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2016年5月31日(火)・東日本大震災から5年2か月と20日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2か月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 214



2011年4月8日(金)・専門家、M7級余震続く可能性指摘 注意呼びかけ
宮城県沖で7日深夜に起こったマグニチュード(M)7.4の地震は、3月11日のM9の地震の余震と見られる。気象庁や専門家は、今後も同規模や、さらに大きい余震が起きる可能性を指摘、注意を呼びかけている。

 7日深夜の余震は、プレート(岩板)境界で起きた本震と異なり、沈み込む海のプレートの内部で起きた。震源の深さは約40キロ。M7を超える余震は、3月11日に茨城県沖で起きたM7.7を含めて4回目。震源が陸に近かったこともあり、余震では最大の震度6強を観測した。

 名古屋大の山岡耕春教授は「揺れは地震の規模と震源からの距離、地盤構造などで決まる。6強の場所は、比較的揺れやすい地盤だった可能性もある」と話す。

 気象庁によると、余震は8日午前0時までに、震度4以上のものだけで93回起きた。気象庁は大震災後、大きな余震の発生確率を発表してきた。当初は3日間は70%の確率でM7以上が起こるとしていたが、徐々に確率を下げて4月6日には今後3日間に震度5強の余震が起こる確率を10%としていた。今回の余震で、確率が変わるかどうかについて「計算しなければ分からない」としている。

 確率は低くなっても余震の警戒は必要。梅田康弘京都大名誉教授は「M9の地震だと、少なくとも半年はM7級の余震を覚悟しなければならない。今回の地震もその一つで、本震より深い場所で起きたため、大きな津波はなかったが、引き続き注意が必要だ」と指摘。東京大地震研究所の平田直教授も「本震よりマグニチュードが1小さい、M8級の余震が起こる可能性も残る」と話す。

 過去には、本震の数カ月後に大きな余震が起こった例もある。2004年12月のスマトラ沖地震(M9.1)では、約3カ月後の05年にM8.6の地震が起きている。




[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月31日]
自衛隊に破壊措置命令、北が弾道ミサイル発射の兆候=政府関係者
[東京 30日 ロイター] - 中谷元防衛相は北朝鮮が弾道ミサイルを発射する兆候があるとして、自衛隊に対し迎撃態勢を取るよう命じる破壊措置命令を出した。政府関係者が30日、明らかにした。
命令を受け、自衛隊は東京・市ヶ谷の防衛省敷地内に地対空ミサイル「PAC3」を展開した。

北朝鮮は今年に入って弾道ミサイル発射や核実験を行うなど、挑発行為を繰り返していたが、36年ぶりの労働党大会が終了した今月上旬以降は沈静化していた。日本政府は11日に破壊措置命令を解除していた。



消費増税、2019年10月に再延期 同日選も見送りへ

 来年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げが2019年10月まで2年半、再延期されることが決まった。安倍晋三首相は衆院を解散せず、夏の参院選に合わせた衆参同日選も見送ることで決着した。首相は国会会期末の6月1日に記者会見を開き、こうした方針を正式表明する。

 首相は30日夜、再延期に反対していた麻生太郎財務相と約3時間にわたって会談。麻生氏はこれまで再延期の場合は衆院を解散して国民の信を問うべきだと主張していたが、首相が改めて理解を求め、容認に転じた。両氏は衆参同日選を見送ることも確認。最大のハードルだった麻生氏を説得できたことに加え、自民、公明両党も再延期を容認する方向で、増税先送りと解散回避で同時決着した。

 消費増税をめぐっては、首相は14年にも、15年10月に予定していた消費増税を17年4月に1年半延期しており、今回は2回目の延期となる。政府・与党は、秋の臨時国会にも増税時期を2年半延ばす消費増税法の改正案を提出する。



甘利氏と元秘書、不起訴処分へ 現金授受問題で東京地検

甘利明・前経済再生相をめぐる現金授受問題で、東京地検特捜部は30日までに、あっせん利得処罰法違反などの疑いで告発されていた甘利氏本人から任意で事情を聴いた。その上で甘利氏と元秘書について、不起訴処分とする方向で最終判断するとみられる。関係者への取材で分かった。

 甘利氏や元秘書については2013~14年、千葉県の県道千葉ニュータウン北環状線工事の用地をめぐり、工事を担う都市再生機構(UR)と補償交渉をする千葉県の建設業者「薩摩興業」の元総務担当、一色武氏から現金計600万円を受け取っていたことが判明。弁護士などのグループが、URに口利きする見返りに現金を受け取ったなどとして、同法違反などの疑いで地検に告発していた。

 特捜部は4月、URや薩摩興業、一色氏の自宅などを捜索し、元秘書や一色氏らから任意で聴取を続けていた。同法違反容疑で立件するには甘利氏の国会議員としての「権限に基づく影響力の行使」があったと立証する必要があったが、甘利氏や元秘書が権限をちらつかせるなど、同法違反に問えるような証拠はなかったと判断した模様だ。

 甘利氏の事務所は4月、朝日新聞の取材に対し、「あっせん利得処罰法にあたるような事実はありません」とコメントしていた。一方、元秘書らの現金授受については1月の記者会見で、弁護士による調査を進めたうえで「しかるべきタイミングで公表する」と話していた。甘利氏はその後、「睡眠障害」を理由に国会を欠席している。
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by nsmrsts024 | 2016-05-31 01:14 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月30(月)・東日本大震災から5年2ヶ月と19日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 213


2011年4月8日(金)・福島原発事故、補償指針作りへ審査会 設置を発表
高木義明文部科学相は8日、東京電力福島第一原発事故による被害補償の指針を定める「原子力損害賠償紛争審査会」を週明けにも設置すると発表した。1999年に起きた核燃料施設JCOの臨界事故に次いで2度目。避難費用や農産物の被害などが対象になる。

 審査会は、61年に制定された原子力損害賠償法に基づく。民法や原子力、医療などの有識者約10人がメンバー。今回は、農水産物の被害補償に詳しい専門家も含める意向だ。

 JCO事故を参考に、紛争の和解の仲介をするほか、避難費用や健康被害、出荷停止による農家の被害など、損害範囲などの判定指針をつくる。東電は、この指針を参考に被害者と示談交渉をする。



[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月30日]
中国:「天災」結論に遺族不満…客船事故1年
【上海・林哲平】中国・長江で大型客船「東方之星」が転覆し、442人が死亡した中国最大規模の船舶事故から6月1日で1年を迎える。事故後、転覆した船が何度も増築されていたことや悪天候でも航行を続けていたことなどから「人災」批判が噴出。だが、中国政府は昨年末に暴風雨による天災とする報告書を発表。それ以降は目立った検証記事は報道されず、遺族から悲劇の教訓が生かされていないとの不満も出ている。



難民ら地中海で700人犠牲か=1週間でボート3隻転覆―国連

【ベルリン時事】欧州メディアによると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報道官は29日、北アフリカのリビアから欧州を目指すボートが地中海で相次いで転覆し、ここ1週間で難民や移民ら約700人が死亡した恐れがあると明らかにした。

 このところ天候が落ち着いてきたため、渡航の動きが活発化。25日以降、3隻のボートが転覆し、このうち1隻では500人以上の難民らが行方不明のままで、犠牲になったとみられている。報道官はAFP通信に「事態は混乱を極めている」と語った。 



ウクライナ:「親露派は操り人形」元幹部がロシア関与証言
【モスクワ真野森作】ウクライナ政府軍と対立する親ロシア派武装勢力の幹部だったロシア人男性が毎日新聞のインタビューに応じた。現在の親露派指導部を「露政府の操り人形だ」と指摘し、自身も「(露政府から)圧力を受け現地から離脱した」と証言。プーチン政権は「紛争当事者ではない」と介入を否定するが、内情に精通する人物がロシアの深い関与を認めた。
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by nsmrsts024 | 2016-05-30 05:40 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月29日(日)・東日本大震災から5年2ヶ月と18日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 212



2011年4月8日(金)・年金2.5兆円を復興へ流用案 厚労相「首相に従う」
東日本大震災復興のための第1次補正予算の財源に、基礎年金の国庫負担分のうち2.5兆円を充てる案が政府内で出ていることについて、細川律夫厚生労働相は8日の閣議後会見で「公的年金は重要だが、復興も国家的な最大の課題。総合的な判断がされるだろう」と述べ、菅直人首相の判断に従う考えを示した。

 政府は年金財源のうち、特別会計などの「埋蔵金」で確保した2.5兆円の流用を検討しているが、細川氏は「直接相談を受けた事実はない」とした。財源が確保できなければ、将来支給される年金額が減る可能性があるが、新しい財源については「まだ申し上げられない」と言った。



[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月29日]
伊勢志摩サミット:「リーマン級」に批判相次ぐ

27日閉幕した主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)で、安倍晋三首相が「世界経済はリーマン・ショック前に似ている」との景気認識をもとに財政政策などの強化を呼びかけたことに対し、批判的な論調で報じる海外メディアが相次いだ。景気認識の判断材料となった統計の扱いに疑問を投げかけ、首相の悲観論を「消費増税延期の口実」と見透かす識者の見方を交えて伝えている。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は「世界経済が着実に成長する中、安倍氏が説得力のない(リーマン・ショックが起きた)2008年との比較を持ち出したのは、安倍氏の増税延期計画を意味している」と指摘した。首相はサミット初日の26日、商品価格の下落や新興国経済の低調ぶりを示す統計などを示し、自らの景気認識に根拠を持たせようとした。しかし、年明けに急落した原油価格がやや持ち直すなど、金融市場の動揺は一服している。米国は追加利上げを探る段階だ。英国のキャメロン首相は26日の討議で「危機とは言えない」と反論。FTは英政府幹部の話として「キャメロン氏は安倍氏と同じ意見ではない」と指摘した。

 英BBCは27日付のコラムで「G7での安倍氏の使命は、一段の財政出動に賛成するよう各国首脳を説得することだったが、失敗した」と断じた。そのうえで「安倍氏はG7首脳を納得させられなかった。今度は(日本の)有権者が安倍氏に賛同するか見守ろう」と結んだ。

 仏ルモンド紙は「安倍氏は『深刻なリスク』の存在を訴え、悲観主義で驚かせた」と報じた。首相が、リーマン・ショックのような事態が起こらない限り消費税増税に踏み切ると繰り返し述べてきたことを説明し、「自国経済への不安を国民に訴える手段にG7を利用した」との専門家の分析を紹介した。首相が提唱した財政出動での協調については、「メンバー国全ての同意は得られなかった」と総括した。


主要7カ国首脳会議の議長国としての記者会見を終え、会場を後にする安倍晋三首相=三重県志摩市で2016年5月27日午後2時33分、川平愛撮影© 毎日新聞 主要7カ国首脳会議の議長国としての記者会見を終え、会場を後にする安倍晋三首相=三…
 米経済メディアCNBCは「増税延期計画の一環」「あまりに芝居がかっている」などとする市場関係者らのコメントを伝えた。

 一方、中国国営新華社通信は「巨額の財政赤字を抱える日本が、他国に財政出動を求める資格があるのか?」と皮肉った。首相が新興国経済の減速を世界経済のリスクに挙げたことへの反発とみられ、「日本の巨額債務は巨大なリスクで、世界経済をかく乱しかねない」とも指摘した。【清水憲司、宮川裕章、井出晋平】
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by nsmrsts024 | 2016-05-29 06:25 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月28日(土)・東日本大震災から5年2ヶ月と17日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災       津波 211



2011年4月8日(金)・福島第一、復旧作業遅れる見込み 余震の被害確認急ぐ
今回の余震で、東北地方や茨城県にある原発や核燃料貯蔵プールに異常は確認されていない。

 東京電力によると、深刻な事態が続く福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)では、作業員が退避して復旧作業が一時中断したが、8日朝現在、新たな被害は確認されていない。

 地震発生時、2号機の取水口近くで作業員13人が放射能汚染水の流出を防ぐ作業に当たっていた。1、2号機の中央制御室にも2人がいたが、津波注意報を受けて、いずれも高台にある免震重要棟に戻って無事だった。5、6号機の制御室にも19人がいたが、けが人はなかった。

 1~3号機の原子炉への注水は続いており、炉内の状況にも変化は見つかっていない。1号機の格納容器に水素爆発を未然に防ぐための窒素注入も継続している。坑道のたまり水は、水位がやや上昇しているが、異常は見られないという。ただ、8日朝も地震の被害確認に追われるなど、復旧作業は遅れる見込みだ。

 気象庁によると、同原発のある双葉町では震度5弱の揺れを記録した。

 原子炉が冷温停止している福島第二原発(同県楢葉町、富岡町)にも新たな異常は見つかっていないという。

 東北電力によると、女川原発(宮城県女川町、石巻市)では、3月11日の東日本大震災で1~3号機がいずれも停止中だった。今回の余震で、送電線によって外部から送られている稼働中の4回線の電源のうち3回線が遮断され、残る1回線で1~3号機の原子炉の冷却を続けている。

 各号機の使用済み核燃料貯蔵プールでは、地震の揺れで冷却装置が自動停止したが、すぐに再起動した。プールの水があふれたり、原子炉建屋で水漏れが生じたりしているのが見つかったが、周囲の放射線の値に変化はみられない。

 東北電力の東通原発(青森県東通村)では、稼働中の外部電源2回線がいずれも遮断された。一時的に非常用ディーゼル発電機に切り替わったが、8日午前3時半に外部電源が復旧、使用済み核燃料貯蔵プールの冷却を続けている。同原発は東日本大震災の当時、定期検査中で、原子炉に燃料棒はない。
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)でも、外部からの電源供給が途絶え、非常用ディーゼル発電機で、使用済み燃料貯蔵プールの冷却を続けている。同日中にも電源は復旧する見込みという。

 プールには使用済み燃料棒集合体が1万1千体余り保管されているが、いずれも取り出してから年月が経過しており、同社では「発熱量はそれほど大きくない」としている。

 東日本大震災以来、原子炉が停止している日本原電の東海第二原発(茨城県東海村)では、外部電源に特に影響はなかった。



[2016年、世界と日本・今日この頃]

2016年5月28日]
「恐ろしい力に思いをはせるために」 オバマ氏演説全文

オバマ米大統領は27日、現職の米国大統領として初めて被爆地・広島を訪問し、演説した。「核なき世界」の実現に向け、「1945年8月6日の朝の記憶を薄れさせてはなりません」と訴えた。朝日新聞による全文の日本語訳は次の通り。

     ◇

 71年前、明るく、雲一つない晴れ渡った朝、死が空から降り、世界が変わってしまいました。閃光(せんこう)と炎の壁が都市を破壊し、人類が自らを破滅させる手段を手にしたことを示したのです。

 なぜ私たちはここ、広島を訪れるのか。私たちはそう遠くない過去に解き放たれた恐ろしい力に思いをはせるために訪れるのです。10万人を超す日本人の男女そして子どもたち、何千人もの朝鮮人、十数人の米国人捕虜を含む死者を悼むために訪れるのです。彼らの魂が私たちに語りかけます。私たちに内省し、私たちが何者なのか、これからどのような存在になりえるのかをよく考えるように求めているのです。

 広島を際立たせるのは戦争の事実ではありません。暴力を伴う紛争は太古の昔からあったことが古代の遺物からわかります。火打ち石から刃を作り、木からやりをつくることを学んだ私たちの祖先は、これらの道具を狩猟だけでなく、人間に対しても使ったのです。食糧不足、富への渇望、国家主義的な熱烈な思いや宗教的熱情に突き動かされ、世界のどの大陸でも文明の歴史は戦争にあふれています。いくつもの帝国の興亡があり、人々は服従を強いられたり、解放されたりしました。それぞれの時期に罪なき人たちが犠牲になり、その名は時がたつにつれて忘れられていきました。

 ログイン前の続き広島と長崎で残酷な終結を迎えることになった世界大戦は、最も豊かで、最も力の強い国々の間で戦われました。それらの国の文明は世界に偉大な都市や素晴らしい芸術をもたらしました。思想家たちは正義や調和、真実に関する考えを生み出してきました。しかし戦争は、最も単純な部族間の紛争の原因となった、支配や征服をしたいという本能と同じ本能から生まれてきたのです。新たな能力によってその古いパターンが増幅され、ついには新たな制約がなくなってしまったのです。

 数年の間で6千万人もの人たちが亡くなりました。男性、女性、子ども、私たちと何ら変わりのない人たちが、撃たれ、殴られ、行進させられ、爆撃され、投獄され、飢えやガス室で死んだのです。この戦争を記録する場所が世界に数多くあります。勇気や英雄主義の物語を語る記念碑、筆舌に尽くしがたい悪行を思い起こさせる墓地や無人の収容所です。

 しかし、この空に立ち上ったキノコ雲のイメージのなかで最も、私たちは人間性の中にある根本的な矛盾を突きつけられます。私たちを人類たらしめているもの、私たちの考えや想像力、言語、道具をつくる能力、自然を自らと区別して自らの意思のために変化させる能力といったものこそが、とてつもない破壊能力を私たち自身にもたらすのです。

■「8月6日の記憶忘れてはならない」

 物質的な進歩または社会的革新によって、私たちは何度この真実が見えなくなるのでしょうか。どれだけたやすく、私たちは何かより高い大義の名の下に暴力を正当化してきたでしょうか。あらゆる偉大な宗教が愛、平和、公正への道を約束しています。しかし、いかなる宗教も信仰が殺戮(さつりく)の許可証だと主張する信者から免れていません。

 国家は人々を犠牲と協力で結びつける物語を伝え、顕著な業績を可能にしながら台頭します。しかし、それらの同じ物語は、幾度となく異なる人々を抑圧し、その人間性を奪うために使われてきました。

 科学によって、私たちは海を越えて通信を行い、雲の上を飛び、病を治し、宇宙を理解することができるようになりました。しかし、これらの同じ発見は、これまで以上に効率的な殺戮の道具に転用することができるのです。現代の戦争は私たちにこの真実を教えてくれます。広島がこの真実を教えてくれます。

 科学技術の進歩は、人間社会に同等の進歩が伴わなければ、人類を破滅させる可能性があります。原子の分裂を可能にした科学の革命には、道徳上の革命も求められます。だからこそ、私たちはこの場所を訪れるのです。私たちはここに、この街の中心に立ち、原子爆弾が投下された瞬間を想像しようと努めます。目にしたものに混乱した子どもたちの恐怖を感じようとします。私たちは、声なき叫びに耳を傾けます。私たちは、あの恐ろしい戦争で、それ以前に起きた戦争で、それ以後に起きた戦争で殺されたすべての罪なき人々を思い起こします。

 単なる言葉だけでは、こうした苦しみに声を与えることはできません。しかし私たちは、歴史を直視する責任を分かち合っています。そして、こうした苦しみの再発を防ぐためにどうやり方を変えるべきなのかを問わねばなりません。いつか、証言するヒバクシャ(被爆者)の声が聞けなくなる日がくるでしょう。しかし、1945年8月6日の朝の記憶を薄れさせてはなりません。その記憶は、私たちが自己満足と戦うことを可能にします。それは私たちの道徳的な想像力を刺激し、変化を可能にします。

 あの運命の日以来、私たちは希望をもたらす選択をしてきました。米国と日本は同盟だけでなく、私たちの市民に戦争を通じて得られるよりも、はるかに多くのものをもたらす友情を築きました。

 欧州諸国は、戦場を通商と民主主義の絆に置き換える連合を築きました。抑圧された人々と国々は解放を勝ち取りました。国際社会は戦争を回避し、核兵器の存在を制限し、縮小し、最終的には廃絶するために機能する組織と条約をつくりました。

 それでもなお、世界で目の当たりにする国家間のあらゆる攻撃的行動、あらゆるテロ、腐敗、残虐性、抑圧は、私たちの仕事に終わりがないことを物語っています。

■「広島と長崎 道徳心の目覚めに」

 私たちは、人間の悪をなす能力をなくすことはできないかもしれません。だからこそ、国家や私たちが作り上げた同盟は、自衛の手段を持たなければなりません。しかし、私の国のように核を保有する国々は、恐怖の論理にとらわれず、核兵器なき世界を追求する勇気を持たなければなりません。

 私の生きている間に、この目標は実現できないかもしれません。しかし、たゆまぬ努力によって、悲劇が起きる可能性は減らすことができます。私たちは核の根絶につながる道筋を示すことができます。私たちは、ほかの国への核拡散を止め、狂信者たちから死をもたらす(核)物質を遠ざけることができます。

 しかし、それでもまだ十分ではありません。なぜなら、粗製のライフルや樽(たる)爆弾でさえ、どれだけ恐ろしい規模の暴力を起こせるのか、私たちは世界で目の当たりにしているからです。私たちは戦争そのものへの考え方を変えなければいけません。それによって、外交を通じて紛争を防ぎ、すでに始まった紛争を終わらせる努力をしなければなりません。相互依存の高まりが、暴力的な競争の原因になるのではなく、平和的な協力を生むものだと考えるのです。そして、私たちの国家を、破壊能力によってではなく、何を築き上げるかで定義づけるのです。

 そして、おそらく何にもまして、私たちは一つの人類の仲間として、互いの関係をつくり直さなければいけません。なぜなら、そのことも人類を比類なき種にしているものだからです。私たちは遺伝情報によって、過去の間違いを繰り返す運命を定められているわけではありません。私たちは学び、選ぶことができます。人類が共通の存在であることを描き、戦争をより遠いものにし、残虐な行為は受け入れられがたいような、異なる物語を私たちは子どもたちに伝えることができます。

 私たちはこうした物語を、ヒバクシャの中にみることができます。原爆を投下した爆撃機のパイロットを許した女性がいます。なぜなら、彼女は本当に憎いのは戦争そのものだと分かっていたからです。ここで殺された米国人たちの家族を捜し出した男性がいました。なぜなら、彼は彼らの喪失は自分たちの喪失と等しいと信じていたからです。

 私の国の物語はシンプルな言葉から始まりました。「すべての人は等しくつくられ、生命、自由、幸福追求を含む、奪われることのない権利を創造者から授けられた」。そうした理想を実現するのは、たとえ私たちの国内であっても、国民同士であっても、決して簡単なことではありませんでした。しかし、その物語へ忠実であり続けることは、努力に値することです。大陸を越え、海を越えて追い求められるべき理想なのです。すべての人の減らすことのできない価値。すべての命は尊いという主張。私たちはたった一つの人類の一員なのだという根本的で欠かせない考え。これらが、私たち全員が伝えていかなければならない物語なのです。

 それが、私たちが広島を訪れる理由です。私たちが愛する人のことを考えるためです。朝起きて最初に見る私たちの子どもたちの笑顔や、食卓越しの伴侶からの優しい触れあい、親からの心安らぐ抱擁のことを考えるためです。私たちはそうしたことを思い浮かべ、71年前、同じ大切な時間がここにあったということを知ることができるのです。亡くなった人たちは、私たちと変わらないのです。

 普通の人たちは、このことを分かっていると私は思います。普通の人はもう戦争を望んでいません。科学の驚異は人の生活を奪うのでなく、向上させることを目的にしてもらいたいと思っています。国家や指導者が選択をするにあたり、このシンプルな良識を反映させる時、広島の教訓は生かされるのです。

 世界はここで、永遠に変わってしまいました。しかし今日、この街の子どもたちは平和に暮らしています。なんて尊いことでしょうか。それは守り、すべての子どもたちに与える価値のあるものです。それは私たちが選ぶことのできる未来です。広島と長崎が「核戦争の夜明け」ではなく、私たちが道徳的に目覚めることの始まりとして知られるような未来なのです。




核廃絶、手を取り合って オバマ氏、歩み寄り花捧げる

 「核なき世界」の実現を訴えたプラハ演説から7年。オバマ米大統領が27日、現職の米大統領として初めて被爆地・広島を訪れた。慰霊碑に花を捧げ、被爆者と対話し、核廃絶への道を歩き続けると誓った。被爆者は「これからが大切」と、核超大国のリーダーの背中を押した。

 日没まで、あと2時間。気温は25度を超え、夏のような暑さだった。

 午後5時25分、西日が差す平和記念公園。オバマ大統領が黒い専用車から濃紺のスーツ姿で降り立った。

 まず訪れたのは広島平和記念資料館(原爆資料館)。被爆地が来訪を待ち望んだ場所だった。被爆10年後、12歳で亡くなった佐々木禎子さんが白血病の回復を信じて折り続けた折り鶴などの遺品を見た。

 オバマ氏は自ら折った和紙の折り鶴4羽を資料館と子どもたちに渡した。

 「私たちは戦争の苦しみを経験しました。共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」。芳名録に英語で書き、署名をした。

 約10分後、館を出たオバマ氏の表情は厳しく、口を固く結んだまま。安倍晋三首相と並び、原爆死没者慰霊碑へ。74メートルの石畳の参道を進む間も表情を変えなかった。

 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」。そう刻まれた碑の前で立ち止まった。昨年8月5日までに亡くなった原爆の犠牲者29万7693人の名前を記した名簿が石室に納められている。

 オバマ氏は両手で白い花輪を受け取ると、ゆっくり歩み寄って手向けた。10秒ほど静かに目を閉じた。

 ログイン前の続き赤く燃える平和の灯、その先に原爆ドームが見える。それを背に、マイクの前で演説に立った。

 「71年前、明るく晴れ渡った朝、死が空から降り、世界が変わった」。あの日を振り返り、問いかけた。

 「なぜ私たちは広島を訪れるのか」。公園になったこの場所は原爆投下の直前まで商店や住宅が並び、約6500人が暮らしていた。「この街の中心に立ち、原爆投下の瞬間を想像しようと努めます」

 オバマ氏の演説は17分間に及び、日が陰り始めた。

 広島を訪れる理由は「私たちが愛する人のことを考えるため」と述べた。朝起きて見る子どもの顔、パートナーとの食卓、抱きしめてくれる親……。「71年前、同じ大切な時間がここにあった」。そう話し、しばらく沈黙した。

 最後に「私たちが選べる未来」を語った。「広島と長崎は『核戦争の夜明け』ではなく、道徳的な目覚めの始まりです」(平井良和、小河雅臣)

■プラハの約束「一緒に頑張る」」

 演説を終えたオバマ氏。招待席の最前列で聴いていた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員、坪井直(すなお)さん(91)にゆっくり歩いて近づいた。

 坪井さんは左手に杖をついて立ち上がり、右手を差し出して握手をした。

 「これからが大切なんですよ。来年1月に辞めても広島に来て、繰り返し見たり聴いたりしてください」

 坪井さんが通訳を介して思いを伝えると、オバマ氏の握る手が一層強くなった。オバマ氏は「ありがとう」と返したという。

 坪井さんは20歳の時、爆心地から1・2キロで被爆し、腕や腰から大量に出血。はうように避難した橋のたもとに、小石で「坪井はここに死す」と記した。

 「アメリカ憎しの思いが腹の底から煮えたぎった」。中学教師時代は「ピカドン先生」を名乗り、生徒らに被爆体験を語った。「アメリカには、こんちくしょーって思っていた」

 米国でも10回以上、被爆体験を語ってきた。原爆投下を正当化する意見も投げかけられた。それでも、相手の話をじっくり聞いて話し合えば、理解しあえると感じるようになった。

 憎しみが消えたわけではない。でも、「オバマさんが原爆を落としたわけではない。責めても仕方ない。人類のために手を取り合って、核廃絶に取り組むほうがええけえ」。そう思えるようになった。

 被爆者の平均年齢は80歳を超えた。しかし、核廃絶への道のりは遅々として進まず、焦りが募る。

 オバマ氏の広島訪問に勇気づけられたという坪井さんは、オバマ氏に言った。

 「プラハのあれ(演説での約束)が残っとるはずじゃ。被爆者は、あなたと一緒にがんばる」

 オバマ氏は白い歯を見せて笑顔を浮かべた。

 式典には被爆者7人を含め約100人が出席した。

 広島の原爆で死亡した米兵捕虜の研究を約40年にわたって続けてきた歴史研究家の森重昭(しげあき)さん(79)=広島市西区=も、その一人。

 オバマ氏と言葉を交わすうちに感極まり、涙がにじんだ。言葉に詰まったその時、オバマ氏がそっと肩を抱き寄せ、背中をやさしくたたき、さすった。

 「温かい手だった。僕の調査を誰も評価してくれなかったけれど、話を聞いてもらって努力が報われた気がした」

 森さんは8歳の時、爆心地から2・5キロの橋の上を友人と歩いていて、爆風に吹き飛ばされた。

 被爆米兵の調査を始めたのは、被爆者が描いた原爆投下直後の絵に、米兵が描かれていたのを資料館で見たのがきっかけ。日米の公文書や元軍人の手記、当時の新聞など大量の資料を集めた。渡米して元捕虜から話も聴いた。広島市内の旧日本軍の施設に収容中の米兵捕虜12人が死亡したという見解に行き着いた。

 「かつては敵国だったが同じ被爆者」。原爆死没者名簿への米兵の名前の掲載を遺族の代理で申請し、認められた。爆心地近くの軍施設跡地には、米兵捕虜を慰霊する銘板を自費で設置した。

 米国でも、被爆米兵は「忘れられた被爆者」。オバマ氏の広島訪問が契機になり、その存在がもっと広く知られるようになることを森さんは願う。「そうすれば、米国人の原爆への見方も変わるのではないか」(神沢和敬、泉田洋平)
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by nsmrsts024 | 2016-05-28 05:49 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月27日(金)・東日本大震災から5年2か月と16日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2か月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災       津波 210



2011年4月8日(金)・計画停電の原則廃止を発表 電力対策本部
菅政権は8日、電力需給緊急対策本部の会合を開き、東京電力と東北電力管内の今夏の電力需給対策の骨格を正式に決めた。4月中に原則廃止する計画停電について、再び実施を迫られる事態を回避するため、事業所や家庭にピーク時の最大使用電力を15~25%削減するよう求める。一方、東京電力の藤本孝副社長は8日の記者会見で「今後、計画停電は原則として実施しない」と発表した。

 本部長の枝野幸男官房長官は会議の冒頭、「計画停電を実施しない原則にし、国民生活と産業経済への影響を小さくしていかなければならない」と述べた。海江田万里経済産業相は閣議後の会見で「大口事業者は目標に向けた計画を定め、家庭でもライフスタイルを変えて工夫をお願いしたい」と述べた。

 削減目標は契約電力が500キロワット以上の工場やビルなどの大口需要家が25%、零細企業や商店などの小口需要家は20%、家庭・個人は15~20%。大口需要家には電気事業法に基づく「電力使用制限令」も発動する。東京電力は発電能力の一層の増強なども進め、「夏季も計画停電の原則不実施の継続を目指す」(藤本副社長)としている。

 
[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月27日]
首相、消費増税再延期へ 経済減速・熊本地震踏まえ判断

安倍晋三首相は来年4月に予定する消費税率10%への引き上げを再び延期する方針を固めた。世界経済の減速に加え熊本地震も重なり、この状況で増税を実施すれば政権が掲げるデフレからの脱却がさらに遠のくと判断した。主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)と関連会合後、政府・与党内で調整に入り、合意が得られれば国会会期末の6月1日にも正式に表明する方向だ。

 首相は2014年11月にも景気の悪化などを理由に15年10月の消費増税を1年半延期しており、今回で2回目となる。延期期間は19年中までの2年程度を軸とする案で調整している。

 前回延期した際、首相は増税の是非について信を問うため衆院を解散した。今回は直後に6月22日公示、7月10日投開票の日程で最終調整中の参院選が控えていることから、あえて衆参同日選とはせず、参院選で民意を問う考えだ。



「広島が思い起こさせる、罪なき市民の苦しみと喪失」

■オバマ大統領書面インタビュー全文:1

 主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)と広島訪問のために来日したオバマ米大統領は26日、朝日新聞の書面インタビューに回答を寄せた。質問と回答(全文)は次の通り。世界経済や対テロ、難民問題などについても質問したが、回答はなかった。

     ◇

 【質問】主要7カ国(G7)首脳会議で日本に行く際に広島を訪問すると、ホワイトハウスが発表しました。広島訪問を決めた理由を聞かせてください。演説では、どのようなメッセージを込めるつもりですか。日米双方で、原爆投下について米国は謝罪をするべきなのか、戦争を終結させるために原爆投下は正しい判断だったのか、について議論があります。このような論争についてどのように考えますか。

 大統領は2009年のプラハ演説で「核兵器のない世界」を提唱しました。しかし、ロシアとの交渉は進んでおらず、北朝鮮は今、核兵器を持ち、核拡散の問題は深刻な脅威のままです。「核兵器のない世界」の理想を実現するためには何が必要なのでしょうか。

     ◇

 私は、広島平和記念公園を訪れることを楽しみにしている。安倍晋三首相とともに訪問する機会を得たことに感謝している。私が広島を訪問するのは何にもまして、第2次世界大戦で失われた何千万もの命に思いをはせ、敬意を表するためである。広島が思い起こさせるのは、戦争は、理由や関与した国を問わず、とりわけ罪なき市民に対して途方もない苦しみと喪失をもたらすものということだ。私は、広島と長崎への原爆投下の決定について再び議論はしない。だが私は、安倍首相と私がともに広島を訪問することが、かつての敵国同士でさえ、最も強力な同盟国になれるという和解の可能性を世界に示すということを指摘したい。

 私は長い演説をするつもりはないが、核兵器なき世界の平和と安全を追求するという、プラハで示したビジョンを思い起こすことになるだろう。私が生きているうちにこのビジョンを達成することはできないかもしれないと私は常々言ってきたが、私たちは重要な進歩を遂げた。米国とロシアの核保有量は、この60年間で最も低いレベルに到達する予定だ。私は、米国の安全保障戦略における核兵器の数と役割を削減した。歴史的な合意によって、私たちはイランへの核兵器拡散を防止した。核保安サミットを通して、日本や他の多くの国々の手厚い協力を得ながら、核兵器テロを防ぐための重要な対策を講じた。

 無論、今後なすべき多くの仕事が残っており、最も困難な課題の一つは北朝鮮だ。北朝鮮の核と弾道ミサイルの計画はこの地域、米国、そして世界に対する脅威だ。だからこそ、私たちは史上最も厳しい制裁を北朝鮮に科すために国際社会と協力してきた。だからこそ、安倍首相と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領とともに日米韓3カ国の協力を増強し、抑止力と防衛力を強化し続けるために協力してきた。私たちの国々は団結している。私たちは決して核武装した北朝鮮を容認しない。私たちは朝鮮半島の非核化を追求し続ける。そして私たちは北朝鮮政府に対し、信頼できる交渉が北朝鮮の非核化と北朝鮮市民のさらなる繁栄、好機につながるという道を示し続けていく。

 核保有国がすべきこともたくさんある。私は、米国には、核なき世界の平和と安全に向けて指導力を発揮し続ける特別な責任があると繰り返し述べてきた。




広島から「核なき世界」訴えへ オバマ大統領に聞く

米国のバラク・オバマ大統領は26日、朝日新聞の単独書面インタビューに応じた。オバマ氏は、1945年の原爆投下以来初めて、現職の米大統領として広島を27日に訪問することについて「広島が思い起こさせるのは、戦争は罪なき市民に、途方もない苦しみと喪失をもたらすということだ」と述べ、被爆地から世界に対して、戦争の悲惨さと「核なき世界」を訴えることを明らかにした。

 オバマ氏は広島訪問について「第2次世界大戦で失われた何千万もの命に思いをはせ、敬意を表するためだ」と説明。広島訪問に米国内で異論もある中で、「敬意」という言葉で、戦争で命を落とした米軍兵士も含めて配慮した形だ。

 そのうえで、「広島が思い起こさせるのは、戦争は、理由や関与した国を問わず、とりわけ罪なき市民に対して途方もない苦しみと喪失をもたらすものということだ」として、原爆が投下された広島と、戦争による一般市民の犠牲を結びつけた。原爆投下で多くの市民が亡くなった広島を、戦争の悲惨さを示す象徴的な場所と米国大統領が位置づけた発言として、注目される。

 また、広島で「(2009年に演説した)プラハで示した『核なき世界』を追求するビジョンを思い起こす」と述べ、「核なき世界」に向けたメッセージを、広島から世界に発することを明らかにした。「米国には、核なき世界に向けて指導力を発揮し続ける、特別な責任がある」とも述べた。米国が、核兵器を使用した唯一の国であることを念頭に置いたものだ。

 オバマ氏は、「広島と長崎への原爆投下の決定について再び議論はしない」として、原爆投下の是非には触れるつもりがないと明言。一方で、安倍晋三首相と共に平和記念公園を訪れることについて、「かつての敵国同士でさえ、最も強固な同盟国になれるという、和解の可能性を世界に示すものだ」と強調した。核開発を進める北朝鮮の脅威を強調し、日米韓協力を進める重要性も訴えた。

 沖縄県で起きた米軍属の男による死体遺棄容疑事件については「深い遺憾の意」を表明する一方で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を推進する立場を改めて示した。

 オバマ氏は、26日から開かれている主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席するため訪日。首脳会議終了後の27日午後に広島を訪れる予定だ。(アメリカ総局長・山脇岳志)




トランプ氏、獲得代議員が「過半数到達」 米報道

米大統領選の共和党候補者指名争いで、実業家トランプ氏(69)の獲得代議員数が、指名に必要な代議員総数の過半数1237人に達した。AP通信が26日、独自集計で明らかになったと報じた。

 各候補は各州の予備選や党員集会を通じて代議員の獲得数を競ってきた。正式候補に指名されるには、全体の過半数を得る必要があり、トランプ氏はその目前まで迫っていたが、AP通信によると、自由に投票できる立場の代議員が7月の全国党大会でトランプ氏に投票する意向を示した。これで同氏の獲得数は1238人になったという。

 同党では、トランプ氏以外の主要候補は今月4日までに選挙戦から撤退している。(ニューヨーク=金成隆一)
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by nsmrsts024 | 2016-05-27 05:08 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月26日(木)・東日本大震災から5年2か月と15日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2か月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災     津波 209


2011年4月8日(金)・コンビニなどに余震の影響 非常電源で営業継続店舗も
コンビニエンスストアのセブン―イレブンは8日午前8時現在、東北の約920店のうち、約300店が停電している。非常用電源を使うなどして営業を続けている。ファミリーマートも青森、秋田、岩手の約180店の大部分が停電しているとみられ、一部は休業している。

 三越仙台店は8日、安全点検のため、開店時間を30分遅らせ、午前11時半にした。営業フロアは食品と学生服売り場などに限った。閉店を2時間早め、午後3時まで開く。



[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月26日]
伊勢志摩サミット開幕 世界経済対応の足並みが焦点

主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日午前、開幕した。世界経済を下支えする対応策について、各国がどこまで足並みをそろえられるかが最大の焦点だ。テロ対策や難民問題などについても話し合い、最終日の27日に首脳宣言を採択する。

 日本でサミットを開くのは、2008年の北海道・洞爺湖サミット以来、8年ぶり。

 安倍晋三首相は26日午前、伊勢神宮(三重県伊勢市)で各国首脳を出迎え、そろって訪問した。その後、主会場となる賢島(同県志摩市)の志摩観光ホテルに移動。同日午後から2日間にわたり、「世界経済」や「政治外交」などのテーマについて話し合う。27日午後に閉幕し、議長を務める安倍首相が記者会見して、採択した首脳宣言について説明する。

 最大のテーマに掲げた「世界経済」は、26日昼の会合で協議する。安倍首相は、市場に出回るお金の量を増やす金融緩和に加え、政府が公共事業などにお金を使う財政出動と規制緩和などの構造改革に各国が協調して取り組むことで、G7が世界経済の成長に貢献する姿勢を明確にしたい考えだ。ただ、ドイツなどは財政支出を増やすことには慎重な姿勢だ。

 経済分野では、「パナマ文書」で明らかになった租税回避問題への対応や、環太平洋経済連携協定(TPP)をはじめとする自由貿易についても話し合う。

 その後、政治・外交分野に議題を移し、過激派組織「イスラム国(IS)」などによるテロや難民問題を協議する。テロ対策では、航空会社による搭乗者名簿の記録などを各国で共有し、テロリストの入国を未然に防ぐことなどを盛り込んだ行動計画をまとめる予定だ。

 日本政府は、南シナ海などに進出する中国を念頭にした海洋の安全保障問題、核実験や弾道ミサイルの発射を強行する北朝鮮問題を取り上げ、G7で一致して厳しい姿勢を打ち出すこともめざしている。

 27日には、気候変動やエネルギー問題のほか、アジアとアフリカから招いた7カ国首脳を加えた拡大会合で、感染症対策などについても話し合う。(鯨岡仁)

■伊勢志摩サミットに参加する主なメンバー

日本   安倍晋三首相

米国   オバマ大統領

フランス オランド大統領

ドイツ  メルケル首相

英国   キャメロン首相

イタリア レンツィ首相

カナダ  トルドー首相

トゥスクEU首脳会議常任議長

ユンケル欧州委員長

■伊勢志摩サミットの主な日程

【26日】

午前

 7カ国首脳による伊勢神宮(三重県伊勢市)訪問、サミット開幕

午後

 主会場の賢島(同県志摩市)で全体会合。前半は世界経済や貿易、後半はテロ対策や南シナ海問題などを議論

【27日】

午前

 アジア・アフリカの7カ国首脳を加えた拡大会合を開催。インフラ投資などを議論

午後

 安倍晋三首相が記者会見で首脳宣言を発表

 オバマ米大統領が広島を訪問。平和記念公園で安倍首相と献花



ゾウの「はな子」死ぬ 69歳 井の頭自然文化園

東京都は、井の頭自然文化園(武蔵野市)で飼育されていた国内最高齢のアジアゾウ「はな子」が26日に69歳で死んだと発表した。

 都によると、はな子は1949年にタイから来日。上野動物園を経て、54年から井の頭自然文化園で飼育されてきた。
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by nsmrsts024 | 2016-05-26 10:20 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月25(水)・東日本大震災から5年2ヶ月と14日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 208



2011年4月8日(金)・岡田氏、震災復旧の公共事業費「1.5兆円」
民主党の岡田克也幹事長は8日午前、岩手県庁で達増拓也知事と会談し、東日本大震災復旧関連の2011年度第1次補正予算案のうち、道路や港湾などインフラ復旧の公共事業費について「1.5兆円になる」と表明した。菅政権は来週中に補正予算案の骨格をまとめたい考えだ。

 岡田氏は補正予算の規模について「4兆円規模で被災地の要望にしっかり応え、少しでも希望が見える状況をつくりだしたい」と述べた。公共事業費は、がれきの処理や仮設住宅の建設とは別枠で計上し、岩手、宮城、福島3県を中心にインフラ整備に充てる。

 菅政権は今年度当初予算でも、公共事業全体の5%にあたる3千億円を被災地に重点配分する方針をすでに決めている。

 これに関連し、菅直人首相は8日昼、野田佳彦財務相や玄葉光一郎国家戦略相(民主党政調会長)と会談し、1次補正は国債を発行せず予備費を財源に充てることを確認した。財源をめぐっては、国債発行を避ける方針の野田氏ら政府側に対し、玄葉政調会長ら民主党内から国債発行を求める声が上がり、調整していた。




[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月25日]
サミット前日、駅など厳戒態勢 全国で警官7万人を動員
 主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)開幕を26日に控え、全国的に厳戒態勢での警備が始まっている。サミット会場周辺のほか、不特定多数が集まる駅や繁華街、大規模集客施設などの「ソフトターゲット」でも、制服姿の警察官が警戒を強めている。

 観光客らでにぎわう東京タワーでは、チケット売り場や展望台を警察官が歩き、不審な人物がいないか目を光らせた。警視庁はサミット期間中、都内の警備に最大1万9千人を動員。警察庁によると、全国の約3500カ所のソフトターゲットで最大約7万人の警察官が投入されるという。



舛添氏の政治資金、別荘周辺で再三支出 食品店に2万円

東京都の舛添要一知事の政治団体が、舛添氏の別荘がある神奈川県湯河原町周辺で政治資金を繰り返し使っていたことがわかった。一連の問題は、政治資金規正法に支出内容に関する規定のないことが背景にあるが、過去には政治家の責任が問われた事例もある。都議会は25日、実態解明に向けた対応を協議する。

 舛添氏が代表の「新党改革比例区第4支部」(2014年に解散)の政治資金収支報告書や総務省に提出した領収書によると、支部は12年と13年に湯河原町の食料品店で、計約2万1千円を「消耗品」代として支出していた。

 この店は食料品のほかに棚一つ分のトイレットペーパーやティッシュ、洗剤を置く程度。店側の関係者は「食料品ばかりなのに(舛添氏が)事務所のものを買うわけがない」と話す。舛添氏は土曜日に妻子と来店することが多かったという。

 12年5月には同町の衣料品店に「消耗品」代として約1万円を支出していた。この店の関係者によると、年2、3回家族と来店し、大人用の下着や子ども服などを買っていたという。

 支部は11年4月と12年10月、同町につながる有料道路「真鶴道路」の回数券(100回分)を2回、計3万2千円で買っていた。回数券を使えば、本来の通行料金よりも1回あたり40円安く済む。

 12年9月にはJR湯河原駅で「乗車券類代」として1万2120円を支出。舛添氏は当時参院議員で、JRなどの無料乗車パスが支給されていた。

 町には舛添氏の別荘がある。舛添氏の事務所に、別荘周辺の支出や政治活動との関連を質問したが、24日夜までに回答はなかった。(伊藤あずさ、小林恵士)




舛添知事:政治資金調査、2弁護士に依頼 名前は明かさず
政治資金の不透明な支出などを指摘されている東京都の舛添要一知事は25日、一連の問題に関する調査を元検事の弁護士2人に依頼したことを明らかにした。弁護士側から、公平な調査に支障があるとの理由で要請を受けたとして、弁護士の名前は明かさなかった。
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by nsmrsts024 | 2016-05-25 05:38 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月24日(火)・東日本大震災から5年2ヶ月と13日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災    津波 207



2011年4月8日(金)・宮城県知事「過度な自粛せず消費促して」 首相と会談
菅直人首相は8日午前、首相官邸で宮城県の村井嘉浩知事と会談した。村井知事は昨夜の余震を取り上げて「まだ余震が続いているので油断はできない」と指摘。災害に関する特別立法や国の財政支援を求めた。

 3月11日の震災発生以来、両者が直接会って意見交換するのは初めて。村井氏は首相に、がれき撤去と仮設住宅の建設を急ぐよう求め、「過度な自粛をしないで消費を促してほしい」とも要望した。首相は「東北のものをたくさん買ってもらえるように声かけをしたい」と応じ、補正予算の規模について「2次補正は大きなものになるのではないか」と語った。

 首相は有識者らでつくる復興構想会議に村井氏を起用する方針で、会談前に村井氏から了承を得ていた。首相は会談で「復興構想会議を立ち上げ、前よりももっと素晴らしい日本をつくる」と強調した。

 菅首相は次いで、福島県南相馬市の桜井勝延市長とも会談した。同市と災害時相互援助協定を結び、避難住民を支援している東京都杉並区の田中良区長も同席し、桜井市長は「自治体間が協力する関係にも国が支援して欲しい」と要望。首相は「積極的に支援したい」と応じた。



[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月24日]

私たちの思いが届いた――。オバマ米大統領が27日に広島を訪問することに、3人の女子高校生が胸を熱くしている。生徒らは4月、オバマ大統領あてに手紙を送り、「『核なき世界』の実現のためにも、ぜひ広島へ」と訴えていた。

 3人は東京都内の渋谷教育学園渋谷高校3年生の石川智尋(ちひろ)さん(17)、足立愛音(あいね)さん(17)、右田未来(みく)さん(17)。1年生の時、戦争や原爆について学ぶ授業の一環で、広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪れた。石川さんは、原爆による熱線でやけどを負った被爆者の姿を再現した人形を見た時、涙が出たという。「どんなに本を読んでも、現場を訪れなければ体感し得ないことがあると思った」

 4月、G7外相会合で訪日したケリー国務長官が、米国の閣僚として初めて広島を訪れ、広島平和記念資料館に行ったことを新聞報道で知り、オバマ大統領にも原爆の被害を見てほしい、と強く思ったという。

 何かできることはないか。3人は社会科の先生と話し合いながら、思いを手紙に書いて大統領に届けることにした。放課後に議論を重ね、3日間で英文の手紙をA4判の紙1枚に書き上げ、ホワイトハウスあてに送った。
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by nsmrsts024 | 2016-05-24 17:18 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月23日(月)・東日本大震災から5年2ヶ月と12日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2ヶ月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災      津波 206


2011年4月8日(金)・復帰の東電社長に「会見に出て話すべきだ」 経産相
海江田万里経済産業相は8日の閣議後会見で、めまいなどを訴えて入院し前日から出社した東京電力の清水正孝社長(66)について「やはり(記者会見で)話すべきだ。その意向は伝えた」と述べた。また海江田氏は、最近の東電の会見で取締役がほとんど対応していないことについて「遺憾だ」と不快感を示し、東電の情報公開への姿勢を批判した。

 清水社長は、福島第一原発の事故対応にあたっていた3月30日にめまいを訴え、高血圧の症状もあったため、都内の病院に入院した。社長の進退について海江田氏は「基本的には株主が決めること」と述べた。


[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月23日]
「笑点」6代目司会に春風亭昇太さん 桂歌丸さんの後任

放送50周年を迎えた日本テレビ系の長寿演芸番組「笑点」の6代目の司会に、落語家の春風亭昇太さん(56)が決まった。桂歌丸さん(79)が司会を勇退した22日生放送の「歌丸ラスト大喜利スペシャル」で後継指名した。

 2516回目の放送で、東京・麴町の日本テレビGスタジオには観客約250人が詰めかけた。通常、30分番組だが、スペシャル版は、延長して午後5時30分から6時55分まで放送された。大喜利では歌丸さんが「最後の集大成の舞台になりますようにお願いします。夕べから涙が止まらなかった皆さんのご挨拶(あいさつ)をどうぞ」とメンバーを紹介。腹黒キャラの六代目三遊亭円楽さん(66)は「最後の司会ということですが、こうなったら徹底的にやるしかありません。何遍殺せるか。おくりびとの円楽です」と挨拶していた。歌丸さんは終始、ウィットに富んだ進行で場内を沸かせた。

 大喜利の直後、歌丸さんの口から新司会が発表されると、出演中の昇太さんは「えーっ!と思いました。プレッシャーはありますけれど、一生懸命やりたい」。歌丸さんは「今までのことはすっかり忘れて、昇太さんなりの司会をやってほしい」とエールを送った。

 昇太さんは1982年に春風亭柳昇に入門、92年に真打ちに昇進。新作落語を得意とし、「笑点」では「独身キャラ」で人気を博している。司会は立川談志、前田武彦、三波伸介、五代目三遊亭円楽、歌丸さんと続き、昇太さんは6代目になる。

 放送後の記者会見で、歌丸さんは「いつもの笑点と言い聞かせてやりましたが、最後に客席のお客さんにご挨拶した時に(涙の)堰(せき)が切れてしまいました」と明かした。昇太さんが「一番の新参者なんですよ。大喜利史上初めて回答者の方が上から目線なんです。今までになかった大喜利の形になるんじゃないかな」と困り顔で言うと、歌丸さんは「舞台では全員が同格です」と返した。昇太さんは「平行線ぐらいでやっていければ」と述べた。プロデューサーの中村博行さんは「(昇太さんは)若手大喜利の司会もやっていた。歌丸師匠と同じように強いチームになるなと思いました」と起用の理由を話した。

 「笑点」の89年からの平均視聴率は16・7%と高い。司会候補として、話題になっていた円楽さんは「最後の切り札としてとっておくんです。昇太がうまくいかない、視聴率がくっと下がった時は私の出番です。それぐらい皆で楽しくやっていきますよ」と言って笑わせた。

 歌丸さんは66年5月の初回からの出演者。2006年から司会を続けてきたが、「体力が限界」として今放送での引退を決めていた。今後、「終身名誉司会」に就任する。「笑点」の前の「もう笑点」(毎週日曜午後5時25分~同5時30分)の司会は継続する。昇太さんが抜けた後の新メンバーは29日の生放送時に発表される。(山根由起子、佐藤剛志)
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by nsmrsts024 | 2016-05-23 05:44 | 朝日新聞・綜合、政治

2016年5月22日(日)・東日本大震災から5年2か月と11日

3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から5年と2か月
1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害の記録
(東日本大震災と放射能災難から直後の1年間を顧みる)
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3.11東日本大震災       津波 205



2011年4月8日(金)・東北の広域停電、完全復旧めどたたず 余震死者2人(1
宮城県で震度6強を観測した7日深夜の地震で、宮城、山形両県で2人が死亡し、東北6県で100人以上のけが人が出ていることが、朝日新聞のまとめでわかった。また、6県で地震後、最大約401万戸が停電し、東北電力が復旧作業を進めている。

 東北電力によると、停電は8日午前11時現在、東北5県で計287万6245戸にまで回復。県内全域で停電しているのは岩手80万9471戸。ほぼ全域で停電している青森は80万3116戸、秋田は54万5180戸。一部停電は宮城68万2639戸、福島3万5839戸。山形県は全域で復旧した。

 広域停電の理由について、東北電力は、秋田、能代、八戸の各火力発電所で計5基の発電設備が余震で自動停止したため、としている。強い揺れを感知して発電タービンが止まった可能性があり、完全復旧の見通しはたっていないという。

 宮城県石巻市の石巻赤十字病院によると、8日未明、同市の男性(85)が死亡した。地震によるショック死とみられる。山形県尾花沢市では、女性(63)が自宅で亡くなった。女性は気管支炎のため酸素吸入器を使用していたが、停電で吸入器が止まったという。

 東北新幹線は地震発生直後、一ノ関発新青森行き下り「はやて519号」が停電のため、七戸十和田―新青森間の八甲田トンネル内で緊急停車した。乗客15人は8日午前3時ごろ、保守点検用車両に乗り換えてトンネルから出た。けが人はなかったという。

 東北新幹線は一ノ関―新青森で8日すべて運休。また山形新幹線の福島―新庄と、秋田新幹線の盛岡―秋田も終日運休する。東北地方のJR在来線のほぼすべても終日運休する。東北道では、段差やひび割れができた影響で、古川IC(宮城県)―水沢IC(岩手県)が通行止めになっている。
NTT東日本によると、宮城県気仙沼市と石巻市を中心として、固定電話約6万2500回線分がつながらない状態が続いているという。強い余震で地下のケーブルが損傷したことが原因とみられ、8日中の復旧を目指して工事している。

 気象庁によると、今回の地震の規模はマグニチュード(M)7.4。M7を超える余震は、東日本大震災が発生した3月11日以降で4回目。余震で震度6強を観測したのは初めてで、最大。東北から関東にかけての広い範囲で、活発な余震活動が続いており、同庁管理課の長谷川洋平・地震情報企画官は「今後もM7クラスの余震が発生する可能性がある」と注意を促した。


 
[2016年、世界と日本・今日この頃]

[2016年5月22日]
京都の元小学校、高級ホテルへ 昭和初期の和洋折衷建築

番組小の建物が高級ホテルに――。京都市は20日、閉校した東山区の市立清水小の跡地をNTT都市開発に60年間貸与すると発表した。同社は校舎を高級ホテルに改修する。同市立小の跡地がホテルになるのは初めて。

 市がホテルかブライダル事業の用地として事業者を募集したところ、10社が応募。跡地の隣接地に結婚式場があり、相乗効果が見込めることなどが決め手になったという。賃料は年約6500万円。

 清水小は学制発布前の1869(明治2)年に京都市に64校できた日本初の学区制小「番組小学校」の一つで、2011年に閉校した。現在の建物は1933(昭和8)年に建てられ、瓦を使った和洋折衷の近代建築であるのが特徴だ。
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by nsmrsts024 | 2016-05-22 04:59 | 朝日新聞・綜合、政治

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