」声かけ合った 真っ暗な山荘、遺書書く人も
御嶽山の噴火後、登山者の多くは山小屋に避難した。不安な一夜を過ごし、けがや疲労をいたわりながら、28日までに懸命に山を下りた。

 「たくさんの人に支えられて、生きながらえることができた」。28日朝、頂上近くの「五の池小屋」から救出された会社員の男性(52)は、搬送先の岐阜県内の病院でふり返った。

 頂上から下山中、噴火に遭遇した。「ボン、ボン」と音を立て、両腕で抱えるほどの無数の岩が頭上から降り注いできた。とっさに高さ2メートルほどの岩陰に飛び込んだ。頭を隠し、うつぶせになった。左腕にがつんとした衝撃を感じた。「これで終わりだ。死ぬ」。そう思いながらも、一緒にいた友人と「とにかく生きよう」と声をかけ合った。

 降り注ぐ火山灰の合間にわずかな光が差し込み、岩の落下がやんだ。意を決して岩陰を飛び出した時、左腕から灰と混ざったどろどろの血が流れ、骨折しているのに気づいた。

 岩肌が火山灰で覆われ、疲れも重なって足が上がらない。「もう無理だ」と思ったが、近くにいた登山者が「頑張れ」「あきらめるな」と肩を貸してくれた。





御嶽山、死者12人に 心肺停止は24人 捜索難航
御嶽山の噴火で、長野県警は29日午後、新たに8人の死亡を確認したと発表した。死者は計12人となった。また、山頂付近でこの日新たに心肺停止状態の5人を確認。心肺停止状態の人は計24人となった。


 県警は同日夜、死亡が確認されたうちの1人の身元を静岡県御前崎市白羽の会社員増田直樹さん(41)と発表した。

 自衛隊と県警、消防は同日早朝から山頂付近で捜索・救出活動に当たったが、付近で有毒の硫化水素ガス濃度が上がったため、同日午後1時34分、捜索を打ち切った。この日は心肺停止状態で見つかった8人をふもとまで搬送した。
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by nsmrsts024 | 2014-09-29 07:18 | 朝日新聞・綜合、政治

9月28日(日 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と17日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)


2011年3月24日(木)・・・水道水から放射性ヨウ素、いわき・常陸太田でも
厚生労働省は23日、乳児への規制値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性ヨウ素が、新たに福島県いわき市の水道水で検出されたと発表した。規制値の1.03倍。水道水を乳児に直接飲ませたり、粉ミルクに使ったりしないよう注意を呼びかけている。

 茨城県常陸太田市も同日、同市水府地区北部の簡易水道の浄水場で22日に採取した水から、規制値の2.45倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。備蓄用の飲料水を配布。同夜に準備した2700本は全てなくなったという。




2011年3月24日(木)・・・京都に入荷した茨城産ミズナ、規制値超す放射性物質
京都市は23日、市中央卸売市場第一市場(同市下京区)で、国の出荷制限の対象となっていない茨城県産ミズナを抽出して検査したところ、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムと放射性ヨウ素が検出された、と発表した。市は「ただちに健康に影響するような値ではない」としているが、この日入荷した約150キロの同県産ミズナを扱う卸売業者や仕入れ業者に店頭からの撤去を指示した。

 東日本大震災後、関西に流通する野菜から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。

 検出量は、1キログラムあたり、放射性ヨウ素が規制値の1.7倍の3400ベクレル。放射性セシウムは規制値の1.12倍の560ベクレルだった。このミズナを20グラム食べた時の人体への影響は、ヨウ素の場合で胃のエックス線集団検診を1回受診した場合の約400分の1、セシウムの場合で約4350分の1という。

 すでに約90キロが仕入れ業者などに出荷されており、市が流通先の確認を急ぐ。ほかに茨城県産のハクサイ、チンゲンサイ、群馬県産のネギも検査したが、異常はなかった。















[世界と日本・今日この頃]

御嶽山噴火、行方不明者は43人に 長野県、2人救助で
御嶽山(おんたけさん)の噴火をめぐり、長野県の災害対策本部は28日、木曽広域消防本部の正午時点の情報として、行方不明者が43人になったことを明らかにした。午前9時半現在で45人だったが、午前中に2人を救出した。



御嶽山噴火、30人以上が心肺停止状態 長野県警発表
長野県警は28日、御嶽山を同日朝から捜索したところ、午後2時までに心肺停止状態の登山者30人以上を発見した、と明らかにした。このうち4人を同日中に搬送する予定だとしている。警察や消防などの捜索・救助隊が2カ所の登山道から山頂付近まで捜索を進めている。
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by nsmrsts024 | 2014-09-28 06:44 | 朝日新聞・綜合、政治

9月27日(土 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と16日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)




2011年3月24日(木)・・・都が乳児のいる家庭に水配布へ 水道水から放射性ヨウ素
東京都は23日、金町浄水場(葛飾区)の水道水から1キロあたり210ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。乳児の飲み水についての国の基準の2倍を超えるため、同浄水場から給水している東京23区と多摩地域の5市を対象に、乳児に水道水を与えるのを控えるよう呼びかけている。

 金町浄水場は利根川水系の江戸川から取水している。同じ利根川水系から取水している千葉県も同日、全域に同様の呼びかけを始めた。

 都の対象は23区の全域と武蔵野、三鷹、町田、多摩、稲城の5市で計約489万世帯。都は「基準は長期にわたって飲み続けた場合の健康への影響を考慮して設定されており、代わりの飲み水が確保できない時に一時的に飲むのならば差し支えない」と冷静な対応を求めている。都によると、対象地区に1歳未満の乳児は8万人おり、緊急対応として乳児1人につき水550ミリリットル入りのペットボトルを3本、計24万本配布する。24日にも各区・市役所などで配り始める。

 厚生労働省によると、母親が飲んでも母乳や胎児への影響はなく、入浴など生活用水としての利用にも問題はないという。

 東日本大震災を受け、都は21日の降雨の影響を調べるため、22日午前9時に同浄水場からサンプルを採取。23日午前11時ごろ、基準を超える値を検出したと報告を受けた。同日午前9時のサンプルでも190ベクレルを検出した。都は「21日の雨で大気中の放射性物質が溶け込んだため、濃度が上がったのではないか」とみている。サンプル採取から発表まで24時間以上かかったことについては「最大限早く対応した。発表が遅れたとは考えていない」としている。

 放射性ヨウ素が体内に入ると甲状腺がんなどの原因になることがある。原子力安全委員会は飲料水について、1キロあたり300ベクレルという基準を定めているが、子どもは放射性ヨウ素が甲状腺にたまりやすいため、厚労省は牛乳や乳製品については1キロあたり100ベクレルという基準を設定。同省は21日、この値を水道水にも当てはめ、乳児に与えないよう全国に通知していた。

 都は原発事故後、放射性物質の除去効果が期待できるとして浄水に使う粉末活性炭の量を通常の3倍にしていたが、今回の検出結果を受けて通常の4倍に増やした。

 農林水産省は製造や流通、市場の各団体に対し、「食品加工などの際に都の水道水を使うことは問題がない」として、冷静な対応を求める文書を23日に出した。




2011年3月24日(木)・・・死者9523人、不明1万6094人―23日午後11時
警察庁によると、23日午後11時現在の死者数は、12都道県で9523人に上った。行方不明は6県で1万6094人いる。負傷者は18都道県で2755人。

 確認されている死者数は宮城5714人、岩手2939人、福島812人、茨城20人、千葉17人、東京7人、栃木と神奈川で各4人、青森3人、北海道、山形、群馬で各1人。行方不明となっているのは宮城6196人、岩手4974人、福島4920人、千葉2人、青森、茨城各1人。

 また死者のうち、身元が判明したのは同日午前10時現在で5770人にとどまる。

 牡鹿半島は海岸沿いに近づくのが難しく、遺体収容作業は難航している。福島県でも原発事故の影響で、行方不明者の捜索活動は進んでいない。

 建物被害は、全壊1万8324戸、流失1165戸、全半焼149戸、一部損壊10万5109戸など。道路損壊は1749カ所。















[世界と日本・今日この頃]

御嶽山が噴火、火砕流も 岐阜・長野県境

 気象庁は27日、長野と岐阜県境にある御嶽山(標高3067メートル)が噴火した、と発表した。御嶽山の噴火は2007年3月以来。気象庁は、噴火警戒レベルを入山規制のレベル3とした。午後3時50分現在、噴火は続いているものとみられ、岐阜、長野、山梨の3県で降灰に注意するよう呼びかけている。


 気象庁によると、噴火は27日午前11時53分。国土交通省中部地方整備局が御嶽山の南側に設置しているカメラでは、噴煙が南側斜面を3キロ以上流れ降りている様子が観測された。山頂の火口付近から周囲4キロ程度の範囲で、噴火に伴う大きな噴石への警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、噴火の約10分前に、火山活動が活発になる際にみられる「火山性微動」を観測した。また、御嶽山では9月に入って火山性地震が急増。10日に52回、11日には85回の火山性地震を観測していた。

 今後、大規模な噴火につながる可能性について、気象庁の北川貞之・火山課長は記者会見で「地殻変動もみられていないので、それほど大規模な噴火に至るとは考えていないが、今回と同程度には至る可能性があると考えている。活動がいつごろ収束するかを判断するのは、なかなか難しい」と話した。

 御岳山では1979年10月、剣が峰の南西側の斜面で、マグマが地下水を熱することで起こる水蒸気爆発が発生、登山者1人が軽いけがをした。




御嶽山、7人意識不明 登山者多数が倒れているという
長野県の木曽広域消防本部から長野県危機管理部に入った連絡によると、御嶽山の噴火によるけが人は午後4時現在、意識不明が7人、重症が7人、中等症が3人。登山者から同消防本部に2時50分に入った情報によると、登山道に多数の登山者が倒れているという。





 
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by nsmrsts024 | 2014-09-27 09:13 | 朝日新聞・綜合、政治

9月26日(金 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と15日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・高速「平日上限2千円」見送り 国、復興財源に充当検討
国土交通省は23日、4月から予定していた普通車「平日上限2千円」などの高速道路新料金の導入を見送った。東日本大震災で移動手段を奪われた被災者に配慮した。混乱を避けるため、「休日上限1千円」などの現行制度は続ける。新料金のための年1千億円の財源は、復興に回すことが検討されている。

 国交省は、全国民が同じように高速道路を使えるようになるまで「当面延期」としているが、被災地の復興には膨大な費用と時間が必要になる。国会では高速道路の割引制度を全面廃止するよう求める声も出ており、新料金は実現しない可能性も出てきた。

 これとは別に、民主党はマニフェストに掲げた「高速道路の原則無料化」のために、無料化の社会実験を続けている。新年度は1200億円を予算案に計上しているが、これについても被災地支援に回すよう求める声がある。

 民主党の岡田克也幹事長は22日、社会実験は中止を検討しつつ、「東北地方だけはやった方がいい」と発言。今後、与野党間の協議で議論となりそうだ。




3月24日(木)・・・放射能漏れ、どの部分から? 特定遅れれば放出長期化も
東京電力福島第一原発では、爆発が起きて以降、人体に有害なレベルの放射線が敷地内で観測され続けている。放射性物質は、どこからもれているのか。考えられるのは使用済み核燃料の貯蔵プールと、原子炉やその周辺部分の破損だ。漏出部分を突き止めるのが遅れれば、放射性物質の放出は長引くことになる。

 同原発4号機では15日に核燃料プール付近で火災があった。プールの水位が下がって使用済み核燃料が露出し、水素が発生して爆発したとみられている。このとき外部に放出された放射性物質が、敷地内にとどまって放射線を出し続けている。これが考えられる一つのシナリオだ。

 プールでなく、原子炉からもれている可能性もある。

 東電は、水素爆発が起きて建屋が壊れた1、3号機について、「格納容器の健全性は保たれている」との説明を続けている。格納容器につながる圧力抑制室で爆発が起きた2号機も、大きく壊れているとは考えにくいとの立場だ。損傷が大きければ「放射線量はこんなものではすまないはず」(東電)だからだ。

 だが、部分的な破損の可能性を示すデータはある。その一つが、核燃料のウランが核分裂してできる放射性のセシウムが外部で検出されていることだ。

 内部の圧力が高まった格納容器が壊れないよう、蒸気を外に逃す措置もとられている。ただ蒸気はいったん水の中をくぐっているため、この措置でセシウムが外部に出た可能性は低い。

 では、破損部分はどこなのか。可能性が高いのは、検査の際などに人間が内部に出入りするときにつかう「パーソナルエアロック」というドアだという。関係者によると、ドアと格納容器のすきまを埋めるパッキンが「一番弱い」とされているからだ。

 東電はこのほか、接続部分などの小さな箇所が破れている可能性も認めている。たとえば、圧力容器や格納容器から外部へ通じる配管だ。配管には弁があり、地震を感知して発電が自動で止まると同時に、弁は閉じられる。仮に弁から先の配管が破れても、炉内部と外部が直接つながるわけではないが、もともと配管の中にあった放射性物質を含む水などが、漏れだした可能性はあるという。













[世界と日本・今日この頃]

新疆の同時爆発、計50人死亡 容疑者40人射殺・自爆
中国の新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州のブグル県で21日に起きた爆発事件で、自治区政府系ニュースサイト「天山網」は25日夜、事件で計50人が死亡したと伝えた。

 天山網によると、同県内で21日夕方の同じ時間帯に、商店入り口や派出所など少なくとも4カ所が爆発物で襲われた。住民6人と警察関係者4人が犠牲になったほか、54人が負傷した。容疑者のうち40人が射殺もしくは自爆により死亡、2人が拘束された。当局は「重大な暴力テロ襲撃事件」と断定。射殺された主犯として、ウイグル族とみられる名前を挙げている。負傷者は32人がウイグル族で、22人が漢族という。

 事件の詳細は明らかになっていないが、漢族と少数民族のウイグル族の対立が原因となった可能性がある。(上海=金順姫)
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by nsmrsts024 | 2014-09-26 05:35 | 朝日新聞・綜合、政治

9月25日(木 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と14日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・宮古で津波8.5メートル以上 気象庁、震災で最高値
11日の東日本大震災で発生した津波について、気象庁は23日、岩手県宮古市と同県大船渡市沿岸の津波観測施設で、それぞれ8.5メートル以上、8.0メートル以上の波の高さを観測していたと発表した。いずれも、津波による停電や回線トラブルなどでデータの送受信が途絶えていたが、職員による現地調査で機器に残ったデータを回収、解析した。

 気象庁によると、今回の震災による一連の津波で、これまで福島県相馬市沿岸で観測された7.3メートル以上が最高。震災以前では、機械観測による波の高さとしては、2003年9月の十勝沖地震で観測された255センチ(十勝港)が最も高かったという。




2011年3月24日(木)・・・田畑の津波浸水、3県で2万ヘクタール 農水省まとめ
農林水産省は23日、東日本大震災による津波で浸水した田畑が岩手、宮城、福島の3県で約2万ヘクタールに達するとの調査をまとめた。阪神大震災での田畑の被害面積の100倍の規模だ。農業を再開するには、海水がもたらした塩分を田畑から取り除くなどの作業が必要で、今後の作付けに甚大な影響が出そうだ。

 国土地理院が撮影した衛星写真や現地調査に基づき、農水省が分析した。内訳は岩手が1800ヘクタール、宮城が1万3千ヘクタール、福島が5400ヘクタール。仙台平野や北上川河口付近が広範囲に浸水した宮城の被害面積が最も広く、同県内の田畑の9.5%を占める。青森や茨城などでも田畑の浸水は起きたが、今回の結果には含まれていない。

 今後の復旧作業について、農水省は23日の衆院農林水産委員会で「土の搬入、除塩、排水対策など総合的な取り組みが必要。除塩にはかなり時間がかかる」と説明。地盤沈下で排水が難しくなっている田畑もあり、塩分の濃度によっては対策に1年以上かかる可能性もありそうだ。

 一方、農水省が自治体から報告を受けてまとめた浸水や地震による農地の損壊は、21日午後3時現在で、岩手、福島、茨城など10県(宮城県は含まず)で計590カ所。取水施設やダム、水路など農業用施設の損壊も、東日本を中心に16県の5471カ所に上っている。実態把握が進んでいない地域も多く、被害がさらに膨らむのは確実だ。















[世界と日本・今日この頃]

過激派組織「イスラム国(IS)」
イスラム国(2014年08月10日 朝刊)
イラクを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織。「イラク・シリア・イスラム国」を名乗っていたが、6月末、イラク北西部からシリア東部の一帯でイスラム国家の樹立を一方的に宣言。それに伴って組織名も改称した。

イラク・シリア・イスラム国(ISIS)(2014年06月13日 朝刊)
イスラム国家の樹立を掲げるスンニ派武装組織。イラク戦争後にアルカイダ系の反米勢力が合流してできた「イラク・イスラム国(ISI)」が、2011年に始まったシリア内戦に介入して改名した。勢力は数千人とされる。イラク北部とシリア東部を拠点とし、シーア派市民を狙った無差別テロを繰り返している。





オバマ大統領「打倒イスラム国連合を」 国連演説

オバマ米大統領は24日、ニューヨークで開催中の国連総会で演説し、中東の過激派「イスラム国」の打倒に向けた国際的な有志連合に加わるよう各国に求めた。米国が「自衛権」を根拠にシリアで開始した軍事行動への支持や、イラク政府への支援を各国に呼びかけた。

 オバマ氏は「『イスラム国』は最終的には打倒されなければならない」と表明し、「こうした殺人者たちが理解する唯一の言葉は力だ。米国は幅広い有志連合と共に、死のネットワークの廃棄に取り組む」と軍事行動を続ける決意を示した。「米国は単独では行動しない」と述べたうえで、「すでに40カ国以上がこの連合に加わる意向を示した。この取り組みに参加することを世界に求める」と呼びかけた。

 オバマ氏の国連演説に先立ち、米国のパワー国連大使は23日、「イスラム国」への空爆をシリア領内で実施したことについて、「国連憲章51条に基づく自衛権行使」だとする文書を国連の潘基文(パンギムン)事務総長に提出した。米国はイラク在住の自国民保護などを理由にイラク空爆を続けてきたが、今回、新たな法的根拠を示し、シリア空爆の正当化を図った形だ。
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by nsmrsts024 | 2014-09-25 05:01 | 朝日新聞・綜合、政治

9月24日(水 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と13日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・粉ミルク溶くのは控えて 妊婦は大丈夫 東京の水道水
■赤ちゃんがいるのですが?

 東京都が23日、放射性ヨウ素が検出されたことを理由に、23区と多摩地区の5市を対象に、乳児に水道水を与えるのを控えるよう呼びかけた。乳児のいる家庭では、どうしたらいいのか。

 東京都が水道水を飲むのを控えるように求めている「乳児」は1歳未満のこどものことだ。一方、厚生労働省はミルクだけで栄養をとっているこどもは、年齢に関係なく水道水を控えるべき「乳児」ととらえている。離乳食も含め、食事ができるこどもなら、ミルクだけに栄養を頼っているわけではないからだ。

 今回、都の浄水場で検出された放射性ヨウ素は1キロあたり210ベクレル。厚生労働省が定める乳児の基準(1キロあたり100ベクレル)を上まわるので、乳児に飲ませたり、粉ミルクを溶くのに使ったりはしない方がよい。

 ミネラルウオーターは本来、ミルクには適さないが、やむを得ず使うならなるべくミネラル分が少ないもので代用した方がいい。粉ミルクは水道水などミネラルの少ない水で溶いたときに母乳に近くなるよう成分が調整されているからだ。都は乳児がいる家庭に対し、問題発覚以前にペットボトルに詰められた水道水を24日にも配布する計画だ。対象乳児の確認方法などは各区・市役所に対応を任せるとしている。

 ヨウ素は放射能が半分になる半減期が8日と短く、すべてが蓄積されるわけではない。とはいえ、大西武雄・奈良県立医科大特任教授(放射線生物学)によると、乳児は体内の細胞分裂が盛んなので、放射線の影響を大人よりも受けやすいとされる。

 ただ、今回検出された水の濃度は、DNA損傷量が測定できないくらい低いものだという。鈴木元・国際医療福祉大教授(被曝(ひばく)医療)も「現在の濃度なら、大量に飲まなければ心配する値ではない」と話す。


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123では、母乳で赤ちゃんを育てている母親や妊婦は、水道水を飲んでもよいのだろうか。政府はいずれの場合でも、「大人の基準(1キロあたり300ベクレル)以下の水なら大丈夫」としている。

■大人はいいの?

 では大人なら大丈夫なのか。

 いまの段階であまり神経質になる必要はない。300ベクレルという基準自体、1年続けて飲んでもリスクが低いとして決められたもので、一時的に飲んだぐらいなら影響は考えにくいという。

 消毒しようとして沸かしても、放射性物質の濃度は変わらない。だが、たとえ基準を超えた水でも、手を洗ったり、入浴したりといったぐあいに生活用水にするなら問題ない。洗濯に使って「衣類が汚染される」などと考える必要もない。

 今回、放射性ヨウ素の高い値が出たのは金町浄水場の水だ。家庭に届くまでに、他の浄水場の水と混じり合うことも多い。現在、計画停電の影響もあって各浄水場からの水の混じり具合は一定ではなく、家庭の蛇口から出る水道水での濃度はまちまちとみられる。都が新宿区の施設で続けている分析結果でみると、22日の放射性ヨウ素の1リットルあたりの値は18・7ベクレルだった。

 都は、放射性物質を除去する効果がある程度、期待できるとして、21日夜から浄水に使う粉末活性炭の量を3倍にしていた。今回、基準を上回る放射性物質が検出されたことを受け、23日午後からは4倍にした。

 一方で、政府によると、家庭用浄水器で同様の効果があるかどうかはデータがなく不明という。

■これからは?

 どうして今、水道水から基準を超える放射性物質が出たんだろう。

 水道水から放射性物質が検出されたのは、東京電力福島第一原発の1号機が水素爆発してから約10日もたった22日だった。
21日は都内で雨が降った。都は、空気中に漂っていた放射性物質がこの雨に溶け込んだためだと推測している。こうした雨が、浄水場が取水している川に流れ込み、水道水に含まれる放射性物質の数値が上昇したとみている。

 では今後、放射性物質の値は増えるのか、減るのか。

 都によると、22日採取分では210ベクレルが検出されたが、23日の採取分で検出されたのは190ベクレルだった。下がったようにもみえるが、測定には誤差があるため、必ずしも下がったとはいえないという。都や政府は「今後の数値の変化を注視する必要がある」として推移を見守る構えだ。














[世界と日本・今日この頃]

不明女児の自宅近くに遺体 夜の街騒然「なぜここに」

神戸市長田区の名倉小学校1年、生田美玲(みれい)さん(6)が行方不明になってから12日。地域や警察が懸命の捜索を続ける中、美玲さんの自宅近くで23日、複数のポリ袋に入った子どもとみられる遺体が見つかった。行方不明事件との関連はあるのか。緊張が走った。


 現場付近は一報を知った住民ら数百人が集まり、休日の住宅街は騒然とした雰囲気に包まれた。

 遺体が発見されたのは、神戸市長田区長田天神町1丁目のマンション北側の茂み付近。美玲さんが通っていた市立名倉小学校から100メートル余りしか離れていない。市道から、密集する民家の間を抜ける幅3メートルほどの路地を入り、30メートルほどの急な階段を上った先にある。捜査関係者によると、これまでも複数回捜索した場所だったという。

 市道から路地に入る場所付近には、警察が規制線のテープを張り、時折、テープをくぐって鑑識などの警察官が出入りした。

 現場近くのマンションに住む女性(49)は「ベランダから外を見たら、裏の茂みの周りに人だかりができていた。何だろうと思ってテレビをつけたら、遺体が見つかったというのでぞっとした。血の凍る思いです」と不安そうに話した。
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by nsmrsts024 | 2014-09-24 06:54 | 朝日新聞・綜合、政治

9月23日(火 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と12日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・がれき いつものあの日が埋まってる 心の支え捜す人々
すべてが津波に流された。たくさんの人が亡くなった。せめて生きていく心の支えにと、廃材や泥の中で大切なものを捜す人たちがいる。がれきのなかにも、思いのこもった無二の品が含まれている。

 仙台湾に面した宮城県七ケ浜町菖蒲田浜地区。倒壊した家の破片が無数に散らばる。高校2年の伊丹結香さん(17)は棒で地面をつつき、あるものを捜し歩いていた。

 高校から始めた弓道で全国大会3位に入ったメダル。ほこりをかぶらないように、普段は机の引き出しにしまっていた。眺めては「がんばろう」と思いを新たにしてきた。しかし、家ごと津波に流された。

 震災3日後から連日、家の近くを捜す。机の破片は見つかったが、メダルはない。「がれきの片付けが始まって道路に落ちてるだけだと捨てられてしまうかも。持っておくか、役場に届けてもらえたら」。祈るように話した。

 津波に襲われた同県南三陸町。30代の母親ががれきの中でうずくまり、泣いていた。「なんにも悪いことしてないのに。どうして……」

 あの日、2歳の娘を寝かしつけ、山向こうの町に買い物に出て地震に遭った。山を越えて轟音(ごうおん)が響いてきたが車は動かず、坂道を走った。そこから先の記憶はない。

 娘は翌日、自宅があった場所から400メートルほど離れたがれきの下で見つかった。消防団員が顔を拭いてくれていた。いつもの歯磨きのように、口を大きく開けて指で泥をかきだしてあげた。

 震災3日後、がれきの中から、やっとアルバムを掘り出した。砂ぼこりが巻きあがる中、泥だらけのアルバムを胸に母親は泣き続けた。

 被災地ではがれきの撤去が控えている。県によると、災害ゴミでも所有者の財産権は否定できず、重機で廃材などを回収後、金庫や位牌(いはい)などが見つかれば保管することもあるという。ただ、担当者は「個人の思いを含んだものはできるだけ保管したいが、作業効率上、細かいところまでは難しい」と話す。(白井伸洋、三浦英之)

「うちの流し台だ」と言って涙を流す大友千賀子さん(手前)と中嶋明美さんは姉妹。実家の父親と兄は車の中で遺体で見つかり、母親は行方不明だ=21日、宮城県名取市、金川雄策撮影

重機を使ってがれきの撤去作業をする自衛隊員=22日午後4時1分、岩手県山田町、樫山晃生撮影

家屋などのがれきが道の脇に高く積まれている=22日午後4時12分、岩手県釜石市、福留庸友撮影

■「膨大すぎる」撤去難航

 がれきの撤去作業は、町が壊滅状態になった岩手県山田町でも難航している。

 「遺体が発見されました」。重機のある現場から無線で連絡を受けた自衛官が、巡回の警察官に向かって叫んだ。警察官が駆け寄り、遺体の特徴や服装などを書類に書き込んでいくと、その間、撤去作業は中断される。

 同町内では20日から、500人を超える自衛隊員と民間の建設業者約20社が行方不明者の捜索とがれきの撤去作業を行っている。しかし、町中ががれきで埋め尽くされており、撤去作業の見通しが立たない。自衛隊の一人は「がれきの量が膨大すぎる」と途方に暮れた。

 岩手県宮古市田老地区では22日、自衛隊が「今日は重機を入れません。何か捜しものがある人は声をかけてください」と避難所の住民らに連絡した。がれきの中から、家族の写真やぬいぐるみ、ランドセルなど思い出の品や、衣類などが次々に運び出された。

 実家が流されてしまった佐々木佐保里さん(46)は「全財産を失いましたが、何かひとつでも思い出のものが見つかれば……」。自らもがれきの山をかきわけながら、祈るような目で自衛隊の捜索を見守っていた。(坂本泰紀、古田真梨子)




2011年3月24日(木)・・・東日本大震災の地震波、地球を5周 気象庁観測
11日に起きた東日本大震災の最初の地震の表面波(地球の表面を伝わる地震波)が、地球を少なくとも5周(約20万キロ)していたことが、長野市松代町の気象庁精密地震観測室の観測で分かった。

 同観測室は、11日の地震発生時から敷地内の地下700メートルに設置した地震計のデータを分析してきた。その結果、地震の表面波を地震直後に1回観測。その約2時間半後に震源から太平洋方向(東)とアジア大陸方向(西)の二つの波がそれぞれ地球を回って戻ってきたことを観測した。その後も約2時間半おきに表面波を観測し、地震直後の表面波を除いて計5回の波を確認したという。

 同観測室の三上直也室長は「震源からの距離や位置などもあり一概に比較はできないが、今回の地震は大きな震源域を持っており、過去に例のない規模のものだったと言える」と話している。

 同観測室は、太平洋戦争末期に旧日本軍が建設していた松代大本営の跡地を利用して1947年に中央気象台松代分室として発足した。気象庁の地震観測施設としては最大規模で、職員14人が世界中の地震を観測している。(上田悠)



















[世界と日本・今日この頃]

原発事故避難者への慰謝料、打ち切り時期再検討へ

東京電力が福島第一原発事故の避難者約8万人に支払っている1人月10万円の慰謝料について、国の審査会が、いったん決めた打ち切り時期の再検討に入る。昨年12月の指針では、避難指示の解除から「1年を目安」と決めていた。最も早い地域の打ち切り時期が半年後に迫り、避難生活の現状を改めて調べたうえで、見直すかどうか判断する。

 損害賠償制度を決める文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は、昨年12月に打ち切り時期を決めた指針で「実際の(避難)状況を勘案して柔軟に判断していくことが適当」とも記した。慰謝料の目的には「故郷に長らく戻れなかったり、家族が離ればなれに暮らしたりして受ける精神的な苦痛」と「避難生活による経済的な負担を補うこと」も含まれている。早期解除が見込まれる地域の現地視察を踏まえ、年度内にも時期を見極める。

 原賠審はまず、国の避難指示が4月に初めて解除された福島県田村市の都路(みやこじ)地区や、10月1日の解除が決まっている川内村、来春にも解除が見込まれる楢葉町などを今月24日に訪れる。首長らと会い、避難生活でどれだけの損害が続いているのかの実態をつかみ、慰謝料の打ち切り時期が妥当かどうかを検討する。原賠審の活動再開は、昨年12月以来9カ月ぶりになる。
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by nsmrsts024 | 2014-09-23 07:04 | 朝日新聞・綜合、政治

9月22日(月 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と11日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)




2011年3月24日(木)・・・リビア空軍に壊滅的打撃 米海軍明かす
【ワシントン=望月洋嗣】対リビア軍事行動「オデッセイの夜明け」を実施する米海軍は23日、多国籍軍がリビア空軍に対し壊滅的な打撃を与えたことを明らかにした。一方で、ミスラタなどで攻勢を強めるリビア軍地上部隊に対し、航空機による攻撃を続けているという。

 地中海上の米艦「マウント・ホイットニー」からヒューバー海軍少将が通信回線で記者会見した。リビア軍の航空機は「破壊されたか運用不能になった」とし、22日以降、航空機の活動は確認されていないと説明。また、これまでの攻撃で、カダフィ政権の地対空ミサイルなどの防空能力は「取るに足らない脅威になった」と述べ、リビア沿岸全域での飛行禁止空域実施が可能になったとした。

 カダフィ政権が人口密集地域のミスラタやアジュダビヤへの進攻を続けているため、多国籍軍は「市民の保護」を目的にリビア軍地上部隊への攻撃を強化。米東部時間23日早朝までの24時間に航空機を175回出撃させたという。このうち米軍機は113回を占め、指揮権を握る米軍の負担が再び増えていることがうかがえる。

 ヒューバー少将は、リビア軍が人口の多い市街地に展開している状況について、「極めて複雑」と説明。リビア軍の地上部隊による都市部進攻を阻止するとともに、通信網の破壊を目指す考えを示した。




2011年3月24日(木)・・・迫る津波は想定以上 「危ない」リーダー機転60人救う
東日本大震災で津波に襲われた宮城県七ケ浜町で、自主防災組織のリーダーの機転が60人の命を救った。県の想定を超す大津波の到来をラジオで知り、指定の避難場所から住民をさらに高所に避難させ、危機を脱した。

 「先生、本当に先生のおかげだぁ」

 七ケ浜町花渕浜地区の自主防災組織リーダー、鈴木享さん(57)は、震災後に再会した東北学院大の宮城豊彦教授を抱きしめた。

 鈴木さんら住民は、町内に住む宮城さんの指導で避難場所を決めるなど、防災に取り組んできた。宮城さんは津波防災の研究で知られる。

 高齢者の多い集落では、地震後の長い移動が難しい。だから、避難場所は県が想定する最大の3.3メートルの津波からようやく逃れられる近所の寺にした。11日の地震後、住民は寺の駐車場に集まった。

 じっとラジオに耳を澄ませていた鈴木さんは、他の地域に到達した津波が「5メートル」と知り、耳を疑った。

 「県の想定に比べて大きすぎる。これじゃ危ない」

 宮城さんと勉強してきた津波のことが頭に浮かび、急いで移動を決断。高齢者を近くの幼稚園のバスに乗せ、集まった仲間に移動を呼びかけた。30分かけて数百メートル離れた高台に60人を移した。

 「その途端、避難場所の寺が津波にのまれた」と鈴木さんは振り返る。

 津波から1週間後、避難所で人々の生活を支える鈴木さんを訪ね、宮城さんは言った。

 「結果的に、適切な避難場所を伝えられなかったことは申し訳ない。でも、学んだ知識を生かし、みんなを救ってくれた。素晴らしかった」(長野剛)













[世界と日本・今日この頃]

維新の党への名称変更届を提出 党本部は大阪

維新の党の結党に伴い、日本維新の会は22日午前、名称を「維新の党」に変更する届けを総務相宛てに提出し、受理された。合流する結いの党は21日付で解散する届けを出した。届け出上の維新の党代表は橋下徹大阪市長で、党本部は大阪市となる。みんなの党から離党を表明した大熊利昭衆院議員(比例東京ブロック)が加わると衆参あわせて所属国会議員は53人で、民主党の115人に次ぐ野党第2党となる。
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by nsmrsts024 | 2014-09-22 11:38 | 朝日新聞・綜合、政治

9月21日(日 )・・・東日本大震災から3年6ヶ月と10日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と6ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月24日(木)・・・福島・首都圏、放射線量下がる傾向に
東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、東日本の自治体は24日午前現在も、通常より高い放射線量を記録している。ただ福島県内でも首都圏でも、前日に比べ下がる傾向にある。各地の観測点のデータは健康にただちに被害が出る値ではないが、引き続き監視する必要がある。

 福島県内では24日午前8時現在、飯舘村で1時間あたり12.40(前日は13.60)マイクロシーベルト、福島市で5.21(同5.90)マイクロシーベルト、いわき市で1.51(同1.73)マイクロシーベルトなど。前日と同じ南会津町をのぞき、前日よりやや下がった。福島県内の平常時の上限は、0.07マイクロシーベルト程度。

 隣接する茨城県や、首都圏も前日に比べやや下がった。茨城県北茨城市で1.290(同1.44)マイクロシーベルト、ひたちなか市で0.902(同0.968)マイクロシーベルト、東京都新宿区で0.139(同0.146)マイクロシーベルト、さいたま市で0.118(同0.124)マイクロシーベルトだった。



2011年3月24日(木)・・・日銀、8営業日連続の資金供給 短期金融市場に2兆円
 日本銀行は24日午前9時半過ぎ、銀行や証券会社などが必要な資金をやりとりする短期金融市場に2兆円の資金を供給する公開市場操作(オペ)を実施した。28日に金融機関に貸し出す分。日銀による大量資金供給は東日本大震災後の14日から8営業日連続で、資金供給の総額は102兆6千億円になる。














[世界と日本・今日この頃]

4年ぶり、陸前高田に黄金の秋 コメ収穫始まる

岩手県陸前高田市の小友(おとも)地区の水田で、米の収穫が4年ぶりに始まった。東日本大震災でがれきに覆われた水田は今春、土の入れ替えなどをへて、87ヘクタールで作付けされた。黄金色になった稲穂の刈り取りは10月上旬まで続く。


 農機具の流失や高齢化、後継者不足で、地区の農家約400人の多くが廃業を考えたが、今年3月、農家らが農事組合法人サンファーム小友を立ち上げ、土地を集約して再出発した。

 栽培したのは、震災後に地元で作られたブランド米「たかたのゆめ」など。収穫した村上強(つよし)さん(43)は「新しい土で稲が育つ地力があるか心配した。よく育った」と喜んだ。(杉村和将)
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by nsmrsts024 | 2014-09-21 07:33 | 朝日新聞・綜合、政治

最高裁判所


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