<   2017年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2017年8月31 日(木 ):安倍首相公邸泊、ミサイル把握か=野党が指摘-衆院委

「安倍晋三首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけだ」。民進党の後藤祐一衆院議員は30日の衆院安全保障委員会で、政府の初動態勢に関しこう指摘した。西村康稔官房副長官は「常日頃から緊張感を持って情報分析をしている結果だ」とかわしたが、後藤氏は北朝鮮に見抜かれるとして「普段から公邸に泊まった方がいい」と助言した。

 今月、首相が公邸に泊まったのは25、28両日のみ。いずれも翌早朝に北朝鮮がミサイルを発射しており、事前に兆候を察知していたとみられる。25日は夜の会合などを入れず、28日夜も公邸内で自民党役員らと会食したのみ。出席者の1人は「首相はあまり酒を飲まなかった」と話していた。 

(了)




【北ミサイル】「迅速で正確な日本の対応」「韓国の対応は悲しくなる」「3時間迷った」 韓国メディア、日本称賛の一方で韓国政府に批判集中
【ソウル=名村隆寛】北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルへの日本政府の対処に、韓国メディアは「迅速で正確な対応」(主要各紙)と評価する一方、韓国政府の対応には「3時間も迷った」(東亜日報)といった批判が集中している。

 韓国各紙が日本政府の対応でとくに注目したのは、ミサイル発射を受けて発令された全国瞬時警報システム(Jアラート)による迅速な情報発信だ。「韓国軍の自国メディアへの文字メッセージ伝達よりも日本は8分も早かった」(朝鮮日報など)と、その素早さを肯定的に伝えた。

 また、日本政府の対応にも関心が集中。安倍晋三首相が通常より2時間早く出勤し国家安全保障会議(NSC)を招集したことや、首相自らのメディア対応、菅義偉官房長官による緊急記者会見などを取り上げている。

 日本の迅速さと比較された韓国政府への評価は酷評一色だ。「文在寅(ムン・ジェイン)大統領がNSCを主宰しなかった」「安倍首相はトランプ米大統領と電話で40分間も話したのに、文大統領は日米首脳とは話さず、外相らとの15分の通話で終わった」「右往左往しているような様子」などと批判的な内容が並ぶ。

 ミサイル発射があった29日、韓国のネット上では日本の反応に対し「また騒いでいる」「大げさだ」などの否定的な意見が目立った。30日付のハンギョレ紙は、安倍首相がトランプ米大統領に泣きつく風刺画を掲載した。

 30日付朝鮮日報は論説委員のコラムで日本の対応を「大げさ過ぎると感じないこともない」としつつも、「危機や災害に予告はない。核とミサイルを頭上に抱え生活している韓国の安易な姿勢や対応の方が逆に心配になる」と韓国の危機意識の薄さに警鐘を鳴らした。




首相「北朝鮮に圧力へ一致」日米首脳、2日続け電話協議

北朝鮮が北海道上空を通過する弾道ミサイルを29日に発射したことを受けて、安倍晋三首相は30日深夜、トランプ米大統領と異例の2日連続となる電話協議を行った。協議は約30分間。両首脳は、国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁をさらに強める決議をめざす方針で一致した。

北朝鮮へ圧力強化「国連で緊急会合」 日米首脳が一致
特集:北朝鮮ミサイル発射

 終了後、安倍首相は首相公邸前で記者団に「トランプ大統領と昨日に続き、北朝鮮の最新情勢について分析し、今後の対応について話をした」と説明。その上で、「対応(の中身)について話はできないが、日本上空を飛び越えるミサイル発射を強行したことは極めて危険な行為であり、国際社会で圧力を高めていかねばならないことにおいて完全に一致した」と述べた。

 電話協議に先立ち、トランプ氏は30日朝(日本時間30日夜)、自身のツイッターで「(北朝鮮との)対話は解決策ではない」と指摘したほか、「米国は25年間にわたり北朝鮮と対話をして、カネをゆすり取られてきた」と主張。北朝鮮への食糧援助などを指すとみられる。北朝鮮が一時、ミサイル発射を控えたことにトランプ氏は期待感を示していたが、再び態度を硬化させた形だ。

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は30日朝、29日に実施したミサイル発射について新型の中距離弾道ミサイル「火星(ファソン)12」(射程4500~5千キロ)の試射に成功したと発表。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は太平洋上への更なる弾道ミサイル試射を指示した。北朝鮮は9月の国連総会に李容浩(リヨンホ)外相を派遣し、自国の主張を繰り返すとみられる。(久木良太、ワシントン=峯村健司、ソウル=牧野愛博)





英国のメイ首相が初来日 京都でお茶会、首相と懇談
英国のメイ首相が30日、特別機で伊丹空港に到着した。京都で安倍晋三首相と合流。両首脳は茶道表千家「不審菴(ふしんあん)」(京都市上京区)でのお茶会や京都迎賓館での非公式夕食会で懇談を重ね、親密さをアピールした。同日夜、新幹線で東京都内へ移動した。

 メイ首相の来日は就任後初めて。日本外務省によると、夕食会では、北朝鮮が29日に日本を飛び越える形でミサイルを発射したことを安倍首相が説明。両首脳は「北朝鮮の挑発行動はこれまでにない深刻かつ重大な脅威で、断じて容認できない」との認識で一致したという。北朝鮮への圧力を一層強めるため、国連などの場で日英が連携することや、中国にさらなる役割を求めていくことも確認したという。

 31日には正式な日英首脳会談があるほか、メイ氏は海上自衛隊横須賀基地での護衛艦の視察や国家安全保障会議(NSC)4大臣会合への参加も予定している。英首相の来日は昨年5月の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席したキャメロン前首相以来。安倍首相とメイ氏の会談は4回目となる。




米大統領、北朝鮮との対話「答えではない」=ミサイル発射に強い不満
【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、北朝鮮への対応について「対話は答えではない」とツイッターに投稿した。北朝鮮が弾道ミサイル発射による挑発を再開したことに、強い不満を表明したものとみられる。

 トランプ氏は「米国は25年間にわたり、北朝鮮と対話し、ゆすられてカネを渡してきた」とも書き込んだ。北朝鮮による核開発を阻止できなかった過去の合意を念頭に、核・ミサイル計画放棄につながらない対話は無意味だという姿勢を示し、譲歩を迫った形だ。

 トランプ氏は一時、北朝鮮がミサイル発射を控えていたことを「われわれに敬意を払い始めた」と前向きに評価。米政権からは、対話による問題解決を期待する声が相次いだ。だが、同盟国である日本の上空を通過した29日の中距離弾道ミサイル発射で、期待は裏切られた。

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正恩朝鮮労働党委員長は今回のミサイル発射後、米韓合同演習を非難し、「米国を言葉で相手してはならず、行動で見せなければならないというのが、今回改めて得る教訓だ」と指摘していた。 






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_1124090.jpg

     3.11東日本大震災   津波 444
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-31 05:38 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8 月30 日(水):北朝鮮ミサイル:改めて「全ての選択肢」トランプ氏声明

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、トランプ米大統領は29日朝(日本時間29日夜)、声明を出した。北朝鮮について「近隣諸国、国連の全加盟国、国際社会で受け入れられている最低限の基準というものを侮蔑している。そのようなシグナルを発したと世界は受け取っている」と非難。そのうえで「脅迫したり、不安定化させたりする北朝鮮の行動は、(北東アジア)地域と全世界での孤立化を深めるだけだ」とし、米国の対応について「全ての選択肢が机上にある」との立場を改めて示した。【大前仁】




「ヒトラー、動機正しくても駄目」=麻生氏が再び問題発言
 麻生太郎副総理兼財務相は29日、自らが率いる自民党麻生派の研修会で行った講演で、「(政治は)結果が大事だ。何百万人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくても駄目だ」と述べた。ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の「動機は正しい」と擁護したとも受け取れる発言で、野党などから批判が上がりそうだ。

 麻生氏の発言は、所属議員に政治家の心構えを説く中で出た。ヒトラーへの言及に続き、「国民に確たる結果を残して初めて名政治家だったと言われる。人がいいだけでやれるような職業じゃない」と語った。

 麻生氏は2013年に講演で「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言して批判を浴び、撤回している。 (了)



大型の台風15号 発達しながら北上
「大型」の台風15号は、今後も発達しながら北上し、「強い」勢力に。小笠原諸島は長い期間大荒れの天気となる恐れ。関東や東北、北海道も影響を受ける可能性があります。

台風15号は「大型」になり、現在、小笠原近海を北上しています。台風の大きさというのは強風域(風速15メートル以上の領域)の半径で決まり、下の表の通り500キロメートル以上800キロメートル未満のものです。今年、「大型」の台風になったのは台風6号に次ぎ、2個目ですが、日本付近を進むものは初めてです。台風が「大型」ということは、台風の中心から比較的離れている地域でも影響を受ける恐れがあります。

また、今後も海面水温が30度ほどと高いエリアを進むため、31日(木)には「強い」勢力に発達し、暴風域も伴う予想です。

小笠原諸島は30日(水)は次第に雨や風が強まり、海はうねりを伴い大しけとなるでしょう。9月1日(金)頃にかけて大しけや大荒れの天気になる恐れもあります。台風の動きがゆっくりになるため、大荒れの期間が長引く可能性があります。

その後の予報円は大きく、まだ予想に幅があるような状況です。予報円の西よりのコースを進めば、関東や東北でも大荒れの天気となり、北海道には接近または上陸する恐れもあります。予報円の中心を進めば、日本の東の海上を進む予想ですが、油断はできません。台風周辺の湿った空気が流れ込み、関東は31日(木)頃から、東北、北海道も今週末には活発な雨雲がかかる可能性があります。

●◆台風が秋をもたらす?

また、台風が北から冷たい空気を引きずり込み、北日本を中心に一気に季節が進みそうです。仙台管区気象台から東北に低温に関する気象情報も発表されました。31日(木)から9月4日(月)頃にかけて気温が平年よりかなり低く、9月下旬並みの気温となることも。体調管理や農作物の管理にご注意下さい。また、関東でも9月1日(金)は気温が低い予想で、東京都心の最高気温は10月中旬並みになりそうです。その後はまた次第に暑さが戻りますが、気温のアップダウンが大きくなりますので、服装選びにご注意下さい。





【北ミサイル】射程、なぜ2700キロ止まり? 「3分離」の真偽は…急ぐ解析

政府は、北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルについて「これまでにない重大で深刻な脅威」(安倍晋三首相)と捉えている。ミサイルの種類や空中分離の有無など解明すべき点は多く、米国とも協力して詳しい解析を急いでいる。

 「飛距離などを考えた場合、5月14日に発射された中距離弾道ミサイルの可能性がある」

 小野寺五典防衛相は29日、記者団にこう語り、今回のミサイルが「火星12」である可能性を強く示唆した。

 火星12の最大射程は約5千キロ。ただ、今回の発射では約2700キロだった。最大射程に届かなかった理由については、識者らの間で見解が分かれる。

 防衛省幹部は「燃料を減らしたり、途中で燃焼を止めて意図的に距離を抑えたりした可能性もある」とみる。これに対し、元自衛艦隊司令官の香田洋二氏(元海将)は「最大射程を狙って失敗したのではないか」と指摘。ミサイルを推進させるブースターを切り離すタイミングが遅れたなどの理由で距離が延びなかった可能性を挙げた。

 一方、今回の発射で、日本海に展開したイージス艦などのレーダーは3つの航跡を捉え、すべて太平洋の同一海域に落ちたことが確認された。このため政府は「日本海上空で3つに分離した可能性がある」(菅義偉官房長官)として分析を進めている。

 香田氏は、3つに分離したとすれば(1)弾頭(2)ブースター(3)その両者をつなぐ接合部か弾頭部の覆い-だったと推測する。元航空支援集団司令官の永岩俊道氏(元空将)は、ミサイルの飛行データを地上基地に送信するテレメーターが分離した可能性もあるとみる。防衛省は「分離しなくても航跡が3つに見えることはある」(幹部)と慎重に分析を進める構えだ。

 ただ、いずれにせよ今回の発射が北朝鮮の核・ミサイル開発に必要なデータをもたらしたことは否定できない。5月14日の火星12は通常より高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射され、最高高度は約2100キロに達した。これに対し、今回のミサイルは最高高度約550キロの通常軌道だった。

 ロフテッド軌道では大気圏に再突入する角度が直角に近いため摩擦が少なくなり、高温や振動で弾頭が損傷する度合いは小さい。永岩氏は、今回は通常軌道で発射することで「北朝鮮が(着弾直前の)終末段階の精度を高めるデータの取得を図ったのではないか」とみている。

 北朝鮮が目指す核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)配備には、こうした再突入技術の確立や弾頭の軽量化、推進エンジンの強化が欠かせない。

 河野太郎外相は29日、記者団に「北朝鮮の核の小型化が進んでいるだろうと思う。ミサイルに使われているエンジンの大型化も現実になっている」と述べ、今回の発射が北朝鮮の核・ミサイル技術進展につながるとの認識を示した。(千葉倫之)





哲学者怒る「日本の公共空間はうるさすぎだ」 遅れた飛行機内での熱唱は「美談」なのか?
 これまで政治家のウソをテーマに連載を書いてきましたが、もうこれをテーマにしてもむなしくなるだけですので、この辺でやめにしようと思いますが、最後に1つだけ取り上げると、国会閉会中審議のはじめに神妙な顔つきでなした安倍首相の「お詫び」はとても感じの悪いものでした。自分の傲慢な姿勢のみ反省して、傲慢な姿勢の背景にある真実を追求する要求には一切答えないという「お詫び」でしたから。

お詫びからは「ソン・トク」ばかりが透けて見える

 一般に、お詫びしても実際の損失が何もないような場合、お詫びをすればトクだからという計算だけが透けて見えて、言葉はからからと滑っていきます。政治家だけではない。官庁や会社や病院などの、公式的お詫びはみんな同じであって、いまお詫びすればトクだから、いまお詫びしなければソンだから、という功利的計算のみ見えてしまう。

 私は、よって、人間関係において、いかに相手から損害を受けたとしても、謝罪を要求することはほとんどなく、自分も真意の伴わない謝罪はしたくない。謝罪したほうがトクであることがわかっていればいるほど、謝罪するのには抵抗が伴います。人間は、そんなにすぐに自らの過去の行為を「反省する」ものでしょうか? 私の70年にわたる人生において、そうではないと断言できます。

 こう言い換えたほうがいいかもしれない。われわれは、相手の足を思わず踏んでしまったとか、相手の名前を間違えてしまったとか、待ち合わせで相手を待たせてしまったとか……相手に軽い損害を与えたときは「心から」反省する。しかし、ある人を練りに練って振り込め詐欺でだました場合、練りに練って保険金目当てで殺してしまった場合などは、逮捕後ただちに反省するほうがおかしい。反省するとしたら、「捕まったこと」に対してではないでしょうか?

 このことは、誰でも知っているのに、社会ゲームとして、被害者は直ちに加害者に「反省」を求め、それがないと「反省の声さえない」と怒り、では、と加害者が反省すると、今度は「まったく誠意が見られない、本当に反省しているとは思われない」と追及するのです。いわゆる「慰安婦問題」において、韓国(政府・国民)が、日本(政府・国民)の反省がまだ足りない、まだ足りない、まだ足りない……と言い続けているのも、同じ構図です。

 夫婦間でも国家間でも、加害者に「真の反省」などほとんどありえないのですから、それを要求することはむなしいように思われますが、被害者はこの真実を知っていても、加害者がこの真実を語ることを許さない。加害者は、1点の混じり気もない絶対的に真の反省に至らなければならない。その結果、加害者は被害者にとって永久に反省が足りないということになり、被害者は永久に相手を責め続けることになるわけです。

 この話は、ここまで。最近のニュースでカチンときたのは、もう1つありますが、たぶんほとんどの人が問題にもしないことでしょう。それは、8月20日に札幌発大阪行きの全日空機の出発が遅れた際に、乗り合わせていた歌手の松山千春さんが乗客のイライラを解消するために、客室乗務員のマイクで「大空と大地の中で」を歌った、という話。

 翌朝のワイドショーでは、このエピソードを取り上げて、キャスターなどみな絶賛していましたが、私は賛成できません。こうした「騒音」については、30年以上も闘い続けましたが、ほんとうにこれほどむなしい闘いはなかった。相手は、私の意見に反対なのではなく、私が何を言いたいのかまったく意味が通じないのです。

日本の公共空間に溢れる音、音、音……

 私は広い意味における公共空間(飛行機の中も含めて)では、なるべく音を発しないことが「正しい」と思っている。いわゆる大声でのおしゃべりや個人的に音楽を流すこと(これは多くの人が嫌っているからいいでしょう)のみならず、その空間を管理している責任主体(この場合は全日空)も、むやみに「音」を流してはならない。飛行機の中ですと、安全確認やさまざまな機内設備の案内や連絡などはいいとして、しつこいマイレージなどの宣伝放送も、機内販売の宣伝放送もダメ。すなわち、なるべく無音に保ち、その空間をいかに音で彩るかは各乗客に任させる。

 これは、飛行機の機内では、ほぼ理想的に保たれています。座席の前に据えられているモニター画面を見る場合でもレシーバーが配られ、BGMもありません。そこで、眠りたい人は眠り、読書したい人は読書し、音楽を聴きたい人はイヤフォンを利用する。

 しかし(今回は空港内に限りますと)、飛行機の機内以外ではこうはいきません。空港ビルのあらゆる店には音楽や宣伝放送が流れ、ダイナースなどの待合室にもBGMが流れ、エレベータには「1階です、こちらのドアが開きます」、エスカレータには「エスカレータにお乗りの際、手すりにつかまり……」という金属的なテープ音が入る。トイレに近づくと、「右が男子トイレ、左が女子トイレです」という放送が入る。もちろん、銀行のATMは「いらっしゃいませ、毎度ありがとうございます」というキンキラ声で迎えてくれる。

 そして、搭乗口では、液体や危険品の持ち込みを注意する放送が流れ、出入国審査の場所では、(場合によって)「日本人は日本人と書いてある窓口にお並びください」という放送が流れ、空港内の動く歩道には「まもなく終点です、ご注意ください」というテープ音が流れ、帰国の際に、ベルトコンベア上を流れてくる荷物を待っているあいだずっと、「入国カードをご記入ください、入国の際にはパスポートと一緒に入国カードを示してください」という放送が流れる。

 実は、こうした「あああせよ、こうせよ」という放送が、もっともっとあるのですが、このすべてがヨーロッパの空港にはないのです。

ヨーロッパで注意喚起の放送がない理由

 これは、趣味の問題ではなく、思想の問題でしょう。日本人は、老人、旅慣れない人、不注意な人など、「弱者」に視点を合わせ、注意放送によって彼らを救おうとする。

 しかし、ヨーロッパでは、そうではなく、そういう「弱者」は自分で努力して事故や不注意を防ぐようにすべきだ、という思想が徹底している。キリスト教の思想が行きわたったヨーロッパで、弱者に対するこうした注意放送(看板)が皆無なのです。

 それ以外にも、ヨーロッパには、床に敷き詰められた盲人用の黄色いポチポチがどこにも(電車のホームにも)ないし、障害者用の男子用トイレの鉄パイプもありません(私はこれまでこれを使っている人を見たことがない!)。じゃ、どうするのか? 近くにいる個人がそのつど助ければそれでいい。日本では、これが行きわたっていないから、放送だらけになるのです。

 わが国では、周囲の盲人や車いすの人をよく見ず、率先して彼らを助けることをせず、みんなこうした観念的放送を観念的弱者のために必要だと思い込んでいる。そこで、私が「こういう放送は必要ない」と抗議すると、まったく意味がわからないということになるわけです。

 次に、あえて言いにくいことを言いますが、これほどずっと前からありとあらゆる仕方で注意しているのに、それでも振り込め詐欺にかかる人は、(犯人が悪いのは当然として)その人も悪いのだと思います。にもかかわらず、パトカーで「振り込め詐欺に注意しましょう!」という大音響をまき散らして町内を走り周り、地域によっては、防災行政無線で注意を勧告することもあり、警察官が銀行のATMのところに待機していることもある。ほとんどの人は振り込め詐欺にかからないのですから、そういう人にとっては、騒音(耳障り)以外の何ものでもないのですが、現代日本ででは、こういう「思想」がまったく通じないのです。

 私はこのことをかつて「優しさの暴力」と呼んで、そうした単行本も書きましたが、わずかの賛同者は得られましたが、「日本人を目覚めさせる」ことはできなかった。放送を流す側も聞く側も「善意」と確信しているのですから、それをなくすのは大変なことなのです。

 というわけで、松山千春さんの「善意」ですが、少数かもしれないけれど。迷惑に思った人は必ずいるはず。私など松山千春って聞いたことがある、という程度の知識しかなく、彼の歌は何も知らない。それなのに、突如その歌を「聞かされる」ことに大いなる苦痛を覚えたことでしょう(私がその場に居合わせていたら、あとで必ず客室乗務員に訴えたと思います)。

 松山千春さんがどのくらい有名なのか知りませんが、冷静に考えてみても、同じ時間に政治家が政見を述べても宗教家が講話をしてもブーイングが出るでしょうし、(そうでなくても)嫌がられるでしょう。まあ、毎日新聞によると、松山さんが、「出しゃばったことしているなと思うけど」と語っていたらしいことを知って、ちょっと救われましたが……。




安保理が議長声明、北朝鮮のミサイル発射を非難 素早い対応で結束示す
【AFP=時事】北朝鮮が日本を飛び越して太平洋(Pacific Ocean)にミサイルを発射したことを受けて緊急会合を開いた国連安全保障理事会(UN Security Council)は29日、北朝鮮によるミサイル発射を非難し、北朝鮮にミサイル開発計画の中止を求める議長声明を出した。声明は中国とロシアを含む全会一致で採択され、安保理理事国15か国はこの問題で結束を示した。

 米国が草案を作成した声明は今回のミサイル発射が過去の複数の安保理決議に違反していることを指摘しているが、北朝鮮に対する制裁の強化や新しい制裁に直接つながるものではない。しかし複数の外交筋はAFPに対し、安保理が素早く声明を出したことは結束して北朝鮮に対応しようという各国の強い意思を示していると述べた。

【翻訳編集】AFPBB News






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_11222554.jpg

      3.11東日本大震災    津波 442
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-30 05:38 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8月29 日(火 ):再びうごめく白人至上主義 米国、デモ衝突で犠牲者

人種や民族による差別を撤廃する1964年の公民権法制定から半世紀。米国で白人の優位を訴える団体が再びうごめいている。石炭業が衰退したアパラチア地方など、昨年の大統領選でトランプ氏を熱心に支持した地域で、貧困におびえる白人層を狙って勧誘を活発化している。そんな中、白人至上主義団体と対抗デモが衝突し、女性が犠牲になる悲劇が起きた。(パイクビル=金成隆一)

米、白人至上主義グループと反対派が衝突 3人死亡
特集:ドナルド・トランプ米大統領

 バージニア州シャーロッツビル。白人至上主義団体側の男が車で突っ込み、抗議デモにいた弁護士補助職員ヘザー・ヘイヤーさん(当時32歳)を殺した現場には、事件から10日が過ぎた22日も、追悼に訪れる人の姿が絶えなかった。

 しゃがみこんで涙していたニューヨーク出身の男性は「今の時代にこんな事件が起こるなんて信じられない」と首を横に振った。事件に巻き込まれた黒人の男性は車いすで訪れ、介助者に背中をさすられながら現場を静かに見つめていた。

 事件が米社会に残した傷はあまりに深い。

 数百メートル先の公園には、奴隷制存続などを主張して南北戦争(1861~65)を戦い、敗れた南部連合の英雄リー将軍の銅像がある。この街で白人至上主義者らが集会を開いたのは、市議会が銅像の撤去を決めたことに抗議するためだった。

 この集会に参加した一人が、自ら白人民族主義団体を率いる造園業マシュー・ハインバック氏(26)。米メディアに「過去20年で最大の集会。とてもエキサイティングだ」と語った。

 ログイン前の続き彼らの不満は何か。トランプ政権をどう見ているのか。アパラチア地方の山奥で4月末に開かれた集会で、記者はハインバック氏らを直接取材していた。

■貧困層狙い活発に勧誘

 アパラチア山脈の山あいの町、ケンタッキー州パイクビル。4月末、黒ずくめの約140人が町を行進した。男性が圧倒的に多いが女性の姿もある。タンクトップ姿の若い女性は、ナチスドイツのシンボル、ハーケンクロイツ(カギ十字)の大きなタトゥーを入れていた。カメラを構える記者に、笑顔で手を振った。

 武装した者が目立つ。腰に銃やナイフを携行し、ライフル銃を担ぐ姿も。白人至上主義で知られるKKK(クー・クラックス・クラン)や、ナチスと似た「国家社会主義」、「神の兵士」「戦うキリスト教徒」を名乗る団体もいる。

 短銃を身に着けていた自動車修理工のジョンさん(68)は「白人の同胞を守るためにやって来た。このままでは白人の立場が弱くなるばかりだ。存在を示す必要がある」と話した。

 人口7千人ほどの町では店の多くが臨時休業に。警官が隊列を組む中、白人主義者とほぼ同規模の抗議者も集まり「差別主義者は出ていけ」と叫ぶ。車両の進入が禁じられたこともあり、この日は深刻な衝突には発展しなかった。

 ここが行進の場所に選ばれた理由は明快だ。「住人の98%超が欧州系白人」「子どもの3人に1人、高齢者の5人に1人が貧困層」「トランプ氏の得票が8割を超えた」。そう案内に記されている。

 現状に不満を抱える白人労働者が、白人主義団体の勧誘のターゲットだ。

 団体幹部マット・パロット氏(34)は言う。「米国で白人は優遇されてきたと言われるが、この一帯を車で走れば、違うとわかる。彼らの声は代弁されていない。エリートに見捨てられた白人だ」「白人やユダヤ人のエリートに虐げられているのは(黒人やヒスパニックら)人種的な少数派と思い込む人が多いが、この産炭地では白人も被害を受けている。まるで第三世界の途上国だ。石炭という資源を大企業に奪われ、利益は州外へ。白人労働者は捨てられた。帝国主義時代の植民地のようだ」

 パロット氏はインディアナ州南部の小さな町からやってきた。10歳代の前半に人種問題に関心を持ち始め「白人にも差別されている人々がいる」と気づいたと主張する。20歳代の前半に白人主義団体に加わった。活動歴は10年になる。

 一方、地元パイクビルの住人は迷惑顔だ。

 ひときわ大きな声で白人主義に抗議していた失業中のブレット・デボードさん(48)は「失業、薬物汚染、精神疾患。やつらは貧困にあえぐ我々につけ込もうとしている」と憤る。自身も18年間勤めた木材会社を解雇されたばかり。「KKKは1990年代にもこの町で集会を開いた。私はあの時もここに立って抗議した。当時から何も変わっていない。ここはずっと貧困地域だ」

■「戦前の日本を尊敬」

 行進の後、白人主義団体のメンバーらは更に車で1時間ほど離れた山奥の私有地での集会に移動した。住民の貧困率が3割を超え、トランプ氏が8割を得票した地域。ハインバック氏のインタビューができると言われ、記者も向かった。

 山が険しくなると、舗装道が途絶え、砂利の一本道になった。「この先、私有地 要注意」。看板が警告を発する。さらに薄暗い山道を走ると視界が開けた。

 平地に大型テントが張られ、町で行進した人々が集まっていた。100人近くいるだろうか。多くはビールを片手にリラックスしている。集会では「グローバル化から白人コミュニティーを守れ」という演説に拍手が湧く。貧しい白人を蔑視する「ホワイト・トラッシュ」という言葉を連呼する歌を披露する青年には笑いも起きた。ただ写真撮影は「私有地」との理由で制止された。

 会場は白人ばかり。記者は好奇の目にさらされたが、日本から来たと自己紹介すると彼らの態度が変わった。敬礼する者もいる。

 KKKの名刺を差し出してきた若者が言った。「私は(戦前の)帝国主義時代の日本を尊敬している。みんなも同じだ。どの民族にも固有の文化があり、尊重されるべきだ。日本は模範だ」

 彼らは、白人の人種的優位を主張する「白人至上主義者」とみなされることが多い。白人の優越を信じているのかと質問すると、口々に否定した。「日本人にIQテストで勝てないのは自明だ」。一人が冗談っぽく答えると、隣の男性がまじめな顔で続けた。「私の本業は自動車の修理工だが、日本車の方が米国車よりも優秀だ。白人の方が優れていると言うつもりはない。ただ、それぞれの民族が固有の土地を持つべきだと言っているだけだ」

■「勢力拡大の好機だ」白人民族主義団体の創設者語る

 白人民族主義団体を創設したハインバック氏が、集会の場でインタビューに応じた。昨年3月のトランプ氏の集会で、黒人女性を怒鳴りつけ、乱暴に押しながら会場から追いだそうとする映像が全米に流れ、注目を集めた人物だ。運動の狙い、トランプ政権誕生の意義などの考えを聞いた。

――なぜケンタッキー州東部で集会を?

 米国の中でも特に見捨てられた地域だからだ。白人労働者が無視され、彼らを代弁する政党がない。私たちは、この地域で候補者を集め、政党として支持を広げたい。

――目標は政界進出か?

 その通り。連邦選挙管理委員会にも登録した。アパラチア地方とラストベルト(さび付いた工業地帯)の白人労働者コミュニティーで集会を重ね、地方レベルの候補者を探す。失業率が高く、薬物汚染が深刻な地域で、政治的なインフラの整備をしたい。

 私はトランプ氏に投票した。ロシアとの関係改善、移民停止、自由貿易への反対を明確に打ち出したからだ。彼は選挙戦で民族主義に訴えて勝ち、私たちが勢力を広げる余地を示してくれた。一般の人々がナショナリズムを重視していることを証明してみせた。

 しかし就任後、多くの点で支持者を裏切った。シリア空爆をやった。他国への介入主義だ。また国境の壁の建設費が(政権の)予算案に十分に入っていない。貧困地域への財政支援も打ち切ろうとしている。

 私たちには好機到来だ。共和党が白人労働者のことなど真剣に考えていないことが明らかになり始めた。彼らが代弁するのはウォール街と大企業で、この地域は間もなく見捨てられる。今こそ我々が動くときだ。トランプ氏に投票した人には大勢の元民主党支持者や無関心層がいる。彼らは、自分たちを代表している政党がないと不満を持っている。共和党も民主党も彼らの声など聞いていないと知っている。だから私たちは彼らに働きかける。絶好の機会だ。

――トランプ氏の予算案で軍事費は10%増の一方、貧困層対策は削られたが?

 支持した白人労働者の顔をピシャリとやったようなものだ。軍拡路線で爆弾や軍用車両の購入のためには金を回すが、貧困層の食料や病人の薬には回さないということだ。裏切りだ。

――グローバル化をどう捉える?

 自由貿易と移民流入でコミュニティーが壊された。利益を得たのは大企業と株主だけ。株価が史上最高値をつけても、多くの労働者は貧しくなった。白人労働者の利益になっていない。

 グローバル化のせいで、今や米政府は国内情勢すらコントロールできない。労働者の賃金低下を止められない。労働者は多国籍企業の歯車だ。私の地元でも工場閉鎖で400人が解雇される。さらに画一的な消費社会になっている。東京でもアテネでもハンバーガーを食べる。グローバル展開する多国籍企業のせいで、伝統的な文化は破壊され、代わりに魂も人種も宗教も関係ない、消費文化が広がっている。

 同時に米社会では、以前は9割を占めた白人がいずれ過半数を切る。グローバル化は労働者の雇用の場だった工場を海外移転することでラストベルトの共同体を破壊した。そして、その共同体に低賃金の移民労働者も入れる。何が起きたかと言えば、多国籍企業の利潤の最大化と労働者の賃金低下だ。

 多国籍企業は「根なしのコスモポリタン」だ。首都ワシントンからサンフランシスコに飛び、ニューヨークに戻る。さらには東京やブリュッセルにも行く。でも米国の地方には行かず、興味もない。政治と経済のエリートは都市だけで暮らし、どの特定の土地にも根ざしていない。地方は今や「飛び越えられる街々」。選挙で示されたのは、無視されてきた地方の声だ。

――運動は広がっている?

 手応えを感じている。トランプ氏が出馬表明した2015年時点でのメンバーは約100人だったが、今はラストベルトやアパラチアを中心に600人を超えた。海外からも連携を求められ、ギリシャやドイツ、チェコ、ルーマニアに行った。日本からも招待されている。どの民族にも固有の場所があるべきだと訴える、グローバル化に抵抗する世界各地の民族主義者と協調したい。

――トランプ氏の集会で何があったのか? 何の罪に問われている?

 集会中に抗議者が騒ぎ、悪態をつき始めた。トランプ氏が「彼ら(抗議者)を追い出せ」と繰り返したのに、会場の警察官が何もしなかったので、私は抗議者を押して警察官の近くに移動させただけだ。軽犯罪に問われている。

――あなた自身のことを教えて欲しい。

 米東部メリーランド州で育った。両親は高校教師。私は学生時代に90年代の大統領選候補ブキャナン氏の著書「病むアメリカ、滅びゆく西洋」(邦訳あり、成甲書房)を読み、白人が減る人口動態やキリスト教文化の喪失という問題に目覚め、米国の伝統を守る活動を始めた。大学を上位10%の成績で卒業後、インディアナ州政府の職を得たが、民族主義の活動を理由に解雇された。この活動からの収入はない。寄付金などは勢力拡大のイベント開催費用などに使っている。今は造園業で暮らしている。






「区切り、今ではないか」苦悩の終止符 伊達公子引退へ

 2度目の現役引退を発表したテニスの伊達公子。関係者によると、引退を決めたのは今月に入ってからだったという。「完全復活」の可能性をあきらめず、悩み抜いた末の決断。近頃は「なかなか埋まらないギャップ」と闘う日々だった。

伊達公子、2度目の引退へ 自身のブログで公表

 昨年、ひざにメスを入れた。バウンド直後の球を、低い姿勢で打ち返す「ライジングショット」が武器なだけにひざは生命線。それでも「(自分のプレーに)もどかしさを感じるのは、そこまで戦えているということ」。今年5月、約1年4カ月ぶりの公式戦で手応えを語っていた。

 意欲も衰えなかった。手術後は足腰を中心に鍛えた。スピードやパワー、可動範囲。46歳という年齢的な衰えを補うためラケットの面を広げるなど試行錯誤も繰り返した。肩の痛みで出場をやめたが、全米予選にエントリーするなど復活への道筋を模索していた。





はねられたヒナ捜す母ガモのため、高速道路封鎖

【ベルリン=井口馨】ドイツ西部ケルンで、警察が車にはねられたヒナを捜す母ガモのため、高速道路を約30分間封鎖したと発表し、話題になっている。

悲劇が起きたのは23日午前。ヒナ5羽が次々とはねられて死んだ。母ガモを先頭に横断中だったとみられる。母ガモは、難を逃れた何羽かのヒナと共にいったんその場を離れたが、しばらくして走行車線に戻った。わが子を捜そうとしたのに違いない。気付いた警察が急いで道路を封鎖。母ガモは、まもなく道路脇の森に姿を消した。

ドイツでは、森を突っ切る高速道路をカモの行列が渡ることが珍しくない。5月には西部ドルトムント郊外の高速道で、警官が親ガモからはぐれたヒナ4羽を制帽に入れて保護した。




号外:北朝鮮が、平壌付近から日本海に向けて弾道ミサイル発射。韓国軍合同参謀部発表 (06:21)





号外:北朝鮮が、平壌付近から日本海に向けて弾道ミサイル発射。韓国軍合同参謀部発表 (06:21)


ミサイル、日本上空通過か=平壌から発射-北朝鮮
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は日本時間29日午前5時57分ごろ、平壌の順安付近から日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射した。弾道ミサイルで、日本の上空を通過した。

 韓国軍によると、北朝鮮が発射したミサイルの飛行距離は約2700キロと推定され、最高高度約550キロに達したとみられる。

 米軍もミサイルが日本上空を通過したことを確認。ミサイルの種類などは分析中だが、「米本土に脅威をもたらすものではない」と指摘した。

 1998年8月には、長距離弾道ミサイル「テポドン1号」の2段目や弾頭部分が日本列島を通過し、三陸沖に着弾した。2009年4月にも北朝鮮のミサイルの2、3段目が東北地方上空を通り、太平洋に落下。12年12月と16年2月には、沖縄県上空を通過している。

 北朝鮮は7月4日と28日に大陸間弾道ミサイル「火星14」の発射実験を強行。今月26日には、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体3発を東部から発射している。

 また、米領グアム島沖を狙って中距離弾道ミサイル「火星12」4発を同時に撃ち込む計画を公表。発射準備を完了したとされるが、金正恩朝鮮労働党委員長は「米国の行動をもう少し見守る」と述べ、発射を先送りしていた。 




北朝鮮ミサイル:中国・新華社通信が速報 強い関心示す
【北京・浦松丈二】中国国営・新華社通信は29日朝、北朝鮮のミサイル発射を至急報で速報し、強い関心を示した。中国政府の公式コメントはまだ出ていないが、過去の発射に対しては「国連安保理決議に違反するミサイル発射に反対する」と北朝鮮を批判する一方、日米など関係国には事態の緊張を避けるよう促してきた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_11204935.jpg

     3.11東日本大震災   津波 441
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-29 06:05 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8 月28 日(月 ):【茨城県知事選】自公推薦新人の大井川和彦氏が初当選 現職の7選阻む

茨城県知事選は27日、投開票され、無所属新人の大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属で、現役知事最多となる7選を目指した現職の橋本昌氏(71)と、新人の鶴田真子美氏(52)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は43・48%(前回31・74%)だった。3日の内閣改造後初の大型地方選を制した自民党は10月22日投開票の3つの衆院補欠選挙に向けて弾みをつけた。

 7月の東京都議選で大敗し、与野党対決となった同月の仙台市長選でも敗れた自民党は、茨城県知事選を青森4区、新潟5区、愛媛3区の「衆院トリプル補選」の前哨戦と位置付けていた。負の連鎖を断ち切るため、閣僚や党幹部を大井川氏の支援に続々と投入し、国政選挙並みの総力戦を展開した。

 公明党も都議選で対立した自民党と関係修復を図るため、党本部主導で大井川氏の推薦を決定し、自公両党が足並みをそろえて支援態勢を固めた。

 選挙戦は、6期24年にわたる橋本県政の評価や多選の是非が争点になり、自公両党と大井川氏は多選の弊害を強調。大井川氏は「大きな挑戦には国との連携が必要だ」と政府・与党とのパイプをアピールした。

 与党の攻勢にさらされた橋本氏は安倍晋三政権による「介入」と批判を強め、対決構図を作り出した。さらに日本原子力発電東海第2原発(同県東海村)の再稼働を認めない方針も訴えて反原発層の取り込みを図ったが、及ばなかった。






メルケル氏側「こんなことまで…」 米大統領からの電話

1本の電話が、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(63)にかかってきた。

 「州議会選挙での勝利、おめでとう」。電話の主はドナルド・トランプ米大統領(71)。3月27日のことだ。その前日、メルケル氏率いるキリスト教民主同盟(CDU)は独西部ザールラント州の州議会選挙で勝利していた。ドイツ16州のうち、2番目に人口が少ない州。大国の首脳が電話で祝福するのは異例だ。

 メルケル氏に近い関係者は驚いた。「ドイツがいまや欧州の中心として認識されていることはよくわかる。しかし、こんなことまで伝えてくるとは」

 米ホワイトハウスの公式発表によると、トランプ氏が就任100日間でメルケル氏と電話で話したのは6回。「橋渡し役」を自任する安倍晋三首相の5回、トランプ氏の就任後に最初に首脳会談した英国のメイ首相の3回を上回る。

 「自国第一」を掲げ、気候変動対策や自由貿易などのテーマでことごとくメルケル氏と対立するトランプ氏にとっても、その存在感は無視できない。7月に独ハンブルクで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議では、議長を務めたメルケル氏によって、米国と他の国の「1対19」の構図に追い込まれた。

■ドイツ総選挙まで1カ月

 ドイツでは9月24日に総選挙がある。4期16年の長期政権に向け、メルケル氏の与党は選挙戦を優位に進めている。

 ログイン前の続き敗戦国ドイツは長く、国際政治で常に控えめな存在だった。だが欧州金融危機や難民危機は、欧州最大の経済大国であるドイツの存在感をいや応なく高めた。

 国際情勢が不透明さを増す中、人権や自由、民主主義を重視するメルケル氏の姿勢や、安定した手腕に注目が集まる。欧米メディアは「リベラリズムの最後の守り手」と評する。

 「今の立場は、決してドイツが望んだものではない。ドイツは何も変わらないのに、周りの国がどんどん変わっていくんだ」。ドイツ政府関係者は戸惑いも口にした。

■人権・民主主義重視 メルケル氏に信頼

 「肌の色や宗教、性別などを問わず、民主主義や自由、法の支配を尊重するという価値観を共有した上でともに働きたい」

 昨年11月9日。米大統領選でトランプ氏の当選が決まった際、メルケル氏が送った言葉に首相府の関係者らは驚いた。事務方が用意した「台本」が大きく書き換えられていたからだ。

 当初は、外交儀礼的で無難な内容だったという。

 人権や自由、民主主義に対するメルケル氏の思い入れは、自由に話せなかった旧東独時代の体験や、抑圧されながらも牧師として活動した父親の影響があるとされる。

 トランプ氏が「(ドイツが難民を受け入れたのは)破壊的な過ちだ」「(貿易黒字を稼ぐ)ドイツはひどい」といった言葉でやり玉に挙げれば挙げるほど、国内外でのメルケル氏への評価は高まった。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが6月に発表した世界37カ国対象の調査でも、メルケル氏の信頼感はトランプ氏を大きく上回る。独世論調査会社フォルザのペーター・マトゥシェク氏は「トランプ氏の米国や、欧州連合(EU)離脱を決めた英国の政治が混乱すればするほど、ドイツの有権者はメルケル氏への信頼を高めていった」と語る。

 トランプ氏は4月、AP通信のインタビューで就任100日を振り返り「最も相性が合う一人がメルケルだ」と語った。その存在感が無視できないことのあらわれだった。

 だがメルケル氏に、国際政治を自ら主導しようという「野心」は見られない。

 首相4選への意向を表明した昨年11月の会見でも、「リベラリズムの守り手」といった期待に対して「グロテスクでばかげている」と拒んだ。

 「人口8千万あまりの国にとっては荷が重すぎる」(政府関係者)との意識も、根底には横たわる。

 メルケル氏が頼りにするのが、戦後ともに欧州統合を進めてきたフランスだ。

 「我々が他国を完全にあてにできた時代は終わりつつある」。トランプ氏と対峙(たいじ)した5月の主要7カ国(G7)首脳会議の翌日にこう語ったメルケル氏が強調したのは、「親欧州」を掲げるマクロン大統領との結束だった。

 ただ、どこまで連携できるかは予断を許さない。

 マクロン氏がユーロ圏の成長や安定、雇用の創出を目的に提唱する「ユーロ圏予算」は、仏独連携の試金石とされる。だがメルケル氏の与党、キリスト教民主同盟(CDU)の公約はこの件に触れていない。「議会の承認が必要」(メルケル氏)などとして議論は選挙後に先延ばしされた。

 ドイツは国内で節約志向が強く、他の国への財政移転には慎重な立場だからだ。ドイツ政府関係者は「フランスとは考え方が違う。大事なのは産業の競争力で、財政支出の拡大ではない」と話す。

■世論読む現実主義

 メルケル氏の与党の支持率は24日発表の独公共放送ARDの調査で38%。ライバルの社会民主党(SPD)の22%に大差をつける。難民問題などもくすぶる中、政権安定の最大の理由は好調な経済だ。ユーロ安を背景に輸出を伸ばし、失業率は東西ドイツの統一以来、最も低い水準にある。

 だが、それだけが理由ではない。

 ドイツ史上初めての女性首相となった2005年の総選挙では、かろうじて第1党になった。当時、長期政権を予想する声は少なかった。メルケル氏は世論の風を読み、柔軟に立ち位置を変えてきた。

 6月26日、雑誌社主催の座談会。「個人の良心に従った(国会での)決定を望みます」。同性婚の合法化をめぐるメルケル氏の発言が大きな波紋を呼んだ。

 同性婚をめぐる議論はこれまで数年続いてきたが、メルケル氏は党内の保守派に配慮して発言を慎んできた。「私にとって結婚とは男女間のこと」と否定的な発言も繰り返してきた。

 態度を突然変えたのは、SPDがこの問題を争点化する姿勢を見せていたからだ。選挙後に連立相手として想定される他の政党は、いずれも合法化を公約に掲げる。続投のためには、ほかに選択肢はなかった。

 法案は発言の4日後に連邦議会にはかられ、可決された。メルケル氏本人は反対に回ることで、党内保守派の反発を乗り切った。

 徴兵制の廃止や脱原発など、メルケル氏が従来の党や本人の見解を突然変えた例は多い。脱原発は福島第一原発の事故で安全管理の限界を悟ったからだとされるが、事故直後にあったCDU牙城(がじょう)の州議会選挙で「緑の党」に敗北した影響も大きかった。

 「彼女が大切にするのは自由と人権、民主主義。難民受け入れを決めたのは、その価値観に基づく」と独紙ツァイトのマティアス・ナス主筆は語る。同時に、メルケル氏の徹底した現実主義をこうも評する。「しかし多くの問題で、彼女は『日和見主義』とも言える柔軟な姿勢を示す」





佐々木主浩、獲得金額はアメリカだけで48億円と告白!

26日放送の『ジョブチューン』(TBS)に、元プロ野球選手の佐々木主浩が出演。選手時代に稼いだという驚愕の収入額を明かした。
 番組には、大久保博元・槙原寛己・宮本慎也などの元プロ野球選手達が登場し、野球選手の収入事情を告白。20年程前から1億円プレイヤーの数も増えてきていると明かした。

 宮本も、「上を見ればキリがない」と語るほどで、有名選手でなくても3000万円や6000万円もの額を稼いでいる選手も多いとのこと。また、野球選手には報道で明かされる金額とは別に収入が入っていくるという驚きの事実が発覚。完封や一勝するごとに何百万というお金がもらえるというこの事実にスタジオからは驚きの声があがった。

 さらに、佐々木が特に高額な報酬をもらっていたと話題に。佐々木は日米ともに“ハマの大魔神”または“DAIMAJIN”の愛称で親しまれ、横浜ベイスターズ、シアトル・マリナーズに所属。当時の収入について佐々木からは「日本円にしたら10億円くらい」と予想をはるかに超える高額な報酬をもらっていたことが判明。

 さらに、報道による佐々木の生涯年俸は48億5000万円だったと、これまた桁違いな額が明かされたが、この金額について佐々木は「それはたぶんアメリカだけだと思います」と実はマリナーズ時代のみの額だと説明。「日本あわせたらもっとだと思います」と実際のところはそれ以上の報酬だった明かし、スタジオは再び驚愕の声に包まれていた。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_1394958.jpg

     3.11東日本大震災     津波 439
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-28 05:27 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8月27日(日 ):校長含む教員ら18人、一斉退職…移転に反発か

大阪市阿倍野区の私立明浄学院高校の保護者らが25日、学校運営に問題があるとして、学校法人の理事全員の解任を求める上申書を文部科学省に提出した。

同校では3月末、教員ら18人が一斉に退職している。

同校などによると、退職したのは、当時の校長、教頭を含む教員17人と、事務職員1人。

複数の同校関係者によると、数年前から学校法人の理事らが大幅に代わる中で、敷地を売却して学校を移転する計画が浮上。教員の間で反対の声が上がり、理事らから教員に高圧的な言動もあったという。

今年7月には、同校の半分程度の敷地の登記簿に売買契約の仮登記がされた。不安を抱いた保護者らが今月24日、大阪府に保護者説明会を開くよう学校法人に指導を求める上申書を提出。府と文科省は近く法人側に事実確認する。

24日に記者会見した保護者は、「十分な説明を受けていない。健全な学校運営に戻してほしい」と訴えた。

同校の絵面(えづら)功二校長は取材に、一斉退職について「高圧的な言動は把握していない。臆測だが、改革についていけなかったのだろう」と話す。移転計画についても否定し、「現時点では、土地の売却収入を現地での建て替え費用に充てる計画で、保護者役員会には説明済みだ」としている。




豊田議員の関係者がテレビで怒りの様子を暴露 「携帯電話が飛んでくる」
自身の政策秘書だった50代男性への暴力行為が報じられた豊田真由子衆院議員(42)の事務所関係者と名乗る女性が26日、読売テレビのバラエティー「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演し、豊田議員について「車の後部座席から携帯電話が飛んでくる」「事務所の関係者は、録音は一度はしたことがある」などと暴露した。

 この女性「A子さん」は豊田議員の人柄について「付き合いが長くなると、この人はしょうがないなぁと、いとおしくなってくるが、みなさん(他の秘書は)1~2カ月で辞めるので、そこまでいかず、嫌いになって辞めていく。私は好きです」と話した。同議員が現在、どこにいるかは分からないとした。

 元秘書に対する暴力や罵声がさまざまに報じられているが、A子さんは「物を人に向かって投げることはそんなにないが、床に向けて投げたり、車で後部座席から飲み物や携帯電話が飛んでくるとは聞いている」など、その怒りの様子を生々しく明かした。

 司会の月亭八光が「A子さんは、録音機は持っておられるんでしょうか?」と尋ねると、A子さんは「私は携帯電話ですが、豊田事務所の関係者は、録音は一度はしたことがある」と明かし、スタジオは爆笑に包まれた。

 また、2人の子供の母親であるという豊田議員の普段の表情も紹介。「お子さんに対しては本当に優しいお母さんで『~でちゅ、~でちゅ』って感じ。仕事で遅い日は、お子さんにケーキを買って帰る」と、優しい母親の一面を持っていることを明かした。

 今後、釈明会見などをする予定などについては「頭の良い方なので、謝罪をするしかないと本人も分かっていると思います。臨時国会が始まる前には何かしらの決断をされると思う」とした。





3つの要素がそろうと赤信号! 孤独死予備軍“セルフネグレクト”からの脱出法
 今年2月、ゴミ屋敷から両足が壊死した高齢女性が救出され世間に衝撃が。きっかけは人それぞれでも、社会との関係を断ち切り、最終的に身の回りの世話もしなくなる“セルフネグレクト(自己放任)”が大きな社会問題となっています。

家族や自分も陥りかねない現代社会の成れの果て

 激しい疲労や落ち込みから、食事や入浴、掃除などの日常動作もやる気が起きず放置してしまうという経験は、誰しも1度くらいあるのでは? しかし、たいていはしばらくすると気を持ち直し、いつもの生活に戻れるもの。

 それに対し、生活や健康状態が自分では回復できないレベルまで悪化し改善する意欲も周囲に助けを求める気力もなくなってしまうことを「セルフネグレクト」と呼びます。中にはゴミにあふれた部屋の中で孤独死する深刻なケースも……。

「自己放任、自己放棄ともいわれるセルフネグレクトは、これまでひとり暮らしの高齢者に多いとされてきましたが、近年では働き盛りのサラリーマンから大学生まで、年齢を問わず増えています」と話すのは、地域医療やビジネスパーソンのメンタルケアに精通している医師・田中伸明先生(ベスリクリニック院長)

 セルフネグレクトの事例を見ると、ごく普通の生活をしていた人が陥ることも多いよう。まずはその原因と過程からひも解いていきます。


環境、反応、維持する仕組み3つの要素がそろうと赤信号


 田中先生によれば、セルフネグレクトに陥る過程には、3つの要素があるそう。

 まず1つ目は、きっかけとなる環境の変化。

「例えば、家族の死や恋人との別れ、仕事での大きな失敗、病気など。そうした出来事に対して、2つ目の要素である個人の反応が起こります。自分自身を守るために“社会との関わりを断つ”という状態に行き着くんです。反応の仕方は、その人のもともとの資質によっても現れ方が変わってきます。特に強く現れやすいのは、極端な執着思考の人や、物事を勝つか負けるかといった具合に両極にしか考えられない人、ネガティブな事柄の原因を自分ではなくすべて相手が悪いと考える人。また、もともと社会との関わりが薄く、孤立傾向の人。こうした人たちは、セルフネグレクトに陥りやすいといえます。そして3つ目は、社会との隔絶状態を維持できる仕組み。悪化した生活状態であっても、年金や家族の援助などによって経済的にはなんとか生きていける状況であるということ。この3つがつながることでセルフネグレクトが完成するのです」

 そのときの本人の状態は、自分だけの世界に閉じこもる“自閉”の状態に通じますが、その中でもセルフネグレクト特有なのが心身の分離。

「心は自分自分だけれども、身体は自分とは関係のないものだと思ってしまう。自分とは関係ないから、汚くなろうが、衰弱しようが全く気にならず無視する。この状態こそ自己放棄=セルフネグレクトというわけです」


周囲の接し方や現代社会の環境にも問題が潜んでいる


 3つ目の要素である“維持できる仕組み”は、家族など周囲の人間がよかれと思ってやっていることが、結果的にセルフネグレクトを助長してしまっている場合も。

「親が仕送りをしたり食事を運ぶことで、本人が社会と関わりを持たなくとも生きていける状況を作り上げてしまっているんです。また、親だけに限らず現代社会は外出して人と直接関わらなくても、インターネットで手軽に外部と接続できてしまいますよね。これにより自分が社会と隔絶しているという自覚がないまま、自閉状態が維持されてしまうという社会的背景もあります」

 改善するには、そんな状況を壊していくことが必要。

「例えば、同居している息子や娘がセルフネグレクト状態で閉じこもっている場合、部屋の前まで食事を運んではいけません。お腹が減ったでしょう? だったらダイニングで一緒に食べましょうと声をかけてください。そのとき、閉じこもっていることなんて、家族はまるで気にかけていないかのような、明るい雰囲気を保つのもポイントです。またネットの接続が切れてしまって自分たちでは修理できないから、専門業者さんのところへ行って自分で直してきてと外出を促したり。とにかく本人がセルフネグレクトの状態を維持できないよう、居心地の悪い状況をあえて作っていくように、周囲の人間も関わり方を変えていくことが解決につながります」

 本人が自分の意志で動き始めたら第1段階は突破。これが改善に向かう“変曲点”になります。解決への取り組みにおいて、この変曲点は重要なキーワード。

「治療は時間をかけてあれこれやっても、変化はごくわずかしか現れないことがほとんど。でも、それを繰り返し積み上げていき、変曲点に達したときに刺激を与えると、加速して変化が現れてきます。すぐにあきらめず粘り強く向き合うことも大切です」


抜け出すためにどうすれば? 正しい接し方と解決法


 悲惨な状況を目の当たりにし、どうしていいかわからず慌てるばかり……。もしも身近な人が陥ったとき、そうならないために、有効な対策や予防法をしっかりインプットしておこう。

■本人の状態や資質により有効な対策は違う

 心と身体が分離した状態は同じでも、本人に自尊心が残っているかどうかで対応の仕方は変わると田中先生。

「自尊心が残っている場合、昔ながらの友人や地区の民生委員などの第三者に協力してもらい、みんなも困っているよという話をすることでもともと社会的立場を気にかける人なら、特に自分も動かなければという気持ちを呼び起こせる可能性があります。一方、自尊心が残っていない人は治りたいという気持ちがそもそもないので、身体をきれいにしなさいなどと正面から説得しても意味がありません。治療方法としては強制的に身体をきれいにすることから始めます。本来、心と身体はつながっていますから、身体をきれいにしたり、女性なら化粧をさせたりすることで心が戻っていく効果が期待できます。つまり分離した心と身体を再び合体させるような治療を行っていきます」

 ただし、結果を焦るのは禁物。

「人間は心身の構造上、3回経験すると無意識が発動して行動できるようになっているんです。1回目は意識だけの領域に指示を与えて拒絶されても、2回目には前回の記憶があるため少しずつ無意識の領域にまで指示が下りていきます。そして3回目には、無意識が発動して自動的に動けるようになるんです。だから、一気に解決しようとしてはダメ。その人が現況に陥ったきっかけを理解し、自分を守るために自閉状態になっていることを受け入れたうえで心身が分離する状態に至るまでの道のりを、反対にたどる作業をしていかなければいけません。同じことを3回繰り返しながら、根気よく接していくことが必要なのです」

■人や社会との交流、自立を意識した教育も重要

 冒頭であげた、家族の死や恋人との別れ、病気といった環境の変化は、誰にでも起こりうること。では、そこからセルフネグレトに陥らないための予防策とは?

「一番は、人や社会との関わり、つまり社会性を大切にすることですね。人格というのは、他者との関わりによって形成されるものですから、地域社会や家庭の中で、自分の存在価値が明確になれば向上していきます。私がいなければ困る人がいる、という意識を持つようにするのもいいでしょう。また子どもに対して、親や周囲の人間がすべてやってあげるのではなく、ゴミ出しなど何かしら日課を与えるなどして、子どもの自立性を高めていくことも、健やかな心を育み、セルフネグレクトを防ぐ対策になります」

 なお、家族や友人だけに限らず、困ったときには専門家や行政サービスも活用したいところだが一部、問題点も。

「高齢者であれば、介護保険制度や民生委員など、ある程度対応してくれる窓口がありますが、若者や中年層には、今のところ社会にサポートする仕組みがないのが問題。この点は今後、早急に解決するべき課題ですね」

■1度で完治とはいえないから再発しない暮らし方を

 1度、脱することができても、また何かのきっかけで、容易に再発する可能性があるのがセルフネグレクトの怖いところ。特に、他者のサポートによって外に出した場合は、すぐに元に戻ってしまう危険性も。

「再発を防ぐために、こもっていた部屋をなくしてしまうなど先手を打って環境を整えておくのも手です。また、根本的な部分ですが、現代人は心の問題ばかりに注目して頭でっかちになっている人が多い。やはり人間は心身両面を働かせることでバランスがとれるんです。普段から身体を動かす習慣をつけるのも、再発予防に有効だと思います」

<話を聞いた人>

田中伸明先生◎日本神経学会認定医、日本東洋医学学会専門医、医師会産業医。諏訪中央病院(鎌田実院長)で地域医療に従事、その後、大学教授などを経てベスリクリニックを開設。薬に頼らないメンタルケアを提唱している。




朝鮮ミサイル発射、3発のうち「2発は飛行」 米軍が修正
【AFP=時事】米軍は26日、北朝鮮が同日に発射した短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体3発について、うち2発は約250キロ飛行したと発表し、当初の分析を修正した。

 米軍は当初、今回発射されたのは短距離弾道ミサイル3発だったと明らかにし、このうち2発は「飛行中に不具合を起こした」と述べていたが、米太平洋軍(US Pacific Command)の報道官はその後、2発は「北東方向に約250キロ飛行した」と発表した。

 またこの報道官は、3発のうち1発は発射の「ほぼ直後」に爆発したとして、いずれのミサイルも北米や米領グアム(Guam)にとって脅威となるものではなかったと述べた。


韓国・ソウルの駅に設置された北朝鮮のミサイル発射について伝えるテレビの画面(2017年8月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 韓国・ソウルの駅に設置された北朝鮮のミサイル発射について伝えるテレビの画面…
 今回のミサイル発射により、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が今週、北朝鮮は米政府を「尊重」し始めているとの見方を示していたにもかかわらず、両国間の緊張は再び高まる可能性がある。

 米韓両軍は今月21日から韓国で大規模な合同軍事演習を行っており、北朝鮮はこれを極めて挑発的な行為と捉えている。

【翻訳編集】AFPBB News



a0044103_6392213.jpg

菅野美穂:「ひよっこ」世津子役は「宿題」 岡田惠和作品の魅力…対峙シーン秘話も!
有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」に、女優の川本世津子役で出演している菅野美穂さん。脚本を手掛ける岡田惠和さんとは約25年の付き合いで、岡田さんから「戦友」と呼ばれるなど絶大な信頼を寄せられている菅野さんは、「今までの岡田さんの脚本の中で一番すてきだなって思っている」と「ひよっこ」への印象を語る。また、今回の役どころを「岡田さんからの“宿題”と感じた」という菅野さんに、これまでの撮影の日々を振り返ってもらった。

 ◇一視聴者として何度も涙「何、そのハンドルの切り方!」

 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育った谷田部みね子(有村さん)が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

 これまで「イグアナの娘」(1996年、テレビ朝日系)、「君の手がささやいている」(97年、同)、「ちゅらさん」(2001年、NHK連続テレビ小説)といった岡田さんが脚本を手がけた作品に出演してきた菅野さん。最初の接点は15歳のときに出演した「ツインズ教師」(93年、テレビ朝日系)で、以来その付き合いは25年にも及ぶ。菅野さんの目にも今回の「ひよっこ」は、「今までの岡田さんの脚本の中で一番すてき」と映っているようで、「本当に優しい気持ちになる、涙が出てくるような朝ドラだなって。“親戚のおじさん”の気持ちです」と優しくほほ笑む。

 視聴者からも「見ていて心が温まる」「なぜだか分からないが、泣けてくる」という意見は多く寄せられているというが、菅野さんも一視聴者として「何度も涙が出た」と告白。「みね子さんがやっと(ラジオ工場の作業を)1回も失敗せずに終えたとき、すごく感動しましたし、愛子さん(和久井映見さん)が(“乙女”たちに)お菓子をあげているシーン、ただお菓子あげているだけなのに泣けてきて……。あと『トロイカ』の合唱も、最初すごく爆笑しちゃったんですけど、何か見るたびに『あれ、泣けてくる』となって、『何、そのハンドルの切り方!』ってなりましたね」と楽しそうに話す。

 ◇美代子との対峙「どう演じていいのか…」 暗中模索も本番は1発撮り

 岡田さんが今回、菅野さんに与えたのは“昭和の人気女優”という役どころ。課せられた使命は決して小さくなく、第17週「運命のひと」の最後で世津子は、みね子の記憶喪失の父・実(沢村一樹さん)と誰にも知らせず一緒に住んでいたことが判明した。父と娘の“悲しい再会”シーンを生み出すと、第18週「大丈夫、きっと」では、実の妻・美代子(木村佳乃さん)と世津子との対峙(たいじ)も描かれた。

 菅野さんは自身の役どころや物語の大きな分岐点になった対峙シーンについて「どう演じていいのか分からない、岡田さんからの“宿題”と感じた」と明かす。一方で「信頼して委ねてくれているんだって感じました。20代、30代で一緒にお仕事をしたときとは“違うボール”を投げてもらっているような感じはしました」と振り返る。

 また「はっきりと“こういうところ”って目指せるものがなかった」と言い、「それぞれの受け取り方が違うから……。ただ世津子としては、いつか実さんを返さなくちゃいけない、でも『明日にしようか、あさってにしようか』って、そんな小さな積み重ねが一つの家庭を本当に追い込んでいた。『そんなつもりじゃなかったのに、なんて罪深いことを』って、驚きと後悔というシーンになっている」と話す。

 さらに菅野さんは「美代子さんが木村佳乃さんだったっていうのは大きい。私も素直にぶつかることができた」と語ると、「沢村さんは『世津子さんと実さんは男女の関係じゃなかったと思う』と言っていて、『なるほど』って思った。本当にあのシーンは、リハーサルのときから異様な、特殊な雰囲気で粛々と進めて、本番は“1発撮り”だったし……。みんなでただ『呼吸を合わせよう』っていうのが良かったんでしょうね」としみじみと思い返す。

 ◇世津子を嫌われものにしない「岡田マジック」 今後の見どころは?

 真実が明らかになったあとも、世津子を擁護する声が視聴者から上がったことについては、「分からないですね。どう考えても美代子さんが正しい。でも、これが“岡田マジック”なんですかね」と話す菅野さん。「『ひよっこ』を4月から見てきた者としては“美代子派”じゃないですか(笑い)。『一緒にいる時間が楽しかった』とか奥さんの前で言うのも、もうダメですよ」と世津子の言動をいさめる一方、「世津子さんにとって実さんは精神的なよりどころで、それは素直な気持ちだろうし……」といまだ整理できない胸の内を明かした。

 22週目では、そんな世津子をあるスキャンダルが襲う。菅野さんは「みね子さんの勇ましいシーンがあって、あのほんわかしたみね子さんが“ジャンヌ・ダルク”になる」と予告。また世津子と愛子とのプロレスシーンもあるといい、「普通だったらぶっとんでいる設定なんですけれど、朝ドラではできてしまう。『60年代はプロレス!』みたいな。和久井さんの足とか触るの、前の日からドキドキして、変な緊張しちゃって。でもうれしかったです(笑い)」と話すなど、世津子とあかね荘の人々との関わり合いにも注目だ。

 「ひよっこ」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。







[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_1375442.jpg

      3.11東日本大震災    津波 437
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-27 06:35 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8月26 日(土 ):北朝鮮が短距離ミサイル数発発射 日本海に向け

北朝鮮は26日午前6時49分ごろ、東部の江原道(カンウォンド)旗対嶺(キッテリョン)付近から日本海に向けて短距離ミサイル数発を発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。飛行距離は約250キロと推定している。米韓でミサイルの種類など詳細を分析している。




韓国大統領、徴用工「解決済み」と発言を修正
安倍首相は25日、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と電話で会談した。

文氏は、1965年の日韓請求権協定で解決済みの「徴用工」の個人請求権が消滅していないとする17日の記者会見での発言を修正し、同協定で解決済みとの考えを示した。

文氏は17日の記者会見で、「両国間の合意(日韓請求権協定)が個人の権利を侵害することはできない」などと述べ、元徴用工の日本企業への個人請求権が消滅していないとの考えを示していた。韓国大統領府関係者によると、文氏は25日の電話会談で「この問題は韓日条約(日韓基本条約)で解決され、韓国政府も(元徴用工への)補償を行っている」と説明した。

日韓請求権協定は両国の国交を正常化した日韓基本条約とともに結ばれた。韓国政府はこれまで元徴用工の補償は請求権協定に基づいて日本が提供した資金に含まれているとの立場を示しており、文氏の電話会談での発言は韓国政府の従来の見解を踏襲する考えを表明したものだ。





テレビ業界「ジリ貧」視聴率競争、消耗する制作現場の実態
視聴率競争が激化するなか朝の時間帯に起きた「異変」

「血に飢えた視聴者」――。テレビ局の制作現場でよく聞かれる言葉だ。何をやれば高視聴率が取れるのか。確固たる方程式はなく、解明する術がない……。日々、悩み続ける彼らには、視聴者が「吸血鬼」に見えるらしい。

 インターネットが急成長し、メディア激変の時代を迎えるなか、視聴者のテレビ離れが言われて久しい。視聴率の低迷はテレビ局にとって死活問題である。民放の屋台骨を支えるのは、スポットCMなどを通じてクライアントに「視聴率を売る」ことによってもたらされる収益だからだ。事業の多角化も進んでいるとはいえ、テレビ局が売上を伸ばすには、基本的に番組の視聴率を上げ、広告単価を上げるしかない。

 それが以前よりも難しくなった今、テレビの現場にはこれまで以上に「視聴率至上主義」が蔓延し、様々な試行錯誤が行われている。企業にとっては目先の利益を追求することも大事だが、なかにはそれが高じて、テレビマンのモラル低下、ひいては番組の質低下を招いている、本末転倒な事例も見られる。

 視聴者を「吸血鬼」呼ばわりする現場の空気が、悩み深い状況を物語っていると言えよう。

 長年にわたってテレビの現場を見続け、そこで働くテレビマンの声を聞いてきた筆者は、こうした現状に強い危機感を抱いている。テレビの現場で今、何か起きているのか。その実態をお伝えしよう。

 はじめに、意外性や場当たり的なことが視聴率に大きな影響を与えることがわかるエピソードを1つ。各局がニュース・情報番組でガチンコ勝負をする朝の時間帯で、ある「異変」が起きたのをご存じだろうか。

 東京エリアでこの時間帯、20年以上も民放4位に甘んじていたテレビ朝日が、業界トップをうかがうまで視聴率を伸ばしているのだ。実はその立役者は、かの有名な時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』だという。

 同社の朝のニュース・情報番組『グッド!モーニング』(午前4時55分~8時)は2013年9月にスタートした。以前同社は、この時間帯に新聞記事紹介の先駆的番組として知られた『やじうまワイド』などの「やじうまシリーズ」を約30年放送していた。不振が続き、何をやっても視聴率が取れない状況を打破するため、慣れ親しんだ番組タイトルと決別した。

 それでもしばらく『グッド!モーニング』の視聴率は鳴かず飛ばずだった。そこで同社は『グッド!モーニング』が始まる前の午前4時台に、ライバルの日本テレビやTBS、フジテレビが放送しているのと同様に生番組を放送することを検討した。

 番組の視聴率は、直前の番組から引き継ぐ視聴率に影響を受ける。少しでも高い視聴率で次の番組の放送になだれ込むことに越したことはない。早朝とはいえ、1日の助走となる時間帯は重要だ。ライバル局は生番組でニュースを流し、早起きの視聴者を引き付け、その後に放送される番組の人気につなげている。

再放送の『暴れん坊将軍』に威信をかけた生番組が負ける?

 テレビ朝日はといえば「ひまネタ」中心の収録番組だった。これを改善するための新番組案だったが、予算や人繰りなどの都合で生番組の計画は実現しなかった。そこで浮上したのが『おはよう!時代劇』(2015年3月スタート)と名付けた時代劇の再放送だった。この番組編成が示されたとき、「冗談だろ!?」と半ば呆れた声が局内に轟いたという。

 ところが、大方の見方に反してこれが当たった。布団の中で『暴れん坊将軍』の勇姿を見た高齢者は、布団を出てもそのまま『グッド!モーニング』を見続けるという流れができたのだ。

 時代劇の視聴率が他局を押しのけて堂々のトップになることもある。この時間に生番組を制作しているライバル局にとっては、おカネをかけて時代劇の再放送に負けるという、最も屈辱的な事態に陥った。時代劇からの視聴率を引き継いで、『グッド!モーニング』は主戦場となる朝7時台に10%を超える視聴率を記録する日もある。この時間帯は日本テレビの『ZIP!』、フジテレビの『めざましテレビ』の両巨頭が高視聴率を誇っているが、万年4位が首位レースに加わることとなり、大きな異変として一目置かれている。

 不思議なことに、時代劇ならなんでもいいというわけではないらしい。『暴れん坊将軍』でないと効果がないというのだから、テレビというのはわからないものである。局として番組内容全体の強化に取り組んだ成果はあるものの、「この意外性がテレビの醍醐味だ」と多くの業界人が口をそろえる。

 とはいえ、テレビ業界を取り巻く厳しい環境では、「意外性が醍醐味」などと悠長なことは言っていられない。『暴れん坊将軍』はテレビ朝日にとって、怪我の功名で生まれた成功事例。こうした手法に頼ってきた(頼らざるを得ない)制作現場の体質そのものを変えないと、彼らにとって真の競争力は身に着かないだろう。

鉄板は「うどん」と「スズメバチ」場当たり感は夕方の時間帯にも

「場当たり感」は、主婦層が主な視聴者となる夕方のニュース・報道番組でも見られる。朝と共に各局横並びの激しい競争を繰り広げているため、「報道の質重視」という建前とは裏腹に、視聴率が最優先される。各局とも2時間程度で、「ニュースゾーン」で落とした視聴率をグルメ情報などの「企画ゾーン」で取り戻し、番組全体として視聴率を維持するという戦法を取ってきた。

 企画ゾーンには視聴率の取れる「お決まり」ネタというものがある。意外かもしれないが、その代表格は「うどん」と「スズメバチ」だ。

 前述した『暴れん坊将軍』と同様、理由はよくわからないものの、うどんの名店を紹介すれば視聴率が伸びるので、全国の話題のうどん店を探し、何度となく食リポを流す。スズメバチは駆除業者の密着モノが中心となるが、怖いもの見たさなのか、毎回高視聴率を獲得できる。企画のネタに困ると安直にうどんやスズメバチに手を出すといったことが、民放の夕方のニュースで繰り返されている。

 業界には昔から「柳の下にドジョウ3匹」という格言がある。他局が放送し高視聴率を取ったネタを真似しても、3回くらいは同様の高視聴率が取れるという意味だ。これはニュース・情報番組だけでなく、バラエティやドラマにも当てはまる。テレビをつけて「どこを見ても同じようなことしかやってない」と感じるのは、テレビ局がこの考え方に染まっているからだ。

 他局を真似し、視聴率が取れれば同じネタを繰り返す――。こうした「お手軽な」姿勢は、やがてニュース現場の記者やディレクターにも影響し、人気取り優先のネタ選び・取材が幅を利かせ、ニュースの意味も分からぬ人たちが伝え手となってしまった。

 その結果、ニュースの価値判断を自らできないという状況が深刻になっている。テレビは速報性が重要なのに、速報よりもある程度視聴者が知っているニュースを優先するという、本末転倒な価値観が幅を利かせている。

忙しいのに「休め」の大合唱テレビ局にも労基署の目

 こうした制作現場の危機を克服するために、現場はせめて将来を担う若手・新人をきちんと教育するべきだろう。しかし、これさえままならぬ事情がある。今のテレビ業界の最大の課題は、社員に「休みをしっかりとらせる」ことだ。昨年、社会問題になった電通社員の過労自殺を受け、労働基準監督署はテレビ局に目を付けた。

 このため局側は「休め、休め」の大合唱だ。このタイミングで労基法違反や、社員・派遣スタッフの過労死など起きようものなら、会社は社会的に大きなダメージを受ける。業界はダラダラ就労の代表格と言われてきただけに、局内に「テレビ局だって休める」などの貼り紙を掲げた局もある。一生懸命働く社員よりも休む社員の評価や査定が上がるという、「矛盾」が吹き出しそうな状況だ。

 地上波で生番組が増え、インターネットでの生番組配信が本格化するなか、より多くの働き手を確保できなければ、会社は成り立たない。しかし、若者のテレビへの憧れはすっかりなくなり、人手は集まらず、「視聴率至上主義」でただでさえ疲弊している現場は、出口の見えない消耗戦を強いられている。

 現場の状況に追い打ちをかけるように、インターネットの台頭をはじめとする構造問題の影響で、足もとでは不況でもないのに広告枠が売れない。民放テレビ局の主な収入となっているスポットCMの売上高は、この第1四半期、在京5局のうち「独り勝ち」と言われる日本テレビを含む4局が前年割れとなった。そのため、番組予算削減の検討に入った局もあるという。

 こうした事態は2年連続で起きている。それでも昨年は夏以降、スポンサーの広告出稿が急速に回復し、なんとかやり過ごした。しかし関係者によると、「今年は10月クール以降も好転する兆しがない」という。

このままだと、誰もテレビを観なくなるのではないか?

 どこを向いても真っ暗闇なテレビ業界が再生するためには、どうすればいいのか。その解の1つは、極めてシンプルなことではあるが、社会に楯突く刺激的なメディアに戻ることだ。

 テレビ草創期、政治家は表情がそのまま映るテレビを恐れた。「テレビは新興メディアだ」と新聞からバカにされたが、その新興メディアはこれまでの慣例に囚われず、新しいことに次々と挑戦し、視聴者の大きな関心を呼んだ。

 しかし今、テレビはミスをしないこと、権力から文句を言われないようにすることばかりを気にしている。安倍首相が森友・加計問題の国会答弁で連発した「印象操作」という言葉は、テレビ局幹部にとって聞き慣れた言葉だった。

 安倍自民党はことあるごとにテレビ局にクレームをつけ、「報道内容が政権に悪い印象を持たせるような表現になっている」と局側に指摘してきた。選挙前に自民党から「バランスがとれた報道を求める」との文書を送り付けられた局もある。報道への圧力ともとれる文書を、テレビ局側は黙って受け取るだけだった。

 こんなメディアを視聴者は面白いと思って観るだろうか。テレビ業界はかつて、シャンパングラスのタワーに例えられた。宴会場の天井近くまで積み上げられたシャンパングラスの上からシャンパンを注ぐと、最下段のグラスにまで同じシャンパンで満ち溢れて潤うという意味だ。

 テレビが刺激的なメディアであった時代、視聴率が多少悪くてもおカネは十分入ってきた。しかし、世の中の経済構造が変化し、個人の価値観が多様化し、ネットメディアが急成長する時代となり、お金の「出し手」は必ずしもテレビを魅力的なメディアとは思わなくなっている。

 当時と今を単純には比較できないが、「暴れん坊」くらいでないと、もはや誰もテレビを見ないのではないだろうか。

(テレビ業界ジャーナリスト 池 恵子)





安倍首相と元首相3人、大笑い 笹川氏がブログで公開
安倍晋三首相と首相経験者の森喜朗氏、小泉純一郎氏、麻生太郎副総理兼財務相が夕食をとりながら歓談――。日本財団の笹川陽平会長が23日、自身のブログでこんな写真を公開した。

 安倍首相らは夏休み中の15日夜、山梨県鳴沢村の笹川氏の別荘で3時間半にわたって会食した。笹川氏は「現・元首相が大笑い!! 心からのリラックス。四人をお誘いしてよかったと、しみじみ思う」などとブログにつづった。

 首相は夏休みを終え公務に復帰した25日、首相官邸で記者団に「ゆっくりしたので、これからまた全力投球でいきたい」と話した。




警戒は不要! 日本に核武装なんて「不可能だ」=中国報道
日本が核兵器を保有することは現実的にあり得ないと考えられているものの、中国では日本の核武装の可能性について、「日本は高い技術力を持ち、その気になればあっという間に核兵器を製造できるはずだ」として、「日本に対する警戒を緩めることはできない」といった声が根強く存在する。

 しかし、中国メディアの今日頭条はこのほど、米メディアのナショナル・インタレストの分析をもとに「日本が核兵器を保有することは、技術的に可能かもしれないが、政治的に不可能」であるうえ、日本が核兵器を保有すれば中国による反撃を受けるだろうと主張する記事を掲載した。

 記事は、日本が持つ技術力の高さを考えれば、戦闘機に搭載できる核爆弾を製造することはできるはずだと伝え、理論上でも日本が保有する戦闘機を改造することで核兵器の搭載が可能だと主張。だが、中国には陸軍防空兵をはじめ、優れた対空兵器があるうえ、仮に日本が中国に核攻撃を仕掛けようとすれば、日本と中国は距離的に近いため、中国はすぐに日本本土を攻撃することができると主張した。

 また、日本にとっては原子力潜水艦と潜水艦発射弾道ミサイルで核兵器を運用するという手もあるとしながらも、これは決して簡単なことではなく、潜水艦発射弾道ミサイルの開発と運用は技術的に難しいと指摘。それは日本にとっても同様で、この手段は日本にとって現実的ではないだろうとした。

 さらに記事は、日本が核兵器を保有するうえでの最大の障害は米国だとし、これまで台湾や韓国が核兵器保有を模索したが、米国に阻止されたうえに首脳陣は引きずり降ろされたと主張。日本が核武装を模索すれば、やはり米国に阻止されることはほぼ間違いないだろうと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)




高校野球:広陵・中村のすごさは 清原や松井と違う万能型
今夏の甲子園で二つの大きな本塁打記録が更新された。大会通算68本塁打もすごいが、一人で6本放ち、PL学園時代の清原和博さんの最多記録を32年ぶりに塗り替えた広陵(広島)の3年生、中村奨成選手が日本じゅうを熱狂させた。「打高投低」の大会を象徴する“怪物”は、一体どれほどすごいのか。【福永方人】

 「のちにプロでホームランを量産した清原や松井(秀喜)とはタイプが違う。長距離砲というよりは万能型です」

 甲子園を春夏計5度も制覇した横浜高校の前監督、渡辺元智さん(72)が絶賛する。6本塁打のうち3本は左、2本は右、1本はバックスクリーンに、広角に打ち込んだ。「バットが最短距離で出てくるのでボールを引き付けられる。今大会は投手力が高くなかったとはいえ、甘い球は絶対に逃さない」


大会6本目の本塁打を放った中村奨成選手=阪神甲子園球場で22日、山崎一輝撮影© 毎日新聞 大会6本目の本塁打を放った中村奨成選手=阪神甲子園球場で22日、山崎一輝撮影
 同学年には、甲子園は逃したが高校通算108本塁打と最多記録を誇る早稲田実業の清宮幸太郎選手がいる。渡辺さんは「総合力では中村君の方が上ではないか」と言う。1998年に春夏連覇を果たした教え子の松坂大輔投手(ソフトバンク)を引き合いに、「甲子園で活躍する選手は何か持っていて、大舞台に強い。松坂以来の怪物でしょう」とスター性にも太鼓判を押している。

 中村選手が塗り替えたのは本塁打記録だけではない。

 甲子園6試合で28打数19安打17打点で、打率6割7分9厘。打点17は最多記録、安打数19は最多タイ記録だった。ちなみに、清原さんは5本塁打の記録を打ち立てた85年夏、5試合で16打数10安打8打点、打率6割2分5厘。早くから強打者として警戒され、四死球は中村選手の倍の8あった。

清宮と並ぶ今年のドラフト1位候補

 プロは彼をどう見るか。

 ヤクルトの元スカウトの片岡宏雄さん(81)は、打撃フォームが昨年のセ・リーグ首位打者、坂本勇人選手(巨人)に似ている点を挙げ、「参考にしているというだけあって同様の柔らかさがある。清原や松井ほどのパワーは感じないが、センスは清宮君と甲乙つけがたい」と指摘する。

 「捕手として強肩で送球が素早く、足もある。高校生でこれほど走攻守がそろった捕手は見たことがない」。こう高く評価し、自身が発掘して球界を代表する捕手となった古田敦也さんのアマチュア時代に比べ「スケールは上」と言い、「プロに進むならスピードボールや鋭い変化球にどう慣れるかがカギとなる」と話す。

 プロで即戦力と期待する声もある。ある現役スカウトは「今のプロ球界では捕手と遊撃手が人材難だ。清宮君と並ぶ今年のドラフト1位候補」と言い切った。中村選手は、カナダで9月1日に始まるU-18(18歳以下)ワールドカップの日本代表に清宮選手らとともに選ばれており、目が離せない。




朝鮮人追悼式の主催者が抗議声明、小池氏の追悼文中止
 1923年の関東大震災直後、被災地で虐殺された朝鮮人らを追悼する式に小池百合子・東京都知事が追悼文を送るのを取りやめた問題で、市民団体の日朝協会などでつくる式の実行委員会は26日、小池氏の対応に抗議する声明(25日付)を発表した。

 関東大震災直後には「朝鮮人が暴動を起こした」などのデマが広まる中、多数の朝鮮人らが虐殺された。声明では、小池氏が追悼文送付をやめたことについて「関東大震災時に引き起こされた在日朝鮮人に対する虐殺の事実から目を背けるものとしか見えない」と批判。さらに「歴史修正主義、排外主義の潮流に身を置くことを示しているように思われる。近隣諸国や世界の目からも厳しい批判が寄せられる事態を生むかもしれない」などと指摘した。

 朝鮮人犠牲者の追悼式は毎秋開催され、近年は都知事が追悼文を寄せてきた。小池氏も昨年は送付したが、今年は「特別な形での追悼文の提出は控える」などとして中止を決めた。(西村奈緒美)






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_1361128.jpg

     3.11東日本大震災    津波 436
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-26 08:38 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8 月25 日(金):東電、原電の債務保証検討 原発の安全対策に2千億円超

東京電力ホールディングスが、原発専業会社の日本原子力発電への経営支援を検討していることが分かった。日本原電が保有する東海第二原発(停止中)を再稼働させるには2千億円超の安全対策費用がかかる見込みで、日本原電の資金繰りが行き詰まっているため、東電などが金融機関からの借金を保証して支援に乗り出す案などが浮上している。

 関係者によると、東電は早ければ年明けにも支援を決める方向。だが、福島第一原発の事故対応が最優先課題の東電が他社の再稼働の支援に踏み切ることは、議論を呼ぶ可能性がある。

 日本原電は来年11月に運転期間40年を迎える東海第二の運転延長に踏み切る構えで、そのためには今年11月までに運転期間の延長を原子力規制委員会に申請する必要がある。規制委の新規制基準を満たすには追加の安全対策工事が必要だ。

 日本原電は東海第二も含め、原発4基を保有するが、東海原発と敦賀原発1号機は廃炉作業中で、同2号機も建屋下に活断層が走っている可能性を指摘され、再稼働は見通せない。電気を売れず、東電子会社など大手電力から「基本料金」を受け取って原発の維持費などをまかなっている状態のため、東海第二の早期再稼働をめざしている。2017年3月期決算は64億円の純損失を計上するなど、経営は厳しく、安全対策費をすべて自社で出す余裕はない。資金調達できずに東海第二が廃炉に追い込まれれば、経営危機に陥る可能性がある。

 ログイン前の続きただ、金融機関は原発が動かないまま融資に踏み切ることに慎重だといい、東海第二の電気を購入し、日本原電株主でもある東電や東北電力が債務保証や貸し付けなどの経営支援に踏み切る案が浮上している。債務保証をすると、日本原電が借金を返済できなくなった場合に、東電が代わって借金を返済しなければならなくなる。

 日本原電は13年にも資金繰りが行き詰まり、関西、中部、北陸、東北の4電力が約1千億円を債務保証したが、このときは実質国有化された東電は支援を見送っている。

 昨年、福島原発事故の対応費用が21・5兆円に膨らむことが明らかになった。賠償費用の一部は、東電以外の電力会社の電気料金にも上乗せする形で広く集めている。国有化を終える見通しが立たない中、東電が他社の支援に乗り出すことへの反発も予想される。(笹井継夫)




築地市場の豊洲移転、18年秋軸に検討 都、来春は困難

築地市場の豊洲市場への移転時期について、東京都が、来年秋を軸に検討していることが分かった。都は移転時期を来年春~秋としてきたが、豊洲市場で実施する追加の土壌汚染対策や市場業者の移転準備に時間がかかることから、来春の移転は困難と判断した。

特集:豊洲市場

 都は7月、豊洲市場地下の底面をコンクリートで覆うなどの追加対策を施した後、来年春~秋に移転に向けた環境が整うとの見通しを示した。だが追加対策に着手できるのは、28日から始まる臨時都議会で今年度分の移転関連費約55億円の補正予算が成立した後だ。対策工事には6カ月かかる上、その前に入札や契約手続きなども必要なため、都は来春の移転は困難とみている。

 小池氏は6月、移転時期について「最短で来年5月」との見通しを示したが、市場業者の団体からは「十分な移転準備をするには5月移転は厳しい」との声が出ており、都はそれにも配慮したという。

 一方、築地市場跡地は2020年東京五輪・パラリンピックで駐車場や輸送拠点に使う予定。都は、その整備期間などを踏まえると来秋ごろまでに移転するのが望ましいとみている。(小林恵士)



a0044103_637365.jpg

© 朝日新聞 ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」(同社提供)

ホンダジェット、上期の出荷数が世界一 燃費や広さ好評
 ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」の2017年上期(1~6月)の出荷が24機になり、小型ジェット機(重量5・7トン以下)の分野で初めて世界一になった。生産体制が向上して前年同期比2・4倍に増えた。燃費の良さや広い室内などが好評で、受注を伸ばしているもようだ。


ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」(同社提供)© 朝日新聞 ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」(同社提供)
 ホンダジェットは最大7人乗りで、エンジンが主翼の上にある外観が特徴。開発に約30年かけ、15年12月に納入を始めた。価格は490万ドル(約5億3千万円)。

 納入前から100機以上の受注があったが、当初は月に1~2機の生産にとどまっていた。作業員の習熟度が上がったことなどで現在は月4機まで生産できるようになった。この結果、米セスナやブラジルのエンブラエルといったライバル社の機種を上回った。

 欧米や中南米に加え、5月には東南アジアでも営業を開始。さらに中国での受注も検討している。今後は、年間の生産量を現在の50機からフル稼働の目安となる80機程度に増やす計画だ。

 日本メーカーによる航空機では、三菱航空機がジェット旅客機「MRJ」の開発を進めているが、1月には5度目の納入延期を発表。今月22日には米国で飛行試験中の機体にエンジントラブルが起きるなど苦戦している。



中国爆撃機6機が紀伊半島沖まで飛来 防衛省幹部「特異な動き、注視する」
防衛省は24日、中国機のH6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。

 防衛省統合幕僚監部によると、このルートで中国機の飛行が確認されたのは初めてで、中国側の意図を分析している。

 紀伊半島沖まで飛行した今回の中国軍機の動きについて、防衛省幹部は取材に対し「情報収集か訓練の可能性が高い。国際法違反ではないが、特異な飛行なので引き続き注視する」と述べ、今後も警戒監視に万全を期す考えを示した。

 6機は24日午前、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過した後、日本列島に沿う形で太平洋を北東に飛行した。紀伊半島沖まで進んだ後、反転して同じルートで東シナ海に戻ったという。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_134109.jpg

     3.11東日本大震災   津波 435
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-25 06:42 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8月24 日(木 ):パナマ文書で判明、31億円申告漏れ 国税当局が調査

世界の富裕層によるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態などを明らかにした「パナマ文書」に名前があった日本関連の個人や法人について、日本の国税当局が調査を行い、今年6月までに所得税など総額31億円の申告漏れがあったことがわかった。ほかに自主的に数億円規模の修正申告をした個人も複数いたとされ、パナマ文書をきっかけに把握した申告漏れは少なくとも40億円弱に上るとみられる。

 この中には、携帯電話・OA機器販売会社「光通信」(東京)の重田康光会長(52)が、パナマ文書に記載された英領バージン諸島の法人の株式譲渡をめぐって約3億7千万円の申告漏れを指摘された事案も含まれているとされる。パナマ文書は欧米など世界各国で税務調査などの端緒になったが、国内で具体的な課税事案が明らかになるのは初めて。

 関係者によると、国税当局は昨夏以降、パナマ文書に絡む税務調査に本格的に着手。今年6月までに関連する個人や法人について、全国で数十件の調査を行った模様だ。調査対象には、文書に登場する個人だけではなく、その個人が代表となっていた関連法人なども含まれているという。

 その結果、国税当局は複数の事案で申告漏れを指摘。個人が中心で、海外投資で得たもうけが申告から漏れていたケースなどがあった。また、タックスヘイブンとは関係のない国内取引に関する申告漏れも見つかったとされる。

 海外取引が絡む税務調査は一般的に、現地の税務当局などに情報を照会して回答を得るのに時間がかかるなど、調査が長期化するケースもある。パナマ文書関連の調査は7月以降も続いているとみられ、申告漏れの指摘額は今後も増える可能性がある。

 国際課税をめぐっては、2018年に約100の国・地域が参加する金融口座情報を自動で交換する仕組みが始まるなど、国際的な課税逃れの対策が進みつつある。(磯部征紀、田内康介)

     ◇

 〈パナマ文書〉 タックスヘイブン(租税回避地)での会社設立に携わる中米パナマの法律事務所が作成した業務用ファイルで、顧客とのやり取りや登記関連の申請書類など1150万点の情報が含まれる。非営利の報道機関「国際調査報道ジャーナリスト連合」が昨年5月、法人や株主らの名前や住所をインターネット上で公開した。





書店ゼロの自治体、2割強に 人口減・ネット書店成長…
書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えている。出版取り次ぎ大手によると、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める。「文化拠点の衰退」と危惧する声も強い。

 トーハン(東京)の7月現在のまとめによると、ゼロ自治体が多いのは北海道(58)、長野(41)、福島(28)、沖縄(20)、奈良(19)、熊本(18)の順。ほとんどは町村だが、北海道赤平市、同歌志内(うたしない)市、茨城県つくばみらい市、徳島県三好市、熊本県合志(こうし)市、宮崎県串間市、鹿児島県垂水(たるみず)市など7市や、堺市美原区、広島市の東・安芸両区の3行政区もゼロだ。

 出版取り次ぎ大手・日本出版販売(東京)の別の統計では「書店ゼロ自治体」は4年前より1割増えた。

 全国の書店数は1万2526店で、2000年の2万1654店から4割強も減った(書店調査会社アルメディア調べ、5月現在)。人口減や活字離れがあるほか、書店の売り上げの6~7割を占める雑誌の市場規模は10年前の6割に縮小。紙の本の市場の1割を握るアマゾンなど、ネット書店にも押される。経営者の高齢化やコンビニの雑誌販売なども影響する。日本出版インフラセンターの調査では、過去10年で299坪以下の中小書店は減少したものの、300坪以上の大型店は868店から1166店に増加。書店の大型化が進む。

 街の書店は、子どもが絵本や児童文学を通じて活字文化の魅力に接する場であり、ネットが苦手な人の情報格差を埋める機能もある。地方都市では地域の人が集い交流する場でもあった。手にとって未知の本を読み、関心の領域を広げる機会も得られる。

 作家で、文字・活字文化推進機構(東京)副会長の阿刀田(あとうだ)高さんは「書店は紙の本との心ときめく出会いの場で、知識や教養を養う文化拠点。IT時代ゆえに減少は避けられないが、何とか残していく必要がある」と話す。

ログイン前の続き■「文化の灯が消えた」

 全国の自治体・行政区の2割強を占める「書店ゼロ自治体」。街を歩くと、人口減などの問題が浮かび上がる。一方、官民一体で書店を復活させた街もある。(赤田康和、塩原賢)

 首都圏のベッドタウン・茨城県つくばみらい市は、関東唯一の書店のない市だ。

 1町1村の合併で2006年に誕生。4万人余りの人口は5万人まで増えたが、近隣市の大型書店などの影響で市内唯一の書店は閉じた。小学4年の息子を持つ主婦(34)は「書店が欲しい。隣町に息子は一人で行けない」。別の主婦(52)も「書店がないのは不満。料理の本とか手に取って選びたい」と嘆く。

 住民の書店誘致の要望を受け、市みらいまちづくり課は6月、同県を中心にスーパーを展開するカスミ本社を訪問。同社が来春開く予定の店に書店を誘致するよう要請したが、同社幹部は「大手書店に声をかけているが……」と述べるにとどまったという。

 一般的に書店は、売り上げの75%前後を取次会社などに支払い、家賃や人件費など経費が20%余りかかるため、利益は2%前後とされる。出版取り次ぎ大手のトーハンが市内で書店を開いた場合の売上高を試算すると、月200万~600万円だった。「最低ラインは1千万円。出店不可能といわざるをえない」と担当者。「売り上げが伸び悩む近年では、もうけるのは難しい」(トーハン幹部)のが現状だ。

 宮崎県最南端の串間市では14年、1万冊を扱っていた創業約100年の「つまがり書店」が倒産した。最盛期には年間2億円の売り上げがあったが、9千万円台まで落ち込んでいた。経営していた金川敏洋さん(51)は「人口が減る街で本屋はできない」。人口は30年間で3割も減り、現在約1万8千人。6校あった中学校は今春、1校に統合された。

 人口減に加えて、雑誌を扱うコンビニの増加、活字離れなども影響。本や雑誌の売れ行きが悪くなることで人気の本が配本されにくくなり、それが客の不満を呼び、さらに本が売れなくなる「悪循環」にも陥ったと振り返る。

 長年愛用してきた主婦(63)は「市は交通の便が悪く、昔から陸の孤島だが、書店は心休まる場所、ほっとする場所だった。本を読めば心は遠くに飛んで行けた」と惜しむ。

 市は15年1月、県内大手の書店幹部に図書館内も含めた書店の開設を要請したが、人件費などをまかなえるめどがつかず、実現できなかった。「文化の灯が消えた感じ。急激に進む人口減が地域経済を直撃している」と市の増田仁・生涯学習課長はいう。

■長男に「継いで」と言えず

 JR広島駅北側に広がり、人口12万人を超す広島市東区。昨年4月、店舗兼住宅の典型的な「街の本屋さん」だった「高田書店」が閉店し、区内は「書店ゼロ」になった。駅前周辺には高層マンションが建つなど過疎化に悩む地域ではないが、創業約100年の同書店3代目の高田晃範さん(74)は自身の年齢と後継者がいないためと説明する。「周辺に大きな本屋ができたり、ネットで買ったりする人が増えて20年前くらいから客が減ってきた」。最盛期は第2次ベビーブームの昭和40年代。従業員3人を雇い、妻睦子さん(74)と計5人で外回りの配達などをしてきたという。

 大学で経営学を学び、「書店業界」をテーマに卒論を書いたという長男は「卒論で研究してみて将来性がないと思った」と話し、東京のIT企業に勤める。「業界の厳しさは分かっていたから『継いでくれ』とは言えなかった」と高田さん。

 「営業を始めて98年。100年まではとも考えたが、元気なうちにやめて迷惑をかけないようにしよう」と、睦子さんと相談して閉店を決めたという。

 父親の代からの客だという元小学校教員の奥田栄彦さん(64)は「好きな雑誌や、高田さんから面白いと薦められた本の配達をお願いしてきた。昔はそれが当たり前だったのに、今はネットになっているのだろうか」。自営業の女性(55)は「買うのはネット。ここ数年、高田書店には行っていなかった」。近くの女性(66)は「種類も豊富な隣町の本屋で買っている。大きい本屋にはかなわないでしょ」と話す。

 一方で、子どものころの思い出が忘れられず、戻ってきた人も。50メートルほど離れた同じ通り沿いで、14年からお好み焼き屋「あたご屋」を営む小原潔さん(62)。市内でミニコミ誌の編集長をしていたが、定年後にお店を出したいと考えたとき、久しぶりに歩いた実家周辺で「まだ高田書店が営業していたことがすごくうれしかった。高田書店があったから、ここで店を出したんです」と言う。

 小、中学校の行き帰り、「雑誌『冒険王』なんかが店頭に立てかけてあって、同級生同士でゾクゾクしながら眺めては買いに来た。私らにしてみれば唯一の本屋。閉店はすごくショック。本屋が消えるということは文化が消えるということだと思う」と話す。

 今年1月からは自身の店舗内や奥のスペースに古本も置いている。「お客さんと本の話もできてすごく盛り上がる。大型書店がたくさんできているが、これも一つの本屋の形だと思う。本というローテクな媒体を通じた、客との話をこれからもつないでいきたい」

 書店がないと困るのは特に、移動手段が限られる子どもや高齢者らだ。

 四国中央部にある徳島県三好市。15年3月、商業施設に入居していたチェーン系書店が店をたたんだ。地元の池田高校3年、秋山陽菜さん(17)は「中学生の頃は少なくとも週1回は行っていた。雑誌を見たり、きれいな表紙の本を眺めているだけでワクワクする楽しい場所だったのに。今は親戚や親が本屋さんに行くと聞けば買ってきてもらう。とても不便」。文芸部に所属する3年の関口俊介さん(17)も「本屋は行けば何かがあると思える存在だったが、今はネットで買ったり、親が大きな街に行く時について行って書店に寄ってもらう」と話す。

■署名集め誘致も

 官民一体の誘致で書店が再生したのが、人口約2万2千人の北海道留萌(るもい)市だ。

 10年に地元書店が閉店し、書店ゼロに。翌年3月、三省堂書店(本社・東京)が参考書などを販売する臨時店舗を開いたが、約1カ月後には閉じる予定だった。このまま残ってもらいたい、と市民が動いた。

 「冬は吹雪で寒さが厳しく、市外に出るのは難しくなる街。書店がなくなったら困るという強い危機感があった」と塾を経営する武良(むら)千春さん(55)が、元教員の塚田亮二さん(84)らと「三省堂書店を留萌に呼び隊」を結成。大手の三省堂書店のポイントカード会員になる同意をとりつけた署名約2500人分を集めた。北海道留萌振興局もビラを手作りするなど後押しした。

 当時、三省堂書店札幌支店長だった横内正広取締役は売り上げを試算し、赤字にはならないかもしれないと判断しつつも、「バクチの面はあった」。でも、熱意に押され、自身が北海道出身ということもあり、「私が責任を取りますから」と亀井忠雄社長を説得。11年7月、「留萌ブックセンターby三省堂書店」が開店。地元書店に勤めていた今(こん)拓己さん(68)に業務委託して運営を任せることで人件費を抑え、武良さんら「呼び隊」は「三省堂書店を応援し隊」に名前を変え、雑誌梱包(こんぽう)の作業や市立病院での外商などボランティアを続けている。市も中学校の図書を購入するなど支援している。

 店内での「キルト展」「陶磁器展」などのイベントも奏功し、売り上げは月額1千万円を超えた。「市民の力、行政の支援、三省堂の決断。三つがそろったからうまくいった」と今さんは話す。

 財団法人「出版文化産業振興財団」(東京)は1992~96年度、書店も図書館もない自治体を支援する事業を実施。1千万円分の約1万冊を提供し、各自治体が書店を運営する「公営書店」が北海道礼文町、岩手県三陸町(現大船渡市)、福島県飯舘村、長野県北御牧村(現東御市)、大分県耶馬渓町(現中津市)の5カ所に誕生したが、現在残っているのは礼文町のみという。

■各都道府県の「書店ゼロ自治体」の数

北海道 58(31)

青森 12(30)

岩手 7(21)

宮城 6(15)

秋田 9(36)

山形 10(29)

福島 28(47)

茨城 3(7)

栃木 2(8)

群馬 13(37)

埼玉 9(13)

千葉 8(14)

東京 9(15)

神奈川 4(7)

新潟 4(11)

富山 2(13)

石川 1(5)

福井 3(18)

山梨 8(30)

長野 41(53)

岐阜 6(14)

静岡 4(9)

愛知 2(3)

三重 7(24)

滋賀 2(11)

京都 4(11)

大阪 5(7)

兵庫 2(4)

奈良 19(49)

和歌山 9(30)

鳥取 4(21)

島根 4(21)

岡山 3(10)

広島 3(10)

山口 4(21)

徳島 7(29)

香川 0(0)

愛媛 3(15)

高知 15(44)

福岡 17(24)

佐賀 4(20)

長崎 3(14)

熊本 18(37)

大分 1(6)

宮崎 8(31)

鹿児島 9(21)

沖縄 20(49)


*トーハン調べ。7月末現在。丸カッコ内は自治体・行政区に占める割合で単位は%、小数点以下は四捨五入




東芝メモリ売却、WDと優先交渉 日米韓連合から変更
 東芝がすすめる半導体子会社「東芝メモリ」の売却で、優先交渉先が「日米韓連合」から、協業先の米半導体大手ウエスタンデジタル(WD)などでつくる「新日米連合」に事実上、切り替えられたことがわかった。買収額などで詰めの協議をおこない、月内の正式契約をめざす。

特集:東芝の巨額損失問題

 新日米連合にはWDのほか、政府系ファンドの産業革新機構、日本政策投資銀行、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が参加する。1兆9千億円規模で買収する案を示している。関係者によると、WDが将来取得する株式の比率などを詰めている。WD幹部が来日し、31日に正式契約する方向で調整中という。

 東芝は当初、革新機構や韓国半導体大手のSKハイニックスなどでつくる日米韓連合を優先交渉先に選び、6月中の契約をめざした。だが日米韓連合は、WDが国際仲裁裁判所に東芝メモリの売却差し止めを申し立てたことを警戒。係争の解消を買収条件とし、交渉が膠着(こうちゃく)していた。

 このため、経済産業省が後押しし、WDなど新日米連合との交渉を優先する方向に切り替えたという。WDは正式契約できれば売却差し止めの申し立てを取り下げる考えだ。





相次ぐ米軍艦の衝突事故、サイバー攻撃が原因との声も
【AFP=時事】今週シンガポール沖で死者を伴う衝突事故が起きるなど、米軍艦が絡む事故がアジア海域で相次ぐ中、一連の事故の原因について、米海軍はサイバー攻撃の可能性を考慮せざるを得なくなっている。

 米海軍のセキュリティーシステムを考えれば、そうした衝突事故を仕組むことなどあり得そうもないと考える専門家がいる一方、最近の事故の原因を人為的ミスや偶然で片付けるのは説明として不十分だと主張する専門家もいる。

 シンガポールの港に向かっていたミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン(USS John S. McCain)」は21日朝、タンカーと衝突。船体に大きな穴が開き、乗組員10人が行方不明となり、5人が負傷した。


シンガポールのチャンギ海軍基地のドックに入った、衝突事故による穴が開いたままの駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(2017年8月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 シンガポールのチャンギ海軍基地のドックに入った、衝突事故による穴が開いたま…
 米海軍は22日、捜索に当たっていたダイバーが艦内の浸水した区画で複数の兵士の遺体を発見したと明らかにしている。

 米海軍では2か月前の6月にも、静岡県・伊豆半島沖の通航量が多い海域を航行していたイージス駆逐艦「フィッツジェラルド(USS Fitzgerald)」がフィリピン船籍の貨物船と衝突し、米艦側の乗組員7人が死亡する事故が発生。複数の将校らが処分を受けた。

 この2件以外にも、今年に入ってあまり知られていない事故が2件起きている。1月にはイージス巡洋艦「アンティータム(USS Antietam)」が神奈川県横須賀市沖で座礁。5月にはミサイル巡洋艦「レイク・シャンプレイン (USS Lake Champlain)」が韓国漁船と衝突した。いずれの事故でも負傷者はいなかった。

 一連の事故についてイスラエルを拠点とする国際サイバーセキュリティー企業「ボティーロ(Votiro)」のイタイ・グリック(Itay Glick)最高経営責任者(CEO)は、米軍艦のGPS(全地球測位システム)がハッカーによって改ざんされ、現在位置の特定を誤った可能性があるとの見方を示した。

 イスラエルの情報機関のためにサイバーセキュリティーの仕事に取り組んだことがあるというグリック氏は、最も疑わしいのは中国と北朝鮮であろうと語った。

 また、グリック氏は今年6月に黒海(Black Sea)で起きたGPSへの大規模な妨害とみられる出来事を指摘し、そのような干渉は可能であろうと説明。船舶の装置上に不正確な位置が表示されるのを狙う「スプーフィング(なりすまし)」と呼ばれる干渉によってGPSの信号が妨害され、報道によると約20隻が被害を受けたという。

 米国を拠点とするサイバーセキュリティー企業「Wapack Labs」のジェフリー・スタッツマン(Jeffery Stutzman)氏はAFPに対し、シンガポール沖の事故原因がサイバー攻撃だった可能性は「十分にあり得る」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_1321696.jpg

    3.11東日本大震災    津波 434
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-24 06:09 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8 月23 日(水 ):都心の降雨、連続21日でストップ 歴代2位の記録

気象庁によると、東京都心では22日、8月1日から続いていた降雨が観測されなかった。降雨は連続21日間で止まり、8月では1977年に観測された22日間に次ぐ歴代2位の記録となった。

 22日は日本の南側と東側から高気圧が東日本を覆い、都心では未明から晴れや曇りとなった。午後には一時、大気の状態が不安定になったが、にわか雨も降らなかったという。(山本孝興)



【米韓軍事演習】米司令官ら3人が異例の同時訪韓 「米戦略軍保有のすべての物資を朝鮮半島に注ぐ」 北「無慈悲な報復と懲罰」と反発
【ソウル=名村隆寛、桜井紀雄】韓国で行われている米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」に合わせ訪韓したハリス米太平洋軍司令官、ハイテン米戦略軍司令官、米国防総省ミサイル防衛局のグリーブス局長らが22日、ソウル南方にある在韓米軍烏山(オサン)空軍基地で共同記者会見し、北朝鮮に対する米軍の強力な同盟国防衛を確認した。

 ハリス氏は「(北朝鮮の)金正恩(朝鮮労働党委員長)の挑発への外交的解決を望んでいるが、強力な軍事力に基づく強力な外交努力がカギだ」と指摘し、「米国は同盟国を防護できる十分な準備態勢がとれている」と強調した。

 ハイテン氏は「北朝鮮の挑発抑制が可能な米戦略軍保有のすべての物資を朝鮮半島に注ぐ。ミサイル防御体系を含むあらゆる選択肢を考えている」と述べた。

 ハリス氏らは米韓演習を視察したが、米軍の司令官級3人の同時訪韓は、朝鮮戦争の休戦後には例がない。米国が「北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術を極めて深刻にとらえている」(グリーブス氏)ことの証左といえる。

 一方、北朝鮮の朝鮮人民軍板門店代表部は同日、米韓演習が21日に始まったことに対し、「慎重に行動し正しい選択をせよとのわれわれの警告を無視して軍事的挑発を仕掛けた以上、無慈悲な報復と懲罰を免れないだろう」と米国を威嚇する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 ハリス氏らが訪韓したことに対し、談話は「事態の重大性を倍加している」と非難。北朝鮮の戦力が「任意の時刻に懲罰の炎の雨を浴びせられるよう発射待機状態で一挙一動を注視していることを忘れてはならない」と強調し、「演習がもたらす破局的結果の責任は、米国が全面的に負うことになる」と警告した。





田中真紀子氏、新潟5区補選「夢実現できる環境でない」
■田中真紀子・元外相・文科相(発言録)
 (10月に行われる地元・衆院新潟5区補選に立候補するかを問われて)悩ましいことでして、私のDNAは端から端まで政治です。現実を夢に近づけるのが政治。でも今の政治を見てください。トランプさんが出てきて、日本の政治もこの状態。よく「田中真紀子は一匹おおかみだ」と言われるけど、違います。無所属・無党派だから議員立法もできた。自由であって仲間がいるから議会政治なんです。党に入ったら派閥につぶされる。(補選に)誘っていただいたとしても、私の夢を実現する環境では残念ながらありません。

 河野洋平さんと日中関係の集まりでおとといしゃべった。「真紀子さんが女子党をつくれ。それしか安倍さんを倒す方法はないかもしれない」と言われた。当選はできるかもしれない。でもその後どうするの。ナントカ百合子さんや安倍さんのところみたいに、わけのわからないお馬鹿さんばかり来て「右向け右」では仕方ない。もっと自分1人の足で立てる人たちでないと。うちで料理作っているのが一番いい。(文化放送の番組で)



a0044103_8553485.jpg

© 東洋経済オンライン ドラマでは“北鉄”と呼ばれた三陸鉄道北リアス線(写真:久慈市提供)

「あまちゃん」ロケ地観光のいまだ根強い人気 放送終了4年過ぎても久慈の町おこしは熱い

朝ドラ「あまちゃん」放送終了からまもなく4年。しかし、現在でも舞台となった岩手県久慈市には、ロケ地をめぐる観光客が殺到しています。

 その間、朝ドラの人気は加速し、視聴率は右肩上がり。「あまちゃん」からバトンを受けた「ごちそうさん」から現在の「ひよっこ」まで、8本もの人気作が放送されているにもかかわらず、わざわざ久慈市を選んで訪れている観光客がいるのです。

 朝ドラは作品ごとに舞台となる都道府県を変えていますが、久慈の盛り上がりは57年の長い歴史でも極めて異例のケース。もちろん作品として「あまちゃん」がすばらしいのは言うまでもありませんが、それとはまったく別の次元で、地元住人とそれを支える人々のドラマティックな奮闘劇があったのです。

「あまちゃん」終了直前に抱いた不安

 ドラマで「北三陸駅」となっていた久慈駅に行けば「うに弁当」が食べられますし、「北三陸観光協会」だった久慈駅前ビルには、今も「北の海女」「潮騒のメモリー」の看板が健在。そのほかにも、小袖海岸では夏ばっぱ(宮本信子)のような海女の素潜り実演、アキ(能年玲奈)が飛び込む海の灯台、「ブティック今野」があった商店街、琥珀坑道など、ドラマ内の風景とほぼ同じで、撮影の衣装や小道具などを展示した「あまちゃんハウス」もあります。

 さらに、出演者を交えたファンの集い「あまちゃんサミット」、ロケ地を走る「久慈あまちゃんマラソン」なども定期開催。地元住民と観光客が一緒に盛り上がり、交流を深められるイベントもあるため、リピーターも多いようです。つまり、久慈に行けば、いつでも「あまちゃん」の世界に浸れるわけですが、最初からこのような観光客の受け入れ態勢が整っていたわけではありませんでした。

 ドラマが始まってしばらくすると、ロケ地めぐりの観光客が久慈を訪れるようになり、地元住民を喜ばせました。しかし、世間の人々が「あまロス」を話題にしはじめたころ、久慈の人々は「ドラマが終わったら絶対に人が来なくなる。どうしよう……」と頭を悩ませていたのです。

 久慈に限らず市町村のロケ受け入れは観光課が中心となって行われますが、大半は撮影時のフォローをするだけで終了。ロケ地めぐりが目的の観光客を受け入れるノウハウがなく、「誰が何をすればいいのかわからない」のですから、不安を抱くのも当然なのです。

 「あまちゃん」終了が迫った2013年9月、危機感に襲われた商工会議所のスタッフが、「ロケ地 活性」というキーワードでネット検索したところ、東京・虎ノ門の「地域活性プランニング」という会社を発見しました。この瞬間から、久慈の人々と同社のドラマが始まっていきます。

「あまロスなげき隊」で満足度アップへ

 地域活性化のプロである地域活性プランニングと手を組んだことで、久慈のロケ地観光は激変します。まず観光客へのおもてなしを強化するために、商工会議所のメンバーが「あまロスなげき隊」を結成。リーダー、情報発信、イベント担当などの役割分担を決めて、観光客の満足度アップに動き出しました。

 さらに、観光客向けのロケ地MAPを作ったり、海女のコスプレをしたガイドが行うロケ地ツアーを開催したり、「あまちゃんハウス」で海女の衣装を着て撮影ができるようにしたり、イラスト化した「あま絵」をシャッターアートやポストカードにするなどの仕掛けが次々に生まれていきます。

 その効果は、小袖海岸を訪れた人の割合を示す「どちらからお越しですか?」のパネルを見れば一目瞭然。全国から観光客が訪れているだけでなく、「3度目以上」を示す緑色のシールも目立つなどリピーターの多さを証明しています。

 地域活性プランニングのみなさんに、この4年間で生まれた久慈のロケ地観光にまつわるエピソードを聞きました。

 全国のご当地グルメが買えるウェブサイト「LJマルシェ」マネジャーの木庭清美さんが挙げるのは、リピーターにまつわる話。「(『あまちゃん』で海女を演じた)宮本信子さんや渡辺えりさんのような話し方をする海女さんが本当にいて、作品の世界観に浸れるんですよ。だから『2度目の旅行は久慈の海女さんに会いに行く』という人も多いようです」。

 ロケ情報誌『ロケーションジャパン』編集長の山田実希さんが挙げるのは、昨年8月に久慈が豪雨洪水被害に遭ったときの話。「『喫茶リアス』のモデルとなった『喫茶モカ』がひどい浸水被害で、店主さんは閉店を覚悟したのですが、『あまちゃん』ファンからの手紙や清掃ボランティアに助けられて復活しました」。カウンターの高さまで水に浸かり、冷蔵庫も浮いていたという厳しい状況から、わずか18日後に営業再開したそうです。

町と地元住民のポテンシャルを信じる

 さらに山田さんは、「地元の洋菓子店『ミリオンベル』さんが“まめぶっせ”という商品を開発したのですが、めちゃくちゃおいしくて新たな定番みやげになりました」。木庭さんは、「(“琥珀の勉さん”でおなじみの)久慈琥珀もすごく人気があって、2年前に銀座店も拡張リニューアルするなど、よく売れているそうです」。ロケ地観光の波及効果は多岐にわたり、地域全体が潤っている様子がうかがえます。

 一方、映像制作者に向けたロケ地検索サイト『ロケなび!』編集長の斎藤靖子さんが指摘するのは、ロケ地観光における最重要ポイント。「久慈の人々がすばらしいのは、ロケ地観光で訪れた人が、ただ『あまちゃん』のファンで終わるのではなく、久慈のファンになってもらうための努力をしていることです」。

 実際、ロケ地観光で久慈を訪れた人は、「あまちゃん」の世界観に浸るのはもちろん、まめぶやウニなどのご当地グルメを楽しむほか、トレッキングやツリーイング、カヌー&カヤック、シャワークライミングなどの自然あふれる岩手らしい観光も楽しんでいるようです。

 山田さんは、「主役は地元で頑張っている住人のみなさんで、私たちはあくまで黒子の宣伝部隊にすぎません」と言っていました。3年が過ぎた今も久慈の観光客が減らないのは、『あまちゃん』の魅力に加えて、地元住民たちの奮闘があったからにほかなりません。彼らの運命を変えたきっかけは何げないネット検索でしたが、「町と彼ら自身が持つ潜在的なポテンシャルを信じて行動し続けたことで成功をつかんだ」ともいえるのではないでしょうか。

5者がメリットを得る夢のプロジェクト

 久慈を成功に導いた地域活性プランニングは、まさに「じぇじぇじぇ」な会社でした。日本全国の市町村にロケ誘致の手ほどきをするとともに、地元の名物料理を売り出し(名物料理がなければ作り)、ネットや雑誌で情報発信をしながらファン獲得につなげるまでの各ステップを戦略的にプロデュースしているのです。

 特筆すべきは、「市町村」「地元企業と住民」「撮影スタッフ」「作品のファンや一般観光客」の4者に実利と笑顔をもたらす、夢のようなプロジェクトを手掛けていること。いわば4者が「ウィン・ウィン・ウィン・ウィン」の関係性であり、さらにロケ地観光が成功したら、それをプロデュースした地域活性プランニングもウィンが得られるのですから、“5ウィン”をもたらすプロジェクトともいえます。

 以下に4者がロケ地観光で得られる主なメリットを挙げます。

 ■市町村
地域の観光資源が増える
便利なロケ地としてブランディングになる
その他の観光スポットもにぎわう
地域そのもののファンが増える

 ■地元企業と住民
地元での消費行動が期待できる
キャスト、スタッフ、観光客との交流が楽しい
名物料理が売れるほか、認知度も上がる
地元全体に活気が生まれ、誇りを持てる

 ■撮影スタッフ
条件に合うロケ地を効率よく探せる
ロケハンがしやすく、エキストラも手配できる
地元住民のモチベーションが高く撮影しやすい
ロケ弁や打ち上げ会場などの手配が簡単

 ■作品のファン、一般観光客
ロケ地の情報や撮影エピソードが入手できる
ロケ地めぐりが旅のきっかけになる
ロケ地以外の周辺観光情報も入手しやすい
地元住民と息の長い交流が楽しめる

 テレビ番組や映画のロケ誘致は、単に「スムーズに撮影できてスタッフが助かる」というだけではありません。地域に「『ロケ地めぐり』という付加価値をもたらす」「既存の名物や産業を生かす(または新たに作って売り出す)」、観光客に「多くの情報と楽しみを与える」など、さまざまな立場の人々がメリットを得られるのです。

『君の名は。』の飛騨も観光客が急増

 同社が手掛けるプロジェクトは、観光客減少や過疎化などの停滞ムードに悩む地域の人々にとって起死回生の一手。また、都心で働く人々にとっても、「地方には多くのビジネスチャンスがある」ことの証明といえるのではないでしょうか。

 それにいち早く着目したのが、同社の藤崎慎一社長でした。藤崎社長はリクルートの地域活性事業部時代から観光振興や地域活性に関する企画・プロデュースを手掛け、中央省庁や都道府県のさまざまな委員を歴任。同社を設立してからも「富士宮焼きそば」の仕掛け人となったほか、8月26日開催のイベント『第3回全国ふるさと甲子園』の実行委員長を務める地域活性のスペシャリストだけに、同社が5ウィンを生み出しているのも納得なのです。

 もちろんすべてが完璧というわけでもなく、現在は「成功事例を積み重ねている発展期」という印象。今後いかに「多彩な成功事例を作り出すか」「全国の市町村に『ロケなび!』(ロケ誘致)を浸透させて情報を充実させるか」などの課題も見えます。

 ただそれでも、映画・ドラマ・アニメなどのコンテンツビジネスに注目が集まる中、「ロケ地観光による地域活性で日本を変えよう」という可能性に疑いの余地はありません。

 実際、昨年最大のヒット映画『君の名は。』の舞台となった岐阜県飛騨市は、10代の若者から外国人まで、ロケ地をめぐる観光客が急増しました。「映画館がないから『君の名は。』も、舞台になっていることも知らなかった」ほどの田舎町が、案内パネルを作り、住民が観光客を温かく受け入れているのです。さらに、地域活性プランニングとの会話では、「VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使った体験コーナーはできないか」という壮大な計画も出ているそうです。

ロケ地観光客の熱気で全国を元気に

 ロケ地観光のすばらしさは、このように訪れる人々の熱が高く、それが地元住民や撮影スタッフに伝染して活気を生んでいくこと。ロケ地観光は通常の観光よりも「楽しもう」という気持ちが強く、アクティブに行動するため、おのずと消費行動や地元住民とのコミュニケーションも活発になるのです。

 同時に、スムーズにロケができる撮影スタッフの「質の高い作品を作ろう」という熱も高くなり、テレビ番組や映画を見る人々の熱も今以上に高くなるなどの相乗効果も期待できます。このようなロケ地観光が全国各地で行われるようになれば、日本全体に熱気が生まれるのではないでしょうか。

 最後に、同社と私の出会いは、「新・週刊フジテレビ批評」というテレビ番組でした。『ロケーションジャパン』の山田編集長と対談し、その業務内容に強い興味を抱いて取材依頼したのです。後日改めて同社を訪れ、山田さん、木庭さん、斎藤さんから話を聞いたところ、多くの感動的な成功エピソードが聞けました。

 次回は「観光目的ゼロの町おこし」「鉄道会社発の町おこし」の2エピソードを紹介します。ドラマティックという意味では、久慈のエピソード以上のものがあるだけに、楽しみにしていてください






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_8411550.jpg

     3.11東日本大震災    津波 430 
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-23 06:42 | 朝日新聞・綜合、政治

2017年8月22日(火 ):「原爆投下も本土上陸も必要なかった」ハーバード白熱授業の学生に聞く

2017年4月、ハーバードビジネススクールで「トルーマンと原爆」をテーマとした授業が行われた。この授業では、毎年60名の学生が80分間、「トルーマンの原爆投下はリーダーとして正しい決断だったか否か」について白熱した議論を戦わせる。授業に参加した学生は何を学んだのか。アメリカ人学生のアレック・デュークセンさんに聞いた。

>>「トルーマンと原爆」の授業について読む

佐藤 今日の授業では「原爆投下を決断したトルーマンは人道的に正しかったか」について議論したと聞いています。授業を受けてトルーマンの決断に対する見方は変わりましたか。

デュークセン アメリカの高校の世界史の授業では「原爆を投下しなかったら日本は降伏せずに戦争を継続し、さらに多くの犠牲者が出ただろう」と教えられていて、それを当たり前のように信じていました。戦争に勝ったのはアメリカなのだから、原爆投下が正当化されるのは当然だろうとも思っていました。

 ところが、今日の授業でその考え方が変わりました。なぜなら、「原爆を使用しなくとも日本は早晩、降伏することが予想されていた」という事実を初めて知ったからです。

 授業では、正しい戦争にはルールがあることを学びましたが、唯一、ルールに従わなくてもよいとされているのが、「最高度緊急事態」です。私は日本への原爆投下は「最高度緊急事態」だったから実行された、と考えていました。しかしながら、この授業のために多くの資料を読んだり、クラスメートと議論したりする中で、本当にそうだったのか、と疑問に思うようになったのです。

佐藤 「正しい戦争と不正な戦争」の著者、マイケル・ウォルツァー氏は、第二次世界大戦におけるナチスドイツの台頭を「最高度緊急事態」と説明しています。つまり、米英によるドイツ本土への無差別爆撃は「最高度緊急事態」だったから正当化された、という考え方です。1945年の日本をめぐる状況は「最高度緊急事態」ではなかった、とデュークセンさんが考えた根拠は何ですか。

デュークセン 1945年8月の段階で、日本軍はすでに弱体化しており、アメリカ本土まで攻め入ってくる可能性はほぼありませんでした。そこがドイツの状況とは根本的に異なっていたと思います。

 たとえば、米軍が本土上陸作戦を実行せず、原爆も投下しなかったとしましょう。ただ日本の周りを封鎖するという作戦をとったとします。その状況で日本軍はどれほどアメリカの市民に直接的な危害を与えることができたでしょうか。あるいは、アメリカの自由、正義、文明を脅かすことができたでしょうか。「その可能性はほぼなかった」というのが私の見方です。

佐藤 サッチャー教授は、授業中「原爆投下をするという決断に賛成の人はいますか」と聞いたそうですが、どちらの立場をとりましたか。

デュークセン 反対の立場です。繰り返しになりますが、アメリカの自由、正義、文明に直接危害を与えるほどの緊急事態ではなかった、だから原爆投下も本土上陸も必要なかった、というのが私の結論です。

 しかし、学生の中には、賛成した人も何人かいました。全員欧米人だったと記憶しています。特にアメリカ人にとって、自国が非道徳的なことを行った過去があることを認めるのは難しかったのではないでしょうか。日本の立場を代弁する日本人学生がその場にいなかったことも、彼らが賛成した要因の1つだと思います。

 多くの学生は、「原爆投下は正当化される。なぜなら日本軍は残虐行為をしていたから」と発言していました。しかし、議論が深まっていく中で、「その論理は間違っている」と考える反対派に押されていたように感じました。

佐藤 デュークセンさんが、もしトルーマンだったら、どのように決断しますか。

デュークセン 私だったら、反対意見も聞きますし、代替案も検討します。「本当に原爆投下しか戦争を終結させる方法はないのだろうか」「日本を無条件降伏させることを絶対条件にすべきだろうか」「対話による和平交渉はできないのか」といったことも考慮するでしょう。仮に原爆の威力を試す必要があると考えた場合でも、威嚇のために無人島に落とす、といった方法を検討したと思います。

佐藤 威嚇や警告によって、日本に降伏する機会を与える、ということですね。

デュークセン はい。そうすることが適切だと思います。1945年7月にアメリカ、イギリス、中国は共同でポツダム宣言を出しましたが、その際「これを受諾しなかったら原爆を落とす」とは警告していませんでした。少なくとも日本国民に警告して、日本に降伏の機会を与えるべきだった、と思います。それから、授業で、2つめの長崎への原爆は必要だったかどうかも議論しましたが、私は必要なかったと思います。

佐藤 トルーマンはなぜ原爆を投下するという非人道的な決断をしたと思いますか。

デュークセン その問題については、自分がスポーツをしていたときの経験を交えて、授業で発言しました。「段階的な決断プロセス」よりも、「人間がもともと持っている性質」という視点から、トルーマンの決断を合理的に説明したいと思ったからです。

 人間なら誰でも、『あんなことを言わなければよかった』と後悔するようなことを言ってしまった経験はあるでしょう。あまりにも目の前のことに集中しすぎて、周りが見えなくなってしまい、ついつい、感情的なことを言ってしまう……。スポーツの試合をしている最中などに私はよくそういう経験をしました。

 トルーマンも同じような状況だったのでは、と推察します。アメリカに戦争を仕掛けてきた相手と4年近くも戦い続ければ、勝ちたい、仇討ちしたい、と思うのもわかります。そうなれば、大義よりも、「これを実行すれば相手を打ち負かすことができるか」を重視して決断することになります。

 大統領といえども、人間なのですから、その決定プロセスには、人間の性質や意志といった人間的な要素が多分に関わってきます。特に、周りの人たちが皆、賛成している中で冷静に、合理的に決断するというのはとても難しかったのではないかと思います。

佐藤 サッチャー教授は授業の最後に、昭和天皇の「終戦の詔書」を読んだそうですが、それを聞いてどう思いましたか。

デュークセン 昭和天皇は、非常に率直にご自身のお気持ちを述べられているなと感じました。国の名誉のためとはいえ、これ以上戦争を継続すれば、多くの国民が犠牲になる、と判断し、ポツダム宣言の受諾を決断されました。これはとても人道的な決断だったと思います。ただ、私自身は、サッチャー教授が読むのを聞いていて、何だか悲しい気持ちになりました。

佐藤 それはなぜでしょうか。

デュークセン 私自身がスポーツに親しんできたことが大きいと思います。私は子どものころからずっとラグビーの選手だったので、「スポーツマンシップにのっとり、スポーツマンとしての名誉を守り、最後まで戦い抜く精神こそが大切だ」と教えられてきました。

 戦争に勝つために全国力を注ぎ、多くの国民を犠牲にして戦い続けたのちに、「途中で勝利を諦めます」と決断しなければならないなんて……。自分が同じような決断を迫られたら、と考えたら、とても悲しい気持ちになったのです。また自分が国民だったら、リーダーには「もうダメだ。あきらめよう」などとは絶対に言ってほしくない、とも思いました。

佐藤 デュークセンさんはMBA取得後、世界有数のメーカーに就職されるそうですが、この授業から得た学びをどのように生かしたいですか。

デュークセン 私はビジネスの場であっても、ついつい「勝ちたい」と思ってしまいますが、こうした人間の感情が正しい判断を曇らせることを今回の授業から学びました。自分が勝つことだけを目的に決断し、その決断を後から正当化する、というのは人道的リーダーとしてふさわしい行動ではありません。この授業から得た教訓を忘れずに、いかなるときも代替案を検討し、反対意見を考慮し、感情的にならず、冷静に判断できるリーダーをめざしたいですね。
佐藤智恵(さとう・ちえ)1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。報道番組や音楽番組のディレクターとして7年間勤務した後、2000年退局。 2001年米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年、作家/コンサルタントとして独立。コロンビア大学経営大学院入学面接官、TBSテレビ番組審議会委員、日本ユニシス株式会社社外取締役。主な著者に『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)、『ハーバードでいちばん人気の国・日本』(PHP新書)、「スタンフォードでいちばん人気の授業」(幻冬舎)。佐藤智恵オフィシャルサイトはこちら





北朝鮮で暮らす最後の米脱走兵死亡 動画出演の息子らが認める
【AFP=時事】1962年に米軍を脱走し、北朝鮮へと亡命したジェームズ・ジョセフ・ドレスノク(James Joseph Dresnok)氏が昨年死亡していたことを、同氏の息子らが認めた。ドレスノク氏の息子らによると、同氏は金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長に対して忠誠の意を示していたという。

 朝鮮戦争(Korean War)後の1962年、ドレスノク氏を含め数名の米兵が非武装地帯(DMZ)を越えて北朝鮮に亡命したが、他は死亡、または出国を認められたため、同氏は同国に滞在する最後の米脱走兵とみられていた。同氏は北朝鮮のプロパガンダ映画などに出演していた。

 ドレスノク氏の2人の息子、兄テッド(Ted Dresnok)氏と弟ジェームス(James Dresnok)氏は、北朝鮮のサイト「わが民族同士(Uriminzokkiri)」のインタビュー動画に登場し、父親が昨年11月に発作を起こした死亡したことを認めた。


インタビューに答える、ドレスノク氏の2人の息子、兄テッド氏(右)と弟ジェームス氏。北朝鮮のサイト「わが民族同士」が公開した動画の一場面から(2017年8月21日入手)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供 インタビューに答える、ドレスノク氏の2人の息子、兄テッド氏(右)と弟ジェー…
 テッド氏は「父は74歳でこの世を去るまで、共和国の腕に抱かれ、党からの愛と配慮を受けた」と語った。テッド氏とジェームズ氏は共に北朝鮮で生まれ、インタビューでは強い北朝鮮なまりの朝鮮語で話した。

 テッド氏は米朝政府間の緊張関係にも触れ、「米国の帝国主義者たち」は北朝鮮軍と国民に対する知識が乏しいままに「狂気じみた戦争ヒステリー」を起こしていると警告。戦争が勃発すれば「われわれは機会を見逃さず、米国を地球上から永遠に一掃する」と主張した。

【翻訳編集】AFPBB News



台風13号「ハト」 遠くても影響あり
台風13号の影響で、先島諸島は22日(火)も雨や雷雨の所があります。台風から離れた九州から東北も油断大敵。台風周辺の湿った空気が入り、非常に激しい雨や雷雨の所があるでしょう。

●台風13号「ハト」の進路は?

台風13号は、きょう21日(月)午後3時現在、沖縄の南をゆっくり西北西に進んでいます。今後も西よりに進み、台湾の南から華南へと進むでしょう。日本への直接的な影響はほとんどありませんが、沖縄の先島諸島はあす22日(火)も台風の外側の雨雲がかかり、にわか雨や雷雨の所がありそうです。また、海上はうねりを伴って波の高い状態が続きますので、注意が必要です。


21日午後1時30分現在の雲のようす© tenki.jp 提供 21日午後1時30分現在の雲のようす
●台風の間接的な影響は広範囲

台風13号の直接的な影響はほとんどありませんが、間接的な影響は広範囲に及びます。きょう21日(月)、九州は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、雨雲が発達しました。あす22日(火)は九州から関東、東北地方にかけての広い範囲に、台風周辺の熱帯の空気が流れ込みます。全国的に大気の状態が不安定になり、所々で激しい雨が降るでしょう。局地的には滝のように非常に激しく降る見込みです。特に上空の気圧の谷が通過する東北周辺で雨雲が発達する可能性があります。台風から遠く離れていても油断できません。あす22日(火)は局地的な激しい雨による土砂災害に注意が必要です。また、川の水かさが急激に上昇して溢れたり、道路が冠水したりしそうです。下記リンクの「雨雲のようす」などを、こまめにチェックするとよいでしょう。




前原氏、議員票で優位 枝野氏、地方票焦点 民進代表選
民進党代表選が21日告示され、前原誠司元外相(55)と枝野幸男元官房長官(53)が立候補した。朝日新聞の取材では、投票権をもつ国会議員144人のうち、前原氏が80人超の支持を固めた。枝野氏支持を表明したのは30人弱。ただ、国会議員票は全体の約3割にすぎず、地方議員や党員・サポーター票の行方が焦点だ。新代表は、9月1日の投開票で選出される。

前原・枝野両氏の会見要旨と推薦人 民進代表選
特集:民進党代表選

 代表選は7月の東京都議選で惨敗し、蓮舫代表が辞任に追い込まれたことに伴うもの。党勢低迷で離党者が相次ぐなか、党再生の手腕と自民党に代わる政権担当能力を示せるかが問われる。次期衆院選をにらみ、新党結成の動きも顕在化しており、結果次第では、野党再編につながる可能性がある。新代表の任期は2019年9月末まで。

 ログイン前の続き朝日新聞は国会議員の有権者144人のうち、有権者数の公告後に離党届を出した2人を除く142人の意向を取材。82人が前原氏を、29人が枝野氏を支持するとの意向だった。残る31人は態度がわからなかった。前原氏は党内の主要8グループのうち、5グループからの支持を得ている。枝野氏と比べて政界再編に前向きで、小池百合子・東京都知事らとの連携を期待する議員らの支持も集めている。

 21日の立候補届け出後の共同記者会見では、前原氏が「自民党に代わる選択肢を作りたい。国民のために、日本のこれからのために、我々が選択肢を示す歴史的な使命がある」と主張。税負担を含めて社会全体で支え合う「『All for All(みんながみんなのために)』の社会を必ず日本で築きたい」と訴えた。

 これに対して、枝野氏は「立憲主義がないがしろにされ、政治が私物化され、考えられない情報隠蔽(いんぺい)がまかり通っている政治の状況に強い怒りを感じている」と安倍政権を批判。自民党への対抗軸を示すとして、「自己責任型の社会を変え、多様性と支え合いの経済を取り戻す」と訴えた。

 有権者は国会議員144人(衆院95人、参院49人)のほか、国政選挙の党公認予定者128人、地方議員1543人、党員・サポーター22万8753人。ポイント制で争われ、計856ポイントの過半数を得た候補者が当選する。ポイント全体のうち、国会議員が34%、地方議員が24%、党員・サポーターが27%を占める。

 前原、枝野両氏は22日以降、新潟市、札幌市、神戸市、宮崎市など全国8カ所で街頭演説や討論会を行い、社会保障政策や憲法、原発政策、共産党を含む野党共闘のあり方などをめぐって論戦を交わす。





【高校野球】広陵・中村がPL清原超え 大会最多の6本目の本塁打放つ
第99回全国高校野球選手権大会第13日が22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、広陵(広島)の中村奨成(しょうせい)捕手が準決勝の天理(奈良)戦で、一回と五回にそれぞれ本塁打を放った。中村捕手は今大会通算6本目で、67回大会(昭和60年)の清原和博選手(PL学園)の持つ個人1大会最多本塁打記録の5本を超え、大会最多となった。

 中村捕手は一回1死二塁の第1打席でバックスクリーンに先生の2ランを放った。放り込んだ。さらに五回の第3打席で、4-4の同点に追いつく本塁打を放った。

 試合前に「注目していただけるのはありがたい。チームを勝たせる一本を打ちたい」と話していた中村は今大会、中京大中京(愛知)との1回戦で2本塁打。2回戦の秀岳館(熊本)、3回戦の聖光学院(福島)と3試合連続で本塁打を記録して計4本とし、平田良介選手(大阪桐蔭)や北條史也選手(光星学院=現八戸学院光星)らに並んでいた。






[2011.3.11 東日本大震災と福島第一原発爆発事故から6年と5ヶ月]
[1000年に一度の巨大津波と66年後にまた人が起こした核災害、直後に海水で
炉を冷却しておけば爆発は防げた]

a0044103_8385674.jpg

     3.11東日本大震災   津波 429
[PR]
by nsmrsts024 | 2017-08-22 04:05 | 朝日新聞・綜合、政治

千年に一度の巨大津波と66年後にまた起きた核災害


by nsmrsts024