3月28日(月)・・・放射性物質含む水、回収難航 容器が満水 福島第一原発
2011年 03月 28日
福島第一原発1~3号機のタービン建屋地下にたまった水の回収が難航している。2、3号機は、たまった水の回収先になる復水器が満水状態と分かり、東京電力は、その水を別のタンクに移す検討を始めた。24日から排水作業を始めた1号機もまだ作業を終えていない。
タービン建屋にたまった水は放射性物質が多く含まれ、排水して床や壁を洗浄しなければ、原子炉や燃料プールを冷やすポンプを動かすために必要な作業を再開できない。
たまった水の深さは最大で1号機が40センチ、2号機が1メートル、3号機は1.5メートル。3号機では24日、水につかって作業をした3人が被曝(ひばく)した。
水を回収する復水器は、発電に使った蒸気を水に戻す装置で水をためられるタンクのような構造で、密閉性も高い。仮設のポンプを使って点検用のマンホールを通じて水を流しこむ。
1号機は24日に水の回収に着手、27日からは1台だったポンプを3台に増やしたが、28日朝現在も作業は終わっていない。
2号機の復水器は、発電に使った水で満たされていることが分かり、3号機も容量に問題があるという。東電は、こうした水を貯蔵する発電所に数カ所ある別のタンクに復水器の水を移して、空いたスペースにタービン建屋にたまった水を入れる計画だ。ただ、どう作業するかは検討中だ。
タービン建屋にたまった水は放射性物質が多く含まれ、排水して床や壁を洗浄しなければ、原子炉や燃料プールを冷やすポンプを動かすために必要な作業を再開できない。
たまった水の深さは最大で1号機が40センチ、2号機が1メートル、3号機は1.5メートル。3号機では24日、水につかって作業をした3人が被曝(ひばく)した。
水を回収する復水器は、発電に使った蒸気を水に戻す装置で水をためられるタンクのような構造で、密閉性も高い。仮設のポンプを使って点検用のマンホールを通じて水を流しこむ。
1号機は24日に水の回収に着手、27日からは1台だったポンプを3台に増やしたが、28日朝現在も作業は終わっていない。
2号機の復水器は、発電に使った水で満たされていることが分かり、3号機も容量に問題があるという。東電は、こうした水を貯蔵する発電所に数カ所ある別のタンクに復水器の水を移して、空いたスペースにタービン建屋にたまった水を入れる計画だ。ただ、どう作業するかは検討中だ。
by nsmrsts024
| 2011-03-28 12:55
| 朝日新聞・綜合、政治