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10月31日(金 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と20日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月26日(土)・・・馬淵・前国交相を首相補佐官に起用 原発事故など担当
菅直人首相は26日、前国土交通相の馬淵澄夫・民主党広報委員長を首相補佐官に起用する人事を決めた。東京電力福島第一原子力発電所の事故問題などを担当する。東日本大震災の発生後、仙谷由人官房副長官に続き参院で問責決議を受け退いた閣僚が相次いで政権に復帰した。

 内閣法では首相補佐官の数を「5人以内」と規定しているため、馬淵氏の補佐官就任により、首相側近の寺田学首相補佐官が退任する。

 馬淵氏は昨年9月、国交相に就任。昨秋の臨時国会で参院問責決議案が可決され、今年1月中旬の内閣改造で退任した。枝野幸男官房長官は26日の記者会見で「国交相の経験もあるので、中期的には震災対策でも大きな役割を果たしてもらえる」と説明。問責決議で退いた大臣経験者を復帰させていることについては「今の震災対応、そして原発対応にあたり、力のあるメンバーを加え、対応力を強化することがあらゆることに優先する」と強調した。馬淵氏は首相と会談した後、記者団に「内閣改造における交代だから、責任をとって大臣を辞任したという認識はない」と語った。

 菅首相は震災後、仙谷氏の復帰に加え、元国土交通副大臣の辻元清美氏をボランティア担当の首相補佐官に任命。さらに東京大大学院の小佐古敏荘教授、北陸先端科学技術大学院大学の日比野靖副学長、防衛大学校安全保障・危機管理教育センターの山口昇センター長らをそれぞれ内閣官房参与に任命するなど、相次いで人事を行っている。





2011年3月26日(土)・・・過酷労働もう限界、両親は不明…原発の東電社員がメール
東京電力の福島第二原子力発電所で働く女性社員が、東電本社の幹部に、現場の状況を電子メールで伝えてきた。事故を起こした企業の社員であり、被災者でもある立場の苦しさもつづっている。両親の行方はわからないという。

 メールを受けた幹部はかつて女性の上司として第二原発で働いていた。幹部からメール転送された東電関係者が、社員の名と所属を伏せて記者に見せた。関係者は「いまの状況で見せることが適切なのか迷ったが、社員の希望でもあり、現場の様子を知る参考にしてほしい」と話す。

 メールの送信日時は23日正午過ぎ。送り主は46歳の事務職の女性社員だ。次のような内容でつづられている。

 「1F(福島第一原発)、2F(第二原発)に働く所員の大半は地元の住民で、みんな被災者です。家を流された社員も大勢います。私自身、地震発生以来、緊急時対策本部に缶詰めになっています。個人的には、実家が(福島県)浪江町の海沿いにあるため、津波で町全体が流されました」

 「実家の両親は津波に流され未(いま)だに行方がわかりません。本当なら、すぐにでも飛んでいきたい。でも、退避指示が出ている区域で立ち入ることすらできません。自衛隊も捜索活動に行ってくれません。こんな精神状態の中での過酷な労働。もう限界です」

 福島第一、第二原発では、2010年7月時点で東電の社員約1850人、関連会社や原発メーカーなど協力企業の社員約9500人が働いている。東電によると、9割が福島県内在住で、そのうちの7~8割は原発周辺の双葉地域の住民。事故後は東電、協力企業の地元社員だけでなく、全国から集められた社員らが交代で作業している。
「被災者である前に、東電社員としてみんな職務を全うしようと頑張ってます。特に2Fは、自分たちのプラントの安全性の確保の他に、1F復旧のサポートも同時にやっていた状況で、現場はまるで戦場のようでした。社員みんな心身共に極限まできています。どうかご理解下さい」

 「今回の地震は天災です。でも、原発による放射性物質の汚染は東電がこの地にあるせいです。みんな故郷を離れ、いつ戻れるかどうかもわからない状況で、不安を抱え怒りを誰にぶつけてよいのか分からない! それが今の現実です」

 社員は「この現実を社内外に届けてください」と伝え、本社の支援を求めている。(永田稔)

















[世界と日本・今日この頃]

秋山監督、別れの胴上げ 重責果たし有終

(30日、ソフトバンク1―0阪神 日本S第5戦)

タカ松田、頂点へ導いた 果敢に8回決勝適時打
ソフトバンク3年ぶり日本一 阪神に4勝1敗
西岡の守備妨害、白井球審「ファウルライン内側走った」
阪神、遠かった1点 最後は守備妨害で幕切れ

 ソフトバンクの秋山幸二監督(52)が、本拠ヤフオクドームで宙に舞うのは今月3度目。これが別れの胴上げだ。「ファンの前で優勝できた。最高です。6年間ありがとうございました」

 シーズン終盤は大失速。最後の144試合目でパ・リーグ優勝を決めた。約30億円の大型補強は勝って当然という重圧を生んだ。9月以降、体重は4キロ落ちて83キロに。「監督になってユニホームのサイズは3度ほど小さくした」と言うが、最近はまたズボンのたるみが目立つようになった。

 クライマックスシリーズを控えた14日、一部報道で今季限りの退任が明らかになった。その日まで、退任の決意を知るのは王貞治会長ら球団幹部だけ。腹心の小川史(ひろし)ヘッドコーチ(54)でさえ知らなかった。「弱さを見せない人。淡々と指揮を執る“秋山監督”を、演じていたんだろう」

 3年前に体調を崩した妻千晶さん(55)を支えながら戦う日々。アマチュアゴルファーとして将来を嘱望された長女真凜(まりん)さん(18)に、看病などで負担をかけたことも心の重荷だった。ベンチでは能面を貫いたが、リーグ優勝直後に「半端じゃないプレッシャーだった」と本音を明かした。ビールかけを終え、感情を落ち着かせたはずなのに、不意にボロボロと泣き出す姿をチーム関係者は見た。

 シリーズ開幕3日前、福岡市内の焼き肉店で開いた決起集会。監督は「日本シリーズはアピールの場だ」とあいさつした。ふだんは勝負にこだわる監督の意外な言葉に選手は驚き、そして伸び伸びと動き始めた。

 攻撃時は立って指揮を執ってきたが、ベンチに座る時間が長くなった。和らいだ表情で戦況を見つめた。6年間でリーグ制覇3度、日本一2回。エネルギーを燃やし尽くし、重責を降ろした体が、歓喜の輪の中でふわりと浮いた。(伊藤雅哉)




日経平均、今年最高値 日銀追加緩和受け大幅値上がり
31日の東京株式市場は、日本銀行が追加の金融緩和を決めたことで、日経平均株価が大幅に値上がりしている。日経平均は一時、前日の終値より800円超値上がりして1万6450円を超え、取引時間中として今年の最高値をつけた。


 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本株の比率を高めると伝わり、日経平均は300円超値上がりして取引されていた。そこに日銀の追加緩和の決定が重なり、さらに買いが広がり、全面高の展開となっている。
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by nsmrsts024 | 2014-10-31 04:46 | 朝日新聞・綜合、政治

10月30日(木 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と19日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月26日(土)・・・舞い上がる土砂・ほこり… マスク着用、忘れないで
東日本大震災の津波で大量に運ばれた土砂が、ほこりとなって舞い上がり、住民や作業員らを悩ませている。がれきと化した建物の建材として有害なアスベスト(石綿)が使われている可能性もあり、専門家はマスクをきちんと着けるなど、呼吸器障害を防ぐ必要性を呼びかけている。

 岩手県宮古市役所近くの交差点で20日、静岡県警の警察官が交通整理をしていた。顔には、防じんゴーグルとマスク。県警から、ほこり対策として指示されているという。

 近くの機器製造業の浅田英明さん(67)は「黄砂の時みたい。へんとうの調子がおかしい」と訴える。近くのガソリンスタンド経営、大沢得次郎さん(59)は20日はマスクをせずに過ごしたが「風の強い日は夜になって目が痛くなる。鼻や耳の奥まで砂だらけです」と話す。マスクはインフルエンザ対策に買っておいたものを利用している。「この状態が続けば、みんなマスクをほしがる。そうなったら品切れになってしまうだろう」と心配する。

 市も県立宮古病院も「ほこりによる健康被害の訴えは把握していない」としているが、ひどい日には、対岸の山がほこりで見えない日もあったという。沿岸の他の地域でも同様の光景が広がる。

 専門家もほこり対策の重要性を強調する。

 復旧現場では、ほこりに、石綿やその他の有害物質が含まれている可能性がある。

 1995年1月の阪神大震災では建物解体作業で石綿を吸って中皮腫を発症したとして労災認定を受けた男性がいた。2001年9月の米同時多発テロでは、破壊されたニューヨークの世界貿易センタービルの現場で作業員らの肺機能低下が報告されている。

 フィットテスト研究会代表の吉川徹・労働科学研究所副所長は「マスクを着けるときは隙間ができないように正しく使うことが重要。救援に行く人はマスクの持参を忘れないでほしい」と話している。

 同研究会がまとめた対策の詳細は労働科学研究所のホームページ(http://www.isl.or.jp/jishin-mask.html)。(小坪遊)




2011年3月26日(土)・・・北海道、被災者1万人受け入れへ 大型バスで出迎えも
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県などの被災者について、北海道は1万人規模で受け入れる方針を決め、25日に発表した。公営住宅以外にもホテルを借り上げて住まいを確保するとともに、大型バスで被災地まで出迎えたり、生活費を無利子で融資したりすることで、積極的に被災者を支援する考えだ。

 一連の費用は2011年度補正予算案として、30日に開かれる臨時道議会に提案する。

 被災者向けの住まいとしては、道や道内市町村が計約2千戸の公営住宅を用意している。ただ、1万人規模で被災者を受け入れた場合、さらに住まいが必要になると判断し、ホテルなどの宿泊施設を借り上げることにした。予算は1億5千万円を計上する。

 被災者の移動の負担を軽減するため、道が大型バスを借り上げ、被災地まで出迎えることも決めた。道内入りに利用するフェリー代、バスの借り上げ費、添乗する道職員の旅費など、関連経費は計8800万円。

 被災者の生活経費向けの融資制度も実施する。公営住宅に入居する際に必要となる布団や食器といった生活用品の購入経費などを想定しており、無利子で最大50万円まで貸し付ける。

 これらの支援策は、補正予算成立後、3県などと調整のうえ実施時期を決める。

 補正予算案は総額約23億円にのぼる。その中には、道教育委員会の教育費計7317万円も盛り込まれた。津波被害で就学が困難となった道内の公立高校生や、被災地から道内の公立高校に転入してきた生徒ら計130人に対し、月額平均2万円を1年間貸し付ける制度や、道内に避難してきた児童・生徒の心のケアや保健指導にあたるスクールカウンセラー、退職した養護教諭を派遣するシステムなどを実施する。















[世界と日本・今日この頃]

米FRB、量的緩和の終了決定 次の焦点は利上げ判断に
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、米国債などの資産を買って市場にお金を流す「量的緩和」の終了を決めた。2008年の金融危機以降、3度にわたり続けた未曽有の金融緩和の終了で、米国の金融政策は転換点を迎えた。

 FRBは2012年9月に「量的緩和第3弾(QE3)」を開始。一時は米国債などを月850億ドル(約9・1兆円)買い上げ、市場にお金を流していた。雇用などの経済環境が改善していることから、今年1月以降は購入額を段階的に縮小。今回の会合で、今月から購入をやめることを決めた。

 次の焦点は、FRBが量的緩和と合わせて2008年に導入したゼロ金利政策をいつやめ、利上げに踏み切るかだ。FRBは、量的緩和の終了後も「相当の期間」はゼロ金利を続けるという方針を示してきたが、今回の声明でもその表現を維持した。(ワシントン=五十嵐大介)
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by nsmrsts024 | 2014-10-30 03:32 | 朝日新聞・綜合、政治

10月29日(水 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と18日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)


3月25日(金)・・・避難者、16都県24万5394人〈24日午後11」
警察庁のまとめでは、24日午後11時現在の避難者数は16都県で計24万5394人だった。

 確認されている避難者数は宮城8万9608人、福島8万5085人、岩手4万2837人、新潟7224人、山形3595人、埼玉3478人、群馬3137人、茨城2902人、栃木2803人、千葉1468人、東京920人、山梨678人、神奈川537人、静岡385人、長野370人、青森367人。

 このうち宮城、新潟、栃木、茨城、千葉、神奈川、静岡の7県には福島県から避難した人が、山形、群馬、山梨の3県には宮城、福島の両県から避難した人、長野には福島、茨城の両県からの避難者、東京には岩手、宮城、福島からの避難者が含まれている。




2011年3月25日(金)・・・死者9811人、不明1万7541人―24日午後11時
警察庁によると、24日午後11時現在の死者数は12都道県で9811人に上った。行方不明は6県で1万7541人。負傷者は18都道県で2779人。

 確認されている死者数は宮城5889人、岩手3025人、福島839人、茨城20人、千葉17人、東京7人、栃木と神奈川で各4人、青森3人、北海道、山形、群馬で各1人。行方不明となっているのは宮城6671人、福島5997人、岩手4869人、千葉2人、青森、茨城各1人。

 建物被害は全壊1万8713戸、流失1165戸、全半焼148戸など。道路被害は2027カ所に上る。

 また同日午前10時現在、死亡した人のうち身元が判明したのは約6140人。約5700人は遺族らに引き渡された。













[世界と日本・今日この頃]

束縛はイヤ、名無し暴走族「チームなんてダサいっすよ」

グループ名を持たない「名無し」の暴走族が増えている。かつては地元の地名など、こだわりのグループ名を特攻服などに記して爆走する姿が見られたが、最近は「集団の厳しいルールに縛られるのは嫌」。リーダーも名前もなく、ゆる~く集まって走り回る方がいいのだという。

■リーダー不在、LINEで連絡

 9月下旬の未明、川崎市内。住宅街の公園に次々とバイクが集まった。マフラーを改造しているバイクもあり、大きな音が響く。10台ほどが並んだ。2人乗りもいるため、総勢十数人になる。

 記者と名乗って話しかけてみた。いずれも16~18歳の少年。市内の同じ中学校の出身で、高校に進学せず、アルバイトなどをしているという。

 バイクは50~400ccのスクータータイプ。服装はジャージーやパーカ、キティちゃんのスリッパなど、ばらばらだ。

 摘発を逃れるためか、ナンバープレートは読みとれないように上向きに曲げられていた。軽微とはいえ、これも違法行為だ。

 「今どきチームに入るなんてダサいっすよ」。その中にいた少年(17)はこう話した。この仲間にリーダーはおらず、こうして走る日は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合い、来られる人だけ公園に来る。多い日は20~30台のバイクが集まることもあるという。

 グループ名の入った同じ特攻服を着て、リーダーなど上位者の言うことには絶対服従。そんな昔ながらの暴走族を敬遠するのは、組織のルールに縛られたくないことに加え、暴力団と関係を持つことに抵抗があるからだという。「ヤクザにケツもちして(後ろ盾になって)もらうと色々大変。暴走をするたびにお金を要求されるんすよ」

 別の少年(16)は、旧来の暴走族にも属しているという。理不尽なルールが多い、とぼやく。「うちはシンムシ(信号無視)や窃盗は禁止。でも、先輩はなぜか許されているから納得できない」。中には、運転するバイクの種類まで指定されているグループもあるという。「だから、こうやって走る方が楽っす」

 しかし、自由気ままに見える「名無し」暴走にも苦労はあるという。「縄張り」のようなものがあるためだ。「見慣れないバイクが暴走していると、すぐ話題になる。後でひどい目に遭うこともある」という。

 しばらく話を聞いているうちに、少年の1人が「来たぞ」と叫んだ。振り向くと、赤いランプを点灯させながらパトカーが近づいてきた。「いつもやってるやつ、やってきます。見ててください」。警察の追跡を振り切るという意味なのか、少年の誰かがそう言い残すと、一斉に走り去っていった。
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by nsmrsts024 | 2014-10-29 05:55 | 朝日新聞・綜合、政治

10月28日(火 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と17日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・東京都、乳児の水道水摂取制限を解除
水道水から放射性ヨウ素が検出された問題で、東京都は24日、23区と多摩地区の5市に出していた乳児への摂取制限をいったん解除すると発表した。

 金町浄水場(葛飾区)で22、23の両日に採取した水から基準を超える放射性ヨウ素が検出されたが、24日朝は1キロあたり79ベクレルで、基準を下回った。

 都は、解除を決めた理由について、(1)放射性ヨウ素が前日の半分以下に下がっていて、今後、急増するとは考えにくい(2)基準を上回ったのは、大気中の放射性ヨウ素が溶けた雨が降ったことが原因――などとしている。

 都の対応に対し、厚生労働省は、「放射性ヨウ素の値が変動して再び基準を超える可能性もある。もう少し様子をみた方がいいのではないか」としている。

 一方、茨城県日立市は、十王浄水場で298ベクレル、森山浄水場で150ベクレルの、また、同県笠間市も涸沼(ひぬま)川浄水場から170ベクレルの放射性ヨウ素を、それぞれ検出したと24日に発表した。23日に採取した水という。また、栃木県は25日未明、利根川水系の鬼怒川から取水している宇都宮市の松田新田浄水場から24日に供給された水から、108ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。日立、笠間の両市と栃木県は当分の間、乳児に水道水を飲ませるのを控えるよう呼びかけている。




2011年3月25日(金)・・・農業大国に原発の打撃 福島の農家「なぜこんなことに」
福島第一原発の事故で農業に大きな打撃を受けた福島県は、就農人口が茨城県、北海道に次いで全国で3番目に多い「農業大国」だ。沿岸部での放射線の影響で山あいの産物も一律に出荷が制限され、生産者は悔しさをこらえきれずにいる。

 「事故の収束を願い続けたが、こんな結果になるとは……」。原発から約100キロ離れた会津若松市でコマツナやホウレンソウなどを作ってきた管利明さん(58)は、政府が県単位で出荷停止の指示を出したことに憤る。「国の判断はおかしい」

 福島県は、沿岸部の「浜通り」、県中央の「中通り」、県西部の「会津」の3地域に分かれる。同市を含む会津地方は、「畑が雪に覆われ、露地野菜が栽培されていない」として、県の農産物に対する放射線の影響調査の対象に含まれておらず、汚染の程度は明らかではない。

 会津の農家からは「作物の安全性を証明したい」との声が出るが、農家や生産者団体は機器を持っていない。

 市は23日、市内の農産物の調査を始めるよう県に求めた。「同じ県内でも地理的な違いから影響に違いがあるはず。数値が出ないのに出荷停止とされては農家が納得しない」(農政課)と言う。

 福島県の農業産出額は全国11位。全国4位の米を始め、キュウリやトマトなどの野菜、桃や梨などの果樹の生産も多い。首都圏の市場に近い地の利もあって、農業は基幹産業の一つだ。放射線による被害がなくても、風評が広がれば打撃は避けられない。

 「中通り」の同県郡山市でも、市内の野菜から基準値を超す数値は出なかったが、市内産の作物は価格が大きく下落した。JA郡山市には組合員から「今春の作付けをしてもよいのか」「もう望みがないから今年はやめる」といった悲痛な声が寄せられている。
 原発から50キロ近く離れた同県二本松市東和地区。7棟のハウスで野菜を栽培する大野達弘さん(56)は23日、出荷を数日後に控えたコマツナや茎立菜をトラクターで踏みつぶしていた。青々とした葉が次々と地面に押しつぶされ、土にまみれた。

 「安全安心に自信があった品物なのに……」。地域をあげて無農薬や有機栽培に取り組み、山あいの不利な条件を克服する農業を実践してきた。県外から新規就農する若者も出てきていた。その矢先の原発事故。「我々は何も悪いことをしていないのに、なぜこんなことになるのか。早く作物が安全だといってもらえるようになりたい」(池田拓哉、中川透、古庄暢)




[世界と日本・今日この頃]

エボラウイルス検出されず リベリアに滞在し発熱の男性
 厚生労働省は28日朝、エボラ出血熱が流行する西アフリカに滞在し27日午後に羽田空港に入国した40代男性は、遺伝子検査の結果、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。男性に発熱の症状があったため、国立感染症研究所で血液などを調べていた。厚労省は念のため、男性には引き続き入院してもらい、健康観察を続けるとしている。


 男性は現在、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に入院している。厚労省関係者によると、男性が現地で患者らと接触したことは確認されていないという。

 警視庁関係者によると、男性は40代のジャーナリスト。午後4時に羽田空港に到着した際、37・8度の熱があることが確認されたため、国立国際医療研究センターに運ばれた。男性は「8月から2カ月間リベリアに滞在し、ベルギー、英国を経由して入国した」と話していたという。
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by nsmrsts024 | 2014-10-28 05:42 | 朝日新聞・綜合、政治

10月27日(月 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と16日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・被災地の電話復旧、メド立たず 基地局、津波で被害
東日本大震災では、安否確認の要になる電話が携帯・固定ともに使えなくなった。一部で復旧が進んでいるが、津波の被害が大きかった太平洋沿岸部では通信インフラが大きな打撃を受けており、完全復旧のメドは全く立っていない。 携帯電話は、地震直後から東北・関東の広範囲でつながりにくくなった。被災地では、電波を中継する基地局が流されたり壊れたりしたほか、停電で使えなくなった。

 NTTドコモの場合、地震翌日の12日、東北6県にある基地局9900局のおよそ4割が停波。津波の被害が大きかった岩手・宮城両県では基地局全体の約半分が使えなくなった。KDDI(au)、ソフトバンクモバイルも含めると、東北・関東で1万3千局を超す基地局が停波した。

 固定電話もつながらず、NTT東日本によると東北・関東で一時、加入電話87万9500回線が不通になった。

 さらに発信の集中による回線全体のダウンを防ぐため、各社は大規模な通話規制を実施。ドコモは最大90%、auが同95%、ソフトバンクが同70%の発信規制をかけたため首都圏も含め広範囲で携帯電話がつながらなくなった。

 復旧作業は地震直後から始まったが、道路が寸断されてなかなか現地にたどり着けない。各社は停電に備え、基地局に1~2日程度、電力を供給する蓄電池を設置しているが、今回は停電が長引き、蓄電池が切れて停波した基地局が相次いだ。

 停電がおおむね解消した現在、停波している携帯電話の基地局数は1755局(24日午後6時現在、大手3社合計)に減った。NTT東によると固定電話も9割が復旧している。

 だが、この先の道のりは険しい。残る基地局の大半は津波で被害が大きかった太平洋沿岸にあるからだ。
 携帯各社は大震災後、こうした地域に移動式の基地局車を配備した。だが、ドコモが持つ基地局車は全国に30台、auも同11台(ソフトバンクは非公表)だけで、被災地すべてはカバーし切れない。

 岩手県陸前高田市では、ドコモの移動基地局車が対策本部のある学校給食センターと特別養護老人ホームに1台ずつ、auの基地局車が避難所のスポーツ施設に1台しかなく、市内の一部でしか携帯電話は通じない。NTTグループ幹部は「津波で町ごとなくなってしまった所もある。復旧は新たな町づくりとともに進めていくしかなく、1カ月や2カ月でできるものではない」とみる。

 各社は衛星携帯電話を貸し出したり、避難所などに特設公衆電話約2千回線を設置したりと、当面の通信手段の確保を急ぐ。ただ、避難している人の数と比べると、圧倒的に足りないのが実情だ。(岡林佐和)




2011年3月25日(金)・・・宇都宮の浄水場、乳児の摂取基準超す放射性ヨウ素
栃木県は25日未明、利根川水系の鬼怒川から取水している宇都宮市の松田新田浄水場から24日に供給された水道水で、乳児の摂取基準(1キロあたり100ベクレル)を超える108ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。栃木県は、松田新田浄水場から給水している宇都宮市の住民に、乳児に水道水を与えるのを控えるよう呼びかけることを決めた。宇都宮市によると、市内の1歳未満の乳児は約5千人。

 同浄水場の23日の調査では、放射性ヨウ素は基準値を下回る1キロあたり56ベクレルが検出されていたが、24日の調査で基準値を上回った。

















[世界と日本・今日この頃]

雅子さま11年ぶり宮中晩餐会へ オランダ国王夫妻歓迎
宮内庁は27日、国賓として来日するオランダのウィレム・アレキサンダー国王夫妻を迎える宮中晩餐会(ばんさんかい)と歓迎行事に、皇太子妃雅子さまが出席すると発表した。いずれも29日に予定されており、雅子さまが宮中晩餐会に出席するのは、メキシコ大統領を迎えた2003年10月以来11年ぶり。


 雅子さまはこの年の12月に体調を崩して入院。その後、長期療養に入って以降、宮中晩餐会は「負担が大きい」などの理由で欠席が続いていた。歓迎行事には、09年5月にシンガポール大統領夫妻を迎えて以来、5年ぶりの出席。

 皇室とオランダ王室の交流は深く、雅子さまは06年、皇太子さま、愛子さまとともに同国で静養し、昨年春には皇太子さまと現地で国王の即位式にも出席した。
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by nsmrsts024 | 2014-10-27 06:51 | 朝日新聞・綜合、政治

10月26日(日 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と15日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に
東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。

 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。

 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。

 土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。

 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。
チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。

 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。

 健康への影響はどうか。チェルノブイリ原発事故では、強制移住の地域では平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人では白血病などの発症率は増えていない。

 甲状腺がんは増えたが、事故当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被曝(ひばく)したためとみられている。飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。

 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。




2011年3月25日(金)・・・トヨタ、プリウスなどの生産一部再開へ
トヨタ自動車は24日、東日本大震災の影響で国内全工場で停止している生産のうち、人気が高い「プリウス」などハイブリッド車(HV)の一部は28日から再開すると発表した。ただ、多くの車種で部品不足が続いており、再開は一時的なものになる可能性がある。

 トヨタが再開するのは、堤工場(愛知県豊田市)で生産する「プリウス」、子会社のトヨタ自動車九州が宮田工場(福岡県宮若市)でつくる「レクサスHS250h」、「レクサスCT200h」の計3車種。国内外でHVの人気が高く、引き合いが多いことに対応する。

 他の車種は引き続き国内生産は停止する。一部の部品生産は再開しているが、安定的に稼働できるのは5月上旬になるとの見方も出ている。米国工場では日本からの部品供給が一時的に途絶えたため、今後、2~3日操業が止まる見通し。

 ホンダは二輪車を製造する熊本製作所(熊本県大津町)での生産は、部品調達のめどがついたとして、28日から本格的に再開する。ただ、他の自動車工場の生産は4月3日まで停止を続ける。

 富士重工業も28日まで生産を停止。スズキは25日まで二輪車は生産するが、自動車は停止を続ける。三菱自動車は26日までは一部の工場を稼働させるが、その後の生産は部品の在庫次第という。マツダは生産を一時再開しているが、山口県の工場での車両組み立ては28日から再び停止する。













[世界と日本・今日この頃]

御嶽爆発3回、軽トラほどの噴石 噴火1カ月50人証言

 57人が死亡、6人が行方不明となった御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、少なくとも3回の大きな爆発があり、噴石と火山灰、熱風が一斉に山頂付近を襲ったことが生存者の証言で分かった。27日で噴火から1カ月。火山活動は低下傾向だが依然として噴煙が上がり、入山規制が続いている。


 ドドーンと低く重たい音に振り返ると、真っ白な入道雲のような煙が山の西側から立ち上っていた。

 9月27日午前11時52分。山岳ガイド小川さゆりさん(43)=長野県飯島町=は御嶽山の山頂付近にいた。

 とっさに1メートル四方の岩陰に四つんばいになると、白い煙に包まれた。「温泉の湯気に顔を突っ込んだよう」。長袖の右襟で口元を隠したが、きつい硫黄臭でせき込んだ。

 噴石は200メートルくらい舞い上がる。ヒューヒューと降り注ぎ、岩に砕けた。

 約7分後。冷たい空気がほおをなでた。真っ青な空が見えた。登山道を30メートルぐらい駆け下り、別の岩陰に体を押し込んだ。急に辺りが真っ暗になった。2回目の爆発音が聞こえた。

 ザン、ザンと音がし、黒い石粒が混じった灰が降ってきた。しゃがんだ腰の辺りまで埋まった。砂風呂のようにサラサラと生温かかった。

 3回目の爆発音は、最もすさまじかった。「洗濯機」や「軽トラック」ほどの巨大な噴石が飛び交い始めた。
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by nsmrsts024 | 2014-10-26 05:16 | 朝日新聞・綜合、政治

10月25日(土 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と14日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)




2011年3月25日(金)・・・震災後、全国13の活火山が活発化 専門家「注視」
東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9.0の巨大地震の後、関東から九州まで少なくとも13の活火山の周辺で地震が活発になったことが分かった。噴火の兆候となる地殻変動は観測されていないが、過去には巨大地震後に火山が噴火した例もある。専門家は「注視していく」と話している。

 地震が増えた活火山は、関東や中部地方の日光白根山、焼岳、乗鞍岳、富士山、箱根山。伊豆諸島の伊豆大島、新島、神津島。九州の鶴見岳・伽藍岳、阿蘇山、九重山。南西諸島の中之島、諏訪之瀬島。気象庁などによると、多くは11日の巨大地震直後に周辺の地震が増え、現在はいずれも減少傾向にあるという。

 富士山の近くでは、15日にM6.4の地震が起き、その後も余震活動が続いた。焼岳では山頂から半径5キロ以内で通常の1カ月に数回の地震が、1週間で約350回以上に増加した。

 箱根山周辺では通常の1日2回程度の地震が、1週間で1050回あった。箱根の地震を観測する神奈川県温泉地学研究所の吉田明夫所長は「大震災をきっかけにした地震であることは間違いない」とみている。

 今回の地震では、今のところ、噴火の前兆にあたる地殻変動や火山性微動は観測されていないが、巨大地震後に火山の活動が活発になることは、珍しくない。

 静岡大の小山真人教授(火山学)によると、巨大地震によって地下のマグマだまりが揺さぶられたり、地殻変動や地震波が伝わることでマグマだまりにかかる力が変わったりすると、地震が増えることがあるという。

 過去には東海、東南海、南海地震が連動した1707年の宝永地震(M8.4)の49日後に、富士山が大噴火を起こした例がある。2004年のスマトラ沖地震(M9.1)では、地震後の数カ月間に周辺の10以上の火山で地震が活発化、1年4カ月後にはインドネシア・ジャワ島のメラピ山が噴火した。
小山教授は「火山活動が活発化しないか、1、2カ月は注意して見ていく必要がある」と指摘する。

 火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「東日本大震災との因果関係ははっきりしないが、大規模な地震が起きれば影響を及ぼしても不思議はない」と話している。(川原千夏子、鈴木彩子)






2011年3月25日(金)・・・震災募金10億円超える 朝日新聞厚生文化事業団
朝日新聞社と朝日新聞厚生文化事業団が12日から呼びかけている「東日本大震災救援募金」の受付額が24日、10億円を超えた。全国各地や海外から事業団に届いた善意の寄付はすでに3万300件に上っている。このうち、朝日新聞社は1億円を寄付した。

 事業団は24日、日本赤十字社に2億円、被害の大きい宮城、岩手、福島、茨城の各県社会福祉協議会にそれぞれ1億円ずつ計6億円を第1次分として寄託することを決めた。















[世界と日本・今日この頃]

シナイ半島北部に非常事態宣言 襲撃で兵士31人死亡

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 エジプト・シナイ半島北部のアリーシュ近郊の軍検問所で24日、自動車爆弾などによる連続襲撃事件があり、治安部隊の兵士少なくとも31人が死亡した。アハラム紙(電子版)が伝えた。シーシ大統領は同日、シナイ半島北部の一部に3カ月間の非常事態を宣言した。

 最初の攻撃では軍検問所付近で自動車に積まれた爆弾が爆発し、28人が死亡。その数時間後に別の検問所が武装勢力に銃撃され、3人が死亡した。イスラム過激派による襲撃とみられるが、犯行声明は出ていない。エジプト政府は同日、アリーシュに近いパレスチナ自治区ガザとの境界にあるラファ検問所を当面の間、閉鎖することを決めた。ガザからシナイ半島への武装勢力や武器の流出を警戒した措置とみられる。

 エジプトでは昨年7月にイスラム系のムルシ政権が軍主導クーデターで倒れた後、軍や警察を狙った過激派の攻撃が相次いでいる。今年2月にはシナイ半島で観光バス爆破事件があり、韓国人観光客ら4人が死亡。エジプトの主要産業である観光への打撃を狙ったもので、イスラム過激派「エルサレムの信奉者」が犯行声明を出した。(エルサレム=山尾有紀恵)
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by nsmrsts024 | 2014-10-25 08:53 | 朝日新聞・綜合、政治

10月24日(金 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と13日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・安全だったはずの小学校 思い出の品、今も捜す校長
北上川沿いに立っていた宮城県石巻市立大川小学校。津波は川をさかのぼり、子どもたちをのみ込んだ。「あの日」から、2週間。多くの児童と教員を失った校長は、子どもの姿を求めて避難所を回り、全壊した校舎を訪れては、思い出の品を今も捜している。

 児童108人のうち、無事が確認されたのは31人。21人は遺体で見つかり、56人は安否が分かっていない。学校にいた教職員11人のうち、助かったのは男性教諭1人だけだった。柏葉照幸校長(57)は午後から年休で不在だった。

 地震のあと、子どもたちは通学用のヘルメットをかぶり、校庭に整列していた。「点呼をしていた。避難しようとしてたんじゃないか」。地震の後、2人の孫を同校まで迎えに行った男性は言う。避難所にも指定されている小学校は、安全な場所のはずだった。

 そこへ津波が来た。北上川を河口から5キロもさかのぼり、小学校の屋根を越えた。

 学校への道は通れなくなり、親たちは何が起きたか分からなかった。

 「孤立しているけれど、大丈夫だと聞いていた」。佐藤すえ子さん(37)は、長女の未空(みく)さん(6年)、長男の択海(たくみ)君(3年)が翌日には戻ると思っていた。「寒い中、一緒にいてあげられないなんて」。停電の闇の中、眠れないまま朝を迎えた。

 だが翌日、子どもたちの遺体が見つかり始めた。22日までに、山の方で未空さんが、校内で択海君も見つかった。小学校のさらに上流でも家は水没し、近くの郵便局も駐在所もすべてが流されていた。

 18日には卒業式が開かれる予定だった。震災の前に未空さんの中学の制服が届き、「似合うかな」と話していた。結局、袖を通さないまま、服だけが津波を免れた高台の家に残った。
 「地震が起きたのが土曜か日曜だったら。津波がくるのがもう1時間遅かったら……。みんな家に帰っていたのにと思うと悔やみきれない」

 あの日、柏葉校長は、大きな揺れのあと、すぐ学校に向かった。だが、堤防の上の道路は決壊で消えており、たどりつけなかった。

 地震から2週間。子どもたちの持ち物が、次々と掘り出された。波の引いた橋のたもとに、ランドセルやヘルメット、習字道具、アルバムなどが集められている。未空さんの写真と択海君の作文も出てきた。そして、小さな遺体も1体、また1体と見つかっている。

 毎日来ているという男性(42)は、長女(6年)と長男(3年)が同校に通っていた。遺体で見つかった娘は、中学入学を前に、祖父母から自転車を贈られて喜んでいた。「でも、1回しか乗せてあげられんかった」。ヘルメットが見つかった息子の行方は今も分からない。

 寒さが少しゆるんだ24日も、柏葉校長は倒壊した校舎の土砂をかき分けていた。ひしゃげた教員用のロッカーから、女性もののジャケットが出てきた。用務員の女性と「さやか先生のよ」「そうだね」と言いながら、大事そうにくるんで持ち出す。

 「きれいな学校だったんですよ」。柏葉校長はうつむいて話す。「子どもたちが笑顔をどう取り戻せるだろうか、と思うんです。子どもたちの居場所になる場所をつくってあげたいんです」と言う一方で、「あの日から何日たったのかなんて、よく分からないんです」とも。

 約10キロ離れた同市立飯野川第一小では、大川小の仮の職員室や教室が置けるようにと検討がすすんでいる。でも、心は新学期に向かわない。これからも校舎のあった場所へと向かうつもりだ。(荻原千明)





2011年3月25日(金)・・・企業に夏休み分散要請へ 経産省、電力需要抑制狙い
 経済産業省は、東京電力管内で予想される夏の電力不足対策として、企業に夏休みの分散化を要請する方針を固めた。1年で最も高くなる夏場の電力需要のピークを抑え、電力の供給量を上回って起きる大規模停電を避けるのが狙いだ。批判の多い計画停電(輪番停電)の軽減も見込む。

 経産省や東電によると、東電管内の通常の夏の電力需要は、最大で6千万キロワット前後。これに対し、今夏の供給能力は、福島第一原子力発電所などが使えないため、最大でも5千万キロワット程度にとどまる。

 例年、需要のピークは、企業が一斉に夏休みに入る盆休みを挟んだ7月末~8月上旬か8月下旬の昼間になる。工場が操業しているほか、家庭やオフィスビルの冷房使用も重なる時間帯だ。

 そこで、経済団体や各企業に(1)夏休みを盆休みに集中させない(2)日数そのものを長くする、といった対応を要請する。具体的には自動車、家電など業界ごとに日程調整する案が有力だ。

 電力需要の内訳は家庭が5割で工場などの産業用が3割、ビルや商業施設などの業務用が2割。家庭での節電呼びかけも必須だが、産業・業務用の電力使用時期を分散すれば、需要のピーク値を確実に引き下げられると見込む。

 休暇日程は各企業の労使協議で決まるため、労組側への要請も必要になる。大手企業が日程をずらせば、下請け企業も同様に生産態勢を変えなければならず、実施に向けては曲折も予想される。

 電力需給対策を巡っては、第一次石油危機当時の1974年、火力発電所の燃料を節約するため、政府は電気事業法に基づいて大手企業などに電力使用を制限した。今回は「電力使用の『総量規制』より、休暇分散などで電力使用の集中を防ぐ『ピークカット』の方が有効」(資源エネルギー庁幹部)としている。(小暮哲夫)
















[世界と日本・今日この頃]

文化勲章にノーベル賞の天野さん・中村さんら7人
政府は24日、今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大教授の天野浩氏(54)と米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の中村修二氏(60)、人形浄瑠璃文楽の人間国宝の竹本住大夫(すみたゆう)氏(89)=本名岸本欣一=ら7人に文化勲章を贈ることを決めた。文化功労者に、日本女子プロゴルフ協会相談役の樋口久子氏(69)や漫画家のちばてつや氏(75)ら17人を選んだ。天野、中村両氏は文化功労者にも選ばれた。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われる。

 ほかに文化勲章を受けるのは、作家の河野多恵子氏(88)=本名市川多恵子=、分子組織化学の国武豊喜氏(78)、経済理論・経済学説史の根岸隆氏(81)、洋画家の野見山暁治氏(93)。竹本氏は人形浄瑠璃文楽の分野で初の受章。天野氏らとノーベル物理学賞を受賞する名城大教授の赤崎勇氏(85)は2011年に文化勲章を受けている。

 文化功労者は指揮者の秋山和慶氏(73)、作家の黒井千次氏(82)、印度学・仏教学の川崎信定氏(78)、洋画家の絹谷幸二氏(71)、労働経済学の小池和男氏(82)、比較経済史・歴史人口学の斎藤修氏(68)、宇宙物理学・宇宙論の佐藤勝彦氏(69)、邦楽の常磐津英寿氏(87)、酵素学の田中啓二氏(65)、能楽の宝生閑氏(80)、生化学の山川民夫氏(93)、有機金属化学の山本明夫氏(84)、作曲家の湯浅譲二氏(85)が選ばれた。
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by nsmrsts024 | 2014-10-24 05:38 | 朝日新聞・綜合、政治

10月23日(木 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と12日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・被曝現場水たまり、通常の冷却水の1万倍濃度の放射能
東京電力は25日、復旧作業が続く福島第一原発3号機で作業員3人が被曝(ひばく)した現場の水たまりから、通常の原子炉内を通る冷却水の約1万倍の濃度の放射能を検出したと発表した。原子炉や使用済み核燃料貯蔵プールにある燃料棒が損傷している可能性が高いとしている。




2011年3月25日(金)・・・震災復興へ国が全面関与 民主原案、公共事業の補助増額
民主党が検討する東日本大震災の復興支援策の原案が明らかになった。被災住民の住宅再建や集団移転支援、道路・港湾のインフラ改修などで国費投入の割合を大幅に引き上げる。さらに、被災で失業した人をこれらの復興事業で雇用するよう促すなど、国が全面的に関与する内容だ。菅内閣はこの原案をもとに特別立法や現行法改正案を策定し、今国会中の法整備を目指す。

 1995年の阪神大震災では村山政権が16本の特別立法を制定し復興事業を後押しした。菅政権は今回、復興政策を一元管理する「復興庁」(仮称)設置などを盛り込んだ基本法や特別立法を検討中だ。そのたたき台となる民主党の原案はまず社会資本復旧と被災者支援を打ち出した。

 地震と津波で壊滅的な被害を受け、財政力が弱い市町村の負担を極力軽くすることに力点を置いた。道路や橋、農業施設、学校などの復旧事業で国の補助率を引き上げる。仙台空港を念頭に、国の補助制度がない空港ビルの復旧に対し特別立法で国が補助できるよう検討する。被災者向け公営住宅建設でも、国が負担する4分の3の割合を引き上げることを検討する。

 被災者支援も大きな柱だ。津波の被災地では、近くの高台での集落再建を望む被災者が多いため、「防災集団移転促進事業」での国の負担割合(4分の3)引き上げも想定。住宅を失った被災者向けに、阪神大震災で「被災後3年間」とされた公営住宅の入居期間を大幅延長することを検討する。阪神大震災後に設立された復興基金を今回も作り、被災者が住宅を新築した際の住宅ローンに利子補給することも検討する。

 現行の被災者生活再建支援法は全壊世帯に最大300万円を支給するが、半壊までの世帯は支給されないため、支援額引き上げや支給要件の緩和も検討。国の財政措置が課題だ。雇用対策では、被災地で復旧工事などの公共事業を実施する際、被災地以外の地域に避難した人も含めて一定割合の被災者を雇うよう特別立法を検討する。
民主党地震災害復旧・復興検討委員会(委員長・岡田克也幹事長)の特別立法検討チームは4月上旬をめどに法改正や特別立法の原案を菅内閣に提示する。仙谷由人官房副長官も24日、事務次官らによる各府省連絡会議で、必要となる法律を検討するよう指示。菅内閣は関係法案を今国会に提出し、野党の協力も得て早期成立を目指す。(関根慎一)
















[世界と日本・今日この頃]

中越地震10年、生還の少年12歳に 「命救う仕事を」

68人が亡くなった新潟県中越地震から23日で10年。土砂崩れ現場から奇跡的に救出された少年は「人の命を救う仕事に就きたい」と願う。

 2004年10月23日午後5時56分。地震発生直後、長岡市妙見町の県道脇の土砂が崩れ、県道を走っていた母子3人が乗ったワゴン車がのみ込まれた。約93時間後、車と岩のすき間にいた皆川優太君(当時2)が奇跡的に救助された。

 あれから10年。今、優太君は12歳の中学1年生だ。新潟県魚沼市の自宅で稲作農家の祖父敏雄さん(78)、祖母ミハルさん(76)と3人で暮らす。肉料理とご飯が大好きで、この1年で15センチ近くも背が伸び、170センチになった。

 敏雄さんの勧めで、小学校低学年から始めた柔道は、市の大会で優勝するまで力をつけた。「得意技は大内刈り。練習で先輩を投げるときは達成感がある」。勉強に励みながら、毎日、好きな部活の柔道に汗を流している。
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by nsmrsts024 | 2014-10-23 04:57 | 朝日新聞・綜合、政治

10月22日(水 )・・・東日本大震災から3年7ヶ月と11日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から3年と7ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)



2011年3月25日(金)・・・原発、過酷な現場 食事はカロリーメイト・椅子で睡眠
震災から25日で2週間。東京電力福島第一原発は予断を許さない状態が続く。一方で、現場の作業環境も劣悪さを増している。その一端を、東電社員の家族が明かした。

 「睡眠はイスに座ったまま1、2時間。トイレは水が出ず、汚れっぱなし」

 今週初め。神奈川県に住む女性のもとに、第一原発で復旧作業にあたっている夫から初めて電話があった。夫は40代、東京本社の原発部門の社員だ。11日の震災発生後からほぼ連日、対応のため会社に泊まり込んだ。16日、ようやく自宅に戻ったが、出勤すると、そのまま第一原発行きを命じられた。

 「ヘリに乗る。福島に行く」

 こんなメールを最後に、メールも電話もつながらなくなった。

 16日は3号機から白煙が上がり、放射線量が上昇。自衛隊は上空からの放水を断念した。東電の会見では、夫の旧知の同僚がつらそうな顔で対応を迫られていた。

 「お父さん大丈夫かな」。2人の小学生の子どもも不安を口にした。

 夫は原発部門を希望したわけではなかった。理系の大学を出て入社し、「たまたま配属された」。以後、原発の現場と本社勤務を繰り返した。2007年の中越沖地震の際、柏崎刈羽原発で火災が起きた時も現地に2週間ほど詰めた。当時はメールや電話で様子を知ることができたが、今回は音信不通。自衛隊が接近をためらうほどの放射能の中で、「いったいどうしているのか」。

 20日、ようやく本社の専用線を経由して自宅に電話があった。「食事は“カロリーメイト”だけ。着替えは支給されたが、風呂には入れない」。あまり感情を表に出さない夫は淡々と語り、2分ほどで電話を切った。
23日の電話では、「そろそろ被曝(ひばく)量が限界のようだ」。交代はまだか。もし夫が健康を害したら、家族はどうなるのだろう。政府に頼りたいが、新聞やテレビのニュースによると、菅直人首相は東電幹部に「撤退などありえない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は、東電は100%つぶれます」と怒鳴ったという。不安と、悲しさがこみ上げた。

 24日、原子力安全・保安院が、3号機のタービン建屋地下1階で作業員3人が被曝したことを明らかにした。

 国民の、電力会社への厳しい視線は理解できる。でも、「いま体を張っているのは、家庭を持つ、普通の市民であることもわかって欲しい」。(佐々木学)





2011年3月25日(金)・・・乾かした卒業証書、語らぬ君へ 気仙沼の小学校
宮城県気仙沼市立鹿折(ししおり)小学校(児童356人)で24日にあった卒業修了式。「小野寺紅波(くれは)さん」と呼ぶ校長の声に答えるはずの少女はいない。校長先生は、教室の隅にしつらえた祭壇に、そっと卒業証書を置いた。

 大きな揺れのあと、児童は上履きのまま高台へと逃げた。だが、祖父の車で自宅へ向かった6年生の紅波さんと弟の光芽(こうが)くん(4年)、妹の来実(くるみ)さん(2年)は津波に巻き込まれ、祖父とともに遺体で見つかった。さらに、同校の2人の児童も行方不明のままだ。

 校舎は1.4メートルの高さまで水につかった。子どもたちの運動靴は泥まみれで校庭に転がり、69人分の卒業証書を入れていた金庫も水浸しに。小野寺徳茂校長(59)は「この悲惨さ、命の大事さを忘れずにいてほしい」と、泥を落として乾かした証書をそのまま渡すことにした。

 靴も、先生や近所の人が川の水で一つひとつ丁寧に洗った。片方しかない子もいたが、大事そうに引き取っていった。

 この日卒業式を迎えた佐藤千優(ちひろ)さんと伊藤彩さんは、紅波さんと同じクラスで大の仲良しだった。将来は3人でパティシエになり、一緒にアパートに住もうと約束していた。将来の夢を語るとき、2人は泣きながら言った。「友達の分までがんばる」(山本奈朱香)













[世界と日本・今日この頃]

「野党に任せられない。我々が責任を」自民・谷垣幹事長
■谷垣禎一・自民党幹事長

 野党はいま、勢いに乗って、国会対策でも、今までバラバラだったのがまとまっている。しかし、それぞれの野党が「どういう日本国にしていこうか」という考え方、党のアイデンティティーという意味では非常に不十分だ。アイデンティティーが確立しているのは共産党ぐらい。まだ、アイデンティティーがはっきりしないところに政治を任せるわけにはいかない。だから、当分、我々が責任を果たしていかなければならないことを自覚しなければいけない局面だ。(自民党の当選1回の議員たちとの意見交換会で)
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by nsmrsts024 | 2014-10-22 07:30 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


by nsmrsts024
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