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2017年7 月31 日(月):共産:穀田氏祝賀会に「こんなことを…」小沢氏もびっくり

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国対委員長在任20周年記念、与野党の重鎮300人ズラリ

 共産党の穀田恵二国対委員長は30日、委員長在任20周年を記念する祝賀会を京都市内のホテルで開いた。大島理森衆院議長や自民党の二階俊博幹事長、民進党の横路孝弘元衆院議長をはじめ、与野党の国対委員長経験者ら約300人が出席。共産党の集まりに与野党の重鎮が名を連ねるのは異例で、野党第1党の民進党が低迷する中、国政選挙や東京都議選で躍進が続く共産党の存在感が際立つ形となった。


穀田恵二・衆院議員(右)の共産党国対委員長就任20年を祝う会に集まった(左から)二階俊博・自民党幹事長、河野洋平・元衆院議長ら=京都市中京区で2017年7月30日、三村政司撮影© 毎日新聞 穀田恵二・衆院議員(右)の共産党国対委員長就任20年を祝う会に集まった(左から)…
 穀田氏はあいさつで「採決強行は議会制民主主義の土台を崩し、劣化を招く」と与党の国会運営に注文。大島氏は「公正中立に物事を判断する時、自民党寄りかなと思えば、穀田氏が何と言うかを考えて判断する」と持ち上げてみせた。

 衆院京都1区で穀田氏と議席を争う自民党の伊吹文明元衆院議長も登壇し「穀田氏は好敵手というより、戦友という感じが強い」と語ると、自由党の小沢一郎共同代表は「顔ぶれといい、パーティー形式といい、共産党がこんなことをするとは思ってもいなかった」と共産党の変化に驚きを見せた。最後には出席者がそろって記念撮影し、政敵同士のつかの間の休戦となった。

 穀田氏は1993年に衆院旧京都1区で初当選し、現在8期目。97年から共産党国対委員長を務めている。【真野敏幸】




リベラル支持の枝野幸男前幹事長VS保守路線の前原誠司元外相 党内対立最終決戦か
 9月上旬にも行われる民進党代表選は、あやふやな党の基本政策や野党共闘のあり方を決着させる戦いとなりそうだ。リベラル派の支持を集める枝野幸男前幹事長と保守色の強い前原誠司元外相は、共産党との共闘や安倍晋三首相が掲げる憲法9条改正をめぐり違いが目立つ。代表選は両氏の一騎打ちとなる公算で、議論が激化すれば党分裂の可能性もある。(水内茂幸)

 「今週には最終判断したい」

 前原氏は30日、京都市で記者団に、8月2日の両院議員総会後に出馬を判断する考えを示した。「こういう社会をつくりたいと旗を掲げたいとの思いは昨年と変わらず、むしろ強まっている」とも述べ、週内に正式に出馬表明する方針だ。

 前原氏は本来、同時刻に京都市で別の予定があった。共産党の穀田恵二国対委員長の在職20周年記念パーティーで祝辞を述べるはずだった。しかし、蓮舫代表が辞任を表明した直後、欠席を伝えたのだ。

 前原氏には、次の代表選をにらみ共産党との連携色を薄める思惑があったとみられる。前原氏は共産党を「シロアリみたいなもの」と酷評したこともあり、民共共闘に否定的だ。ただ、昨年4月の衆院北海道5区補選で共産党の小池晃書記局長と選挙カーに同乗したこともあり、腰は定まらない。


一方、枝野氏は幹事長時代、岡田克也前代表と民共共闘を進め、昨年7月の参院選で初めて統一候補を実現した。今月29日のさいたま市の集会では「党綱領や考え方を左右されることなく協力や応援してくれるのなら、排除する理由はまったくない」と述べた。

 憲法改正問題も大きな争点だ。前原氏は昨年9月の代表選で、平和主義や戦力の不保持を定めた憲法9条1、2項を変えず、3項を新設して自衛隊の存在明記を求めた。安倍首相の提案とほぼ同じ考えだ。

 枝野氏も本来は9条改憲論者だ。平成25年に発表した改憲私案で「9条の2、3」を追加し「自衛権に基づく実力行使のための組織」の明記を求めた。しかし、安倍首相の提案に対しては「首相は自衛隊が地球の裏側で戦争できる(憲法)解釈をした。それを前提に自衛隊を明記したら(解釈を)追認することになる」と認めない考えだ。

 枝野氏には旧社会党系グループなどリベラル色の強い勢力が支持し、前原氏は前原グループ(凌雲会)などの改憲積極派が支える見通しだ。両氏は初当選同期で、日本新党を皮切りに同じ政党に所属し、ともに政権中枢を担った。宿命のライバルの対決には「選挙戦で両氏の路線対立が際立てば敗れた方が分党を考える可能性がある」(党幹部)との懸念も出ている。




強度不足で機体破損か 民間ロケット打ち上げ失敗
北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は30日午後4時半ごろ、自社開発した小型ロケットを同町の実験場から打ち上げた。だが約70秒後にロケットからの通信が途絶えたため、エンジンを緊急停止させた。民間企業が単独で開発したロケットでは日本初となる高度100キロ以上の宇宙空間を目指したが到達せず、打ち上げは失敗した。

 成功すれば国主導の日本の宇宙開発にとって、本格的な民間参入の節目になると注目されていた。ロケットは高度約20キロに届いた後、実験場から約6・5キロ沖の太平洋に落下したとみられる。強度不足などによってロケットが上空で破損したことが通信途絶の原因とみられる。

 稲川貴大社長は記者会見で、宇宙に届かなかったものの「(通信途絶までは)機体からのデータは取れているので、非常に満足のいく結果だ」と述べた。また同社を創業した実業家、堀江貴文さんは「うまくいかなかったところを改良して年内には後継機を打ち上げたい」と展望を語った。



【森友学園問題】籠池前理事長夫妻を逮捕へ 国の補助金不正受給疑い 大阪地検特捜部
学校法人「森友学園」(大阪市)が大阪府豊中市の国有地で計画していた小学校建設に絡み、校舎建築に関する国の補助金を不正受給した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部が31日、補助金適正化法違反容疑で、学園の籠池(かごいけ)泰典前理事長(64)と妻の諄子(じゅんこ)氏(60)を逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。

 評価額9億5600万円の国有地が、8億円余り値引きされて学園に払い下げられた問題が発覚してから約半年。国政を巻き込んだ一連の問題は、籠池夫妻の逮捕という重大局面を迎える。

 捜査関係者らによると、学園は小学校校舎の建設工事に絡み、金額の異なる3通の契約書を作成。国土交通省に校舎建築の補助金を申請した際、正規の工事代金は約15億円だったのに、約23億円に水増しした契約書を提出し、平成29年2月までに約5600万円(後に全額返還)を不正受給した疑いがある。

 3通の契約書について籠池氏は当初、「3つとも正しい」などと主張。最近では「大阪府に出した(約7億円の)契約書が正しい」との認識を示していた。

 特捜部はこれまで、補助金申請を担当した小学校の設計事務所や施工業者の関係者から任意で事情を聴き経緯を確認してきた。6月19日には学園が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)が大阪府の補助金を詐取したとする詐欺容疑と合わせ、関係先を家宅捜索していた。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   津波 382
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by nsmrsts024 | 2017-07-31 05:22 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月30 日(日 ):北朝鮮ミサイル:韓国 「対話」修正迫られ

【ソウル大貫智子】北朝鮮の挑発をやめさせるには制裁だけでなく対話も必要と唱えてきた韓国政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発の急速な進展に強い対抗措置を取らざるを得ず、大幅な軌道修正を迫られている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、環境影響評価を理由に配備を遅らせていた在韓米軍の「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」の発射台4基を評価結果が出る前に追加で「臨時配備」する方針に転換し、米国と協議するよう指示した。また、米韓連合軍が日本海に向けて地対地ミサイルの発射演習を実施、新たな対北朝鮮経済制裁の検討にも着手した。


北朝鮮の弾道ミサイル発射の映像を見るソウル市民=2017年7月29日、AP© 毎日新聞 北朝鮮の弾道ミサイル発射の映像を見るソウル市民=2017年7月29日、AP
 文氏は29日未明の国家安全保障会議で「今回のミサイル発射は東北アジアの安保構造に根本的な変化を及ぼす可能性もある」と北朝鮮を非難。同時に、今月6日にベルリンで提案した南北対話構想について「動力を失わないよう管理する知恵が必要だ」と対話を引き続き模索する考えも強調した。しかし文政権が提案した南北軍事当局者会談の27日開催に北朝鮮は何の回答もせず、むしろICBM発射で応じた事態に困惑が隠せない状況だ。

 韓国政府は前回7月4日に続き今回も「ICBM級」と断定を避けた。「ICBMと認めると対話の名分が失われる」(韓国政府関係者)との判断だ。ただ、青瓦台(大統領府)関係者は「今回がICBMと判明したら、レッドライン(越えてはならない一線)の臨界点」と危機感を示した。



衛藤補佐官が安倍首相に苦言=「公私混同という甘さ」
衛藤晟一首相補佐官は29日、長崎県佐世保市で講演し、安倍内閣の支持率低下について、安倍晋三首相と昭恵夫人を挙げて、「公私混同という甘さが今の状況を招いた」と苦言を呈した。衛藤氏は首相側近。公の場でこうした発言に及ぶのは危機感の表れと言えそうだ。

 衛藤氏は学校法人「森友学園」や「加計学園」の問題に触れ、「首相も奥さんも権力的にわが国のトップ。個人の関係を出してはいけなかった。個人を大事にすればするほど、公私混同や忖度(そんたく)があるのではないか(と見られる)」と指摘した。

 (了)




オバマ氏妹:広島訪問 核なき世界へ若者たちに期待
オバマ前米大統領の妹で、米ハワイ大の平和学研究者、マヤ・ストロさん(46)が初めて広島を訪れ、29日、毎日新聞のインタビューに応じた。昨年5月に現職として初めて広島を訪問したオバマ氏から「広島で素晴らしい時間を過ごして」と言われたと明かし、核兵器なき世界の実現に向け、「大統領時代ほどではないが、彼はリーダーシップを世界で発揮し続けると思う」と述べた。


原爆資料館を訪れたマヤ・ストロさん(左)=広島市中区で2017年7月29日午後3時2分、山田尚弘撮影© 毎日新聞 原爆資料館を訪れたマヤ・ストロさん(左)=広島市中区で2017年7月29日午後3…
 ストロさんは、国内外の高校生が29、30両日に広島市に集まって未来に向けた課題を見つけ解決策を探るイベントに、ゲストとして参加するため来日。この日は合間に原爆資料館や原爆ドームを見学した。広島の印象を「歴史は悲しいが、街は花や緑にあふれており、平和を感じた。灰と化した街は今、とても美しい」と語った。

 資料館では3歳の子どもが乗っていた焼け焦げた三輪車を見て「胸が締め付けられる」と涙を浮かべ、オバマ氏が自ら作って寄贈した折り鶴の前でも足を止めた。「彼にとって広島は強烈な体験で、本当はもっと滞在したかったと思う。(訪問は)私たちが平和に向けて共に行動する必要があることを強調したという点で良かった」と振り返り、今後については、特に若者たちの取り組みに期待を示した。【竹下理子】




「取り組み遅すぎる」豊洲移転で業界団体から不満相次ぐ
 築地市場から豊洲市場への移転に向けて、都と業界団体で協議する「新市場建設協議会」が28日、築地市場内で開かれた。小池百合子知事が豊洲移転・築地再開発の基本方針を公表してから1カ月以上経過してからの開催に、業界団体側から「取り組みが遅すぎる」など不満の声が相次いだ。

 都は小池氏の基本方針の発表後、幹部会議で豊洲移転・築地再開発の考え方を検討してきたため、協議会開催に時間がかかったと釈明。移転方針や今後の検討の進め方を説明した。

 築地市場協会の伊藤裕康会長は「どういう市場を目指すのか、さっぱり見えてこない」と発言。豊洲市場の具体像を早急に検討するよう求めた。

 築地東京青果物商業協同組合の泉未紀夫理事長は、小池氏が基本方針発表後に「(豊洲市場の風評被害を)先頭に立って払拭する」と発言したことに関して「早めに進めていただきたい」と注文した。




北朝鮮、奇襲能力を誇示 射程も米西海岸に届く可能性
北朝鮮が今月4日に続いて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射を発表した。性能の向上が確認され、ICBMの技術的要件を満たしつつある。深夜、これまで例のない発射場所の舞坪里(ムピョンリ)から撃つことで、奇襲能力を誇示。米本土攻撃を想定した実戦配備を目指す北朝鮮に対し、トランプ政権は内政が混乱し、中国や韓国との協力でも足並みがそろわない。

北朝鮮が弾道ミサイル発射 45分飛翔、EEZ内に落下
岸田氏、防衛・外務省を行き来 ミサイル対応に懸念の声

 韓国政府などによると、ICBMの要件となる技術は、長距離飛行(射程5500キロ以上)、移動発射台の使用、慣性航法、大気圏再突入で、核兵器を搭載する場合は弾頭重量も重要だ。

 このうち、電波などに頼らずに事前に計算した通りの航路に機体を誘導する慣性航法と、大気圏再突入について、4日の発射では不明だったが、今回は技術の進展が確認された。

 朝鮮中央通信は29日朝、今回のミサイルが高度3724・9キロまで上昇し、47分12秒間飛行して998キロ離れた場所に着弾したと伝えた。北朝鮮は地上レーダーしか持たず、発射があった28日深夜も日本近海に観測船を出した形跡は確認されていない。発表された高度や飛距離などのデータは、発射時にミサイルに入力した数値そのままとみられる。

 軍事関係筋によれば、日米韓のイージス艦レーダーが捉えたミサイルの航跡は、発射直後に想定されたコースを外れず、予想落下水域に落ちた。このことから慣性航法の技術はほぼ完成したとみられる。

 また、大気圏再突入の際には、7千度の高温から弾頭を守るため、炭素複合材などによる耐熱装備が必要だ。今回、弾頭部はバラバラにならずに形を保って着水しており、北朝鮮が炭素複合材などを使って、弾頭部を高温から保護することに成功したと言えそうだ。




震災直後、125人の死「防ぎ得た」 宮城の医師ら調査
宮城県内の病院で震災直後に亡くなった1243人のうち、約1割の125人が、通常の医療態勢なら助かった「防ぎ得た災害死」とみられることがわかった。厚生労働省研究班が一人一人の死亡要因を分析し、専門誌で5月に発表した。各病院の態勢に応じた業務継続計画(BCP)策定が急務だと、調査した医師は訴えている。

 大崎市民病院の山内(やまのうち)聡・救命救急センター長らがまとめた。県内147病院のうち、協力が得られた96病院について、2011年3月11日~4月1日に死亡した全患者のカルテを調査。災害拠点病院を中心とした25病院の調査結果は、昨年に報告している。

 「防ぎ得た死」125例の要因で多かったのは、医療介入の遅れ▽ライフラインの途絶▽点滴や薬など医療物資不足▽避難所などの居住環境悪化。電源がなくて吸引器が使えず、お年寄りが誤嚥(ごえん)性肺炎を悪化させた例などが目立った。




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空自が米爆撃機と訓練 ミサイル発射の北朝鮮を牽制
岸田文雄外相兼防衛相は30日午前、航空自衛隊のF2戦闘機が同日、九州周辺から朝鮮半島の空域で米空軍B1戦略爆撃機と共同訓練を実施したと発表した。28日深夜の弾道ミサイルを発射するなど挑発行動を続ける北朝鮮を牽制(けんせい)する狙いがある。

 共同訓練に参加したのは空自築城基地(福岡県)第8航空団所属のF2戦闘機2機と、グアム・アンダーセン米空軍基地所属のB1戦略爆撃機2機。B1は空自との訓練を終えた後、韓国空軍とも共同訓練を行った。

 岸田氏は防衛省で記者団に対し、訓練の目的について「日米共同対処能力および部隊の戦術技量の向上を図るため」と述べた。その上で「特定の国や地域を念頭に置いて実施したものではない」と説明したが、「北朝鮮の軍事動向については関係国と連携しながら重大な関心を持ち、情報の収集・分析、そしてわが国の平和と安全の確保に万全を期していきたい」と強調した。

 空自戦闘機と米空軍爆撃機の共同訓練は今月8日以来。両国は断続的に訓練を実施しているが、防衛相自ら訓練実施を発表するのは異例。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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by nsmrsts024 | 2017-07-30 09:15 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7 月29 日(土 ):【北ミサイル】異例の深夜の発射、奇襲能力を誇示か

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が28日深夜にミサイルとみられる飛翔体を発射した。深夜にミサイル発射に踏み切るのは極めてまれだ。日米韓当局が警戒強める日中ではない深夜の発射によって奇襲能力を誇示した可能性がある。

 北朝鮮北西部の亀城付近で数日前からミサイル機材を積んだ車両の動きなどが確認されていたため、日米韓当局は北朝鮮が「戦勝日」と位置付ける朝鮮戦争の休戦協定締結から64年となる27日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などに踏み切る可能性があるとみて警戒を強めていた。

 だが、27日には、ミサイル発射などの動きは確認されず、北朝鮮国営メディアは28日、金正恩朝鮮労働委員長が27日に平壌にある朝鮮戦争の戦死者が眠る墓地を訪れたと報じていた。

 27日には、亀城地域は雨が降るなど、悪天候に見舞われており、発射を断念した可能性がある。日米韓が最も警戒を強める記念日の発射をあえて避けた可能性もある。




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北朝鮮:弾道ミサイルを日本海へ発射 菅官房長官緊急会見
菅義偉官房長官は29日未明、首相官邸で緊急に記者会見し、北朝鮮から弾道ミサイルが日本海へ発射されたと発表した。ミサイルは28日午後11時42分ごろに同国中部から発射され、約45分間飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられるという。付近の航空機や船舶などの被害は確認されていない。

 北朝鮮が7月4日に発射し日米などが大陸間弾道ミサイル(ICBM)と認定したミサイルは約40分間飛んだ。通常より高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で高度2500キロを大きく上回り、飛距離は約900キロだったと分析されている。初期段階の分析として、今回の弾道ミサイルは約45分間飛んだとされるため、ICBM級の弾道ミサイルだったとみられ、前回のミサイルを上回る性能だった可能性もある。


北朝鮮がミサイルを発射したとの情報を受けて記者会見する菅義偉官房長官=首相官邸で2017年7月29日午前0時35分、長谷川直亮撮影© 毎日新聞 北朝鮮がミサイルを発射したとの情報を受けて記者会見する菅義偉官房長官=首相官邸で…
 安倍晋三首相は発射を受けて私邸から首相官邸に戻り、記者団に「またもや弾道ミサイルの発射が強行された。EEZ内に着弾した可能性もある。この後、ただちに分析し、国民の安全の確保のために万全を期したい」と述べた。

 政府は29日未明、国家安全保障会議(NSC)閣僚会合を首相官邸で開き、対応を協議した。安倍首相は、情報収集と分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確な情報提供を行う▽航空機、船舶などの安全確認を徹底する▽不測の事態に備え万全の態勢を取る--の3点を政府内に指示した。

 稲田朋美前防衛相の辞任に伴い、防衛相を兼務する岸田文雄外相は首相官邸で記者団に「北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)が発射されたという情報を受けて、防衛相として警戒態勢、情報収集の指示を出している。それ以上の情報については今、収集分析中だ」と語った。

 政府は直ちに外交ルートを通じて北朝鮮に抗議した。菅氏は会見で「北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できず、厳重に抗議を行い、最も強い表現で非難した」と述べた。【木下訓明】




岸田外相兼防衛相、防衛省に登庁「北朝鮮に抗議」
 岸田文雄外相兼防衛相は29日未明、防衛省に登庁し、「今現在、航空機船舶への被害は確認されていない。北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議している」と話した。


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みね子と実の再会シーン「ひよっこ」急展開に話題殺到「残酷すぎる」
29日放送のNHK朝の連続ドラマ小説「ひよっこ」で、有村架純が演じる主人公・谷田部みね子と沢村一樹が演じる父親・谷田部実が再会を果たすシーンが放送された。


有村架純© デイリースポーツ/神戸新聞社 有村架純
 行方不明になっていた記憶を失っていた実が、みね子の知り合いで菅野美穂が演じる女優・川本世津子の自宅に同居していたという展開。みね子が実の手を握りながら「ウソだ!なんもかんも嫌になっちゃんたんんでしょ。それは私、わかっから。お父ちゃん!忘れたことにするから。覚えてないなんて言わないで」などと茨城弁で絶叫しながら号泣。この時点ではみね子が娘であることを覚えていない様子の実がそっとその手をほどくと、みね子はその場を離れ、階段を駆け下りながら雷鳴がとどろく外へ。そこへ実が後ろから傘を差し出すシーンで今週のドラマは終わった。

 このシーンにはネット上ですぐに反響が沸き起こった。ツイッターでは「この最後の傘をさしかける優しさが、娘に対するものじゃないのが分かる…残酷すぎる」「ひよっこ。今までで十分名作だと思うけれど、来週の予告編を見て、この先ますます『家族』」を描いた傑作になるんじゃないかと思えてきました。…」「今週のひよっこは怒濤の展開だったなあ…旧知の女優さんがお父ちゃん囲ってるわ しかもお父ちゃんは記憶喪失になっているわ…って見ていないと何のことだかさっぱりわからない(笑)」などとつづられてた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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by nsmrsts024 | 2017-07-29 07:07 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月28日(金 ):稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も

稲田氏(衆院福井1区)の地元・福井県の自民党関係者や、自衛官からは、内閣改造直前での辞意をいぶかしむ声が上がった。
 「8月3日に内閣改造が予定されているのに、なぜいま、辞任なのか」。自民党福井県連の斉藤新緑幹事長(県議)は話した。「ここ何日かの中央の政治の動きは不可解で分かりにくい」と語る一方、「防衛省という、経験のない部署で気苦労もあったと思う」とねぎらった。

 一方、福井県の別の自民県議は「遅すぎる。(3月に)森友学園問題をめぐり、うそをついたと言われても仕方のない答弁をして謝罪したが、あのときに辞めるべきだった」と話した。「選挙に勝てばいいというだけでない。謙虚に周りの人の意見を聞いて判断する姿勢がなかったのではないか」との見方を示し、「ここまで長引いたことで本人にとっても傷がついた」と語った。




【蓮舫代表辞任会見・詳報(6完)】「小池百合子都知事に学べるところがあれば学びたいが…」「後ろから鉄砲を撃たれてもそれは水鉄砲。時間がたてば乾く」
《蓮舫代表は、次期執行部が「信頼される民進党」を取り戻してくれるとの期待を示し、55分間に及んだ辞任記者会見を終えた》

 --7月4日の党常任幹事会で、東京都議選で負けはしたが「最前線で引き続き頑張りたい」と続投の意欲を示した。そこから3週間の間に何か思いを変える出来事があったのか

 蓮舫氏「はい、ありました。ブロック議員会議を6回行い、総括をまとめた。自分自身がペンを入れる作業もあった。そして両院議員懇談会があった。(野田佳彦)幹事長の重い判断もあった。これらを積み重ね、自分の中で大切な仲間の声を勘案し、昨日1日の熟考。そして今日のこの判断となりました」

 --安倍晋三内閣の支持率は20%台まで落ち込んだ。自民党は都議選で歴史的な大敗を期した。加計学園問題では蓮舫代表自らが先頭に立って追及してきた。もう一押しで安倍政権が苦しい立場に追い込まれる状況で代表が身を引くことについて、どう考えるか

 蓮舫氏「安倍政権を攻め続けて苦しい立場に追い込んでも、私たちが『受け』で(国民に)広く認識いただかなければ、与野党ともに政治不信が広がるだけで、国民にとってものすごく不幸なことです。これは、今回の私の判断における大きな思いの一つです」

 --都議選では都民ファーストの会の躍進が目立った。民進党になくて都民ファーストの会にあるもの。蓮舫代表になくて小池百合子都知事にあるもの。(反自民票の)受け皿になるという意味で、ご自身はどう受け止めているか

 蓮舫氏「難しい質問ですね。都民ファーストの会は政党ではなく、全国組織でもないので、評価はなかなか難しい。小池都知事はやっぱり魅力的な方だと思います。さまざまな経験を経て今の揺るがない判断を持っておられる。私に足りない部分はたくさんあると思いますので、学べるところがあれば学びたいですが、まずは私が足りない部分をもう1回よく考え、汗をかき、それを補っていきたいと思います」

 --仲間が後ろから鉄砲を撃って(トップを)引きずりおろす党風を、いくつかの場面で感じ取った。民進党がまとまってやっていける党風改革は、本当にできるのか

 蓮舫氏「はい、できます。仮に後ろから鉄砲を撃たれたとしても、それは水鉄砲のレベルだと思います。時間がたてば乾きます。そこからまた一緒に歩いていける仲間同士の信頼関係は持っています。時間をかけてですが、ゆっくり、ゆっくりとここまで関係を構築できています。必ず、必ず、国民の声を代弁できる、信頼される民進党へと次の執行部は持っていけるという確信も持ちながら、今回の判断をしました。ありがとうございました」

=完



「民進党、溶けてしまわないか」 蓮舫氏辞任に地方動揺
民進党立て直しの期待を背負いながら、代表就任から1年もたたずに辞任を表明した蓮舫氏。党員や地方議員らに戸惑いが広がった。

 党のサポーターで堺市堺区の会社役員上総秀隆さん(64)は昨年9月の代表選で、野党共闘や発信力に期待し、蓮舫氏に投票した。辞任表明に「周りがもり立てないといけないのに党内がバラバラ。安倍政権がようやく揺らいできたのに」と話す。京都市の男性党員(45)も「蓮舫さんにはもっとメディアで発信し、党のキャラを壊してほしかったが、従来とあまり変わらなかった」と嘆いた。


記者会見場へ向かう民進党の蓮舫氏(中央)=27日午後2時58分、国会内、岩下毅撮影© 朝日新聞 記者会見場へ向かう民進党の蓮舫氏(中央)=27日午後2時58分、国会内、岩下毅撮影
 地方組織の幹部らも党の混迷に不安を隠さない。

 大阪では、2015年の統一地方選で、民進の府議が1人、大阪市議がゼロになった。党の弱体化を肌身で感じてきた唯一の府議、中村哲之助・府連代表代行は「自民への明快な対立軸を示せなければ、誰が党首になっても一緒。次第に党が溶けて分解してしまわないか」と案じる。

 滋賀県連の今江政彦幹事長は、安倍政権への追及を強める中だけに「辞任は残念で、タイミングが悪い。期待があった分、1年もたなかったのは痛い」と話す。昨夏の参院選岡山選挙区で民進は、引退した江田五月氏が守ってきた議席を失った。県連幹部は「国民の信頼回復が党の課題。その状況は蓮舫代表の就任時と変わっていない」と受け止めている。

 愛媛県では、今年10月に衆院愛媛3区補選が控える。県連の渡部昭代表は、補選で顔となる新代表について「党務に精通し、外にもアピールできる人」を望むといい、「自民の緩み、たるみ、横暴をしっかり追及してほしい」と言う。




前原氏・枝野氏が立候補へ 後継選び焦点 民進党代表選
民進党の蓮舫氏が代表を投げ出した。東京都議選の惨敗後も続投に意欲を燃やし、執行部人事に着手することを表明したばかり。党役員や側近も驚いた突然の退場劇に、党内には激震が走った。焦点は早くも後継選びに移る。

民進・蓮舫代表、会見で辞意 「一議員にもどります」

 後継選びは、前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官を軸に展開する見通しだ。

 前原氏は27日、自らに近い議員に代表選に立候補する意向を伝え、同僚議員への支援要請を進めた上で立候補表明する方針を申し合わせた。記者団には次期代表選について「野党第1党を再生するラストチャンス」とも指摘した。

 前原氏は昨年9月の代表選で蓮舫氏に敗れた後、「生活の不安解消」を軸とした党の国家像づくりを担当。教育無償化や年金改革と増税をセットで進める構想で、自民党への対立軸を示すことへの期待がある。

 また、党内きっての外交・安全保障政策通で改憲派からの支持は厚い。「政権政党を目指すので憲法はしっかりと党内議論したらいい」とする立場で、安倍晋三首相の改憲の進め方には批判的な立場をとっている。

 枝野氏もこれまで周囲に次期代表への意欲を示してきた。蓮舫氏の突然の辞任は想定外だったようで、この日は同僚議員と連絡を取り合い、対応を協議。枝野氏周辺は、立候補に向けた準備に入ったという。




【トランプ政権】北朝鮮への軍事攻撃も選択肢 外交・経済圧力は「時間切れ近い」「ロスでの核兵器爆発」は阻止 米陸軍参謀総長が警告
【ワシントン=黒瀬悦成】米陸軍のミリー参謀総長は27日、ワシントン市内の「ナショナル・プレスクラブ」で講演し、新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の動きを見せる北朝鮮に外交・経済的圧力をかけて核放棄を迫る取り組みは「時間切れに近づきつつある」との認識を示した。

 ミリー氏は、仮に朝鮮半島で北朝鮮との戦争に突入すれば「米軍と韓国軍は北朝鮮軍を全滅させることができるが、人命や社会基盤、経済にも甚大な被害が出る」と指摘した。

 一方で「朝鮮半島での戦争は悲惨だが、ロサンゼルスで(北朝鮮の)核兵器が爆発するのも悲惨だ」と強調。今後、北朝鮮の核保有を容認するにせよ、北朝鮮との軍事衝突に突入するにせよ、「良い結果を生む選択肢は何一つない」と分析した。その上で、「非常に重大な結果を引き起こすことになるが、熟慮の末の決断を下さなくてはならない」と述べ、今後の展開次第では北朝鮮の核の無力化に向けた軍事攻撃の選択肢もあり得ることを強く示唆した。




国土の3割、核のごみ処分場に「好ましい特性」 経産省
 原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下深くに埋める最終処分場の選定に向け、経済産業省は28日、処分に向いた特徴を持つ可能性がある場所を示した全国地図「科学的特性マップ」を公表した。火山や活断層、炭田などがなく、船による輸送もしやすいといった条件を満たす「好ましい」地域は、国土の3割に上った。経産省は今後、処分場に関心がある自治体が現れれば、詳しい調査への協力を申し入れる方針だ。

 最終処分場は、使用済み燃料を溶かしてガラスと混ぜた固化体を300メートルより深い地下に埋める。ガラスや容器が数万年で溶けても、放射能が地表に影響しないレベルに下がる10万年は閉じ込められるよう、地下水や地盤の変化などの影響が少ない場所を探す。

 地図は、これまでに公表されていた活断層や火山、地盤などの情報をベースに、日本全国を4色に色分けした。火山から15キロ以内や活断層の近くなど、地下の安定性の観点から好ましくないと推定される地域をオレンジ色、地下に石油や天然ガス、石炭などがあって将来採掘される可能性がある地域を銀色にしている。これらの「好ましくない」地域以外のところを、「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い」として緑色に塗った。緑色の地域のうち、海岸線から20キロ以内は「輸送面でも好ましい」として、さらに濃い緑色に強調した。

 面積の割合では、オレンジ色と銀色を合わせた「好ましくない」地域と、緑色、濃い緑色の地域がほぼ3分の1ずつだった。濃い緑色がある自治体は約900に上り、東京や神奈川、愛知、大阪など大都市圏も含む。経産省は「未知の断層も含め、実際の選定では個別に地質調査していくことになる」とした。

 経産省は今秋から、全国で説明会を開くとともに、濃い緑色の地域の自治体を重点に、処分場のリスクや必要性について対話活動を続ける。20年ほどかけて候補地を絞り込む方針だ。ただ、事故を起こした東京電力福島第一原発がある福島県と、処分場を造らないことを歴代政権と確認している青森県の自治体には、協力を働きかけないとしている。

 処分場の選定をめぐっては、原子力発電環境整備機構(NUMO)が2002年から自治体を公募。07年に高知県東洋町が調査に応募したが、住民の反対で取り下げた。その後、応募する自治体は現れず、国は15年に方針を改定。地図を示した上で、国から調査を申し入れることにしていた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災   津波 372
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by nsmrsts024 | 2017-07-28 05:30 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月27 日(木):「原発事故、陛下に知りうる限り伝えた」菅直人氏に聞く

■平成と天皇 首相経験者に聞く

 ――首相在任中の2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。

 「6日後の3月17日、藤井裕久官房副長官が高齢を理由に辞任し、仙谷由人氏を後任とした。皇居での認証式では通常モーニングを着用するのが決まりだが、この時は宮内庁とも相談し、スーツ姿で臨んだ。天皇陛下もスーツで出席された。平服での認証式は史上初だったと聞いた」

 「天皇陛下へのご説明は内奏のために皇居を訪れた時だけでなく、閣僚の認証式などの前にも行った。私からは状況を把握しにくい原発事故を中心に、自分の知り得る情報を時間の許す限り詳しくご説明した。陛下は震災と原発事故について非常に心配されており、予定の時間を超えても熱心に聞いて下さった。陛下のご質問からは、地震や津波、原発事故の被害について、一貫して国民の皆さんの苦労に寄り添おうとする姿勢が感じられた」

 ――震災後、天皇、皇后両陛下の避難についても検討していましたか。

 「うかつには口にできないこと…




トランプ氏と旧知→今は批判的報道 CNN社長の思いは
 朝日新聞のインタビューに応じたCNNのジェフ・ズッカー社長は、トランプ米大統領と旧知の仲だ。トランプ氏が「名経営者」というイメージを広めたテレビ番組に関わった経験が、大統領候補としての可能性に着目し、手厚く報じることにつながった。

トランプ氏のメディア攻撃「関心の裏返し」 CNN社長
ドナルド・トランプ米大統領

 ズッカー氏はCNNに移る前、長年にわたって米NBCで番組制作などに携わった。エンターテインメント部門のトップだった時、トランプ氏が司会役を務める番組「アプレンティス(見習い)」にゴーサインを出した。トランプ氏が出す課題に応じて出演者が競い合い、一人ずつ脱落していくという番組は2004年に放送が始まり、「お前はクビだ」というトランプ氏の決めぜりふと合わせて大ヒット。経営する会社が倒産を重ねていたトランプ氏のイメージを上げる役割も果たした。

 ズッカー氏は昨年の大統領選のCNNの報道を振り返り「トランプ氏の人気を理解し、他の報道機関と比べても早くから、本格的な候補者として扱った」と自負した。一緒に番組を作っていたことで「素晴らしいマーケティングの才能があり、観衆とつながることができ、メッセージを伝える方法を熟知していることが分かっていた」ことを理由の一つに挙げた。




皇后さまのひざは白くなった 避難者に長時間声をかけ
■てんでんこ 皇室と震災・第2部16

 泉田裕彦(いずみだひろひこ)さん(54)が新潟県知事に当時全国最年少の42歳で就任したのは、中越地震発生翌々日の2004年10月25日だった。

陛下「東北は私が行きます」 震災直後、石原知事は絶句
連載「てんでんこ」一覧
皇室とっておき

 11月6日には天皇、皇后両陛下を新潟空港で迎え、当時の山古志(やまこし)村長・長島忠美(ながしまただよし)さん(66)とともに自衛隊ヘリに同乗した。「皇太子さま(当時44歳)より若い知事として、両陛下にはご認識いただきました」

 上空から、河川の土手などにブルーシートが見えた。「なぜ地面に敷いてあるのですか」と天皇陛下が尋ねたので、泉田さんは「雨で亀裂が広がり、被害が拡大するのを防ぐためです」と答えた。

 地震発生2週間後の訪問について泉田さんは「絶妙なタイミングだった」と振り返る。「地震から1週間もたつと、被災者は心身ともに疲れ、落ち込む。そこを励ましていただくことで、地域がバラバラになるのを防ぎ、改めて復興への気持ちを作ることができた」

 長岡市長だった森民夫(もりたみお)さん(68)は6日正午前、長岡商業高校グラウンドでヘリを迎えた。両陛下は長岡大手高校に移動し、体育館で、全村避難していた山古志村(現・長岡市)からの避難者に声をかけた。立てひざでいる時間が長かったためか、バスに乗るときには皇后さまのスラックスのひざに糸くずやほこりがつき、白くなっていたことを、森さんは覚えている。




がん抑制に「ウコン」の力…抗がん剤と遜色なく
カレーの香辛料ターメリックとしても知られる「ウコン」の成分を利用し、がんの進行を大きく抑えることにマウスの実験で成功したとする研究結果を、京都大のチームがまとめた。

抗がん作用は以前から知られていたが、効果を強める方法を開発したという。新たながん治療薬の開発が期待される成果で、神戸市で開かれる日本臨床腫瘍学会で27日発表する。

この成分は「クルクミン」と呼ばれ、大腸がんや膵臓(すいぞう)がんの患者に服用してもらう臨床試験が国内外で行われている。ただ、有効成分の大半が排せつされるため血液中の濃度が高まらず、効果があまり出ないという課題があった。

チームの掛谷秀昭教授(天然物化学)らは、排せつされにくく、体内で有効成分に変わるクルクミンの化合物を合成。有効成分の血中濃度を従来の約1000倍に高めることに成功した。人の大腸がんを移植したマウス8匹に注射したところ、3週間後の腫瘍の大きさが、治療しない同数のマウスの半分以下に抑えられた。目立った副作用も確認されなかった。

掛谷教授は「安全性が高く、既存の抗がん剤と遜色ない効果も期待できる」とし、京大発のベンチャー企業と組んで抗がん剤としての開発を目指す方針。

柴田浩行・秋田大教授(臨床腫瘍学)の話「これまで難しかった血中濃度を高め、効果を示したのは画期的な成果だ。今後は、注射で投与する方法の安全性を検証する必要がある」




高速鉄道:競争激化 先行の日本に中国や韓国が差を縮める
【北京・赤間清広】高速鉄道をめぐるアジアの主導権争いが激化している。中国や韓国が独自開発の新車両を相次ぎ投入し、技術で先行する日本との差を縮めているためだ。日本が鉄道を核にしたインフラ輸出に力を入れる中、中韓の台頭は脅威となりそうだ。

 6月26日、中国が開発した高速鉄道の新車両「復興号」の国内運行が始まった。開発を主導した国有企業、中国鉄路の陸東福社長は「我々の高速鉄道技術は既に世界の先頭集団を走っている」と胸を張った。

 中国メディアによると、復興号は現在主力の「和諧号」より空気抵抗が少なく、時速400キロ超での走行が可能。騒音も少ないという。設計寿命は和諧号より10年長い30年で、導入に伴う費用対効果も高い。

 和諧号は日本やドイツの技術をベースに開発されたが、復興号は「ソフトもハードもすべて独自に設計した」(中国鉄路)という。ドル箱の北京-上海間を皮切りに順次、国内に投入される計画だが、その視線の先には海外がある。

 中国経済紙「第一財経日報」は「復興号は高速鉄道輸出の主力車両になる」と分析する。中国共産党機関紙「人民日報」も、高速車両の独自技術を確立したことで、各国のニーズに対応した車両設計が可能になり、海外市場の開拓が加速すると期待を示す。

 インドネシアで日本に競り勝ち高速鉄道計画の受注に成功するなど、鉄道輸出の実績を拡大する中国だが、競争力を支えていたのは車両価格の安さと、金融支援を含む国ぐるみのサポートだった。復興号の誕生で、技術面でもアピールを強めていくのは確実だ。

 2004年に国内で高速鉄道を商用化した韓国も、当初はフランスからの技術移転に頼っていた。しかし、近年は独自開発の新車両を相次ぎ国内に投入。韓国紙「中央日報」によれば、設計最高速度430キロの新車両「HEMU430X」の開発計画も最終段階にあり、今後、輸出を本格化する方針だ。

 各国が車両開発に注力する背景には、世界的なニーズの高まりがある。高い経済成長を続ける新興国に加え、国土が広い米国でも整備計画が浮上。車両輸出に加え、運行システムや維持管理など事業規模も大きく、インフラ輸出の目玉として期待が高まっている。

 日本は20年までにインフラ輸出を10年比で3倍となる30兆円に拡大する目標を掲げており、そのうち7兆円を交通分野で稼ぎ出そうともくろむ。世界最高水準の技術を誇る新幹線の存在は日本にとって大きな武器だが、中韓の猛追で優位性をいつまで保てるかは見通せない。

 競争激化を象徴するのが、マレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画だ。日中韓がいずれも受注に意欲を示しており、担当閣僚が現地入りしてセミナーを開くなどアピール合戦が過熱している。高速鉄道は地域経済を支える基盤となるだけに要求水準も高く、競争を勝ち抜くには「技術や価格、金融支援など総合力が問われる」(日本政府関係者)ことになる。(共同)





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災   津波 370
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by nsmrsts024 | 2017-07-27 05:50 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7 月26 日(水):加計問題:潔白、証明できず/集団無責任体制

「加計学園」の獣医学部新設計画を巡る国会の閉会中審査。安倍晋三首相は野党側の質問にしばしば言葉を詰まらせ、「総理のご意向」文書が発覚して以降、相次いで浮上した疑念も払拭(ふっしょく)できないままだった。岩本美砂子・三重大教授(政治学)と太田肇・同志社大教授(組織論)に話を聞いた。

 岩本美砂子・三重大教授の話 安倍晋三首相が閉会中審査に出席したのは、加計学園の獣医学部新設の認定プロセスに問題がないことを丁寧に説明するためだった。しかし、答弁の内容は記憶に基づくあいまいなもので、客観的な記録も新たに提出されなかった。潔白と証明できなかった印象だ。加計学園が特区申請していることを認定当日の1月20日に知ったという答弁はおよそあり得ない説明で、繰り返し訴えてきた「総理の意向はない」ことと、つじつまを合わせたとしか思えない。国民は納得しないだろう。

 太田肇・同志社大教授の話 審議を経ても、意思決定のプロセスを示す記録が出てこなかったことが問題だ。記録していないのか、公開しないだけなのか分からないが、行政は文書主義が大原則で、記録があって初めて説明や反論ができる。獣医学部の開設を決めた責任者もあいまいなままで、日本特有の「集団無責任体制」が生まれている。政治家も官僚も責任を問われないまま終わってしまうのではないか。行政文書の公開範囲を広げたり、官僚の裁量権を明確に規定したりしないと、同じ問題が繰り返される。




小池知事、内閣支持率急落を分析「小さなことが反感」
小池百合子・東京都知事は25日、都内での講演会の質疑で、加計(かけ)学園問題などを巡って安倍晋三首相らが批判を受けるなか、内閣支持率が急落していることについて「小さなことが反感を呼んでしまっているのが支持率低下につながっているのでは」と指摘した。


小池百合子・東京都知事=25日午後、都庁、野村周平撮影© 朝日新聞 小池百合子・東京都知事=25日午後、都庁、野村周平撮影
 小池氏はこれに関連して「私はポピュリズムでなく、やはり、きめの細かい目線は大切にしないといけないと自分に言い聞かせている」とも述べた。

 一方、将来国政に復帰するのかを問われると「(国政に)24年いて飛び出たばっかりなのに、また戻れというのは酷だ」と語った。

 また、都内で今後予定されている区市町村議選については「いま真剣にそれぞれの事情を分析している。新しい血を政治の世界に入れていくのは大変意味があることだと思う」とし、自ら率いる地域政党「都民ファーストの会」から候補を擁立する意向を改めて示した。(野村周平)






陸自の日報、稲田氏に報告示すメモか フジテレビ報道
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題では、稲田朋美防衛相が「陸上自衛隊内で日報の電子データが保管されていた」という報告を受けていたかどうかが最大の焦点。フジテレビは25日、稲田氏への「報告」を示す防衛省幹部の手書きメモを入手した、と報じた。


参院の閉会中審査に臨む稲田朋美防衛相=25日午後、仙波理撮影© 朝日新聞 参院の閉会中審査に臨む稲田朋美防衛相=25日午後、仙波理撮影
 報道によると、手書きメモは2月13日、稲田氏や陸自幹部らによる防衛省の大臣室での協議を記したもの。データが削除されずに残っていたことを知った稲田氏が「明日なんて答えよう」と発言した記述もあり、稲田氏が当時、陸自のデータの存在を認識したことをうかがわせる内容になっている。

 稲田氏への「報告」をめぐっては、陸自側が特別防衛監察の聴取に対し「2月中旬の幹部会議で稲田氏に報告した」と説明しているが、稲田氏本人は3月の衆院安全保障委員会で「報告されていない」と否定。手書きメモの記述が正しければ、稲田氏の答弁は虚偽にあたる可能性がある。





【閉会中審査・詳報(2)】加戸守行前愛媛県知事「報道しない自由も印象操作も有力手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」
青山氏「とてもご丁寧な説明をいただいた。岡山理科大学獣医学部のための土地は、今治市に学園都市構想があって、すでに用意されながらどこの大学もこなくて空き地になっていた土地、そのことでよろしいか」

 加戸氏「このことにつきましては私の思い入れもあるのは、知事に就任した時点ですでに何十年も前から今治には学園都市構想を持っていて、いうなれば新都市整備事業として森林を開発して整備してそこに学園都市を造ろうという構想があったが神棚に上がったまま眠っていた。私は知事着任早々、今治市の尻をたたいて一緒にやろうよと 旧建設省に参上し、都市整備公団に参上し、やっとの思いでゴーサインをいただいた。その年には今治市の土地の買収に係り、翌年には都市整備公団の現地事務所も設置され、工事を設計から開始した。大学の誘致など、話がまとまりかけてはつぶれとまったく、整地をされてスタンバイしているが来ていただく大学が存在しないという空白地域の状態で、そこを何とかしたいというのが出発点だった」

 「同時並行で鳥インフルエンザ、狂牛病、口蹄疫等々の関係で、何とか公務員獣医師が足りない、来てもらえない、この状況。四国の空白地。研究機関もないなか何とかしなければという思いがある中、私の指南役であるけど、アメリカで獣医学部発祥の地といわれているコーネル大学に留学にし、その後ジョージタウン大学の客員教授として6年間勤務した方が、アメリカと往復してまさにアメリカは国の政策として、国策として人畜共通感染症の防止。アメリカは牛で食べている国ですから、畜産業は生命線ということもあるから、国策として取り組んで獣医学部の増員を図り新設を認めている。こんな歴史の流れの中に日本は遅れているんだよねと」

 「私は学園都市としての今治の若者の活気あふれる街にしたいという今治の願いと愛媛県が困っている、四国が困っている、公務員獣医師、大動物獣医師の確保の問題。それに国際的な潮流に合わせて、今は小さいかもしれない、これだけ立派に育つであろう世界に冠たる感染症対策、あるいはライフサイエンス等々、あるいは動物実験を通じた創薬の分野で鍛えられた若者が愛媛のため、四国のため、日本のため、そして世界のために活躍するんだ。今治が誇れる大学、その3つの願いを込めて今治市民、愛媛県民の夢と希望と未来を託してチャレンジして参りましただけに、悲願10年の手前で白紙に戻せと何だという議論が出ていると、また、10年待たされるのかなと。アメリカより10年遅れている。20年も遅らせるようなことはそれは日本国家の恥だと思っている」

 青山氏「総理として当事者の加戸参考人が明らかにした経緯は、どのようにお考えか」

 安倍首相「加戸前知事がおっしゃったように、まさに昭和41年を最後としてその後、獣医学部は全く新設されていないわけであります。それから半世紀が経過をして、鳥インフルエンザの問題あるいは口蹄疫の問題、動物から動物、動物から人に移る伝染病が大きな問題になっています。この問題に対応するために、専門家の養成、あるいは公務員獣医師の確保は喫緊の課題であります。それでもですね、新設を認めない。時代の変化に対応できない制度ならば、その制度こそがゆがんでいると考えるわけでありまして。時代のニーズに合わせて規制を改革していくことは、行政をゆがめるのではなくて、ゆがんだ行政を正していくことだろうとこのように思います。岩盤規制改革を全体としてスピード感持って進めていくことは、これはまさに今もそして今後も私の総理大臣としての強い意志であります。当然、今、加戸さんも一生懸命頑張ってきたけども、こんな議論になっていることは残念だとおっしゃっていました。だからこそ、プロセスは適切、適正でならないわけであります。国家戦略特区は、民間人が入った諮問会議、そして専門家も交えたワーキンググループでオープンな議論をし、議事録もちゃんと残していきます。また、文部科学省をはじめ、関係省庁はそこに出ていって主張できる点は主張できるわけであります。そしてまた告示なども出しますが、告示もですね、関係省庁が合意をしながら進めていくというプロセスになっている訳でございます。まさにこの適正なプロセスの上、今回の規制改革も行われたものでございます。ただまだ、多くの国民の皆様にご納得いただいていないのは事実でございますので、事実にわれわれは基づいて丁寧に説明を続けていきたいとこのように思っています」

 青山氏「7月10日の閉会中審査について。加戸参考人にお話しいただいたが、ほとんど報道されませんでした。僕という国会議員がこの世にいないかのような扱いになっていましたが、それは、有権者には申し訳ないけどはっきりいってどうでもいいことであります。問題は、当事者の前川さんと並んで、一方の加戸参考人がまるでいなかったがごとく扱われたということを加戸参考人は、メディアの様子、社会の様子をどのようにお考えか」

 加戸氏「私も霞が関で三十数年生活して、私の知る限りいままで、メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いないだろうと思っていますし、ここで何を申してもせんないことかなと思っていますが、7月10日の証人喚問ののち、私はその晩、イタリア旅行にでかけまして、日本のことを知りませんでした。帰ってきたら、『日本では報道しない自由というのが騒がれていますよ』と。『なんですか』と聞いたら、なんか一覧表を見せられまして。加戸参考人の発言を紹介したマル、サンカク、バツで、新聞メディア、テレビなどの勤務評定がありました、ああそうなのかな、と。私は役人時代から慣れっこでございますから、当然そうだろうな、と思いながら。ただ、報道しない自由があるということに関しても有力な手段、印象操作も有力な手段で、そのことは、マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかないことです」

 「このことに関してあえて申し上げなきゃならないことがひとつあります。あるテレビ局の報道で、報道された中身に関して、そのこと自体はどうこういうわけじゃありませんが、取材に応じられた前川参考人の発言で、報道のときにはカットされた部分があります。このことについて、この場において安倍総理がこんなに窮地に立っているときに、このことは指導しなければ気が済まないから申し上げさせていただきます」

 「東京のキーステーションの系列局から取材がございました。東京で取材を受けることになり、テレビ局がカメラ2台、記者2人、そして私のあばらやにきていただいて、立会人は私の妻ひとりです。その場でなんでカメラ2台かと思ったら、1台は前川参考人を取材したビデオの映像で、私に見せながら、このことに関して加戸さんに取材したいんだということでした」

 「いうなれば、教育再生実行会議に安倍総理に頼まれた私が加計問題を取り込もうという構図になっているわけでありました、私が笑い飛ばした部分はカットされましたから、多くの国民には分かりませんけど、獣医学部新設の疑惑追及かなんかというタイトルの番組だったようだが、翌日のHPに載っていましたが、そのHPには画面に私の画像とテロップが流れ、その下にはご丁寧に教育再生実行会議の議事録のコピーまで載っていますからよくみていただくと分かるんですけども、『加戸さんは安倍総理と加計さんの友人関係をご存じでしたか』というから『全く知りませんでしたよ』という話から始まって、教育再生実行会議の委員について『なんでお受けになったんですか』というから、安倍総理から『教育の再生を安倍内閣の重要事項として取り組みたいから加戸さんの力を借りたいとお話でしたので、喜んでお受けしました』と」

 「その後がカットされた部分で、前川参考人が『あれはですね、安倍総理が加戸さんに加計学園の獣医学部の設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれたんですよ』と。記者が『そうなんです』か。『だって、その後教育再生実行会議で唐突に発言をされました。加計学園の。しかも2回にわたって』と。記者から『このことはどうですか』と。私は高笑いしました。『そんなことあるわけないじゃないですか』と」

 「そして、その部分はカットされたのは、私は考えました。あとで。このまま報道すれば、おそらく安倍総理から名誉毀損の訴えを提起される恐れ無しとしない。加戸先輩は踏みつけられてもいいけれども、そこまで想像をたくしましくして物を言われる方なのかなと。でも、このことは総理補佐官ご発言メモが残っているわけでもあるまいし、なんでそんなことをおっしゃるのか。安倍総理をたたくために、そこまで全国に流れるテレビの画面の取材に応じて、私の取材がもしできていなければ、あのまま生で流れているかもしれないと考えたときに、私は自分の後輩ながら精神構造を疑いました」

 「私は彼を買っています。それは、私が愛媛県知事のときに小泉純一郎内閣が三位一体改革をとり、義務教育国庫負担制度の廃止を打ち出して大もめにもめて、球を丸投げして全国知事会で結論を出してくれといったときに、数少ない勇者をかたらって徹底抗戦しました。十数人が反対しましたが、全国知事会では3分の2の多数決でこの理不尽な廃止制度が全国知事会で認められました。そのとき、当時文部省の初等中等教育課の課長として、前川参考人は、ブログの中で徹底してこれを批判して、あえて職をとしてまで義務教育国庫負担廃止に反対の論陣を張ってもらった気骨のあるすばらしい人材で、嘱望しておりました。彼が事務次官になったときには私はいちばんうれしかったです。本当に文部省を代表して気骨を持ってすばらしい次官が誕生したと思った」

 「その彼がなんで虚構の話を全国テレビで話すんだろうと。これはテレビ局が放送をカットしたから彼は救われたが、その後の発言様子をみていると、想像が全部事実であるかのごとく発言されている。そのことが国民をそういう方向に持っていくことになるんじゃないのかという危惧を持ちながらあえてこの場で言いました。報道の批判をしません。良識をもってカットしたテレビ局の判断には感謝します。そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が私には理解できない」

 前川氏「それは誤解だと思います。私はメディアの取材に、加戸委員が教育再生実行委員になられたことについては、総理直々のお声がけがあった。ご指名があった経緯は話したことがある。教育再生実行会議の席上、愛媛県今治市に獣医学部を作りたいという発言が2度にわたりあったのは、陪席していたので、事実は伝えたことがある。しかし、それを総理に頼まれてその発言をしたんだという発言を言った覚えはございません。それは、おそらく、私は、あの、まあ、まさかその加戸先輩が事実を偽装するとは思いませんから、誤解があると思います。メディアが考課してくれるか分かりませんが、チェックしていただければ分かると思います。加戸前知事が本当に熱意を持って加計学園獣医学部誘致に努められて念願がかなった。しかし、いわゆる加計疑惑は、やはり加計ありきで、国家戦略特区という仕組みはそのために曲がった形で使われたんじゃないかと。さまざまな条件を付すことで、結論ありきのところに持っていったことに問題がある。それを解明するのが大事だ。加計学園ありきだったのは間違いないわけだが、愛媛県や今治市が、一生懸命やってきたことは事実として認めなければならないと思っています」

 青山氏「政府にも大きな問題があった。こうした経緯であるということを正面から説明せず、経緯の中で現れた文書を最初は見つからなかったといい、後で見つかったといい、普通の国民からしたら隠蔽やごまかしがあったのではないかとむしろ正当に疑わせたことに大きな問題がある。なぜこのようなことがあったのか。どう改善するのか」

 松野博一文部科学相「民進党などから提示をされた文書について調査した。当該文書の存在は確認できなかったと調査結果を5月に発表した。その時点においては調査方法に関して一定の合理的調査だったと考えていたけど、しかしながら追加調査を行うべしという国民の声を真摯に受け止め、さらに対象のファイルを広げ、ヒアリング対象を広げた結果、前回か確認できなかった文書の存在が明らかになったのが事実関係。この経緯に関しましても申し訳なく思っているし、私としても真摯に受け止めている。今後、文書の作成、管理の在り方の改善、職員の意識改革等に取り組み、取り組んで参りたいと考えている」

 青山氏「総理はどのようにお考えか」

 安倍首相「内部文書をめぐる調査について国民の皆様の政府への不信を招いたことは率直に認めなければならないと思います。国民の皆様から大きな疑念を抱かれたこの原因を冷静に分析してみますとですね、内閣府と文部科学省の間でさまざまな省庁間の調整が行われたわけでありますが、直接行われておりまして、第三者が加わっておりません。当事者の間だけで言った言わないの水掛け論になっております。こうした 省庁間の調整プロセスが透明性に欠け、国民的な疑念を招く大きな要因だと考えております。省庁間の細かい点の調整も含め、さらなる透明性の向上に運用強化を検討していきたいと思います」





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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     3.11東日本大震災       津波 483
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by nsmrsts024 | 2017-07-26 05:59 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月25 日(火 ):首相、食事代「先方が持つ場合も」 加計氏との交友関係

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題について、安倍晋三首相や側近が24日、衆院予算委員会の閉会中審査で答弁した。

 「私がごちそうすることもあるし、先方が持つ場合もある」。安倍晋三首相は24日の閉会中審査で、「30年来の友人で、まさに腹心の友」と認める加計学園の加計孝太郎理事長との交友関係について語った。食事代を支払ったり、支払ってもらったりしたことがあったという。

 2人は米国留学中に知り合い、交流は40年近い。2014年には、加計学園の千葉科学大開学10周年の式典で安倍首相があいさつした。朝日新聞の「首相動静」によると、12年12月の第2次安倍政権発足後、食事やゴルフ計14回をともにしている。





首相、加計申請「1月20日知った」 新たな焦点に浮上
 24日の衆院予算委では、安倍晋三首相が、国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設計画の申請を知った時期などが新たな焦点に浮上した。首相は政府の国家戦略特区諮問会議で加計学園を事業者とすることを正式決定した「今年1月20日」と初めて明言。対する野党は「昨年秋以降、諮問会議で関係者から意見聴取をしており、首相が知らなかったとは考えにくい」とみる。

 質問に立った民進党の大串博志氏は、首相と同学園の加計孝太郎理事長が2013年から16年に食事やゴルフを計14回するなどの仲であることから、「にわかに信じられない」と指摘した。民進の玉木雄一郎氏は「今の答弁が偽りであれば責任を取るか」と首相に迫った。

 今年6月中旬の参院予算委で、社民党の福島瑞穂氏が加計学園の獣医学部新設計画について「いつから知っていたのか」と質問したのに対し、首相は「国家戦略特区ではなく構造改革特区で申請されたことについては私は承知していたが、その後に私は(特区諮問会議の)議長を務めているので、国家戦略特区に申請すれば私の知りうるところとなる」と答えていた。




ベトナム、南シナ海の石油掘削停止=中国が攻撃警告
【ハノイ時事】英BBC放送(電子版)は24日、ベトナムが中国と領有権を争う南シナ海の海域で先月、石油の掘削を開始したものの、最近になって作業を停止したと報じた。「中国の強い警告」を受けた対応と伝えており、掘削を続けるなら南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に駐留するベトナム軍を攻撃すると威嚇したという。

 問題になったのは、ベトナム南東部から約400キロ沖の海域。同国政府がスペインの石油・ガス企業レプソルの子会社に鉱区の掘削を認めていた。記事によれば、中国も同じ鉱区の採掘権を別の企業に与えており、ベトナムの動きを見過ごすわけにはいかなかったとみられる。 




【「慰安婦」日韓合意】慰安婦はもはや韓国の国内問題 日本は着実かつ誠実に履行
【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題をめぐる日韓合意に従い、韓国政府は元慰安婦の支援を目的とした財団を1年前に設立し、日本政府の予算で10億円が拠出された。合意時に生存していた元慰安婦47人のうち36人(約77%)が1人当たり約1億ウォン(約1000万円)の現金を受け取り(申請も含む)、故人199人の遺族らのうち65人が約2千万ウォンを受け取り済みだ(同)。

 また、日本政府は合意で、安倍晋三首相による元慰安婦の女性全員への「おわびと反省の気持ち」を表明した。首相のおわびと資金拠出の「着実な実施」を前提に、韓国政府は慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。日本政府は韓国との合意を守り着実に履行してきた。

 合意から1年7カ月。韓国では、財団を通した現金支給など元慰安婦支援事業が進行中だが、同時に、合意の不履行や合意の精神に反することが続いている。典型が、ソウルの日本大使館と釜山の日本総領事館の前に置かれた慰安婦像だ。

 大使館前の像について韓国政府は「日本政府の懸念を認知し、適切に解決されるよう努力する」と約束した。それなのに、合意1年の昨年12月には釜山に新たな慰安婦像が設置された。

 いずれも、外国公館前での侮辱行為を禁じたウィーン条約に反し、日韓合意の精神を踏みにじるものだ。しかも、地元自治体が今や保護している。これが韓国の実情であり、事態は改善どころか悪化している。

 さらに、韓国では文在寅大統領が安倍首相に対し、「韓国国民の大多数が受け入れられない現実を認め、両国が共に努力し、賢く解決せねばならない」と主張。就任後は「再交渉」さえ口にはしないものの、文氏は韓国国民が納得できるような措置を暗に求めた。

 韓国政府は合意の検証に着手し、鄭鉉栢女性家族相は財団の活動を調査・検討する方針を示している。鄭氏は一方で、財団の解散については「10億円の資金を拠出した日本とも議論せずに決められない」(聯合ニュース)とも述べている。

 元慰安婦の8割近くに現金が渡った今も、韓国では与党「共に民主党」の議員らが財団解散や日本への資金返還を求める決議案を提出するなど、合意に反発している。

 日韓合意の履行は韓国の国内問題と化しているにも関わらず韓国側ではそれを認めず、日本を巻き込む形で問題を蒸し返そうとする動きが続いている。




稲田朋美が辞任すべきでない、これだけの理由
◆稲田朋美には公職者としての能力に欠けるが……

 筆者がハーバービジネスオンラインに寄稿した過去の原稿を読んでいただきたい。

●立憲主義を愚弄する稲田朋美防衛大臣は、即刻、辞任すべきである!

●稲田防衛大臣と国有地払い下げ事件の塚本幼稚園を結ぶ「生長の家原理主義ネットワーク」――シリーズ【草の根保守の蠢動 特別編】

●「財源のない子供手当ならば、軍事費の増大を」発言の稲田大臣は、明治の政治家の顰に倣え

 こうして並べると一目瞭然。私はずっと稲田朋美を批判しつづけてきた。

 端的にいって彼女には防衛大臣はおろか、衆議院議員さえも務める能力も資格もないと私は考えている。おそらく彼女のあの能力では町内会の役員さえ務まるまい。

 彼女には公職に就く能力がないのだ。彼女に議席を与え続け大臣の席に座らせつづけることは、国家にとって百害あって一利なしであると同時に、彼女自身にとっても辛いことであろう。すくなくとも司法試験は合格している彼女としても自己の能力と職責の重さを比べ、自らその任にないことがわかる程度の知性は有しているはずだ。

 その稲田朋美がいま、防衛相としての地位を失いかねない危機に瀕している。自ら辞任しなくとも、8月上旬の内閣改造で交替されることは必至だ。

 ここまで稲田を批判してきた身としては、「やっと辞任か」と喜ぶのが自然の成り行きかも知れぬ。が、今回ばかりは違う。今回ばかりは、彼女を擁護するしかない。

 稲田朋美は、防衛大臣を辞めるべきではないのだ。

◆誰かが嘘をついている

 今回、稲田が職を失う可能性が出てきたのは、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題で、本年2月以降彼女が行ってきた国会答弁が虚偽である疑いが極めて濃厚になったためだ。

 各紙の報道によると、複数の政府関係者が、「稲田防衛相は2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、日報保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられ、了承していた」と、証言しているのだという。(参照:毎日新聞)

 さらには、この会議の数日前にも、陸自から防衛相に電子データの存在が報告されていた可能性があるともいう。(参照:朝日新聞)


ハーバービジネスオンライン: 写真/時事通信社© HARBOR BUSINESS Online 提供 写真/時事通信社
 もしこれが事実であれば、2月以降稲田朋美が国会で答弁してきた内容は、ことごとく虚偽だったということになる。

 一方、稲田朋美本人は19日午前、記者団に対し「隠蔽を了承したとか、非公表を了承したとか言う事実は全くありません」と語り、上記「政府関係者」の証言を否定した。また、21日に行われた特別防衛監察からの聴取でも稲田朋美は改めて日報のデータが陸自内に保管されていたという報告は受けていないと説明している。

 このように、稲田朋美防衛大臣の証言と、報道のいう「政府関係者」の証言は真っ向から食い違っている。つまり、「誰かが嘘をついている」ということだ。

◆稲田朋美は防衛大臣を辞めるべきではない

 いま、我々の目の前には、「誰かが嘘をついている」がために、なにが本当なのか皆目見当がつかないとう「藪の中」のような光景が広がっている。

 PKO活動の日報が安全保障政策上極めて重要な一次資料であることは論をまたない。しかも今回、南スーダンに派遣されたPKO部隊は、戦闘行為があったのではないかとされる現場付近に展開していた。その部隊が作成する日報はあだやおろそかにできるものではなかろう。

 その日報がどう処理されたのかが「藪の中」であっていいはずがない。さらにはこの「藪の中」のような光景を産んでしまったのが、防衛大臣と防衛省職員(制服組であれ背広組であれの)との証言の食い違いであるのならば、ガバナンスとしても大問題ではないか。

 当然のことながら防衛省のガバナンスの問題は、ひとえに防衛大臣の責任だ。「防衛省がここまでグチャグチャになった」責任は、稲田が一身に負わねばなるまい。その責任だけでも稲田は辞任に相当するであろう。彼女が防衛大臣でありつづけるならば、「まともな能力をもった文民がまともな管理を行う」というシビリアンコントロールの要諦は、夏場の氷のように溶解してしまうだろう。

 しかし「藪の中」のような光景を産んでしまった責任は、稲田だけの問題ではない。「証言の食い違い」を産んでいる「嘘」の証言は、陸自や統幕が行っている可能性さえある。むしろ前出の報道のように「政府関係者」証言がいまになって次々と出てくる様子や、ここにきて陸自側から稲田批判ともとれる証言が各紙に伝わるようになった様子をみると、陸自や統幕が大臣の地位を脅かすためにあえて内部情報を流出させている可能性が極めて濃厚だ。もしそうであるならば、それは極めて重大なシビリアンコントロールの危機であろう。

 つまり、我々有権者は、「藪の中」のような光景を目にして、「稲田朋美のような人物が大臣を続けることはシビリアンコントロールの危機」であるという現実と「自衛隊側からの稲田降ろしの動きを容認することはシビリアンコントロールの危機」であるという現実を、二つながら同時に突きつけられているのだ。稲田憎しで稲田を降ろしても、自衛隊憎しで自衛隊をしばりつけても、「藪の中」からでてくるのは、「シビリアンコントロールの危機」といいう蛇しかない。

 こうなるともう、藪を焼き払い、全ての真実を明らかにするほかない。そしてその術は、あらゆる関係書面とあらゆる関係者を国権の最高機関たる国会にあつめるしかもはやあるまい。

 簡単なことだ。稲田も、統幕長も陸自関係者も全員、国会に証人喚問すればよい。

 政府与党は、「首相を侮辱した」などという馬鹿げた理由で、森友事件の当事者の一人である森友学園前理事長・籠池泰典氏を国会に証人喚問した。しかもあの証人喚問は、「衆参両院が同一人物を同日に証人喚問する」という前代未聞の形式で行われた。証人喚問という伝家の宝刀の価値をここまで下げたのは他ならぬ安倍政権だ。

 そこまで証人喚問のハードルがさがっているならば、PKO活動という我が国国策上の大問題について証人喚問を実施するのは極めて簡単だろう。

 そして証人喚問でだれが嘘をついているのか白黒はっきりつければよいのだ。

 稲田が辞めるのはその後でなければならない。

 証人喚問で白黒はっきりつけて、彼女がこれまで国会答弁で嘘を重ねてきたとなれば、国会が問責決議で彼女の首を撥ねればよい。陸自や統幕が嘘をついているとなれば、国会が彼女を促し彼女に粛軍させればよい。

 それが、史上最悪の防衛大臣とまで呼ばれる稲田朋美の身の処し方であろうし、なによりも、シビリアンコントロールのあるべき姿であろう。

<取材・文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie)>

※菅野完氏の連載、「草の根保守の蠢動」が待望の書籍化。連載時原稿に加筆し、『日本会議の研究』として扶桑社新書より発売中。同作が第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれた。また、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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    3.11東日本大震災   津波 482
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by nsmrsts024 | 2017-07-25 05:58 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7 月24 日(月 ):実は自信なき中国共産党 「獄死」劉氏の追悼恐れる

 中国の民主化を訴え、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波(リウシアオポー)氏が亡くなった。事実上の獄死である。経済が発展し、国民の権利意識が高まれば、民主化が進むとの期待もあったが、中国が世界第2の経済大国になっても、共産党一党支配は揺るがない。なぜ中国では民主化が進まないのか。

特集:ノーベル平和賞受賞者・劉暁波(リウシアオポー)さん

 劉氏が亡くなった翌日の14日、北京中心部にある天安門広場に行った。1989年、民主化を求める学生らを前に、劉氏が銃をたたきつけ、非暴力での民主化運動を訴えた場所である。

 広場はいつもと同じように、多くの観光客でにぎわっていた。地方から来た人たちに、「劉暁波」と書いたメモを見せて尋ねた。「知ってますか」。みなけげんそうに首を振った。

 共産党政権は劉氏に関する情報や党に批判的な言論を徹底的に消去している。市民がお金を稼いだり、海外に行ったりする自由は広げる一方で、共産党に異論を唱える人々に対しては自由を奪い、私的な会合も許さない。北京の外交筋は「習近平(シーチンピン)指導部になって、言論状況はさらに悪化した」と口をそろえる。




「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感
加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がった。

仙台市長選、野党共闘候補が自公系破る 郡氏が初当選
特集:仙台市長選

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ次の衆院選は戦えない」、中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と手詰まり感を口にした。参院幹部は「経済で結果を出し、疑問は丁寧に説明していくしかない」と語った。

 足元で党を支える地方議員も政権に厳しいまなざしを向ける。与党候補陣営の中心だった自民の赤間次彦・仙台市議は記者団に「無党派層を取り込めなかったばかりか、自民支持層もまとめられなかった。安倍政権へのお灸(きゅう)だ」と話した。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。




円広志 80万枚ヒット「夢想花」印税はパチンコと酒に消えた…仕事なく夜明けまで
歌手の円広志(63)は1978年、「夢想花」でさっそうとデビューした。覚えやすいメロディーにシンプルな歌詞、親しみやすい高い声がうけてレコードは80万枚を売り上げる大ヒットとなった。その後は「一発屋」と称されることもあったが、森昌子に提供した「越冬つばめ」は第25回レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞した。SMAPに提供した曲はボツになったけど…。パニック障害を公表後も帯番組に出演し、報道番組でコメンテーターも務める。来年でデビュー40周年を迎える円に迫った。「夢想花」についてのエピソードを3回に分けてお届けする。以下は(1)。

 -「夢想花」は1978年の発売で円さんが25歳の時。作ったのは24歳。

 そうです。

 -著書「パニック障害、僕はこうして脱出した」には15分で作ったとあります。どのような状況で作った曲だったんでしょう。

 学生時代からバンドをずっとやっていたんですけど「夢想花」を作った頃は解散していました。メンバーはみんなプロになりたいと言ってたんですけどその割には大学を卒業したらみんな就職して。僕はプロになる気はなかったけれども音楽は大好きでした。ただ、結婚しているのに仕事をしていないという状況でね。こんなことをずっと続けていていいんやろかと葛藤がありました。音楽をやめてちゃんとした仕事せなあかんのかなと…音楽と別れざるをえないのかという思いを抱えていた時だったんです。飛んで飛んでどっか行きたいという張り裂けるような思いです。詞とメロディーが一緒になって一気に出てきました。

 -歌詞における「わたし」は円さん自身だった。

 そうです。

 -仕事がない状態で結婚。奥様の両親から反対は。

 ありましたね。普通の親やったら反対しますわね。髪も長かったですし。せめて収入が安定してから結婚したらと言われました。でも学生時代4年間つきあってて、自然の流れですね。最後に条件として先方のご両親が「結婚式には髪を切ってください」と(笑)。

 -切ったんですか。

 腰まであった髪を肩まで切りました。


「夢想花」のエピソードを笑いながら語った円広志© デイリースポーツ/神戸新聞社 「夢想花」のエピソードを笑いながら語った円広志
 -「夢想花」でデビューしたころの円さんのイメージは肩のあたりまで髪があった。

 そうそう、あれは切った後なんです。

 -切るのはイヤでしたか。

 いや、べつに。そんな条件で結婚させてくれるんやったら(笑)。

 -レコードは80万枚を売り上げた。著書で印税はパチンコに使ったと。

 パチンコと飲み代ですね。毎晩です。売れなくなってからは。仕事がとにかくなかったんで毎日、朝の5時ごろまで飲んでると白々と夜が明けて、サラリーマンの方が通勤で歩き出しているんです。それを見ながらビール飲んで、ああ、自分はこうやって落ちぶれていくんだなと思いましたわ。ただ、つらいとか悲しいという気持ちはあんまりなかったです。元々プロでやっていこうという気はそんなになかったんで。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 円広志(まどか・ひろし)本名・篠原義彦。1953年高知県生まれ。78年「夢想花」で第16回ヤマハポピュラーソングコンテストグランプリ受賞。デビュー。83年、森昌子「越冬つばめ」を作曲。同曲は第25回レコード大賞優秀歌唱賞を受賞。レギュラー番組にカンテレ「よーいドン!」、読売テレビ「かんさい情報ネットten」など。99年にパニック障害を発症し一時期テレビ番組をすべて降板し療養。著書に「パニック障害、僕はこうして脱出した」(詩想社)。巨人ファンで「今年はもうアカンでしょ」。





[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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by nsmrsts024 | 2017-07-24 05:30 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月23日(日 ):作曲家で歌手の平尾昌晃さん死去…79歳

「瀬戸の花嫁」や「よこはま・たそがれ」など、昭和歌謡を代表する数多くのヒット曲を残した作曲家で、歌手としても活躍した平尾昌晃(ひらお・まさあき)さんが21日夜、肺炎で亡くなった。

79歳だった。葬儀は近親者で行う。数日前から体調を崩していた。


平尾昌晃さん© 読売新聞 平尾昌晃さん
東京に生まれ、その後、神奈川県藤沢市に転居した。慶応高時代にバンドのボーカルとして米軍キャンプ回りを始め、1958年に歌手としてレコードデビュー。山下敬二郎さん、ミッキー・カーチスさんとともに「ロカビリー3人男」と呼ばれ、脚光を浴びた。

60年代後半からは作曲家として活躍。布施明さんの「霧の摩周湖」や、小柳ルミ子さんの「わたしの城下町」「瀬戸の花嫁」、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」などをヒットさせた。五木さんが歌った「夜空」は73年の日本レコード大賞に輝いている。親しみやすいメロディーを生みだし、歌謡曲の黄金時代を支え、長きにわたって日本の音楽界をリードした。




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米新型空母「ジェラルド・R・フォード」就役 中国にらみ増強急務 米海軍「2023年以降、空母12隻体制」
【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍は新型のフォード級原子力空母の1番艦「ジェラルド・R・フォード」を就役させた。トランプ大統領は22日、南部バージニア州のノーフォーク軍港での就役式で演説し、「この艦は米国の力と威信の象徴だ。この艦の存在で同盟諸国は安眠でき、敵は恐怖に震えることになる。米国は必ず勝たねばならない」と強調した。

 フォード級は現在の米海軍の主力空母であるニミッツ級に代わる次世代型。同艦は2009年から建造が始まり、新型艦として42年ぶりの就役となった。

 船体の設計はニミッツ級を基礎としているものの、ニミッツ級の原子炉の3倍の電力を発生できる新型原子炉やステルス技術に加え、従来の蒸気式カタパルト(射出機)に代わる電磁式カタパルト、新方式の艦載機の着艦制動装置など、先端技術が採用されている。電磁式カタパルトは、蒸気式に比べて小型軽量で維持も容易であるほか、より多様な機種を射出できる。

 搭載する航空機はニミッツ級よりも約5機多い75機だが、艦内での運用方式が改善され、1日の最大出撃回数は同級よりも40回多い160回となった。

 フォードの艦名は、海軍将校として第二次大戦中に軽空母に乗艦勤務したフォード元大統領(在任1974〜77年)にちなむ。

 海軍は引き続き、2番艦「ジョン・F・ケネディ」(建造中)、3番艦「エンタープライズ(3代目)」(計画中)を就役させ、水上戦闘能力の強化を図る方針。3隻の開発・建造費の総額は430億ドル(約4兆7760億円)を見込む。




韓国車は一度のボイコットで販売半減、日系車は「ボイコットされればされるほど、販売を伸ばす」=中国報道
中国市場で韓国車の販売が低迷している。自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、2017年1−6月における韓国車の販売台数は前年同期比46.68%減の43万1000台となった。販売台数が前年に比べてほぼ半減してしまったことになる。

 韓国車の販売が急減した理由の1つは、韓国政府が高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の配備を決定したことで、中国で韓国製品の不買運動が起きたことが挙げられるだろう。韓国側はTHAAD配備はあくまでも対北朝鮮が目的であるとしているが、中国側は政治の中枢である北京もレーダー探知の範囲に入るとして強く反発している。

 中国メディアの今日頭条は16日、韓国車がたった1度のボイコットで販売不振に陥ってしまったことを伝える一方、日系車も中国でかつてボイコットの対象となったものの、販売台数を回復させ、今では「排斥されればされるほど、販売を伸ばす」と形容されていることを伝え、韓国車に比べて日系車は「抵抗力」が高いと指摘した。

 まず記事は、日系車の「抵抗力」が高い理由として、中国市場における歴史が韓国車に比べて長く、歴史問題などの要因はあっても、自動車の品質そのものは「多くの消費者に認められている」ことが挙げられると紹介。また、市場に投入している商品のラインナップが豊富で選択の幅があること、さらにこれまでの販売実績など、韓国車とは「格段の差」があることを紹介した。

 特に「日系車の品質が優れている」点は何よりも重要で、中国では「故障が少ない」「低燃費」が、日系車の代名詞となっていると指摘。また最近では車内の快適さや操作性、動力性能も高く評価されつつあり、これが日系車の販売躍進につながっていると説明した。また、「日系車は中国の自動車業界の発展に大きく貢献した」ことも、日系車の排斥を叫ぶ声に対する「抵抗力」となっていると主張。中国自動車市場の発展のために、日系メーカーはエンジンやトランスミッションなどを提供してきたとし、こうした事実は多くの中国人消費者が知っていると指摘した。

 こういった理由によって、日系車は中国で何度もボイコットを受けながらも、今なお売れ続けていると記事では紹介されている。中国では不買運動が始まると、地域で差はあるものの、その国やメーカーにとって非常に大きな打撃となる。日中関係は小康状態とは言え、ネット上では日系車を排斥すべきと呼びかける声は、依然として存在する。それでも日系車が売れ続けているという事実は、日系車の質を中国人が認めていることを意味すると言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF)




前理財局長:「ゼロ回答」で栄転 禍根残す人事?
学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げ問題で財務省理財局長として国会答弁に立ち続けた佐川宣寿(のぶひさ)氏(59)が、今月5日付で国税庁長官に就任して2週間あまり。野党の追及に徹底した「ゼロ回答」で臨んだ功で栄転した--と国民から疑問の声が上がっている。実態はどうなのか。【福永方人】

 就任を受けて毎日新聞11日朝刊に神戸市の男性(61)の投稿が載った。「拝啓 国税庁長官様」で始まる。

 「私も納税者の一人です。税務調査の際に『関係書類は紛失しましたが、適切に処理しているので経費の計上を認めてください』と申し上げる場合もあります」「国会で何の証拠も示さずに自らの主張を押し通されたのですから、このお願いはよく理解していただけると思います」。皮肉たっぷりに佐川氏の答弁を批判している。

 実際、森友問題で佐川氏の答弁は「記録は破棄した」「データはない」「政治家の関与はない」と“ないないづくし”だった。

 自民党の鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相らの関与を示す文書が出てきても、政治の介入を否定し続けた。4月3日には行政文書について「短期間で自動的に消去されるシステム」と答弁。どんなシステムなのかと大騒ぎになり、4日後に国会で理財局次長が「自動消去機能というのは基本的にございません」「消去は職員がパソコンを操作して行う」と、佐川氏の答弁を事実上修正した。


佐川宣寿氏=国会内で2017年3月、川田雅浩撮影© 毎日新聞 佐川宣寿氏=国会内で2017年3月、川田雅浩撮影
 国民の財産をただ同然で売ったと批判される財務省の幹部が、税金徴収のトップに就いたことに、人々は怒っている。

    ◇

 今回の長官人事を論功行賞と見るのは勘ぐりすぎかもしれない。佐川氏以前に3代続けて理財局長が長官に就いた。佐川氏は過去にナンバー2の国税庁次長も務め、既定路線との見方が強い。だが、麻生太郎財務相は長官人事を「(佐川氏は国会で)丁寧な説明に努めてきた。適材だ」と評し、国民の怒りを買った。

 国税当局の若手職員は「長官が自ら税務調査をするわけではない。粛々と法律通りやる」と業務への影響を否定する一方、「これまで痴漢や横領など職員の不祥事が報じられるたびに税務調査の相手から嫌みを言われてきた。今回は『財務省も書類を保存していないだろ』とかみつかれるかもしれない」とため息交じりに言う。

 森友学園の籠池泰典前理事長と財務省幹部の交渉時の音声記録を入手するなどこの問題の取材で注目された著述家の菅野完(すがの・たもつ)氏が、笑いながら言った。「最近、税理士との打ち合わせで『僕も財務省のように、領収書や入金伝票を捨てていいですよね』と冗談で言ったら、『みなさん、そうおっしゃる』と返されました」

 菅野氏は佐川氏を、森友学園問題の真相究明を阻んだキーマンだと見ている。「私にでさえ見つけられた資料を財務省が見つけられないわけがない。データは自動的に消去されるなどと、子供でも分かるような見えすいたうそを国会の答弁で重ねた人が栄転するのはモラルハザード。長く禍根を残す人事だ」

 新長官は着任後に記者会見するのが通例だが、佐川氏の会見はまだ開かれていない。




【憲法改正】自民・保岡興治憲法改正推進本部長、支持率急落は改憲議論に「影響ある」
自民党の保岡興治・憲法改正推進本部長は23日、ラジオ日本の番組で、改憲議論に東京都議選敗北や安倍晋三内閣(党総裁)の支持率低下が影響するとの認識を示した。「信なくば立たず。政権や与党に対する信頼が改憲に大きく影響するという点はある」と述べた。

 一方で、秋の臨時国会の間に党の改憲案をまとめるとの安倍首相との方針については「賛成だ。それでいい」と述べ、方針を維持する考えを示した。「都議選で憲法の議論のあり方や進め方に批判があったわけではない。丁寧に進める」と述べた。

 改憲案の出し方については「完成品をいきなり出すのではなく、ある程度相手と交渉したり、国会で議論しやすいような形で出す」と述べ、与野党の調整を経て衆参両院の憲法審査会に示す方針を示した。

 保岡氏は「民進党は民主党時代、平成17年に(改憲の)提言をまとめるなど、立派な議論をしていた。昔に戻り、政権を担える政党としての憲法論をしてほしい。安倍内閣の時代はやりたくないというのではなく、国家のために必要かどうかで考えてほしい」と述べ、改憲議論に消極的な民進党を牽制(けんせい)した。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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by nsmrsts024 | 2017-07-23 01:44 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年7月22 日(土):伊方3号機停止認めず:車ない住民「死を待つしか」

稼働中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、松山地裁は21日、同県の住民11人が運転差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下した。

 「裁判官には人の命を守る判断をしてもらいたかった」

 伊方原発から西に約20キロ、伊予灘を望む愛媛県伊方町松に住む山下長松さん(86)、トメ子さん(86)夫妻は、原発運転差し止めの申し立てを却下した松山地裁の決定を伝えるテレビ画面を見つめ、静かに語った。


伊方原発と伊方町の位置© 毎日新聞 伊方原発と伊方町の位置
 県の避難計画では、伊方原発で重大事故が起きた際、原発以西の住人は状況に応じて船で愛媛県内外に避難すると想定。山下夫妻の自宅から港までは、峠を越えて車で約20分かかるが、自家用車はなく、「事故が起きればここで死を待つしかない」。

 避難計画に関連し、久保井恵子裁判長は決定の中で、継続した訓練の必要性や課題が見つかった際の見直しを求めた。伊方町の高門清彦町長は「司法判断を厳粛に受け止める」とした上で、避難行動計画は「訓練によって検証、反省し、より良いものに改善する努力を続けたい」とした。

 申立人や弁護団からは、広島地裁などに続き申し立てが繰り返し退けられたことに怒りの声が上がった。

 大分地裁に仮処分申請中の中山田さつきさん(63)=大分県杵築市=は地裁前で「不当決定」の垂れ幕を見て、「本当に残念。司法は『福島』を忘れたのか。事故をなぜ教訓にしないのか」と肩を落とした。

 各地の原発訴訟に関わってきた河合弘之弁護士は「新規制基準は世界最高水準という論理で、四電の主張をそのまま認めた」と批判。申立人の松浦秀人さん(71)は「電力会社に『忖度(そんたく)』した決定だった」と皮肉った。

 一方、町内で食堂を経営する高齢男性は「原発の運転が停止すれば、町の経済も止まるので、停止せずに良かった」と話した。【成松秋穂、山口桂子】




安倍首相は秘蔵っ子の稲田防衛相を斬れるか 「見え透いた芝居」は政権への不信を増幅

稲田朋美防衛相が絶体絶命のピンチを迎えている。南スーダンでの自衛隊国連平和維持活動(PKO)に関する「日報隠蔽問題」に自らが関与していたとの疑惑が浮上したからだ。同問題を解明するための特別防衛監察は、命令した防衛相自身の疑惑で7月21日公表の予定がずれ込み、28日か31日となる見通しだ。

 「トラブルメーカー」の稲田氏に対し、与党内では「このまま防衛相を続けさせると、政権へのダメージが拡大するばかり」(公明党幹部)と早期更迭を求める声が相次ぐが、安倍晋三首相自身が「女性首相候補」とまで評価して党・内閣の要職に抜擢し続けた稲田氏だけに、官邸サイドはなお、かばい続ける構えだ。

 「加計学園疑惑」を主要テーマとして来週24、25両日に衆参両院で実施される予算委員会閉会中審査でも、野党の追及が稲田氏に集中することは確実で、逃げ場を失った"秘蔵っ子"に対して、首相が「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」ことができるのかどうかに永田町の注目が集まっている。

「虚偽答弁」なら議員辞職もの

 南スーダンに派遣された陸上自衛隊の日報をめぐる隠蔽問題に絡み、一部メディアが19日に報じたのが「稲田防衛相が、防衛省幹部との2月15日の幹部会合で日報隠蔽を了承していた」との特ダネだ。具体的には、(1)「廃棄した」としていた2016年7月の日報が陸自内にも電子データで保管されていいたことが今年1月に判明、(2)それを公表するかどうかについて、稲田氏や防衛事務次官ら最高幹部が2月15日に緊急幹部会議を開き、その席で日報を非公表とする方針を決めた、という内容だ。

 この日報については今年3月になって陸自にデータが残っていたことが明るみに出たが、国会で野党から「データが見つかったことの報告を受けたか」と追及された稲田氏は、「報告は受けていない」と否定。そのうえで「防衛省に隠蔽体質があれば、私の責任で改善していきたい」などと胸を張って、特別防衛監察の実施を指示した経緯がある。

 それだけに、もし報道が事実なら、稲田氏自身が組織的な隠蔽工作に加担しながら国会で「虚偽答弁」を繰り返していたことになり、「大臣辞任どころか、議員辞職ものの不祥事」(共産党)となる。

 報道へのコメントを求められた稲田氏は当初、「緊急会議を開いた事実はない」などと否定したが、数時間後には記者団に対し、当時の大臣日程などから防衛省幹部との「打ち合わせ」があったことは認める一方、「陸自から日報が見つかったとの報告があったとは認識していない」と苦しい説明に終始した。

 こうした稲田氏の対応について、野党側は政府に真相解明を迫るとともに、これまでの稲田氏のさまざまな"問題発言"なども絡めて、「首相は(稲田氏を)即時罷免とすべきだ」(蓮舫民進党代表)と攻勢を強めている。その一方で、自民党内からも「稲田氏を早く更迭しないと、政権全体の問題になる」(自民幹部)との声が聞こえてくる。

 稲田氏は自民党が歴史的惨敗を喫した東京都議選(7月2日投開票)で、自民公認候補を応援する際「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」との憲法違反ともとれる発言をして集中砲火を浴びたばかり。与党幹部の間では「あの時すぐ更迭していれば、こんなことにはならなかった」(公明党)との恨み節も出る。しかし、菅義偉官房長官は21日の会見でも辞任論を否定し、稲田防衛相の下で特別防衛監察をまとめて公表する方針を示した。

 首相や菅氏が稲田氏を擁護するのは、同氏が「首相の秘蔵っ子」とみられているため「罷免に追い込まれれば、首相の任命責任がより厳しく問われかねない」(官邸筋)との懸念がある。しかも、首相は支持率急落などの窮地から脱するための自民党役員・内閣改造人事を8月3日に予定しており、「人事直前に更迭しても、誰を後任に据えるかも含め問題がより複雑化するだけ」(自民幹部)ということもあって首相らも踏ん切りがつかないのが実態とみられる。

裏目に出た首相の親心

 稲田氏は衆院当選4回。2005年夏の小泉純一郎首相(当時)による「郵政解散」の際、当時自民党幹事長代理だった安倍首相に口説かれて「刺客」として立候補し初当選した。その後、自民党政権が崩壊した2009年も含め、3回の衆院選で当選を続け、2012年12月の第2次安倍政権発足以来、内閣府特命相(規制改革担当)、党政調会長などの要職に抜擢され、昨年8月の改造人事では小池百合子現東京都知事に次ぐ2人目の女性防衛相に起用された。

 稲田氏は法律家で政策通を自称するが、防衛政務官も副大臣も未経験で、安保・防衛分野は素人だった。それでも首相が起用したのは「将来のために、安保・防衛問題を勉強させるため」(自民幹部)だったとされる。

 しかし、この首相の親心が「裏目に出た」(自民長老)のは否定しようがない。トラブルは昨年暮れから続く自衛隊日報隠蔽問題だけではない。通常国会前半で大騒動となった「森友学園疑惑」でも、籠池泰典前理事長の弁護人を務めていたかどうかを国会で問われて明確な口調で「否定」したが、日を置かずに籠池氏関連訴訟の法廷記録に弁護人として記載されていたことが発覚。発言訂正と謝罪に追い込まれた。さらに、都議選での「憲法違反発言」も積み重なったことで、与党内からは「首相の秘蔵っ子ではなく、安倍政権の火薬庫だ」(公明党幹部)との厳しい声が噴出していた。

 今回の「日報隠蔽了承」疑惑の陰には、防衛省内の制服組(自衛官)と背広組(防衛省職員=文官=)の確執があるとされ、「特別監察での背広組の対応に不満を持つ陸自の制服組が、内部情報をマスコミにリークした」(政府筋)との見方もある。

 ただ、自衛隊という「実力組織」の暴走・暴発を阻止するのがシビリアンコントロール(文民統制)だ。職業軍人でない文民(文官)が、「軍隊」組織に対して最高の指揮権を持つことで、軍の政治への介入を抑止し、民主政治を守るという大原則だ。「陸自が文官の命令に反発したとすれば、まさに文民統制のトップとなる防衛相の責任」(防衛相経験者)であることは論を待たない。

首相はお友達だけ守り、ほかは切り捨てるのか

 4月下旬に、東日本大震災について「東北でよかった」と失言した今村雅弘前復興相は、首相の「即断即決」で更迭された。今回の「隠蔽疑惑」も含め一連の稲田氏の言動が安倍政権に与えてきたダメージは「今村氏と比較にならないくらい大きい」(自民長老)とされる。にもかかわらず、首相が擁護を続ければ「お友達だけを守って、それ以外は冷徹に切るという首相の体質」(自民若手)を一段と際立たせる結果にもなりかねない。

 通常国会閉幕直後に急落した内閣支持率はその後も下げ止まらず、「政権の危険水域」という30%割れの数字が現実となっている。だからこそ、首相は「8月人事」で態勢立て直しを図ろうとしているのだ。

 永田町では、菅官房長官ら官邸サイドが稲田氏自身を特別防衛監察の対象とし、報告取りまとめと公表を28日か31日に先送りさせたのは、「24、25両日の衆参閉会中審査で稲田氏が追及されても、特別防衛監察を理由に具体的な答弁を避けて逃げ切るための策略」(民進党幹部)との見方も広がっている。「こんなドタバタ劇を7月末まで続ければ、人事による態勢立て直しさえ難しくなる」(自民長老)との指摘もある。

 「水に落ちた犬はさらに打たれる」という"永田町の法則"からすれば、「このまま放置すれば、マスコミも含めた稲田氏への攻撃はさらに強まり、文科省と同様に情報リークも止まらない状況になる」(自民幹部)可能性も否定できない。首相周辺では「稲田氏が特別防衛監察の公表時に責任を取って辞任する」とのシナリオもささやかれているが、「そんな見え透いた芝居は、安倍政権への国民の不信を増幅させるだけ」(幹事長経験者)との声もある。どうやらこの週末以降、「首相がどう決断するかが、安倍政権の前途を左右する」(同)ことは間違いなさそうだ。




米大統領報道官が辞任 トランプ政権半年、異例の交代
【ワシントン=川合智之】米ホワイトハウスは21日、スパイサー米大統領報道官の辞任を発表した。米メディアによると、トランプ米大統領が決めたホワイトハウスの広報体制見直しへの反発が理由だ。後任にはサンダース副報道官が昇格する。政権発足から半年という短期間で報道官が交代するのは異例で、政権内の亀裂が浮かび上がった。

 トランプ氏は同日、投資会社創業者で政権移行チーム幹部だったアンソニー・スカラムチ氏をホワイトハウス広報部長に任命した。トランプ氏はこの人事に反発するスパイサー氏に職にとどまるよう慰留したが、スパイサー氏は断ったという。

 スカラムチ氏の広報部長就任を巡っては政権内で見解の相違があったもようだ。バノン首席戦略官・上級顧問はスパイサー氏と同様にスカラムチ氏就任に反対したが、トランプ氏の長女イバンカさんや夫のクシュナー上級顧問は賛成したとされている。

 トランプ氏はスパイサー氏の辞任について「働きに感謝している」との声明を発表した。一方で広報部長に任命したスカラムチ氏に対し「尊敬している。政権の重要な追加要員となる」と述べた。スカラムチ氏も21日の記者会見で、トランプ氏に「忠誠を誓う」と表明した。

 スパイサー氏はトランプ氏側近とロシアの不透明な関係に端を発する疑惑「ロシアゲート」などを巡り、米主要メディアと激しく対立してきた。トランプ氏はスパイサー氏の報道対応に不満を持ち、両氏の関係は悪化していたとされる。最近ではサンダース氏が記者会見に出ることが増えていた。




石破派、産経記事配布を抗議=加計めぐる発言「事実でない」
自民党石破派は21日までに、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる産経新聞の記事を党幹事長室が全議員にメールで配布したのは「不適切だ」として抗議した。  送付されたのは7月17、19、20各日付朝刊の加計問題に関する連載記事。このうち、17日付の記事は、石破茂同派会長が地方創生担当相在任時に日本獣医師会幹部らと面会した際、学部新設条件について「誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にした」と述べたと記載。これに対し、石破派は「発言は事実ではない」と主張している。  幹事長室は同派に対し「閉会中審査の参考にしてもらうため送付した」と説明。一方、同派の平将明衆院議員は21日の記者会見で「石破氏が獣医師会の意思を受けて反対勢力だったという印象操作と取られかねない」と批判した。 (了)






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と4ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

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by nsmrsts024 | 2017-07-22 04:58 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


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